SAPモジュール一覧を解説|代表的な10のモジュールの役割や機能とは

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十河幸恵

未公開記事リンクあり 62515 SAP とは 会計

しーそー

<メインKW> SAP モジュール一覧 <サブKW> <サジェストKW> <検索意図(仮説)> 以下を知りたい  SAPのモジュール一覧  SAPの代表的なモジュールの機能・メリット  (潜在ニーズ)SAPのモジュール知識の学習方法 <ペルソナ> ①ERP導入プロジェクトメンバーになった若手社員(20代半ば)  入社後初めての異動で、知見のないERP導入の部署に配属された  チームメンバーからSAPの概要やモジュールについて学ぶように言われ、まずはネットで調べている ②中堅起業のITマネージャー(40代前半)  中堅企業のIT部門で長年働いており、幅広い知識と経験を持っている  自社でSAP ERPの導入を検討しており、どのモジュールがニーズにマッチするかを判断するための情報を探している <最低文字数> 8,000

SAPは、世界中の企業で利用されているERPソフトウェアです。企業の幅広い業務を統合的に管理するSAPを使いこなすうえで、モジュールの概念や役割の理解は欠かせません。

この記事では、代表的なモジュール一覧から各モジュールの役割・機能、SAPモジュールの理解を深める方法などを解説していきます。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • 会計系の代表的なSAPモジュールには、財務会計(FI)・管理会計(CO)がある
  • ロジスティクス系の代表的なSAPモジュールには、在庫購買管理(MM)・販売管理(SD)などがある
  • 人事系の代表的なSAPモジュールには人事管理(HR)、その他にはプロジェクト管理(PS)などがある
  • SAPモジュールの知識を深めるにはSAP認定コンサルタント資格の取得が有効

SAPモジュール一覧

しーそー

文字数:500〜700

SAPは、世界中の企業で導入されているERPソフトウェアです。ERPとは「Enterprise Resources Planning:企業資源計画」の略称で、企業の基幹業務を統合的に管理するシステムを指します。

SAPは、会計・製造・販売・人事など、企業のあらゆる業務領域をカバーする「モジュール」が組み合わされて構成されているシステムです。

まずは、SAPモジュールとは何か、そして代表的なモジュールの一覧を紹介していきます。

SAPのモジュールとは|業務領域ごとの機能をまとめたパーツ

SAPのモジュールとは、特定の業務領域の機能をまとめた機能群(パーツ)のことです。

たとえば、財務会計モジュールは、企業の財務報告のための機能を提供します。また、販売管理モジュールでは、注文処理や顧客管理が可能です。SAPには、このような、幅広い企業の業務に対応したモジュールが多数用意されています。

これらのモジュールは独立しても、互いに連携しても機能し、企業の要件に応じて選択・カスタマイズできるよう設計されています。

SAPの導入や運用に携わるために理解を広げていきたいとお考えなら、ぜひともSAPの代表的なモジュールの概要を押さえておきましょう。

SAPモジュール一覧

SAPのモジュールは、大きく「会計系」「ロジスティクス系」「人事系」「その他」の4つに分類されます。ロジスティクス系とは、生産・販売・物流などを担うモジュールを指します。

代表的なSAPモジュール一覧は以下のとおりです。

分類モジュール機能概要
会計系財務会計(FI)企業のお金の流れを正確に把握し、財務諸表を作成する
管理会計(CO)製品コストや利益率を分析し、経営判断を支援する
ロジスティクス系在庫購買管理(MM)資材の調達から在庫管理までを一元管理する
販売管理(SD)受注から出荷まで、販売業務全体を効率化する
生産計画・管理(PP)原材料の調達から製品の出荷まで、生産工程全体を管理する
品質管理(QM)製品の品質管理を徹底し、顧客満足度向上に貢献する
プラント保全(PM)プラント設備の保守・点検・修理を管理し、稼働率向上に貢献する
人事系人事管理(HR)人事情報の管理から人材育成まで、幅広い機能を提供する
その他プロジェクト管理(PS)プロジェクトの計画、実行、管理を支援し、目標達成を促進する
ビジネスインテリジェンス(BI)膨大なデータを分析し、経営に役立つ情報を提供する

