フリーランスITコンサルタントの将来性は高い?|未経験からフリーランスITコンサルタントになる方法も解説
十河幸恵
※当サイトは人材関連サービスを展開する株式会社エイジレスが運営しています。本ページは自社および提携先のPRを含む場合があります。
これからフリーランスITコンサルタントを目指す人の中には、「フリーランスITコンサルタントの将来性は?」と思う人がいるかもしれません。
フリーランスITコンサルタントの将来性は高く、高単価案件も多数あります。
ここでは、フリーランスITコンサルタントの仕事内容や将来性などを解説しています。
この記事を読んでフリーランスITコンサルタントになるための参考にしてください。
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- 【この記事を読んでわかること】
- フリーランスITコンサルタントの将来性は高い
- フリーランスITコンサルタントは、自由に案件を選べるが収入の不安定さがある
- 未経験からでもフリーランスITコンサルタントになれる可能性がある
- フリーランスITコンサルタントの案件にはグローバルな案件が多いため、英語力を磨くとよい
フリーランスにおすすめの案件探し方法
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- フリーランスITコンサルタントの仕事内容
- フリーランスITコンサルタントの案件の単価相場と年収
- フリーランスITコンサルタントの需要と将来性
- フリーランスITコンサルタントのメリットとデメリット
- 未経験からフリーランスITコンサルタントになるには
- フリーランスITコンサルタントに最低限必要なスキル
- フリーランスITコンサルタントが高単価案件を獲得しやすくなる経験やスキル
- フリーランスITコンサルタントの案件獲得方法
- フリーランスITコンサルタントが取得しておくと役立つ資格
- フリーランスITコンサルタントの高単価案件はエイジレスにお任せください
- まとめ|フリーランスITコンサルタントの将来性は高く高単価案件の募集は多数ある
フリーランスITコンサルタントの仕事内容
フリーランスITコンサルタントの仕事を、以下の2つの視点から見ていきましょう。
- フリーランスITコンサルタントの仕事内容
- フリーランスITコンサルタントの種類と案件例
それぞれ解説します。
フリーランスITコンサルタントの仕事内容
ITコンサルタントの仕事内容は、最新のIT技術を駆使してクライアントからの要望を叶えることですが、ほかにもプロジェクト管理などさまざまな仕事があります。
ここでは、フリーランスITコンサルタントの仕事内容を、以下の表にまとめてみました。
項目 | 説明 |
---|---|
クライアントへのヒアリング | クライアントからの要望をヒアリングして、現状の課題を把握します。 クライアントの課題を詳細に把握するために、コミュニケーションスキルが必要です。 |
課題分析 | クライアントからヒアリングした内容やデータを分析し、課題として可視化します。 ヒアリング内容やデータを分析するために、分析力が必要です。 |
解決策や戦略の立案 | 分析した課題に対して、問題解決能力を活用し、解決策を打ち出します。 現行業務プロセスの課題から、提案できる解決策や実行手順などを提案書に記載し、経営上層部に報告します。 |
システム導入支援 | 承認された提案の内容で、システム導入に関するプロジェクト計画を作成します。 プロジェクト計画には、予算・コスト・スケジュール・リスク管理などの内容が含まれます。 |
プロジェクトの評価 | プロジェクト計画に基づいてシステムを導入したのち、その効果をはかります。 検証の結果、導入したシステムが期待通りに効果を発揮できているかを評価します。 |
以上が、ITコンサルタントの仕事内容です。
フリーランスITコンサルタントの種類と案件例
フリーランスITコンサルタントの代表的な種類と具体例として、エイジレスフリーランスの取り扱い案件を紹介します。
※以下は2024年4月17日時点の案件例です。ほかにも取り扱い案件は多数ありますので、興味のある人は「エイジレスフリーランス」の画面から最新情報をご確認ください(登録不要でご確認可能)。
- BPRコンサルタント
- システム運用コンサルタント
- クラウドコンサルタント
- 業務システムコンサルタント
- AI活用コンサルタント
- ERPコンサルタント
