【50代女性向け】資格なしでも希望の仕事につくポイントを解説!
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家庭や今の自分のキャリアがひと段落し、新たな仕事にチャレンジしてみたいと思う50代女性は少なくありません。しかし、資格もないのに未経験では採用してもらえないのでは、と不安になる人も多いでしょう。
本記事では、50代女性が希望の仕事につくポイントやおすすめの仕事、就職活動のコツをご紹介します。
- 【この記事を読んでわかること】
- 50代女性が資格なしでもできる仕事を探すには4つのポイントを意識する
- 50代女性が資格なしで始められるおすすめの仕事8つ
- 50代女性の就職・転職活動では雇用形態を考えたり、エージェントを利用する
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FPは、相談者の現状やライフスタイルにあわせて最適な資金計画、資産運用や節税などの具体的なアドバイスを提供してくれます。
老後資金2,000万円問題に代表されるように、老後の生活費はひとりあたり数千万円が必要と言われています。
漠然とした不安を抱えるのは辛いものです。まずは現状を把握し、どのような対策が必要なのかを相談してみましょう。
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50代女性が資格なしでも希望の仕事に就くには
50代女性が資格なしでも希望の仕事に就くには、始めに仕事探しの軸を作っておくことが大切です。
女性の場合、就業状況がライフイベントに左右されやすく、同じ50代でもそれまでのキャリアは様々です。一般的に女性におすすめとされる働き方や職業が、全ての女性に当てはまるとは限りません。
職探しをする前に、下記について考え、整理しておくといいでしょう。
- 老後に必要な生活費
- いつまで働きたいか
- 仕事をする目的
それぞれについて説明します。
老後に必要な生活費
女性の50代は、配偶者の定年などによる家計状況の変化が生じる時でもあります。仕事を探す前に、家庭の老後資金の準備状況について整理しておくといいでしょう。
老後資金とは
厚生労働省の2022年の調査によると、男性の平均寿命は81.47歳、女性の平均寿命は87.57歳です。仮に60歳で定年退職を迎えるとすると、男性は約21年、女性は約27年を老後として過ごすことになり、その間の生活を支える資産を一般的に老後資金と呼びます。
老後に必要な生活費の目安
生命保険文化センターが2022年に行った聞き取り調査では、生活者が考える、夫婦2人の老後の最低日常生活費は月額23.2万円、ゆとりある老後生活費は月額37.9万円となっています。
同調査では、73.9%の人が老後の生活資金を「公的年金」で「まかなえると思わない」と考えており、生活資金の補填は「預貯金」で行う予定の人が49.2%いることがわかりました。
貯金があまりなく、年金の受給額も多く望めない家計の場合には、収入も見込めて長くできる仕事に就く必要があるでしょう。一方、ある程度の貯蓄があり、年金と預貯金等の準備で生活費に見通しが立っている場合には、やりがい重視で仕事を選んでもいいでしょう。
参考:厚生労働省|令和3年簡易生命表の概況
参考:生命保険文化センター|2022(令和4)年度 生活保障に関する調査(速報版)
いつまで働きたいか
50代の女性は仕事を探し始める前に、折り返し地点となった今後の人生で、いつまで働きたいかを考えておきましょう。
55歳から年金受給開始となる65歳までの10年間を精力的に働きたいのか、50代から新しい仕事を始め、働けるうちはいつまでも働きたいのかで、選ぶべき仕事は変わってきます。
老後資金とともに、自分のライフプランを考えてみましょう。
仕事をする目的
安定した収入を得て生活を支えたい、仕事を通じて人と交流したい、仕事を通じて自分の力を活かしたいなど、働く目的は人それぞれです。
自分は仕事に何を求めているのか、何を得られる仕事が自分の目的に合っているのかを確認しておくと、仕事探しがスムーズに進みます。
50代女性が資格なしでできる仕事を探す際のポイント4つ
50代女性が今から新たに仕事を探す場合、以下の4つのポイントを意識しておくといいでしょう。
- 体力的に無理なく働ける
