エンジニアの転職を成功させる!おすすめ資格と選び方・勉強法を解説
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しーそー
「転職活動を有利に進めるために資格取得を考えている」「資格を取って上級職へキャリアアップしたい」現役エンジニアの皆様へ。
本記事では、エンジニアの転職に役立つ資格の選び方や、資格取得のための勉強法について解説します。
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- 【この記事を読んでわかること】
- 資格取得は、スキル・熱意を証明できるため転職活動で有利になる
- 資格を選ぶときは、転職先でのニーズに加え、資格の難易度・種類を意識する
- 学習を効率的に進めるには、計画性・アウトプット・適切な学習環境が重要になる
- エンジニアの転職には資格取得が有効|その3つの理由
- どの資格を取ればイイ?|IT転職に役立つ資格選びの3つのポイント
- 【職種別】エンジニアの転職に役立つ資格一覧
- 1.未経験からエンジニアへの転職に役立つ3つの資格
- 2.プログラマーの転職に役立つ3つの資格
- 3.システムエンジニア(SE)の転職に役立つ2つの資格
- 4.インフラエンジニアの転職に役立つ4つの資格
- 5.セキュリティエンジニアの転職に役立つ3つの資格
- 6.クラウドエンジニアの転職に役立つ3つの資格
- 7.AIエンジニア・データサイエンティストの転職に役立つ2つの資格
- 8.プロジェクトマネージャー(PM)の転職に役立つ2つの資格
- 9.システム戦略・企画担当の転職に役立つ2つの資格
- 10.ユーザー部門への転職に役立つ2つの資格
- 資格取得のための効果的な勉強法3選
- 資格を活かしたエンジニアの転職はエイジレスへ
- まとめ|キャリアパスにあった資格を取得して転職活動を成功させよう!
エンジニアの転職には資格取得が有効|その3つの理由
しーそー
一般的に、エンジニアの転職で重視されるのは、資格よりも実務経験であると言われています。
しかし、以下の理由から、資格を取ることでエンジニアの転職を有利に進めることが可能です。
- 資格の学習を通じて、網羅的な知識とスキルが身につく
- 資格を取得することで、能力と熱意を客観的にアピールできる
- 企業によっては、年収や役職のアップが期待できる
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
資格の学習を通じて、網羅的な知識とスキルが身につく
資格に合格するためには、特定の分野における網羅的な知識・スキルが求められます。
よって、基礎から応用までを体系的に学習を進めることになるでしょう。
「これまでは独学で学んできた」「業務で必要な内容のみを学習していた」といった皆様には、資格の学習を通じ、「新たな知識を習得できる」「これまで曖昧で進めていた箇所を明確にできる」ことが期待できます。
資格を取得することで、能力と熱意を客観的にアピールできる
エンジニアの転職では、自身の能力を実務経験や実績で証明することが求められます。
しかし、実務経験がない場合においては、自身の能力を証明する手段として、資格が有効になるケースがあります。
また、スキルや知識などの能力を証明するのみでなく、「資格を取得するために長時間学習した」という熱意を証明可能です。
「未経験からエンジニアを目指す」「未経験の職種に応募する」両方の皆様に有効だと言えるでしょう。
企業によっては、年収や役職のアップが期待できる
「資格手当がもらえる」「管理職・上級職のポジションには特定の資格が必要」など、資格を持っていることで昇給や昇格のチャンスに恵まれることがあります。
募集要項を確認し、志望企業が応募者に求める資格があれば、取得を目指しましょう。
また、IT系の資格は数多くあり、どの資格が転職に有利になるかは職種によって異なります。
それぞれの資格の特徴を見極めることで、自身の目的・レベルに合った資格を選択しましょう。
続いては、資格選びのポイントについて解説します。
どの資格を取ればイイ?|IT転職に役立つ資格選びの3つのポイント
しーそー
どの資格を取るべきかは、人それぞれ異なります。
そこで、資格選びで押さえておきたいポイントとして、以下の3つを紹介します。
- 転職先の業務で役立つ資格を選ぶ
- 自分のレベルに合った難易度の資格を選ぶ
- 資格の種類を理解した上で資格を選ぶ
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
転職先の業務で役立つ資格を選ぶ
転職先の業務で役立つ資格を選ぶことで、即戦力で活躍できる能力をアピールしましょう。
また、入社した後は、資格取得で得たスキルや知識を活かして、会社の利益に貢献することが求められます。