- SAPコンサルタント
- SCMコンサルタント
- CRMコンサルタント
- DX推進コンサルタント
それぞれの内容は以下のとおりです。
BPRコンサルタント
企業の業務プロセスを分析し、最適化を支援するコンサルタントです。
- 案件例:ビジネスプロセスの改善支援
- 案件単価:125万円/月(年収期待値:1,500万円)
- 業務内容:販促/販売/調達/債権等の領域における現行業務分析および業務要件整理
システム運用コンサルタント
業務システムの安定稼働と効率的な運用体制を実現するためのサポートを行います。
- 案件例:基盤運用業務の自動化支援
- 案件単価:85万円/月(年収期待値:1,020万円)
- 業務内容:DevSecOpsチームにて、基盤運用の自動化を支援
クラウドコンサルタント
クラウドサービスの活用や移行における計画策定と実行をサポートするのがクラウドコンサルタントの役割です。
- 案件例:Azure移行プロジェクトのグローバル対応
- 案件単価:90万円/月(年収期待値:1,080万円)
- 業務内容:インフラ技術の課題解決支援
業務システムコンサルタント
企業の業務に合わせたシステム要件を分析し、最適なシステム構築を支援します。
- 案件例:証券系システムの要件定義支援
- 案件単価:100万円/月(年収期待値:1,200万円)
- 業務内容:業務要件とシステム要件の整理、課題解決推進、要件定義書の作成支援
AI活用コンサルタント
AIを業務に効果的に活用するための戦略立案と導入プロセスを支援する役割です。
案件例:生成AIサービス開発プロジェクトの支援
案件単価:105万円/月(年収期待値:1,260万円)
業務内容:ITコンサルとして企画/要件定義フェーズを支援
ERPコンサルタント
ERPシステム(企業経営資源管理システム)の導入や運用を支援します。
- 案件例:次期会計システム導入支援
- 案件単価:85万円/月(年収期待値:1,020万円)
- 業務内容:要件定義から移行までの各フェーズでのプロジェクト推進およびコミュニケーション促進
SAPコンサルタント
ERPの中でも、SAP製品の設計・構築・運用を支援する役割です。
- 案件例:公共向けCO導入コンサルタント
- 案件単価:180万円/月(年収期待値:2,160万円)
- 業務内容:SAP S4/HANAにおけるCOモジュールの導入を支援
昨今はSAPコンサルタントの需要が非常に高いです。
以下の記事で、SAPコンサルタントに関して詳細に解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
SAPコンサルタントとは?業務内容・年収・必要スキルなど徹底解説
SAPコンサルタントに興味はあるけど実態がよくわからない、と感じている人は多いのではないでしょうか。本記事ではSAPコンサルタントに対する疑
SCMコンサルタント
企業のサプライチェーンを管理するシステムの最適化と効率化をサポートします。
- 案件例:SCMシステム開発支援(販売管理)
- 案件単価:120万円/月(年収期待値:1,440万円)
- 業務内容:販売管理システム開発(需給管理含む)におけるプロジェクトマネジメントの推進支援
CRMコンサルタント
顧客関係管理システムの導入・活用を通じて顧客満足度向上を支援する役割です。
- 案件例:SalesforceのFit&Gap分析と導入支援
- 案件単価:100万円/月(年収期待値:1,200万円)
- 業務内容:Fit&Gap分析の実施とプロジェクトスコープ定義を担当
DX推進コンサルタント
デジタル技術を活用して企業のビジネスモデル変革を促進します。
- 案件例:大手素材メーカー向け素材加工事業のDX案件推進
- 案件単価:130万円/月(年収期待値:1,560万円)
- 業務内容:素材加工事業のDXを推進する部門配下において、個別プロジェクトを推進
DX推進コンサルタントは、以下の記事でくわしく解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
DXコンサルタントの年収相場は1000万超|企業が求めるスペシャリストの条件
DXを推進するスペシャリスト、それがDXコンサルタントです。世間ではDXがもてはやされ、ITコンサルタントやDXコンサルタントなどのシステム
以上のように、ITコンサルタントは関わるシステムによって仕事の種類も異なります。
自身がどのようなITコンサルタントを目指したいか参考にしてみてください。
