フロントエンドエンジニアの年収相場は?高年収の理由や収入アップ方法を徹底解説

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フロントエンドエンジニアとして働くことに興味がある人の中には、年収事情が気になる人もいるのではないでしょうか。

フロントエンドエンジニアの年収相場は、「正社員556万円」「派遣社員456万円」「フリーランス780万円」です。
さらに目指せる最高年収は、正社員・フリーランスともに「1,600万円」にも達することがあります。

この記事では、フロントエンドエンジニアの年収相場からはじまり、年収が高い理由や収入アップの方法などをまとめて解説します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • フロントエンドエンジニアの年収相場は、「正社員556万円」「派遣社員456万円(平均月収38万円)」「フリーランス780万円(平均月収65万円)」となっている
  • フロントエンドエンジニアの年収が高い理由は、「エンジニア需要の高まり」「高い専門性」があげられる
  • 年収アップには「JavaScriptフレームワークの実務経験」「フロント系以外の技術スタック習得」が有効
CTACTA

フロントエンドエンジニアの年収相場は556万円

フロントエンドエンジニアは、需要が高く高収入な職種です。
以下の5つの視点から年収相場をみていきましょう。

※大手求人サイト(求人ボックス)の2024年1月27日時点のデータをもとに解説

  • 正社員フロントエンドエンジニアの年収相場は556万円
  • 派遣社員フロントエンドエンジニアの年収相場は456万円
  • フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収相場は780万円
  • 未経験OKのフロントエンドエンジニアの年収相場は324万円
  • 外資系のフロントエンドエンジニア求人の年収相場は696万円

それぞれ解説します。

正社員フロントエンドエンジニアの年収相場は556万円

正社員のフロントエンジニアの年収相場は556万円です。

国税庁による民間給与所得者の平均年収は443万円であることから、フロントエンドエンジニアは高年収だとわかります。

以下の表は、職種別の平均年収を整理したものです。

職種平均年収
ITアーキテクト750万円
プロジェクトマネージャー641万円
フロントエンドエンジニア556万円
モバイルエンジニア545万円
インフラエンジニア516万円
プログラマー338万円

フロントエンドエンジニアは、ITアーキテクト・プロジェクトマネージャーの平均年収より低く、モバイルエンジニア・インフラエンジニア・プログラマーを上回る位置づけです。

派遣社員フロントエンドエンジニアの年収相場は456万円

派遣社員フロントエンドエンジニアの平均月収は38万円でした。
※大手求人サイトでの平均時給をもとに、月稼働時間170hとして算出

12ヶ月稼働した場合に換算すると、年収期待値は456万円です。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収相場は780万円

フリーランスのフロントエンドエンジニアの平均月収は65万円でした。
12ヶ月稼働した場合に換算すると、年収期待値は780万円です。

フリーランスとして独立するためには、実務経験やスキルを身につける必要がありますが、独立後は高年収が期待できます。

未経験OKのフロントエンドエンジニアの年収相場は324万円

未経験OKのフロントエンドエンジニア求人を調査したところ、平均月収は27万円でした。
12ヶ月稼働した場合に換算すると、年収期待値は324万円です。

未経験だとはじめは年収が低いところからスタートしますが、実績を積むことで年収は上がっていく可能性が高いでしょう。

外資系のフロントエンドエンジニア求人の年収相場は696万円

フロントエンドエンジニアの求人情報を外資系企業に絞ってリサーチすると、平均年収は696万円でした。

フロントエンドエンジニアに限らず、IT関連職種において外資系企業の求人は高年収の傾向があるため、外語力に自信がある人は外資系への転職も検討すると良いでしょう。

フロントエンドエンジニアで狙える最高年収の目安は約1,600万円

フロントエンドエンジニアとして狙える最高年収を、以下の視点でみていきましょう。

  • 正社員フロントエンドエンジニアの最高年収は1,604万円
  • フリーランスのフロントエンドエンジニアの最高年収は1,608万円

正社員フロントエンドエンジニアの最高年収は1,604万円

大手求人サイトを調査したところ、正社員フロントエンドエンジニア求人の上位5つの平均年収は1,604万円でした。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの最高年収は1,608万円

