50歳からのセカンドキャリア|長く続けられる仕事の条件

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50歳を過ぎると役職定年や早期退職、家族の介護など、人生のさまざまな面で転機を迎えますよね。

子育てがひと段落し、50歳からの仕事探しや第二のキャリアプランに意欲を持たれる方は、男性・女性問わず年々増加しています。

そこで50歳から長く続けられる仕事や、生き方のバランスなど、シニアに向けて考えたい大切なポイントについて解説します。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • 50歳からの「ライフシフト」で仕事が好きになる人が増加している
  • 50歳からは資格の取得、独立などで長く続けられる仕事が見つかりやすい
  • 50歳からはキャリアの棚卸しをしっかりと実践する
  • 50歳からは体力面や健康維持も大切
  • 50歳からは強みなど自分の財産を洗い出しやりたいことを見つけると良い

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「人生100年時代」50歳からの生き方・働き方とは

企業の定年が65歳や70歳まで伸び、年金支給年齢の引き上げなどの社会的要因により、現代の50歳は今後のキャリアプランを構築するのが難しくなっています。

一方労働市場でも少子高齢化の影響から20代30代が減少し、多くの企業がシニアを含む雇用制度の改革に乗り出すなど、大きなうねりが到来しています。

こうした社会の変容の中で2018年に内閣府が行った世論調査から、50代が思う働き方に関する実情が見えてきました。

出典:「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査|内閣府

上図は年代別に「何歳まで働きたいか(働いたか)」を聞いた結果です。

50代で見てみると60~65歳まで働きたいと答えた人が圧倒的に多く41.5%。50代においては、あと10~15年は働きたいと思っていることが分かります。

ではなぜ60歳以降も働きたい人が多いのでしょうか。

出典:「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査|内閣府

こちらは「60歳以上まで働きたい」と答えた人に、その理由を聞いた結果。

「経済的にゆとりのある生活を送りたいから」が28.9%、「働き続けないと生活費が足りないと思うから」が24.9%と上位を占め、多くの人が60歳を過ぎても、お金が必要だと考えていることが明白になっています。

またこの中で注目したいのは「仕事をするのが好きだから」という答え。

年代別に見ると70歳以上がもっとも高く21.7%、60~69歳で17.9%、ついで50代が16.1%で3位と、年代が上がるほど仕事が楽しいと答える割合が高くなりました。

このように50歳からは企業貢献だけではなく、自分自身とも向き合った働き方にシフトし、より充実したキャリアライフを目指すことで、長く働き続けられるのではないでしょうか。

次は50歳からのキャリアプランニングについてご紹介します。

50歳からのキャリアプランニングが重要

50歳から長く働き続けたいと考えている方は意外と多いものの、自分のキャリアプランをどのように作っていけばいいかが分からないという声をよく聞きます。

ロンドン・ビジネス・スクールのリンダ・グラットン教授とアメリカの経済学者アンドリュー・スコット氏が出版した「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」は、人生100年時代の生き方の指針として、日本国内でも大きな反響を呼びました。

出典:東洋経済新報社

「LIFE SHIFT」では人生100年時代において、これまでの「教育→仕事→引退」というたった3つのステージから、「マルチステージ」へと人生が変容すると記されています。

そこで重要になるのがスキルや人間関係という「見えない資産」を、どのようにして育んでいくかという問題や、何を大切にして生きているのか、人生の中心軸はどこにあるかなど、自問せずにはいられない点です。

50歳からは自分でうまくライフ・シフトし、キャリアプランニングを実践することが、充実したシニア期を送るための重要なカギとなりそうです。

具体的なキャリアプランニングの立て方として、以下3つの項目を把握しましょう。

  1. 豊富な経験と人脈を今後どのように活用するか
  2. 自分のリソース(資産)や強みを明確にする
  3. リソースを掛け合わせて方向性を決める

上記3つの項目に加えて、自分を中心軸に置いた「今後の生き方」を考えてみると、徐々に自分が進むべき方向が見えてくるのではないでしょうか。

次は50歳から長く働き続けられる仕事をご紹介します。

50歳から長く続けられる仕事15選

50歳からできるだけ長く働き続けられる仕事とは、具体的にはどんなものがあるのでしょうか。

ここでは「組織に所属して働き続ける仕事」「資格を取得する仕事」「独立・開業・フリーランスの仕事」に大きく分けて、それぞれ5つの職業について解説します。

組織に所属して働き続ける仕事

50歳からは独立や起業するリスクよりも、組織に所属して働き続けたいと考える人も多いでしょう。その場合は転職が考えられますが、50歳以降で長く働く場合は正社員よりも、契約社員やアルバイト・パートも考えておくと、転職先が早く見つかる場合があります。