クライアントの要望を最適のIT技術を駆使してソリューションを提案する
ここまで、フリーランスITコンサルタントの仕事内容をみてきました。
ITコンサルタントの仕事内容は、クライアントの要望を最新のIT技術を駆使して叶えることです。
また、クライアント側のシステムの違いによってITコンサルタントの種類も異なります。
次に、フリーランスITコンサルタント案件の単価相場と年収をみていきます。
フリーランスITコンサルタントの案件の単価相場と年収
フリーランスITコンサルタント案件の単価相場や年収、案件の傾向を、以下の2つの視点からみていきましょう。
- フリーランスITコンサルタント案件の単価相場
- フリーランスITコンサルタント案件の傾向分析
それぞれ解説します。
フリーランスITコンサルタント案件の単価相場
大手フリーランスマッチングサイトを調査したところ、フリーランスITコンサルタントの単価相場は以下のとおりとなっていました(2024年4月17日時点)。
- 平均単価:88万円/月(年収期待値:1,056万円)
- 中央値単価:80万円/月(年収期待値:960万円)
- 最高単価:240万円/月(年収期待値:2,880万円)
大手求人サイトによると、正社員ITコンサルタントの平均年収が647万円であったため、フリーランスのITコンサルタントは非常に高収入であることがわかります。
以下の記事では、フリーランスITコンサルタントの年収を年齢別に解説しているので、よりくわしい内容に興味がある人は読んでみてください。
フリーランスコンサルタントの年収と転身成功例、転身に必要なステップを解説
フリーランスコンサルタントへの転身を考えている人は、年収がどれくらいなのか気になりますよね。この記事では、フリーランスコンサルタントに興味を
フリーランスITコンサルタント案件の傾向分析
大手フリーランスマッチングサイトを調査したところ、ITコンサルタントの全案件23,349件のうち、東京都の案件が16,987件となっており全体の73%をしめていました。
フリーランスのITコンサルタント案件は東京に集中している傾向があります。
また、リモート可な案件は、全案件23,349件のうち4,289件と全体の18%ほどしかありませんでした。
フリーランスのITコンサルタント案件の傾向として、東京に集中しており、かつリモート可能な案件が少ないことを認識しておく必要があるでしょう。
次に、フリーランスITコンサルタントの需要と将来性をみていきます。
フリーランスITコンサルタントの需要と将来性
大手フリーランス求人サイトでITコンサルタントの求人を検索すると、
- 24時間以内:3645件
- 3日以内:10845件
という結果でした。
毎日数多くの新規ITコンサルタント案件が募集されており、フリーランスITコンサルタントの需要は高いことがわかります。
ここでは、フリーランスITコンサルタントの需要が高まっている背景や将来性をみていきます。
需要の高まりの背景はDX(デジタルフォーメーション)の加速
DXの加速による、企業や組織のデジタル化が進んでおり、事業会社やコンサルティング会社では人手不足が深刻な問題となっています。
筆者の携わっていた会社でも、新規案件の依頼はたくさんあるものの、DX案件を扱えるITコンサルタントがおらず受注をあきらめたという例が多数ありました。
このように、DX技術を扱えるITコンサルタントが少ないため、ITコンサルタントの需要は高まり続けています。
さらにフリーランスのITコンサルタントであれば、プロジェクト単位の契約でアサインが可能なため、必要に応じたリソース調整が可能です。
DXなどのIT技術は常に進化しているため、この技術力を追いかけられるITコンサルタントの需要が高まっています。
フリーランスITコンサルタントの将来性は高い
フリーランスITコンサルタントの将来性は高く、その理由としてまずは、先述したDXの需要の高まりです。
ほかにも、さまざまな分野でITコンサルタントの需要が高まっています。
たとえば、セキュリティ・データサイエンス・クラウドアーキテクチャなど、どの分野でもこの最新IT技術を扱えるITコンサルタントが不可欠です。
これら専門分野において深い知識を持つほど、市場での高い競争力を維持できるでしょう。
ITの重要性は今後も高まり続けることが予想されるため、フリーランスITコンサルタントの需要も高まり続けると考えられます。
高い競争力を維持するために最新のIT技術を学び続ける姿勢が重要
