社内SEはオワコン?需要と将来性を考えてみる

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社内SEは、数あるIT職のなかでもライフワークバランスを実現しやすく、人気のある職種です。

企業のDX・システム内製化ニーズ増加により需要が高く、「勝ち組」といわれることもある一方、技術革新により将来性を不安視する人もいるでしょう。

そこで本記事では社内SEの将来性を、現役社内SEの視点から解説します。

これから社内SEで働きたい人や、現在社内SEとして働いているが将来性を考え、別企業もしくは別のエンジニアへ転職を考えている人もいるかもしれません。働く環境によって、スキルを発揮できるかできないかも大きく変わります。

将来のために新たな道を考えているのであれば、弊社エイジレスに一度相談してみませんか? エイジレスはSIer、ベンダー、ITコンサルタントに特化しており、業界知識が豊富で、非公開求人も多数保有しています。あなたの最適な職場や給与条件の提案が可能です。 また、業界特化により、企業からも信頼も得ているため、内定や年収UPを実現しています。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • 「DXの推進需要」「セキュリティ対策市場の需要」などにより、将来性は安定している
  • クラウドコンピューティングやAI技術などにより、社内SEの仕事が代替されるリスクも顕在する
  • 時代のニーズに合わせた専門領域を持つ社内SEは、需要と将来性が高い

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  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

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社内SEの将来性と需要

結論として、社内SEの需要と将来性は今後も十分に継続するでしょう。

理由は企業の社内SEを求めるニーズは高く、会社が成長していくうえで欠かせない存在だからです。

ただし、新技術などにより仕事の一部が代替されることが考えられ、社内SEの将来性にも一定のリスクがともないます。

まずは、社内SEの求人動向・待遇をみていきましょう。

社内SEの求人動向

弊社が求人ボックスから、社内SEの求人数をリサーチしたところ、2023年8月の求人数は133,052件でした。

これは昨年同時期に比べ、求人数が1.98倍に伸びています。

地域別の求人も見ていきましょう。

現在、社内SEの全求人数133,052件のうち、都市部(東京・大阪・愛知・北海道・福岡・宮城)の求人が71,032件です。

都市部の中でも、

  • 東京43,242件
  • 大阪10,043件
  • 愛知7,049件
  • 北海道4,259件
  • 福岡4,890件
  • 宮城県1,549件

という結果になっています。

また首都圏をみてみると、

  • 東京43,242件
  • 神奈川12,746件
  • 千葉9,365件
  • 埼玉7,275件

となっており、首都圏に求人が集中していることがわかります。

雇用形態も確認してみましょう。

全求人数133,052件の内訳は、

  • 正社員117,708件
  • 派遣社員5,355件
  • 契約社員4,454件
  • そのほか5,535件

という結果になっています。

このことから、求人の多くは正社員を求めている実態がみてとれます。

正社員における社内SEの待遇

正社員における社内SEの待遇を見ていきましょう。

マイナビエージェント職種図鑑によると、社内SEの平均年収は512万円となっています。

また弊社が、求人ボックスに掲載されている直近の案件をランダムにリサーチしたところ、全国の社内SE平均初任給は443万円/年でした。

東京に求人を絞ったところ、平均初任給は496万円/年となっており、東京のほうが高い給料設定となっていました。

一方で社内SE以外の求人は、平均初任給が519万円/年となっており、社内SEより高く設定されていることがわかります。

社内SE以外の求人には、クラウドエンジニア・ネットワークエンジニア・プログラマーなどさまざまな職種が含まれています。

フリーランスの社内SEにおける待遇

フリーランスの社内SEも見ていきましょう。

フリーランススタートによる直近4か月の案件を、ランダムにリサーチしたところ、給料は平均68.4万円/月(821万円/年)でした。

業務内容としてはサーバ運用・保守を始めとし、ヘルプデスク・キッティング作業など幅広い案件がありました。

案件の中でも、

  • プロジェクトマネージャー:平均80万円/月
  • セキュリティ施策推進:平均115万円/月

が特に高単価となっています。

また、リモート可の求人が多かったことが特徴的でした。

なお、フリーランスの社内SE求人は、

  • 東京108件
  • 大阪12件
  • 愛知3件
  • 北海道0件
  • 福岡0件
  • 宮城県0件

となっています。

全体的に求人数が少なく、東京に案件が集中しています。

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  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

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社内SEの将来性が高い理由

社内SEは以下の理由から、将来性が高いといえます。

  • DX推進を求める企業が7割以上
  • 大手企業を中心にシステム内製化ニーズが高い
  • セキュリティ対策市場が伸びている
  • テレワークが普及している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

DX推進を求める企業が7割以上

ひとつ目の理由は、企業のDX推進に対するニーズが強いためです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用し、業務そのものや企業文化・風土を変革することです。