ここからは、一覧に挙げた10個の代表的なモジュールの役割やおもな機能を紹介していきます。

【会計系】財務会計(FI)

しーそー

文字数:500〜600

まずは、会計系のモジュールから見ていきましょう。

1つ目は、財務会計(FI:Financial Accounting)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

▼SAPの会計機能のことをもっと詳しく知りたい人はこちら

役割・目的

財務会計(FI)モジュールの役割は、企業の財務状況を正確に把握し、企業内外のステークホルダーに報告することです。

FIモジュールは、国際会計基準や各国のルールに基づいた取引の記録・仕訳・財務諸表の作成をサポートします。それにより、企業は財務の透明性を高め、投資家や顧客・取引先の信頼を高めることが可能です。

おもな機能

財務会計(FI)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 元帳管理
  • 債権・債務管理
  • 資産管理
  • 財務諸表の作成

これらの機能により、財務会計の業務プロセスが効率化され、正確な財務情報の提供が可能になります。

ビジネス上のメリット

財務会計(FI)モジュールの導入により、企業は財務プロセスの自動化と効率化を実現し、経理作業のコスト削減が可能です。

正確かつタイムリーな財務情報の提供は、経営判断の質の向上や外部のステークホルダーの信頼向上への貢献も期待できます。また、規制準拠の強化により、財務リスクを最小限に抑えることにもつながるでしょう。

【会計系】管理会計(CO)

しーそー

文字数:500〜600

会計系の2つ目は、管理会計(CO:Controlling)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

管理会計(CO)モジュールの役割は、企業の経営者や部門責任者が意思決定を行うための、会計情報を提供することです。

COモジュールでは、コストの追跡・分析・報告を可能にし、効率的な予算管理とコスト管理をサポートします。それにより、企業はコスト削減・収益向上・経営の効率化などを実現し、競争力強化が期待できます。

おもな機能

管理会計(CO)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 原価計算
  • 予算・実績管理
  • 収益性分析
  • 投資利益率分析

これらの機能により、企業は資源の使用効率を向上させ、収益性の高い運営が可能になります。

ビジネス上のメリット

管理会計(CO)モジュールの導入により、企業はコスト管理と収益性分析の精度を高め、経営資源の最適な配分を実現可能です。実際のコストと収益データをリアルタイムで追跡・分析することで、経営者は情報に基づいた適切な意思決定が可能となり、企業の競争力向上が期待できます。また、プロセスの自動化と標準化によって、経営管理の効率が向上し、戦略的な活動への集中も期待できるでしょう。

【ロジスティクス系】在庫購買管理(MM)

しーそー

文字数:500〜600

ここからは、ロジスティクス系の5つのモジュールを見ていきましょう。

ロジスティクス系の1つ目は、在庫購買管理(MM:Material Management)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

在庫購買管理(MM)モジュールの役割は、企業の購買プロセスと在庫管理の効率化です。

MMモジュールにより、企業は供給者からの購入や在庫の管理、請求書の処理をシームレスに行えるようになります。それにより、コスト削減と資源の最適化が実現し、企業の運営効率向上が期待できます。

おもな機能

在庫購買管理(MM)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 購買管理
  • 在庫管理
  • 原価計算
  • サプライヤー管理

これらの機能により、企業は購買から支払いに至るプロセスを効率的に管理し、コスト削減と透明性を実現できます。

ビジネス上のメリット

在庫購買管理(MM)モジュールの導入により、企業は購入プロセスの透明性と効率性を向上できます。在庫レベルの最適化によって、不必要な在庫コストの削減と資金の有効活用も可能です。さらに、供給者との関係強化により、購入条件の改善や納期の短縮も期待できるでしょう。