ここまで、フリーランスITコンサルタントの需要と将来性をみてきました。
DXなどの最新IT技術を扱えるITコンサルタントが不足しており、企業からの需要が高まっています。
さらに、ITの重要性は今後も高まることが予想され、企業からの需要も高まり続けるでしょう。
その分、競争も激化すると予想されるため、最新のIT技術を学び続ける姿勢が大事です。
次に、フリーランスITコンサルタントのメリットとデメリットを解説します。
フリーランスITコンサルタントのメリットとデメリット
ここでは、フリーランスITコンサルタントのメリットとデメリットを解説します。
フリーランスITコンサルタントのメリット
まず、メリットは以下の3つです。
- 自由にスケジュールを組み立てられる
- 高収入案件が多い
- 多様なプロジェクトに参画できる
それぞれ解説していきます。
自由にスケジュールを組み立てられる
フリーランスITコンサルタントは、自身で仕事のスケジュールを管理できます。
このため、自身のライフワークバランスを調整しやすく、無理なく仕事を進められるでしょう。
ただ、フリーランスだからといってITコンサルタントの仕事が楽になるわけではありません。
プロジェクトに参画すると、プロジェクトの内容や状況によっては、多忙を極める可能性があります。
しかしながら、1つのプロジェクトごとに契約を結ぶため、プロジェクトが終わった後は期間を空けてから次の契約を探すなど自由にスケジュールを組み立てられます。
次のプロジェクト参画タイミングを、自身で自由に決められるのがメリットです。
高収入案件が多い
先述のとおり、フリーランスITコンサルタントは高単価案件の豊富さが特徴です。
特にSAPコンサルタントの需要は高まり続けているため、単価もより高い傾向にあります。
ただし、その分より専門的な知識やスキルを企業から求められます。
また、フリーランスITコンサルタントは企業に就職するわけではないため、高単価なプロジェクトを選んで契約を結べることがメリットです。
高単価な案件を探し、その案件に必要とされる専門知識とスキルを身につければ、さらなる高収入を目指せるでしょう。
多様なプロジェクトに参画できる
ITコンサルタントは、さまざまな業界やクライアントからの案件があります。
フリーランスITコンサルタントは、プロジェクトごとに契約を結んで仕事をするため、どの業界やクライアントと仕事をするか選べます。
多種多様な案件と契約を結んで仕事をすれば、さまざまな業界とクライアントの経験を積めるでしょう。
異なる業界やクライアントと契約して経験を積むことで、専門知識やスキルの経験が得られ、さらなるスキルアップが目指せます。
フリーランスITコンサルタントのデメリット
次に、デメリットを3つ解説します。
- 不安定な収入
- 顧客獲得とマーケティングを自身で行う必要がある
- 孤独感とストレスを感じる
不安定な収入
フリーランスITコンサルタントは、自身でクライアントと契約を結び仕事を行います。
しかしながら、クライアントのニーズが乏しくなれば、新たな案件が出てこず受注できません。
高単価案件が多いのは魅力的ですが、自身のマーケティング活動がうまくなければ、新たな案件を受注できずにプロジェクト終了後の仕事がなくなる可能性があります。
このような場合、フリーランス案件を多数紹介しているエージェントを利用するとよいでしょう。
弊社エイジレスが運営する「エイジレスフリーランス」では、高単価なITコンサルタント案件を多数取り扱っているので、ぜひご活用ください。
顧客獲得とマーケティングを自身で行う必要がある
フリーランスITコンサルタントは、正社員とは違い、自身でクライアントを見つけなければなりません。
ITコンサルタントに必要なスキルとは別に、自身を売り込むためのマーケティングやネットワーキングのスキルが不可欠です。
このため、フリーランスを始めたばかりのころは、新しいクライアントの獲得が難しいかもしれません。
ただし、プロジェクトで評価の高い結果を残せれば、そのクライアントに認められて次の契約につなげられる可能性があります。
孤独感とストレスを感じる
フリーランスITコンサルタントは、企業に属さずに独立して仕事をするため、孤独感やストレスを感じることがあります。
正社員とは違い、契約したプロジェクトへの責任を自身が負うことになるため、よりプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
高単価案件の中で、自身のスキルにあった案件を選ぶことが重要です。
