老後の楽しみを見つけたい!ランキングトップ10と楽しみ探しのポイント
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「老後は好きなことをして過ごそう」と考えていた現役時代。しかし、いざその時を迎えてみると、これといった楽しみが思い浮かばず、なりゆきまかせで毎日を過ごしているという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、多くの人が考える「老後の楽しみ」のランキングトップ10に加え、老後の楽しみを見つけるポイントをご紹介します。
老後資金に不安がある場合、プロであるFP(ファイナンシャルプランナー)への相談がおすすめです。
FPは、相談者の現状やライフスタイルにあわせて最適な資金計画、資産運用や節税などの具体的なアドバイスを提供してくれます。
老後資金2,000万円問題に代表されるように、老後の生活費はひとりあたり数千万円が必要と言われています。
まずは現状を把握し、どのような対策が必要なのかを相談してみましょう。
多くのFP相談サービスがありますが、迷った場合は大手リクルートが運営する『保険チャンネル』への相談がおすすめです。
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- 【この記事を読んでわかること】
- 老後の楽しみランキングには旅行や映画、グルメ、子どもや孫など幅広くランクインしている
- 老後の楽しみを見つけるためには資金面や健康面も考慮することが大切
老後の楽しみランキングトップ10
老後というステージを迎えたシニアたちはどのようなことを楽しみに日々過ごしているのでしょうか。まずは、2002年にソニー生命が全国の50~79歳の男女1,000名に実施した2022年の「シニアの生活意識調査2022」のアンケート結果をもとに、老後の楽しみのトップ10とその魅力をご紹介します。
1位:旅行
現役時代は旅行に行ける日といえば仕事が休みのごく限られた日だけ、行き先は子どもが喜ぶ場所中心ということが多かった人も、老後であれば長期の旅行や自分の行きたい場所にピンポイントで訪れることが可能です。
旅行は、観光はもちろん、食事や買い物、アクティビティなどさまざまなことを同時に楽しむことができるうえ、当日だけではなく何週間も、何カ月も前から計画や準備を楽しめる点も大きな魅力でしょう。
なお、同調査によると、シニアが旅行のためにかける金額は月換算で2.4万円ほど。海外旅行に行く場合は旅行のために積み立てを行うといった資金計画が必要です。公共交通機関やホテルが提供しているシニア割引を賢く利用してみる方法もおすすめです。
2位:テレビ/ドラマ
テレビやスマートフォン、タブレットなどでテレビの見逃し配信や、シリーズもののドラマに熱中する人も多いようです。最近では月額や年額で動画の見放題が楽しめる次のような動画配信サービスを利用する人も増加しています。
サービス名 | 月額料金 | 特徴 |
---|---|---|
Amazonプライムビデオ | 500円(年会費408円) | Amazonの配送料が無料になる |
Netflix | 990円・1,490円・1980円 | オリジナル作品が豊富 |
Hulu | 1,026円 | 日テレ系番組や海外ドラマが豊富 |
U-NEXT | 2,189円 | 漫画や雑誌を読むこともできる |
dTV | 550円 | dポイントの使用が可能 |
ディズニープラス | 990円 | 韓国ドラマも視聴可能 |
(2022年10月現在)
これらのサービスの多くは無料視聴期間が設けられているため、無料視聴期間を利用しながら自分好みのサービスを選び、比較的安価な費用で動画を存分に楽しむことができます。
また、ドラマのロケ地を巡ったり、俳優のファンになってファンミーティング(ファンのために開かれるイベント)に参加したりといった楽しみ方もあるでしょう。
3位:映画
映画は2位の「テレビ/ドラマ」と同様、動画配信サイトなどで自宅にいながら楽しむことができます。
また、多くの大手映画館では次のようなシニア向けの割引サービスも提供されているため、自宅のみならず映画館でもお得に映画を楽しむことが可能です。
映画館名 | 割引名 | 概要 |
---|---|---|
TOHOシネマズ | シニア割引 | 60歳以上の場合1,200円 |
イオンシネマ |
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109シネマズ | シニア(基本料金) | 60歳以上は1,200円 (※109シネマズ二子玉川の場合) |
ユナイテッドシネマ | シニア(基本料金) | 60歳以上は1,200円 (※ユナイテッド・シネマとしまえんの場合) |
MOVIX |
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(2022年10月現在)
映画観では最新作が見られるほか、大型商業施設の中に映画観があることが多いため、映画の前後に食事やショッピングを楽しむこともできるでしょう。
4位:グルメ
グルメと一口に言ってもその楽しみ方はさまざまです。外食はもちろん、インターネットでお取り寄せグルメを注文してみたり、レシピサイトを見ながら気になるメニュ―を作ったりするなどの楽しみ方があります。また、訪れた店や食べたものの写真を撮って、SNSやブログなどにアップするといった楽しみ方もあるでしょう。
