プリセールスの求人は多い?向いている人の特徴やキャリアパスを徹底解説
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けい
「プリセールスに興味あり、どんな仕事か知りたい」
「今後のキャリアアップのために、転職市場や求人情報が多いのか知りたい」
このような疑問を持つ人たちのために、本記事では現役エンジニア視点で「プリセールスエンジニア」の仕事内容や求人情報、向いている人の特徴までを徹底解説します。
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- 【この記事を読んでわかること】
- プリセールスの平均年収は640万円でフリーランスだと、940万円にアップする
- プリセールスは営業と技術の両方のスキルが必要である
- IT技術の進化やDXが進む中で、プリセールスの需要は高まっている
- プリセールスは自身のITスキルや経験で顧客の悩みを解決したい人におすすめの職種
- 未経験からでもプリセールスに転職は可能
プリセールスが活躍できる3つの企業・求人例
プリセールスとして転職する際には、企業理念や仕事内容以外にも分野や将来性が重要です。
本章では、大手求人サイトから将来性が期待できる3つの企業を紹介します。
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- 株式会社アシスト
- 株式会社PKSHA Technology
ITスキルや経験を活かすことで、プリセールスに転職することは可能です。必須スキルや応募要件など詳しく見ていきましょう。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、情報通信業界・金融業界など、大手企業や官公庁を顧客に持つ大手SIerです。仕事内容はプリセールスとして、営業・エンジニア・ベンダーと連携し、システム導入に伴う最適な提案から実行サポートまでを先頭に立つことです。
必須条件は下記の2つとなります。
- IT業界での営業経験3年以上
- Power Pointでの提案書作成経験
営業経験がある方は、IT技術者ではなくても挑戦可能な安定した実績のある企業です。
株式会社アシスト
株式会社アシストは、Openwork主催の「働きがいのある企業ランキング2020」で10位にランクインしたソフトウェア会社です。仕事内容はシステム運用管理・ITサービスマネジメント・DevOps(システム開発支援)、セキュリティの各分野の顧客向けのプリセールスです。
必須条件は下記となります。
- 中級以上のIT基盤技術の広範な知識
- システム冗長化(Active/PassiveまたはActive/Active)の設計または構築の経験
- 論旨を論理的かつ端的に表現できる日本語ライティング能力
3つの条件以外にも必須スキルはありますが、幅広い分野に展開・挑戦できるメリットがある点でおすすめの企業です。
株式会社PKSHA Technology
株式会社PKSHA Technolocyは、エンタープライズ企業向けの最先端のAIソリューションを販売する上場企業です。仕事内容は自然言語処理技術・機械学習を用いたシステムソリューションをお客様に提案や導入説明となります。
必須条件は下記となります。
- Webサービスの基礎知識
- ネットワークの基礎知識
- セキュリティの基礎知識
3つの条件以外にも必須スキルはありますが、最先端の分野やAIに挑戦できるメリットがある企業です。
紹介した企業以外にも、多くの求人情報があります。気になる方は弊社エイジレスの転職サービス「エイジレスエージェント」までお気軽にお問い合わせ下さい。
次にプリセールスの年収相場を見ていきましょう。
プリセールスの求人から見る年収相場
プリセールスの平均年収を3つの雇用形態ごとに解説します。
- 正社員
- 派遣社員
- フリーランス
プリセールスの年収はスキルや経験年数、企業や雇用体系によって大きく異なります。それぞれ詳しく解説します。
正社員プリセールスの平均年収は640万円
大手求人サイトで、プリセールスの求人をいくつかピックアップし、平均年収を算出しました。結果、正社員の平均年収は640万円ほどでした。
前述で記載したとおり、プリセールスは営業と技術者の両方のスキルが必要です。そのため、企業が求める募集要件の多い分、高年収となります。
正社員の場合は福利厚生やリモートワークで働くことも可能な企業も多く、安定した働き方をしたい人におすすめです。
派遣社員のプリセールスの平均年収は580万円
派遣社員においても正社員同様に大手求人サイトで、プリセールスの求人をいくつかピックアップし、平均年収を算出しました。結果、派遣社員の平均年収は、580万円ほどでした。