プロジェクト単位で契約を結べる自由度があるが不安定でもある
ここまで、フリーランスITコンサルタントのメリットとデメリットをみてきました。
フリーランスITコンサルタントは、プロジェクトごとに契約を結ぶため、自由なスケジュールの中で仕事ができます。
一方で、自身でクライアントを探さなければならず、マーケティング活動がうまくできなければ次の仕事がなくなってしまう可能性があります。
案件を探すのに不安を覚える人は、弊社エイジレスが運用する「エイジレスフリーランス」を活用して、高単価案件を探してみてください。
フリーランスにおすすめの案件探し方法
フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。
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20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
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未経験からフリーランスITコンサルタントになるには
ここでは、未経験からフリーランスITコンサルタントになるためのステップを紹介していきます。
- ITスキルの取得
- 専門分野の選択
- プロジェクト経験を積む
- 常に学習を続ける
- ほかのプロフェッショナルとの関係構築
- フリーランスとして準備する
- 高単価案件を探す
ITスキルの取得
まずは、ITコンサルタントとして必要なスキルを学ぶところから始めましょう。
基礎的なプログラミング・データベースの知識・ネットワーキング・システムアーキテクチャなど、広範囲な技術スキルがITコンサルタントには必要となります。
学習方法は、オンラインでの学習コース・書籍での勉強・資格取得などがおすすめです。
専門分野の選択
ITスキルの取得ができたら、次は自身が進みたい専門分野を選択しましょう。
ITコンサルタントには、その分野によって仕事が変わるため、自身がどのような分野で活躍したいのかが重要です。
データ分析・セキュリティ・クラウドコンピューティング・ソフトウェア開発など、自身に興味があり、長く続けられると思う分野を選択するとよいでしょう。
プロジェクト経験を積む
ITコンサルタントにはプロジェクト管理スキルが不可欠ですが、これらスキルは学ぶだけでなく実務経験が必要となる場面も数多くあります。
ITコンサルタントの募集要項に、実務経験を必須要件としてあげる企業も少なくありません。
未経験の場合、実務経験の不足が不採用につながりやすいので、プロジェクト経験を積むことが重要です。
ボランティアのプロジェクトやオープンソースプロジェクトに参加し、実践的な経験を積むとよいでしょう。
常に学習を続ける
プロジェクトに参加して実務経験を積めても、IT技術の学習をやめてはいけません。
IT技術は常に進化している分野であり、新しい技術やトレンドに対応するため、継続した学習が必要です。
業界ニュースをチェックしたり、新しいツールやフレームワークはとりあえずさわってみたりして、常に最新技術にふれるようにしていきましょう。
ほかのプロフェッショナルとの関係構築
フリーランスITコンサルタントは、自身でクライアントを見つけなければならないため、ほかのプロフェッショナルとの関係構築は重要です。
ITコミュニティに参加し、ほかのプロフェッショナルと良好な関係を続けられるようにしましょう。
フリーランスとして準備する
ITスキルの取得やプロジェクト経験を積むことができれば、ITコンサルタントとして、ある程度の自信がついてきます。
ある程度の自信が持てるようになったら、フリーランスの準備を始めましょう。
ポートフォリオや履歴書の作成・ウェブサイトの作成などを行い、自身のスキルや価値をアピールできるようにします。
高単価案件を探す
フリーランスITコンサルタントの準備ができたら、フリーランス求人サイトで高単価案件を探していくとよいでしょう。
弊社エイジレスが運用する「エイジレスフリーランス」では、ITコンサルタントの高単価案件が多数募集されているため、ぜひご活用ください。
自身の専門分野を選び経験を積むことがポイント
ここまで、フリーランスITコンサルタントに未経験からなるためのステップをみてきました。
自身が進みたいと考える専門分野の経験がすでにある場合、その経験を活かしてフリーランスITコンサルタントになれる可能性があります。
