ITコンサルタントにはどんなスキルが必要？｜スキルアップの方法も解説

※当サイトは人材関連サービスを展開する株式会社エイジレスが運営しています。本ページは自社および提携先のPRを含む場合があります。

これからITコンサルタントを目指す人の中には、「ITコンサルタントにはどのようなスキルが必要なのだろう」と考える人もいるでしょう。

ITコンサルタントには、IT技術だけでなく、さまざまなスキルが求められます。

ここでは、ITコンサルタントのスキルを解説をしています。

ITコンサルタントを目指す人は参考にしてみてください。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです！

• 大手：業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
• 特化型：希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
≫リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/

特化型エージェント
≫社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/

≫ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/

≫エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80％が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp

ITコンサルタントの仕事内容と基本になるスキル

ITコンサルタントの仕事は、クライアントの要望をIT知識を駆使して叶えることですが、具体的にはどのような仕事なのでしょうか。

ここでは、ITコンサルタントの仕事内容と必要となるスキルを以下6つ解説します。

• クライアント要件の把握
• 適切なソリューションの提案
• プロジェクトの計画
• プロジェクトの実行
• プロジェクトの完了と評価
• クライアントとのコミュニケーション

クライアント要件の把握

ITコンサルタントは、クライアントのビジネスニーズや課題を理解してその問題を特定します。

そのためには、クライアントの課題を分析するスキルと、その課題を解決する能力が必要です。

それぞれの課題を分析し問題を解決することで、クライアントへの適切な提案ができるでしょう。

適切なソリューションの提案

ITコンサルタントは、クライアントに対して、ビジネス目線に合わせたITソリューションを提案します。

適切なITソリューションを提案するためには、最新のIT技術への幅広い知識が必要です。

また、IT技術は常に進化するため、最新の技術情報を常に追いかける姿勢も重要です。

プロジェクトの計画

プロジェクトの計画はITコンサルタントの重要な仕事です。

プロジェクトのスコープ・目標・スケジュール・リソースを計画し、プロジェクトチームを組織します。

このためには、プロジェクト管理に関する知識やスキルが必要となるでしょう。

プロジェクトの実行

ITコンサルタントは、プロジェクトの進行管理やタスクの割り当て、問題の解決などを行ってプロジェクトを円滑に進行します。

プロジェクト進行には、プロジェクト管理に関する知識やスキルだけでなく、メンバーを引っ張るリーダーシップスキルも求められるでしょう。

メンバーとの良好な関係を継続するためにも、コミュニケーションスキルは必要です。

プロジェクトの完了と評価

ITコンサルタントは、完了したプロジェクトの成果を評価し、クライアントに対してレポートを作成して提出します。

レポートの作成には、プロジェクト成果の分析スキルや、分析した結果をクライアントにうまく伝えるための資料作成スキルも必要です。

ITコンサルタントはプロジェクトの成果が自身の評価に直結するため、プロジェクトの成果を正しく伝えられることが重要となります。

クライアントとのコミュニケーション

クライアントとのコミュニケーションは、ITコンサルタントの重要な仕事の一つです。

クライアントとの定期的なコミュニケーションを通じ、要件の変更や進捗状況の報告などを行います。

そのため、スキル不足でうまくコミュニケーションがとれないと、クライアントと意思疎通ができません。

クライアントと意思疎通ができなければ、要望を適切にくみとれないので、最適な提案もできないでしょう。

ITコンサルタントの仕事はIT技術の提案だけではなく多岐にわたる