【ロジスティクス系】販売管理(SD)

しーそー

文字数:500〜600

ロジスティクス系の2つ目のモジュールは、販売管理(SD:Sales and Distribution )モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

販売管理(SD)モジュールの役割は、企業の販売プロセスと顧客管理を最適化することです。

SDモジュールは、注文処理や出荷、請求書発行などの販売プロセスを自動化し、効率的な管理を可能にします。それにより、顧客満足度の向上や納期の短縮、収益性の向上が期待できます。

おもな機能

販売管理(SD)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 受注管理
  • 出荷管理
  • 顧客管理
  • 売上管理

これらの機能を通じて、販売プロセスの効率化と顧客サービスの向上を実現できます。

ビジネス上のメリット

販売管理(SD)モジュールの導入により、企業は販売プロセスの透明性を高め、顧客対応の迅速化が可能です。

正確な価格設定と請求プロセスの効率化により、収益性の向上が見込めます。また、顧客データの一元管理により、顧客満足度の向上と長期的な顧客関係の構築も期待できるでしょう。

【ロジスティクス系】生産計画・管理(PP)

しーそー

文字数:500〜600

ロジスティクス系の3つ目のモジュールは、生産計画・管理(PP:Production Planning)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

生産計画・管理(PP)モジュールの役割は、製造プロセスの計画と実行の効率化です。PPモジュールは、生産計画の作成や材料管理、工程スケジューリングにより効率的な生産活動をサポートします。その結果、生産コストの削減や納期の正確性の向上、生産効率の最大化の実現が期待できます。

おもな機能

生産計画・管理(PP)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 生産計画
  • 資材管理
  • 作業指示
  • 生産実績管理

これらの生産活動を統合的に管理する機能により、需要予測に基づく最適な生産計画や資材の効率的な調達、作業進捗のリアルタイム管理を実現します。

ビジネス上のメリット

生産計画・管理(PP)モジュールの導入により、企業は生産の柔軟性を高め、市場の変動に迅速に対応することが可能です。正確な在庫管理と材料計画は、過剰在庫のリスクを減少させ、キャッシュフローの改善にもつながるでしょう。また、製造コストの削減と生産効率の向上により、全体的な収益性の向上も期待できます。

▼SAP PPのプロセスや機能のことをもっと詳しく知りたい人はこちら

【ロジスティクス系】品質管理(QM)

しーそー

文字数:500〜600

ロジスティクス系の4つ目のモジュールは、品質管理(QM:Quality Management)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

品質管理(QM)モジュールの役割は、製品の品質を検査・管理し、品質を向上させることです。

QMモジュールは、品質計画・検査・証明プロセスの統合的な管理を実現します。それにより、製品の不具合を減少させ、顧客満足度や企業のブランド価値の向上が図れます。

おもな機能

品質管理(QM)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 検査計画
  • 検査結果の記録・分析
  • 品質改善
  • 文書管理

これらの機能により、企業は製品とプロセスの品質を継続的に監視し、改善できます。

ビジネス上のメリット

品質管理(QM)モジュールの導入により、企業は製品の品質を保証し、顧客満足度を高めることが可能です。不具合の早期発見と対応は、返品率の低下とコスト削減につながります。また、品質管理プロセスの標準化により、企業の信頼性と市場競争力を向上させることも期待できるでしょう。

【ロジスティクス系】プラント保全(PM)

しーそー

文字数:500〜600

ロジスティクス系の最後のモジュールは、プラント保全(PM:Plant Maintenance)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

プラント保全(PM)モジュールの役割は、企業の設備資産の効率的な管理と保全を支援することです。

PMモジュールを活用して、設備の状況を可視化し適切なタイミングで点検・整備を行うことで、設備の故障を未然に防ぎます。その結果、設備の可用性が向上し、生産性の高い運用を実現できます。