完全未経験の場合、まずは未経験を積極採用している企業で働くか、独学でITスキルから学んでいくとよいでしょう。
次に、フリーランスITコンサルタントに最低限必要なスキルを解説します。
フリーランスITコンサルタントに最低限必要なスキル
ここでは、フリーランスITコンサルタントに最低限必要なスキル3つを解説します。
- ITコンサルタントとしての実務経験
- プロジェクト管理経験
- 専門分野の経験
ITコンサルタントとしての実務経験
ITコンサルタントとしての実務経験を、求人募集の必須要件としてあげている企業は多いです。
実務経験が必須要件にあがるのは、実務経験の積み重ねで養われるスキルがITコンサルタントには必要だからです。
問題解決能力やコミュニケーションスキルなど、実務経験のなかで養われるスキルはいくつかあります。
フリーランスITコンサルタントには、実務経験のなかで養われたスキルを活用し、即戦力としての活躍が企業から期待されています。
プロジェクト管理経験
フリーランスITコンサルタントの求人募集の必須要件として、プロジェクトの管理経験をあげている企業は多いです。
ITコンサルタントはプロジェクトの計画・実行・評価などを行う場合もあり、このプロジェクトの管理経験を持つ人材を企業は求めています。
プロジェクトの実行やコスト・品質管理などのスキルは、独学だけで学ぶことは難しく、プロジェクト管理経験から養われることが多いです。
現職のプロジェクトに参加したり、ボランティアのプロジェクトに参加したりしてプロジェクト管理経験を積むとよいでしょう。
専門分野の経験
その企業に特化した専門分野の知識が、求人募集の必須要件としてあがっているケースがあります。
フリーランスITコンサルタントの求人募集は、さまざまな業界からの募集があります。
各業界では、その業界での専門的な知識を必要としており、即戦力となるには豊富な専門知識が必要です。
即戦力となるほどの豊富な知識は、未経験からキャッチアップするのは難しく、その専門分野での経験が必要となります。
フリーランスITコンサルタントを目指す場合は、自身が経験のある専門分野の案件を探すとよいでしょう。
ITコンサルタントとしての実務経験が企業から求められる
ここまで、フリーランスITコンサルタントに最低限必要なスキルをみてきました。
フリーランスITコンサルタントは、正社員とは違い即戦力での活躍を求められるため、実務経験が必須要件となる場合が多いです。
現職で実務経験を積んでいるのであれば問題ないですが、未経験であれば、現職やボランティアのプロジェクトで経験を積むとよいでしょう。
ITコンサルタントに必要なスキルは、以下の記事でくわしく解説しているので興味がある人は読んでみてください。
ITコンサルタントにはどんなスキルが必要?|スキルアップの方法も解説
これからITコンサルタントを目指す人の中には、「ITコンサルタントにはどのようなスキルが必要なのだろう」と考える人もいるでしょう。ITコンサ
次に、フリーランスITコンサルタントが高単価案件を獲得しやすくなる経験やスキルを解説します。
フリーランスITコンサルタントが高単価案件を獲得しやすくなる経験やスキル
ここでは、フリーランスITコンサルタントが高単価案件を獲得しやすくなる経験やスキルを3つ解説します。
- SAPに関する知見
- システム開発経験
- ビジネスレベルの英語力
それぞれみていきましょう。
SAPに関する知見
高単価な案件は、SAPに関する案件が多い傾向があります。
SAPとは、SAP社が開発したERPパッケージで、「ヒト・モノ・カネ」の情報を一元管理ができる、多くの企業で導入されているITソリューションです。
大手企業などでSAPの新バージョン導入が始まっており、SAPに関するエンジニアやコンサルタントの需要が高まっています。
このため、SAPに関する知見や開発経験、SAPコンサルタントとしての経験がある人は高単価案件を獲得しやすいでしょう。
システム開発経験
ITコンサルタントが携わるプロジェクトでは、必ずシステム開発が必要となります。
ただ、ITコンサルタント自身はシステム開発を行うことはなく、ベンダーに依頼して実際の実装や構築を行います。
また、ITコンサルタントはクライアント経営層とのコミュニケーションがおもな仕事であるため、システム開発経験はあまり求められていません。
しかしながら、高単価な案件を募集している企業は、ITコンサルタントにシステム開発経験を求めています。
