フリーランスエンジニアが稼げるプログラミング言語7選！得意分野や将来性も解説

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フリーランスエンジニアとして独立するにあたって、「需要が高く高年収を目指せるプログラミング言語を知りたい！」という人は多いでしょう。

この記事では、稼げるプログラミング言語のランキング7選を紹介し、各言語の特徴や難易度・活用分野などを解説していきます。

ぜひ、今後のキャリア選択にお役立てください！

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フリーランスエンジニア向け稼げるプログラミング言語ランキング7選

フリーランスエンジニアの単価相場は、プログラミング言語によって大きく差があります。「独立に向けて新たな言語を身につけたい」「もっと稼げる言語にシフトしたい」とお考えなら、言語別の単価相場を把握しておくことは重要です。

ここでは、大手フリーランスマッチングサイトの言語別の平均単価データから、主要な7つの言語をピックアップして、平均単価順にランキングしました。

あわせて需要を把握する指標として、同サイトの公開中案件数と、日経XTECHによる「プログラミング言語利用実態調査2023」の「最も使っているプログラミング言語」の割合（利用実績）も載せています。

結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
1	Ruby	80万円	145万円	71件	2.50%
2	Python	76万円	170万円	166件	22.30%
3	PHP	72万円	165万円	218件	2.50%
4	JavaScript	71万円	170万円	272件	3.60%
5	Java	68万円	165万円	367件	19.80%
6	C#	67万円	290万円	171件	11.20%
7	C言語	65万円	115万円	87件	6.40%

平均単価のTOP3は、1位Ruby、2位Python、3位PHPという結果になりました。1位のRubyと7位のC言語では、平均単価に15万円（年収換算で180万円）の差があります。全体的に、Web開発に強みを持つ言語の強さが伺えるでしょう。

一方、案件数では5位Javaや4位JavaScriptが多く、稼げる言語と需要の多さは必ずしも一致しないことも読み取れます。

フリーランスエンジニアとして武器にしていく言語を選ぶ基準は単価や需要だけではありません。プログラミング言語にはそれぞれ特徴や得意な分野・業界があります。目指すキャリアに合わせて、適した言語の選択が重要です。

ここからは、ランキングで挙げた7つのプログラミング言語の特徴や得意分野・将来性などを紹介していきます。

1位：Ruby（平均単価80万円）｜可読性と保守性に優れスピーディーな開発が可能

第1位のRubyの特徴や利用分野、将来性を見ていきましょう。

• ランキングの結果
• Rubyの特徴
• Rubyの習得難易度
• Rubyがよく使われる分野・業界
• Rubyの市場動向・将来性

ランキングの結果

Rubyのランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
1	Ruby	80万円	145万円	71件	2.50%

Rubyの特徴

Rubyは、日本人のまつもとゆきひろ氏によって開発された言語です。以下のような特徴を持っており、エンジニアの幸せを重視した言語としても知られています。

• 可読性・保守性に優れる
• コストを抑えてスピーディーに開発できる
• Ruby on Railsに代表される豊富なフレームワーク・ライブラリ

Rubyの習得難易度

Rubyは、自然言語に近い文法とシンプルな構文で、初心者でも比較的習得しやすい言語です。ライブラリも豊富に揃っているため、複雑な機能も簡単に実装できます。

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Rubyがよく使われる分野・業界

Rubyは、おもにWebアプリケーション開発やデータ分析などに利用される言語です。特にWeb開発フレームワーク「Ruby on Rails」の人気が高く、ECサイトやSNSなどで採用されています。

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これからRubyを習得しようと考えている人の中には、「Rubyって何ができるの？」と思う人もいるでしょう。Rubyはさまざまな分野で活躍する

Rubyの市場動向・将来性

スピーディーに開発できるRubyは、スタートアップ企業やベンチャー企業で特に需要が高い言語です。一方、ランキングの案件数や利用実績からも読み取れるように、近年はPHPなどほかの言語が採用されるケースも多く存在感はやや薄れています。

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Rubyは「オワコン」「需要は低い」などの声を最近よく耳にします。Rubyエンジニアを目指している人や、現在Rubyエンジニアとして活

2位：Python（平均単価76万円）｜AIやデータサイエンスなど先進分野で高い需要

次は、第2位のPythonの特徴や利用分野、将来性です。

• ランキングの結果
• Pythonの特徴
• Pythonの習得難易度
• Pythonがよく使われる分野・業界
• Pythonの市場動向・将来性

ランキングの結果

Pythonのランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
2	Python	76万円	170万円	166件	22.30%

