エンジニアを辞めたいと思ったら|理由別の解決策や検討すべきことを解説
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エンジニアを続けていると、「辞めたい」と思うことは一度や二度ではないでしょう。辞めたあとのキャリアを充実したものにするには、辞めたい理由の自己分析と、適切な判断が重要です。
この記事では、エンジニアを辞めたい理由とその解決策、辞める前に考えること、辞めると決めたあとのアクションなどを解説していきます。
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- 【この記事を読んでわかること】
- エンジニアを「辞めたい」には、会社を辞めたい、職種を辞めたい(変えたい)、エンジニア自体を辞めたいの3つがある
- 辞める決断をする前には、今の会社や職種のメリットも踏まえて、自分の意思で冷静に判断することが大切
- 辞めると決めたら、キャリアプランや次に向けたスキルアップをできるだけ早く始めると転職活動が有利に
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エンジニアの「辞めたい」はよくあること|IT業界は転職が盛ん
しーそー
エンジニアが「辞めたい」と感じることは、実はよくあることです。そこにはプロジェクトのプレッシャーや待遇への不満、さらなる成長への欲求、ワークライフバランスの乱れなどさまざまな理由があります。
エンジニアは「辞めたい」と思うことを、あまりネガティブに捉える必要はありません。なぜなら、IT業界は転職市場が非常に活発であり、今よりも活躍できる場所を見つけることは比較的容易だからです。
情報処理推進機構(IPA)の「IT人材白書 2020」によると、以下のとおりIT転職は年々活発化している様子が伺えます。
技術力があればどこでも活躍できるエンジニアにとって、転職やキャリアチェンジは、より良い環境で活躍するチャンスです。さまざまな選択肢を視野に入れ、積極的に行動することで、エンジニアとしてさらなる成長を実現できるでしょう。
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辞めたいのは会社?職種?エンジニア?
しーそー
一口に「辞めたい」と言っても、その理由は人によってさまざまです。そして、何を辞めたいかによって、取るべき行動は異なります。
エンジニアが辞めたいと思う対象は、大きく分けて以下の3つです。
- 会社を辞めたい
- 職種を辞めたい(変えたい)
- エンジニア自体を辞めたい
もし、給料の低さに不満があるなら、より待遇の良い会社へ転職を検討することが解決策となります。もし、今の職種の仕事に魅力を感じなくなってしまった場合は、異なる職種へのキャリアチェンジや、エンジニア以外への転職も選択肢でしょう。
また、「辞めたい」と思っている理由によっては、転職や職種の変更以外の解決策もあるかもしれません。まずは、自分がなぜ辞めたいか、何を辞めたいかを明確にしましょう。そして、それに合った解決策を見つけることが大切です。
ここからは、辞めたい対象別のよくある理由と、その解決策を紹介していきます。
会社を辞めたいエンジニアに多い3つの理由と解決策
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エンジニアの「辞めたい」でもっとも多いのは、会社を辞めたいケースでしょう。最初は希望を持って入社しても、続けているうちに不満や将来に対する不安を感じてくることは少なくありません。
会社を辞めたいエンジニアによくある3つの理由と、その解決策を紹介します。
- 人間関係の悩み
- 待遇に不満がある
- やりたい仕事ができない
人間関係の悩み
エンジニアはチームで開発するため、人間関係の悩みを抱えることは少なくありません。上司や同僚との意見の対立やチームワークの悪さ、パワハラやモラハラなど原因はさまざまです。
自己主張が弱い人や、コミュニケーションが苦手な人は人間関係の悩みを抱えやすいでしょう。人間関係の悩みは精神的なストレスとなり、能力を発揮できずにますます悪化していく可能性があります。
人間関係をリフレッシュするには、転職は有効な解決方法の1つです。しかし、転職先でも同じ状況にならないとは限りません。環境を変えるだけでなく、みずからコミュニケーションスキルを高めることも重要です。
待遇に不満がある
