企業の法務におすすめの資格ランキング1〜5位|メリット・学習法も

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法務関連の資格は複数種類あります。 法務への転職、あるいは法務としてキャリアアップを実現するために、どの資格を取得すれば良いのか悩む人は少なくないでしょう。 この記事では、企業の法務におすすめの資格ランキング・法務が資格を取得するメリット・キャリアアップするためのおすすめの勉強法を紹介します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • 法務が資格を取得するメリットは「ビジネスに関する法律知識の向上」「転職・キャリアアップに有利」「トラブルを回避できる」
  • 法務に関するおすすめの資格ランキングは「1位.弁護士」「2位.司法書士」「3位.行政書士」「4位.ビジネス実務法務検定」「5位.ビジネスコンプライアンス検定」
  • 法務としてキャリアアップするためのおすすめの勉強方法は「通信講座を受ける」「法務研修を受ける」「アプリで学ぶ」こと
CTACTA

法務が資格を取得する3つのメリット

法務が資格を取得する3つのメリットが箇条書きされた図

企業の法務で働く際に資格は必須ではありませんが、法務が資格を取得するメリットは以下3つあります。

  • ビジネスに関する法律知識を得られる
  • 転職・キャリアアップに役立つ
  • フリーランス・独立など選択肢が増える

それぞれ解説します。

ビジネスに関する法律知識を得られる

法務に関連する資格を取得する過程で、ビジネスに必要な法律知識を得られ、業務を円滑に進められるでしょう。

法務に関連する資格にはビジネス上の理解しておくべき法務の基礎知識・コンプライアンスなどについての初歩的な資格から、取引上のトラブルを適切に対処する知識が求められる高難易度の資格など、さまざまな種類があります。

自分の苦手分野を克服する、あるいは得意分野を伸ばすなど自身に必要な資格を取得することによって、法務の担当者としてスキルアップできるでしょう。

また、法務以外に人事・営業・経理などあらゆるビジネスパーソンが働くうえで不可欠な知識も身に付きます。

転職・キャリアアップに役立つ

法務が資格を取得することによって転職・キャリアップを図る際に企業から評価されやすくなります。

資格は第三者にスキルや知識をアピールできる手段です。資格の取得によって法務として対応できる業務範囲が広がり、企業内での昇進、あるいはほかのポジションで仕事を任されることもあるでしょう。

特に難易度の高い行政書士・司法書士・弁護士などの資格取得によって、第三者にわかりやすくスキル・知識を証明できます。

フリーランス・独立など選択肢が増える

法務に関連する資格の取得によって、フリーランス・士業として個人事務所を開業するなどの働き方の選択肢が増えるでしょう。

たとえばフリーランス法務には、新規事業の業務担当・法務およびバックオフィス業全般・法務マネージャー候補など多様な求人があるため、法務の蓄積したノウハウと案件を受注する営業力・コニュニケーション力があれば、安定した働き方を実現できる可能性があります。

弁護士・司法書士・行政書士などの士業資格を取得すれば、事務所に所属して働く、あるいは独立して個人事務所を開業することも可能です。

法務として自身の目標を定めたうえ、資格を取得すると良いでしょう。

次の項目では、法務におすすめな資格ランキングを紹介します。

法務におすすめな資格ランキング

法務におすすめな資格ランキング5つが箇条書きされた図

法務におすすめな資格ランキングは次のとおりです。

  • 1位弁護士
  • 2位司法書士
  • 3位行政書士
  • 4位ビジネス実務法務検定
  • 5位ビジネスコンプライアンス検定

難易度・合格率・資格試験実施頻度・受験資格・受験料・目安勉強時間・資格維持条件なども含めて詳しく紹介します。

1位弁護士

弁護士になるための司法試験では、憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法の7科目について知識が問われるため、資格の取得を通じて企業のコンプライアンス・トラブル対策などに必要な知識が養われます。

法律相談・契約法務・労務および労働問題の解決を担う企業の法務にとって、民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の知識は欠かせません。

最難関とされる弁護士は、一定の条件のもと司法書士・行政書士の業務にも対応できるなど幅広い権限が認められているため、おすすめ資格ランキングの1位としました。

法務として必要な専門の知識を取得し、業務権限をもって実用するためには弁護士目指すと良いでしょう。

弁護士の資格を得るには司法試験に合格して1年間司法修習を受けたのち、修習試験に合格する必要があります。

参考:「弁護士を知る|日本弁護士連合会」

難易度・合格率

合格率は25.8%(2011〜2019年平均)