システム開発経験があれば、ITコンサルタント自身がシステム開発にも携わることができ、システム開発経験で得た知見を持って的確にベンダーに指示できるでしょう。
このように、高単価案件では、よりアクティブに活躍できるITコンサルタントが求められています。
ビジネスレベルの英語力
フリーランスITコンサルタントに英語力は必須ではありませんが、ビジネスレベルの英語力の必須要件にあげている案件があり、これらは総じて高単価です。
このような案件の依頼元はグローバルに展開している企業で、会議が全て英語で行われる場合もあります。
国内外でのクライアントとのコミュニケーションにも英語は必要であるため、このような場合は、ビジネスレベルの英語力が不可欠です。
また、プロジェクトメンバーが海外から参加する場合もあり、英語でメンバーに指示を出す場面もあるでしょう。
このように、ビジネスレベルの英語力は、国内外のクライアントなどのステークホルダー(利害一致関係者)とのコミュニケーションに不可欠です。
高単価な案件にはSAP関連やグローバルな案件が多い
ここまで、フリーランスITコンサルタントが高単価案件を獲得しやすくなる経験やスキルをみてきました。
高単価な案件では、SAPに関する案件やグローバルな案件が多い傾向です。
このため、SAPに関する知識やグローバルな案件で必要となるビジネスレベルの英語力を持った人材が企業から求められています。
特に、ビジネスレベルの英語力を身につけておけば、高単価案件を狙いやすいのでおすすめです。
次に、フリーランスITコンサルタントの案件獲得方法をみていきます。
フリーランスITコンサルタントの案件獲得方法
フリーランスITコンサルタントは自身で案件を獲得しなければならず、何もしなければ案件獲得はできません。
ここでは、フリーランスITコンサルタントの案件獲得方法を3つ解説します。
- これまでのクライアントからのリファラル(紹介)
- ネットワーキングやコミュニティへの参加
- フリーランス向けのオンラインプラットフォームの利用
これまでのクライアントからのリファラル(紹介)
ひとつめは、これまで活躍してきた企業で関わったクライアントからリファラルを受ける方法です。
クライアントとの良好な関係を継続し、プロジェクトが終わったあとでも良好な関係を保てていれば、フリーランスITコンサルタントとなる際に協力を得られる可能性があります。
また、フリーランスとなった後でも、クライアントから受注した案件で高評価を残せれば、次の仕事につながる可能性もあります。
ひとつひとつの案件で、クライアントに満足してもらえる高評価を残し、好印象を与え続けることが重要です。
ネットワーキングやコミュニティへの参加
ネットワーキングの構築や、コミュニティへの参加で案件を獲得できる場合があります。
業界イベント・セミナー・ワークショップ・ITコミュニティ・オンラインフォーラムへ参加し、さまざまな業界や分野のプロフェッショナルとのネットワークを築きます。
プロフェッショナルとのネットワークを築くことで、案件紹介や情報取集の機会を増やせるでしょう。
この方法では案件獲得に限らず、さまざまな人たちとのコミュニケーションを通じて自身の知らない知識や世界を知り、スキルアップにもつながるためおすすめです。
フリーランス向けの求人サイトの利用
フリーランス向けの求人サイトを利用して案件を獲得する方法もあります。
フリーランス向けの求人サイトでは、自身のスキルにあった高単価な案件が多数紹介されています。
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ぜひ活用して、自身のスキルにあった高単価案件を見つけてください。
フリーランス向け求人サイトを利用するのがおすすめ
ここまで、フリーランスITコンサルタントの案件獲得方法をみてきました。
フリーランスITコンサルタントは、自身で案件を獲得していかなければならないため、正社員の転職よりも難易度が高いです。
しかしながら、過去のクライアントやコミュニティで知り合ったプロフェッショナルからの案件紹介を受けて、案件を獲得する方法があります。
また、フリーランス向け求人サイトを利用して高単価案件を獲得する方法もあるので、フリーランスでの案件獲得の際は「エイジレスフリーランス」をぜひご活用ください。
次に、フリーランスITコンサルタントが取得しておくと役に立つ資格を解説します。
フリーランスITコンサルタントが取得しておくと役立つ資格
ITコンサルタントに必須となる資格は存在しませんが、取得しておくと役に立つ資格はいくつかあります。