大手フリーランスサイトを調査したところ、フリーランスフロントエンドエンジニアの上位5案件の平均月収は134万円でした。
1年間稼働した場合に換算すると、年収期待値は1,608万円です。

今回の調査では、フロントエンドエンジニアで狙える最高年収は、正社員・フリーランスともに1,600万円ほどでした。

最高レンジの年収を得るためには相応の実務経験やスキルが必要ですが、フロントエンドエンジニアは年収1,000万円を大きく上回ることも夢ではありません。

次では、フロントエンジニアの年収が高い理由を解説します。

フロントエンドエンジニアの年収が高い2つの理由

フロントエンドエンジニアの年収が高い理由2つが箇条書きされた図

平成29年に実施された「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によればエンジニア/プログラマの平均年収は592万円です。

同年に国税庁が行った「民間給与実態統計調査」によれば、職種を問わない平均給与は男性532万円・女性287万円で、エンジニアの年収は平均より高いことがわかります。

フロントエンドエンジニアの年収が高い理由は、以下の2点の要因が考えられるでしょう。

  • Webサービスの増加でフロントエンドエンジニアの需要が高まっている
  • エンジニア自体が専門性が高く不足傾向にある

それぞれ詳しく解説します。

Webサービスの増加でフロントエンドエンジニアの需要が高まっている

経済産業省の調査によれば、EC分野をはじめWebサービスは増加の一途をたどっています。

新型コロナウイルス感染症対策の影響で落ち込んだ旅行サービスも、行動制限の緩和で需要の増加が期待できるでしょう。

Webサービスの需要増加にともない、UIを構築するフロントエンドエンジニアの需要も高まるため市場価値が向上し、スキルや経験のあるフロントエンドエンジニアが高年収を獲得する要因となっています。

フロントエンドエンジニアの将来性や必要スキルは、以下の記事で詳しく解説しているので読んでみてください。

フロントエンドエンジニアは将来性が高い職種ですが、一部の経験者からは「つらい」という意見があることも事実です。
以下の記事でフロントエンドエンジニアが実態を解説しているので、ぜひ読んでみてください。