ボーナス支給を含めない企業が多数あるため、正社員よりも年収は低いです。
プロジェクトごとの契約で働くことが多く、柔軟な働き方が可能ですが、雇用の安定性は正社員に比べて低い傾向にあります。
フリーランスのプリセールスの平均年収は940万円
大手フリーランスマッチングサイトで、プリセールスエンジニアの求人をいくつかピックアップし、平均年収を算出しました。結果、フリーランスの平均年収は940万円ほどでした。
高いスキルと独立した働き方を求めるエンジニアに適していますが、安定した仕事の確保や福利厚生がないことはデメリットです。
しかし、案件数が多く、指示なく一人で活躍できるエンジニアの年収は正社員よりも高い結果となります。
今よりも年収を上げたい人にフリーランスはおすすめです。
フリーランスとしての活動も視野に入れたい方は、弊社エイジレスのフリーランス向けの「エイジレスフリーランス」までお気軽にお問い合わせ下さい。
次に、プリセールスの具体的な仕事内容について見ていきます。
プリセールスの仕事内容
プリセールスエンジニアの仕事内容を3つ紹介します。
- 営業担当者と一緒に顧客会議に出席し、技術に関する質問に回答する
- 顧客が抱える課題とニーズを汲み取る
- 自社サービスの活用方法を顧客に提案する
顧客とのコミュニケーションから技術業務まで仕事の範囲は広いので、詳しく見ていきましょう。
営業担当者と一緒に顧客会議に出席し、技術に関する質問に回答する
プリセールスの最も重要な仕事は、営業担当者と顧客会議に参加し、技術的な質問に対応することです。会議の場で求められる役割は、顧客からの技術的な質問を技術目線で分かりやすく回答し、顧客の疑問や不安を解消することです。
たとえば、自社サービスの仕様やメリットや活用方法に関する疑問に対し、専門知識を用いて明確に回答します。顧客の信頼を得るために必要な役割であり、案件獲得に大きく影響します。
顧客が抱える課題とニーズを汲み取る
プリセールスの仕事は、自社サービスの説明だけではなく、顧客が抱える課題を理解して対応案をプレゼンテーションも含まれます。提案するためには、顧客のビジネスや最新のIT市場を把握し、最適な解決策を提示する必要があるでしょう。
たとえば、顧客の業務プロセスを効率化したい課題があるとします。解決するためにITツールを選定するために、導入コストや顧客環境にマッチしているか、今後も継続利用できるかといった観点が必要です。
顧客のビジネスや環境を把握した上で提案する必要があるため、ヒアリングやコミュニケーションスキルが常に求められます。
自社サービスの活用方法を顧客に提案する
プリセールスの仕事は、自社サービスを導入することによるビジネスへの良いメリットを提案を行います。顧客のビジネスニーズに合わせて、自社サービスの特徴やメリット、デメリットを明確に示し、具体的な活用方法を提示することが重要です。
実際の導入事例を用いて説明することで、顧客にサービスの価値をより理解してもらうことにもつながります。
解説したように、プリセールスは技術的な知識だけでなく、顧客の課題解決に対する深い理解と提案力が求められる職種です。最新の技術トレンドに触れる機会も多く、自身のキャリアアップにも繋がるため、魅力的な転職選択肢の一つと言えるでしょう。
次に、プリセールスエンジニアとよく似た職種の違いについて解説します。
プリセールスと似た職種との違い
プリセールスの仕事内容を見ると、営業?技術?どちらなのか疑問に感じる方もいるでしょう。本章では間違えやすい職種との違いを解説します。
- 営業との違い
- コンサルトの違い
それぞれの違いを理解して、疑問点が解決できると幸いです。
プリセールスと営業の違い
プリセールスと営業は、よく間違えられやすい職種ですが、役割に明確な違いがあります。営業は商談を成立させることを目標とし、顧客との関係構築・ニーズの把握・契約に至るプロセスが担当です。一方、プリセールスは、技術的な視点でサービスの説明・問題解決、顧客の課題に合わせた技術よりの提案を担当します。
営業は顧客との調整、プリセールスは技術的な視点という点が明確な違いです。
プリセールスとコンサルの違い
技術的な視点となると、コンサルタントも似た職種です。コンサルタントは顧客のビジネスを分析し、業務の効率化や戦略的なアドバイスの提供がおもな役割です。一方、プリセールスは自社サービスや技術に重きを置き、問題をどう解決するかに焦点を当てます。
コンサルタントがビジネス全体の最適化を目指すのに対し、プリセールスは自社サービスや技術を通じて顧客の課題を解決する役割を担います。
職種の違いを理解することは、ITエンジニアとしてキャリアパスを考える上で非常に重要です。