また、転職先企業の雇用制度もしっかりと確認しましょう。契約社員であれば何年契約か、また正社員では定年が何歳かなど、将来的な働き方を視野に入れて転職活動をしてください。

IT関係(プログラマー・エンジニア)

現代では欠かせないIT関係の仕事は若手技術者の減少で、ますますシニア層の需要が高まる一方です。

経済産業省が発表しているデータからは、2030年には多くて約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。

出典:「IT人材需給に関する調査|経済産業省

50歳からIT関係の仕事を続けるためには、進化する技術の勉強は欠かせません。今後はブロックチェーンの知識などを身につけると転職にも有利です。

マネジメント・コンサルタント

もともと所属する企業で経営層や役職ポストに就いている50歳以上の人材であれば、自社および他社からもマネジメント分野でのニーズは高いのが現状です。

最近は複数の部署や社外との連携も含めた「プロジェクトマネジメント」が注目され、IT業界に限らず製造業や建設業など、さまざまな分野で需要が高まっています。

世界的にも気候変動や経済の変化、労働力不足などの、多岐にわたるマネジメントやコンサルタント能力が求められているのです。

マネジメントやコンサルタントのプロフェッショナルとして、シニア層へのニーズは今後も増加していくと予想されます。

医療・福祉関連

日本人の寿命が伸び、常に人材不足となっているのが医療・福祉関連です。

厚生労働省が2022年に公表したデータでは、2040年に医療や福祉・介護分野の必要な人材は1070万人のところ、就業者は974万人と96万人不足すると推計されています。

出典:「令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保|厚生労働省

このような状況からも医療や福祉業界では、男性・女性問わずに人材確保が急務となっています。

営業

企業にとって営業はなくてはならない職種ですが、労働人口の減少から最近では営業職での人手不足に悩む企業が増えています。

歩合制で営業職を採用するなど、比較的新しい雇用制度を設けている生命保険会社や、スタートアップなどでは積極的にジョブ型を導入するケースもあり、それぞれの制度をしっかり確認してみましょう。

事務

人事や労務など事務職に求められるスキルは、実はとても専門的です。その専門性を高めるために勉強会やオンライン講座なども、活発に行われる傾向があります。

一方、業界を超えて汎用可能なのも事務職の特徴です。

ここ数年50代以降は「異業界×同業種」への転職が増加。具体的な仕事内容は変わらず、同時に業界が変わることで新鮮な気持ちでリスタートが切れそうですね。

資格を取得する仕事

50歳から長く働くために資格を取っておくことは、転職活動を有利に進められる可能性が高くなります。

また資格があることで、将来的には独立することも考えられますね。独立した場合は当然定年もなくなり、自分が出来る限り働き続けられます。

中小企業診断士

企業経営に関する知識を幅広く身につけることができ、業界を問わず活躍することができるのが中小企業診断士です。

資格試験の合格率は4~8%と難易度は高いですが、働きながら資格を取得している人も少なくありません。

中小企業診断士は年収1000万円を超える人が約3割とも言われ、高収入も期待できるとても人気の高い資格です。

行政書士

企業が官公庁などに提出する書類の作成や提出手続き、相談などを行う法律の専門家が行政書士です。まずは行政書士の事務所などに入所し、その後は独立の可能性もあります。

行政書士は国家資格で年齢、性別、学歴に関係なく受験が可能。合格率はその年により若干差がありますが、平均的には10~15%と厳しい現実。

一方2022年の年代別受験者数は40~50代で多く、ミドルシニア層に人気の資格です。

宅地建物取引士

国家資格の中でも年代に関わらず人気の高い宅地建物取引士。不動産売買や賃貸契約には不可欠な資格です。

不動産業界で働きたい方は取っておくべきと言えるほど需要が高い資格です。

試験の合格率は15~18%と言われています。

介護福祉士

介護の上級資格として50代以降に人気の高い国家資格です。介護福祉士の仕事はとても幅広く、高齢者の介護や生活のサポートから、家族の相談、家事や買い物などの生活支援も含まれます。

