インフラエンジニアに向いてる人・向いていない人の特徴を詳しく解説
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おいとま
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あなたは、ふと自分がインフラエンジニアに向いてるか疑問に思ったことはありませんか?
インフラエンジニアは技術スキル以外にもソフトスキルを求められ、責任感の強い人や単調な作業を苦にしない人が向いています。
この記事では、インフラエンジニアに向いてる人、向いていない人について詳しく解説します。
「インフラエンジニアに向いているのか」と疑問に思ってしまうのは、今の職場に働きにくさを感じているのかもしれません。インフラエンジニアに向いている人も向いていない人も働く環境で自分のスキルも大きく変わります。自分のスキルを最大限発揮するために転職を考えてみてはいかがでしょうか?
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- 【この記事を読んでわかること】
- インフラエンジニアになるためにはソフトスキルが重要である
- インフラエンジニアに向いてる人は責任感が強く単調な作業も苦にしない
- インフラエンジニアに不向きな人はマニュアルを読まず思いつきで行動する
- 初心者でもソフトスキルがあればインフラエンジニアになれる
インフラエンジニアの仕事とは
インフラエンジニアの仕事は、インフラ基盤の設計・構築・運用です。
システムに必要なネットワーク・サーバー・OS・ミドルウェアなど、インフラに関する全般的な業務を担当します。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアよりも対象とする領域が広い点が特徴です。
具体的な仕事の内容には以下のようなものがあります。
- ネットワーク基盤の設計
- ネットワーク設定
- ネットワーク運用
- サーバー構成設計
- サーバー構築
- サーバー運用
- OS設定
- ミドルウェアインストール
- ミドルウェア設定
これだけの仕事を一手に引き受けるため、ネットワークやサーバー、OS、ミドルウェアに関する幅広い知識と経験を持たなければいけません。
それだけインフラエンジニアの役割は重要なのですが、幅が広いだけあって専門性においてはネットワークエンジニアやサーバーエンジニアに比べると劣る部分があります。そのため、トラブルが起きた際には、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアと協力して問題解決を行います。
こちらの記事でインフラエンジニアについて詳しく解説しています。
ぜひご参考にしてみてください。
インフラエンジニアとは?業務・スキル・資格・年収の詳細解説
クラウドやネットワークを含む現代の技術インフラを支えるインフラエンジニアへのキャリアチェンジに興味がある方へ。本記事では、業務内容や
インフラエンジニアに向いてる人の特徴7つ
インフラエンジニアに向いてる人には、ある共通の特徴があります。
ここでは、その中でも7つの特徴について解説します。
具体的には次のような特徴です。
- 責任感が強い
- 物事を丁寧に進められる
- 細かい作業が好き
- 好奇心や探求心が強い
- 地味な作業でも抵抗がない
- コミュニケーション力がある
- 洞察力にすぐれている
ここであげた特徴はソフトスキルに関わるものばかりです。インフラエンジニアというと、技術スキルばかりに目が向きがちですが、実はソフトスキルがもっとも重要です。
それぞれの特徴について解説します。
責任感が強い
インフラエンジニアに限らず、自分の仕事に責任を持つのは働くうえでの大前提です。
特にインフラエンジニアはシステムの基盤を担当することから、24時間365日休むことなくシステムを稼働させ続けなければなりません。システムにとってはインフラがあって当たり前で、中断や停止はシステムそのものに重大な影響を与えるからです。
ときどき、このような発言を耳にすることがあります。
「インフラを構築したからあとは知らない」
「動いてるんだからいいんでしょ」
「誰がインフラを運用していると思っているの」
こうした無責任で横柄な態度は、インフラエンジニアにとって最悪です。
インフラはあって当たり前、サービスとして提供し続けなければならない、こうした責任感がもっとも重要です。
物事を丁寧に進められる
インフラエンジニアは、ひとつひとつの作業を丁寧に進めることが求められます。
例えば、設定変更作業を行う場合
- プロセス停止
- 設定ファイルのバックアップ
- パラメーター変更
- プロセス起動
- 確認作業
こうした作業を行いますが、どの作業にも意味があり抜け漏れがあってはなりません。
作業だけではなくインフラの設計においても要件をくみ取り、最適な構成はどうなるのか丁寧に調べて組み立てていくことが求められます。これは運用についても同じで、特に運用は稼働中のインフラ基盤を対象とするため、丁寧さがなければシステムの停止を招きかねません。
このような理由から、作業のステップを守り、ひとつひとつの作業について丁寧に確認しながら進められる人はインフラエンジニアに向いています。
細かい作業が好き
先ほど解説した「物事を丁寧に進められる」と関連しますが、細かい作業を苦にしない人はインフラエンジニア向きです。
