ヘルプデスクってどんな仕事?平均年収や求人動向を徹底解説

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おいとま

★ライターさんへのフィードバック 記事執筆お疲れさまです! ヘルプデスクの年収事情やメリデメなど、詳細にまとめていただきありがとうございます! ご質問のあった求人例を表に変更する件に加え、以下の見出しにフィードバックを記載していますので、ご確認のうえ対応をお願いいたします! ・H4「ヘルプデスクの求人例②|未経験でも応募可能な求人」 要対応1件 また、今回の表への変更とも少し絡む話ですが、Googleは構造データを評価する傾向にあります。 そのため、表やリストなどの構造データを用いることは、記事の評価にもつながる点で有効なことを覚えておいていただけたらと思います。 それと、レギュレーション関係でお願いがありまして、時折文末が連続で3回以上続いているケースがあるので、原則として同じ文末は2回までになるようお願いいたします! このあたりは軽微な修正のため、たいがいこちらで対応してしまいますが、今後気を付けていただけるとありがたいです。 以上になります。 よろしくお願いいたします!

ヘルプデスクは、ユーザーからの問い合わせに応える仕事です。

IT業種のなかで、比較的未経験者が就きやすいといわれるヘルプデスク。

仕事内容や平均年収、キャリアパスが気になる方も多いと思います。

本記事では、ヘルプデスクについて徹底解説します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • ヘルプデスクはIT職種のなかで未経験でもチャレンジしやすい仕事である
  • ヘルプデスクになるには「コミュニケーション能力」や「問題解決能力」が重視される
  • 給料水準は低めであり、キャリアアップしたい場合は管理職になるか、別のIT職種への転職が必要
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ヘルプデスクってどんな仕事?