エンジニアとして働くうえで、より待遇の良い環境で働きたいと思うのは当然のことです。不満を抱く原因には、給料やボーナスが低い・昇給や昇進が見込めない・福利厚生が充実していないなどさまざまなものが考えられるでしょう。
会社の給与水準や人事制度は、個人の力で変えるには限界があります。早く・大きく待遇を改善するには、自分を高く評価してくれる会社に転職するのが一番です。
情報処理推進機構(IPA)の「IT人材白書 2020」によると、前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職者の割合は年々増加し、2018年にはおよそ30%まで増えています。
ただし、逆に言えば7割の人は大きく増えていないということでもあります。転職で待遇改善を実現するためには、スキルアップして市場価値を高めることが大切です。
やりたい仕事ができない
興味のない分野のプロジェクトに割り当てられたり、スキルや経験に見合わない仕事を任されたりと、やりたい仕事ができないことも「辞めたい」と感じる理由の1つです。
社内に希望するプロジェクトや部署があれば、まずは担当変更や異動の希望を申し出てみましょう。ふさわしいスキルや経験があれば、応じてもらえる可能性があります。
一方で、会社の事業内容や採用技術の制約などでやりたい仕事が実現できない場合には、転職を検討しましょう。希望の企業への転職を成功させるためには、やりたい仕事への熱意に加えて、スキルやキャリアプランのアピールも重要です。
以上、会社を辞めたいエンジニアの理由と解決策でした。次は、職種を辞めたいエンジニアを見ていきましょう。
職種を辞めたい(変えたい)エンジニアに多い3つの理由と解決策
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一口にエンジニアと言っても、プログラマー・システムエンジニア・インフラエンジニア・プロジェクトマネージャーなど、その職種は多種多様です。エンジニアのキャリアには、1つの職種を極めていく道や、職種を変えながらキャリアアップしていく道があります。
エンジニアが「辞めたい」と思うとき、それは職種を変えてステップアップする良いタイミングかもしれません。
職種を辞めたいエンジニアによくある3つの理由と、その解決策を紹介します。
- キャリアアップのため
- 年収アップのため
- やりたいことが変わった
キャリアアップのため
ある職種で十分なスキルが身についたり、ひととおりの業務をやり尽くした場合には、より上位の職種へキャリアアップしたいと考えるエンジニアは多いでしょう。
たとえば、アプリケーション開発の分野であれば、プログラマー→システムエンジニア→プロジェクトマネージャーと下流工程から上流工程・マネジメントの役割にキャリアアップしていく道が一般的です。
社内に希望を実現できるキャリアパスがある場合には、上司に職種やプロジェクトでの役割の変更を申し出ると良いでしょう。社内では希望するキャリアパスが実現できない場合や、申し出が受け入れられない場合には、転職を視野に入れる必要があります。
転職と同時に職種の転換を図る場合には、実務経験が不足しているためポジションや年収のダウンも覚悟する必要があるでしょう。
年収アップのため
エンジニアは、職種を変えることで年収アップを図ることも可能です。現在の年収がスキルに比べて低いと感じている人や、年収が頭打ちになっている人は、上位の職種へ移行したいと感じることも多いでしょう。
以下は、大手転職サイトの職種別の平均年収データです。たとえば、プログラマーとシステムエンジニアでは250万円以上の差があり、職種によって年収水準が大きく異なることが分かります。
職種 | 平均年収 |
---|---|
プログラマー | 338万円 |
システムエンジニア | 504万円 |
インフラエンジニア | 516万円 |
プロジェクトマネージャー | 641万円 |
ただし、社内で上位の職種に変わっても、年収を大きく増やすことは難しいかもしれません。早く大きく年収を上げたいなら、職種を転換して一定の経験を積んだら、より待遇の良い企業への転職も視野に入れると良いでしょう。
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エンジニアとしてのキャリアを築く際、年収はモチベーションを高める大切な要素です。この記事では、エンジニアの年収ランキングをご紹介し、高い収入
やりたいことが変わった
