40代からフリーランスになれる?活躍のコツや注意点も解説

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40代でフリーランスへの転身を考えている人は、今までのキャリアを活かして自由な環境で仕事をするチャンスです。しかし、実態がよくわからないままフリーランスになると、後悔する結果になるかもしれません。
そこで本記事は、フリーランスの実態を紐解きながら、40代でフリーランスになる方法や活躍のコツをお伝えします。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • フリーランスの5人に1人は40代
  • 専門知識を活かせる職種ほど年収が高い傾向にある
  • フリーランスになる前に副業などで経験を積むことが大事
  • 活躍するには納期の厳守など自己管理の徹底が求められる

フリーランスにおすすめの案件探し方法

フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。

Tech Stock 
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
【公式】https://tech-stock.com/

エイジレスフリーランス
年齢不問/上流商流のハイクラス案件に特化したエージェント。
SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
【公式】https://freelance.ageless.co.jp/

40代フリーランスの実態

カフェで仕事をする男性

フリーランスとは、特定の組織に属さない形態で自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人のことを指します。日本におけるフリーランスの人口は462万人で、年齢構成は以下のとおりです。

~29歳11%
30歳以上17%
40歳以上22%
50歳以上20%
60歳以上30%

参考:「フリーランスの年齢構成 ‐内閣官房日本経済再生総合事務局」

上記からわかるように、フリーランスのうち40代が占める割合は22%と、5人に1人は40代であることがわかります。

フリーランスを選ぶ理由

フリーランスを選択した理由として、自由度の高さを挙げる人が多い傾向にあります。統計によると、フリーランスになった理由は以下のとおりです。

自分の仕事のスタイルで働きたいため57.8%
働く時間や場所を自由にするため39.7%
収入を増やすため31.7%
より自分の能力や資格を生かすため27.3%

参考:「フリーランスという働き方を選択した理由‐内閣官房日本経済再生総合事務局」

フリーランスになった理由でもっとも多い回答は「自分の仕事のスタイルで働きたいため」です。フリーランスは、会社のような就業規則に縛られることのない自分らしい働き方が実現できます。
また、次に多かった回答の「働く時間や場所を自由にするため」からわかるように、好きな時間に好きな場所で働ける自由度の高さもフリーランスの魅力といえます。

フリーランスとして成功すれば、自分の能力を存分に生かして、会社員時代より収入を増やすことも可能でしょう。40代であれば仕事の経験やスキルを十分に積んできている人が多いため、同じ業種への転職であればフリーランスになれる一定の基準はクリアしているともいえます。

フリーランスの職種と平均年収

フリーランスになる際は、職種ごとの平均年収も参考にしてください。現在の生活はもちろん、将来の老後生活も考慮すると、40代がフリーランスへ挑戦するためにはある程度収入の目途を立てることが必須です。
思っていたより年収が低くなると人生設計が狂うことにもなりかねないため、まずは以下でフリーランスの職種と平均年収を確認してみましょう。

職種平均年収(万円)
士業316.4
経営・企画職292.7
ITエンジニア255.7
研究・開発233.4
営業職230.2
トレーナー・コーディネーター229.9
Webデザイナー・グラフィックデザイナー209.0
事務職200.9
クリエイティブ職(写真・動画・ナレーション・ライター等)198.6
コンサルタント198.2
翻訳・通訳182.7
講師・メンター179.7

参考:「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版‐ランサーズ_PR」

表を見ると、士業やエンジニア、デザイナーなど、専門スキルが必要な職種が多くランクインしています。また、経営・企画職や研究・開発、営業職など、前職の経験が活かせる職種も、収入が高めです。
平均年収を記載しているため、必ず上記の収入が約束されるわけではない点に注意は必要ですが、職種によって年収の高さに一定の傾向があることがわかります。

なお、クライアントとの契約の仕方によって異なってくるのが、報酬単価です。たとえば、ひとつの企業と業務委託契約をして単価の高い仕事を継続的に受注する形もあれば、複数のクライアントを相手に単価がそこまで高くない仕事を多数請け負う形もあります。質と量のどちらで勝負をするのかは、自由に決められます。