企業が求めているものは「資格そのもの」ではなく、「資格取得を通じて得た知識やスキル」です。
資格の知名度・難易度のみでなく、「資格を通じて、どんな知識やスキルが身につくか」を理解した上で、取得するべき資格を選択しましょう。
自分のレベルに合った難易度の資格を選ぶ
どんなに価値の高い資格でも、自分のレベルに合っていない資格を選んでしまうと、学習期間が長くなるうえに挫折する可能性が高くなります。
転職活動では、「実務経験」と「年齢の若さ」が大きな強みになるため、資格取得のために「実務経験を積む機会が減る」「転職活動を先送りにする」ことはおすすめできません。
自分のレベルに合った難易度の資格を選ぶことで、負担のかからないペースで着実にレベルアップしましょう。
資格の種類を理解した上で資格を選ぶ
IT資格には、大きく分けて国家資格と民間資格、そしてベンダー資格があります。
それぞれの特徴を解説します。
国家資格
IT系の国家資格は、経済産業省所管である「独立行政法人情報処理推進機構:IPA」が主催しています。
国家資格のメリットは、以下の点が挙げられます。
- 知名度・信頼性が高く、面接でアピールしやすい
- 学習を通じて、幅広い知識が得られる
- 有効期限がない
一方で、以下のデメリットに注意が必要です。
- 学習範囲が広く、学習時間が長くなる
- 年に1〜2回しか開催されない
- 海外の企業には、アピールしにくい
「ITに関する基礎知識や経験がある」「国内企業の転職を目指している」人におすすめです。
民間資格
一般社団法人などの民間団体が主催している資格試験です。
主催者が、特定のベンダーではなく中立的な立場であることから、ベンダーニュートラル資格と呼ばれる場合もあります。
民間資格のメリットは、以下の点が挙げられます。
- 国家資格と比べて、難易度が低い傾向にある
- ベンダー資格と比べて、受験料が低い
- 学習を通じて、実務に活かせるスキルが身につく
一方で、以下のデメリットに注意が必要です。
- 国家資格と比べると、アピール効果は低くなる
- 有効期限が設けられている
- 国家資格と比べて、受験料が割高である
「未経験から資格取得に挑戦する」「自分が身につけたいスキルが決まっている」人におすすめです。
ベンダー資格
ソフトウェアなどを販売している特定のベンダーが主催している資格試験です。
ベンダー資格のメリットは、以下の点が挙げられます。
- 特定のIT製品に特化した、スキルが身につく
- 国際資格のものが多く、海外の企業にもアピールできる
- 月1回開催など、受験するチャンスが多い
一方で、以下のデメリットに注意が必要です。
- 有効期限が設けられている
- 国家資格と比べて、受験料が割高である
- 資格によっては、英語での申込・受験が必要である
「自分が身につけたいスキルが決まっている」「グローバル企業の転職を目指している」人におすすめです。
それぞれの特徴を理解した上で、自分の目的に合った資格を資格を選びましょう。
続いては、エンジニアの転職に役立つ資格を一覧表形式で紹介します。
【職種別】エンジニアの転職に役立つ資格一覧
しーそー
エンジニアの転職に役立つ代表的な資格は、以下のとおりです。
職種 | 分類 | 資格名 |
---|---|---|
未経験 | 国家資格 | ITパスポート試験 |
未経験 | 国家資格 | 情報セキュリティマネジメント試験 |
未経験 | 国家資格 | 基本情報技術者試験 |
プログラマー | 民間資格 | Ruby技術者認定試験 |
プログラマー | 民間資格 | PHP技術者認定試験 |
プログラマー | ベンダー資格 | Oracle認定Javaプログラマ |
システムエンジニア | 国家資格 | 応用情報技術者試験 |
システムエンジニア | 国家資格 | システムアーキテクト試験 |
インフラエンジニア | ベンダー資格 | シスコ技術者認定 |
インフラエンジニア | ベンダー資格 | ORACLE MASTER |
インフラエンジニア | 国家資格 | ネットワークスペシャリスト試験 |
インフラエンジニア | 国家資格 | データベーススペシャリスト試験 |
セキュリティエンジニア | 民間資格 | CompTIA Security+ |
セキュリティエンジニア | 民間資格 | 情報セキュリティプロフェッショナル認定資格(CISSP) |
セキュリティエンジニア | 国家資格 | 情報処理安全確保支援士 |
クラウドエンジニア | 民間資格 | CompTIA Cloud+ |
クラウドエンジニア | ベンダー資格 | AWS認定 |
クラウドエンジニア | ベンダー資格 | Microsoft Azure認定試験 |
AIエンジニア・ データサイエンティスト | 民間資格 | E資格 |