エンジニアとして新たな技術に触れたり、多様なプロジェクトに関わる中で、興味ややりたい仕事が変わっていくことは珍しくありません。
たとえば、クラウドやAIなどの近年急速に拡大した技術分野に興味を抱き、それらを専門に扱うエンジニアへのシフトを考えるケースなどがあるでしょう。同じ分野の上位職にキャリアアップする場合と違い、まったく異なる分野に挑戦するには新たなスキルや知識の習得が必要です。
多方面に事業を展開している大手のIT企業であれば、社内での部署異動で職種の転換を実現できる場合があります。それが難しい場合には、転職を検討することになるでしょう。実務未経験の分野への挑戦は難易度が高いですが、自分の興味がある道を選ぶことは、長期的なキャリアの満足度を高めるうえで重要です。
以上、職種を辞めたい(変えたい)エンジニアの理由と解決策でした。続いては、エンジニア自体を辞めたいケースを見ていきます。
エンジニア自体を辞めたい人に多い3つの理由と解決策
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IT関連の職種の中でのキャリアチェンジではなく、エンジニア自体を辞めたいという人もいるでしょう。システム開発の仕事は過酷な一面のある仕事です。ITへの興味や情熱が薄れたなら、エンジニアで身につけたスキルを活かして別の道へ進む選択肢もあります。
エンジニア自体を辞めたい人のおもな理由と解決策を見ていきましょう。
- 納期や品質に追われる仕事に疲弊した
- 新たな技術を学び続けるのがつらい
- IT業界への情熱がなくなった
納期や品質に追われる仕事に疲弊した
エンジニアは、限られた期限内に高い品質のシステムを作ることを求められるため、納期や品質のプレッシャーが大きい仕事です。プロジェクトでの問題発生時や佳境に入ると、残業も増えて精神的・肉体的な負担に耐えられず、「辞めたい」と考えることもあるでしょう。
そのような人は、ルーチン的でプレッシャーの少ない仕事への転向が適しているかもしれません。比較的エンジニアに近い職種なら、運用監視オペレーター、ITサポートなどが挙げられます。IT業界から離れるなら教育業界での技術研修講師や、マーケティング・セールスでのデータ分析なども良いでしょう。
どの道を選ぶにしても、エンジニアで身につけたスキルや経験ができるだけ活かせる職種を選ぶことが、スムーズに転向するためのポイントです。
新たな技術を学び続けるのがつらい
IT業界は日進月歩で進化しており、エンジニアとして第一線で活躍するためには常に新しい技術や知識を学び続けることが求められます。しかし、学習に追われる日々は想像以上に負担となり、エンジニア自体を辞めたいと考える人もいるでしょう。
解決策としては、一度身につけたスキルを長く活かせる仕事への転向が選択肢です。たとえば、技術系のライティングや編集、技術教育講師、品質保証などの仕事が挙げられます。
新たな仕事で成功するためには、エンジニアで培ったバックグラウンドをどのように異なる分野での強みに変えられるかを考え、活かしていくことが重要です。
IT業界への情熱がなくなった
エンジニアを続けていると、IT業界での仕事に魅力を感じなくなり、以前のような情熱を失ってしまうこともあります。日々新たな知識やスキルの習得が必要なIT業界では、興味を持てない、楽しめない仕事を続けていくことは大きな苦痛になり得るでしょう。
エンジニアの仕事自体に興味を感じなくなってしまったら、思い切った別の業種への転向も解決策の1つです。自分の新しい興味や情熱を傾けられる分野を見つけ、そこで活躍することで仕事の充実感や満足感を取り戻せるでしょう。
エンジニアのスキルセットはITの技術力にとどまりません。論理的思考力や問題解決力、コミュニケーション力はほかの分野でも価値が高く、新しい業界での成功の土台となるでしょう。
ここまで、会社・職種・エンジニア自体を辞めたい人の理由や解決策を紹介してきました。次に、「辞めたい」と思ったときに考えるべきことを解説します。
「辞めたい」と思ったときによく考えるべき3つのこと
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「辞めたい」と思うことは、エンジニアならば誰でも1度や2度はあるでしょう。しかし、それを実行に移す際には、本当に辞めるべきなのか十分な検討が必要です。
辞める決断をする前に、以下の3つをしっかりと考えてみてください。
- 勢いや周りに流されているだけではないか
- 今の会社や仕事のメリットも考えたか
- 辞めたあとにやりたいことは明確か
