イラストレーターに資格は必要?おすすめの検定・認定試験を5つ紹介

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イラストレーターには、デザイン制作に関連する多様なスキルや知識が求められます。これから活動を本格的に始めようと、資格の取得を検討する人も少なくないでしょう。この記事では、資格の必要性やイラストレーターにおすすめの検定を5つ紹介します。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • イラストレーターに資格の取得は必須ではないが案件が受注しやすくなる
  • Illustrator(R)クリエイター能力認定試験をはじめとするおすすめの資格検定・認定試験5つ

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イラストレーターの検定・資格は必須ではないが役立つ

タブレットでイラスト描いている画像

イラストレーターに資格は必ずしも必要ではありません。資格を取得していても、実際にイラストを描けなければ戦力にならないと考えられているからです。

イラストレーターに必要なスキルが備わっていれば案件を受注したり、自分の作品を販売したりできます。イラストレーターを募集する企業の応募条件に資格が定められていることは、多くありません。企業の応募条件に多くあるのは、Illustrator®️やPhotoshop®️の基本スキルや実務経験です。

また、企業が人材を雇用する際に求めるポイントは、新規採用と中途採用で異なります。新規採用の場合はイラストについて修学した美大・芸大やデザイン系の専門学校卒業生、中途採用の場合は、即戦力のスキルや経験を持つ人を求める傾向があります。

ただし、資格は新しい知識や技術を学べるうえ、スキルの証明として就職活動時の応募書類にも記載できます。イラストレーターに関連する資格を取得することによって、フリーランスあるいは企業に勤めるクリエイターの両方に役立つでしょう。

イラストレーターにおすすめの資格検定・認定試験5つ

イラストレーターにおすすめの検定・認定試験5つが箇条書きされた図

イラストレーターにおすすめの資格検定・認定試験は次の5つです。

  1. Illustrator®️クリエイター能力認定試験
  2. Photoshop®️クリエイター能力認定試験
  3. Adobe認定アソシエイト(ACA)
  4. 色彩検定
  5. カラーコーディネーター検定試験

それぞれの概要や特徴、日程などを解説します。

1.Illustrator®️クリエイター能力認定試験

Illustrator®️クリエイター能力認定試験は、株式会社サーティファイの「ソフトウェア活用能力認定委員会」が提供する資格検定試験です。世界基準のグラフィックツールである「Adobe Illustrator®」の活用能力を測定・評価するとともに、ビジネスで役立つスキルと知識の習得を目的として実施されています。

Adobe Illustrator®️は、ロゴ・イラスト・チラシ・パッケージのデザインなどを思いのままに表現して形にするイラスト制作に必須のソフトウェアです。Illustrator®️クリエイター能力認定試験では、新規ドキュメントから1つのグラフィックコンテンツを作り上げるため、コンテンツを制作する操作スキルと指示を正確に読み取り再現する問題解決能力が求められます。

「スタンダード」と「エキスパート」の2種類から選択して受験できる

Illustrator®クリエイター能力認定試験は、「スタンダード」と「エキスパート」の2級種が設けられています。

「スタンダード」では、指定されたファイル形式での保存や指定された内容でのドキュメント設定・ツールバー(ツールパネル)・カラーピッカー・カラーパネルによるカラーの選択などのオブジェクト機能・カラーモードの設定などIllustrator®を活用し、指示にしたがって作業を正確に行うスキルが問われます。

一方、「エキスパート」では基本的機能の操作などの実技に加えて、知識試験も出題されます。PDFの形式と特徴や画像解像度(dpi、ppi)の知識・色分解の知識など、DTP・Webデザインに関する知識が必要です。過去問を確認して試験問題のレベルや出題内容を把握したうえで、取得を目指しましょう。

試験日程は随時試験と公開試験で異なる

Illustrator®クリエイター能力認定試験は、指定された地域の会場で行われる随時試験とオンラインで行われる公開試験でそれぞれ日程が異なります。

随時試験は、「随時試験受験会場検索|資格検定のサーティファイ」から受験会場・日時を選択します。各試験会場によって、申し込み期間は違うため注意が必要です。

一方、公開試験はスタンダードとエキスパートともに、毎年試験日が指定されます。2023年4月時点で公表されている試験日は、2023年7月2日(日)・2024年1月21日(日)の2回です。申し込み開始から締め切りまでの期間も定められているため、確認しておきましょう。

参考:Illustrator®クリエイター能力認定試験公開試験実施日時・申込期間|資格検定のサーティファイ

2.Photoshop®️クリエイター能力認定試験

Photoshop®️クリエイター能力認定試験は、Illustrator®️クリエイター能力認定試験と同様、サーティファイの「ソフトウェア活用能力認定委員会」が実施します。Adobe Photoshop®を活用する能力を測定・評価する認定試験です。

