COBOLの将来性は低い?でもCOBOLエンジニアの需要は増大中
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しーそー
COBOLエンジニアの中には「COBOLの将来性はどうなの?」と感じている人もいるのではないでしょうか。
結論として、COBOLのプログラミング言語としての将来性は、残念ながら高くはありません。
過去に構築されたシステムは稼働し続けていますが、新規システムの開発で使われて拡大される可能性は低いでしょう。
一方で、COBOLエンジニアの価値は失われているわけではありません。
COBOLシステムはまだ利用されている状況下で、COBOLを扱える技術者が高齢化しておりエンジニアが不足しているためです。
この記事では、20年の金融SE経験を持つ筆者が、COBOLの将来性やエンジニア需要、COBOLに依存しないスキルなどをまとめて解説します。
- 【この記事を読んでわかること】
- COBOL言語自体の将来性は高くないが、技術者不足でCOBOLエンジニアに対する需要は底堅い
- COBOLエンジニアの正社員の平均年収は525万円でJavaやPythonに比べると低い
- DXの広がりによりCOBOLシステムのオープン化や移行のニーズが高い
- COBOLエンジニアは業務知識やマネジメントスキル、ほかの言語・技術などCOBOLに依存しないスキルが重要
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【結論】COBOLの将来性は高くないがエンジニアの需要は底堅い
しーそー
COBOLのプログラミング言語としての将来性は、残念ながら高くはありません。
COBOLは、企業の基幹業務や事務処理を担うシステムに適したプログラミング言語として長年にわたって使われてきました。しかし現代では、COBOLの得意分野でもJavaをはじめとした、より新しい言語が主流を占めています。
COBOLは、過去に構築されたシステムが稼働を続けているものの、新規システムの構築に広く採用されて勢力を拡大していく将来は望めないでしょう。
ならば、COBOLエンジニアの価値も失われているかと言えば、近年はむしろ需要が高まっています。COBOLシステムはまだ現役であるにもかかわらず、COBOLを扱える技術者の高齢化により人材が不足しているためです。COBOLシステムをオープン化やほか言語へ移行する場合にも、COBOLエンジニアは欠かせません。
このように、COBOL言語を採用するシステムは将来的に先細っていきますが、当面のあいだCOBOLエンジニアの需要が高い状態が続くと見込まれます。
ここから、COBOLの将来性や今後の需要をさまざまな観点から見ていきましょう。
COBOL言語の3つの特徴
しーそー
COBOLの将来性を考える前提として、COBOLとはどのような言語なのかを理解しておきましょう。
COBOLのおもな特徴は下記の3つです。
- 60年以上使われている歴史ある言語
- 小数点の計算に強く事務処理向き
- 枯れた技術で信頼性が高い
60年以上使われている歴史ある言語
COBOL(COmmon Business-Oriented Language)は、ビジネスアプリケーション向けのプログラミング言語として、1959年に公開されてから60年以上が経つ歴史ある言語です。
COBOLほど長く第一線で使われているプログラミング言語は、ほかに類を見ません。C言語が1970年代、C++は1980年代、PythonやJavaが1990年代に誕生していることを見てもCOBOLの歴史の長さがわかるでしょう。
COBOLは60年のあいだに、さまざまな機能の追加やオブジェクト指向への対応、クラウドプラットフォームのサポートなどさまざまな進化を遂げて今に至っています。
小数点の計算に強く事務処理向き
COBOLの大きな特徴の1つは、小数点の計算に強いことです。
多くのプログラミング言語は2進数で計算しているため、人間が読める10進数に変換する過程で小数点以下に誤差が生じることがあります。そのため、プログラミング時に細心の注意を払う必要がありました。
一方、商業計算向けに開発されたCOBOLは、2進化10進数という小数点計算に誤差が発生しない仕組みを採用した言語です。そのため、誤差が許されない金融機関のシステムや給与計算などの事務処理で広く採用されてきた歴史を持ちます。
なお、Javaの「BigDecimal」やPythonの「decimal」のように、小数点の誤差を防ぐためのデータ型やライブラリが提供されている言語もあります。
枯れた技術で信頼性が高い
COBOLは、いわゆる「枯れた技術」として高い信頼性がある点も特徴です。
「枯れた技術」とは、長い時間使われていく中で不具合が出し尽くされ、安定している技術を指します。新しい技術は注目されがちですが、そこには未知のバグが潜むリスクや定期的なアップデート対応などのデメリットがあることも忘れてはいけません。
その点COBOLは、60年以上の長い歴史の中であらゆる不具合が改善され尽くしています。この信頼性の高さが、現在でも金融機関や官公庁などで広く利用されている理由の1つです。
▼COBOLが長く使われている理由をもっと詳しく知りたい人はこちら
COBOLはどこで使われている?長年使用されている理由や将来性を解説!