食事は毎日とるものなので、楽しめるチャンスが毎日あるといっても過言ではありません。とはいえ、物価上昇も気になる昨今。「外食は月〇回まで」「食費は月△万円まで」など、予算を決めておくことも大切です。ふるさと納税を利用してお取り寄せグルメを楽しむ方法も良いでしょう。
5位:読書
現役時代は時間に追われ通勤や待ち時間などの「スキマ時間」に行っていた読書も、老後であれば存分に楽しむことができるでしょう。読書は知識を深めたり考え方に広がりを持たせたりしてくれるだけではなく、脳の活性化にも役立ちます。
図書館を利用すればお金をかけずに楽しむことも可能です。図書館によっては自宅からインターネットで読みたい本を予約することもできます。
また、古本屋巡りや、上記のような電子書籍サービスを利用する方法もおすすめです。
サービス名 | 取扱い冊数 | 特徴 |
---|---|---|
Kindle Unlimited | 200万冊以上 | 読み放題。無料体験あり |
楽天Kobo | 400万冊以上 | 楽天ポイントが利用可能 |
honto | 非公開 | 割引クーポンの種類が豊富 |
紀伊国屋ウェブストア | 100万冊以上 | 紙の本も購入可能 |
dブック | 60万冊以上 | dポイントが利用可能 |
(2022年10月現在)
電子書籍サービスであれば、タブレットやスマートフォンで手軽に読書ができ、新書も本を購入するよりも割安で読むことができます。溜まりがちな本の置き場所に困らない点も大きな魅力といえるでしょう。
6位:スポーツ
厚生労働省が2020年10月に発表した令和元年「国民健康・栄養調査」の結果によると、
運動習慣のある65歳以上のシニアは男性が41.9%、女性が33.9%。男女ともに20代~50代よりも高い割合で日常的な運動を行っていることがわかります。
スポーツは健康づくり以外にも精神的な充足感につながったり、人との関わりが増えたりなどのメリットがあります。また、シニアの場合は「身体が動くうちに」と老後に当たる時期になってからスポーツを始める人も少なくないようです。
なお、老後に人気のスポーツとしては次のようなものが挙げられます。
- ウォーキング
- ゴルフ
- ヨガ
- 水泳
- テニス
- 卓球
ウォーキングは気軽に始められることから圧倒的に人気が高く、また、ヨガや水泳、卓球など天候に左右されないスポーツも人気があります。テニスやゴルフは仲間づくりがしやすいといった魅力もあるようです。
7位:健康
健康にこだわることに楽しみを見出しているシニアも少なくありません。ここでいう健康とは「身体に良いこと」と解釈できます。
どんなことを楽しんでいるのかというと、具体的には健康食品やサプリメントの摂取、入浴やフィットネス、メンタルヘルスへの取り組みなど。その範囲は非常に幅広く、さらにいわゆる「健康オタク」化するほど奥が深いうえに、次々にトレンドが変わる点も魅力の一つであると考えられます。
健康は多くの人が興味を持つものなので、情報交換をする楽しみもあるでしょう。
8位:音楽/楽器
若い頃楽器を楽しんでいた人が老後に楽器を始めたり、昔聴いていた音楽を再び楽しんだりするなケースも多くみられます。
楽器演奏の場合は一人で練習できるだけではなく、世代を越えた仲間と一緒に演奏を楽しむこともできます。音楽鑑賞の場合はコンサートに出かけたり、カラオケに行ったりといった楽しみ方もできるでしょう。
男女問わずピアノはシニアに人気が高く、さらに男性はギターやサックスを始める人も多いようです。女性はフルートやバイオリン、ハーモニカやオカリナなども手軽さから人気があります。
9位:子ども/孫
孫など家族との団らんについて、内閣府の「令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」においても、「生きがいを感じる時」の1位にランクインしています。
子どもや孫と過ごす時間は、四季折々のイベントや、成長段階によっても変化があり、楽しさに加え安らぎや充足感など精神的な満足度が高いものです。
ただし、中には孫にお金を使いすぎてしまうことで、老後の生活資金が不足してしまうという、いわゆる「孫破産」に陥るケースもあります。可愛い孫や子どものためとはいえ、お金の使い方には注意が必要です。
参考:「令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果(全体版)『2.ふだんの生活』|内閣府」
10位:パートナー(妻/夫/家人)
現役時代は仕事や子育てに忙しく精神的な余裕があまりもてなかったものの、リタイア後は時間的なゆとりから気持ちにもゆとりができ、相手に思いやりを持てるようになる夫婦も多いようです。
旅行や趣味、スポーツなど、ここまでご紹介してきたさまざまな「楽しみ」の時間をパートナーと一緒に過ごすことができれば、より充実した時間を味わえることでしょう。
しかし、「老後はパートナーとの時間を楽しみたい」と考えていても、当のパートナーが同じ気持ちでなければその希望は叶いません。少しの間でもコミュニケーションをとる時間を作る、お互い考えを尊重し合うなど、現役時代から良好な関係を築く努力は必要です。
11位以下
11位以下は、自動車、ペット、貯蓄、ファッション、ゲームと続きます。方向性はさまざまではあるものの、年齢にとらわれることなく、自分なりの楽しみを見つけているシニアが多い様子がうかがえます。
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老後の楽しみを見つけるときのポイント
