やることがない高齢者必見!やりたいことが見つかる7つの方法

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定年後、充実したセカンドライフを過ごす人がいる一方、特にやりたいことがなく悶々とした日々を過ごす人がいます。

「やることがない」状態は、心身ともにさまざまな問題を引き起こすきっかけにもなり、看過できない問題です。

そこで本記事では、高齢者の「やることがない」を解消する方法やおすすめの過ごし方をご紹介します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • 定年後に時間を持て余してしまうことは心身ともに悪影響を及ぼす可能性がある
  • やりたいことを見つけるためにはさまざまな方法がある
  • 定年後は趣味以外にも仕事や学び直し、ボランティアなどの過ごし方がある

高齢者の「やることがない」が引き起こす問題

若い頃からこれといった趣味や打ち込めるものがない人でも、定年退職するまでは毎日仕事があるため、休日にやることがなくてもなんとなく過ごすことができるものです。しかし、定年退職をすると、仕事に費やしていた時間はすべて自由な時間となります。何も予定がなければただ「食事をして、寝る」を繰り返すだけの毎日です。そして、家に籠りがちになると、次のような問題が起こりやすくなります。

  • 家族以外の人との関わりがなくなる
  • 着るものや見た目に無頓着になる
  • 他人とうまくコミュニケーションがとれなくなる
  • 情報源が限られ視野が狭くなる
  • 社会から隔離されたような気分になる
  • いきがいが見いだせずうつ状態に陥る
  • 体を動かすことが減り運動機能が低下する

やることがない状態が続くと外出する機会や他者との関わりが減るため、心身ともにさまざまな問題が生じるようになります。脳機能の低下やストレスは認知症を引き起こす原因のひとつともいわれているため、高齢者の「やることがない」には特に注意が必要なのです。

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高齢者の「やりたいこと」を見つける7つの方法

充実したセカンドライフを過ごしている人たちの「やりたいこと」は多種多様であり、そのきっかけや魅力に感じているポイントも千差万別です。そのため、やることがない状態が心身ともに良くないことだとはわかっていても、「これだ」と思えるものに出会うことは容易ではありません。
そこで、ここからは「やりたいこと」を見つけるための方法をご紹介します。「やりたいこと」を見つけようとするだけでも、すでにやることができている状態です。焦らずじっくりと時間をかけて自分と向き合ってみましょう。

「無意識」を意識してみる

「やりたいこと」というと、非常に主体的な印象で肩に力が入ってしまいます。「なにかしなければ」という気持ちはいったん隅に置き、まずは、日々の何気ない行動を突き詰めて考えてみましょう。
たとえば「いつもテレビの野球中継をなんとなく見てしまう」という場合は、次のように要素を細分化して自分に問いかけてみます。

  • 応援することが好きなのか?
  • 自分も体を動かしてみたいのか?
  • スタジアムの雰囲気が好きなのか?
  • ゲーム(勝負事)が好きなのか?

このように、自分の普段の行動を「どうしてそうしているのか」と分析していくことで、自分の欲求に気づける可能性があります。人間の行動の90%は無意識によるものだといわれています。無意識の部分を意識してみると、普段は気づくことのなかった「やりたいこと」が見えてくるかもしれません。

「昔好きだったこと」を思い出してみる

「やりたいこと」を見つけようとすると、どうしても新しいことをイメージしがちですが、「やりたいこと」が必ずしも新しいものである必要はありません。
何らかの理由でやめてしまった趣味をあえて今再開させることで、次のようなメリットが得られる可能性があります。

  • 昔よりも経済的な余裕があり、良いものを揃えられる
  • 昔よりも性能の良い道具やウエアなどが手に入る
  • 昔よりも没頭できる時間がある
  • 昔よりも情報収集が容易にできる
  • 昔とは違った視点で趣味と向き合える
  • 趣味で知り合った仲間と再開できる
  • 若い世代とのつながりができる

スポーツでは体力面で昔と同じようにいかない部分もあるため、ケガなどに注意は必要です。しかし、人生経験を重ねた今だからこそ楽しめる側面もあるはずです。

「誰と過ごしてみたいか」を考えてみる

「何をしたいか」ではなく「誰と過ごしたいか」という視点で「やりたいこと」を考えてみるのもひとつの手です。
たとえば家族と過ごす時間を増やしたいと考えるのであれば、料理や旅行、アウトドアなど、ある程度選択肢が見えてきます。地域の人との関わりを増やしたいと考えるのであれば、ボランティア活動や、スポーツクラブやカルチャースクールなど地域にある施設を基軸とした選択肢に絞られてくるでしょう。
現役時代に仕事が忙しかった方の中には「定年後は家族との時間を増やさなければ」と義務的に考えてしまう人も少なくありません。しかし、家族の形や距離感はさまざまです。気負うことなく、自分と自分の周りにいる人たちが心地良く過ごせる関係性を大切にしましょう。