ここでは、フリーランスITコンサルタントが取得しておくと役に立つ資格を3つ解説します。
- PM関連資格
- SAP認定コンサルタント資格
- TOEIC®L&R TEST(テスト)
PM関連資格
ITコンサルタントにはプロジェクト管理スキルが不可欠なので、プロジェクトマネジメント関連の資格を取得しておくと役に立ちます。
PMの資格にはPMPやP2Mなどがあり、どれも難しい資格ですが、取得できれば企業へのアピールにつなげられるでしょう。
ただしPMPの資格は取得条件が厳しく、PM経験が必要だったり公式プロジェクトマネジメント研修の受講が必要だったりと、試験を受けるための準備が必須であるため注意が必要です。
参考:プロジェクトマネージャ試験|独立行政法人情報処理推進機構
SAP認定コンサルタント資格
SAP認定コンサルタントの資格は、ITコンサルタントの中でもSAPに関する案件獲得を目指す人に役立ちます。
SAP認定コンサルタントは、ITエンジニアやITコンサルタントを対象に、ドイツのSAP社が認定している資格です。
日本語で受けられる試験が50種類以上あり、そのうちのどれかひとつでも合格できれば、SAP認定コンサルタントを名乗ることができます。
SAP認定コンサルタントの資格を取得すれば、SAP関連の案件取得の際に役立つでしょう。
参考:SAP Certification|SAP Training
TOEIC®L&R TEST(テスト)
TOEIC®L&R TEST(テスト)は、ビジネスレベルの英語力を求める企業への案件獲得の際に役立ちます。
TOEICは「聞く」「読む」の英語力を問う試験で、公平校正に英語のコミュニケーション能力を評価する世界基準です。
スコアによってスキルを示す形式で、合格不合格はありません。
ビジネスレベルの英語力を証明するには、TOIECのスコアは800〜895点が必要なため、簡単には獲得できないスコアです。
しかしながら、TOEICでビジネスレベルの英語力を証明できれば、ITコンサルタントの案件獲得だけでなく幅広い場面で役に立つでしょう。
参考:TOEIC|一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
PM関連資格は取得しておくと高単価案件獲得に役立つ
ここまで、フリーランスITコンサルタントが取得しておくと役に立つ資格をみてきました。
PM関連の資格は、プロジェクト管理のスキルが必須であるITコンサルタントにとって、高単価案件獲得に役立つ資格です。
PMPの資格獲得は条件もあり難しいですが、PM経験がある人は比較的簡単に獲得できるため、積極的にチャレンジしてみましょう。
また、ビジネスレベルの英語力が求められる企業も多いため、英語力に自信のある人はTOEICの高スコアを狙うのもおすすめです。
以下の記事では、ITコンサルタントにおすすめの資格をくわしく解説しています。興味がある人は読んでみてください。
ITコンサルタントの資格ってどんなもの?|おすすめの資格を徹底解説
ITコンサルタントをこれから目指す人の中には「ITコンサルタントの資格ってどういうのがおすすめ?」と思う人がいるでしょう。ITコンサルタント
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まとめ|フリーランスITコンサルタントの将来性は高く高単価案件の募集は多数ある
本記事では、フリーランスITコンサルタントの仕事内容や将来性などを解説しました。
- フリーランスITコンサルタントの将来性は高い
- フリーランスITコンサルタントは、自由に案件を選べるが収入の不安定さがある
- 未経験からでもフリーランスITコンサルタントになれる可能性がある
- フリーランスITコンサルタントの案件にはグローバルな案件が多いため、英語力を磨くとよい
DXの加速によるクライアントのデジタル化が進んでいるなか、最新IT技術に対応できるITコンサルタントの需要は高く、これはフリーランスでも同様です。
フリーランスITコンサルタントの案件には、高単価なものも多数ありますが、その分求められるスキルも高くなります。
フリーランスITコンサルタントになるには、資格の取得を通したスキルアップに加え、低単価でもこなせる案件から手を伸ばして実績を積むことが重要です。
ある程度の経験を積んで自信がついたら、フリーランス求人サイトで高単価案件を探すとよいでしょう。
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