Pythonの特徴

Pythonは1991年に開発された歴史ある言語です。近年、機械学習やデータサイエンスなどの先進分野で広く利用され人気を集めています。Pythonのおもな特徴は以下のとおりです。

• シンプルで読みやすいコード
• 高い汎用性
• 豊富なライブラリとフレームワーク

Pythonの習得難易度

Pythonはシンプルな構文で、初心者でも比較的習得しやすい言語として知られています。オンラインで多くの教材やコミュニティがあり、学習環境が整っている点も魅力です。

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未経験からPythonエンジニアになれる？方法や求められる知識の深度を解説

Pythonは、読みやすく書きやすい構文を持つ多目的プログラミング言語で、データサイエンス、人工知能など幅広い分野で利用されています。人気が

Pythonがよく使われる分野・業界

Pythonは、AIの機械学習やデータサイエンスなどの先進分野で広く採用されている言語です。また、Webアプリケーション開発でもDjangoやFlaskなどの人気フレームワークを用いた高い需要があります。

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Python開発とは？おすすめの開発環境や分野・最新動向を解説

WebアプリケーションやAI・データ分析の開発をしたいと考えている人には、人気の言語「Python」の習得がおすすめです。 この記事

Pythonの市場動向・将来性

Pythonは、プログラミング言語ランキングでも常に上位にランクインする、現在もっとも人気の高い言語の1つです。AIやデータサイエンスなど将来性の高い分野で多く利用され、Web開発の分野でも採用が広がっているため、今後も高い需要が見込まれるでしょう。

3位：PHP（平均単価72万円）｜Webアプリケーションのサーバーサイド開発で高い人気

続いて、第3位のPHPの特徴や利用分野、将来性を見ていきましょう。

• ランキングの結果
• PHPの特徴
• PHPの習得難易度
• PHPがよく使われる分野・業界
• PHPの市場動向・将来性

ランキングの結果

PHPのランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
3	PHP	72万円	165万円	218件	2.50%

PHPの特徴

PHPは、Webアプリケーションのサーバーサイド開発で広く利用されるスクリプト言語です。サーバー上でコンテンツを生成し、Webページに動的なUI/UXを追加できます。おもな特徴は以下のとおりです。

• シンプルで直感的な構文
• HTMLに埋め込んで使える
• Web開発で人気のLAMP環境の一角（LAMP：Linux・Apache・MySQL・PHP）

PHPの習得難易度

PHPは、文法や構文がシンプルで、初心者でも学びやすい言語です。C言語やJavaに似ているため、これらの知識があれば、より習得が早いでしょう。ただし、自由度が高いため、保守性やセキュリティの確保には注意が必要です。

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フリーランスのPHPエンジニアとしてこれから活躍したいと考えている人の中には、「フリーランスのPHPエンジニアに求められるレベルってどれくら

PHPがよく使われる分野・業界

PHPは、おもにWeb開発で使われます。特にCMS（コンテンツ管理システム）やECサイトの開発が代表的です。

たとえば、世界で圧倒的なシェアを握るCMSのWordPressや、人気のコミュニケーションツールSlackなどはPHPで作られています。

PHPの市場動向・将来性

PHPは、長年にわたってWeb開発で利用されてきた実績があり、現在も多くの需要があります。一方で、PHPと同じサーバーサイド開発を担う言語が台頭しており、今後も人気を維持できるかは注視が必要です。

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PHP に将来性ってある？｜2023年度最新の動向を徹底解説！

現在PHPで活躍している人や、これからPHPを学ぼうとしている人の中には「PHPって将来性はあるの？」と思う人がいるでしょう。PHPエンジニ

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4位：JavaScript（平均単価71万円）｜UXの向上に欠かせない人気の言語

続いては、第4位のJavaScriptの特徴や利用分野、将来性です。

• ランキングの結果
• JavaScriptの特徴
• JavaScriptの習得難易度
• JavaScriptがよく使われる分野・業界
• JavaScriptの市場動向・将来性

ランキングの結果

JavaScriptのランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
4	JavaScript	71万円	170万円	272件	3.60%

JavaScriptの特徴

JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。従来はクライアントサイドで実行されていましたが、近年はNode.jsの登場でサーバーサイドでの利用も可能となりました。おもな特徴は、以下のとおりです。

• 動的にWebページを描画するスクリプト言語
• 異なるOSやブラウザ上でも動作（クロスプラットフォーム）
• フレームワークやライブラリが充実

JavaScriptの習得難易度

JavaScriptは、シンプルな文法で習得しやすい言語です。Webブラウザさえあれば基本的な構文を実行できるため、学習しやすいでしょう。ただし、開発案件に参画するには、フレームワークやライブラリの理解が欠かせません。