40代からフリーランスになるメリット

ビジネスマンの握手

40代からフリーランスを目指すとき、もっとも強みとなるのはこれまでの仕事で得てきた経験やスキルが活かせる点です。活かし方次第では、会社員時代よりも高収入を得ることも不可能ではありません。
また、フリーランスは定年がないため、老後を見据えた収入の確保にもつながります。それぞれのメリットを、以下で詳しく解説します。

経験やスキルが活かせると重宝される

企業などで経験やスキルを積んできた人であれば、若い人にはない即戦力を兼ね備えた人材としてクライアントに重宝されるでしょう。自分がどのようなスキルを身につけてきたのかをしっかりアピールすれば、フリーランスになっても活躍できます。

頑張り次第で収入が増える

フリーランスは仕事の量や内容を自分で決められるため、自分の頑張り次第では大幅な収入アップも見込めます。会社員ではおおよその年収はすでに決まっている場合も多いですが、フリーランスに収入の天井はありません。経験やスキルを上手に活かせれば収入を増やせるでしょう。

定年退職制度がないため仕事を続けられる

フリーランスは企業にあるような定年退職制度はありません。老後も仕事をして収入を得たい場合は、そのまま働き続けられます。老後資金に不安があっても、フリーランスとして働く場を40代のうちから確保しておけば職場がなくなる不安が少なくなり、安心して老後を迎えられます。

40代からフリーランスになるデメリット

0とスマートフォンと手

40代からフリーランスになるにあたって、最大のデメリットとなるのが収入の不安定さです。クライアントの状況次第で仕事が突然なくなる、といったこともありえます。
また、経験やスキルがない未経験の職種でフリーランスを目指すのは困難であると言わざるを得ません。40代でフリーランスになるデメリットを、以下で詳しく見ていきます。

仕事が安定せず収入が下がることもある

フリーランスは、会社員のように毎月固定された収入を得られる可能性は低いです。クライアントから受注する仕事量の変動や、成果物の納品のタイミングによって、毎月の収入額は変わってきます。
また、クライアントからの継続依頼がなくなる場合もあり、クライアントが自分より良いと思う相手が見つかれば簡単に契約を終了させられてしまいます。このように、フリーランスは実力主義の世界であることを必ず念頭に置いておきましょう。

未経験の職種は仕事を受注しにくい

フリーランスはある程度の実績がないと、仕事を獲得するのは困難です。即戦力がほしいクライアントが多いため、経験やスキルのない未経験者には発注されにくいでしょう。ただし、未経験者でも低単価な報酬で発注したいクライアントもいるため、経験を積む目的もかねて応募してみるのもひとつです。

福利厚生や社会保険の補助を受けられない

フリーランスには、健康診断料の補助や業務中のケガや病気を補償する労災保険といった、福利厚生制度はありません。加えて会社員のときは会社に半額負担してもらっていた社会保険料も、全額自己負担になります。
フリーランスに支払い義務のある社会保険は国民年金保険や国民健康保険で、40歳からは介護保険も加わります。思わぬ出費とならないよう、社会保険で支払うべき金額をあらかじめ把握しておきましょう。

フリーランスになる手順

パソコンとスマートフォンと男性

フリーランスになるためには、どのように進めたらいいのかを紹介します。

副業からスタートする

フリーランスの仕事が続けられるかは、実際にやってみないとわかりません。もしフリーランスの活動が思っていたより収入につなげられず、やはり会社員に戻りたいと思っても、退職してしまっている場合、もとの職場に戻るのはほとんど難しいでしょう。したがって、副業で前もってフリーランスの仕事の感触を確かめておくのが大切です。

会社を退職したら開業届を出す

副業を通してフリーランスの仕事が軌道に乗り、フリーランスで生計を立てられる自信がついてきたら、会社を退職したあとに開業届を出します。開業届はいつ出しても問題ありませんが、事業を開始してから1か月以内に出すのが原則です。確定申告で所得税の控除を受けられる「所得税の青色申告承認申請書」も同時に提出すると良いでしょう。

ただし、青色申告は申告する年度の3月15日までに提出する必要があるため、それ以降の年度の途中に出すと申告は翌年分からになる点に注意しましょう。開業届や青色申告承認申請書は税務署の窓口や郵送にて提出できますが、マイナンバーカードがあればネットからも申請できます。