まずはヘルプデスクの仕事内容を解説します。

ヘルプデスクの仕事内容

ヘルプデスクの仕事内容は、ユーザーからの問い合わせに応える仕事です。

具体的には「プリンターに接続できない」「システムがネットワークにつながらない」などさまざまなITに関する質問に対応します。

より高度なトラブル対応になると、テクニカルサポートなどの専門的な部署に引き継ぎます。

問い合わせ対応は電話やメール、チャットで回答することが多いですが、場合によっては出張対応が必要なことも。

また、ヘルプデスクは「社内ヘルプデスク」と「社外ヘルプデスク」に分けることができるため、以下で説明を行います。

社内ヘルプデスクについて

社内ヘルプデスクとは、自社社員からの問い合わせに対応するヘルプデスクです。

おもに自社の情報システム部署に設置され、

  • パソコンの設置や設定
  • 機器のクリーニングや撤去
  • システムやネットワークに対する問い合わせ対応
  • システム操作方法の研修やマニュアル作成

などをおこないます。

中小企業の場合、社内SEがヘルプデスクを兼任する場合がありますが、大企業は業務を分けている場合が多くなります。

問い合わせ内容は、たとえば「パスワードを忘れた」「電源の付け方が分からない」のような基本的なものが多い傾向です。

社外ヘルプデスクについて

社外ヘルプデスクは、IT製品やITサービスを利用している顧客からの問い合わせやトラブルに対応するヘルプデスクです。

たとえば、プリンターやパソコンなどの販売店が、機器トラブルに対応するため設置するのが社外ヘルプデスクです。

おもにIT関連ベンダーのコールセンターやサポートセンターに配置され、

  • 製品やサービスに対する問い合わせ対応
  • クレームやトラブル対応

などを行います。

ヘルプデスクスタッフがコールセンターの業務を兼任する企業も多くあります。

問い合わせ内容はさまざまですが、自社サービスへの対応を行うため、クレーム対応が多くなる傾向にあることが特徴です。

解決が困難なトラブルは、サービスを直接扱う部署やテクニカルサポートにエスカレーションします。

ヘルプデスクのメリット

ヘルプデスクのメリットは以下のとおりです。

  • IT未経験者でもチャレンジしやすい
  • 人から感謝される
  • 幅広いIT知識が身につく
  • 残業が少ない

メリット①|IT未経験者でもチャレンジしやすい

メリット1つ目は、IT未経験者でもチャレンジしやすい職種であることです。

理由はヘルプデスク業務が比較的短期間の研修により身につけることが可能だからです。

ヘルプデスクはコミュニケーションスキルが重視され、ユーザーの要望を聞き取り、適切な対処を施す能力が重要となります。

よってコミュニケーション能力が備わっている方は、IT未経験者でもチャレンジしやすいといえます。

メリット②|人から感謝される

メリット2つ目は、人から感謝される仕事であることです。

それは、ヘルプデスクがユーザーの困りごとを直接解決する仕事だからです。

オペレーターがトラブル相談に対し、適切に対処しトラブルを解決した場合は、ユーザーから「ありがとう」と言ってもらえるでしょう。

ユーザーからダイレクトに感謝されることは、ヘルプデスク業務のやりがいにつながります。

メリット③|残業が少ない

メリット3つ目は、残業が少ないことです。

ヘルプデスクの電話受付は「9:00~17:00」のように、時間が固定されるケースが多いです。

よってヘルプデスク対応が長引いた場合を除き、決められた時間で帰宅できます。

残業時間が少なく、ライフワークバランスを保ちやすい点はヘルプデスクの大きなメリットです。

ヘルプデスクのデメリット

  • クレーム対応がストレス
  • 年収が低い
  • 専門知識が身につかない

デメリット①|クレーム対応がストレス

デメリット1つ目は、クレーム対応がストレスになることです。

特に社外ヘルプデスクの場合は、クレーム対応を必ず経験することでしょう。

電話をかけてくるユーザーの中には、自社製品に対するクレームを入れてくる人がいます。

適切な対応ができない場合は炎上し、さらなるクレームに繋がる恐れもあり、ヘルプデスクにとってクレーム対応はストレスの要因になります。

デメリット②|年収が低い

デメリット2つ目は、年収が低いことです。

ヘルプデスクは高度なIT知識が不要である反面、年収は低くなる傾向にあります。

後述しますがヘルプデスクの平均年収は342万円であり、IT業界内では最下位の年収です。

年収を上げたい場合は、管理職になるか、ほかのIT職へ転職する必要があります。

デメリット③|専門知識が身につかない

デメリット3つ目は、専門性が身につかないことです。

ヘルプデスクはコミュニケーション能力や幅広いIT知識が身につく一方で、専門的な知識が身に付きにくい仕事です。

専門性が低い仕事は人員の代替が効きやすいため、年収が低くなったり、リストラ対象になるリスクがあります。

次にヘルプデスクの平均年収について説明します。

ヘルプデスクの平均年収

ここまでヘルプデスクの概要を説明しましたが、年収も詳しく説明しましょう。

年代平均男性女性
全体342万円352万円328万円
20代302万円324万円281万円
30代358万円384万円333万円
40代443万円475万円412万円
50代464万円497万円432万円

