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アプリケーションエンジニアの年収は？年収アップの方法なども徹底解説

アプリケーションエンジニアの年収は？年収アップの方法なども徹底解説

2023.07.08

※当サイトは人材関連サービスを展開する株式会社エイジレスが運営しています。本ページは自社および提携先のPRを含む場合があります。

アプリケーションエンジニアへの転職が気になるものの、年収や将来性に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。実はその年収相場は約340〜900万円であり、専門性や需要の高さから高年収も臨めます。本記事では年収相場や年収アップ方法などを詳しく解説します。

アプリケーションエンジニアの年収相場は約340万円～840万円

株式会社エイジレスが持つ年収データを見ると、アプリケーションエンジニアの年収相場は約340万円〜840万円と開きがあります。

経験年数やPM・PL経験の有無で違いがあるため、ご自身がどの範囲にあてはまるのか、照らし合わせてみましょう。

転職する場合は約790～815万円

正社員として転職する場合、平均年収は約790〜815万円の範囲です。

設計・実装・テストがメインの担当分野で、開発経験によって増減します。

傾向として開発経験3年前後で年収600万円台で、開発経験が5年以上ありリーダー経験や後輩指導の経験があれば、年収700万円台を超え始めます。

経験年数	平均年収
1～3年	約790万円
3～5年	約815万円

プログラム言語としてはJava、C++をはじめRubyやPython、PHPなど多岐にわたります。

OracleやPostgreSQLなどDBを利用した開発経験やAWSなどクラウドの知見があれば選択肢が広がるでしょう。

PM・PL経験のある人なら経験を活かした転職も可能です。

開発経験に加えて、PM・PL経験が3年以上あれば平均年収は900万円になります。

フリーランスへ転向する場合は約819～840万円

フリーランスのアプリケーションエンジニアへ転向した場合、約819〜840万円が平均年収になります。

フリーランスは正社員に比べて年収が高くなる点がメリットです。正社員を雇用した場合に発生するコスト（給与や福利厚生、社会保険の折半など）が不要になるため、能力に応じて多くの報酬が支払われます。

クライアントが合わない場合は契約解除もご自身の意思で行えるのでストレスが軽減されます。

契約を切られれば収入が途絶えるため生活が安定しないデメリットがあり、リスクを許容できない人にとってはフリーランス生活がつらく感じてしまうでしょう。

経験年数	平均年収
1～3年	約819万円
3～5年	約840万円

正社員として転職する場合と同様に、使える技術が多ければ選択肢が増えます。

▼フリーランスの働き方について詳しく知りたい人はこちら

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未経験者の場合は約340万円

未経験でアプリケーションエンジニアになる場合、約340万円が平均年収です。

20代前半など年齢が若い場合はポテンシャルも加味して採用されることがあります。

開発経験がない場合は、入社したい企業が採用している技術を利用して簡単なアプリケーションを作成しましょう。

GitHubへアップロードしておけばポートフォリオとして提示でき、採用担当者の印象がよくなります。

参考：GitHubPagesについて

アプリケーションエンジニアが年収アップする4つの方法

アプリケーションエンジニアとして年収をアップさせるにはスキルアップが必要です。

スキルアップを図ることで転職やフリーランスへの転向など選択肢を増やすことができます。

スキルアップを図る手段として以下4つの方法を紹介します。

転職エージェントで自分の市場価値を把握する
需要のあるプログラム言語の経験を積む
マネジメントスキルを磨く
資格を取得する

転職エージェントで自分の市場価値を把握する

やみくもに学習を重ねても思った成果を出すことは難しいでしょう。

転職エージェントに登録して、ご自身の市場価値の把握をスタート地点にすることをおすすめします。

市場価値を知るための具体的な基準は以下のとおりです。

現在の自分のスキル・経験で得られる年収の上限はいくらか
年収をアップさせるために必要なことは何か

転職エージェントからフィードバックを得ることで、ご自身の市場価値を知ることができます。

思ったより年収が低いと感じた場合、何が原因で年収が低いのか、どうすれば年収を上げられるのかを相談しましょう。

アプリケーションエンジニアへの転職をお考えなら、エンジニアに強い「エイジレスエージェント」をご活用ください。

エイジレスエージェントは、年齢不問の求人のみを取り扱い、キャリアコンサルタントが一人ひとりの経験やスキルに合った企業を紹介します。

需要のあるプログラム言語の経験を積む

開発者として転職を考えている場合、需要のあるプログラム言語の経験を積むことも年収アップにつながります。

ご自身が携わってきたプログラム言語以外の言語を利用しているプロジェクトがあれば、積極的に関わりましょう。

必須スキルとして以下の言語の経験が最低でも1年以上あれば転職が視野に入ります。

下記のプログラム言語は募集要項に上がっていることが多いので、習得目標として検討しましょう。

Java
Ruby
PHP
Python
C#
Go
JavaScript

プログラム言語以外にも、フレームワークやSQLの使用経験も応募条件になっている場合があります。

JavaならSpring boot
RubyならRuby on Rails
JavaScriotならReact
データベースならOracleやPostgreSQL

