PHPエンジニアを目指すIT経験者が知りたい年収や仕事内容を解説
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PHPは、WEB開発の分野で人気の高い言語です。世の中の多くのWEBアプリケーション開発に利用され、開発や保守を担うPHPエンジニアには多くの需要があります。
IT業界で一定の経験を積んできた方の中には、将来性の高いPHPエンジニアに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。
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この記事では、PHPエンジニアへの転向を考えている方に向けて、PHPエンジニアの仕事内容や年収相場、キャリアアップ方法、将来性などを詳しく解説します。
- 【この記事を読んでわかること】
- PHPエンジニアの仕事はサーバーサイドのWEBアプリケーション開発
- PHPエンジニアの年収相場は、正社員で350万円〜600万円
- キャリアアップには、ほかの言語・サーバー技術や上流工程のスキルの習得が重要
- PHPエンジニアには今後も安定した需要が見込まれ、将来性は高い
PHPエンジニアの仕事を知る
PHPエンジニアとは、PHP言語を使って、WEBアプリケーションを開発するエンジニアです。はじめに、PHPの特徴を簡単に振り返っておきましょう。
PHPの特徴
PHPは、1995年に公開されたオープンソースのスクリプト言語です。HTMLの中に埋め込んで記述でき、ユーザーの入力内容やデータベースと連動して、動的なWEBページを生成できます。
同じく動的なWEBページを作成する言語にJavaScriptがあります。JavaScriptがユーザー端末のブラウザ上で実行されるのに対して、PHPはサーバー側で動くのが特徴です。
また、PHPは構文がシンプルで、初心者でも比較的習得しやすいとされています。
このような特徴を活かした、PHPエンジニアの仕事内容を詳しく見てみましょう。
WEBエンジニア内でのPHPの立ち位置
PHPエンジニアは「WEBエンジニア」の一分野です。
WEBエンジニアは開発領域によって、大きく「フロントエンド」と「サーバーサイド」に分けられます。フロントエンドとは、PCやスマホなどユーザーが操作する端末上で動作する処理のことで、サーバーサイドは、ユーザー端末からネットワークを介した先にあるサーバー上で動く処理です。
PHPはサーバー上で動作する言語であるため、「サーバーサイドのWEBエンジニア」という立ち位置になります。
ユーザーが入力した情報やサーバー上のデータベースと連携し、さまざまな動きのあるアプリケーションを作るのがPHPエンジニアです。
PHPエンジニアの役割と業務範囲
PHPエンジニアの役割は、PHPを用いてWEBアプリケーションを開発することです。
PHPは下記のような分野で活用されています。
▼PHPエンジニアの役割例
- ECサイト、予約サイト、SNSなどの開発
- WordPressを使ったWEBサイト作成
- 社内向けの業務システム開発
- ゲーム開発(サーバーサイド)
など
PHPエンジニアの業務は、プログラミングやテストなどの開発工程から、要件定義や設計まで多岐にわたります。はじめのうちは下流工程で開発経験を積み、上流工程へシフトしていくのが一般的なキャリアです。
上級エンジニアになれば、プロジェクトマネジメントなどプロジェクトを束ねる立場も求められるようになるでしょう。
PHPエンジニアに求められるスキル
PHPエンジニアが身につけるべきスキルは3つあります。
- PHPの開発スキル
- PHPと関連する言語やWEB環境のスキル
- フレームワークの活用スキル
順に解説します。
PHPの開発スキル
PHPに関する知識やプログラミング能力は必須のスキルです。PHPは習得しやすい言語であり、書籍やネット上の情報も充実しています。そのため、基礎的な開発スキルは比較的容易に身につけられるでしょう。
PHPと関連する言語やWEB環境のスキル
PHPを使えるだけでは、担当できる案件が限られます。PHPとともにWEBアプリケーション開発に欠かせない「HTML」「CSS」「Java」「JavaScript」「SQL」などの言語も扱えると業務の幅が大きく広がるでしょう。
また言語だけでなく、「LAMP」と呼ばれる標準的なWEB開発環境に関するスキルも身につけておくのがおすすめです。LAMPとは、「Linux(OS)」「Apache(WEBサーバー)」「MySQL(データベース)」「PHP」の頭文字をとった用語です。
フレームワークの活用スキル
PHPは、WEBアプリケーション開発を容易にしてくれるフレームワークが充実しているのが特徴です。主なフレームワークに「Laravel(ララベル)」「CakePHP(ケイクPHP)」「Symfony(シンフォニー)」などがあります。
PHPを用いた開発では、ゼロから開発するのではなく、フレームワークを利用するのが一般的です。開発プロジェクトによって採用するフレームワークが異なるため、広く知識を身に付けておくと、幅広い案件に対応できます。
PHPエンジニアの気になる収入事情
PHPエンジニアの収入事情はどうなっているのでしょうか?