- 働きながら資格を取れる
- 未経験からスキルが身につく
- 自分を求める業界・職種で仕事を探す
それぞれについて説明します。
体力的に無理なく働ける
これから仕事を始め、長く続けたい場合、自分の年齢に応じた体力の衰えも考慮しておきましょう。50代女性は更年期を始め、ホルモンバランスの崩れによるさまざまな不調が起こる時期です。また、年齢が進むにつれ、体力的に大きな負荷がかかる仕事ができなくなる可能性もあります。
仕事を選ぶ場合は、無理なく続けていける仕事や働き方を選ぶといいでしょう。
働きながら資格を取れる
資格のある仕事にチャレンジしたい場合、働きながら資格を取れる仕事に絞り、未資格の状態で就職活動を始めた方がうまくいく場合があります。
就職活動において、年齢や経験などのハンディをカバーする「資格」ですが、50代においては資格取得を待っているうちに年齢が進んでしまいます。定年までの期間が短くなるほど、企業としては採用しづらいため、せっかく資格を取っても就職が難しくなる可能性があります。
まずは資格取得をしたい業界・職種で、未資格でも採用してもらえる仕事を探してみましょう。現場の経験を積みつつ、働きながら資格を目指すというのも50代から希望の仕事につく方法です。
未経験からスキルが身につく
手に職を目指すなら、50代から未経験でもできる仕事に転職し、働きながらスキルを身につけることもできます。安定的な需要のある業界で、長く仕事ができそうな職種がいいでしょう。
主な仕事には、マッサージセラピスト、エステティシャン、ネイリストなどがあります。
最初はパート・アルバイトなどではじめてスキルを身につけ、民間資格などを取得後、最終的には個人で開業することもできるのが魅力です。
自分を求める業界・職種で仕事を探す
50代の仕事探しでのポイントは、自分を求める業界・業種・職種で仕事を探すことです。
50代は採用する側から見た場合、定年退職を迎えるまでの期間が10年前後と短くなります。そのため、社員を採用して育成する立場の企業からすると、一般的には、もっと長く働ける若い候補者を採用する傾向があります。
しかし、業界・業種・職種によっては、50代女性を積極的に採用しています。そういった分野に絞って就職活動するのもおすすめです。詳しくは以下で紹介します。
人材が不足している業界
人手不足が深刻な業界では年齢・性別・経験の有無を問わない求人が数多く出ているため、50代女性が採用されやすいでしょう。
具体的には、介護・福祉業界、医療業界、飲食業界、工場・製造業、警備業界があります。
また、日本では少子高齢化と人口の減少が今後も進むため、現在すでに人材不足の業界では、年齢を問わず長く働くチャンスがあるとも言えます。
大人の女性の力を活用している業界・職種
人生経験豊富な50代の女性の力が活かせる業界や職種も狙い目です。具体的には、介護・福祉業界、保育・児童ケアの業界、ホテルやセレモニー業界、営業やカスタマーサービス、セラピストなどがあります。
50代女性の落ち着いた態度、接遇、気配り、聞く力や忍耐力などが求められる仕事が多いでしょう。
これまでのキャリアを活かせる職や業界
これまでのキャリアを活かせる職や業界では、職務経験があり仕事の内容がある程度わかっていることが、年齢をカバーする強みになります。
全く同じ職や業界を目指す必要はなく、これまでの経験が活かせそうな職や業界を研究してみましょう。
もし、接客経験があるなら、業界を変えて、マネジメントなどのスキルアップ・キャリアアップできる環境を探すのもいいかもしれません。経理や事務経験があるなら、派遣に登録したり、クラウドソーシングで仕事を探すこともできます。何らかの営業経験のある方なら、不動産・保険営業に切り替えたり、営業事務の仕事をすることもできるでしょう。
50代女性が資格なしで始められるおすすめの仕事
50代女性が、資格なしでも始められるおすすめの仕事をご紹介します。
無資格・未経験からでも、チャレンジできる仕事は、思ったよりもたくさんあります。資格が必要なものもありますが、働きながら資格取得を目指せるものばかりです。
- 保育の仕事
- 児童指導員
- 登録販売者
- 介護職
- 医療事務
- 家事代行サービス
- 工場などでの軽作業
- 営業
ぜひ仕事探しの参考にしてみてください。
保育の仕事
保育は、共働き世帯の増加で、今後も需要が高まる業界です。