「仕事を理由に避けていたこと」を思い出してみる

定年後にやることがなく困ってしまう方は、現役時代に仕事をすることが楽しく、仕事に没頭していたというケースが少なくありません。現役時代を振り返りながら、趣味や家事、子育て、勉強、スポーツなど、「誘われたけど断った」「疲れているからといってやらなかった」といったことがなかったか思い出してみましょう。 特に家事については、自分が生活していく上での基礎となる部分ですので、「やることがない」といいつつ家事をしていない場合は最初に取り組むべきでしょう。子育ての場合は、孫や地域の子どもと関わることで、自分の子どもとの関わり方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。まずは身近なところから目を向けてみましょう。

「この歳だからこそできること」を探してみる

「やりたいこと」を「今この歳だからこそできること」という目線で探す方法もあります。たとえば映画館や美術館、バスや鉄道など、公共施設や公共交通機関ではシニア向けの割引サービスが多数展開されています。シニア向けのサービスが展開されている場所には自然と同世代の人が集まるため、出会いのきっかけになることもあるでしょう。
また、自治体や企業、地域のサークルなどが主催するシニア向けのイベントや勉強会、ボランティア活動もあります。シニア向けのものであれば年齢や体力的な面で気後れすることなく参加できるはずです。
「自分はもう若くないのでできない」という消去法でやりたいことを選ぶのではなく、「若い頃の自分ならできなかった」という視点でやりたいことを探してみましょう。

「よさそうなこと」を聞いてみる

就職活動を始める前の学生は自分の強みや方向性を知るための「自己分析」を行うことが一般的です。この「自己分析」はその名のとおり自分で自分を分析するものですが、このほかに、他人に自分について聞く「他己分析」というものがあります。
自分で自分のやりたいことが見つからない時は、この他己分析を利用してみる方法も良いでしょう。
とはいえ、難しく考える必要はありません。自分のことを知る身近な人に「どういうことが向いていると思う?」「何か楽しいことってないかな?」など、普段の会話の流れの中で質問してみれば良いのです。何気ない会話の中に自分では気づくことのなかった新たな発見があるかもしれません。

「お金をかけずにできること」を考えてみる

「やりたいこと」を探すときに、経済的な負担が気になるという方もいるでしょう。また、やりたいことがあっても経済的な問題からあきらめざるを得ないケースもあるかもしれません。それならば「お金をかけずにできること」というくくりでやりたいことを探してみましょう。
お金をかけないサービスの代表例としては図書館などの公共施設が挙げられますが、そのほかにも、電子書籍や音楽、動画配信のサブスクリプションサービスも時間が多く使える人ほど非常にお得なサービスといえます。旅行なら交通費や宿泊費、料理なら材料費など、「どうすれば安くできるか」という制約をあえて設けることでアイデアが浮かぶこともあるでしょう。

▼『高齢者の生きがい』について知りたい方はこちら

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定年後におすすめの過ごし方(趣味編)

ここからは具体的な過ごし方のうち、おすすめの趣味をご紹介します。高齢者が楽しめる趣味にはさまざまなものがありますが、「とりあえず何か始めたい」という方であれば、人気のある趣味がおすすめです。なぜなら、人気のある趣味の方が情報が豊富で道具なども安価なものが手に入れやすく、始めやすいからです。また、同じ趣味の人とつながりやすいというメリットもあります。
以下では、総務省の「平成28年社会生活基本調査」のデータを参考に、65歳以上のシニアに人気の高い趣味の上位5つをご紹介します。

参考:「統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-5.高齢者の暮らし|総務省統計局」

園芸・庭いじり・ガーデニング

男女ともにシニアに最も人気の高い趣味は「園芸・庭いじり・ガーデニング」です。花や野菜を育てるためには手間や時間がかかりますが、美しく咲いた花を眺めることや、おいしい野菜が獲れる喜びは精神的な充足感が得られます。また、毎日のように田畑や庭、ベランダに出ることで適度な運動にもなります。100円ショップやホームセンターでもさまざまな用具や種、苗などが手に入り、低コストで気軽に始められる点も大きな魅力です。

趣味としての読書

園芸などに次いで男女のシニアに人気が高かった趣味は「趣味としての読書」です。読書はどこででも楽しむことができ、本から得た知識を実生活に活かせることや、自身の教養として身に付けられる点が大きな魅力です。また、図書館で本を借りたり古本屋を利用したりすれば経済的な負担を抑えて楽しむこともできます。
図書館や小学校で地域の読み聞かせボランティアをしてみたり、読書をする場所をカフェや公園などに変えてみたりする楽しみ方もできるでしょう。

映画鑑賞

男女ともにシニアに人気の高い趣味の3位までは同じものとなり、3位は「映画鑑賞」です。参考とした調査では「映画館以外での映画鑑賞」と「映画館での映画鑑賞」に分かれていますが、特に人気が高いのは「映画館以外の映画鑑賞」で、ネット配信やDVDレンタルを利用している人が多いことがうかがえます。映画館のシニア割引を利用したり、自治体主催の映画鑑賞会に参加したりすることで外出する機会を増やすこともできるでしょう。

