シグマクシスの年収は1,168万円｜出産祝金100万円など福利厚生も充実

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伊藤忠やIIJを主要株主とするシグマクシス、気になっている人も多いのではないでしょうか。

もともと三菱商事グループとして発足した同社ですが、現在は独自路線で継続的な発展を遂げています。

今回はシグマクシスの基本情報や年収、福利厚生を詳細に解説記事です。

コンサルティングに興味のある人はぜひ参考にしてください。

• シグマクシスへの転職を検討されている
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下記は本記事の要約になります

シグマクシスの年収は？

シグマクシスの直近の平均年収は1,168万円(平均年齢：36.3歳)です。
直近5年間の実績として安定して1,100万円台前後を推移しており、連続して高給が支払われている状況となっています。

会計年度	平均年収	平均年齢
23年3月期	1,168万円	36.3歳
22年3月期	1,092万円	44.7歳
21年3月期	1,169万円	36.9歳
20年3月期	1,152万円	37.1歳
19年3月期	1,167万円	36.8歳

シグマクシスの役職別年収は？

シグマクシスはアソシエイト～シニアコンサルタントをC0～C2として設定し、それ以降はアシスタントマネージャー、マネージャー、マネージングディレクター、プリンシパルと昇格していきます。

年収は下表のとおりです。

役職	年次	年収
C0	1~2年目	600万円
C1	3～4年目	700万円
C2	5～6年目	700～800万円
アシスタントマネージャー	7～10年目	800～1,000万円
マネージャー	11～14年目	1,000～1,300万円
マネージングディレクター	15年目以降	1,300～1,500万円
プリンシパル	15年目以降	1,500万円～

シグマクシスの中途入社時の年収は？

シグマクシスの2024年1月時点の中途入社募集はコンサルタント職のみの募集となっています。

職種	(年収レンジは一律)
コンサルタント	600～1,500万円
コーポレート系	500万円

シグマクシスの新卒入社時の年収は？

シグマクシスの新卒年収は600万円です。

年俸制が敷かれていますが、月45時間以上の残業代は支給されます。

学歴	年収
大学院修了	600万円
大卒
高専卒(専攻科)
高専卒
専門卒（4年）
専門卒（3年）
専門卒（2年）

要約に続いて、シグマクシスの基本情報を確認していきましょう。

シグマクシスの企業概要

出典：シグマクシス

シグマクシスは2008年に三菱商事グループのIT強化のために創業され、2013年に東証マザーズに上場した企業です。

主要株主として伊藤忠商事やインターネットイニシアティブ(IIJ)がおり、それぞれ10%弱の株を保有しています。

社名	株式会社シグマクシス
社名(英名)	SIGMAXYZ Inc.
代表者名	太田 寛
資本金	2億円（2021年10月1日時点）
本社所在地	〒105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F

おもな事業所としては本社の虎ノ門ヒルズにくわえ、原宿のX-baseに居を構えています。

シグマクシスの事業

シグマクシスの事業と成績は下表のとおりです。

会計年度	売上計	主要セグメント①：コンサルティング事業	主要セグメント②：投資事業
2023年度	17,334百万円	17,259百万円	167百万円
2022年度	15,654百万円	15,470百万円	334百万円
2021年度	14,024百万円	14,024百万円	–
2020年度	16,003百万円	16,003百万円	–