使ったことのないデータベースやフレームワークを業務で使用できる場合は、積極的にかかわりましょう。

マネジメントスキルを磨く

PLやPMを経験してマネジメントスキルを磨くことで、年収アップにつなげることができます。

顧客折衝やプロジェクト管理ができれば、より選択肢が広がるでしょう。

技術よりもマネジメントに興味・やりがいを感じる場合は検討してください。

マネジメントスキルを磨く方法としては以下のとおりです。

後輩指導のチャンスがあれば関わる
メンバーとしての在籍期間が長い場合は、サブリーダーの仕事を割り振ってもらえないか上司に打診する
要件定義など、顧客折衝の経験を積むチャンスがあれば挑戦する

資格を取得する

資格を取得すればスキルがあることを客観的に証明できます。

難易度の高い国家資格を取得すれば転職や昇進に役立つ可能性が高いです。

アプリケーションエンジニアに役立つ資格は以下の3つがあります。

基本情報技術者試験
プロジェクトマネージャー試験
システムアーキテクト試験

資格の詳細は後述します。

アプリケーションエンジニアの年収が高い2つの理由

前述したとおり、アプリケーションエンジニアの年収は経験者なら770万円以上に及ぶ可能性があります。

「IT業界は激務なので残業代で稼いでいるのでは？」とお考えの人も多いでしょう。

アプリケーションエンジニアの年収の高さは激務が理由ではありません。

年収の高さは以下の2点で説明できます。

アプリケーションエンジニアは専門性が必要だから
IT業界の市場が拡大しており、エンジニア需要が高いから

この章ではそれぞれのポイントを詳しく解説します。

アプリケーションエンジニアは専門性が必要だから

エンジニアは免許や資格が不要な職種ですが専門知識が必要です。

プログラム言語は無料で利用できるものが多く、誰でもプログラミングを学ぶことができますが、仕事にできるレベルでプログラミングを習得できる人材は限られるでしょう。

複数のプログラム言語の実務経験がある、設計やテストの経験もあるエンジニアなど即戦力になりえる人材は希少価値も高いです。

上記の背景から、エンジニアの年収が高まる傾向があります。

経済産業省が公表した「我が国におけるIT人材の動向」によれば、NECや富士通など大手企業はAIやIoTの分野など、世界的に注目される領域に精通したエンジニアには3,000万円の年収を提示する例もあります。

参考：経済産業省「我が国におけるIT人材の動向」

IT業界の市場が拡大しており、エンジニア需要が高いから

IT業界の市場は日々拡大しており、経済産業省の統計によれば情報サービス業の売上高は前年度比プラス5.7%で、16兆円を超える市場規模になっています。

従来の業務システムをはじめAIやDX、スマホアプリなど日常生活とITは密接にかかわるようになりました。

ITで実現できることが多くなるにつれて、民間企業のみならず行政やインフラ、交通や農業などさまざまな業界でIT化の必要性が出てきたためエンジニアの需要が高まっています。

参考：経済産業省「特定サービス産業動態統計調査（2023年3月公表）」

アプリケーションエンジニアの年収アップに役立つ資格3選

アプリケーションエンジニアの年収アップには資格取得も有効です。

スキルを客観的に証明でき、資格取得の過程で知識を体系的に整理できるため、スキルの底上げにもつながります。

アプリケーションエンジニアに役立つ資格としては、「基本情報技術者試験」や「システムアーキテクト試験」「プロジェクトマネージャー試験」です。

基本情報技術者試験：システム開発に必要な基礎的な知識を認定
システムアーキテクト試験：ネットワークやインフラを含めてシステムを構築するための知識を認定
プロジェクトマネージャー試験：プロジェクト管理者として現場の統括や計画、管理に必要な知識を認定

基礎的な知識を問う資格より難易度は高いですが、資格を保有していることで転職や昇進など年収アップにつながる可能性があります。

▼アプリケーションエンジニア関連の資格を詳しく知りたい人はこちら

アプリケーションエンジニアに役立つ資格7選！難易度や合格率も解説

「アプリケーションエンジニアになりたいけど、資格をとるメリットを知りたい」と考えている人がいるでしょう。資格の取得はスキルの底上げ

まとめ｜アプリケーションエンジニアで年収1000万円以上も夢じゃない

本記事を通して、以下のことが分かりました。

アプリケーションエンジニアの平均年収は約340万円～840万円
年収アップするには資格の取得やマネジメントスキルを磨くことが重要
アプリケーションエンジニアの年収の高さは専門性の高さやIT業界の市場拡大が理由

アプリケーションエンジニアはIT化が進む現代において、需要の伸びが期待できる職種。

ご自身の市場価値を客観的に把握しつつ、プログラム言語やSQL、サーバー関連の技術領域の強化はもちろん、AIやIoTなどさらに発展が期待される分野に強くなることでより高年収を得ることも可能です。

エイジレスエージェントではご自身のスキルから適正な年収・求人を紹介できます。年収アップの第一歩としてエイジレスエージェントへの相談を検討しましょう。

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執筆者

倉知卓矢

常駐SE、Web系企業で15年のエンジニア経験を持つIT系ライター。常駐SEとして設計から実装、各種テストはもちろん、チームリーダーなど幅広く経験。 Web系企業ではプログラマーとしてJavaやPHPを中心にフロントエンド、バックエンド両方を担う。自身の経歴を活かしたIT技術解説や、エンジニア転職記事が得意ジャンル。

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