▼JavaScriptエンジニアにおすすめの開発環境やツールを詳しく知りたい人はこちら

JavaScript開発とは？おすすめの開発環境やツールを解説

よりリッチなWebページを作成したいと考えている人の中には、JavaScriptの習得に興味を持っている人も多いのではないでしょうか

JavaScriptがよく使われる分野・業界

JavaScriptは、WebサイトやWebアプリケーション開発で広く利用されています。クライアントサイドでのUX向上はもちろん、近年はNode.jsを使ったサーバーサイド開発でも人気です。また、モバイルアプリやデスクトップアプリ、ゲーム開発など幅広い分野に利用が広がっています。

JavaScriptの市場動向・将来性

JavaScriptは現在、Web技術の中核となる言語として、人気と需要が高まっています。新たなフレームワークやツールが継続的に開発され、Web開発の進化をリードする存在と言って良いでしょう。今後、ますます利用が広がることが予想され、将来性の高い言語の1つです。

5位：Java（平均単価68万円）｜大規模システムからモバイルアプリまで高い汎用性

続いて、第5位のJavaの特徴や利用分野、将来性を見ていきましょう。

• ランキングの結果
• Javaの特徴
• Javaの習得難易度
• Javaがよく使われる分野・業界
• Javaの市場動向・将来性

ランキングの結果

Javaのランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
5	Java	68万円	165万円	367件	19.80%

Javaの特徴

Javaは1995年に開発され、現在でも幅広い分野のアプリケーション開発に採用されている汎用性の高いプログラミング言語です。以下のような特徴があります。

• JVM（Java仮想マシン）によりOSを問わず実行可能
• ライブラリ・フレームワークが充実
• 安定性や処理性能に優れており大規模システム向き

Javaの習得難易度

Javaの文法や構造は比較的シンプルですが、モダンな言語に比べると習得難易度はやや高めです。Javaを使いこなすには、オブジェクト指向やクラスの概念に慣れる必要があり、初心者には最初のハードルでしょう。

▼Javaのおすすめの学習方法を詳しく知りたい人はこちら

多くの企業が求めるJavaの魅力と学習ロードマップを解説

Javaは、多くの企業で広く採用されている人気のプログラミング言語で、フリーランスにも多数の案件があります。Javaのスキルを身につければ、

Javaがよく使われる分野・業界

Javaは企業の大規模システム開発から、Webアプリケーションのサーバーサイド開発・モバイルアプリ開発・ゲーム開発など、実に幅広い分野で使われています。信頼性の高いJavaは、安全性・堅牢性が重視される金融業界や官公庁、インフラ業界などでの採用実績も豊富です。

Javaの市場動向・将来性

ランキングの案件数と利用実績から分かるとおり、Javaは現在でもプログラミング言語の中でトップクラスの需要と人気を維持しています。汎用性が高く、さまざまな分野・用途で利用できるため、今後も安定した需要が見込まれるでしょう。

▼Javaのフリーランス市場動向を詳しく知りたい人はこちら

Javaフリーランス案件の市場動向は？単価相場や案件数を比較

Javaは、企業のシステム開発で広く採用されており、今も進化を続けるプログラミング言語です。SIerやSES企業でのシステム開発経験は、Ja

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6位：C#（平均単価67万円）｜成長著しいゲーム開発で大きな存在感を示す言語

続いては、第6位のC#の特徴や利用分野、将来性です。

• ランキングの結果
• C#の特徴
• C#の習得難易度
• C#がよく使われる分野・業界
• C#の市場動向・将来性

ランキングの結果

C#のランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
6	C#	67万円	290万円	171件	11.20%

C#の特徴

C#は、Microsoftによって開発された、オブジェクト指向のプログラミング言語です。第7位のC言語と名前が似ていますが互換性はなく、どちらかと言えば第5位のJavaに似た特徴を持ちます。C#のおもな特徴は以下のとおりです。

• .NET Framework上で動作しWindowsと高い親和性
• ライブラリが充実
• 汎用性が高く幅広い用途で利用

C#の習得難易度

C#は、上位のRubyやPythonなどに比べるとコードの記述量が多く、初学者にとっての学習難易度は高めです。一方で、C#はJavaを参考に開発されているため、Javaを習得している人であれば比較的学習しやすいでしょう。

C#がよく使われる分野・業界

C#は、従来からWindowsのデスクトップアプリやWebアプリケーションの開発に広く利用されてきました。さらに近年は、Unityエンジンを使用したゲーム開発で大きな存在感を示しています。