技術的な背景を活かしながら顧客の課題解決に貢献したいと考えるエンジニアにとって、プリセールスは魅力的な職種と言えます。
次にプリセールスの需要と転職市場を見ていきましょう。
プリセールスの需要と転職市場
プリセールスは、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進むIT業界で重要度が増しています。作業の自動化や生成AIなどの新技術が出るたび、それらに関心を持つ顧客に応えなければならないケースも出てきます。そんなときに、営業と技術の橋渡しを担えるプリセールスは需要があるのです。
本章ではプリセールスの需要と将来性を、より掘り下げて解説します。
プリセールスの需要
プリセールスの需要は、クラウドサービス・AI・ビッグデータなどの技術が普及するにつれて、顧客に説明できる人材が求められています。プリセールスは技術的な視点でサービスの特徴や導入メリットを顧客に正確に伝えるために重要な職種です。
営業担当者は商談、エンジニアは技術スキルよりとなるため、橋渡しとなるプリセールスエンジニアは貴重な存在です。
今後ますますIT技術が身近なものにまで広がることを踏まえると、顧客のビジネスに対する深い理解を持つプリセールスへの需要はより高まっていくと考えられます。
プリセールスの将来性
プリセールスは需要が高まっている背景から今後の将来性もあります。新しい技術やサービスが次々と市場に登場している現在、それらが具体的にどんなものかを説明する役割を担うのがプリセールスです。なぜなら、最新技術の知識を持ちながら、顧客のビジネスにどのように適用できるかを示す必要があるからです。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中で、プリセールスはビジネス戦略の重要な鍵となります。プリセールスは企業成長とともにITキャリアの成長機会も大きく、長期的に見ても安定した職種と言えます。
このように、プリセールスは技術とビジネスの両面に渡る幅広い知識が要求される職種です。ITエンジニアが自分のスキルを生かし、さらなるキャリアアップを図るための有力な選択肢となるでしょう。
最先端の技術へ触れる機会があり、将来性もある分野は、多くのITエンジニアにとって魅力的な転職先と言えます。
プリセールスに求められる5つのスキル
プリセールスは営業とエンジニア両方のスキルが必要です。本章ではとくに重要な5つのスキルを解説します。
- ITの知識とスキル
- コミュニケーションスキル
- プレゼンテーションスキル
- 自社サービスの知識と経験スキル
- 最新技術の情報収集スキル
5つのスキルを身につけることで、プリセールスとしてのキャリアアップにつなげることができるでしょう。
ITの知識とスキル
プリセールスは、ITの基本的な知識と技術スキルが必須です。ネットワークやソフトウェア、クラウドコンピューティングなど、幅広い知識が求められます。
たとえば、システムをクラウドサービスに移行したい場合、ネットワークの帯域や通信速度・移行可能なシステム基盤などに適しているか判断する必要があります。また、技術の進化に合わせて、頭の中を常に最新の知識を更新し続けることも重要です。
コミュニケーションスキル
プリセールスは、顧客と密なコミュニケーションを取るスキルが必要です。顧客の課題やニーズを理解し、最適な解決策を提案するためです。
たとえば、顧客の課題が分からなければ、どんなに良いサービスでも顧客は導入してくれません。顧客と密にコミュニケーションを取り、正確に課題を汲み取るスキルが求められます。
プレゼンテーションスキル
プリセールスは、サービスの価値を顧客に分かりやすく伝えるプレゼンテーションスキルが必要です。
たとえば実際に客先に訪問し、顧客の課題をどのように解決するのか、事実に基づく具体例をわかりやすく説明できれば信頼や安心を勝ち取ることができます。
自社サービスの知識と経験スキル
プリセールスは自社のサービスに関する深い知識が必要です。提案するサービスの機能やメリット、競合他社との比較ポイントなどを含みます。自社のサービスを深く理解し、顧客に適切に伝えることができれば、信頼性と説得力が増します。
最新技術の情報収集スキル
プリセールスには最新の技術トレンドを情報収集し、自社サービスの付加価値を高めるスキルが必要です。
たとえば、新しいクラウド技術やAIの動向を追い、自社サービスにどのように活用できるかを理解し、顧客に提案します。
解説した5つのスキルを身につけることで、プリセールスとしての専門性を高め、転職市場において、他の転職希望者より優位に立つことができるでしょう。
次にさらに優位になるために、おすすめの資格を3つ紹介します。
プリセールスにおすすめの資格3選
