フロントエンドエンジニアはつらい?現役エンジニアが疑問を解決

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「フロントエンドエンジニアになりたいけど、つらい仕事みたいで不安だ」「フロントエンドエンジニアになったけど、毎日つらい」とお悩みの皆様へ。

本記事では、フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由とその解決策、キャリアアップのポイントについて解説します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • 若手・中堅・ベテランで、「仕事がつらい」と感じるポイントが異なる
  • 「仕事のつらさ」の解決策は、ポジティブ思考と学習習慣を持ち、年齢や経験を武器にすること
  • フロントエンドエンジニアの魅力は、「最新の情報が学べるクリエイティブな仕事」で「未経験からでも挑戦しやすくキャリアの選択肢が広い」こと
  • キャリアパスは、「フロントエンドを極める」「バックエンドを新たに学ぶ」「管理職にステップアップ」の3点から自分に合ったものを選ぶ
CTACTA

フロントエンドエンジニアはつらい?実際に働く人の本音

フロントエンドエンジニアとして働く人たちの本音を、年代ごとにまとめました。

年代つらいと感じるポイント
20代前半・覚えることが多い
・解決策が見当たらない
・納期に追われる
・残業が多い
20代後半〜30代前半・新人の育成を任される
・他の工程の影響を受けやすい
・バックエンドエンジニアと比較される
30代後半〜40代以降・チームの目標達成に追われる
・人手が足りない
・最新技術の入れ替わりが激しい
・若い世代とのコミュニケーションが難しい

年代ごとに詳しく説明します。

20代前半:エンジニアとしてのスキルが求められる

エンジニアとしてのキャリアがスタートしたばかりで、「スキルの習得」や「業務への柔軟な対応」に苦戦している傾向にあります。
それでは、一つ一つ解説します。

覚えることが多い

フロントエンドエンジニアに求められる代表的なスキルは、以下のとおりです。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