AIエンジニア・データサイエンティスト | 民間資格 | データサイエンティスト検定 |
プロジェクトマネージャ | 国家資格 | プロジェクトマネージャ試験 |
プロジェクトマネージャ | 民間資格 | PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)資格 |
システム戦略・企画担当 | 国家資格 | ITストラテジスト試験 |
システム戦略・企画担当 | 国家資格 | 中小企業診断士 |
ユーザー部門 | 民間資格 | ITコーディネータ |
ユーザー部門 | 国家資格 | DX推進アドバイザー認定試験 |
国内外でIT系の資格は数多く存在し、「どのような職種に転職したいか」「現在のスキルはどれくらいか」によって、選択する資格は人それぞれ異なることがわかります。
そこで、未経験からの転職におすすめの資格と職種別のおすすめ資格を厳選してご紹介します。
1.未経験からエンジニアへの転職に役立つ3つの資格
しーそー
未経験からエンジニアへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- ITパスポート試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 基本情報技術者試験
それでは、一つ一つ解説します。
ITパスポート試験
ITに関する基礎的な知識が問われる入門レベルの国家資格です。
エンジニアのみだけでなく、事務職・営業職など幅広い職種の人が受験しています。
ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3つの分野に分かれ、ITスキルのみでなく、経営戦略から組織のマネジメントまで、幅広く出題されます。
IT系の国家資格ではもっとも難易度が低いことから、IT業界未経験の人がはじめて受ける資格としておすすめです。
情報セキュリティマネジメント試験
企業の機密情報を守るための情報セキュリティに関する知識・スキルを認定する国家資格です。
エンジニアのみだけでなく、「個人情報を取り扱う」「情報管理を担当する」幅広い職種の人が受験しています。
本資格の取得を通じて、リスク評価や情報資産の管理、有事の際の対応、外部委託する際のセキュリティ確保など、セキュリティに関する幅広い知識が身につきます。
「情報セキュリティ管理について一から学びたい」「ITパスポートからステップアップしたい」人におすすめです。
基本情報技術者試験
「ITエンジニアの登竜門」と言われる、エンジニアに求められる基礎スキルを認定する国家資格です。
よって、IT を活用したサービスやソフトウェアにおける、基本的な知識と実用的なスキルを身につけた人が対象となります。
上司や先輩の指導のもとで、プログラミングから戦略立案やシステム開発まで、あらゆるIT業務に対応できる知識やスキルが求められます。
よって、「ITパスポート」や「情報セキュリティマネジメント試験」よりも、難易度が格段に上がる点に注意しましょう。
「ITパスポートからステップアップしたい」「転職活動で自身の能力をアピールしたい」人におすすめです。
次に、プログラマーの転職に役立つ資格を紹介します。
2.プログラマーの転職に役立つ3つの資格
プログラマーへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- Ruby技術者認定試験
- PHP技術者認定試験
- Oracle認定Javaプログラマ
それでは、一つ一つ解説します。
Ruby技術者認定試験
「Ruby Association」が認定する民間資格で、Rubyの開発者「まつもとゆきひろ」氏が理事長を務めています。
Rubyによるシステム開発に必要な能力を証明できる資格で、基礎的な内容が出題されるSilverと、実務的な開発能力を問われるGoldに分かれています。
即戦力としてスキルをアピールするなら、SilverのみでなくGoldの取得を目指しましょう。
「Rubyのスキルをアピールしたい」「Rubyを使用している企業に入社したい」人におすすめです。
PHP技術者認定試験
一般社団法人「PHP技術者認定機構」が認定するPHPのプログラミングスキルを証明できる民間資格です。
初級では、「PHPの基本知識」が中心のため、難易度は低い傾向にあります。
しかし、準上級では「マニュアル等を参考にプログラミングができる」、上級では「高度なプログラミングテクニックをもつ上級者」と、級が上がるにつれ高いレベルが求められます。
上級では難易度が格段に上がるため、即戦力としてスキルをアピールするなら、準上級までの取得を目指しましょう。
「PHPのスキルをアピールしたい」「PHPを使用している企業に入社したい」人におすすめです。