未経験からプリセールスになるためには、スキルを証明するために資格保有が重要です。おすすめの資格を3つ紹介します。
- 応用情報技術者試験
- ITストラテジスト試験
- システムアーキテクト試験
IT業界における幅広い知識と技術を習得することで、顧客の課題を解決することに役立ちます。
応用情報技術者
応用情報技術者試験は、情報技術に関する幅広い知識と応用力を証明する資格です。ソフトウェア開発・ネットワーク・データベース管理など多岐にわたる基本知識を持つことを示します。
プリセールスはIT全般の技術を深く理解し、顧客に適切な解決策を提案する能力が求められるため、非常に有効な資格です。
ITストラテジスト
ITストラテジスト試験は、ITを活用したビジネス戦略を立案可能であることを証明する資格です。本資格を持つことで技術だけでなく、ビジネスの観点から戦略的に考える視野を持つことができます。
プリセールスは顧客のビジネス課題に対して、技術的な観点以外にも戦略的な提案を行うことが求められるため、ITストラジストの資格は重要な資格です。
システムアーキテクト
システムアーキテクト試験は、システム全体の設計が要件に最適化されているのかを評価する資格です。本資格はシステムの全体像を把握し、効率的かつ効果的なシステム設計スキルを持っていることを証明します。
プリセールスは、顧客の要求を満たすためのシステム設計の知識が必要となるため、非常に有用な資格です。
ここまで紹介した資格を取得すれば、未経験からでもプリセールスを目指すことが可能です。
次にプリセールスに向いている人の特徴を3つ解説します。
プリセールスに向いている人の特徴3つ
プリセールスの職種に向いている人の特徴を3つ紹介します。自分がプリセールスに向いているか確認しましょう。
- 自分のITスキルで顧客の悩みを解決したい人
- 自社内の多くの人と協力しながら働きたい人
- 営業と技術両方のスキルを伸ばしたい人
それぞれ詳しくみていきます。
自分のITスキルで顧客の悩みを解決したい人
プリセールスに向いている人は、自分のITスキルを活かして顧客の問題を解決したいという強い意志があります。
プリセールスは、技術的な知識や経験を用いて顧客の悩みや要望に対応し、適切なソリューションの提案を行います。現在勤めている企業で、誰にも感謝されない・やりがいがないなど不満を持っている方におすすめする職種がプリセールです。
自社内の多くの人と協力しながら働きたい人
プリセールスは、自社内のさまざまな部門と協力しながら業務を行います。営業部門・製品開発チーム・マーケティング部門と連携し、商談からシステム導入まで一連の作業が必要なためです。
チームで動くことに抵抗がなく、異なる部署の人とコミュニケーションを取るスキルを持つ人は、プリセールスに向いています。
営業と技術両方のスキルを伸ばしたい人
プリセールスは、技術的な知識だけでなく、営業スキルも同時に必要とされる職種です。顧客のニーズを理解し、製品やサービスの価値を分かりやすく伝えるスキルが求められます。
そのため、技術的な面だけでなく、営業やコミュニケーションのスキルも磨きたいと考える人はプリセールスに向いています。
紹介した特徴を持つ人は、プリセールスとして活躍できるでしょう。転職を考える人は、プリセールスという職種が自分に合っているかどうかを確認してみてください。
下記の記事では、現役のプリセールスエンジニアがそのやりがいについて詳しくまとめています。興味のある方はぜひご覧ください。
プリセールスはどんな仕事?現役プリセールスが役割・業務内容・必要スキルを解説
プリセールスとは、商談などの営業活動を技術的な立場からサポートするエンジニアです。営業が提案や契約手続きなどの商談全体を進めるのに対して、プ
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プリセールスがきついと言われる3つの理由
プリセールスの職種は魅力的と感じる一方で、厳しさもあります。本章ではプリセールスの仕事が「きつい」と言われる3つの理由を解説します。
- ノルマが課せられ、数字を追う必要がある
- 技術と営業両方のスキルが求められる
- 常に最新技術を追う必要がある
これからプリセールスへ転職を考えている方は事前に知っておくことが重要です。
ノルマが課せられ、数字を追う必要がある
プリセールスは営業の役割も担うため、売り上げ目標やノルマが設定されることがあります。売上の目標を達成するために積極的な提案を行い、結果を出す必要があります。これまでエンジニア経験しかない方は、精神的な負担になることもあります。
技術と営業両方のスキルが求められる
プリセールスは、技術的な知識と営業スキルの両方を兼ね備える必要があります。技術的なスキルを習得しつつ、顧客とのコミュニケーションやプレゼンテーションも行う必要があるため、身につけるために時間を要します。