dodaの調査によると、ヘルプデスクの平均年収は342万円です。

これはIT業20職種のなかで最下位の結果となっています。

高度な専門性が求められるプロジェクトマネージャーなどに比べ、

  • 未経験でも応募できる
  • ITに関してハイレベルな専門性を求められない

ことから年収が低くなるといえます。

また年代別に平均年収をみると、20代 302万円・30代 358万円・40代 443万円・50代 464万円となり、40代から年収がぐっとあがります

これは、ヘルプデスクチームをまとめるSV(スーバーバイザー)に昇格する人が多いためです。

次はヘルプデスクのキャリアパスを説明します。

ヘルプデスクの求人

ここからは、ヘルプデスクの求人数動向や求人例を紹介します。

ヘルプデスクの求人数動向

弊社が求人ボックスからヘルプデスクの求人数をリサーチしたところ、2023年9月時点の求人数は56,651件でした。

これは昨年同時期に比べ、求人数が約1.6倍に伸びています。

求人動向の詳しい状況を

  • ①地域別の求人
  • ②雇用形態別の求人
  • ③未経験者でも応募可能な求人

に分けてみていきましょう。

求人動向①|地域別の求人

地域別の求人をみていきましょう。

求人数56,651件のうち、都市部(東京・大阪・愛知・北海道・福岡・宮城)の求人数が35,999件です。

都市部の内訳は

  • 東京20,495件
  • 大阪5,584件
  • 愛知5,324件
  • 北海道1,674件
  • 福岡1,876件
  • 宮城1,046件

という結果になっています。

また首都圏については

  • 東京20,495件
  • 神奈川4,292件
  • 千葉2,653件
  • 埼玉2,711件

となっており、首都圏に求人が集中していることがわかります。

求人動向②|雇用形態別の求人

雇用形態も確認してみましょう。

求人数56,651件の内訳は、

  • 正社員40,506件
  • 派遣社員7,150件
  • 契約社員4,434件
  • そのほか4,561件

という結果になっています。

このことから、求人の多くは正社員であることがわかります。

求人動向③|未経験者でも応募可能な求人

未経験者を募集している求人は24,780件あり、全体の約44%です。

比較対象として、SE求人の全体数136,655件のうち未経験可能は33,775件であり、全体の25%が未経験者を募集対象としています。

そのため、ヘルプデスクは未経験者からチャレンジしやすい職種といえます。

ヘルプデスクの求人例

ここからは弊社が求人ボックスから選んだ、ヘルプデスクの求人例を紹介します。

ヘルプデスクの求人例①|実務経験を問われる社内ヘルプデスク求人

まずは実務経験が1年以上問われる社内ヘルプデスク求人です。

業務内容 各種申請業務(稟議、支払)PC
各種ライセンスの発注対応
ITサービスのアカウント管理
PC故障時の交換対応FAQやマニュアルの作成
社内ユーザーからのヘルプデスク対応
応募条件  ヘルプデスク実務経験1年以上
PCキッティング経験
歓迎スキル一般事務経験
ドキュメンテーションスキル
給料40万円/月
そのほか雇用形態:業務委託
勤務地:東京都
勤務時間:週5日(リモート可)

ユーザーからの問い合わせ対応のほかに、PCキッティング作業などが業務内容に含まれます。

ほかのヘルプデスク求人に比べて給料が高額に設定されています。

ヘルプデスクの求人例②|未経験でも応募可能な社内ヘルプデスク求人

次に未経験でも応募可能な社内ヘルプデスク求人です。

業務内容     医療現場を支えるヘルプデスク
病院に常駐し、医療従事者からの問い合わせに対応
機器の交換や保守
システムトラブルの内容ヒアリング・レセプト印刷業務
応募条件   指定なし
給料22~32万円/月
そのほか雇用形態:正社員
勤務地:東京都
勤務時間:週5日(現場常駐)

実務経験が問われない分、給料は低めに設定されています。

ヘルプデスクの求人例③|実務経験を問われる社外ヘルプデスク求人

続いて未経験応募不可の社外ヘルプデスク求人です。

業務内容     ECサイトに関するエンドユーザーからの問い合わせ対応
コールセンターの対応
応募条件   カスタマーサポート経験
基本的なPC操作スキル
歓迎スキルクレームに関する対応経験
サービスに対する改善経験
給料400~500万円
そのほか雇用形態:正社員
勤務地:東京都
勤務時間:週5日(フレックスタイム制、リモート有)
未経験NG

上記求人は、ECサイトに関するユーザーからの問い合わせに対応する、社外ヘルプデスク求人です。

実務経験が問われる分、給料水準が高く設定されています。

ヘルプデスクの求人例④|未経験でも応募可能な社外ヘルプデスク求人

最後に、未経験でも応募可能な社外ヘルプデスク求人です。

業務内容  IT製品に関するカスタマーのお困りごと解決
ソフトウェアのインストール手順の案内
ユーザー登録の案内 など
応募条件  指定なし
給料24~40万円/月
そのほか雇用形態:正社員
勤務地:東京都
勤務時間:週5日(現場常駐)
学歴や資格が不問
業界未経験者を歓迎

上記求人は、ITサービスに関するユーザーからの問い合わせに対応する、社外ヘルプデスク求人です。

未経験者が歓迎されており、資格や学歴も不問となっています。

おいとま

表への変更をしていただくついでに、ヘルプデスクの求人例について簡潔に総括を追記願います!(1~2文程度でかまいません)

参考:求人ボックス

続いてヘルプデスクの求人に応募した際の面接についてみていきましょう。

ヘルプデスクの面接を有利に進めるポイント

ヘルプデスクの求人に応募した場合、面接を有利に進めるポイントをご紹介します。

ポイント①|求められるスキルを把握する

まずはヘルプデスクに求められるスキルの把握と、自身に備わっているスキルの棚卸しを行いましょう。

ヘルプデスクに求められるスキルは一般的に

  • コミュニケーションスキル
  • 問題解決能力
  • ビジネスマナー
  • 基礎的なITスキル

です。

顧客のトラブルを解決することが求められるため、コミュニケーションスキルと問題解決能力は必須のスキルです。

また企業の顔として電話応対するため、ビジネスマナーも必要となります。

ITスキルは研修にて取得可能の場合もありますが、あらかじめ備えているほうが採用時有利になるでしょう。

ポイント②|評価される資格

面接時に取得していると評価される資格は以下のものがあります。

  • ITパスポート
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験
  • TOEIC(650点以上)