最近では保育所だけでなく、児童福祉施設や病児保育施設、ベビーシッターなど働き口も多様です。保育士は国家資格ですが、専門の学校を出ていなくとも、保育士試験に合格すれば資格が得られるのがポイントです。
子どもと接することが好きであれば、保育サポートスタッフとして、資格が不要なサポート職からスタートできます。保育の現場を知り、興味が高まれば働きながら勉強し、保育士資格を取得しキャリアアップする道もあります。
児童指導員
児童指導員は、小中学校、放課後等デイサービス、療育施設、児童福祉施設などで、個性を持った子供たちの見守り・指導・支援をする仕事です。近年、発達障害と診断される子どもが増えていることから、活躍の場が広がり、需要が高まっています。
児童指導員として働くためには「任用資格」が必要ですが、これは相当の学歴や資格があれば取得が可能です。例えば「教員免許証を持っている」、「大学で社会福祉学、心理学、教育学、社会学いずれかの学科を修了した」場合などは「任用資格」を得られるため、気になる方はぜひ調べてみてください。
参考:児童指導員になるには?児童指導員に必要な資格と働く場所や仕事内容を解説
登録販売者
登録販売者は、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品の専門家として、第2類医薬品、第3類医薬品を販売できる資格です。薬局・ドラッグストアの他、コンビニなどでも有資格者の需要があります。薬局やドラッグストアは全国にあるため、どこにでも就職先があるのがメリットです。
登録販売者になるには、都道府県が年に1回実施する試験に合格し、その後要件を満たした登録販売者の下、2年以上の実務に従事することで、独力で業務を行えるようになります。
まずは薬局やドラッグストアの一般職として就職し、働きながら資格を取得して、登録販売者として独り立ちすることも可能です。
介護職
介護職は無資格・未経験からも挑戦しやすく、今まで他の業種で仕事をしていた人も転職を目指せる仕事です。家族の介護などの経験を活かせる上、人手不足の業界であるため、50代以降の人も多く活躍しています。
介護職には様々な資格がありますが、介護現場で働きながら資格取得を目指す人も多い業界です。身体介護の業務は体力が必要ですが、介護職の中で実務経験を積みつつスキルアップすれば、介護支援専門員(ケアマネジャー)など、コーディネーター職へのキャリアも望めます。
医療事務
医療事務は、病院・クリニック等において受付、会計、診療報酬請求業務を行います。迅速で正確な事務能力が求められる一方、受付業務として病院の接遇面にも責任を持ちます。クリニックや病院は全国にあり、自宅近辺で仕事を見つけやすいのが魅力です。医療分野は慢性的な人手不足にあり、安定した求人があります。そのため、医療事務も介護職と同様に無資格・未経験から挑戦可能です。幅広い年代の女性が活躍しており、働きながら資格を取得すれば給与アップも期待できます。
家事代行サービス
女性の社会進出や共働き世代の増加により、ニーズの高まる家事代行サービスも、無資格・未経験で始められる仕事です。家事代行の主な業務内容は、クライアントの自宅に出向き、住まいの掃除や片付け、買い物代行や料理代行をおこないます。
好きな時間に働ける、定年がない、これまでの家事の経験を生かすことができるなどのメリットがあります。時給制のパート・アルバイトや業務委託でのお仕事が多く、クライアントの掛け持ちも可能なことが多いようです。
工場などでの製造スタッフ・軽作業
製造業を中心とした工場でのお仕事は、慢性的な人手不足にあり、未経験・無資格でも安定的な収入が狙えるお仕事です。男女を問わず、50代・60代を積極採用している勤務先もあります。
工場のお仕事といっても、作業内容は重労働とは限りません。軽作業や力仕事のない製造作業など、50代女性でもできる仕事は多岐にわたります。日中の勤務、土日休みなど、自分の希望する働き方が叶う仕事先を探してみましょう。
工場等の直接雇用の他、派遣会社を通じて、派遣や請負のお仕事に従事する働き方も可能です。
営業
営業職は、商品やサービスの販売や契約を行います。未経験でも採用されやすく、業種や職場によっては50代の女性が多く活躍しています。