ここまで、ITコンサルタントの仕事内容と基本になるスキルをみてきました。

ITコンサルタントの仕事は、最新のIT技術の提供だけでなく、プロジェクトの計画・実行、クライアントとのコミュニケーションも含まれます。

次に、ITコンサルタントに必要なスキルをみていきます。

ITコンサルタントに必要なスキル5つ

ITコンサルタントの仕事は、最新のIT技術の提供だけでなく多岐にわたりますが、これらの仕事をこなすために必要なスキルは以下の5つです。

• 技術的な知識
• 分析力
• 問題解決能力
• プロジェクトマネジメント
• コミュニケーションスキル

それぞれみていきます。

技術的な知識

ITコンサルタントには、クライアントの要望を叶える、最新のIT技術を駆使した提案が求められます。

このためには、最新のIT技術に関する幅広い技術的な知識が必要です。

プログラム言語・データベース・ネットワークなどの各分野の基本的な技術に加え、最新のトレンドやテクノロジーも把握しなければなりません。

最近では、DX（デジタルトランスフォーメーション）・ビッグデータ活用・人工知能（AI）を利用した自動化など、最新のIT技術の活用が企業から求められます。

これら最新のIT技術を追い続け、常に最新の技術情報を把握する必要があるでしょう。

分析力

ITコンサルタントには、クライアントの課題や要件を深く理解し、適切なソリューションの提案が求められます。

クライアントの課題や要件を深く理解するためには、分析力が必要です。

課題を解決したり要件を理解したりするには、さまざまなデータを分析します。

データをうまく分析できなければ内容を理解できず、最適な提案ができないでしょう。

適切なソリューション提案のために、分析力はITコンサルタントに必須のスキルです。

問題解決能力

ITコンサルタントは、クライアントの課題を解決するために問題解決能力を発揮して課題を解決します。

クライアントの課題をさまざまな視点で分析し、創意工夫や論理的な思考で問題解決に導きます。

クライアントとの間にはさまざまな問題が発生しますが、それはどれも困難な課題ばかりです。

これら課題に臆することなく解決できる問題解決能力が、ITコンサルタントには求められます。

プロジェクトマネジメント

ITコンサルタントは、プロジェクトを計画・実行し、進捗管理やリスク管理などを行います。

プロジェクト管理には、プロジェクトマネジメントスキルが不可欠です。

プロジェクト全体のスケジュール管理、メンバーの進捗管理など多岐にわたって管理が必要となります。

プロジェクト全体を見渡せるスキルが、ITコンサルタントに求められます。

また、実際の開発や構築をコンサルタント自身ではなく、ベンダーに任せるケースが多いです。

そのため、ベンダーの作業進捗を管理するなど、ベンダーコントロールにもプロジェクトマネジメントスキルが不可欠です。

コミュニケーションスキル

ITコンサルタントは、クライアントと円滑にコミュニケーションをとってプロジェクトを進行します。

また、円滑なコミュニケーションをとるために、コミュニケーションスキルが欠かせません。

クライアントの要件の理解や提案内容の説明、問題の解決などさまざまな場面で、コミュニケーションスキルを発揮する必要があります。

特にITコンサルタントはクライアントの経営層と深く関わる点が特徴的です。

経営層とのコミュニケーションで、クライアント企業の今後を左右する、経営に関わる重要な提案を行うこともあるでしょう。

円滑なコミュニケーションを行い、クライアントの要望を正確にヒアリングし、最適な提案を行うことが重要です。

IT技術の知識だけでなくさまざまなスキルが必要

ここまで、ITコンサルタントに必要なスキルをみてきました。

ITコンサルタントにはプロジェクト管理のスキルだけでなく、ステークホルダー（利害一致関係者）とのコミュニケーションスキルも必要です。

これらスキルを活用したプロジェクトの円滑な進行が、ITコンサルタントには求められます。

次に、ITコンサルタントの中でも特に需要が高いスキルをみていきます。

ITコンサルタントの中でも特に需要が高いスキル

ここでは、大手求人サイトおよびフリーランス求人をそれぞれ10件リサーチし、募集要項のなかで記載の多かったスキルを需要の高いスキルとして以下の5つ解説します。

• 大規模〜中規模程度のPM経験がある
• ビジネスレベルで英語が話せる
• 経営陣向けのドキュメント作成ができる
• コミュニケーション能力が高い
• ITコンサルタントの経験がある