Oracle認定Javaプログラマ
Javaのサービスを提供する「Oracle社」が認定するベンダー資格です。
Javaの資格の中ではもっとも知名度が高く、国際資格のため海外でもスキルの証明に有効です。
本資格は、Bronze(入門レベル)・Silver(開発初心者レベル)・Gold(実務経験レベル)の3つのクラスに分かれています。
即戦力としてアピールするなら、最低でもSilverを取得しておくことをおすすめします。
「Javaのスキルをアピールしたい」「Javaを使用している企業に入社したい」人におすすめです。
次に、システムエンジニア(SE)の転職に役立つ資格を紹介します。
3.システムエンジニア(SE)の転職に役立つ2つの資格
システムエンジニアへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- 応用情報技術者試験
- システムアーキテクト試験
それでは、一つ一つ解説します。
応用情報技術者試験
「ワンランク上のITエンジニア」に必要な、技術から管理・経営までの幅広い知識と応用力を認定する国家資格です。
ITを活用した「戦略の立案」「要件定義」「設計・開発」「保守・運用」など、幅広い業務での高度な知識・技能が求められます。
基本情報技術者試験が、「上司や先輩の指導のもとでIT業務に対応できる能力」であるのに比べ、本試験では「独力で、あらゆるIT業務に対応できる能力」が求められます。
「基本情報技術者試験からステップアップしたい」「上流工程へのキャリアチェンジを目指している」人におすすめです。
システムアーキテクト試験
「上流工程を主導する立場」をターゲットとし、そこで必要とされるシステム開発の知識と実践能力を認定する国家資格です。
SEやプログラマーは、システムアーキテクトが設計したシステムの全体像にそって開発を進めることになります。
よって、「システム企画・要件定義の業務をリードする」「アーキテクチャを設計する」「開発を主導する」ための高度な知識・技能が必要です。
「上流工程での実務経験が豊富である」「上流工程のリーダーとしてキャリアアップしたい」人におすすめです。
次に、インフラエンジニアの転職に役立つ資格を紹介します。
4.インフラエンジニアの転職に役立つ4つの資格
インフラエンジニアへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- シスコ技術者認定
- Oracle マスター
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
それでは、一つ一つ解説します。
シスコ技術者認定
世界最大のネットワーク機器開発会社である「シスコシステムズ社」による、ネットワーク技術の知識と能力を証明するベンダー資格で、国際資格のため海外企業でも有効です。
本資格は、CCT(エントリー)・CCNA(アソシエイト)・CCNP(プロフェッショナル)・CCIE(エキスパート)・CCAr(アーキテクト)の5つのクラスに分かれています。
即戦力としてアピールするなら、最低でもCCNAを取得しておくことをおすすめします。
「インフラエンジニアへの転職を目指している」「海外企業の転職も視野に入れている」人におすすめです。
ORACLE MASTER
「Oracle社」による、世界で高いシェア率を誇る「Oracle Database」の管理能力や運用スキルを証明するベンダー資格で、海外企業でも有効な国際資格です。
本資格は、Bronze(入門者レベル)・Silver(運用者レベル)・Gold(管理者レベル)・Platinum(専門家レベル)の4つのクラスに分かれています。
即戦力としてアピールするなら、最低でもSilverを取得しておくことをおすすめします。
「インフラエンジニアへの転職を目指している」「Oracle Databaseを使用している企業に入社したい」人におすすめです。
ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークシステムの専門家として、大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築・運用できる能力を認定する国家資格です。
高度IT人材として、ネットワークシステム構築における企画・要件定義・設計・構築・運用・保守といったあらゆる業務を、中心者として遂行する能力が求められます。
「ネットワーク関連の実務経験が豊富である」「ネットワーク関連の企業の転職を目指している」人におすすめです。
データベーススペシャリスト試験
データベースの専門家として、膨大なデータ群を管理し、高品質なシステムを構築できる能力を認定する国家資格です。