企業によっては、WordPressによるCMS構築やアプリ開発のためのJavaScriptフレームワークが求められます。

また、Webデザイナーを兼務している職場の場合は、UI/UXの知識やデザインツールの操作などのスキル習得が必要です。

解決策が見当たらない

実務の現場では「使ったことがない」コードを入力する機会が多々あります。
そして、それらを解決するための調べる作業が常に発生します。

ネット上にある膨大な情報から、自分が知りたい情報に素早く辿り着くための「調べる力」が必要です。

納期に追われる

クライアントワークが中心であることから「当初の計画にはなかった設計変更」「無理な納期の短縮」など、クライアントの要望に柔軟に応える必要があります。

残業が多い

スタートアップ企業をはじめとする少数精鋭の組織の場合は、一人当たりの仕事量が多くなる傾向があります。

よって、残業や休日出勤での対応が頻繁に求められる場合があります。

20代後半〜30代前半:スキル以外の能力が求められる

コーディング業務のみではなく、「人材の育成」「スケジュール管理」などの業務を任される機会が増えるため、スキル以外のビジネス能力が求められる傾向にあります。

それでは、一つ一つ解説します。

新人の育成を任される

新人の育成を任されることから、コーディングスキルや業務内容について「論理的にわかりやすく説明する」能力が求められます。

「自分でやったほうが早い」と思う場合でも、根気よく任せることで部下の成長をサポートしなければいけません。

他の工程の影響を受けやすい

フロントエンド工程の管理者として、「スケジュール管理」「他工程との調整」などの業務を担当する機会が増える傾向にあります。

「黙々と正確なコードを入力する」といったコーディングスキルや集中力ではなく、「タスク管理力」や「コミュニケーション力」といった別の能力が求められます。

バックエンドエンジニアと比較される

Webサイトの見た目を担当するフロントエンドエンジニアに対し、システム・サーバーなどを担当するWebサイトの裏側を担当するバックエンドエンジニアが存在します。

職場によっては、「業務量が多い」「平均年収が高い傾向にある」バックエンドエンジニアの方が高く評価される場合があります。

30代後半〜40代以降:チームのしての成果が求められる

チームのマネージャーとして、「目標の達成」「人材の確保・定着化」「クライアントとの交渉」などの課題に悩まされる傾向にあります。

また年齢を重ねるにあたって、「学習の継続」「若い世代とのコミュニケーション」が難しくなることも大きな課題です。

チームの目標達成に追われる

チームのマネージャーとして、工程の管理・人材の配置・業務の改善など組織の運営に関するあらゆる業務で大きな責任が求められます。

人手が足りない

「IT業界の全体的な人材不足」に伴い、優秀な人材の確保が必要になります。

また、「IT人材は流動性が高い傾向にある」ことから、従業員を定着させる取り組みも重要です。

最新技術の入れ替わりが激しい

フロントエンドの技術は移り変わりが激しいことから、常に最新の技術を学び続ける必要があります。

体力・記憶力が低下していく中でも、20代のエンジニアたちに負けないように研鑽する姿勢が求められます。

若い世代とのコミュニケーションが難しい

チームの責任者として、若手のエンジニアと接することから、世代間のギャップなどを理解して、良好なチーム作りが必要です。

逆に、30代以降で転職した場合は、年下の上司と接することになります。
「年上の部下はやりにくい」と思われないように、心配りが必要です。

​​次に、これらの「つらい」と感じた時におすすめの解決策を紹介します。

フロントエンドエンジニアがつらい時の解決策5つ

「つらい」と感じた時におすすめの解決策は、以下のとおりです。

  • 現状をポジティブに受け止める
  • 学習習慣を身につける
  • 職場以外のコミュニティを活用する
  • 年齢を言い訳にしない
  • 他業種での経験を活かす

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

現状をポジティブに受け止める

いまの現場で身につけたスキルや経験は、キャリアアップのきっかけになります。
現職での昇給や昇格のみでなく、転職・独立などさまざまなキャリアパスが選択可能です。

なぜなら、IT業界は人手不足のため、スキル・経験の高いエンジニアは引く手あまただからです。

将来のキャリアを見据えて、前向きに日々の業務に臨みましょう。

学習習慣を身につける

最新の技術を身につけるために、日々学び続ける習慣をつくることが必要です。

具体的には以下の手法がおすすめです。

  • 隙間時間を有効にするために、移動時間に音声学習をする
  • 誘惑を退けるために、社内・友人との交際を最小限に抑える
  • 学習に集中する時間をつくるために、家族の理解を得る
  • 長時間作業しても疲れない机や椅子など、設備投資を積極的に行う

さまざまな方法を試しながら、自分に合った方法を見つけましょう。

職場以外のコミュニティを利用する

仕事に対する悩みの解決など、職場の同僚や上司に相談しにくいことがあれば、職場以外のコミュニティを利用することがおすすめです。

「SNSで活発なコミュニティを探す」「IT勉強会支援プラットフォーム:connpassを活用する」といった方法があります。

スキルアップのための情報収集や転職・独立に向けての人脈構築にも大いに役立つので、ぜひ積極的に参加しましょう。

年齢を言い訳にしない

体力・記憶力が低下していく中でも、若い世代に負けないようにスキルアップ・学習を続ける必要があります。
また、「年下の上司」とのコミュニケーションが求められることもあるでしょう。

しかし、IT業界は年齢ではなく実績やスキルが重視される世界です。

周囲の人たちに敬意を持って、謙虚に学ぶ姿勢を心がけしましょう。

他業種での経験を活かす

異業種からエンジニア転職した人は、他業種での経験が武器になります。

「新人の教育」「工程の管理」「クライアントとの折衝」など、様々な経験・ビジネス能力をITの開発現場でも発揮できるでしょう。

「自分の強みとして活かせる経験は何か?」を考える、スキルの棚卸をおすすめします。

次に、フロントエンドエンジニアの魅力やメリットについて紹介します。

フロントエンドエンジニアとして働くことによるメリット

フロントエンドエンジニアにキャリアチェンジするメリットは、以下のとおりです。

  • 未経験でもキャリアチェンジしやすい
  • 最新の技術に触れることができる
  • ユーザーの声が届きやすい
  • キャリアの選択肢が広い
  • 転職・独立がしやすい

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

未経験でもキャリアチェンジしやすい

フロントエンジニアは未経験からでもキャリアチェンジしやすい傾向にあります。
その理由は、以下の通りです。

  • 独学で学べる環境が揃っている
  • IT業界が人手不足である

具体的に見ていきましょう。

独学で学べる環境が揃っている

書籍・Webサイト・動画などで有益な情報を容易に入手できる上に、困った時はChatGPTなどのAIツールで気軽に質問できます。

IT業界が人手不足である

「若年層の人口減少」「市場規模の拡大」から、2030年までに40〜80万人の規模で人材不足が予想されていることから、未経験者を積極的に採用・育成する企業が増加しています。

最新の技術に触れることができる

進化を続ける最新のIT技術を学び続けられることから、好奇心の強い人にはおすすめの仕事です。

「決められた毎日の繰り返し」になることがなく、日々さまざまな刺激を受けながら仕事に臨むことができます。

ユーザーの声が届きやすい

制作物が目に見えて出来上がっていく過程を楽しむことができるため、クリエイティブな作業が好きな人におすすめです。

また、ユーザーが実際に使う部分を作成することから「自分が担当した制作物をお客様に使ってもらっている」という実感を得やすいことも大きな魅力となります。

キャリアの選択肢が広い

フロントエンドエンジニアとして一定のスキルを身につけると、フルスタックエンジニア・Webディレクター・プロジェクトマネージャーなど、さまざまなキャリアパスを選択できます。