「正社員」「フリーランス」「未経験」の3つに分けて紹介していきます。
正社員PHPエンジニアの年収相場は450万円〜800万円台
エイジレスエージェント が実施した調査によると、ミドルシニア〜シニア世代のPHPエンジニアの平均年収は800万円です。
ほかのWEB言語に比べると、低すぎることはありませんがスキルや業務内容によって450万円〜833万円と幅があります。
平均年収 | |
---|---|
PHP | 780万円 |
JavaScript | 730万円 |
Java | 738万円 |
C#.NET | 830万円 |
Python | 811万円 |
Ruby | 950万円 |
また、「日経XTECH」の2019年の調査では、PHPエンジニアの平均年収は545万円でした。国税庁による「民間給与実態統計調査」によると、全給与所得者の平均年収は443万円となっており、PHPエンジニアは100万円ほど高いことがわかります。
▼案件例
・ソフトウェアエンジニア:400万〜600万円/年
【募集内容】取引先の開発プロジェクトに携わるエンジニア
・業務系エンジニア:350万〜1000万円/年
【募集内容】取引先の開発現場にて開発業務に従事するエンジニア
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。
参考:日経XTECH
参考:国税庁「民間給与実態統計調査」
フリーランスPHPエンジニアの月収相場は50万円台〜80万円以上
エイジレスフリーランスの調査によると、フリーランスのPHPエンジニアの月収相場は平均66万円です。スキルによる月収の幅は大きく、56万円台から最高80万円と案件によって差があります。
ほかのWEB開発言語の平均月収と比べてみましょう。
言語 | 平均月収 |
---|---|
PHP | 66万円 |
JavaScript | 82万円 |
Java | 75万円 |
C# | 72万円 |
Python | 71万円 |
Ruby | 73万円 |
他言語と比較すると、平均月収は下位に位置します。しかし案件やポジション・スキルによって単価が変化しやすく、トレンドで言語ごとの平均単価が変わりやすいのも特徴。希望する単価を決めて、案件を探すのがおすすめです。
▼案件例
・サーバーサイドエンジニア:800,000円/月
【募集内容】リーダー経験のある要件定義から開発を担当できるPHPエンジニア
・サーバーサイドエンジニア:560,000円/月
【募集内容】サービスサイトの保守開発案件
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。
参考:エイジレスフリーランス
未経験のPHPエンジニアの年収相場は300万円〜450万円以上
PHP経験1年未満のエンジニアの月収相場は25万円〜30万円で、年収に換算すると300万円〜450万円です。
エンジニアの採用では、実務経験年数をスキルのものさしとすることも少なくありません。はじめのうちは収入が低くても、経験を積み重ねれば着実にステップアップが期待できるでしょう。
▼案件例
・ソフトウェア開発職:372万〜450万円/年
【募集内容】ソフトウェア開発業務
・開発エンジニア:301万〜378万/月
【募集内容】開発案件
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。
PHPエンジニアとしての収入水準を知るためには
ここまでは統計的な数値をもとに紹介しました。具体的に、自身の経歴を踏まえた収入の目安を知りたい場合は以下のようなサービスを利用してみましょう。
- 手軽に知りたい|市場価値診断サービス
- 詳しく知りたい|転職エージェント
それぞれ詳しく解説します。
手軽に知りたい|市場価値診断サービス
市場価値診断サービスは、ネット上で自身のスキルや経験に関するいくつかの質問に答えると、適正年収などを提示してくれるサービスです。会員登録すると、より詳しい分析や企業からのオファーを受けられます。エイジレスフリーランスではヒアリングから市場価値を見出します。
詳しく知りたい|転職エージェント
より正確な自身の市場価値を知りたい方は、転職エージェントに登録すると良いでしょう。自身の詳しい経歴や希望の職種、働き方などを伝えると、豊富な企業情報の中から最適な転職先を紹介してくれます。実際の求人情報を知ることで、正確な収入水準を知ることが可能です。
収入水準は、「エイジレスエージェント a>」でもご相談いただけます。