例えば、コマンドを入力する際には実行する前に目視確認を都度行わなければなりませんし、パラメーターを設定する際にも一字一句間違えていないか何回もチェックを行います。
設定変更作業だけではなくネットワークのモニタリングでも細かい数値を読み取ったり、サーバーのログ監視でも出力内容の中から関連する文字列を探し出したり、インフラエンジニアにとってはこのような細かい作業の連続です。
このような細かい作業が好きな人は、インフラエンジニアに向いています。
好奇心や探求心が強い
インフラエンジニアにとって、好奇心や探求心が強いことは仕事を進めていくうえで重要です。
システムのインフラ基盤を構築するうえでは、どちらかというと最先端の技術よりは枯れた技術が好まれます。枯れた技術、すなわち一般的に広く知れ渡り実績のある技術の方が、安定性と信頼性が高いからです。
しかし、インフラエンジニアだからこそ、最新の技術に対して好奇心を持ち続ける必要があります。
特に最近はDX化の推進がクローズアップされていることから、クラウドや仮想化技術の進歩は目覚ましいものがあり、こうした最新技術の動向を掴むことはクラウドエンジニアにとって必須です。
そのほかにも、現在自分が担当している業務や技術について探求心を持つことも重要です。
「なぜこうなるのか」
「この技術はどういう仕組みなのだろう」
こうした探求心を持つことはインフラエンジニアにとって重要で、業務や技術をより深く理解しスキルアップが図れます。
好奇心旺盛な人はインフラエンジニア向きです。
地味な作業でも抵抗がない
インフラエンジニアの仕事は地味なものばかりです。
例えば、定期的なリソース監視・ログ監視・パッチ適用・設定変更など、手順に従い同じ作業を繰り返し行います。そこには開発にあるような、新たに何かを作りだすといった派手さはありません。
地味な作業なため感謝されないばかりか、ともすれば作業そのものが認識されず仕事をして当たり前と思われることもしばしばあります。
私たちの生活においても、電気・ガス・水道は使えて当たり前と思われているのと同様に、システムにおいてもネットワークやサーバーは使えて当たり前と認識されているからです。そのため、インフラエンジニアの作業は地味なものばかりです。
こうした地味な作業の意味を理解し淡々と進められる人は、インフラエンジニアに向いています。
コミュニケーション力がある
ここまでの解説で、「インフラエンジニアは地味で目立たないからコミュニケーションスキルはなくてもいい」と思ったかもしれませんが、それは違います。むしろ、インフラエンジニアには高度なコミュニケーションスキルが求められます。
インフラに問題が発生した場合には、即座に報告・連絡・相談をしなければならないからです。報告・連絡・相談が遅れることで致命的なトラブルに発生しかねないため、このようなスキルは特に重要です。
さらに、インフラエンジニアは作業ミス、誤操作など伝えにくいことを報告することも求められます。
人間は自分に都合の悪いことを明らかにしたくない性質があり、インフラエンジニアにとってつらい部分はありますが、インフラはあって当たり前という思想に立てばこうした報告が強く求められます。
自分の過ちを明確にすることは精神的につらいものの、あなたの誠実さと信頼性を表すため、このようなコミュニケーションスキルは非常に重要です。
洞察力にすぐれている
洞察力にすぐれた人はインフラエンジニアに向いています。
細かな作業とも関係しますが、例えば、リソース監視やログ監視によって少しでも異変を感じたのであればトラブルを事前に回避できるからです。こうした細かな異変については、洞察力がすぐれている人は気づきやすいのです。
なぜこのような値になったのか、このメッセージは今まで見たことがない、何かおかしな点がある、このような細かな気づきは意識しないと身につきません。
ネットワークやサーバーに問題が発生したときには、ほんの些細なメッセージが引き金になることが数多くあります。また、コマンドを実行した際の結果にも違いがでます。
そのため、細かな点に気づき洞察力が鋭い人はインフラエンジニア向きといえます。
インフラエンジニアに向いていない人の特徴5つ
インフラエンジニアに向いてる人がいる一方で、向いていない人もいます。
次のような5つの特徴を持つ人は、インフラエンジニアには不向きです。
- 単調な作業が苦手
- 細かいことに気がつけない
- よく考えずに行動する
- 文書を作成するのが苦手
- マニュアルを読まない
それぞれの特徴について解説します。
単調な作業が苦手
インフラエンジニアは単調な作業の連続です。新しく何かをするよりは、決まった手順に従い何度も同じ作業を繰り返すことのほうが多いといえます。
毎日同じ時間にリソースやログのチェックをしたり、構築の際にも同じようなコマンドを繰り返し入力したり、トラブルシューティングなど限られた機会を除けば、その場で自由にできることは限られます。
そのため、単調な作業を繰り返して行うことに苦痛を感じるのであれば、インフラエンジニアには向いていません。
細かいことに気がつけない
インフラエンジニアの仕事は細かな気づきが重要です。
先ほど解説したとおり、作業そのものが細かく洞察力が求められるからです。
細かな違いや異変に気がつけなければトラブルを発見できず、致命的な大障害にもつながりかねません。