仕事のやりがい・モチベーションの向上のみでなく、スキルの掛け合わせによる収入・待遇のアップも期待できるでしょう。

転職・独立がしやすい

IT業界が人手不足であることから、スキルがあれば引く手あまたになるため、転職・独立も可能です。

特にフリーランスエンジニアは、収入の大幅アップが見込める上に、時間・場所・仕事内容を自分の裁量で選択できる点が大きな魅力です。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/

特化型エージェント
社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/

ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/

エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp

フロントエンドエンジニアとしてキャリアアップを図る方法

フロントエンドエンジニアとしてキャリアアップするためにおすすめの方法は、以下のとおりです。

  • 開発スキルを強化する
  • フルスタックエンジニアを目指す
  • Webディレクター・プロジェクトマネージャーを目指す

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

開発スキルを強化する

フロントエンドエンジニアを極めたい人は、HTML・CSSなどの基礎スキルに加え、Webサービス・アプリ開発に用いられるJavaScriptフレームワークのスキルを習得することをおすすめします。

JavaScriptフレームワークについては、最も需要の高い「React」「Angular」「Vue.js」のいずれか一つを選んで、学習しましょう。
フレームワークを選択する上で押さえておきたい、難易度・用途は以下のとおりです。

種類難易度用途
Reactやや高い大規模のWebサイト・アプリケーション
Angular最も高い大規模のWebサイト・アプリケーション、管理画面
Vue.js最も学習しやすい小〜中規模のWebサイト・アプリケーション

JavaScriptフレームワークのスキルを身につけて、周囲のエンジニアとの差別化を図りましょう。

フルスタックエンジニアを目指す

フルスタックエンジニアとは、フロントエンド・バックエンドの両方を担当できるエンジニアのことです。

バックエンドエンジニアとは、Webサイトのシステム内部(ユーザーの目に見えない箇所)を担当します。

以下の通り、システム開発のための幅広い知識が求められます。

種類役割使用技術
プログラミング言語システム開発するJava、PHP、Rubyなど
フレームワークプログラミング言語をベースに、開発を効率化するための枠組み・Java:Spring Framework
・PHP:Laravel
・Ruby:Ruby on Rails
データベースデータを集約・管理し、簡単に取り出せる箱MySQL、Oracleなど
サーバーネットワーク上の他のコンピュータからの指示を受けて、情報を提供する・フロントエンド:Apache
・バックエンド:Tomcat
クラウドサービスクラウド上で、システム環境を構築できるサービスAWS、Azureなど
セキュリティ不正アクセス、情報漏洩などのトラブルを防ぐ認証、暗号化、秘密鍵など

「コストを削減できる」「開発の全工程を行える人材が少ない」などの理由で、市場価値が非常に高いことから、年収の大幅アップも期待できるでしょう。

Webディレクター・プロジェクトマネージャーを目指す

Webディレクターは、開発計画・タスク管理などを行うチームの責任者です。

またプロジェクトマネージャー(PM)では、クライアントへの対応・人員管理・予算管理など、プロジェクト全体の統括が求められます。

フロントエンドエンジニアのスキルに、他業種でのプロジェクト管理やマネジメントの経験をプラスすることで、一段上の商流で活躍することも可能です。

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まとめ|フロントエンドエンジニアはつらいこともあるけど可能性も無限大

この記事では、以下に示す4つのことがわかりました。

  • 若手・中堅・ベテランで、「仕事がつらい」と感じるポイントが異なる
  • 「仕事のつらさ」の解決策は、ポジティブ思考と学習習慣を持ち、年齢や経験を武器にすること
  • フロントエンドエンジニアの魅力は、「最新の情報が学べるクリエイティブな仕事」で「未経験からでも挑戦しやすくキャリアの選択肢が広い」こと
  • キャリアパスは、「フロントエンドを極める」「バックエンドを新たに学ぶ」「管理職にステップアップ」の3点から自分に合ったものを選ぶ

「つらい」と感じるポイントとその解決策をあらかじめ押さえておくことで、フロントエンジニア転職における不安を払拭できます。
また、「仕事のやりがい」「キャリアの自由度」など、フロントエンドエンジニアのプラス面に目を向けてみることも重要です。

そして、フロントエンドエンジニアに必要なスキル・経験を身につけた後は、自分に合ったキャリアパスを選ぶことで、収入・待遇アップを実現させましょう。

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執筆者
ライト らいと
工場勤務をしながらWeb制作のスキルを習得。約半年のフリーランス活動を経て、40歳・業界未経験でフィリピン・セブ島の開発会社にてエンジニア転職に成功。 現在は、コーディング業務のみでなく、前職での管理職経験を武器に現地コーダーのディレクション業務を担当している。 また、Webライターとしては、これまでの知識や経験を活かして、プログラミング・エンジニア転職などの記事を中心に執筆しています。