介護福祉士は需要が高く、資格取得者も年々増加しています。

出典:「介護人材の確保について|厚生労働省

ただし受験資格がいくつかありますので、条件面をきちんと確認しておきましょう。

ファイナンシャルプランナー

税金や保険、年金から家計に至るまで、お金に関することからライフプランの設計まで行う専門家がファイナンシャルプランナーです。

最近は老後資金の心配などから、お金に関する知識を身につけたいという人が増えているそうです。

資格は国家資格の「FP技能士」と民間資格の「AFP」「CFP®」とがあり、FP技能士でも3~1級など階級ごとの試験があります。

独立・開業・フリーランスの仕事

50歳からはキャリアを活かして独立する人も増加しています。

また30年近くもの社会人経験から、幅広い人脈を持っていることも考えられます。人脈は独立後の仕事獲得のためにもとても重要です。

これまでに培った人脈を、独立する前にしっかりと整理してみましょう。

パソコン教室の講師

IT業界でエンジニアやプログラマー経験があり、マイクロソフトオフィススペシャリスト(民間資格)などを所有していると、ハローワークのキャリアアップ講座などの仕事の依頼も見込めます。

また個人でパソコン教室を開業する際は、パソコンの知識を活かして、近隣からのさまざまなトラブルや修理相談に応じるなど、仕事の領域を広げることで収入面も安定します。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントも国家資格であり、多くの人が企業で正社員として所属しています。一方50代に注目すると、フリーランスのキャリアコンサルタントとして活躍する人が増加。

またフリーのキャリアコンサルタントは企業だけではなく、ハローワークや教育機関、若者や女性の就業支援なども活動に含まれ、とても幅広く需要が見込まれます。

女性や若者などに特化して活動をすると、さらにニーズが高くなる傾向です。

Webライター

Webライターには特に資格は必要ありません。最近はオウンドメディアなど、専門性の高い記事を執筆できるライターの必要性が高まっており、IT系の技術者など、それまでライティングとは無縁だった方でもデビューしています。

当然SEOなど専門的な知識も必要ですが、オンライン講座など勉強する機会も多く、比較的初心者でも挑戦できる仕事です。

フランチャイズで開業

飲食店やネットショップ、個人講師など、フランチャイズで開業する50代も年々増加しています。フランチャイズはある程度のルールはありますが、運営方針などは個人事業主に近い自由度もあります。

フランチャイズは本部から手厚いサポートや研修などを受けながら、本格的に起業することができ、50代以降でフランチャイズを経験し将来的に独立を考える方も増えています。

では50代が長く仕事を続けるためのポイントを次項で解説します。

50歳から長く続けられる仕事を見つけるポイント

50歳から長く続けられる仕事を見つけるためには、自分の心と体の両面から納得のいく仕事を探すことが大切なポイントです。

そのため次の項目を自分なりに整理してみてくださいね。

  • 「キャリアの棚卸し」をする
  • 転職する際は正社員にこだわらない
  • 自分の体力面を考慮する
  • 仕事のもっとも大きなやりがいを明確にする
  • 自分の強みや財産を洗い出す
  • セカンドキャリアについて家族とも共有する

「キャリアの棚卸し」をする

セカンドキャリアを考える際、徹底的に自己分析することや、これまでの実績などを整理して言語化する「キャリアの棚卸し」はとても重要なポイント。

キャリアの棚卸しを実践することで、自分の能力ややりがい・価値観などが明確になり、今後どのような仕事・環境で、どんな成果を残したいかなどが理解できます。

その上で仕事や会社選びをすると、ミスマッチを減らす効果があると言われていますので、50歳になったらぜひ実践してみてください。

ポイントをご紹介します。

<キャリアの棚卸し>

  1. 1日の仕事から目的・プロセス・成果を書き出す
  2. 工夫した点など取り組みの姿勢
  3. 1と2を繰り返す
  4. 経験から得たことや学んだことなどのエピソードを思い出す

サンプルシートの1例をご紹介します。

出典:「ミドルシニアマガジン|マイナビミドルシニア

自分で整理するのはなかなか大変です。転職サイトなどではシートのダウンロードができる場合がありますので、ぜひ活用してみてください。

転職する際は正社員にこだわらない

50歳からの転職は、そもそも求人数が少ないなど厳しいことが前提になります。一方、高い専門性や経験値を持つ50代以降のスキルに対してのニーズは高まる傾向が見られます。