エイジレスフリーランスは、年齢不問の求人のみを扱い、キャリアコンサルタントがひとりひとりの経験やスキルに合わせて企業・案件を紹介するサービスです。
PHPエンジニアのキャリアを考える
働き方やキャリアアップ方法、転職ノウハウなど、PHPエンジニアのキャリアについて考えてみましょう。
PHPエンジニアの多様な働き方
PHPエンジニアは正社員で働く以外にも、フリーランスや副業などさまざまな働き方が可能です。
正社員は収入が安定している反面、関われる仕事や働く場所・時間に制約があります。
一方、フリーランスは仕事や働く場所・時間を自由に選べますが、収入は不安定です。ただし、高いスキルがあれば、正社員より高い収入を得ることも可能でしょう。
また、実際に転職する前に副業で実績を積むこともできます。リモートワークが可能な案件も多いため、退社後や休日に自宅で案件をこなすことも可能です。
PHPエンジニアがキャリアアップする手段
PHPエンジニアが未経験や初級者から、上級エンジニアへキャリアアップするための、4つの手段を紹介します。
- 資格を取得する
- ほかの言語やサーバー環境のスキルを身につける
- 上流工程やマネジメントのスキルを身につける
- 業務知識を身につける
資格を取得する
資格があれば自身の知識やスキルを客観的に証明することが可能です。特に転職時やフリーランスの場合には、他者との差別化で有利になることも多いでしょう。
PHPエンジニアが持っておきたいのが、「一般社団法人PHP技術者認定機構」が主催する「PHP技術者認定試験」です。難易度に応じて、初級、上級/準上級、認定ウィザードの3つのレベルがあります。
また、PHPに限らず、エンジニアとしての汎用的な知識やスキルを証明するには、国家資格であるIPAの情報処理技術者資格を取得するのも有効です。
ほかの言語やサーバー環境のスキルを身につける
「PHPエンジニアに求められるスキル」で述べたとおり、PHPだけを扱えても仕事の幅は広がりません。「HTML」「CSS」「Java」「JavaScript」「SQL」などの関連言語や、「Linux」「Apache」「MySQL」などWEBアプリケーションの開発環境に関するスキルも身につけておくのがおすすめです。
上流工程やマネジメントのスキルを身につける
上級エンジニアを目指すなら、要件定義や設計といった上流工程の経験は欠かせません。また、プロジェクトの進捗や課題などを管理するプロジェクトマネジメントも担えるようになると、さまざまな案件で重宝されることでしょう。
上流工程やマネジメントスキルを身につけるには実践が必要です。キャリアアップには積極的にチャレンジする姿勢が求められます。
業務知識を身につける
参画するプロジェクトの業務知識を身につけていくのもキャリアアップにつながります。要件定義や設計を行うには、技術力だけでなく、業務的な背景やルールの理解が必要です。
たとえば、勤怠管理のアプリケーションの要件定義や設計をする場合、労務管理に関する知識や、労働基準法、36協定といった法令の知識は欠かせないでしょう。
業務知識を蓄積していくことで、上流の工程からプロジェクトに参画できる価値の高いエンジニアになれます。
未経験のPHPエンジニアが技術を磨く方法
未経験からPHPエンジニアとして案件開発ができるようになるには、段階的にスキルを高めていくことが重要です。
PHPの基礎知識を身につける
前に述べたとおり、PHPは構文がシンプルで初心者でも比較的習得しやすいのが特徴です。書籍やネット上の情報が充実しているため、独学でも実用レベルまで学習することも可能でしょう。効率良く体系的に学習したい場合には、プログラミングスクールの講座を受講するのもおすすめです。
実際に手を動かしてみる
PHPはサーバーサイドで実行される言語のため、本来はサーバーを立てる必要があります。しかし、パソコン上で仮想的にWEBサーバーを作り、PHPを実行させることも可能です。自分だけの環境でいろいろ試したり調べたりすることで、スキルアップにつながるでしょう。
実践経験を積む
初めての案件は、クラウドソーシングで「未経験可」のものを探して応募するのがおすすめです。簡単なコーディング案件から徐々にレベルを上げていくことで、自信をつけながらレベルアップしていけます。
さらに仕事の幅を広げるには、キャリアアップの章で紹介した、ほかの言語・サーバ環境や、上流工程・マネジメントのスキルをつけていくことが必要です。
PHPエンジニアの転職ノウハウ