COBOLに興味がある人の中には、「COBOLってどこで使われているの?」と思う人がいるでしょう。COBOLは、汎用機をはじめとするレガシー
以上、COBOL言語の特徴でした。続いては、COBOLで作られたシステムが置かれている現状を見ていきましょう。
COBOLシステムの現状|古いシステムの代名詞だが近年再注目も
しーそー
金融機関や官公庁で現在も広く使われているCOBOLは、「古い」「時代遅れ」なレガシーシステムの代名詞でもあります。
そんなCOBOLシステムが置かれた現状を見ていきましょう。
- レガシーシステムはDXの足かせ
- 複雑化・ブラックボックス化した大規模システムの移行は容易ではない
- 新型コロナでCOBOLエンジニアが再注目されるニュースも
レガシーシステムはDXの足かせ
近年さまざまな業界で進むDXの中で、COBOLに代表されるレガシーシステムが、その進行を妨げる要因とされています。
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、デジタル技術を活用してビジネスモデルや企業文化を変革し競争力を高める取り組みです。
経済産業省が2018年に公表した「DXレポート」によると、レガシーシステムがDXの足かせになると回答した企業が約7割にのぼりました。
技術者の高齢化や退職により保守・運用の人材が不足するレガシーシステムは、将来のコスト高や世界のデジタル競争に乗り遅れる原因の1つと考えられています。
複雑化・ブラックボックス化したレガシーシステムの移行は容易ではない
COBOLは、おもに金融機関などの基幹システムとして数十年にわたり稼働してきました。長い歴史の中で、代々の担当エンジニアが数多くのメンテナンスを繰り返して今に至っています。そこには設計書にないコードや現在ではルール違反とされている構文、今は使われていないデッドロジックなどが溢れており、解読するだけでも多大な労力と時間が必要です。
このような巨大でミスが許されないレガシーな基幹システムを、新しい言語に移行して品質を保つことの難しさは、エンジニア経験のある人ならご理解いただけるでしょう。現在もCOBOLシステムを使い続ける理由の多くは、移行にかかる膨大なコストやリスクに見合うメリットが見出せないためです。
新型コロナでCOBOLエンジニアが再注目されるニュースも
コロナ禍では、思わぬ形でCOBOLエンジニアが注目されるニュースがあったので紹介します。
新型コロナの影響が世界中に広がり始めた2020年4月、アメリカ・ニュージャージー州の知事が記者会見で、COBOLのスキルを備えたエンジニアの急募を訴えました。失業保険の請求の急増により、COBOLで稼働している失業給付金の申請システムの対応が必要になったためです。
もしJavaやPythonで作られていれば、わざわざ知事が記者会見で呼びかけなくてもエンジニアはいくらでも集まるでしょう。このニュースは、COBOLで作られたレガシーシステムが今も世界中で使われている現実と、世界的なCOBOL技術者不足の深刻さを示しています。
ここまで、COBOLシステムの現状を見てきました。次は、COBOLエンジニアの求人や年収事情を紹介します。
COBOLエンジニア求人動向と年収事情
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ここで、ほかの人気言語を比較しながら、COBOLエンジニアの求人数や年収相場を見ていきましょう。
- COBOLエンジニアの求人数は人気言語に比べて少ない
- COBOLエンジニアの年収相場は正社員で525万円
- COBOLエンジニアの求人例を紹介
COBOLエンジニアの求人数は人気言語に比べて少ない
大手求人サイトでCOBOLエンジニアの求人数を調査した結果、正社員がおよそ7,000件、フリーランス(業務委託)がおよそ6,000件でした。
ほかの人気言語と比べると、下記の表のとおりです。
言語 | 正社員 | フリーランス |
---|---|---|
COBOLエンジニア | 7,083件 | 6,128件 |
Javaエンジニア | 91,306件 | 22,175件 |
Pythonエンジニア | 49,806件 | 20,040件 |
Javaエンジニアに比べると正社員でおよそ13分の1、フリーランスで3分の1以下と、やはりCOBOLの求人数が少ないことは明らかです。しかし「仕事がない」と言うほど少ない訳ではなく、自分に合った求人を選べるだけの十分な件数はあると考えて良いでしょう。
▼COBOLエンジニアの仕事内容を詳しく知りたい人はこちら
COBOLエンジニアを続けるべき?気になる将来性や年収相場を解説
古い言語の代名詞として使われることも多いCOBOL。 COBOLを採用するシステムが減っていく中で、将来に不安を抱えている現役C
COBOLエンジニアの年収相場は正社員で525万円
日経XTECHが2019年に実施した調査によると、正社員のCOBOLエンジニアの平均年収は525万円でした。また、大手フリーランスマッチングサイトでのCOBOL案件の平均単価は年収換算で720万円となっています。