フレクト社の調査では、社員数300名以上の企業のうち、70.5%以上が「DXの必要性」を感じていました。

また、「DXを実施するにあたる課題」について、6割以上が人材不足と回答しています。

企業ではDX推進のニーズが高く、それに応えられる社内SEは将来性が高いといえるでしょう。

大手企業を中心にシステム内製化ニーズが高い

ふたつ目の理由は、企業のなかでシステム内製化の需要が強いためです。

ガートナージャパンの調査によると、ユーザー企業のあいだで、システム開発方針を「内製化する」と回答した割合が54.4%でした。

内製化の方針をとった理由として

  • 開発コストの削減:55.2%
  • 開発・実装・保守対応の迅速化:49.7%

が挙げられています。

つまり、システムを内製化できる社内SEの需要は高く、将来性は安定していると判断できます。

セキュリティ対策の市場が伸びている

3つめの理由は、セキュリティ対策の市場が伸びているためです。

NRIセキュア社が、2022年に1,800社の日本企業を対象に調査を行ったところ、9割がセキュリティ人材が不足していると感じていました。

また、新規セキュリティ対策への投資予算として、多くの企業が2021年度より増加傾向です。

なかでも従業員数1万人以上の会社では、セキュリティ予算の増額企業が7.7%も増える結果となりました。

背景として国際情勢を踏まえたサイバー犯罪防止があり、企業のセキュリティ対策を担う社内SEの将来性は今後もますます高くなることが予想されます。

テレワークが普及している

最後に、テレワーク普及による社内SEの需要増加が挙げられます。

コロナ禍の影響により、ここ数年でリモートワークがかなり普及しました。

国土交通省の調査(期間:令和4年10~11月)によると、雇用型テレワーカーの割合は22.7%の水準でした。

また、87%の雇用型テレワーカーが「時間の有効活用」や「通勤の負担軽減」を理由にテレワーク継続の意向があることから、現代社会にテレワークは根付くものとなるで可能性が高いでしょう。

テレワークを行うには、セキュリティ対策などが必要であり、社内SEの需要は増加傾向にあると考えられます。

ここまで社内SEの将来性が高い理由を説明しました。

次は、社内SEに関するさまざまな疑問に回答します。

社内SEに関するアレコレ|ネガティブな意見・転職事情などの質問に回答

社内SEを目指している人や、現在社内SEとして働いている人からのよくある質問を紹介します。

Q1.ネット記事やSNSで「社内SEはやめとけ」という意見を見かけます…

社内SEの仕事は、「範囲が広くマルチタスクになる」「SEとしてのスキルが身につきにくい」「会社の利益に直結しないため肩身がせまい」などのネガティブな側面があることは事実です。

一方で、「上流工程に携われる」「エンドユーザーとの距離が近い」「ワークライフバランスをとりやすい」など社内SEならではのメリットもあります。

以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある人は読んでみてください。

Q2.社内SEにはどのような「やりがい」がありますか?

ほかのIT関連職種と比べると、社内SEならではのやりがいは、「自社のビジネス課題の解決に直接的に取り組める」「裁量を持って仕事ができる」という点です。

以下の記事で、現役の社内SEが詳しく解説しているので読んでみてください。

Q3.社内SEからの転職を考える場合、どのような転職先がありますか?

社内SEの実務経験を活かせ、さらにIT転職市場で人気がある転職先は、以下があげられます。

  • 同業他社の社内SE
  • SIerのSE
  • 自社開発企業のSE

以下の記事で詳しく解説していますので、読んでみてください。

Q4.社内SEとして働くために、どのような資格を取得すべきでしょうか?

社内SEとして転職するために資格取得が必須ではありませんが、アピールポイントとして有効です。

以下の記事では、「IT未経験から社内SEに転職したい場合」「IT経験者が社内SEに転職したい場合」「専門性をアピールしたい場合」などのケースごとに社内SEの転職に役立つ資格を解説しています。

興味がある人は読んでみてください。

次は、社内SEの将来性を考えるうえで考慮すべきリスク要因を解説します。

社内SEの将来性を考える上でのリスク要因

リスク要因として、以下のものが挙げられます。

  • クラウドコンピューティングによる業務縮小
  • AI技術による人員削減
  • 技術革新による既存技術の陳腐化
  • 情シスのアウトソーシングによる業務縮小

