セキュリティエンジニアになるには?必要なスキルや転職方法を解説
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「セキュリティエンジニアになるには、どのようなキャリアパスを歩み、何を勉強すればいいの?」と疑問を持っている人も多いでしょう。 この記事では、セキュリティエンジニアの基礎知識・キャリアパス・転職方法・人気の資格などをわかりやすく解説します。
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- 【この記事を読んでわかること】
- セキュリティエンジニアの仕事は、セキュリティ対策の評価・計画・実行により情報システムを脅威から守ること
- セキュリティエンジニアになるには、ITの基礎知識に加えてセキュリティに関する高度な専門知識・スキルと経験が必要
- セキュリティエンジニアに資格は必須ではないが、高度な資格を取得すれば転職やキャリアチェンジに有利
未経験からセキュリティエンジニアになるのは難しい
セキュリティエンジニアは、情報セキュリティに関する高度な専門知識と技術力が求められる仕事です。
そのため、IT業界未経験者はもちろん別領域でのエンジニア経験があっても、すぐになれるような簡単な職種ではありません。
セキュリティエンジニアには、一般的なIT知識に加えて広範なセキュリティ知識やリスク評価・管理、侵入検知や防御技術などの専門的な知識が必要です。また、こうした知識を現場で適切に活用するための技術力も求められます。
そのため、セキュリティエンジニアとして活躍するには豊富な経験も欠かせません。
しかしご安心ください。はじめは誰でも未経験です。しっかりステップを踏んで知識・スキルと経験を磨いていけば、未経験からでもセキュリティエンジニアになり活躍できるでしょう。
▼未経験からのセキュリティエンジニアのなり方はこちら
未経験からセキュリティエンジニアになるためのロードマップを解説!
高い技術力と豊富な経験が問われるセキュリティエンジニアは、未経験から転身するには効果的なロードマップの検討が重要です。 そこで本記事では
セキュリティエンジニアになる前に知っておきたいこと
セキュリティエンジニアを目指すなら、仕事内容や必要な知識・スキルをしっかりと押さえておきましょう。まずは、セキュリティエンジニアの基礎知識として下記の3つを解説します。
- セキュリティエンジニアは情報システムをさまざまな脅威から守る専門家
- セキュリティエンジニアはセキュリティ確保に関するあらゆる業務を担う
- セキュリティエンジニアにはIT技術に加えてセキュリティの専門知識・スキルが必要
セキュリティエンジニアは情報システムをさまざまな脅威から守る専門家
セキュリティエンジニアは、企業や組織の情報システムをさまざまな脅威から守る専門家です。
セキュリティに関する専門知識や技術を駆使して、企業のデジタル資産を保護し、セキュリティの脅威に対するリスクを最小限に抑える役割が求められています。
日々新たなサイバー攻撃が登場する現代社会で、重要度と注目度が高まっている職種の一つです。
参考:「総務省|サイバー攻撃に関する最近の動向」
参考:「総務省|情報通信白書 令和4年度版」
セキュリティエンジニアはセキュリティ確保に関するあらゆる業務を担う
セキュリティエンジニアは、企業のセキュリティ確保に関するあらゆる業務を担います。代表的な5つの業務は下記のとおりです。
セキュリティポリシーの策定・実行 | アクセス制御・パスワード設定・ツール使用など企業のセキュリティポリシーを策定し実行する |
---|---|
リスク評価と脅威モデリング | 企業のITインフラのリスク評価を行って脅威を特定し、必要な対策を計画・実行する |
セキュリティシステムの適用 | 必要なセキュリティツールやソフトを選定し、企業のIT環境に合わせて適用する |
セキュリティ監視とインシデント対応 | 外部からの侵入や不正操作を監視し、異常を検知したらすばやく適切に対処する |
セキュリティ教育とトレーニング | 従業員や利用者がセキュリティポリシーを理解し遵守するように研修などを実施する |
セキュリティエンジニアにはIT技術に加えてセキュリティの専門知識・スキルが必要
セキュリティエンジニアになるには、一般的なIT技術に加えてセキュリティに関する専門的なスキル・知識が必要です。多岐にわたるスキル・知識の中から、おもな5つを紹介します。
セキュリティ規格やフレームワークの知識 | 業界標準のISO27001やNISTのサイバーセキュリティフレームワークに関する知識 |
---|---|
セキュリティ脅威の知識 | ハッキング手法・マルウェアの種類と特性・不正アクセスの手口などに関する知識 |
暗号化技術 | データの暗号化と復号化・鍵管理・ハッシュ関数・証明書管理などに関する知識 |
侵入テストや脆弱性評価のスキル | 侵入テストを実施して脆弱性を発見し、評価して修正するスキル |
法規制や基準の理解 | サイバーセキュリティ基本法・個人情報保護法・不正アクセス禁止法など情報セキュリティ関連の法規制や基準の知識 |