▼C#が使われる仕事を詳しく知りたい人はこちら

C#エンジニアの仕事内容とは？IT経験者が気になる年収も徹底解説！

C#はWindowsアプリやWEBアプリケーション、ゲームなどの開発に使われる汎用性の高い言語です。C#開発のプロフェッショナルである

C#の市場動向・将来性

C#は、Microsoftが積極的にサポートしており、Windows向けアプリ開発やWebアプリケーション開発で安定した需要が期待できます。また、ゲーム開発やVR・AIなどの成長分野での利用が広がっており、将来性が高いと考えて良いでしょう。

▼C#エンジニアの需要と将来性を詳しく知りたい人はこちら

C#エンジニアは転職で年収は上がる？需要と将来性を徹底解説

C#は汎用性が高く、さまざまな企業のシステムで使われているプログラミング言語です。一方、将来性が見えず、このままC#エンジニアとしてキ

7位：C言語（平均単価65万円）｜高速な処理で組み込みシステムなどで高い需要

最後は、第7位のC言語の特徴や利用分野、将来性を見ていきましょう。

• ランキングの結果
• C言語の特徴
• C言語の習得難易度
• C言語がよく使われる分野・業界
• C言語の市場動向・将来性

ランキングの結果

C言語のランキング結果は以下のとおりです。

順位	プログラミング言語	平均単価	最高単価	案件数（公開中）	利用実績
7	C言語	65万円	115万円	87件	6.40%

C言語の特徴

C言語は、1972年に開発された長い歴史を持つプログラミング言語です。多くのプログラミング言語の基礎となっており、現在でも広く使われています。おもな特徴は以下のとおりです。

• 汎用性が高い
• ハードウェアに近い処理が可能でパフォーマンスが高い
• 多くのOSで動作

C言語の習得難易度

C言語は、初学者には習得難易度の高い言語として知られています。古い言語であるため、ポインタやメモリ管理など独特の概念を理解する必要があり、挫折する人も少なくありません。また、手を動かして実践するための環境構築も難しく、学習の妨げとなっています。

C言語がよく使われる分野・業界

C言語は、オペレーティングシステムや組み込みシステムなど、ハードウェアに関連する分野で広く利用されています。また、ゲームやグラフィックスなど高性能が求められる分野や、金融・医療など高い安定性が重視される業界でも重宝されている言語です。

▼C言語が使われる仕事内容を詳しく知りたい人はこちら

C言語が使われる仕事とは？｜年収や将来性について現役PMが徹底解説

長い歴史を持ったC言語ですが、さまざまな仕事で使われる万能言語とも呼ばれているプログラミング言語です。この記事では、C言語が使われる仕事内容

C言語の市場動向・将来性

C言語は、数十年にわたって使い続けられている、根強い人気を誇る言語です。モダンな言語とは異なる独自の特徴を持ち、新しい技術やトレンドに影響されにくい安定した需要があります。IoTの普及で組み込みシステムの需要は増加しており、C言語には今後も高い需要が期待されるでしょう。

▼C言語の需要や将来性を詳しく知りたい人はこちら

C言語の需要は？｜その特徴と将来性について現役PMが徹底解説

C言語はJavaと人気や需要を争ってきた組み込みシステムなどで使われているプログラミング言語です。この記事では、C言語の需要に加え、その特徴

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番外編：COBOL（平均単価：60万円）｜将来性は低いが稼げる言語