下図は、2018年に直近1年でミドルシニア層を採用した企業に聞いた民間調査。

出典:「ミドルシニア採用企業レポート2018|マイナビ

正社員として採用された人は30代が74.4%と圧倒的に高く、50代は28.7%まで低くなっています。60代以上では11.8%とさらに低下。

この結果からも50歳からは正社員にこだわっていると、転職先がなかなか見つからないことも考えられます。

契約社員やアルバイト・パートなど、働き方を柔軟に考えておくことが重要です。

自分の体力面を考慮する

50歳を過ぎると体力面の不安も出て来ます。老眼や生活習慣病・更年期障害などで通院している50代も意外と多く健康管理も大切な時期。

更年期障害は女性だけではなく、男性でも発症する場合があることが最近わかっています。

50歳から長く働くためには、無理をしないこともとても大事なポイントです。

近年は日本でも多様な働き方が認められ始めていますから、週4や週3勤務、時短勤務、あるいは在宅ワークなどの活用も拡大しています。

病気はライフプランもキャリアプランもすべてに影響しますから、自分の体調を第一に考えて健やかに働き続けることを考えましょう。

仕事のもっとも大きなやりがいを明確にする

コロナ禍の影響などで多くの日本人が新しい働き方を経験し、特に50歳からはネクストステージの働き方を目指すべきだとの話がよく聞かれるようになりました。

ネクストステージの働き方とは、企業に貢献するのではなく、自分のために働くという考え。

自分を中心軸に置くことでやりがいやモチベーションも上がり、結果的に効果的な成果を出すことができるのです。

50歳からは仕事の上ではベテランですから、さまざまな課題解決方法や分析力、イマジネーションを膨らませる余裕があるはず。ベテランだからこその余白を活かして、若手の育成やサポートに回ることも、50歳以上でしかできない仕事と言えます。

上記で年代が上がるほど「仕事が好きになる」との調査結果もありました。

50歳を過ぎたらぜひ自分らしい働き方を見つけた上で、楽しく仕事を続けられるような準備を始めましょう。

自分の強みや財産を洗い出す

財産とは資産だけではなく、これまでに培った人脈や経験から得られた強みのこと。

ビジネスパーソンとして30年近く働いてきた50代であれば、豊富な経験と人脈を持っていることも多いでしょう。

仕事だけではなくさまざまなシーンで出会った人たちを振り返り、どんな業界の人とのつながりが多いのか、興味を持った人はどんな活躍をしているのかなどに注目することで、自分がやれる・やりたい仕事が見えてくる場合があります。

また、自分の強みについてはなかなか自己評価が難しいもの。そこで同僚からの評価やフィードバックが効果的です。

経験・人脈、そして強みを整理しながら、自分がときめくものや惹かれること、関心が高いものこそ、50歳から長く続けられる仕事へと導いてくれます。

セカンドキャリアについて家族とも共有する

50歳からのセカンドキャリアについては、家族がいる人はかならず相談して共有するようにしましょう。

後半人生とは言え、まだまだこの先も一緒に暮らして行く時間はたくさんあり、仕事は一緒に生活する家族にも大きな影響を与えます。

自分がやりたいことや考えていることを率直に家族に話し、時にはサポートをしてもらえるようあらかじめ理解を得ておくことが大切。

時にはキャリアコンサルタントのように、じっくりと相談に乗ってくれるかもしれせんよ。

では次は50歳から長く続けられる仕事を探す方法を解説します。

こちらの記事も参考にしてくださいね。

50歳から長く続けられる仕事を探す方法

ここからは、50歳から長く続けられる仕事を探す方法を5つご紹介します。

  • 転職・求人サイト
  • ダイレクトリクルーティング
  • リファラル採用
  • クラウドソーシング
  • 転職エージェント

転職・求人サイト

転職・求人サイトは人材募集している企業を幅広く掲載しています。登録されている職種や勤務地、求人数も多く、どのような求人があるかを確認してみたい人にはおススメです。

応募から採用までは自分で行う必要があり、マイペースで転職先を探したい人向け。

時間をかけてじっくりと転職活動が行えることはメリットですが、相談できる相手がいないことを理解して活用しましょう。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングでは、企業から直接オファーが来ることがもっとも大きな特徴です。