参考:「JQA|ISO/IEC 28001(情報セキュリティ)」
参考:「NIST|情報インフラのサイバーセキュリティを改善するためのフレームワーク 1.1版」
参考:「総務省|サイバーセキュリティ基本法」
参考:「政府広報オンライン|「個人情報保護法」をわかりやすく解説個人情報の取扱いルールとは?」
参考:「総務省|不正アクセス行為の禁止等に関する法律」
ここまでは、セキュリティエンジニアの基礎知識を解説しました。
次は、セキュリティエンジニアになるためのおもなキャリアパスを紹介します。
セキュリティエンジニアになる3つのキャリアパス
IT経験者がセキュリティエンジニアになるための代表的な3つのキャリアパスを紹介します。もちろん、そのほかのルートでセキュリティエンジニアを目指すことも可能です。
- プログラマーからのキャリアチェンジ
- システムエンジニアからのキャリアチェンジ
- 別のインフラ系エンジニアからのキャリアチェンジ
プログラマーからのキャリアチェンジ
プログラマーとしての知識や経験は、セキュリティエンジニアへのキャリアチェンジに大いに役立ちます。
なぜなら、プログラミングスキルはシステムの構造を理解し、セキュリティの脆弱性を見つけるために重要なためです。また、自身でコードを書いた経験は、攻撃者がシステムにどのように侵入しようとするかの理解に役立つでしょう。
プログラマーからのキャリアチェンジでは、従来のコードを書く仕事から、システム全体の安全確保へ視野を大きく広げることが求められます。
システムエンジニアからのキャリアチェンジ
システムエンジニアからセキュリティエンジニアへのキャリアチェンジは、一般的なキャリアパスの一つです。
システムエンジニアはすでに、アプリケーション開発からインフラ設計、運用までの基本的な知識を持っています。これらのITの基礎知識をベースにセキュリティの専門知識・技術を高めていけば、おのずとセキュリティエンジニアへの道は開けてくるでしょう。
キャリアチェンジのためには、品質・コスト・納期を守ってシステムを構築・運用するというシステムエンジニアの視点から、システムの安全確保を第一に考えるセキュリティエンジニアの視点への切り替えが重要です。
▼システムエンジニアの仕事内容や年収を詳しく知りたい人はこちら
【IT経験者向け】システムエンジニアの仕事やキャリアを徹底解説
SE(システムエンジニア)は、システム開発において中心的な役割を担う技術者です。プログラマーからの転身や、他の分野のSEへの転職などで
別のインフラ系エンジニアからのキャリアチェンジ
サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなど、別のインフラ分野からセキュリティエンジニアへのキャリアチェンジも自然なキャリアパスです。
ITインフラの構築では、セキュリティを意識した設計が欠かせないため、多くのインフラ系エンジニアはすでにセキュリティの基礎知識を有しています。その知識はリスク評価や対策を行う際に有効です。
インフラ系エンジニアとしての知識と経験に加えて、セキュリティの専門知識を高めていけば、セキュリティエンジニアのキャリアチェンジは比較的スムーズに進められるでしょう。
以上、セキュリティエンジニアへのおもなキャリアパスを紹介しました。
続いては、代表的な転職方法を見ていきましょう。
セキュリティエンジニアへの転職方法
セキュリティエンジニアへの転職を決めたら、転職先企業を探さなくてはなりません。希望の転職先を見つけるための3つの方法を紹介します。
- 転職エージェントを活用する
- 転職サイトで探す
- 人脈を活かす
▼セキュリティエンジニアの転職に関して詳しく知りたい人はこちら
セキュリティエンジニアの転職方法は?年収事情と必要なスキルも解説
高年収を期待できる一方で専門性の高いセキュリティエンジニアは、未経験やほかのエンジニアから転職するのは難しいと感じるのではないでしょ
転職エージェントを活用する
企業探しを転職のプロにサポートしてもらい、効率的に転職活動を進めたい人は、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
転職エージェントは、スキル・実績・希望条件などを登録すると、専門のエージェントが最適な企業を探して紹介してくれるサービスです。ほかにも、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、企業との交渉などのサポートも受けられます。
そのため、忙しく働きながらでも効率的に転職活動を進められ、セキュリティエンジニアへの道が近づくでしょう。
セキュリティエンジニアへの転職をお考えなら、弊社サービス「エイジレスエージェント」をご活用ください。
エイジレスエージェントは年齢不問の求人のみを取り扱い、キャリアコンサルタントが一人ひとりのスキルや経験にあった最適な企業を紹介します。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!