高度IT人材として、データベースのシステム構築における企画・要件定義・設計・構築・運用・保守など、データベースに関わるあらゆる業務の中心者として遂行する能力が求められます。
「データベース関連の実務経験が豊富である」「ビッグデータやデータサイエンス関連の企業の転職を目指している」人におすすめです。
次に、セキュリティエンジニアの転職に役立つ資格を紹介します。
5.セキュリティエンジニアの転職に役立つ3つの資格
セキュリティエンジニアへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- CompTIA Security+
- 情報セキュリティプロフェッショナル認定資格(CISSP)
- 情報処理安全確保支援士
それでは、一つ一つ解説します。
CompTIA Security+
アメリカで設立されたIT業界団体「CompTIA」による、情報セキュリティに関する知識とスキルを証明する民間資格で、国際資格のため海外企業でも有効です。
「脅威や脆弱性の分析」「セキュリティを考慮したネットワーク設計」など、セキュリティにおける網羅的な知識が問われる試験内容となっています。
「セキュリティエンジニアへの転職を目指している」「海外企業の転職も視野に入れている」人におすすめです。
情報セキュリティプロフェッショナル認定資格(CISSP)
アメリカの非営利団体 である「The International Information Systems Security Certification Consortium(ISC)」による、情報セキュリティに関する知識とスキルを証明する民間資格で、国際資格のため海外企業でも有効です。
8つのセキュリティ分野について、実践的なセキュリティの専門知識だけでなく、体系的なITの知識が問われる試験内容となっています。
「情報セキュリティ関連の実務経験が豊富である」「海外企業の転職も視野に入れている」人におすすめです。
情報処理安全確保支援士
情報セキュリティマネジメントの専門家として、組織の事業・サービスや情報システムの安全を確保できる能力を認定する国家資格です。
高度IT人材として、情報システムにおける企画・設計・開発・運用などの業務支援、セキュリティ対策の調査・分析・指導などの業務の中心者として遂行する能力が求められます。
「情報セキュリティ関連の実務経験が豊富である」「セキュリティコンサルタントへのキャリアチェンジを目指している」人におすすめです。
次に、クラウドエンジニアの転職に役立つ資格を紹介します。
6.クラウドエンジニアの転職に役立つ3つの資格
クラウドエンジニアへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- CompTIA Cloud+
- AWS認定
- Microsoft Azure認定試験
それでは、一つ一つ解説します。
CompTIA Cloud+
アメリカで設立されたIT業界団体「CompTIA」による、クラウドに関する設計から運用までに必要な知識・スキルを証明する民間資格で、国際資格のため海外企業でも有効です。
「クラウドのアーキテクチャと設計」「セキュリティ」「運用とサポート」など、クラウドでの環境構築における網羅的な知識が問われる試験内容となっています。
「クラウドエンジニアへの転職を目指している」「海外企業の転職も視野に入れている」人におすすめです。
AWS認定
Amazon社の提供するAWS(Amazon Web Services)のスキルと、クラウドの専門知識を証明するベンダー資格で、国際資格のため海外企業でも有効です。
「FOUNDATIONAL」「ASSOCIATE」「PROFESSIONAL」「SPECIALTY」の4つのレベルに分かれ、12種類のコースがあります。
即戦力としてアピールするなら、最低でもASSOCIATEレベルの資格を取得しておくことをおすすめします。
「AWSのスキルをアピールしたい」「AWSを使用している企業に転職したい」人におすすめです。
Microsoft Azure認定試験
Microsoft社のAzureに関するスキルと、クラウドの専門知識を証明するベンダー資格で、海外企業にも通用する国際資格です。
「Fundamentals」「Associate」「Expert」「Specialty」の4つのレベルに分かれ、18種類のコースがあります。
即戦力としてアピールするなら、最低でもAssociateレベルの資格を取得しておくことをおすすめします。
「Azureのスキルをアピールしたい」「Azureを使用している企業に転職したい」人におすすめです。
次に、AIエンジニア・データサイエンティストの転職に役立つ資格を紹介します。
7.AIエンジニア・データサイエンティストの転職に役立つ2つの資格