営業職には様々な業種がありますが、特に「保険営業」や「不動産営業」は、50代の女性のお客様も多いため、これまでの人生経験を活かして働けます。また、商材や業務に関連する資格を取得すれば、専門職としてスキルアップしていける点も魅力的です。
営業職には高いコミュニケーション能力が必要なため、接客業など人に接する仕事の経験があれば仕事に馴染みやすいでしょう。
50代女性が資格なしでも仕事を見つけるコツ
資格を持たない50代の女性が仕事を探す際のコツを2つ、ご紹介します。
- 正社員以外の雇用形態も考える
- 転職サービスやエージェントを活用する
それぞれについて説明します。
正社員以外の雇用形態も考える
50代で新しい職にチャレンジする場合、特に未経験の分野では、正社員以外の働き方で経験を積むのがおすすめです。
正社員にこだわらずパート・アルバイトや派遣などでその分野での職務経験を積めば、下記のメリットが得られます。
- 目指す職に近い仕事をすることで、その仕事への自分の適性が分かる
- 未経験よりも目指す職に近い仕事での職務経験があれば転職時に有利になる
- 職場内で正社員や無期雇用社員などへ登用される可能性がある
正社員として働く場合、50代は企業の定年までの時間が刻々と迫ります。新しいキャリアに挑戦したい場合は、なるべく早くスタートを切るのがおすすめです。
企業等に雇用されない働き方もある
昨今では、企業等に雇用されない働き方を選択する方も増えています。
具体的には、下記のような働き方があります。
- 専門職資格をとって自分の事務所を開業する
- ある分野での資格、知識やスキルを身につけ、フリーランスとして仕事をする
- クラウドソーシングなどで企業等と業務委託などの契約を交わし仕事をする
正社員や無期雇用社員になったとしても、組織で働く場合は一般的には定年があります。定年を超えても働きたい場合には、50代から準備して経験を積むことで、企業に雇用されず、定年にとらわれない働き方も可能になります。
転職サービスやエージェントを活用
女性の50代での転職では、転職サービスやエージェントを活用してもいいでしょう。
具体的には下記のようなメリットがあります。
- ミドルキャリアや女性の転職・就職支援を強みにしている会社もある
- キャリアカウンセリングを受けられる
- 自分では見つけられない仕事に出会える
それぞれについて説明します。
ミドルキャリアや女性の転職・就職支援を強みにしている会社もある
転職サービスやエージェントは、それぞれ特徴や強みを持っています。
女性の就職・転職、もしくは40代・50代のミドルエイジからのキャリアサポートを得意にしている会社などを活用すれば、自分を欲しがる企業に出会える可能性が高くなるでしょう。
キャリアカウンセリングを受けられる
転職サービス特に転職エージェントでは、お仕事紹介前のキャリアコンサルティングを強みにしている会社もあります。
キャリアコンサルティングでは、キャリアの棚卸しや、人生に対する価値観の整理を行います。自分の仕事をこれからの人生の中に位置付ける上で、ぜひやっておきたいことです。自分でもできますが、何から手をつけていいか分からない場合は、エージェントなどのサービスを利用することもできます。
自分では見つけられない仕事に出会える
転職エージェント・転職サイトを活用するメリットは、自分では見つけられなかったような仕事に出会える可能性があることです。
エージェントでは、企業のニーズや求職者のパターンに精通した担当者が、候補者の希望に近しい案件を紹介してくれます。仕事探しにお仕事紹介のプロが介在するため、独力では辿り着けなかったような求人で、自分の力が活かせる可能性があります。
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まとめ:50代女性の仕事探しは将来を見据えて賢く始めよう
50代女性が資格なしでも希望の職につくためには、自分なりの仕事探しの軸を持つことが大切です。また、今後の体力の変化や家計の変化にも対応できるような仕事を選ぶと、やりがいを持って続けることができるでしょう。
人生100年時代、特に平均寿命の長い女性にとって、50代はまだ折り返し地点です。今、将来を見据えて賢い仕事探しをすることで、人生の後半も活き活きと輝けるはずです。
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