シグマクシスは売上170億円ほどを誇っています。

どんな会社なのか、事業内容を確認していきましょう。

コンサルティング事業

シグマクシスのメイン事業であるコンサルティング事業です。

金融や商社、運輸業などを中心にDXコンサルティングを展開しており、好調な売り上げを出しています。

投資事業

シグマクシスは投資事業も行っています。

決算資料に載せるほど投資運用益を出しているコンサルティング企業は珍しいですが、直近ではそこまで芳しい成績を残せていないようです。

挑戦的な試みなため、今後の動向に注目しましょう。

シグマクシスの労働環境

シグマクシスの労働環境は下表のとおりです。

従業員数	595人
平均継続年数	8.2年
有給取得率	–
平均年齢	36.3歳
女性比率	30%
受賞	–

シグマクシスの年収

シグマクシスの年収はどのようになっているのか、以下の視点から確認していきましょう。

• シグマクシスの平均年収と平均年齢
• シグマクシスの役職とグレード別年収
• シグマクシスの評価制度と昇格・賞与
• シグマクシスの中途採用時の年収
• シグマクシスの新卒の年収
• シグマクシスの転職難易度
• シグマクシスの新卒での就職難易度
• シグマクシスの年収偏差値

シグマクシスの平均年収と平均年齢

シグマクシスの平均年収は1,168万円(平均年齢36.3歳)です。

直近5年間の平均を見るとおおよそ1,100万円台となっており、非常に高い水準で推移していることがわかります。

会計年度	平均年収	平均年齢
23年3月期	1,168万円	36.3歳
22年3月期	1,092万円	44.7歳
21年3月期	1,169万円	36.9歳
20年3月期	1,152万円	37.1歳
19年3月期	1,167万円	36.8歳

徐々に平均年齢が若返っており、決算資料のKPIでも若い世代の獲得を設定しているため、企業として次代を担う人材を育成しようという意欲が感じ取れます。

シグマクシスの役職とグレード別年収

シグマクシスの役職とグレード別年収は以下のとおりです。

役職	年次	年収
C0	1~2年目	600万円
C1	3～4年目	700万円
C2	5～6年目	700～800万円
アシスタントマネージャー	7～10年目	800～1,000万円
マネージャー	11～14年目	1,000～1,300万円
マネージングディレクター	15年目以降	1,300～1,500万円
プリンシパル	15年目以降	1,500万円～