PHPエンジニアへの転職を成功させるための3つのポイントを解説します。
- 転職の目的を明確にする
- スキルや開発実績を整理する
- 転職サイトや転職エージェントを活用する
転職サイトや転職エージェントを活用する
転職サイトは登録された多数の企業の中から、自分の希望に合う転職先を効率よく探すことが可能です。転職エージェントなら、自身のスキル・開発実績や転職先の希望を伝えると、最適な企業を紹介してくれます。
ミスマッチを避けるためにも、上であげた目的の明確化やスキル・実績の整理が重要です。
転職の目的を明確にする
「今の会社が嫌だから」「収入に不満があるから」といった後ろ向きな理由だけでは、よほど高いスキルがない限り希望通りの転職は難しいでしょう。転職先でPHPエンジニアとして何をしたいか、どのようなキャリアプランを描いているのか、といったことを具体的にイメージし言葉にできることが大切です。
スキルや開発実績を整理する
キャリア採用は新卒採用と異なり、ポテンシャルよりも実績が評価されます。これまでに担当したプロジェクトの規模や内容、役割や、保有するスキルなどを漏れなく洗い出しましょう。
PHPエンジニアとしての実績が少なくても、ほかの言語でのWEBアプリケーション開発や業界経験があれば評価されることもあります。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!
- 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
- 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう
さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。
大手転職エージェント
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PHPエンジニアの求人や案件
PHPエンジニアを求める企業はどんなところがあるのかやおもなプロジェクトの例を詳しく見てみましょう。
PHPエンジニアを求める企業
PHPエンジニアが転職する際の候補となる転職先には、主に以下の3つがあります。
- ソフトウェア開発会社
- インターネット関連企業
- 一般企業の社内SE
ソフトウェア開発会社
SIerと呼ばれるソフトウェア開発会社は、企業から案件を受託して、開発を請け負います。SIer業界は多重下請け構造になっていることが多く、上流工程を希望する場合は元請けの大手SIer、開発工程を担当したいなら中小のSIerを選ぶと良いでしょう。
インターネット関連企業
WEBメディアやWEBサービスを展開するインターネット関連企業もPHPエンジニアの需要が豊富です。自社のアプリケーション開発に加えて、他社向けのサービスなども手掛けます。柔軟な働き方ができる企業や、比較的年収の高い企業が多いのが特徴です。
一般企業の社内SE
一般企業の社内SEとして、PHPエンジニアのキャリアを積むことも可能です。自社サイトの作成や、社内システムの構築・保守などでPHPを活用する機会が多いでしょう。経験に応じて、要件定義やプロジェクトマネジメントなど上流工程にシフトしていくケースもあります。
PHPが使われる開発プロジェクト
PHPを活用した主な開発プロジェクトの例を紹介します。
- 予約システムやECサイトの構築
- WordPressを使ったWEBサイト作成
- 社内向けの業務システム開発
予約システムやECサイトの構築
予約システムやECサイトでは、ユーザーが入力した情報やデータベースの更新状況に応じて表示を変える必要があります。まさにPHPが得意とする部分であり、業種を問わず広く活用されている領域です。
WordPressを使ったWEBサイト作成
WordPressでPHPを使ってよりサイトを充実させたい場合に、PHPエンジニアが活躍します。WordPressとは、WEBサイトの作成や運用を容易にする「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」です。世界の40%以上のWEBサイトはWordPressで作られていると言われています。
社内向けの業務システム開発
PHPは勤怠管理や顧客管理といった、WEBブラウザを使った社内システムでも活用されています。Excelなどで管理していた情報をWEB化する際に、PHPを使えば比較的容易にシステム化できるため人気です。
PHPエンジニアが業務委託案件を見つける方法