AIエンジニア・データサイエンティストへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- E資格
- データサイエンティスト検定
それでは、一つ一つ解説します。
E資格
一般社団法人日本ディープラーニング協会が主催する、AIエンジニアに必要不可欠なディープラーニングの知識や実装スキルを証明する民間資格です。
難易度が高い傾向にあるため、未経験者はAI事業者向けの基礎知識を問われる「G検定」からチャレンジすることをおすすめします。
また、本協会が主催するJDLA認定プログラムを2年以内に受講しておかなければいけない点に注意が必要です。
「AIエンジニアへの転職を目指している」「AI関連の実務経験が豊富である」人におすすめです。
データサイエンティスト検定
一般社団法人データサイエンティスト協会が主催する、データサイエンティストに必要なデータサイエンス力・データエンジニアリング力・ビジネス力を証明する民間資格です。
「アシスタント(見習いレベル)」「アソシエート(独り立ちレベル)」「フル(棟梁レベル)」「シニア(業界を代表するレベル)」の4つのレベルに分かれています。
即戦力としてアピールするなら、最低でもアソシエートの資格を取得しておくことをおすすめします。
「データサイエンティストへの転職を目指している」「データサイエンティストの実務経験が豊富である」人におすすめです。
次に、プロジェクトマネージャー(PM)の転職に役立つ資格を紹介します。
8.プロジェクトマネージャー(PM)の転職に役立つ2つの資格
プロジェクトマネージャーへの転職には、以下の資格がおすすめです。
- プロジェクトマネージャ試験
- PMP試験
それでは、一つ一つ解説します。
プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネジメントの業務と役割を円滑に遂行するための知識・実践能力を認定する国家資格です。
プロジェクトの中心人物として、「組織の戦略・システム開発のための知識」「プロジェクト計画の作成スキル」「プロジェクトチームの成長を促進させる能力」などが求められます。
「プロジェクトマネージャーとしてキャリアアップしたい」「日本の企業でプロジェクトマネージャーへの転職を考えている」人におすすめです。
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)資格
アメリカの非営利団体であるプロジェクトマネジメント協会が主催する、プロジェクトマネジメントに必要な実践力を証明する民間資格で、国際資格のため海外企業でも有効です。
難易度が高いうえ、「(大学卒業者の場合)36カ月間のプロジェクトマネジメント経験と4,500時間のプロジェクト指揮の経験が必要」など、実務経験が重視されています。
「プロジェクトマネージャーとしてキャリアアップしたい」「海外の企業でプロジェクトマネージャーへの転職を考えている」人におすすめです。
次に、システム戦略・企画担当の転職に役立つ資格を紹介します。
9.システム戦略・企画担当の転職に役立つ2つの資格
システム戦略・企画担当への転職には、以下の資格がおすすめです。
- ITストラテジスト試験
- 中小企業診断士
それでは、一つ一つ解説します。
ITストラテジスト試験
経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ビジネスを成功に導く能力を認定する国家資格です。
高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の戦略に基づいてITを活用したビジネスプロセスを改革し、ビジネスプロセスを最適化する基本戦略を提案・推進する能力が求められます。
「経営戦略の分野にキャリアチェンジしたい」「これまでの経営戦略の経験を効果的にアピールしたい」人におすすめです。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に関する診断や助言を行う能力を証明する国家資格です。
幅広い業界での経営知識が求められることから、本資格の学習で得られる知識がIT業界でも大いに役立つと言えるでしょう。
「経営戦略の分野にキャリアチェンジしたい」「IT以外の業界にも知識を深めたい」人におすすめです。
次に、ユーザー部門への転職に役立つ資格を紹介します。
10.ユーザー部門への転職に役立つ2つの資格
ユーザー部門への転職には、以下の資格がおすすめです。
- ITコーディネータ
- DX推進アドバイザー認定試験
それでは、一つ一つ解説します。
ITコーディネータ
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(ITCA)が主催する、企業のIT化を支援するためのITおよび経営の知識を証明する民間資格です。