役職は一般的なコンサルティング企業で取られているアナリストからシニアコンサルタントまでがC0～C2として区分されています。

その後はアシスタントマネージャー、マネージャーと続き、最終的にはプリンシパルとなっていく形式です。

C2までは原則横並びで、それ以降は実力や成果によってペースが変わっていきます。

また残業代はみなし残業枠を超えると社内申請が必要になるようなので、その点は注意しておきましょう。

シグマクシスの評価制度と昇格・賞与

シグマクシスの評価制度は以下のとおりです。

項目	概要
評価手法	アセッサーによる自己推薦文評価
賞与の支給頻度	年1回
賞与の支給額	なし

シグマクシスでは年に1度評価が行われます。

評価方法は特殊で、被評価者が実績を記載した自己推薦文を、直接仕事では関係していないアセッサーという評価者が確認し、評価を決める形式です。

職務で直接関係しない他者が読んで理解でき、かつ評価される文章を書く必要があるため、自己推薦文の作成に結構な工数を取られるなどのコメントが見られました。

またシグマクシスは年俸制かつ賞与はないため、その分他社と比較して若干の年収減となっているようです。

シグマクシスの中途採用時の年収

シグマクシスの中途採用での年収提示額は下表のとおりです。

職種	(年収レンジは一律)
コンサルタント	600～1,500万円
コーポレート系	500万円

シグマクシスはコンサルタントが営業も行う形式であり、実質的にコンサルタント職の募集のみとなっています。

細かく見ていくとコンサルタントとしての得意領域で求人が分割されている形式です。

たとえば製造や流通、金融など得意とする産業で求人が分かれています。

年収としては600～1,500万円と幅広く提示されており、応募者の経歴に合わせて柔軟な年収額の提示が行われる格好です。

シグマクシスの新卒の年収

シグマクシスの新卒年収は600万円です。

学歴	年収
大学院修了	600万円
大卒
高専卒(専攻科)
高専卒
専門卒（4年）
専門卒（3年）
専門卒（2年）

院卒、学部卒一律で600万円の提示となっており、年俸制かつ賞与がないため50万円を12カ月で支給されます。

日本人の平均年収が458万円のため、新卒1年目からそれを超える年収が手に入るのは非常に魅力的な提示ではないでしょうか。

シグマクシスの転職難易度

シグマクシスの転職難易度は低めです。

年度	年間採用数	中途採用実績	総社員数
2023年度	92人	56人	595人
2022年度	68人	18人	560人
2021年度	85人	34人	548人

シグマクシスの中途採用は直近3年の実績で36人が平均です。

中途での転職難易度は年間採用数に対して30%をボーダーとして多寡を確認できます。

シグマクシスは直近では中途採用比率が26～61%で推移しており、比較的中途採用に積極的です。

特に2023年3月実績では61%が中途採用となっているため、比較的転職で入社しやすい企業となっています。

シグマクシスの転職難易度は上記の通りですが、あなたがシグマクシス社だけでなく、類似企業や上流商流の企業にどれくらいの可能性で転職できるか気になりませんか？

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シグマクシスの新卒での就職難易度

シグマクシスの新卒での就職難易度は易化傾向です。

年度	年間採用数	新卒採用実績	総社員数
2023年度	92人	36人	595人
2022年度	68人	50人	560人
2021年度	85人	51人	548人

シグマクシスの直近の新卒採用実績の平均は約46人です。

新卒での就職難易度は社員数100人あたり3人、3%が平均となります。

シグマクシスの新卒採用では18人ほどがボーダーです。

直近で36人の新卒採用を行っていることを踏まえれば、シグマクシスはかなり新卒採用に積極的になっていることが見て取れます。

シグマクシスは業績も好調で、直近では特に新卒採用に注力している状態です。

シグマクシスの年収偏差値

シグマクシスの年収偏差値を、以下2つの概念と比較してみていきましょう。

• 日本人との比較
• 競合他社との比較

国民全体との比較で見るシグマクシスの年収偏差値

シグマクシスの年収偏差値を見ていきましょう。

年代	シグマクシスの平均年収	年収偏差値
~30歳	800万円	74.4
31歳~40歳	1,300万円	79.3
41歳~50歳	1,500万円	74.0
51歳~	1,500万円	73.5

シグマクシスの年収を日本人の平均年収と比較して偏差値を算出したのが上記の表です。

シグマクシスの年収偏差値は73~80ほどで推移しており、非常に高い水準にあることがわかります。

どの世代でもまんべんなく高い偏差値です。

なお年収偏差値の計算には以下を用いています。

年収偏差値算出ツールは以下を参考に制作されています。

同業他社・競合との比較で見るシグマクシスの年収偏差値

同業他社と比較した偏差値を下表に示します。

企業名	平均年収	年収偏差値	出典
シグマクシス	1,168万円	63	有価証券報告書
シンプレクス	956万円	47	有価証券報告書
電通総研	1,128万円	61	有価証券報告書
伊藤忠テクノソリューションズ	1,028万円	53	有価証券報告書

シグマクシスの年収は同業他社と比較しても水準は高いです。

シグマクシスは強い営業による新規のプロジェクト獲得件数も伸ばしつつ、さらに契約ごとの単価も上げてきています。

クライアントに対して真摯に向き合い、コンペではなく名指しで指名をもらうほど現場で信頼を積み重ねており、その成果が数字として表れているようです。

売上をしっかりと社員に還元していることから、業界内でも高い年収を維持できているとみられます。

以上、シグマクシスの年収を確認してきました。

次は福利厚生をみていきましょう。

シグマクシスの福利厚生

シグマクシスの福利厚生は充実しています。

制度	概要
退職金	–
家賃補助	借上社宅として法人での契約は可能だが、資金面での補助はなし
社員持株会	株購入時に20%の奨励金補助あり
出産祝金	最大で100万円支給
育児手当	子が3歳になるまで毎月75,000円支給
医療費補助	–
総合福祉団体定期保険	–
健康保険組合保養所／スポーツ・アスレチック施設利用	–
会員制リゾートホテルシステム利用	–
アニバーサリー休暇	–
プロジェクト休暇	–