日曜大工

シニア男性に人気が高い趣味の4位は「日曜大工」で、女性とはポイントに大きな開きがありました。日曜大工はいわゆる「DIY」で、家具を作るだけではなく、自宅の補修やリフォームも含まれます。手先を使った細かい作業や、設計図の作成など、認知症予防としての効果も期待できる点も魅力です。工具には高価なものもありますが、最近ではリサイクルショップやフリマサイトで中古の工具を手に入れることもできます。

編み物・手芸

シニア女性に人気が高い趣味の4位は「編み物・手芸」で、こちらも男性とは大きな開きがありました。編み物や手芸は若い頃に趣味として楽しんでいた方も多いでしょう。園芸用品と同様、手芸用品も近年は100円ショップでさまざまなものを手に入れることができ、専門サイトや動画投稿サイトからテクニックを学ぶことも可能です。完成した作品は自分で楽しむだけではなく、ブログにアップしたりフリマサイトに出品したりすることもできます。

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定年後におすすめの過ごし方(趣味以外編)

定年後に「やることがない」と感じるのは「趣味がないから」ではなく、「会社以外の自分の居場所がないから」かもしれません。定年後の過ごし方には、趣味に打ち込むこと以外の過ごし方もあります。ここからは、定年後におすすめの趣味以外の過ごし方の一例をご紹介します。
趣味だけにこだわらず、さまざまな角度から「自分の居場所」のある定年後の過ごし方を考えてみましょう。

仕事をする

定年を迎えても、仕事を続けることは可能です。これまで仕事にいきがいを感じていた方であれば、これまでに培ってきた知識や経験を活かして再就職や、起業する方法もあります。雇用形態にこだわらず、時間や体力的に無理のない範囲で働いたり、これまでとは違う分野の仕事に挑戦したりしてみるのも良いでしょう。
現在、年金の受給開始年齢は75歳まで繰り下げることができ、繰り下げをすると年金の受給額はアップします。仕事をするのであれば、将来に備えて年金の繰り下げ受給も視野に入れましょう。仕事をすることで「やることがない」が解消できるだけではなく、経済的な不安も解消できます。

学び直しをするおける

時間的に余裕のある定年後であれば、大学や自治体が主催する講座に「学び直し」という形で通うこともできます。最近では通信制大学を中心にオンラインでの学びの場も増えているため、さまざまな分野の学び直しが可能です。
学びの場で新たな出会いがあったり、学んだことをセカンドキャリアに活かせるかもしれません。学びを本格的に仕事に活かしたいと考えるのであれば、資格の取得もおすすめです。定年前から学び始めておくことで、再就職に資格が役立つ可能性があります。

ボランティア活動に参加する

定年後、ボランティア活動を通じて社会貢献に励む人は少なくありません。実際に、東京都福祉保健局が2021年に行った「高齢期における地域活動等の意向」という調査でも、70代の高齢者の7割以上が「地域活動、社会貢献のための活動(ボランティア)」に取り組みたいと回答しています。
一口にボランティアといっても規模や内容も多岐にわたり、なかには交通費や食事代のような手当が出るものもあります。世代や職業を超えた人とのつながりや、地域の活性化、精神的な充足感を求めている方には特におすすめです。

参考:「高齢期における地域活動等の意向|東京都福祉保健局」

移住や二拠点生活をする

定年を期に移住や二拠点生活をしてみることで生活に大きな変化を起こすこともできます。通勤や子どもの通学といった制約がない状態だからこそ住む場所を変えるには絶好のチャンスといえるでしょう。
特に都市部から地方へ移住する場合は、住居費や物価の面で経済的なメリットが得られる可能性があります。数年単位といった比較的長いスパンで生活を変えていくことで、心身の負担感も最低限に抑えることができるはずです。

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「老後」や「余生」という言葉にとらわれる必要はない

人はたとえそれがポジティブな理由であっても、環境の変化に適応するまでは多かれ少なかれストレスを感じるものです。定年を迎えるからといって、その後の人生を「老後」や「余生」などと区切って考える必要はありません。たとえば、起床時間や就寝時間を変えない、働く場所は変わっても仕事は続けるなど、これまでと変わらない部分を作っておくことも大切です。
また、「やりたいこと」も一つのことだけにこだわったり、焦って探す必要はありません。定年後の生活もこれまでの生活の延長線上と捉え、肩の力を抜いて自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。

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資金計画に不安がある場合、プロであるFP(ファイナンシャルプランナー)への相談がおすすめです。
FPは、相談者の現状やライフスタイルにあわせて最適な資金計画、資産運用や節税などの具体的なアドバイスを提供してくれます。

老後資金2,000万円問題に代表されるように、老後の生活費はひとりあたり数千万円が必要と言われています。
漠然とした不安を抱えるのは辛いものです。まずは現状を把握し、どのような対策が必要なのかを相談してみましょう。

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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。