フロントエンドエンジニアに未経験からなるには?転職に必要なスキルを解説

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未経験からフロントエンドエンジニアを目指す場合、具体的な方法がわからず戸惑うことが多いでしょう。 結論からお伝えするとフロントエンドは未経験でも目指すことが可能です。 本記事では未経験でも転職できる理由や具体的な方法を解説します。

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転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • フロントエンドエンジニアは需要が高く、スキルや実績を積めば採用される可能性が高い
  • 未経験からフロントエンドエンジニアを目指す場合、エンジニアの経験やフロントの技術習得、ポートフォリオを作成するなどの準備が必要
  • フロントエンドエンジニアに必要なスキルや知識はHTML・CSS・JavaScriptの知識、コミュニケーションスキルやUI/UX設計の知識
CTACTA

未経験からフロントエンドエンジニアになれるのか?

未経験からフロントエンドエンジニアになれる理由2つが箇条書きされた図

未経験からフロントエンドエンジニアを目指すにあたって、事前知識として以下2点を解説します。

  • フロントエンドエンジニアの仕事内容
  • 未経験からフロントエンドエンジニアになれるか

それぞれ順番に見ていきましょう。

フロントエンドエンジニアはWebサービスの画面(UI)の開発を担当するエンジニアです。

HTMLやCSS、JavaScriptを使用してUIを開発します。

実装だけでなく、UI/UXを考慮した設計やメンテナンスしやすいシステム構成に変更するなど、日々の運用もフロントエンドエンジニアの仕事の1つです。

「未経験から目指すのは難しいのではないか?」と思われますが、未経験からフロントエンドエンジニアになることは可能です。

理由は以下の2点で説明できます。

  • フロントエンドエンジニアの需要が高い
  • スキルや実績を証明できれば採用される可能性がある

Webサービスの増加にともなって、フロントエンドエンジニアの需要は高まっています。

経済産業省のデータによれば、通販サイトなどのEC分野やオンラインゲームなどのデジタル系分野がコロナ禍による巣ごもり需要の影響で需要が拡大しました。

さらに行動制限が緩和されて以降、旅行などサービス分野の需要がコロナ前に戻りつつあるため、Webサービス自体の需要は依然として高い状態です。

参考:「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました|経済産業省」
参考:「アフターコロナの中で、どこまで回復したか -旅行・観光-|経済産業省」

エンジニアの仕事はフロントエンドに限らず免許や資格が不要です。

スキルや実績、現場エンジニアとの相性で判断されるため、アピール次第で転職できるでしょう。

完全な未経験ではなく、フロント系以外のエンジニアとして経験を積んでいるエンジニアであれば、今までの実績がフロント系でも役立つことをアピールするなどの対策が取れます。

スキルの証明はポートフォリオの提示や具体的な勉強内容の説明を行うことで担保できるでしょう。

また、IT業界自体が未経験の場合は実績も必要となるため実務経験を積むことを優先しましょう。

▼フロントエンドエンジニアの仕事内容を詳しく知りたい人はこちら

▼フロントエンドエンジニアの年収を詳しく知りたい人はこちら

ここまで未経験からフロントエンドエンジニアになれる理由を説明しました。

次は未経験からフロントエンドエンジニアを目指すロードマップを解説します。

未経験からフロントエンドエンジニアを目指す5つのステップ

未経験からフロントエンドエンジニアを目指すステップ5つが箇条書きされた図

本章では、未経験からフロントエンドエンジニアを目指すロードマップを以下の5ステップに分けて解説します。

  • 常駐SE・プログラマーとして経験を積む
  • フロントエンドの技術スタックを学ぶ
  • フロントエンドに役立つ資格の取得
  • ポートフォリオの作成と公開
  • 転職エージェントを利用した転職やフリーランスへの転向を検討する

IT業界自体未経験の場合は「1」から、IT業界経験がある場合は「2」から確認しましょう。

1. 常駐SE・プログラマーとして経験を積む

IT業界自体が未経験の場合、実務経験を積むことを優先しましょう。

実績が多ければポートフォリオの代わりにスキルを証明してくれます。

いわゆる「常駐SE」として客先にエンジニアを派遣する企業の場合、現場でOJTを通して仕事を教えてもらえるため、IT業界未経験でも入社できる可能性があります。

注意点として「常駐SEなら何でもよい」と考えず、面接では以下の2点を確認しましょう。

  • フロントエンドを担当できる案件があるのか
  • JavaScriptやPHPなどフロントでも通用する技術を使っている案件があるか

フロントエンドの経験を積むことができれば、その分だけフロントエンドエンジニアに近づくことができます。

このように常駐SEから業界に入って学んでいくこともできますが、完全な未経験者の場合は先んじて自分で勉強をすること、少なくとも勉強する姿勢を持つことが大切です。

昔と比べてProgateなどのように月額1000円ほどで体系的にフロントエンジニアに必要な技術スタックを学習できるサービスもあります。

「完全に未経験、かつまだ何も学習していない」というような方は勉強をスタートさせてみましょう。

2. フロントエンドの技術スタックを学ぶ

ある程度IT業界の経験がある場合、フロントエンドの技術スタック習得を行いましょう。

ポートフォリオの作成と同時に行うことも可能です。

習得する技術は以下があげられます。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

HTML・CSS・JavaScriptは画面デザインや画面上で実行される処理を定義するのに用いるため、フロントエンドエンジニアとしてUI開発を行う場合に必要です。