勢いや周りに流されているだけではないか
エンジニアが「辞めたい」と感じたときは、一時的な勢いや、周りに流されているだけではないかをよく考えましょう。
たとえば、現在担当しているプロジェクトが厳しく、逃げ出したいという安易な理由で転職を考えるのは良くありません。プロジェクトが一段落して冷静になれば、意見が変わることも多いでしょう。
また、IT業界は転職が盛んなため、周囲で転職者が相次ぐことがあります。自分だけが取り残されたような感覚になり、周りに流されて転職を考え始めるのも典型的な失敗ケースです。
自分のキャリアを決める際は、一時的な感情や周囲の動向に左右されず、自分の意思やキャリアプランを踏まえた慎重な判断が重要です。
今の会社や仕事のメリットも考えたか
エンジニアが「辞めたい」と考えているときには、冷静な思考ができなくなり、今の会社や仕事の嫌な面ばかりが目につきます。そんな状況では、一度立ち止まって、今の会社や仕事の良い面に目を向けてみることも大切です。
たとえば、給与や福利厚生・人間関係・スキルアップの機会など、冷静になってみればプラスの側面も見えてくるかもしれません。良い面と悪い面を比較検討し、それでもまだ「辞めたい」気持ちが強いなら、突き進むのも良いでしょう。
しかし、辞めて環境を変えたからといって、すべての問題が解決するわけではありません。新しい環境への適応の苦労や、新たな問題が起こりうることも考慮にいれて、慎重に判断しましょう。
辞めたあとにやりたいことは明確か
「辞めたい」と思うエンジニアは、現在の会社や仕事に不満やストレスを感じていることが多いでしょう。次にやりたいことなど考えている余裕もないかもしれません。
しかし、辞めたあとにやりたいことが明確でない場合、自分に合った転職先を見つけることも難しくなります。その結果、新しい環境でも満足感ややりがいを感じられず、再び同じことを繰り返す可能性が高くなるでしょう。
「辞めたい」と感じて行動に移す前に、自分が本当にやりたいことや、どうしたらそれを実現できるかをよく考えることが大切です。
次の章では、辞めると決めたあとに準備すべきことを紹介します。やりたいことが明確になっていないなら、ぜひ参考にしてください。
「辞める」と決断したエンジニアがやるべき3つの準備
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辞めることを決断したら、次のステップに向けて、できるだけ早く準備を始めることが大切です。転職活動などの具体的な行動に移る前にやるべき3つのことを解説します。
- スキルや経験の棚卸し
- キャリアプランの明確化
- 次のキャリアに向けて足りないスキルの習得
スキルや経験の棚卸し
「辞める」と決断したエンジニアが最初に行うべきことは、自身のスキルや経験の棚卸しです。
棚卸しでは、過去に経験したプロジェクトや業務をリストアップし、そこで身につけたスキル・専門知識や、残した実績を洗い出します。これは、自分の強みや弱みを把握するために重要です。また、次のキャリアで、どんなスキルの強化が必要かも見えてきます。
洗い出した事項は、のちのちの転職活動で職務経歴書やポートフォリオ、面接などでのアピール材料としても役立つでしょう。
棚卸しによって、自分の現在地を客観的に評価できるようになります。次のステップへのモチベーションも高まるでしょう。
キャリアプランの明確化
過去を振り返ったあとは、未来に目を向けましょう。自分が転職や職種の転換でどのようなキャリアを築きたいかを明確にします。
まずは、自分の興味や関心、棚卸しで分かった強み・弱みなどを踏まえて、長期的なキャリア目標を設定しましょう。続いて、それを実現するための短期的な目標と、必要なスキルや経験を定めます。
「辞めたい」という後ろ向きな気持ちだけでは、なかなか前に進めません。将来のキャリアプランを明確化することで、方向性を見失うことなく、次のステップに進むための指針となるでしょう。
▼システムエンジニアがキャリアプランを考えるポイントを詳しく知りたい人はこちら
SEにキャリアプランは必要?|必要性やポイントを解説
「SEにキャリアプランは必要なの?」「SEのキャリアプランを立てるポイントは?」SEのキャリアは選択肢が数多くあるため、キャリアプランを立て
次のキャリアに向けて足りないスキルの習得
棚卸しやキャリアプラン策定で足りないスキル・知識や弱みが明らかになったら、転職活動に向けて強化を図りましょう。「辞める」と決めたあとは、できるだけ早く動き出すことで多くの時間を確保できます。