大規模〜中規模程度のPM経験がある

ITコンサルタントへ、大規模から中規模程度のPM経験を求めている企業が多いです。

2023年度のITコンサルタント求人の募集要項にあるスキルのうち、正社員・フリーランス含め20件中12件に必須項目としてあげられていました。

ITコンサルタントは、プロジェクトの管理・進行を円滑に行うことが求められ、これにはPMとしての経験が活かせます。

PM経験を持つ人は、プロジェクト管理スキルに長けているため、企業からの需要が高くなります。

開発や構築はベンダーに任せ、ITコンサルタントはその管理に回ることが多いので、PM時代の経験はベンダーコントロールでも役立ちます。

PMを経験して、プロジェクト管理スキルを磨けば、より高単価な案件を獲得できるでしょう。

ビジネスレベルで英語が話せる

ITコンサルタントには、ビジネスレベルで使える英語力が求められる場合があります。

同じくリサーチした結果、20件中9件の企業で英語力を必須項目としていました。

ITコンサルタントが関わる案件には、グローバルなプロジェクトが多く、国際的なチームとのコミュニケーションが必要となります。

このようなメンバーとの会話には、ビジネスレベルの英語力が不可欠です。

これからITコンサルタントを目指す人は、技術力だけでなく英語力も磨けば、グローバルな企業とも携れるより高単価の案件を狙えるようになります。

経営陣向けのドキュメント作成ができる

ITコンサルタントは、ドキュメントを作成してプロジェクトの結果報告などを経営陣へ行います。

このため、企業からの募集要項には、経営陣向けのドキュメント作成スキルがあげられています。

ドキュメント作成スキルは、リサーチ結果20件のうち、6件の募集要項が該当していました。

経営陣向けの資料以外にも、プロジェクトの提案・計画・進捗報告や技術文書の作成・マニュアル作成など、さまざまな資料の作成が必要です。

そのため、相手に情報をうまく伝えられるドキュメント作成スキルが不可欠です。

ドキュメント作成スキルは、過去のプロジェクト経験で得られるものが多いですが、テンプレートを活用したり、書籍やオンラインコースの学習で学んだりするとよいでしょう。

コミュニケーションスキルが高い

ITコンサルタントには、ステークホルダーやキーマン（プロジェクトで重要となる人物）とのコミュニケーションが不可欠です。

リサーチ結果でも、20件中5件の募集要項にコミュニケーションスキルがあがっていました。

コミュニケーションを円滑にするためには、コミュニケーションスキルが必要です。

コミュニケーションがうまくできなければ、意思伝達がうまくいかず、クライアントやベンダーから必要な情報を収集できなかったり、相手に情報をうまく伝えられなかったりします。

