ネットワークインフラ人材の案件/求人獲得ガイド
社内ネットワークからクラウド、VPN、ゼロトラスト、ネットワークセキュリティ設計まで。ネットワークを含むインフラ基盤の構築・運用に携わる人材へのニーズが、今また高まっています。
慢性的な人手不足に加え、物理NWから論理NWへの移行が進む中で、ネットワーク領域に強みを持つインフラ人材は、設計・構築・運用・保守いずれの経験でも好条件での案件獲得が可能な状況です。
ネットワークインフラ領域の特徴

ネットワークの安定性は、インフラ全体の信頼性そのもの。「何かあったとき、誰が対応できるか?」という観点で、ネットワーク領域に強い人材は重宝されています。
ネットワークインフラ人材になるために必要なスキル
ネットワークエンジニアは、システム全体をつなぐ“通信の道”を設計・保守する存在です。「つながらない」「遅い」「切れる」─そんな現象は、今やすぐにビジネスインパクトに直結します。その中でも、ネットワーク層に精通したインフラ人材には、レイヤごとの切り分け、FW・ACLの設定、ルーティングの設計など、構造を理解し制御できる力が求められています
1.ネットワーク構成図の作成・読み解きスキル
NginxやTomcat、Kafka、Redisなど、アプリケーションとインフラの“間”にある構成要素を正しく理解し、 それぞれがどの役割で、どう連携しているかを構造的に捉える力が求められます。 構成図やログを見て、「可用性向上の設計とはなんなのか」「何を監視すべきか」など、“仕組みとしての動作”を頭に描けるかどうかがポイントです。
2.機器設定・CLI操作の基本的な経験
Cisco製品を中心としたルータ/スイッチの設定・保守経験や、show系コマンドでの確認、ping や tracert などの疎通チェック、ファイアウォールやL3SWの基本設定を理解していることが大きな強みになります。
3.通信障害の原因切り分け・トラブル対応経験
「アプリは動いてるが通信が通らない」といった場面で、どこに原因がありそうかを“レイヤ別”で整理しながら動ける力が求められます。 NWログの確認、ACL設定の見直し、VPN設定などのトラブル対応実績は、即戦力として高く評価されやすいスキルです。

FWのログを見て「ここのポート空いてないですね」って言えるだけで、 現場では“あ、この人ちゃんと分かってる”ってなります。 ルーティングループが起きたとき、冷静に“どこで切るか”を考えられる人。 そういう“レイヤ感覚ある人”がほんとに重宝されるんです。
ネットワークインフラ案件にチャレンジしやすいスキル
「ネットワークは専門的すぎて無理そう…」と感じている方でも、 以下のような経験があれば、実は“ネットワークの入り口には立っていた”可能性があります。
1. Pingやtracert、nslookupなどの通信確認コマンドの経験がある
例えば、アプリケーションの不具合で「とりあえずpingしてみた」「tracertで経路を確認した」といった対応をしたことがある方。それはすでに、通信経路の構造に意識を向けた“インフラ的視点”の第一歩です。
- サーバー間の接続テスト
- 名前解決が失敗しているかどうかの確認
- TCP/IPの基礎理解の応用
こうした知識や経験は、障害切り分けスキルの土台となります。
2. FWやルータの設定変更申請・立ち会い経験がある
「疎通テストに参加した」「FWのルール調整に立ち会っていた」このような経験も、十分にインフラの構成や制御への理解がある証です。
- ACLの影響を考慮したシステム導入調整
- 開通確認の立ち合い/通信ルールの検証
- “通らない原因”の想定や仮説出し
設定を“叩いていた側”でなくても、背景と意図を理解していた人は、現場でも「通じる人」として扱われます。
3. ネットワーク構成図の読み取りや資料整理を担当していた
「社内で接続構成の資料を更新していた」これらはまさに、インフラ設計の世界に触れていた経験です。
- L2/L3の接続構成を読み取れる
- ファイアウォールの通信経路を把握できる
- DMZやセグメント設計の意図が理解できる
構成図を通じて“ネットワークを図でイメージできる力”は、設計業務へのステップアップの重要な素養です。

自分でコマンド叩いてなくても「通信ってこう流れてるんだな」と思えた人は、もう半分くらいネットワークの世界に足を踏み入れてますよ。設定変更を頼む側だった人が、“今度は自分でやる側”に回る。そんな転身パターン、今めちゃくちゃ多いです。
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