おもな機能

プラント保全(PM)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 設備台帳管理
  • 点検・整備管理
  • 故障修理管理
  • 予防保全

これらの機能により、設備の保全と管理が一元化され、運用の効率が向上します。

ビジネス上のメリット

プラント保全(PM)モジュールの導入により、企業は設備のダウンタイムを減少させ、生産効率の向上が可能です。また、予防保全により突発的な故障や修理コストが削減でき、運用コストの低下にも貢献します。さらに、設備の維持管理プロセスの標準化により、長期的な資産価値の保持と競争力強化も期待できるでしょう。

【人事系】人事管理(HR)

しーそー

文字数:500〜600

続いては、人事系のモジュールである人事管理(HR:Human Resources)モジュールに関して、以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

役割・目的

人事管理(HR)モジュールの役割は、従業員情報の管理と人事プロセスの最適化を支援することです。

HRモジュールは、採用から退職までの従業員ライフサイクル全般をカバーし、人事業務の効率化を実現します。それにより、人材の確保・育成・評価・定着を支援し、企業の競争力強化に貢献します。

おもな機能

人事管理(HR)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • 採用管理
  • 人事評価
  • 給与計算
  • 研修管理

これらの機能により、従業員データの一元管理を実現し、人事業務を効率的に遂行できます。

ビジネス上のメリット

人事管理(HR)モジュールの導入により、企業は従業員データの精度を向上させ、人事プロセスの透明性を高めることが可能です。人事プロセスの効率化、給与計算の自動化により、労務コストの削減も実現できます。また、適切な人材管理と育成により従業員の能力を最大限に活用し、組織全体の成長と競争力の向上に貢献します。

【その他】プロジェクト管理(PS)

しーそー

文字数:500〜600

ここからは、会計・ロジスティクス・人事のどれにも属さない、その他のモジュールを2つ紹介します。

1つ目は、プロジェクト管理(PS:Project System)です。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

▼プロジェクトマネジメントにおすすめのSAP以外のツールを詳しく知りたい人はこちら

役割・目的

プロジェクト管理(PS)モジュールの役割は、プロジェクトの計画・実行・管理・分析を支援し、プロジェクトの成功率を向上させることです。

PSモジュールにより、プロジェクトの目標達成に必要なリソースの割り当てとスケジューリングを最適化できます。また、プロジェクトの進捗状況を可視化でき、適切なタイミングで修正を行うことで、プロジェクトを成功に導くことが可能です。

おもな機能

プロジェクト管理(PS)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • プロジェクト計画
  • 予算管理
  • スケジュール管理
  • リソース管理

これらの機能を通じて、企業はプロジェクトの透明性を高め、効率的な管理が実現できます。

ビジネス上のメリット

プロジェクト管理(PS)モジュールの導入により、プロジェクトの計画と実行の精度を向上させることが可能です。詳細な計画と正確な実行により、プロジェクトの遅延や予算超過を防ぎ、投資対効果を最大化できます。全体的なプロジェクト管理プロセスの効率化により、戦略的な目標達成に貢献し、企業価値の向上が期待できます。

【その他】ビジネスインテリジェンス(BI)

しーそー

文字数:500〜600

 その他のモジュールの2つ目は、ビジネスインテリジェンス(BI:Business Intelligence)モジュールです。以下のポイントを紹介します。

  • 役割・目的
  • おもな機能
  • ビジネス上のメリット

▼BIエンジニアの仕事内容や必要なスキルを詳しく知りたい人はこちら

役割・目的

ビジネスインテリジェンス(BI)モジュールの役割は、データを収集・分析し、経営層や各部門の意思決定を支援することです。

BIモジュールは、企業が蓄積した大量のデータから有用な情報を抽出・分析して、ビジネスの洞察を得るための情報を提供します。情報を活用することで、市場のトレンドや自社の状況を迅速かつ正確に捉え、競争力の強化が実現可能です。