普段から、相手のことを考えながらコミュニケーションをとることが、スキル上達のコツです。

ITコンサルタントの経験がある

過去にITコンサルタントの経験がある人材は即戦力として、企業からの需要が高いです。

リサーチ結果でも、20件中3件は、過去にITコンサルタント経験があることを必須項目としてあげていました。

ITコンサルタントには、これまで解説してきたように、さまざまなスキルが必要となります。

過去にITコンサルタントの経験があれば、これらスキルを持ち合わせた人材として、企業から即戦力としての活躍を期待されるでしょう。

未経験の人は難しいですが、過去にITコンサルタントの経験がある人は、高単価な案件を獲得できる可能性があります。

PM経験や英語力がITコンサルタントになるためには必要

ここまで、ITコンサルタントの中でも特に必要なスキルを解説しました。

過去にPM経験がある人やビジネスレベルの英語力がある人は、企業からの需要が高く、高単価な案件を狙っていける可能性があります。

また、今は経験がなくても資格取得や研修を受けることで身につけられるスキルもあるため、企業が求めるスキルを身につけて高単価な案件を狙っていくとよいでしょう。

次に、ITコンサルタントがスキルアップする方法をみていきます。

ITコンサルタントがスキルアップする方法

これまで、ITコンサルタントに必要なスキルや、募集要項にて重要とされているスキルをみてきました。

ここでは、これらスキルを向上するのに役立つ以下6つの方法を解説します。

• 技術的な知識
• 分析力
• 問題解決能力
• プロジェクトマネジメント
• コミュニケーションスキル

技術的な知識

ITコンサルタントは、最新のIT技術情報を常に把握しておく必要があります。

スキルアップのためには、IT技術情報へのアンテナをはって最新情報を常に把握しておくほか、基本的な技術習得のためにオンラインコースでのトレーニングもおすすめです。

トレーニングでは、プログラミング言語・データベース・ネットワーク・セキュリティなど、自分が向上したい分野に合わせたコースを受講できます。

ほかにもハンズオンイベントやワークショップへ参加することで、実際に技術を体験する機会が得られるため、これも技術力向上に有効な方法でしょう。

また、基本情報技術者の資格など、資格取得のための学習もIT知識の向上に効果があるためおすすめです。

分析力

プロジェクト進行の中で発生する課題に対して、分析を行い課題解決するために、分析力がITコンサルタントには不可欠です。

分析力をスキルアップするためには、まずはデータ分析などのトレーニングやコースの受講がおすすめです。

トレーニングでは、データの収集・整理・解釈などの基本知識やスキルを学ぶことができ、分析に関する基本的なスキルが身につくでしょう。

基本的な分析力を身につけたら、実践的なデータプロジェクトやコンサルティングプロジェクトへの参加がおすすめです。

実際にデータ分析のプロジェクトに参加することで、実践的な経験を積むことができ、データの取り扱いや分析手法を実践して学べるでしょう。

また、コンサルティングプロジェクトへの参加では、クライアントのビジネス課題を分析して解決策を提案する経験を積むことができます。

問題解決能力

問題解決能力は、課題に対して適切な提案を行うために必要なスキルです。

問題解決能力のスキルアップのために、まずは、問題解決のフレームワークを学ぶとよいでしょう。

たとえば、PDCAサイクルやデザイン思考などの手法を学ぶことで、複雑な課題に対して論理的かつ体系的にアプローチできるようになります。

これらの手法は、問題解決系の書籍やコンテンツに触れると効果的に学習できます。

問題解決能力の知識を得たら、チームでのブレインストリーミング（アイデアを生み出す集団発想法）に参加するとよいでしょう。

ブレインストリーミングに参加することで、異なる視点から問題を分析し、解決策を見つける力を養えます。

さらに実践的な問題解決プロジェクトに参加すれば、実践的な経験を積めるでしょう。

プロジェクトマネジメント

ITコンサルタントは、プロジェクトの円滑な進行を求められるため、プロジェクトマネジメントスキルが必須となります。

プロジェクトマネジメントスキルは、過去にプロジェクト経験があればそこで学ぶことは多いですが、未経験の場合は書籍などでプロジェクトマネジメントの基礎を学ぶと良いでしょう。

プロジェクトマネジメントの基礎を理解した上で、次は実践的なプロジェクトに参加することで、プロジェクトマネジメントの経験を積みます。

プロジェクトの立ち上げから完了までの一連の流れを経験できれば、プロジェクトに関するさまざまなスキルが身につくでしょう。

また、プロジェクトマネジメントスキルを学ぶために、プロジェクトマネジメントに関する資格取得はスキルアップに有効な方法です。

PMPなど日本の企業で重要視されている資格の取得ができれば、転職やフリーランスとなる際に自身のスキルの証明に有効活用できます。

このように、プロジェクトマネジメントを高める方法として、PMBOK関連の書籍で学んだり、PMPの取得を目指したりする方法がおすすめです。

コミュニケーションスキル

ITコンサルタントには、ステークホルダーやキーマンとの円滑なコミュニケーションが求められます。

このため、コミュニケーションスキルが不可欠です。

コミュニケーションスキルの向上は簡単にはできませんが、コミュニケーションに関するトレーニングやセミナーの受講で、効果的なコミュニケーションの方法やテクニックを学べるためおすすめです。