「ITを利活用して事業を成長させる」「IT経営を実現・最適化する」ために必要な知識が幅広い範囲で出題されています。
「IT・経営両方の知識を習得したい」人におすすめです。
DX推進アドバイザー認定試験
一般財団法人 全日本情報学習振興協会が主催する、DXを推進する企業にアドバイスするために必要なDXの知識やデジタル技術を証明する民間資格です。
「DXの現状」「企業やビジネスを変えるためのデジタル技術」「DXの推進に必要な人材・方法論」について出題されています。
「DXの分野に興味がある」人におすすめです。
次に、資格取得を成功させるために押さえておきたい効果的な勉強法を紹介します
資格取得のための効果的な勉強法3選
しーそー
資格取得のための効果的な勉強法は、以下のとおりです。
- 計画的に学習を行う
- 学習したことをアウトプットする
- 自分に合った教材・学習サービスを利用する
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
計画的に学習を行う
仕事や家事の合間の限られた時間を最大限有効に使うためには、計画的に学習を行うことが重要になります。
学習計画を立てる上で、押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 取得を目指す試験を選定する
- 試験日から逆算して、学習できる期間を計算する
- 確保できる学習時間を平日・休日それぞれ調整する
- 試験の難易度から必要な学習時間を設定する
短期集中で行うのがベストですが、不測の事態に備えて学習期間に余裕を設けておくことをおすすめします。
無理のないペースで学習を進めましょう。
学習したことをアウトプットする
インプットよりアウトプットのほうが、記憶に定着しやすいと言われています。
アウトプットを進めるうえで、押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 教科書や問題集を解くときは、はじめは理解ができなくても気にせず進める
- 教科書や問題集を、繰り返し進めることで理解を深める
- 繰り返し進めても理解が難しい箇所を、参考書やWebサイトで調べる
- 自身のブログやSNSで学びを発信する
教科書や参考書を読んで理解したつもりでも、いざ問題を解こうとするとどうすればいいのか迷うことがあります。
常に試験の本番を想定した学習を意識しましょう。
自分に合った教材・学習サービスを利用する
効率よく学習を進めるには自分のレベルに合った学習方法を選ぶことが重要です。
教材の種類を選ぶうえで、押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 書籍:基礎から応用まで、必要な知識を体系的に学べる
- Webサイト:不明点を検索すれば、ピンポイントで膨大な情報を無料で入手できる
- 動画:家事や移動中など、本の使用が難しい時でも手軽に学習できる
本とWebサイト・動画の特徴を理解した上で、適切に使い分けましょう。
そして、「独学では理解が難しい」「独学よりも効率的に学習を進めたい」人は、スクールを選ぶことをおすすめします。
スクール選びのポイントは、以下のとおりです。
種類 | 向いている人 |
---|---|
通学型のスクール | ・学習に集中できる環境が欲しい ・仲間を作りモチベーションを高めたい |
オンラインスクール | ・自分のペースで学習を進めたい ・なるべく費用を抑えたい |
それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったスクールを選びましょう。
続いて、資格を活かしたエンジニアの転職にご活用いただけるエイジレスのサービスを紹介させていただきます。
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しーそー
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まとめ|キャリアパスにあった資格を取得して転職活動を成功させよう!
しーそー
この記事では、以下の3つのことがわかりました。
- 資格取得は、スキル・熱意を証明できるため転職活動で有利になる
- 資格を選ぶときは、転職先でのニーズに加え、資格の難易度・種類を意識する
- 学習を効率的に進めるには、計画性・アウトプット・適切な学習環境が重要になる
IT系の資格には、難易度・職種・分類によって数多くの種類があります。
一つ一つの資格の特徴を押さえたうえで、自分のキャリアパスにあった資格を選ぶことが重要です。
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