PHPエンジニアとしてフリーランスや副業で働く場合には、自身で案件を見つける必要があります。PHPエンジニアが業務委託案件を見つけるための4つの方法を紹介します。
- エージェント
- クラウドソーシング
- SNS
- 知人の紹介
エージェント
エージェントはスキルや希望の働き方に応じて案件を紹介してくれるサービスで、自身で営業したり、案件を探す手間が省けます。また、案件紹介だけでなく、単価交渉や契約手続きなど手厚いサポートを受けられるのも魅力です。
エージェントサービスは、弊社の「エイジレスフリーランス」にお任せください。
エイジレスフリーランスは、年齢不問の求人のみを扱い、キャリアコンサルタントがひとりひとりの経験やスキルに合わせて企業・案件を紹介するサービスです。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、企業などがネット上で受注を募り、不特定多数の人に発注する業務形態を指します。「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのマッチングサービスが有名です。
大手サービスなら、初心者向けから上級者向けまで多くの案件が募集されているので、自身のスキルに合った案件が選べます。まずは副業で実績を積みたい、という場合にも使えるでしょう。
SNS
近年ではSNSを通じた案件獲得も増えています。FacebookやTwitterなどを使って、企業がエンジニアの募集をかけたり、エンジニアが自身のスキルをアピールして案件を募ったりします。SNSでこまめな情報収集や、自ら積極的に情報発信することで案件獲得の可能性を高められるでしょう。ただし、好条件で受注できる可能性がある一方、悪質な案件には注意が必要です。
知人の紹介
WEBサイトやWEBアプリケーションのビジネス利用は業種を問わず浸透しており、PHP開発の機会はいたるところにあります。日頃から仕事やプライベートで関わった人たちと良好な関係を築いておくことで、案件獲得につながるかもしれません。
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PHPエンジニアの将来性
最後に、PHPエンジニアの将来性を見てみましょう。
結論から言うと、今後もPHPエンジニアに対する需要は安定的に続くと見込まれています。
「W3Techs.com」のデータ(2022年12月現在)によると、サーバサイドのWEB開発言語のシェアはPHPが77.8%と圧倒的な1位です。また、世界のWEBサイトの43.1%がPHPで開発されたWordPressを使って作られています。
たとえば、FacebookやWikipedia、Slack、ぐるなびなど、おなじみのサービスもPHPで開発されています。
PHPはサーバーサイドのWEB開発に用途が限られる点に懸念の声もありますが、現状ではすぐにほかの技術に取って代わられる心配はないでしょう。
これらのことから、PHPの将来性は高いと考えられます。
参考:W3Techs.com
今からPHPエンジニアを目指すべき?
下記の点から、PHPエンジニアへの転職や転向は将来性のある選択肢と言えるでしょう。
- PHPはサーバーサイドのWEB開発言語の中で高いシェアを持っている
- WEB開発の需要は活発で案件や求人が豊富
- PHPは比較的習得しやすく、独学でもスキルアップが図れる
ただし、PHPができるだけでは仕事の範囲が限られ、すぐに頭打ちになってしまいます。ほかの言語やサーバー環境、上流工程・マネジメントなどの関連スキルを身につけることで、多くのプロジェクトから必要とされるPHPエンジニアに成長できるでしょう。
PHPエンジニアの需要は豊富|収入を増やすにはスキルアップを
PHPエンジニアは、サーバーサイドのWEBアプリケーション開発を行う職種です。
PHPエンジニアの正社員の年収相場は350万円〜600万円と、ほかのWEB開発言語に比べて高いわけではありません。しかし、PHPはサーバーサイドのWEB開発で高いシェアを占めていることから、需要が豊富なのが魅力です。
PHPは習得が比較的容易なため、PHPエンジニアになるハードルは高くないでしょう。
キャリアアップして収入を増やすには、PHPのスキルに加えて、ほかの言語やWEB開発環境、上流工程のスキルを身に付けて付加価値を高めることが重要です。
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