3. フロントエンドに役立つ資格の取得

可能な場合は資格の取得も視野に入れましょう。

現場経験やポートフォリオ作成だけだと知識が偏りがちになってしまいますが、資格取得のために勉強すれば、知識を体系的に整理できます。

システム開発の基礎知識を固めるための資格試験や、プログラム言語の知識や技術を問う試験があるため、興味のある資格試験の受験を検討しましょう。

フロントエンドエンジニアにおすすめの資格は後述します。

4. ポートフォリオの作成と公開

Webサイトのポートフォリオを作成しましょう。ご自身のスキルを伝えるには最適の手段です。

勉強でインプットしつつポートフォリオ作成でアウトプットできれば理想的ですが、仕事の合間を縫って作業するため難しいと感じるでしょう。

そのため、まずは最低限動くものを作成して、次第にブラッシュアップをおすすめします。

いきなり完成を目指すのではなく、徐々に完成へ近づけるイメージです。

URLを簡単に共有できるため、GitHubにソースをアップすればそのままポートフォリオの役割を果たしてくれるでしょう。

参考:「GitHub」

5. 転職エージェントを利用した転職やフリーランスへの転向を検討する

フロントエンドエンジニアへの転職に向けて、具体的な行動を起こしましょう。

求人サイトを利用してご自身で転職先を探すこともできますが、転職エージェントの活用を検討してください。

転職エージェントを活用するメリットは3点あります。

  • 非公開求人を紹介してくれる
  • ご自身の適切な年収がわかる
  • 不足している経歴やスキルがわかる

人気企業や人気の職種は企業サイトに直接掲載すると応募が殺到して企業活動に支障が出る可能性があります。

そこで、求人情報を非公開にしてエージェント経由でのみ応募を受けつけることで、効率的に人材採用を行うケースがあります。

エージェントを利用すればこれら非公開求人の紹介を受けることができます。

また、エージェントは膨大な転職者情報を持っており、ご自身と近い転職者の年収は把握済みです。適切な年収を提示してもらうことで、条件面が充実した求人情報を得ることができます。

転職エージェントなら「エイジレスエージェント」をご検討ください。

エイジレスエージェントはエンジニア転職に強みがあり、年齢を理由に応募を断ることがなく何歳でもご応募いただけます。

担当のキャリアコンサルタントが求人の紹介以外にも、希望を叶えるために必要なアクションを提案いたします。

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さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
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特化型エージェント
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社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
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IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
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フロントエンドエンジニアに必要なスキル・知識は4つ

フロントエンドエンジニアに必要なスキルと知識4つが箇条書きされた図

フロントエンドエンジニアとして働くにあたり、必要なスキルや知識は以下の4つです。

  • HTML・CSS・JavaScriptのスキル
  • JavaScriptのフレームワークやライブラリのスキル
  • コミュニケーションスキル
  • UI/UX設計の知識

それぞれ順番に解説します。

HTML・CSS・JavaScriptのスキル

HTML・CSS・JavaScriptはフロントエンドエンジニアにとって最も基本的なスキルと言えます。

特に、JavaScriptに関してはフロントエンジニアとして要求されることが多いスキルになっているので一定のレベルに達していることが求められます。

さまざまなプログラミングの補助ツールや優良なプログラミングノウハウがあっても、基礎的なスキルなくしては活かせないでしょう。

HTML・CSS・JavaScriptはプロゲートなどのオンラインプログラミング学習サービスの発展により独学での習得・無料での習得が十分可能です。

フロントエンドエンジニアを目指す場合はまずこの3つの言語を一定レベルで扱えるようになるところからスタートです。

JavaScriptのフレームワークやライブラリのスキル

JavaScriptのフレームワークやライブラリを利用する場合があるため、扱えるスキルは必要です。

下記のようなフレームワークやライブラリがあります。

  • React(フレームワーク)
  • Vue.js(フレームワーク)
  • AngularJS(フレームワーク)
  • jQuery(ライブラリ)

いずれも無料で使えるため、独学で習得が可能です。

コミュニケーションスキル

フロントエンドエンジニアは単独での作業が少なく、チーム単位での作業を求められます。

そのため、チームメンバーと円滑なコミュニケーションをとることは必要なスキルです。

フロントエンドエンジニアと関わるメンバーはおもにデザイナーとバックエンドエンジニアです。

彼らとスムーズなコミュニケーションを取るためには、以下で紹介するUI/UXの知識が必要になるでしょう。

UI/UX設計の知識

単純にコーディングをするだけではなくデザイン観点での知識と視点を持つことでフロントを書くだけでなく、よりサービスそのものにとって影響度が高いフロントエンジニアになることができます。