COBOLはフリーランスエンジニアにとって高単価の案件が期待できる言語です。

平均単価は60万円、最高で145万円の高額案件もあります。ただし、COBOLの将来性は決して高くありません。

COBOLは1959年にビジネス用途向けに設計された古い言語で、60年以上の歴史があります。

事務処理を得意とし、金融機関や官公庁の基幹システムで長年使われてきました。

しかし、現在ではほとんど新規開発で採用されることはありません。

フリーランスのCOBOL案件は、他の新しい言語への移行作業や、既存のCOBOLシステムの運用保守が中心です。

大規模な基幹システムではCOBOLが残る可能性も否定できませんが、全体としてCOBOLの需要は減少傾向にあります。

つまり、COBOLはスキルを身に付ければ短期的に高収入が望めますが、長期的な需要の観点から将来性は低いと言えるでしょう。

▼フリーランスのCOBOL案件について詳しく知りたい人はこちら

フリーランスCOBOLの仕事ってどんな内容？｜案件事例も徹底解説！

COBOLで活躍している人の中には、「フリーランスCOBOLの仕事内容ってどんなものなの？」と思う人もいるでしょう。フリーランスCOBOLの

IT未経験からフリーランスエンジニアなるためのステップ

フリーランスエンジニアへの道は、IT未経験者にとっては高いハードルに感じられるかもしれませんが、適切なステップを踏めば成功への道は開けます。

以下に、そのステップをわかりやすく説明します。

1. 方向性を定める
2. スキルを積める会社へ就職
3. 副業で仕事を受注
4. 人脈を作る
5. 独立する

それぞれ見ていきましょう。

ステップ1:方向性を定める

フリーランスとして成功するためには、まず自分がどのようなエンジニアになりたいのか、その方向性を明確にすることが重要です。

Webエンジニア・インフラエンジニア・クラウドエンジニアなど、多様な分野がありますので、自分の興味や特性に合った分野を選びましょう。

ステップ2:スキルを積める会社へ就職

方向性が決まったら、次は実務経験を積むために、スキルを磨ける会社に就職します。

会社で働くことで先輩から学び、チーム開発の経験を積むことができます。

とくに、システム開発を行う下請け会社は、多くの経験を積めるでしょう。

ステップ3:副業で仕事を受注

実務経験を積んだ後は、副業としてエンジニアの仕事を受注することをおすすめします。

これにより、フリーランスとしてのポートフォリオを構築し、収益化に成功すれば、独立に向けての自信にもつながります。

ステップ4:人脈を作る

フリーランスとしての仕事の多くは知り合いからの紹介です。

会社での同僚や上司・取引先・副業でのクライアントとの良好な関係を築くことが、将来的に仕事を得るためには不可欠です。

ステップ5:独立する

独立の準備が整ったら、開業届や青色申告手続きなどの各種手続きを行い、フリーランスとしての活動を開始しましょう。

また、フリーランス案件を扱うエージェントに相談し、案件受託のサポートを受けることも有効です。

これらのステップを踏むことで、未経験からでもフリーランスエンジニアとしての道を歩むことができます。

未経験からフリーランスエンジニアとして独立するステップは、以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある人は読んでみてください。

フリーランスエンジニアになるには？独立のステップやタイミングと年収相場を解説

フリーランスエンジニアとして独立を考える場合、どのようなステップでフリーランスになるか気になる方も多いでしょう。 今まで企業で安

フリーランスエンジニアへの独立に失敗しないためのポイント

フリーランスとして成功するためには、いくつかの共通した落とし穴を避けることが重要です。

失敗するフリーランスには、以下のような特徴が見られます。

• 計画性の欠如
• 技術や実績の不足
• 営業スキルの不足

それぞれ見ていきましょう。

計画性の欠如

成功するフリーランスは、事業計画をしっかりと立て、目標に向かって効率的に動きます。

計画性がないと、事業は方向性を失い資源の無駄遣いにつながってしまうでしょう。

技術や実績の不足

フリーランスとして市場で競争するためには、特定の技術や実績をウリにすることが必要です。

これが不足していると、クライアントに選ばれることが難しくなります。

営業スキルの不足

継続的な仕事の受注は、効果的な営業戦略に依存しています。

営業の方法がわからないと、新規のクライアントを獲得し、既存のクライアントとの関係を維持することができません。

これらの問題点を理解し、それぞれに対する対策を講じることで、フリーランスとしての成功の可能性を高めることができます。

より詳しい解説については、以下の記事を読んでみてください。

フリーランスで失敗するSEの特徴 | 失敗事例から学ぶ再起への黄金律

フリーランスになってみたいけど、失敗したらどうしよう・・・。 そんな不安を抱えているSEの人は本当にたくさんいます。 本記

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まとめ｜フリーランスエンジニアの言語選びは希望のキャリア実現の第1歩

この記事を通して、以下のことがわかりました。

• フリーランスエンジニアが稼げるプログラミング言語は、1位Ruby、2位Python、3位PHP
• 1位のRubyと7位のC言語では平均単価に15万円（年収換算で180万円）の差がある
• 平均単価の高さと、案件数の多さは必ずしも比例しない

フリーランスエンジニアのプログラミング言語選びは、希望のキャリア実現の第1歩です。これから新たな言語を学ぶなら、「稼げる言語」「案件を獲得しやすい言語」という観点は、重要な選択基準の1つになるでしょう。

主要な7つのプログラミング言語の中で、稼げる言語のTOP3はRuby・Python・PHPでした。一方で、案件数の多い言語はJava・JavaScript・Pythonの順となりました。

本記事で紹介したランキングや各言語の特徴・将来性を、自分のキャリアプランに合ったプログラミング言語選びにお役立てください。