求人数と同じく、人気言語のJava・Pythonと比較した結果は下記のとおりです。
言語 | 正社員 | フリーランス |
---|---|---|
COBOLエンジニア | 525万円 | 720万円 |
Javaエンジニア | 573万円 | 816万円 |
Pythonエンジニア | 608万円 | 912万円 |
正社員はJava・Pythonに比べてCOBOLの年収は低いものの、それほど大きな差は見られません。フリーランスは100万円〜200万円とやや大きめの差となっています。
なお、国税庁による「民間給与実態統計調査」によると全給与所得者の平均年収は443万円となっており、COBOLエンジニアはこれより82万円高いという結果です。
COBOLエンジニアの求人例を紹介
具体的にどのようなCOBOLエンジニアの求人があるのかを知りたい人も多いでしょう。本記事執筆時点で、弊社サービス「エイジレスフリーランス」に掲載されているCOBOL案件を参考として3つ紹介します。
1.【COBOL/SQL】銀行向けデータ移管支援エンジニア
銀行向けデータ移管プロジェクトで、汎用系エンジニアとして詳細設計から製造、テストまでを担当
- 単価:55万円/月
- 年収換算:660万円
2.【COBOLエンジニア】AIXへのマイグレーション案件リード
COBOL資産をAIXにマイグレーションする
プロジェクトで、チームメンバーの管理・課題可決の支援や設計・開発を担当
- 単価:85万円/月
- 年収換算:1,020万円
3.【COBOL/DB2】既存システムの保守・改修+APM業務支援対応
生損保向けのCOBOLシステムの保守・改修を担当
- 単価:65万円/月
- 年収換算:780万円
ここに挙げた例からも分かるとおり、新規開発よりも既存システムの維持保守や、オープン化・移行の求人が中心です。
▼COBOLのフリーランス事情を詳しく知りたい人はこちら
フリーランスCOBOLの仕事ってどんな内容?|案件事例も徹底解説!
COBOLで活躍している人の中には、「フリーランスCOBOLの仕事内容ってどんなものなの?」と思う人もいるでしょう。フリーランスCOBOLの
以上、COBOLエンジニアの求人動向と年収事情でした。続いては、COBOLの将来性とエンジニアの需要見通しを考察します。
COBOLの将来性とCOBOLエンジニアの需要見通し
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ここまで見てきたように、COBOL言語は「古い」「時代遅れ」と言われながらも、長年使われ続けています。そんなCOBOLのプログラミング言語としての将来性と、COBOLエンジニアの当面の需要を考えてみましょう。
- COBOL言語自体の将来性は高くない
- 既存のCOBOLシステム維持保守の需要は当面底堅い
- DXの広がりでオープン化や移行の需要も高い
COBOL言語自体の将来性は高くない
COBOL言語自体の将来性は、残念ながら高くありません。
COBOLは長い歴史の中で、基幹システムや事務処理システム向けの言語として確固たる地位を築いてきました。しかし、新規のプロジェクトではJava・C/C++・Pythonなどが選ばれるケースが多く、COBOLの採用はきわめてまれです。
現在トレンドのWebアプリケーション・モバイルアプリ・AI・IoTなどの分野でCOBOLが採用されることもほぼありません。
既存システムでの稼働は続いていますが、徐々にほかの言語への移行も進んでいます。近い将来COBOLが完全になくなることはありませんが、先細っていくことは間違いないでしょう。
既存のCOBOLシステム維持保守の需要は当面底堅い
COBOLの新規開発プロジェクトは期待できませんが、既存システムの維持保守の需要は依然として高いのが現状です。
先にも触れたように、COBOLの大規模かつ複雑なシステムの別言語への移行は容易ではなく、多くの企業でCOBOLの既存システムは今も活躍しています。COBOLシステムへの積極投資はなくとも、法令改正・制度変更への適応や最低限の機能改善、トラブルシューティングは避けて通れません。
情報処理推進機構(IPA)が2022年に公表した調査によると、ソフトウェア開発(新規開発・保守含む)に使われた言語ではCOBOLがJavaに次いで第2位となっています。
一方、COBOLエンジニアの高齢化や退職による人材不足は深刻です。減っていくCOBOLエンジニアに対する需要は、当面のあいだ底堅く続くでしょう。
DXの広がりでオープン化や移行の需要も高い
COBOLエンジニアの活躍の場という意味では、レガシーシステムのオープン化や移行に伴う需要も旺盛です。
近年、企業のDXへの取り組みが広がっています。特に、COBOLの基幹システムを抱えるような大企業では、その傾向が顕著です。
