固定報酬制とは?メリット・デメリットや仕事を受ける流れを解説

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フリーランスで仕事を受注するのに便利なのが「クラウドソーシングサイト」です。 報酬を受け取る形式に「固定報酬制」がありますが、どのようにして受け取れる報酬なのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか? 今回はクラウドソーシングサイトの固定報酬制について解説します。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • 固定報酬制とは納品や業務が完了した時点で報酬が支払われる形式
  • クラウドソーシングでは3つの受注形式がある
  • 固定報酬制にはタスク形式よりも報酬が高いなどのメリットがある

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クラウドソーシングの固定報酬制とは?

無造作に置かれた米ドル札の画像

固定報酬制とは、納品や業務が完了した時点で報酬が支払われる形式のことです。

発注者は必要な仕事を依頼し、受注者は作業を行い納品物を提出することで報酬が支払われます。
報酬は発注者と受注者が契約を結んでいる時点で確定されており、仕事の進捗状況や品質に関わらず支払われます。

デザインやライティング、システム開発など納品物に対して報酬が設定される仕事でよく用いられる形式です。

時間単価制との違い

時間単価性とは、受注者が実際に作業にかけた時間に応じて報酬が支払われる制度です。

受注者は作業時間に応じて報酬が変動するため、短時間で業務を遂行できるよう効率的に仕事をこなすことが求められます。

一方で固定報酬制では、受注者は事前に定められた報酬額を受け取るため、作業時間に応じて報酬が変動することはありません。
しかし、受注者は時間をかけて仕事を行えるため、クオリティを十分高めた上で納品できるメリットがあります。

また、発注者にとっても固定報酬制は予算の見積もりがしやすく、作業の品質についても一定水準以上のものを期待できる点がメリットです。

クラウドソーシングの受注形式

クラウドソーシングの受注形式 プロジェクト型 コンペティション型 マイクロタスク型

クラウドソーシングの受注形式は、おもに以下3つが挙げられます。

  • プロジェクト型
  • コンペティション型
  • マイクロタスク型

それぞれの受注形式を理解し、自身の業務に適切な形式を選択しましょう。

プロジェクト型

プロジェクト型とは仕事に応募した後、納期や報酬などの条件をすり合わせて、契約後に仕事を開始する形式のことです。

受注者は、そのプロジェクトに応募し採用されることで、一定期間内に指定されたタスクを遂行します。
プロジェクトに応募するためには、スキルや実績を示すポートフォリオが必要な場合があります。

報酬は固定報酬制が多く、発注者と受注者は事前に契約を結ぶのが一般的です。

コンペティション型

コンペティション型とは、発注者が設定した課題に対して多数の受注者がアイデアやデザインを提案し、その中から最も優れた提案を選定する方法です。

受注者は提案書やデザインを作成し、発注者に対して直接提案を行います。
報酬は、受注者の提案が選定された場合に支払われる固定報酬制が一般的です。

キャッチコピーなど制作物が明確なもので、多くの作品から比較検討したい場合に採用されます。

マイクロタスク型

マイクロタスク型とは、大量の小規模なタスクを分散させ、多数の受注者に割り当てる方法です。

たとえば、画像のキャプション作成や音声の文字起こしなど、比較的簡単な作業を依頼するときにマイクロタスク型が使われます。
報酬は1つのタスクに対して少額が支払われるケースが多く、時間単価制や固定報酬制が使われます。

この受注形式は大量のタスクを効率的にこなせるため、アルバイトと同様の感覚で利用されることが多いです。

クラウドソーシングにおける固定報酬制のメリット

クラウドソーシングにおける固定報酬制のメリット・報酬が明確である・品質を担保しやすい

クラウドソーシングにおける固定報酬制のメリットは、おもに以下の2つです。

  • 報酬が明確である
  • 品質を担保しやすい

報酬が明確である

固定報酬制では、受注者と発注者が事前に契約を結び、報酬額が明確に定められます。
これにより、受注者は自分の作業量をあらかじめ把握した上で、適切な報酬を受け取れます。