常に最新技術を追う必要がある
プリセールスは、常に最新の技術や市場の動向に精通している必要があります。IT業界は日々進化しており、新しい技術や製品が次々と登場します。これらの最新情報をキャッチアップし、自社の製品やサービスにどのように適用できるかを理解するのに多くの時間を要することは明らかでしょう。
これらの理由から、プリセールスの仕事は精神的にも技術的にも求められることが多い職種です。しかしその分、高い専門性と経験を身につけることができ、今後のキャリアアップにつながる可能性もあります。
次に、未経験からプリセールスの職種に転職するための方法を解説します。
未経験からプリセールスになるには|3つのステップが必要
未経験からプリセールスになるためには、段階を踏むことが重要です。プリセールスは技術知識と営業スキルの両方を要求されるため、バランスよく身につけることが成功の鍵です。
- STEP1:現在の職種と別分野の経験を積む
- STEP2:社内企画に立候補し、コミュニケーションとプレゼンテーションスキルを身につける
- STEP3:プリセールスの現場に同席する
それぞれ詳しく解説します。
STEP1:現在の職種と別分野の経験を積む
営業経験があるか、システム開発経験があるかで違いがあるので、それぞれでどのような経験を積むべきかを解説します。
営業経験がある方は、システム開発を経験する
営業経験がある方は、初めにシステム開発経験を積むことがおすすめです。プログラミングやシステム設計の基本的なITスキルを学びましょう。実際にプロジェクトに参加し、サービスの技術的な側面を理解することで、顧客に自信を持って説明できるようになります。
システム開発経験がある方は、顧客の会議に同席させてもらう
システム開発の経験がある方は、顧客との会議に同席させてもらうことをおすすめします。営業チームと協力しながら実際の顧客とのやり取りを通じ、顧客のニーズやビジネスの課題を知る機会を持ちましょう。
STEP2:社内企画に立候補し、コミュニケーションとプレゼンテーションスキルを身につける
社内で開催される企画やプロジェクトがある場合は積極的に参加し、コミュニケーションスキルとプレゼンテーションスキルを磨きましょう。
社内の企画は、バックオフィスや営業・エンジニアといった各部署とコミュニケーションが必要になります。進める中で、社内コミュニケーションや顧客に対する効果的な提案スキルを高めることができます。
STEP3:プリセールスの現場に同席する
プリセールス業務に就く前に、実際の現場に同席して学ぶ機会を持つことがおすすめです。プリセールスの仕事内容や求められるスキルを理解し、思い描くギャップがないことを確認しましょう。
転職は大きな分岐点となりますので、慎重に決めることが重要です。
続いて、プリセールスのキャリアアップ支援におすすめの転職エージェントを紹介します。
プリセールスのキャリアを描くなら転職エージェントにご相談を!
プリセールスとしての転職を考える際、転職エージェントの活用がおすすめです。未経験者でもプリセールスとして成功するための適切なアドバイスやサポートを提供できます。
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また、プリセールスとしての評価が高い方は、フリーランスとしての活動も視野に入れる価値があります。本記事で紹介した資格の取得に加え、アピールポイントをうまくクライアントに伝えられれば、高単価案件獲得のチャンスも広がるでしょう。
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まとめ | プリセールスは顧客の課題を解決できる魅力的な職種で求人も多い
本記事では、現役エンジニアの視点から以下のことがわかりました。
- プリセールスの平均年収は640万円でフリーランスだと、940万円にアップする
- プリセールスは営業と技術の両方のスキルが必要である
- IT技術の進化やDXが進む中で、プリセールスの需要は高まっている
- プリセールスは自身のITスキルや経験で顧客の悩みを解決したい人におすすめの職種
- 未経験からでもプリセールスに転職は可能
プリセールスエンジニアの転職市場は活発で、高年収が見込める職種です。
転職を成功させるためには、ITスキルと営業スキル両方を習得することが年収アップにつながります。また、資格取得や最新技術のキャッチアップも重要です。
未経験からでも転職可能ですが、具体的にどのように進めていけばよいか迷うこともあるでしょう。
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