メインフレームからサーバー・クラウドへのオープン化や、COBOLから新しい言語・技術へのモダナイズには、既存システムを理解できるCOBOLエンジニアが欠かせません。COBOLに加えて移行先の技術スキルも持ち合わせていれば、多くの現場で貴重な人材として重宝されるでしょう。
COBOLの将来性と需要見通しを見てきました。最後に、COBOLエンジニアが今後も活躍しつづけるために身につけるべきスキルを紹介します。
COBOLに依存しないために身につけるべき3つのスキル・知識
しーそー
将来的な先細りが見込まれるCOBOLを主戦場とするエンジニアは、COBOLに依存しないスキルを身につけることが重要です。
長く活躍できるCOBOLエンジニアになるための3つのスキル・知識を紹介します。
- 深い業務知識
- マネジメントスキル
- ほかの言語や技術の知識
深い業務知識
業務システムの開発・運用に携わって得た業務知識は、COBOLエンジニアにとって強力な武器になります。
たとえば、金融機関の基幹システムの維持保守では、金融商品の仕組みや業務フロー、関連する法令などの知識が欠かせません。こうした知識を活かした業務部門との要件定義や設計、テスト計画などのスキルは、特定の言語や技術に依存しないエンジニアに普遍のものです。
深い業務知識があれば、もし現在担当しているCOBOLシステムが別の言語に取って代わられても、豊富な知識を活かした活躍の場を見つけられるでしょう。
マネジメントスキル
COBOLエンジニアが身につけるべき、言語に依存しないスキルの2つ目はマネジメントスキルです。
現役のCOBOLエンジニアの多くはキャリア豊富で、開発現場でリーダーやメンバー管理の役割を担っている人も多いでしょう。マネジメントスキルを磨いていくことで、仮にCOBOLが今の現場から姿を消してもチームリーダーやプロジェクトマネージャーとしての道がひらけます。
勘と経験に頼ってマネジメントしている人は、マネジメントの理論や手法を学ぶことで、より効果的なチーム運営やプロジェクト推進が可能です。プロジェクトマネージャ試験(PM)やPMPなどの資格取得を目指すのも良いでしょう。
▼プロジェクトマネージャーに必要なスキルや資格を知りたい人はこちら
プロジェクトマネージャー(PM)に必要な10のスキル|資格も解説
プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクト推進の責任者として、その成功を左右する重要な役割を担います。そのため、PMには技術力だけでな
ほかの言語や技術の知識
COBOLエンジニアが、ほかのプログラミング言語や技術の知識を身につけることで、仕事の幅は大きく広がります。
COBOLは今も現役で稼働していますが、将来的には新しい言語や技術に置き換わっていくトレンドは明らかです。モダンな言語や環境の知識を持っていると、レガシーシステムからの移行プロジェクトで、移行元と移行先の両方を理解する貴重な人材としての活躍が期待できます。
さらに移行後の新システムへの適応もスムーズに進むでしょう。転職市場に目を向けても、レガシーシステムからの移行に関する求人は多く、活躍の場は広がります。
COBOLエンジニアの中には、COBOLにスキルが偏っていることを不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
以下の記事でCOBOLエンジニアのキャリア戦略を解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
COBOLしかできないとどうなる?リスクや生き残るための戦略とは
「COBOLしかできないけど、将来は大丈夫?」こんな不安を抱えるCOBOLエンジニアは多いのではないでしょうか?この記事では、COBOLの現
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まとめ/COBOLの将来性は低いがCOBOLエンジニアの需要は高い
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本記事を通して、以下のことがわかりました。
- COBOL言語自体の将来性は高くないが、技術者不足でCOBOLエンジニアに対する需要は底堅い
- COBOLエンジニアの正社員の平均年収は525万円でJavaやPythonに比べると低い
- DXの広がりによりCOBOLシステムのオープン化や移行のニーズが高い
- COBOLエンジニアは業務知識やマネジメントスキル、ほかの言語・技術などCOBOLに依存しないスキルが重要
COBOL言語自体の将来性は残念ながら高くはありません。しかし、既存のCOBOLシステムがすぐになくなることはなく、COBOLエンジニアへの需要も当面は高いでしょう。
その背景には、COBOLを知るエンジニアの高齢化による人材不足やレガシーシステムからの移行需要などがあります。COBOLエンジニアは、現在の需要が高まっている状況を享受しつつ、将来のためにCOBOLに依存しないスキルを身につけていくことが重要です。