福利厚生の中でも気になるものをピックアップして紹介します。

社員持株会

シグマクシスは持株会があるため、通常よりも安く自社株を購入できます。

20%の奨励金が出るため、ただ貯金をするよりも割良く資金運用可能です。

ストックオプションと同様、自社株を持っていれば勤労意欲もわきやすいので、その点でも会社としてよくできた仕組みとなっています。

出産祝金

出産祝金もかなりの高額です。

第1子で10万円、第2子で20万円、第3子で100万円と条件こそあるものの、子どもが生まれたらなにかと入用になるためありがたい制度となっています。

産休や育休制度もしっかりと整備されており、その点でも安心です。

以上、シグマクシスの福利厚生を紹介しました。

続いてシグマクシスの評判を見ていきましょう。

シグマクシスの評判｜激務？やばい？

シグマクシスの評判を各クチコミサイトの評点から確認していきましょう。

企業名	平均点	ライトハウス	openwork	転職会議	indeed
シグマクシス	3.8/5	3.9/5	4.0/5	3.6/5	3.5/5
シンプレクス	3.9/5	4.0/5	4.2/5	3.6/5	–
電通総研	3.9/5	3.7/5	4.4/5	4.1/5	3.5/5
伊藤忠テクノソリューションズ	3.9/5	3.6/5	3.8/5	4.2/5	–

シグマクシスの評判は競合他社と比較してほぼ同等、横並びの状態です。

いずれの企業も社会的知名度があり、高年収を望める企業のため、それに比肩するシグマクシスは働きがいがある企業だとわかります。

シグマクシスはやばい？激務？

シグマクシスは繁忙期には相応の残業が発生します。

プロジェクトによっては月20時間程度の残業で済むようですが、忙しいプロジェクトとなると月60~100時間ほどの残業となることもあるようです。

プロジェクトが炎上したり納期が近いときなど繁閑の波がありますが、しかしそれはシグマクシスに限った話ではありません。

プロジェクトの合間に連続休暇を取れるプロジェクト休暇の福利厚生も利用可能ですし、メリハリをつけた働き方ができるようになっています。

若手のうちからがっつり働いて成長したい人にはおすすめの企業です。

シグマクシスに転職するには？採用フローや面接対策

シグマクシスの転職フローは標準的です。

• 書類選考　➡　1次面接　➡　最終面接

面接が2回設けられており、その中でこれまでの経験や強みなど一般的な質問がなされます。

ただし面接官によっては理論で詰めてくるタイプの人もいるため、そういった人に臆せず自身の意見を述べていけるよう心構えが必要です。

またシグマクシスは通常のコンサルタント職と異なり、もう少し独立心を求められる傾向にあるようです。

イメージとしてはリクルートや日本M&Aセンターなど、自分から積極的に売り込みを行うマインドがあることをアピールできるとよいでしょう。

以上、シグマクシスの転職フローの紹介でした。

まとめ：シグマクシスの平均年収は1,168万円

本記事をとおして、以下のことがわかりました。

• シグマクシスの平均年収は1,168万円
• 年収はかなりの高水準、前期比30%成長のコンサルティング事業が成長ドライバ
• 平均年収は直近5年間で横ばいも、新卒採用増加で若手年収は増加傾向

シグマクシスは年収も1,100万円を越えており、高収入が見込める企業です。

コンサルティング事業も軌道に乗っており、新卒採用も活発なことから優秀なマネージャー職であればより高給を見込める環境になっていくでしょう。

企業側も若手を導けるリーダーを欲しているのは間違いないため、マネジメントが得意な人は今が転職にうってつけの時期です。

シグマクシスに興味のある方はぜひエイジレスにご連絡いただき、一緒に転職戦略を練らせていただければと思います。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです！

• 大手：業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
• 特化型：希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

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