性格的におおざっぱで細かいことが嫌い、もしくは細かいことに気づきにくければインフラエンジニアには向いていないといえるでしょう。
よく考えずに行動する
物事をよく考えずに行動する、もしくはその場の思いつきで行動してしまう人もインフラエンジニアには不向きです。
インフラを構築し運用する際には、事前に結果を予測することが求められます。
例えば、このコマンドを入力したら結果はどうなるのだろう、この値を設定したらどのようになるのだろうといった予測をしたうえで実行しなければなりません。
そのためにはコマンドやパラメーターの意味を熟知する必要があります。
何となく知っているから、多分こうなるだろうといった思いつきで行動した場合、重大な結果を招きかねません。そのため、よく考えずに行動する人はインフラエンジニアには向いていません。
文書を作成するのが苦手
エンジニアといえば技術力があればよく、文書の作成は関係ないように思えるかもしれませんが、こうした能力は極めて重要です。インフラエンジニアにとって、設計書や手順書の作成も重要な仕事のひとつだからです。
手順書は誰が見てもわかるように記載しなければなりませんし、基本設計書は理論的で説得力のある内容が求められます。さらにトラブル発生後の報告書を作成する際にも難しい言葉を避け、わかりやすい文章で記述しなければなりません。
高い文章力が求められるわけではありませんが、基本的な文章を書けるだけの能力が求められます。そのため、文章を書くのが苦手、あるいは文書作成そのものに抵抗がある人はインフラエンジニアにはあまり向いていません。
マニュアルを読まない
家電製品を購入した際、マニュアルを読まずに使用してトラブルが起きたことはないでしょうか。このようにマニュアルを読まずにとりあえず使ってみることが多い人は、インフラエンジニアには不向きです。
設計や開発の場合には自由な発想を持つことは重要ですが、インフラエンジニアのような規則性に則った仕事をする場合には、まずマニュアルを熟読し内容を把握しなければなりません。
マニュアルに沿って業務を行ない、イレギュラーなケースに関しては実行する前に調べることが重要です。
そのため、マニュアルを読まずに進めてしまう傾向がある人はインフラエンジニアに不向きです。
未経験からインフラエンジニアになる方法
未経験者がインフラエンジニアを目指す場合、ひとつずつステップを踏まなければなりません。
具体的には、次のような3つのステップです。
- インフラについて学習をする
- インフラ関連の資格を取得する
- エージェントを利用して転職活動を行う
それぞれのステップについて解説します。
インフラについて学習をする
インフラエンジニアになるためには、まずはインフラに関する知識を習得しなければなりません。
いくつか方法がありますが、手っ取り早い方法は教材を購入して独学で進める方法です。
この場合、技術書を購入して学習を進めます。書籍はハンズオンできるものを選択するとよいでしょう。最近ではオンライン形式の学習サービスも整っているため、そうしたサービスを利用するのもひとつの手です。
ただし、独学はモチベーションに依存する部分が大きく、質問できる環境もないことから挫折しやすい点がデメリットです。
その場合、スクールを利用するのもひとつの選択肢になります。
スクールを利用すればカリキュラムに沿って学習できますし、講師に質問もできます。強制力もあるため挫折しにくい点もメリットです。
インフラ関連の資格を取得する
ある程度インフラに関する知識を習得したら資格を取得しましょう。
資格を取得すれば知識があることの証明になるからです。
そのほかにも、資格取得に費やした努力が企業に対するアピールポイントにもなります。資格がすべてとは言いませんが、前向きな姿勢として企業には評価されやすいのです。
まずは初級レベルの資格取得から始め、上位の資格も視野に入れて継続的に学習を進めましょう。
エージェントを利用して転職活動を行う
ある程度の知識を習得し資格も取得できれば、エージェントを利用して転職先を探しましょう。
エージェントはインフラエンジニアに特化した求人を数多く取り扱っており、採用企業とのつながりもあることから、あなたの適性を客観的に判断したうえで最適な転職先を見つけてくれます。
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また、こちらの記事ではインフラエンジニアになるためのステップについて詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ|インフラエンジニアに向いてる人はソフトスキルに長けた人
本記事を通して、以下のようなことがわかりました。
- インフラエンジニアになるためにはソフトスキルが重要である
- インフラエンジニアに向いてる人は責任感が強く単調な作業も苦にしない
- インフラエンジニアに不向きな人はマニュアルを読まず思いつきで行動する
- 初心者でもソフトスキルがあればインフラエンジニアになれる
おいとま
インフラエンジニアになるには技術力があればいいわけではなく、むしろソフトスキルのほうが重要です。ソフトスキルはインフラエンジニアにとって基本となるスキルですが、すぐに身につくものではないからです。
もし十分なソフトスキルを持ち合わせているのであれば、ぜひインフラエンジニアに挑戦してみましょう。
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