参考:「司法試験合格者の状況|日本弁護士連合会」

資格試験実施頻度

年1回(7月頃)

受験資格・受験料

・法科大学院課程(原則3年間)を修了または法科大学院予備試験合格が必要
・受験資格を取得したあとの5年間・5回まで受験可能
・受験料:28,000円

目安勉強時間

3,000〜10,000時間

参考:「司法試験合格に必要な勉強時間はどれくらい?配分についても解説 | 司法試験・予備試験コラム|アガルートアカデミー」
参考:「司法試験の勉強時間は?短期合格者の勉強法も解説 – 司法試験 予備試験対策のスマホ通信講|STUDYing」

2位司法書士

司法書士資格は不動産や会社の登記を行うなど企業の法務に直接活かせるうえ、取得する過程で民法・商法などの事業運営に必要な知識を広く取得できるため、おすすめ資格の2位としました。

司法書士資格を取得すれば、不動産や法人の登記の代理のほか金銭・有価証券などを国家機関である供託所に提出する供託の代理など、企業の法務に直接活用できます。

すべてを合わせると11科目出題される司法書士試験の中でも、企業の法務に必要な民法・不動産登記法・商法・商業登記法の4科目は出題数が多いため、法務のスキルアップに向く資格だといえます。

難易度・合格率

4%

参考:「司法書士を目指す人へ|日本司法書士会連合会」

資格試験実施頻度

・年1回
・筆記試験:7月頃
・口述試験(筆記試験合格者のみ):10月頃

受験資格・受験料

・受験資格なし
・受験料:8,000円

目安勉強時間

3,000時間

参考:「司法書士試験に合格するまでの勉強時間は約3,000時間!勉強のポイントまで詳しく解説|司法書士試験の対策なら【Wセミナー】|資格の学校TAC[タック]」
参考:「司法書士試験の合格に必要な勉強時間は?勉強のポイントや試験概要も解説|生涯学習のユーキャン」

3位行政書士

行政書士試験の主要科目は、憲法・行政法・民法・商法で構成され、基礎法学政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解も問われるため、資格取得に向けた学習過程で法務に求められるトレンドに合わせた柔軟な対応力が身に付くでしょう。そのため、3位としました。

行政書士は、たとえば建設業開業の許認可に必要な申請書類の作成・提出手続代理を行うなど、他人の依頼を受けて官公署に提出する書類・そのほかの権利義務または事実証明に関する書類を作成できます。

おもに中小企業を対象に法務的観点からさまざまなアドバイスを行えるため、取得しておくと企業で高い評価を得られるでしょう。

参考:「行政書士について | 日本行政書士会連合会」

難易度・合格率

10.4%(2013〜2022年平均)

参考:「試験結果の推移|一般財団法人行政書士試験研究センター」

資格試験実施頻度

年1回(11月頃)

受験資格・受験料

・受験資格なし
・受験料:10,400円

目安勉強時間

600〜1,000時間

参考:「行政書士試験合格に必要な勉強時間はどれくらい?1日あたりの勉強時間&必要な期間とは | 行政書士試験コラム|アガルートアカデミー」
参考:「行政書士の合格に必要な勉強時間!試験の特徴や効果的に時間を使うコツ|資格の学校TAC[タック]」

4位ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定を取得すると、東京商工会議所が実施する法務・営業・人事などさまざまなビジネスパーソンに必要な法律知識を証明できます。

1〜3級の3段階に分かれいる試験の中でも1級は企業の法務・総務の責任者・担当役員・弁護士・司法書士などを対象として、多面的な観点から高度な判断・対応ができるレベルを想定し問題が構成されています。

ビジネス実務法務検定の取得によって、取引上のトラブルを適切に処理する知識が身に付くうえ、専門家に法的トラブルの顛末などをわかりやすく伝えられるでしょう。

参考:「ビジネス実務法務検定|東京商工会議所検定サイト」

難易度・合格率

・1級:14.1%(2020〜2023年平均)
・2級:53.4%(2020〜2023年平均)
・3級:82.3%(2020〜2023年平均)