また、アクティブリスニングでのコミュニケーションの練習が効果的でしょう。

アクティブリスニングとは、相手が伝えたい本質的なことや感情をくみ取り、主体的に内容を把握するリスニング手法の一つです。

相手の話への共感は、よりよいコミュニケーションを実現するために重要なスキルとなります。

また、実践的にスキルアップをするのであれば、ロールプレイやシミュレーションの実践も効果的です。

誰かとコミュニケーションするシチュエーションをロールプレイしたり、シミュレーションしたりすることで、実践的なトレーニングができます。

実践的なプロジェクトへ参加したり資格を取得したりすることでスキルアップができる

ここまで、ITコンサルタントがスキルアップする方法をみてきました。

基本的な事項は書籍などから学び、実践的なプロジェクトへの参加や資格取得にチャレンジすれば、より効果的にスキルアップできるでしょう。

次に、ITコンサルタントのスキルアップにおすすめな資格を見ていきます。

ITコンサルタントのスキルアップにおすすめな資格

ITコンサルタントのスキルアップの1つに資格取得がありますが、ここでは、取得するのにおすすめな資格を3つ解説します。

• 基本情報技術者試験
• PMP
• プロジェクトマネージャー試験

基本情報技術者試験

基本情報処理試験は、IPA（情報処理推進機構）が実施する国家試験です。

ITエンジニアを目指す人に人気な資格試験で、ITエンジニアとして必要な基本的な知識とスキルが問われる試験です。

合格率は35%程度で推移しており、難易度はそれほど高くありません。

IT技術の基本的な事項が学べるため、ITコンサルタントが必要なIT技術スキルを習得できるでしょう。

参考： 基本情報技術者試験｜独立行政法人情報処理推進機構

参考：統計資料｜独立行政法人情報処理推進機構

PMP

PMPは、米国のプロジェクトマネジメント協会PMIにより運営されている国際規格です。

PMBOKに基づいて、プロジェクト管理に関する知識やスキルを認定しています。

PMBOKとは、プロジェクト管理に関する知識を体系的にまとめた参考書のようなものです。

試験ではPMBOKの基礎知識や、プロジェクトの立ち上げから計画・実行・管理などのフェーズ別の知識が問われます。

合格率は60%ほどと言われており、公表はされていない数字ではありますが、難易度はそれほど高くありません。

ただし、受験するためには以下の準備が必要です。

• 直近のプロジェクトマネジメント経験（大卒相当の場合は直近8年間で、3年以上かつ4,500時間以上の経験）
• PMPの認定講座を受講する（35時間以上）

このように、計画的にのぞむ必要がある点に注意しましょう。

PMPの資格取得で、プロジェクトマネジメントにおけるITSSレベル3以上のスキルを証明できるため、スキルアップだけでなく転職やフリーランスで高単価案件の獲得に役立つでしょう。

参考：PMP®資格について｜一般社団法人 PMI日本支部

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験は、IPA（情報処理推進機構）が実施する国家試験です。

プロジェクトマネジメントに関するスキルと知識が問われる試験となっており、合格することで、プロジェクト管理や計画立案・予算納期などプロジェクトに関わるスキルを証明できます。

令和3年度での合格率は14.4%となっており、難易度が高く合格が難しい試験です。

資格取得をとおして、ITコンサルタントに必要なプロジェクトマネジメントスキルを習得できます。

知名度も高いため、資格取得できれば転職やフリーランスで高単価案件の取得に役立つでしょう。

参考：プロジェクトマネージャ試験｜独立行政法人情報処理推進機構

参考：統計資料｜独立行政法人情報処理推進機構

プロジェクトマネジメント関連の資格は高単価案件の獲得に役立つためおすすめ

ここまで、ITコンサルタントのスキルアップにおすすめな資格を解説しました。

PMPやプロジェクトマネージャー試験の資格が取得できれば、企業からの評価が上がり、高単価案件の獲得に役立つためおすすめです。

スキルアップを目指すことが第一ですが、資格を取得できればキャリアアップにもつなげられるため、スキルアップだけでなく資格の取得も目指してみると良いでしょう。

次に、ITコンサルタントがスキルアップした後のキャリアパスを解説します。

ITコンサルタントがスキルアップした後のキャリアパス

ITコンサルタントでスキルアップできると、さまざまなキャリアパスがあります。

ここでは、以下3つのルートで解説します。

• 正社員としての出世ルート
• 異業種転職ルート
• 独立ルート

正社員としての出世ルート

まずは、現職でステップアップを目指す選択肢があります。

ITコンサルタントとしての経験が浅いうちは、アナリストとして情報収集や資料作成をしながらキャリアアップを目指すとよいでしょう。

ITコンサルタントとして経験を積んでいけば、マネージャー職へのステップアップの可能性が出てきます。

マネージャー職はクライアントとの交渉やプロジェクト全体管理を担当するため、難易度は高くなりますが、やりがいも大きくなります。

マネージャー職で高評価を得られたら、企業のパートナーとして経営層の業務に関わることも可能となるでしょう。

自身の提案が自社の今後を左右するような責任ある仕事を担うこととなり、更なるやりがいを感じられます。

このように、ITコンサルタントはスキルアップすることで、企業の経営にまで関われる可能性があります。

異業種転職ルート

ITコンサルタントで身につけたスキルや経験を活かせば、別のコンサルティング企業への転職も可能です。

ただし、異業種の場合、ITコンサルタントのスキル以外にも転職先の専門的な知識やスキルが必要となるでしょう。

ITコンサルタントへの企業からの需要は高く、コンサルティング企業であれば、戦略系・SIer・外資系コンサルなどの幅広い企業のなかから自身に適切な転職先を選べます。