ここまでシニアに人気の「老後の楽しみ」をご紹介してきましたが、人気があるからといって同じものを選んだ方がいいというわけでもありません。老後の楽しみは自分が生きがいややりがいを感じるものであれば、どんなものでも構わないのです。
ここからは老後の楽しみを見つけるときにおさえておきたいポイントを紹介します。
日々の暮らしに目を向ける
現時点でこれといった楽しみが見つからない場合、焦って楽しみを見つけようとする必要はありません。楽しみは自然と見つかるものですので、自然に「その時」がくるのを待ちましょう。
ただ、そのあいだにぜひ意識していただきたいのが、日々の暮らしのさまざまなことに「意識を向ける」ことです。「楽しいことはないかな?」「新しい発見はないかな?」と思いながら過ごす時間と、ただなんとなく過ごす時間とでは得られる気付きや感覚に大きな差が生まれます。
料理であれば「おいしいものを作ってみよう」、買い物であれば「お得なものを見つけよう」など、まずは日々の暮らしを楽しんでみることをおすすめします。日々の生活の範囲内で楽しみが見つかれば、お金もそれほどかけずに楽しむことができ一石二鳥です。
使える資金を考える
老後は時間にゆとりがあるとはいえ、楽しみのためにいくらでもお金が使えるという人は多くありません。老後の楽しみが見つかり、いざ始めてはみたものの、想像以上にコストがかかり月々の生活費を圧迫してしまうようではせっかくの楽しみも半減してしまいます。
経済的なゆとりがないからといって楽しみを探すこと自体をあきらめてしまうのではなく、月々の生活費に対してどれだけ楽しみのためにお金が使えるのかをまず把握することが大切です。使える資金が把握できると、月額費用が発生する習い事やサービスを利用できるのか、道具はどこまで揃えることができそうかといったことも見えてきます。
ゆとりある時間を長く楽しむためにも、継続的に資金を捻出できるように計画を立てましょう。
時間にメリハリをつける
多くの人は定年後、1日のうちほとんどの時間を自分の意思でコントロールできるようになります。もちろんすべての時間を楽しみに費やすことも不可能ではありませんが、同じことを毎日長時間していると途中で飽きてしまったり、「今日もやらなければ」というプレッシャーにもつながったりしかねません。
そこで「楽しみ」のための時間をより楽しむために、時間にメリハリをつけることも考えてみましょう。たとえば、仕事をするというのもその一つです。仕事をする時間を作ることで「オン・オフ」の切り替えができ、より「オフ」の時間を楽しめるようになります。また、仕事をすることで「オフ」のために使えるお金を増やすこともできるかもしれません。
健康面を考慮する
どれだけ楽しみがあっても、健康でなければ十分にそれらを楽しむことはできません。たとえば現役前、「老後はずっとやりたかった登山に挑戦しよう」と心に決めていても、老後になって登山ができるだけの体力が伴っていなければまずは体力づくりから始めることになります。
誰しも年齢を重ねれば病気やケガのリスクは高くなるものです。「もっと楽しみたい」と思えるものに出会った時に、健康上の理由から思いどおりにいかないことがないよう、自分の現在の健康面も考慮しながら楽しみについて考えることも必要です。
現役時代の肩書きを忘れる
現役時代は自分の勤め先や職場でのポジションなどが一定の意味を持つものであっても、定年してしまえばそれまでの肩書きが価値をもつことはほとんどありません。少々冷酷な表現になるかもしれませんが、かつての職場にとっては「もういなくなった人」であり、老後のコミュニティでは「一人のシニア男性(または女性)」にすぎません。
そのため、「自分がこんなことを今から始めるなんて」「自分にあんなことは似合わない」といった考え方は捨て、「一人のシニア」として自分を捉えましょう。自分に対する固定観念を取り払うことで、多くの発見や出会いのきっかけが生まれるはずです。
老後の楽しみのために今からできることを
老後の楽しみ方は幾とおりもあり、どのような楽しみをどれくらい楽しむのかもすべて自分次第です。楽しみを一つだけに絞ってしまうのではなく、いくつも楽しむこともできます。
ただし、資金面における状況は現役時代とは異なります。何かを楽しもうとすると多少なりとも資金が必要になることは多いため、完全にリタイアするのではなく働きながらメリハリのある生活を送ることを視野に入れてみるのも良いでしょう。また、健康面においても年齢的な限界があることを忘れてはいけません。心身ともに健康を心がけながら、楽しみのある老後を目指すのがおすすめです。
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資金計画に不安がある場合、プロであるFP(ファイナンシャルプランナー)への相談がおすすめです。
FPは、相談者の現状やライフスタイルにあわせて最適な資金計画、資産運用や節税などの具体的なアドバイスを提供してくれます。
老後資金2,000万円問題に代表されるように、老後の生活費はひとりあたり数千万円が必要と言われています。
漠然とした不安を抱えるのは辛いものです。まずは現状を把握し、どのような対策が必要なのかを相談してみましょう。
多くのFP相談サービスがありますが、迷った場合は大手リクルートが運営する『保険チャンネル 』への相談がおすすめです。
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