Photoshop®では、写真の編集や加工のほかデザイン・イラストが行えます。写真のレタッチ機能に優れており、写真を楽しむライトユーザーからクリエイターまで幅広く活用されています。見栄えの補正だけでなく、ブラシ装飾や表情の変換・メッセージ追加など加工機能が豊富です。そのため、イラストレーターにもPhotoshop®️操作スキルが求められます。

Photoshop®️クリエイター能力認定試験も「スタンダード」と「エキスパート」の2つの認定基準が設けられているため、自身のレベルに合った試験を受験できます。

試験日程は随時試験と公開試験で異なる

Photoshop®️クリエイター能力認定試験もIllustrator®クリエイター能力認定試験と同様、随時試験と公開試験が設けられており、それぞれ試験日程は異なります。随時試験は、「随時試験受験会場検索|資格検定のサーティファイ」から確認できます。公開試験はスタンダードとエキスパートともに毎年試験日が指定され、2023年4月現在公表されているのは、2023年7月16日(日)・2024年1月28日(日)です。

参考:Photoshop®️クリエイター能力認定試験・公開試験実施日時・申込期間|資格検定のサーティファイ

3.Adobe Certified Professional(旧ACA)

Adobe Certified Professional(アドビ認定プロフェッショナル)は、2021年6月に「Adobe Certified Associate(ACA)」から名称変更された、Adobeが公認する国際認定資格です。

Photoshop®️やIllustrator®️に加えて、動画編集ソフトPremiere Proなど、Adobeのクリエイティブソフトウェアを活用するスキルを証明できます。試験科目はそれぞれ独立しており、科目ごとに資格を認定しています。

試験はコンピュータを活用して解答するCBT形式で実施し、実際にアプリケーションを使いながら回答するため、実践的な理解や操作能力が必要です。合格者には世界共通の合格認定証として、デジタル認定証が発行されます。Adobe Certified Professionalを取得することによって、国内企業だけでなく海外企業にもクリエイターとしてのスキルを証明できるでしょう。

Adobe Certified Professionalの試験日程

試験は全国の試験会場で実施され、各会場で試験日程が設定されています。以下を参考にしてください。

参考:試験会場を探す|Adobe Certified Professional

4.色彩検定

公益社団法人・色彩検定協会が実施する色彩検定は、色についての基礎知識・技術を測定・評価します。色彩に関する知識は、服装選びや家具・インテリアなどの調和、わかりやすい企画書や提案書の作成をするためなど日々の生活や仕事に役立ちます。イラストレーターは色彩を学ぶことによって、説得力やインパクトのある配色など、人に与える印象を操作できるようになるでしょう。

試験は、3級・2級・1級・UC級と4段階に分かれており、それぞれのレベルに応じてどの級からでも受験できます。UC級では色が見えるしくみや表し方・色覚のタイプによる色の見え方・高齢者の見え方など配色における注意点や改善方法の高度な理解力が必要です。

色彩検定の試験日程

色彩検定は、毎年夏と冬に2回開催されます。2023年の夏季検定では3級・2級・UC級が6月25日に、冬季検定では11月12日(日)にすべての級の試験が行われたあと、1級の2次試験が12月17日(日)に予定されています。

参考:受検案内 合格への道 | 色彩検定協会/カラーコーディネーター

5.カラーコーディネーター検定試験

カラーコーディネーター検定試験は、色の性質や特性などビジネスシーンに活用できる色彩の知識、技能を測る検定試験です。東京商工会議所によって開催されています。

スタンダードとアドバンスの2つに分かれる試験は、それぞれの公式テキストに沿って出題される形式です。スタンダードの試験問題では、生活と色の効用や色を自在に操る方法・色で売り上げをアップするための方法などが出題される一方、アドバンスではカラーコーディネーターの実務、色の見えの多様性とユニバーサルデザインなど実用的な色彩の知識が問われます。カラーコーディネーター検定試験に向けた学習過程では、商品設計や商品企画など、各種デザインを手掛けるイラストレーターに必要な知識が学べるでしょう。

カラーコーディネーター検定試験の日程

カラーコーディネータ検定試験は、自分のパソコン・インターネット環境を利用して受験するIBT方式と各地のテストセンターに完備されているパソコンで受験するCBT方式のいずれかで受験できます。

試験はどちらも同日開催されます。2023年の日程は、6月23日(金)~7月10日(月)と10月27日(金)~ 11月13日(月)の年2回です。

まとめ

  • イラストレーターに資格の取得は必須ではないが案件が受注しやすくなる
  • Illustrator(R)クリエイター能力認定試験をはじめとするおすすめの資格検定・認定試験5つ

イラストレーターの資格を取得し、案件をこなせば実績とともに自分のスキルもあがっていきます。フリーランスでイラストレーターとして活躍したり、さまざまな企業でロゴなどのデザインやWeb制作をしたりと幅広い働き方があるでしょう。

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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。