- 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
- 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう
さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。
大手転職エージェント
≫リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
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特化型エージェント
≫社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/
≫ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
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≫エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp
転職サイトで探す
2つ目は、膨大な数の求人情報を掲載している転職サイトで企業を探す方法です。
転職サイトでは、インターネットさえあればいつでもどこでも手軽に企業探しができます。職種・勤務地・年収などに加え、エンジニア特化サイトであればITスキル・言語・プラットフォームなどの多彩な条件で企業を抽出可能です。
転職サイトは、自分で主体的に企業探しをしたい人や、さまざまな企業の中から選びたい人におすすめです。サイトによって扱う企業や分野の特色があるため、自分にあったサイトをいくつか見つけてチェックすれば、希望の企業に出会える可能性が高まるでしょう。
人脈を活かす
転職サイトや転職エージェントなどの転職サービスを利用せずに、自身の人脈を活かして転職先企業を探す方法もあります。
同業の知人やセミナー・勉強会で交流したエンジニア仲間などを介して、企業を紹介してもらう方法です。また、近年はオンライン上でSNSやコミュニティなどを通じて人脈を広げて転職につなげるケースも増えています。
人脈を活かした転職は、相手との信頼関係を構築する必要があるため、転職サービスの利用と比べて時間がかかる点には注意が必要です。人間関係を築くのが得意な人は、日頃から人脈を広げておくと転職の際に有効な情報が得られるかもしれません。
ここまでは、セキュリティエンジニアの転職方法を解説しました。
最後に、セキュリティエンジニアを目指す人なら知っておきたい人気の資格を紹介します。
セキュリティエンジニアを目指す人に人気の資格
セキュリティエンジニアになるために、資格取得は必須ではありません。しかし、高度な専門性が求められるため、資格取得によって知識や意欲を示すことは有効です。IT業界で認知度が高く、セキュリティエンジニアを目指す人に人気の3つの資格を紹介します。
- CompTIA Security+
- シスコ技術者認定
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
▼システムエンジニアにおすすめの資格を詳しくしりたい人はこちら
セキュリティエンジニアにおすすめの資格ランキング5選|難易度も解説
セキュリティエンジニアの転職やキャリアアップに役立つ資格を知らない人も多いのではないでしょうか。 国家資格の「情報
CompTIA Security+
CompTIA Security+は、ITセキュリティの基本的な知識とスキルを認定する国際的な資格です。
主催するCompTIA(Computing Technology Industry Association)は、世界中に支部を持つ非営利団体で、IT業界に関する教育・トレーニング・認定資格・慈善活動・市場調査などを行っています。
Security+はセキュリティエンジニアの入門者向けに、ベンダーニュートラルなセキュリティに関する知識やスキルを問う資格です。難易度は比較的低いため、初学者でも対策すれば取得しやすいでしょう。
さらに高度な資格取得を目指す人には、上位資格の「PenTest+」「CySA+」「CASP+」もあります。
参考:「CompTIA|CompTIA Security+」
参考:「CompTIA|認定資格の種類と概要」
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズが認定する国際的な資格です。
シスコ技術者認定にはインフラ系の複数分野の資格があり、ネットワークセキュリティに特化した資格もあります。
セキュリティエンジニアを目指す人におすすめの資格は下記の3つです。
CCNA | セキュリティを含むネットワーク全般の基本的な知識を問う初級者向けの資格 |
---|---|
CCNP Security | ネットワークセキュリティに関する専門知識とスキルを問う中級者向けの資格 |
CIE Security | ネットワークセキュリティに関する高度な専門知識とスキルを問う上級者向けの資格 |
これからセキュリティエンジニアを目指す人は、まずはCCNAから挑戦するのが良いでしょう。
参考:「シスコ|シスコ認定」
情報処理安全確保支援士試験(SC)
情報処理安全確保支援士試験(SC)は、国家資格である情報処理技術者試験の一つです。
もっとも難易度の高い高度試験に位置付けられており、取得すると「士業」である情報処理安全確保支援士を名乗れます。
試験では事例解析などでセキュリティ全般に関する高度な知識やスキルが問われるのに加え、知識や技能を維持するために3年ごとの資格更新が必要です。
国家資格のため、IT業界での認知度や評価が高く、取得すればセキュリティエンジニアへのキャリアチェンジの実現が大きく近づくでしょう。
参考:「情報処理推進機構(IPA)|情報処理安全確保支援士試験」
まとめ|セキュリティエンジニアになるには経験を積む必要がある
本記事を通して、以下のことが分かりました。
- セキュリティエンジニアの仕事は、セキュリティ対策の評価・計画・実行により情報システムを脅威から守ること
- セキュリティエンジニアになるには、ITの基礎知識に加えてセキュリティに関する高度な専門知識・スキルと経験が必要
- セキュリティエンジニアに資格は必須ではないが、高度な資格を取得すれば転職やキャリアチェンジに有利
セキュリティエンジニアは、企業の情報システムや重要なデータを守る責任の重い役割ですが、その分やりがいも大きな仕事です。本記事を読んで、セキュリティエンジニアへの興味が高まった人は、第一歩を踏み出してみましょう。
セキュリティエンジニアへの第一歩は、ぜひ「エイジレスエージェント」にお手伝いさせてください。
エイジレスエージェントは年齢不問の求人のみを取り扱い、キャリアコンサルタントが一人ひとりのスキルや経験にあった企業を紹介します。