さらに、自社で事業を展開している企業も、選択肢の一つとなるでしょう。

事業を展開している企業では、経営企画や社内SEなど、ITコンサルタントの経験やスキルが活かせる職種が数多くあります。

また、募集先の業界の経験が浅くてもITコンサルタントの経験があれば、ポテンシャル採用で入社できる可能性もあります。

独立ルート

ITコンサルタントのスキルアップが成功すれば、独立してみずからのビジネスを立ち上げることも可能です。

たとえば、ITコンサルタントとして独立し、個人事業主としてクライアントへのコンサルティングサービスの提供が考えられます。

ただ、独立でみずからのスケジュールやクライアントを選ぶ自由が得られる一方で、収入の安定性や事業のリスクを負うことにもなり注意が必要です。

また、ITコンサルタントのスキルアップができれば、コンサルタント会社の立ち上げも可能でしょう。

ITコンサルティング会社を立ち上げ、みずからが代表となって、ほかのコンサルタントと一緒にプロジェクトに取り組みます。

会社経営に携わることで、事業の規模を拡大して、ほかのコンサルタントと連携した大規模プロジェクトの実施も可能となるでしょう。

また、コンサルタントではなく新たなビジネスアイデアを持ち、スタートアップ企業の創業も考えられます。

独自のサービスや製品を提供して成長できる可能性がありますが、これはとてもリスクの高い選択肢でもあります。

ただし、リスクが高い一方で自身のやりたいことをできるという観点では、やりがいや達成感を感じられるでしょう。

ITコンサルタントのスキルはさまざまな分野で活用できる

ここまで、ITコンサルタントがスキルアップした後のキャリアパスをみてきました。

ITコンサルタントには、さまざまな知識やスキルが求められる分、スキルアップできればさまざまな分野での活躍が可能です。

さらには、独立して企業を立ち上げることも可能でしょう。

ITコンサルタントでスキルアップした自身を見つめ直し、どのようなスキルを活かせるか考えてみてください。

ITコンサルタントの転職・フリーランス案件はエイジレスにお任せ

エイジレスでは、「エイジレスフリーランス」と「エイジレスエージェント」という2つの求人サービスで、あなたのキャリア相談や年収アップのご相談に乗っています。

エイジレスフリーランスのおすすめポイント

• 高単価案件が豊富、上流商流の案件しか取り扱っていない
• 40代以上のベテランIT人材の大幅年収アップ事例多数

エイジレスエージェントのおすすめポイント

• 大手企業様と信頼関係があるから高い面談・内定率
• 年収大幅アップでの内定実績多数

転職やフリーランスどちらの相談にもお答えでき、あなたの理想とするキャリアを実現いたします。

現在、正社員で働かれてる方の転職やフリーランスになった際の年収期待値などもお伝えできます。

フリーランスにおすすめの案件探し方法

フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。

①Tech Stock　
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
【公式】https://tech-stock.com/

②エイジレスフリーランス
年齢不問/上流商流のハイクラス案件に特化したエージェント。
SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
【公式】https://freelance.ageless.co.jp/

まとめ｜ITコンサルタントのスキルはさまざまな分野で活用できる

今回は、ITコンサルタントのスキルを解説しました。

• ITコンサルタントにはIT技術だけでなくさまざまなスキルが必要 
• PM経験や英語力がITコンサルタントには求められることが多い 
• 実践的なプロジェクトへの参加や資格取得がITコンサルタントのスキルアップのカギ 
• ITコンサルタントのスキルはさまざまな分野で活用できる 

ITコンサルタントには、IT技術だけでなく多種多様な技術力を求められますが、これらスキルを習得して技術を向上できれば各分野で活用できます。

ITコンサルタントとしてスキルアップできれば、転職やフリーランスとしての活躍が期待できるでしょう。

エイジレスでは、「エイジレスフリーランス」と「エイジレスエージェント」という2つの求人サービスを取り扱っています。

ITコンサルタントの高単価案件も多数取り扱っているため、ぜひご活用ください。