求職者側からすると直接企業から声をかけてもらえるため、自分の価値が求められていることを実感できモチベーションも高まります。

企業側もこれまでは応募を待っている立場でしたが、自ら自社に合う人材を積極的に探せることがメリットとされています。

出典:Wantedly

ただし、ダイレクトリクルーティングはスキルや経験が非常に重視されている点から、間口は狭いと考えた方が良いです。

一方で選考過程まで進むことができれば、かなり高い確率で採用になることが多く、一定程度のキャリアを持っている人材であれば、ダイレクトリクルーティングも活用してみると良いですよ。

リファラル採用

50歳からの転職でここ数年増加傾向にあるのがリファラル採用。求職者に対して、社員が自社を紹介するシステムで、社員から企業の実態を詳しく聞くことができ、ミスマッチが少ないことがメリットです。

特に50歳からの転職では広い人脈と高い専門性や経験値があり、リファラル採用ではとても有利と見られています。

下図はGoogleTrendsで直近5年間の検索状況をダイレクトリクルーティングと比較したものです。

出典:GoogleTrends

このグラフからも、年々リファラル採用への注目が高まってきていることが分かります。

クラウドソーシング

パソコンさえあればほとんどの仕事が、自宅でも可能なクラウドソーシング。Webサイト上から仕事を受注する仕組みで、さまざまな業務が掲載されています。

最近ではオンラインミーティングツールにより、打ち合わせから納品まですべての行程がWeb上で行われるケースが増加。ネット環境さえ整っていれば、完全に自宅で時間に縛られずに仕事をすることができます。

募集されている仕事は単発から長期契約までさまざま。

職種としてはWebデザイナーやライター、イラストレーター、システム開発やアプリ開発、動画作成などとても幅広い領域になっています。

クラウドソーシングは副業にも向いているので、まずは空いた時間で活用してみることをオススメします。

転職エージェント

転職エージェントは企業との間に入り、職務経歴書の作成や面接の対応まで、ひとりの求職者に対して採用まで伴走してくれるサービスです。

多くの転職エージェントには、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントが所属しており、本人の希望や特性を面接した上で把握し、企業とつなぐ役割を持っています。

転職エージェントにより幅広い業界を網羅しているサービスから、特定の業界に強みを持つ、または年代により強いサービスなどさまざまな特徴があり、自分に合ったエージェントをセレクトすることが大事。

そこで50歳から長く続けられる仕事を探している人にオススメの転職エージェントをご紹介します。

50歳から長く続けられる仕事を探すならエイジレス

50歳から長く続けられる仕事を探している方は、転職エージェントを活用すると有利に進められる場合があります。

弊社エイジレスは、年齢に関係なく誰でも現役で活躍できる社会を目指し、年齢不問求人に特化した人材サービスです。

50代という人生の転機に転職を考えている方は、ぜひエイジレスにご相談ください。

エイジレスは得意先企業や保有する求人・マッチング力などの点で、特にミドルシニア層へのサポートに強みを持っています。年代的に厳しい転職活動を強いられがちなミドルシニア層の方は、職種や年代など得意とする分野を見極め、適切な転職エージェントを選ぶことも重要なポイントです。

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さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

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まとめ|50歳からは強みなど自分の財産を再確認することが大事

50歳から長く続けられる仕事について、以下のことが分かりました。

  • 50歳からの「ライフシフト」で仕事が好きになる人が増加している
  • 50歳からは資格の取得、独立などで長く続けられる仕事が見つかりやすい
  • 50歳からはキャリアの棚卸しをしっかりと実践する
  • 50歳からは体力面や健康維持も大切
  • 50歳からは強みなど自分の財産を洗い出しやりたいことを見つけると良い

現代の50歳以降は定年後のキャリア展望も不透明でなかなか苦労が多い年代。

だからこそ早い段階から自身のセカンドキャリアを構築して、新しい環境へ飛び込む、独立のための準備をするなどの具体的な行動が大切です。

モチベーション高く楽しいシニア期を過ごすためにも、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。

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執筆者
こやま けいこ
ライター/ディレクター/カメラマン(フォト&ムービー) 雑誌のフリーディレクター、 報道記者兼カメラマンを経て、現在はwebを中心に執筆。HR系のSEOライ ティングやセミナー記事化、コンサルカンパニーのCEO、COOクラスへのインタビューなどオールマイティに取材している。