また、発注者も予算内でタスクを遂行できるため、コスト管理がしやすい点がメリットです。

品質を担保しやすい

固定報酬制であれば、作業時間に縛られず納品物を作成できるため、十分な時間をかけた上で高い品質の成果物を納品しやすい点がメリットです。
高品質な成果物を納めることで、発注者からの信頼を得られ継続的な案件受注に繋げられるでしょう。

また、発注者も受注者に対して品質基準を明確に示しチェックすることで、品質を担保できるメリットがあります。

クラウドソーシングにおける固定報酬制のデメリット

クラウドソーシングにおける固定報酬制のデメリット・作業量に対する報酬が見合わないケースがある・報酬を決めにくい

一方で、クラウドソーシングにおける固定報酬制には以下のデメリットがあります。

  • 作業量に対する報酬が見合わないケースがある
  • 報酬を決めにくい

まず、タスクの複雑さや難易度によっては報酬が見合わないケースがあります。

タスクが複雑で難易度が高い場合、予想以上の作業量を求められるため、作業量に対する報酬が見合わなくなることもあるでしょう。

また、これまで受発注したことのない領域のタスクに対しては報酬の設定が難しく、適切な報酬を決定するためには事前の調査が必要です。

しかし、これらの問題を適切に解決すれば、固定報酬制を有効に活用できます。
発注者や受注者は、報酬額の適正な設定やタスクの複雑さを考慮した報酬額の決定など、慎重な対応が重要です。

固定報酬制でクラウドソーシングの仕事を受ける流れ

固定報酬制でクラウドソーシングの仕事を受ける流れ3つが箇条書きされた図

固定報酬制でクラウドソーシングの仕事を受ける流れについて解説します。

クラウドソーシングサイトによって手順や表示の仕方は異なるため、参考程度にしてください。

  1. 利用するクラウドソーシングサイトの会員になり、マイページやポートフォリオなどを整えておく
  2. 案件を探す。絞り込んで検索できる場合は、「固定報酬制」または「プロジェクト型」などを選択して検索する。
  3. 興味のある案件をクリックし、応募する。

ただし、固定報酬制だけに案件を絞ると応募できる案件も限られてきます。

多くの案件を獲得したい場合は、固定報酬制にこだわらず幅広く案件を探しましょう。

固定報酬制で仕事を受ける際の注意点

固定報酬制で仕事を受ける際の注意点・クライアントと契約内容の認識を合わせる・報酬は利用手数料を考慮する

クライアントと契約内容の認識を合わせる

契約前に仕事内容や報酬に関してクライアントと打ち合わせし、認識の相違がないようにしましょう。

クラウドソーシングにおいては、仕事の納期や成果物の品質など契約内容が非常に重要です。
もし業務開始前に認識が合っていないと、開始後に「話が違った」などクライアントとのトラブルが発生する可能性があります。

そのため、発注者と受注者で契約書を作成した上で、契約内容の明確な合意が必要です。

報酬は利用手数料を考慮する

クラウドソーシングサイトでは、固定報酬に限らず報酬を受け取る際に利用手数料が差し引かれる場合があります。

受注者は案件を受注する際に、手数料を考慮した希望金額を報酬として提示することが必要です。
また、利用手数料が高いプラットフォームで仕事を受注する場合は、クライアントと手数料について事前に話し合い、適切な報酬の設定が大切です。

手数料の関係から実際に受け取れる報酬額は、募集時に提示された金額よりも低くなるケースがあることを留意しておきましょう。

まとめ|自分にあった報酬体系で案件を受注しよう

クラウドソーシングには、固定報酬制と時間単価制があります。

固定報酬制は仕事に対して一定の報酬が支払われるため、受注者にとっては収入の安定が見込めるでしょう。
ただし、報酬が固定されているため、仕事量に報酬が見合わない場合があるなどデメリットもあります。

受注者が固定報酬制で仕事を受ける際には、契約内容や報酬など事前に確認しておくべき点がいくつかあります。
クラウドソーシングを利用する際には、利用規約や手数料なども確認し、問題が発生しないようにすることが大切です。

CTACTA

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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。