ヘルプデスクには幅広いITスキルが求められるため、ITパスポートや基本情報技術者試験を取得していると面接時有利になります。

セキュリティ知識も問われるため、情報セキュリティマネジメント試験も取得すると有利になるでしょう。

また英語が必要な会社では、TOEIC650点以上が求められる場合もあります。

ポイント③|現在までの経歴について

これまで経験した仕事の経歴を棚卸ししましょう。

特に接客などコミュニケーションスキルが必要とされる仕事経験がある場合は、その経歴をアピールできるようにしましょう。

接客経験がない場合でも、これまで自分が頑張ったことや課題解決に向けて取り組んだことをアピールすることが重要です。

ポイント④|面接官の注目ポイント

ヘルプデスク求人の面接官は、応募者に対し以下のような働く姿勢を求めています。

  • ヘルプデスクに対する熱意
  • 会社への関心や貢献意欲
  • コミュニケーション能力
  • 課題解決能力

ヘルプデスクはクレーム対応などによるストレスが多く、熱意や意欲がないと続けることが困難です。

面接ではヘルプデスクに対する熱意や、応募する会社への関心や貢献意欲をアピールしましょう。

また仕事の性質上、コミュニケーション能力や課題解決能力については面接時に注目されます。

次にヘルプデスクのキャリアパスについてご紹介します。

ヘルプデスクのキャリアパス

さてここまでヘルプデスクの平均年収や面接について説明しました。

ヘルプデスクはIT未経験者でもチャレンジしやすい職種ですが、年収は低くなる傾向にあります。

そんなヘルプデスクがキャリアアップする場合、以下の選択肢があります。

  • ヘルプデスクとして昇進しキャリアアップする
  • ヘルプデスクからほかのIT職に転職してキャリアアップする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ヘルプデスクとして昇進しキャリアアップする

キャリアアップする方法として、同じヘルプデスクのなかで昇進するケースがあります。

具体的な方法として以下の方法があります。

  • ①スーパーバイザー(SV)になる
  • ②英語力などの特殊スキルを身につける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①スーパーバイザー(SV)になる

まずはヘルプデスクのSVになるキャリアパスがあります。

SVとはヘルプデスクの現場を監督する管理職のことです。

また、ヘルプデスクが外注されている場合は、依頼主である会社側との窓口にもなります。

おもな仕事内容は、ヘルプデスクオペレーターの採用や育成、勤怠管理などのマネジメントです。

マネジメント職であることから、一般的なヘルプデスクに比べ待遇は上がります。

オペレーターから経験を積んでキャリアアップするケースが一般的ですが、企業によってはSV職を募集している場合もあります。

②特殊スキルを身につける

次に英語力などの特殊スキルを身につけ、ヘルプデスクの単価を上げるキャリアパスがあります。

ヘルプデスクに問い合わせをするユーザーは日本人とは限らず、英語スキルを併せ持つ場合は高単価になるでしょう。

英語力に関しては、ビジネスレベル(TOEIC800点以上が目安)が必要です。

外資系のヘルプデスクや海外からの問い合わせ対応が可能になれば、年収は飛躍的にあがります。

ヘルプデスクからほかのIT職に転職してキャリアアップする

次に以下のようなIT職に転職するキャリアパスを紹介します。

  • ①インフラエンジニアになる
  • ②ネットワークエンジニアになる
  • ③サーバーエンジニアになる
  • ④社内SEになる
  • ⑤テクニカルサポートになる
  • ⑥プログラマーになる
  • ⑦システムエンジニアになる
  • ⑧フロントエンジニアになる
  • ⑨バックエンドエンジニアになる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①インフラエンジニアになる