それぞれ詳しく見ていきましょう。

クラウドコンピューティングによる業務縮小

ひとつ目のリスク要因として、クラウドコンピューティングサービス普及による業務の縮小が挙げられます。

クラウドコンピューティングサービスとは、AWSやAzureのように、ネットワークを経由してコンピュータ資源を利用するサービスのことです。

従来は、自社内でサーバを管理するオンプレミス環境が主流でしたが、近年はクラウド環境によるサーバ利用が主流になりつつあります。

このような環境の変化は、自社サーバのインフラやネットワークを管理している社内SEの業務縮小につながる懸念として注視する必要があるでしょう。

AI技術による人員削減

ふたつ目のリスク要因として、AI技術の進展による人員削減が挙げられます。

特に、ヘルプデスク業務はAIに代替される可能性が高いでしょう。

KDDIエボルバ社では、1日平均100件の電話問い合わせを、AIチャットボット導入により50%以上削減しました。

同社では今後電話受付を停止し、電話によるヘルプデスクを撤廃する体制を整備しています。

このようにAI技術はますます進展し便利になる一方で、今後社内SEの一部業務は、徐々にAIに置き換わっていくことが考えられるでしょう。

技術革新による既存技術の陳腐化

3つ目のリスク要因として、技術革新による既存技術の陳腐化が挙げられます。

これは技術革新により、長年培ったスキルが無用なものになるリスクです。

先にも説明したクラウドコンピューティングでは、社内SEは既存のインフラ知識よりも、クラウド知識が必要になりました。

技術が進歩するたびに、これまでの知識を捨て、新たに知識を取得し続ける必要があります。

技術革新についていけない社内SEは技術から取り残され、人材価値がなくなるリスクがあるでしょう。

情シスのアウトソーシングによる業務縮小

最後に、情シス業務のアウトソーシングによる業務縮小が挙げられます。

アウトソーシングとは、SES(システムエンジニアリングサービス)のような企業への、情シス業務委託を指します。

近年企業のあいだでは、ヘルプデスクやシステム運用・保守など、社内SEの業務をアウトソースする動きが活発となっています。

この動きは、情シス部署で働く社内SEの負担軽減につながる一方で、徐々に社内SEの仕事が縮小していくリスクがあります。

ここまで社内SEの将来におけるリスクを挙げました。

それでは、最後に社内SEのなかで需要と将来性が高い人材を解説します。

社内SEの中でも特に需要と将来性が高い人材の特徴

社内SEの将来にはリスクもありますが、以下のような強みを持った人材の将来性は安定しています。

  • DXを推進できる人材
  • システム内製化ができる人材
  • 上流工程の仕事ができる人材
  • 専門領域を持つ人材

それぞれ詳しく解説します。

DXを推進できる人材

DXを推進できる人材は、将来性が高いです。

それはすでに説明したとおり、7割の企業はDX推進を行いたいと考えており、DX推進できる人材を求めているからです。

DX推進をするには技術面以上に、リーダーシップや実行力などヒューマンスキルが必要になります。

ヒューマンスキルが高くDXの実績がある人材は、企業にとって価値が高いと評価されます。

システム内製化ができる人材

システム内製化ができる人材も、将来性が高いです。

それはすでに説明したとおり、54%以上の企業でシステム内製化のニーズがあるからです。

システム内製化を行うためには、開発技術や経験がなにより重要になります。

開発経験があり、技術力をアピールできれば、社内SEとして引く手あまたの人材になるでしょう。

上流工程の仕事ができる人材

上流工程の仕事ができる人材も、需要が高いでしょう。

上流工程とは、情報システム開発のプロジェクトマネジメントや要件定義・設計の仕事を指します。

このような仕事は、プロジェクトを管理する職であり、希少性があり年収も高くなります。

特に大規模なプロジェクトの上流工程を経験している社内SEは、人材価値があり、将来性も期待できるでしょう。

専門領域を持つ人材

最後に専門領域をもつ人材は、将来性が高いです。

それは、自身のセールスポイントを企業に売り込みやすいからです。

たとえば、セキュリティに強い社内SEの場合、企業にセキュリティ対策ができる人材であることをアピールしやすくなります。

ほかにも、AI・クラウド・ネットワーク・システム開発のように、自身の専門領域を持つと市場価値と将来性が高くなります。

ここまで将来性が高い社内SEの特徴を解説しました。

次は、社内SEのキャリア形成を支援するサービスを紹介します。

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まとめ|ニーズに合ったスキルを持つ社内SEは将来性あり

本記事をまとめると、以下のとおりです。

  • 「DXの推進需要」「セキュリティ対策市場の需要」などにより、社内SEの将来性は安定している 
  • クラウドコンピューティングやAI技術などにより、社内SEの仕事が代替されるリスクも顕在する 
  • 時代のニーズに合わせた専門領域を持つ社内SEは、需要と将来性が高い 

時代のニーズに合ったスキルを持つ社内SEは、今後も将来性が高いでしょう。

これは、日進月歩で変化するIT業界において、社内SEに限った話ではありません。

逆に、既存の技術に固執し、変化に対応できない社内SEは取り残されていきます。

ヒューマンスキルを磨き、プロジェクトマネージメントができる人材も需要が高いでしょう。

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執筆者
オオムラ
地方公務員から、インフラ業界の社内SEに転職して3年目。会社の基幹システム・サーバー・ネットワークなど幅広いIT業務の構築・運用担当者であり、現在はDXにも力を入れている。趣味はSNS、ブログ運用、Webライティング。WebライティングはIT系記事を中心に執筆を行っている。0歳児の父として育児にも奮闘中。