資格試験実施頻度

・1級:年1回(12月頃)
・2・3級:年2回(6〜7月頃・10〜11月頃)

受験資格・受験料

・すべて受験資格なし
・1級:9,900円+CBT利用料2,200円
・2級:7,700円
・3級:5,500円

目安勉強時間

・1級:200〜250時間
・2級:60〜90時間
・3級:45〜60時間

参考:「ビジネス実務法務検定試験®は独学で合格できる?|ビジネス実務法務検定|資格の学校TAC[タック]」

目安勉強時間のグラフ画像

参考:「学習について|公式テキスト・学習サポート|ビジネス実務法務検定試験|東京商工会議所検定サイト」

5位ビジネスコンプライアンス検定

株式会社サーティファイが運営するビジネスコンプライアンス検定は、企業がサービスを展開する際の法令遵守と社会のニーズに答えられるコンプライアンスの理解および活用能力が問われます。

試験は初級と上級の2つが設けられており、初級ではコンプライアンス経営のもと、企業の日常業務に必要な法律の基礎知識などが必要です。

上級は経営の主体者向けの高度な法律知識、および課題の解決・意思決定を行う実践的な価値基準が問われるため、法務としてキャリアアップしたい人におすすめです。

参考:「ビジネスコンプライアンス検定|資格検定のサーティファイ」

難易度・合格率

上級・初級:49.88%(2022年平均)

参考:「コンプライアンス検定とは-特徴・試験内容|ビジネスコンプライアンス検定|資格検定のサーティファイ」

資格試験実施頻度

上級・初級ともに年2回(2月頃・7月頃)

受験資格・受験料

・受験資格なし
・上級:8200円
・初級:5,700円

目安勉強時間

不明

次の項目では、法務としてキャリアアップするための勉強法を紹介します。

法務としてキャリアアップするためのおすすめの勉強法3つ

法務としてキャリアアップするためのおすすめの勉強法・通信講座を受ける・法務研修を受ける・アプリで学ぶ

法務としてキャリアアップするためには、以下3つの勉強法を押さえておくと良いでしょう。

  • 通信講座を受ける
  • 法務研修を受ける
  • アプリで学ぶ

それぞれ解説します。

通信講座を受ける

通信講座を受講すれば、法務に関する業務では学べない知識を身に付けられるでしょう。

たとえば前述したビジネス実務法務検定では、開催者である東京商工会議所が公式通信講座を提供しており、オリジナルテキストで試験に必要な知識が学べるほか、スマホ・タブレットでも効率的に学習できます。

また、法務業務全般に必要な知識が学べる通信講座や金融法務など専門的な知識が学べるものなど、多くの種類があります。

自身のキャリアプランに必要なスキルを把握し、適切な通信講座を選択しましょう。

法務研修を受ける

社内・社外で法務に関連する研修を受けることによって、キャリアアップに必要な知識を高められます。

法務に関するおもな研修には、ビジネス法務研修・コンプライアンス研修などの基礎的な研修や管理職向けのリスクマネジメント研修・ハラスメント研修などがあるため、自身のレベルに合った研修を受けることによってより理解が深まります。

キャリアアップを図るなら、紛争や各種法令違反の予防・新法や法改正への対応など、事業で重要なリスク対策について学べる研修を受けるのも良いでしょう。

アプリで学ぶ

忙しくて勉強に時間を割けない方は、隙間時間を利用して法務向けのアプリで勉強しましょう。

法務向けのアプリでは、プロの講師による講義ムービーを視聴できたり、問題演習を行ったりする機能が搭載されています。

行政書士やビジネス実務法務検定向けのアプリもあるため、通勤中や休憩時間などを有効活用してコツコツ学ぶのも1つの方法です。

まとめ|法務関連の資格を取得して転職・キャリアアップを有利に進めよう

本記事をとおして以下のことがわかりました。

  • 法務が資格を取得するメリットは「ビジネスに関する法律知識の向上」「転職・キャリアアップに有利」「フリーランス・独立など選択肢が増える」
  • 法務に関するおすすめの資格ランキングは「1位弁護士」「2位司法書士」「3位行政書士」「4位ビジネス実務法務検定」「5位ビジネスコンプライアンス検定」
  • 法務としてキャリアアップするためのおすすめの勉強方法は「通信講座を受ける」「法務研修を受ける」「アプリで学ぶ」

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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。