エンジニア自体が専門性が高く不足傾向にある

フロントエンドエンジニアに限らず、そもそもエンジニアは専門職です。

誰でもプログラム言語を学ぶことができますが、職業としてスキルを活用できる人は限られるでしょう。

また経済産業省が行った推計では、2030年までに約40〜80万人規模のIT人材が不足すると試算されています。

専門職の人材が不足傾向で希少価値が上がるため、高年収になるもう一つの理由です。

以上がフロントエンドエンジニアの年収が高い理由です。
次はフロントエンドエンジニアの年収アップ方法を解説します。

フロントエンドエンジニアが年収アップする2つの方法

フロントエンドエンジニアが年収アップする方法2つが箇条書きされた図

フロントエンドエンジニアとして年収アップを目指すなら、スキルアップして市場価値を向上させましょう。

具体的なスキルアップの方法として2つの方法を解説します。

  • JavaScriptのフレームワークやライブラリの使用経験を積む
  • フロント領域以外の技術スタックを経験する

それぞれ詳しくチェックしましょう。

JavaScriptのフレームワークやライブラリの使用経験を積む

JavaScriptのフレームワークやライブラリを経験すれば、応募できる求人を増やすことができるでしょう。

フロントエンドエンジニアの求人情報をリサーチすると、以下のフレームワークの実務経験を必須スキル・歓迎スキルとする案件が数多くあります。

  • React
  • Vue
  • AngularJS
  • jQuery

応募要件の中には特定のフレームワークやライブラリの使用経験を求めるものがあるため、有効なスキルアップ手段です。

フロント領域以外の技術スタックを経験する

JavaやPHP、データベースなどバックエンドの実務経験を積むことでスキルアップを狙えるでしょう。

フロント領域以外にも対応できる範囲が増えることで、市場価値が向上します。

エイジレスの調査データでも、AzureやAWSなどのクラウドやC#の経験者は年収800万円前後が提示されています。

ほかに市場価値の向上が期待できる技術スタックは以下のとおりです。

  • TypeScript / Node.js
  • AWS / Azure
  • Docker
  • Git
  • Jenkins / CircleCI

これらの技術を現職で導入・経験できないかチェックしてみましょう。

上記以外のスキルアップ手段を知りたい場合、転職エージェントを活用しましょう。

ご自身の経歴やスキルから適正な年収を提示してくれたり、年収アップに必要なアクションをアドバイスしてくれたりします。

▼フロントエンドエンジニアの転職事情を詳しく知りたい人はこちら

ここまでは、フロントエンドエンジニアが年収アップする方法を解説しました。
次はフロントエンドエンジニアの年収アップに役立つ資格を3つご紹介します。

フロントエンドエンジニアの年収アップに役立つ資格3選

フロントエンドエンジニアの年収アップに役立つ資格3つが箇条書きされた図

フロントエンドエンジニアとして年収アップを図る場合、資格の取得も検討しましょう。

取得しておきたい資格はシステム開発の基礎的な知識があることを証明する国家資格や、フロントエンドエンジニアとして基本的なスキルを持つことを証明する資格です。

具体的には下記の3つが挙げられます。

  • 基本情報技術者:情報処理推進機構(IPA)が認定するシステム開発の基礎的な知識を証明する資格
  • HTML5 プロフェッショナル認定試験:HTML5やCSS、JavaScriptなどフロント系の知識を問う資格
  • ウェブデザイン検定:厚生労働省から指定を受けた協会が運営する資格で、ウェブデザインに関する知識・技能・実務能力を認定する資格

フロントエンドエンジニアはUI開発を行うため、デザイン系の資格がある点が特徴です。

フロントエンドエンジニアの実務や年収アップに役立つ資格は、以下の記事でも詳しく解説しているので興味があれば読んでみてください。

フロントエンドエンジニアとしての自身の年収相場を知るには「エイジレス」

フロントエンドエンジニアの年収は、実務経験や保有スキルにより大きく変動します。
自身の「年収相場」「転職候補になり得る企業」を知りたいという人は、弊社エイジレスにご相談ください。

丁寧にキャリアカウンセリングを行い、IT転職市場の最新動向を踏まえて具体的なアドバイスを提供します。

エイジレスは「年齢を理由に不採用になる」「年齢が低いがゆえに報酬も低い」といった年齢のしがらみを無くすことをミッションとして「エイジレスエージェント」「エイジレスフリーランス」というサービスを展開しています。

正社員転職支援サービス「エイジレスエージェント」のおすすめポイントは以下のとおりです。

  • 大手企業との信頼関係による高い面談/内定率
  • ハイクラス転職の実績多数

また、フリーランス向け案件マッチングサービス「エイジレスフリーランス」は以下の特徴があります。

  • 高単価案件が豊富(上流商流の案件しか取り扱っていない)
  • 年収が大幅にアップした多数の実績

フロントエンドエンジニアの転職や独立は、ぜひエイジレスをご利用ください!

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まとめ|フロントエンドエンジニアで年収1000万円以上も夢じゃない

今回はフロントエンドエンジニアの年収を以下のポイントから解説しました。

  • フロントエンドエンジニアの年収相場は、「正社員556万円」「派遣社員456万円(平均月収38万円)」「フリーランス780万円(平均月収65万円)」となっている
  • フロントエンドエンジニアの年収が高い理由は、「エンジニア需要の高まり」「高い専門性」があげられる
  • 年収アップには「JavaScriptフレームワークの実務経験」「フロント系以外の技術スタック習得」が有効

フロントエンドエンジニアは今後も需要が期待できる職種です。
また対応できる技術スタックを増やすことで、年収アップが図れるため将来性も高いでしょう。

リスクをとってフリーランスへ転向すれば年収1,000万円に手が届く可能性があります。
エイジレスエージェントではご自身のスキルや経験から最適な求人を紹介できます。

キャリアチェンジや年収アップを考えている場合、エイジレスエージェントへの相談を検討しましょう。

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執筆者
倉知卓矢
常駐SE、Web系企業で15年のエンジニア経験を持つIT系ライター。 常駐SEとして設計から実装、各種テストはもちろん、チームリーダーなど幅広く経験。 Web系企業ではプログラマーとしてJavaやPHPを中心にフロントエンド、バックエンド両方を担う。 自身の経歴を活かしたIT技術解説や、エンジニア転職記事が得意ジャンル。