インフラエンジニアは、ネットワーク構築やサーバ構築など、組織の土台となるITインフラを整備する仕事です。

ヘルプデスクの仕事のなかに、ネットワークやサーバの運用に係わる業務がある場合は、担当を志願して運用経験を積みましょう。 

インフラエンジニアへのキャリアチェンジが実現しやすくなります。

▼インフラエンジニアへの転職に関する解説はこちら

②ネットワークエンジニアになる

ネットワークエンジニアはネットワークの設計・構築・運用・保守に携わります。

インフラエンジニアと重なる部分もありますが、ネットワークに特化し高度な技術力が必要となります。

ネットワーク系のヘルプデスクを担当している場合は経験が活かせるでしょう。

▼ネットワークエンジニアへの転職に関する解説はこちら

③サーバーエンジニアになる

サーバーエンジニアはハードウェアの調達やサーバ構築・運用などを行います。

Webサーバーやファイルサーバーなどの構築をはじめ、サーバー監視やバックアップなどの保守業務を行います。

ヘルプデスクとしてサーバー側の操作を行っている場合、経験を活かすことが出来ます。

▼サーバーエンジニアへの転職に関する解説はこちら

④社内SEになる

社内SEは会社内のIT業務全般を担う担当者であり、幅広いIT知識が求められます。

また、社内SEはヘルプデスクを行ったり、トラブル対応を行うことがあります。

そのためヘルプデスクで培った能力をダイレクトに活かすことができ、IT業種のなかでも相性の良い職種です。

▼社内SEへの転職に関する解説はこちら

⑤テクニカルサポートになる

テクニカルサポートは、システムやソフトウェアに関する技術的質問に応える仕事です。

ヘルプデスクの仕事と似ていますが、ヘルプデスクが一時対応を行うのに対し、テクニカルサポートは専門的なIT知識を必要とする問い合わせに応えます。

ヘルプデスク業を行っている場合、テクニカルサポートとの連携を経験していればイメージがつきやすいでしょう。

転職後もヘルプデスクで培ったコミュニケーションスキルを活かせる仕事です。

⑥プログラマーになる

PG(プログラマー)は、設計書に従いプログラミング言語を駆使してシステム開発を行う仕事です。

後述するSE(システムエンジニア)と間違いやすいですが、SEがシステムの設計書を作成するのに対し、PGは設計書にしたがってコーディングを行います。

PGは複数のプログラミング言語を使いこなすスキルが必要であり、日々学習が必要な仕事です。

プログラミング技術はITの土台であり、PGを経験すると幅広くIT業種へのキャリアパスが開けるでしょう。

⑦システムエンジニアになる

SE(システムエンジニア)は、システム開発を行うにあたり、要件定義や設計書作成を行う仕事です。

プログラミングを始めとしたIT技術に精通していることはもちろん、顧客の要望を聞き取るうえでコミュニケーションスキルも必要となります。

ヘルプデスクとしてシステム・ハードウェアに携わった経験やコミュニケーションスキルが活かせる仕事です。

▼システムエンジニアへの転職に関する解説はこちら

⑧フロントエンジニアになる

フロントエンジニアはWebサイトやアプリケーションのUI(ユーザーインターフェース)を設計・開発するエンジニアです。

UIとはデザインや操作性などのことであり、ユーザーがシステムを使うにあたり使い勝手を向上させる仕事を行います。

フロントエンジニアになるにはHTML・CSS・JavaScriptなどを用いたコーディング技術や、デザインの知識が必要となります。

▼フロントエンジニアへの転職に関する解説はこちら

⑨バックエンドエンジニアになる

バックエンドエンジニアはサーバ側のプログラミングを担当する仕事です。

見た目をデザインするフロントエンジニアとは異なり、システムが動く裏でサーバプログラムの作成やデータベース設計などを行います。

ヘルプデスクとしてサーバ側の操作を行う場合、経験を活かすことが出来ます。

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まとめ|ヘルプデスクはIT未経験者でもチャレンジしやすい

本記事をまとめると、以下のとおりです。

  • ヘルプデスクはIT職種のなかで未経験でもチャレンジしやすい仕事である
  • ヘルプデスクになるには「コミュニケーション能力」や「問題解決能力」が重視される
  • 給料水準は低めであり、キャリアアップしたい場合は管理職になるか、別のIT職種への転職が必要

ヘルプデスクは需要が高い仕事であり、求人数は安定しています。

また専門的なIT知識が問われない分、IT未経験者でもチャレンジしやすい仕事です。

IT未経験者がIT職経験を積む目的であれば、良い選択肢となります。

一方で専門性が求められない分、給料水準が低くなることも事実。

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執筆者
オオムラ
地方公務員から、インフラ業界の社内SEに転職して3年目。会社の基幹システム・サーバー・ネットワークなど幅広いIT業務の構築・運用担当者であり、現在はDXにも力を入れている。趣味はSNS、ブログ運用、Webライティング。WebライティングはIT系記事を中心に執筆を行っている。0歳児の父として育児にも奮闘中。