UI/UX設計とは、ユーザーにとって快適で利便性の高いデザインを指します。

このような知識があると、デザイナーから渡されたデザインの意図をくみ取った正確な実装ができたり、より良い提案を行ったりできるでしょう。

デザイナーと相談する場合も、「何を」「どのように」変更したいのか正確に伝えられるようになるため、UI/UXの知識は必要です。

あなたの将来のキャリア観が「フロントのプロフェッショナルになりたい!」というものではなく、よりビジネスに影響度の高い「プロダクトマネージャー」などの方向性に近いのであれば習得するべきスキルと言えます。

▼フロントエンドエンジニアに必要なスキル・知識を詳しく知りたい人はこちら

ここではフロントエンドエンジニアに求められるスキルや知識を解説しました。

次はフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめしたい資格を紹介します。

未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめの資格

未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめしたい資格3つが箇条書きされた図

未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめしたい資格は以下の3つです。

  • 基本情報技術者試験
  • HTML5 プロフェッショナル認定試験
  • Web クリエイター能力認定試験

それぞれ解説します。

基本情報技術者試験

システム開発の設計・実装・テストの各工程に関する知識を問う問題や、基本的なIT用語に関する問題が出題されます。

IT業界未経験者の基礎的な知識の習得に最適です。

IT業界経験者ですでに取得した人は、後述するフロント系の資格を検討しましょう。

参考:「基本情報技術者|情報処理推進機構」

HTML5 プロフェッショナル認定試験

HTMLやCSS、JavaScriptの知識を問われる資格試験です。

レベル1とレベル2に分かれていて、レベル1はHTML5やCSSを利用してWebコンテンツを作成する知識が問われ、レベル2はJavaScriptを使用した動的なWebサイト作成の知識が問われます。

フロントエンドエンジニアとして活躍を考えている場合はレベル2合格を目指しましょう。

参考:「HTML5 プロフェッショナル認定試験|LPI-Japan」

Web クリエイター能力認定試験

基本的なWebサイト作成能力や、デザイン能力を認定する資格です。

デザインを理解すればデザイナーともスムーズにコミュニケーションが取れるため、フロントエンドエンジニアにとって役立つ資格でしょう。

参考:「Web クリエイター能力認定試験|株式会社サーティファイ」

▼フロントエンドエンジニア関連の資格を詳しく知りたい人はこちら

ここまではフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめの資格を紹介しました。

次はフロントエンドエンジニアの転職方法を解説します。

未経験者向けフロントエンドエンジニアの求人・転職方法

エイジレスのロゴ

未経験者向けのフロントエンドエンジニア求人を探すには転職サイトへの登録や転職エージェントへの登録が必要です。

特にエージェントへの登録はおすすめで、担当のキャリアコンサルタントが条件や経歴から求人を探してくれます。

「エンジニアとしての経歴もあるし、勉強もしているけど40代に求人があるか不安」とお考えの場合、エイジレスエージェントを利用しましょう。

エイジレスエージェント」はエンジニア転職に強みのあるエージェントです。

エイジレスエージェントは、年齢不問の求人のみを取り扱い、キャリアコンサルタントが1人ひとりの経験やスキルに合った企業を紹介します。

エンジニアとしての経験を積んでいる場合、未経験のフロントエンドエンジニアを目指せる求人を見つけ出してくれる可能性があるでしょう。

まとめ|未経験でもフロントエンドエンジニアを目指せる

今回は「未経験でもフロントエンドエンジニアを目指せるか」を、以下のポイントから解説しました。

  • フロントエンドエンジニアは需要が高く、スキルや実績を積めば採用される可能性が高い
  • 未経験からフロントエンドエンジニアを目指す場合、エンジニアの経験やフロントの技術習得、ポートフォリオを作成するなどの準備が必要
  • フロントエンドエンジニアに必要なスキルや知識はHTML・CSS・JavaScriptの知識、コミュニケーションスキルやUI/UX設計の知識

フロントエンドエンジニアは今後も需要の伸びが期待できるでしょう。

スキルや実績をアピールすればフロントエンドエンジニアを目指すことができます。

IT業界自体が未経験の場合は、ほかのエンジニア職種で経験を積んでからフロントエンドエンジニアに転職するルートが現実的です。

すでにほかのエンジニア職種で経験を積んでいる場合、フロント領域の技術スタックの学習や、培った経験がフロントエンドにも活かせる点をアピールしましょう。

CTACTA
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執筆者
倉知卓矢
常駐SE、Web系企業で15年のエンジニア経験を持つIT系ライター。 常駐SEとして設計から実装、各種テストはもちろん、チームリーダーなど幅広く経験。 Web系企業ではプログラマーとしてJavaやPHPを中心にフロントエンド、バックエンド両方を担う。 自身の経歴を活かしたIT技術解説や、エンジニア転職記事が得意ジャンル。