スキル・知識の習得には資格取得が効果的です。高度な資格を取得できれば転職活動でも強力な武器になります。
キャリアプランを見据えて身につけたスキルや克服した弱みは、転職活動に限らず、その後の新たなキャリアでもおおいに役立つでしょう。
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エンジニアの転職を成功させる!おすすめ資格と選び方・勉強法を解説
「転職活動を有利に進めるために資格取得を考えている」「資格を取って上級職へキャリアアップしたい」現役エンジニアの皆様へ。本記事では、エンジニ
以上、辞めると決めたらやるべき3つの準備でした。続いては、転職活動に移ったあとのポイントを解説していきます。
エンジニアが転職を成功させるための3つのポイント
しーそー
転職に向けた準備が進んだら、実際の転職活動に移りましょう。転職活動を妥協すると、また「辞めたい」の繰り返しになりかねません。自分のキャリアプランや希望条件と、企業が求める人材がマッチすることが重要です。
そのための3つのポイントを紹介します。
- 自分の市場価値を把握する
- 応募先の企業をよく調べる
- エンジニア転職に強いエージェントを活用する
自分の市場価値を把握する
エンジニアの転職を成功させるためには、みずからの市場価値の正確な把握が欠かせません。
市場価値とは、スキル・経験・実績などをもとに転職市場でどの程度評価されるのかを表すものです。市場価値の把握により、自分に合った企業選びや給与・ポジションの交渉、客観的な裏付けを持った転職活動が可能になります。
市場価値を知るには、ネット上での市場価値診断サービスの利用や、転職サイトやエージェントに登録してオファーを受ける方法などがあります。市場価値の把握は、転職成功の第一歩です。
▼市場価値の意味や構成要素、高め方などを詳しく知りたい人はこちら
市場価値とは?価値を決める要素や高めるための方法7つを解説
「市場価値の高い人材は転職に成功しやすい」と言われます。市場価値の高い人材とは具体的にはどんな人で、なぜ転職に成功しやすいのでしょう
応募先の企業をよく調べる
転職先企業に入社してから「思っていたのと違った」と後悔しないよう、転職活動中に応募先の企業を入念に調査しましょう。
事業内容・企業文化・業績・成長性・技術力・待遇・労働環境・福利厚生など、幅広く情報を集めることが大切です。調査には企業のホームページやIR、求人情報など企業が発信する情報だけでなく、口コミサイトなどで現役社員や退職した社員の声も参考にしましょう。実際の職場環境や社風などを現場の視点から知ることが可能です。
転職はキャリアの大きな転機です。後悔のない判断をするために、情報集めは丁寧に行いましょう。
エンジニア転職に強いエージェントを活用する
自身のキャリアプランに合った転職先企業に出会うには、エンジニアに強い転職エージェントの活用がおすすめです。
エンジニア転職に強いエージェントは、IT業界の求人動向や企業が求める人材像などに精通しており、転職希望者のスキルや実績、求める条件に適した企業を紹介してくれます。また、面接対策や書類の添削、交渉支援など転職活動全般をサポートしてくれるのも魅力です。
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まとめ|エンジニアの「辞めたい」はキャリアアップのチャンスでもある
しーそー
本記事を通して、以下のことがわかりました。
- エンジニアを「辞めたい」には、会社を辞めたい、職種を辞めたい(変えたい)、エンジニア自体を辞めたいの3つがある
- 辞める決断をする前には、今の会社や職種のメリットも踏まえて、自分の意思で冷静に判断することが大切
- 辞めると決めたら、キャリアプランや次に向けたスキルアップをできるだけ早く始めると転職活動が有利に
- 自分にあった転職先を効率的に探すなら、転職エージェントの活用が効果的
人材の流動が激しいIT業界では、辞めることは決してネガティブなことではありません。より自分にあった会社や職種を見つけることで、年収アップやキャリアの成長、満足度の向上が図れるケースは多くあります。
満足度の高いキャリアを築くには、「辞めたい」と思う原因をしっかりと分析したうえで、それを解決できる正しい選択が必要です。もし、1人では決められないとお悩みなら、「エイジレス」にご相談ください。
本記事が、「辞めたい」と感じているエンジニアのお役に立てれば幸いです。