参考:「[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続‐国税庁」

仕事の獲得方法

パソコンと笑う女性

フリーランスが仕事を獲得する方法はさまざまにありますが、たとえば以下の方法が有効です。

  • クラウドソーシング
  • フリーランス専用のエージェント
  • SNSなどを使った直接営業

クラウドソーシングやエージェントは、フリーランスの仕事を始める際にまず検討したい方法です。仕事に慣れてきたら、SNSなどを使って自分で直接クライアントに営業してみるのもいいでしょう。以下でそれぞれの特徴を知って、自分にあった仕事獲得方法を見つけてください。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、企業や個人がネット上で不特定多数の人に向けて仕事を募集するサービスのことです。仕事の条件や内容が職種別に一覧で見やすくまとめられているため、初心者でも利用しやすいでしょう。
また、クラウドソーシングサイトを利用すれば報酬を保障してくれるため、万が一クライアントに報酬を踏み倒される心配もなく、安心して利用できます。ただし、仕事を仲介してもらう対価として手数料を支払う必要があります。

フリーランス専用のエージェント

フリーランス専用のエージェントは、自分のスキルや希望に応じた案件の紹介や契約などを代わりにおこなってくれます。営業が苦手、仕事の適正価格がわからない、本業に集中したいといった人におすすめの方法で、特にIT系フリーランスのエージェントが多い傾向にあります。
40代フリーランスでIT系のエージェントを利用したい人は、長期的な活動も踏まえて、年齢制限がないエイジレスフリーランスのようなエージェントを選ぶと良いでしょう。

知人からの案件紹介

知り合いから案件を紹介してもらえる場合は、クラウドソーシングやエージェントとは異なり、契約内容や料金設定を柔軟に設定できます。案件を紹介してもらえるような知人がいない場合は、SNSなどを使ってクライアントを探し、直接営業するのもひとつです。
仲介業者を介さない直接契約ができれば、手数料が発生することもありません。その代わり、契約書や請求書の作成、クライアントとのやり取りはすべて自己責任でおこなうことを覚えておきましょう。

フリーランスにおすすめの案件探し方法

フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。

Tech Stock 
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
【公式】https://tech-stock.com/

エイジレスフリーランス
年齢不問/上流商流のハイクラス案件に特化したエージェント。
SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
【公式】https://freelance.ageless.co.jp/

フリーランスで活躍するためのコツ

多くの仕事を抱える男性

フリーランスとして仕事を獲得して収入を増やし、自由な働き方を手に入れるためには、自分を律する姿勢が大事です。仕事の量やスケジュール管理をしっかり把握し、仕事への向上心を持ち続ける必要があります。以下のコツを身につけて、活躍できるフリーランスになりましょう。

スケジュール管理をしっかりして納期を厳守する

フリーランスはクライアントとの信頼関係が重要なため、納期は厳守しましょう。約束通りに仕事を進められないフリーランスは、継続して案件をもらえなくなります。納期を守るためにも、自分の容量を超えた仕事量を受注しないことや、しっかりとスケジュール管理をしてコツコツと仕事を進める姿勢が大事です。

複数案件を受注して収入ダウンのリスクを抑える

フリーランスはいつ仕事がなくなるかわからないリスクが常にあるため、複数の案件を回しながら収入ダウンのリスクを減らしましょう。案件をひとつにしぼると、そのクライアントの案件が終了すると収入がなくなり危険です。無理のない範囲で仕事先を複数用意しておくと、もしもの時も安心といえます。

向上心を持って学び続ける

フリーランスは良くも悪くも実力主義の世界です。経験やスキルがあるからといって慢心せず、周りに追い抜かれないように常に学び続けましょう。仕事の質を保ち、クライアントに喜んでもらうためにも、常に向上心を持って仕事に取り組む姿勢は大事です。

40代フリーランスは経験を活かすことが大事

太陽と男性

40代からフリーランスになって活躍している人は、経験やスキルを活かせる職種を選んで、コツコツと仕事を継続してクライアントからの信頼を勝ち得ています。フリーランスの5人に1人は40代であり、40代という年齢が理由でフリーランスになれないことはありません。
自分に何ができるのかを把握して、挑戦できそうな職種が見つかったら、まずはクラウドソーシングやエージェントサービスに登録するといった行動力が大事です。

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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。