おもな機能

ビジネスインテリジェンス(BI)モジュールのおもな機能は、以下のとおりです。

  • データ収集
  • データ分析
  • データ可視化・レポーティング
  • ダッシュボード

これらの機能により、企業はデータを効果的に分析し、適切な意思決定が可能となります。

ビジネス上のメリット

ビジネスインテリジェンス(BI)モジュールを導入し、正確なデータに基づく意思決定を行うことで、精度向上・リスクの低減・収益性の向上などが実現可能です。また、市場の変化に迅速に対応し、新たなビジネスチャンスを見つけ出す機会も高まります。さらに、全社的なデータの可視化と共有により、組織内のコミュニケーションが促進され、全体のビジネス効率向上も期待できるでしょう。

SAPモジュールの知識・スキルを高めるなら認定資格がおすすめ

しーそー

文字数:300〜400

SAPモジュールの知識やスキルを高めるなら、SAP認定コンサルタント資格の取得がおすすめです。

SAP認定コンサルタント資格は以下の3つのレベルに分かれており、初級者から上級者までスキルレベルにあった資格を選べます。

  • アソシエイト
  • スペシャリスト
  • プロフェッショナル

また、ジャンルに応じて以下の3つに分類されており、幅広い製品やモジュールの知識を測る資格の種類は130以上と豊富です(2024年2月現在)。

  • アプリケーション
  • デベロップメント
  • テクノロジー

たとえば、紹介したモジュールに対応する以下のような資格が用意されています。

  • 財務会計(FI):SAP Certified Application Professional – Financials in SAP S/4HANA for SAP ERP Finance Experts (SAP S/4HANA 2021)
  • 品質管理(QM):SAP Certified Application Associate – SAP S/4HANA Quality Management

SAP認定コンサルタント資格の取得には高度な専門性が必要なため、エンジニア市場での評価も高く、キャリアアップの強力な武器にもなるでしょう。

▼SAP認定資格の入門編であるアソシエイト認定資格のことを詳しく知りたい人はこちら

SAPのスキルを活かした転職・独立はエイジレスにご相談を

しーそー

文字数:400

SAPモジュールの導入・運用のスキルや経験を活かした転職・独立をお考えなら、エイジレスにご相談ください。

エイジレスは、年齢が高いという理由で不採用になる・若いという理由だけで報酬が低いなど「年齢によるしがらみをなくす」をミッションに掲げる、人材関連サービス企業です。

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まとめ|SAPモジュールの理解を深めて導入・運用に役立てよう

しーそー

文字数:400

この記事を通して、以下のことがわかりました。

  • 会計系の代表的なSAPモジュールには、財務会計(FI)・管理会計(CO)がある
  • ロジスティクス系の代表的なSAPモジュールには、在庫購買管理(MM)・販売管理(SD)などがある
  • 人事系の代表的なSAPモジュールには人事管理(HR)、その他にはプロジェクト管理(PS)などがある
  • SAPモジュールの知識を深めるにはSAP認定コンサルタント資格の取得が有効

SAPは、企業のさまざまな業務プロセスを効率化し、経営の質を高める強力なERPソフトウェアです。SAPを構成するモジュールは特定の業務領域に特化し、会計や生産・物流、人事まで幅広い業務をサポートします。

SAPモジュールの全体像を知り、自身が携わるモジュールを詳しく理解することはSAPの導入・運用を成功させる第一歩です。本記事を参考に、SAPモジュールの理解を深め、プロジェクトを成功に導きましょう。

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執筆者
しーそー
大手証券系システム会社での20年間のシステムエンジニア(SE)歴を経て、2022年4月よりライターの道へ。前職では主に設計・要件定義などの上流工程やプロジェクトマネジメントを経験。職歴を活かしたIT・金融関係の記事や、趣味と実益を兼ねた資産運用・仮想通貨などが得意ジャンル。2児の父として子育てにも奮闘中