SESエンジニアをスキル不足で辞めたいと感じたら?|対処法を解説
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おいとま
そるふ
「SESでエンジニアをしているけどスキル不足に感じて辞めたいと思っている」
「SESエンジニアとしてスキル不足を感じてるが、このまま続けようか辞めようか悩んでいる」
SESエンジニアとしてスキル不足で悩んでいる人が、続けるべきか辞めるべきかは、エンジニアの置かれている状況次第です。
この記事では、SESエンジニアとしてスキル不足を感じ辞めたいと思ったときの対処法やスキルを補う方法、転職をする場合のおすすめの方法を解説しています。
元SESエンジニアである筆者も、スキル不足を感じて辞めたいと思ったことが、就業中に2回ありました。
SESエンジニアとして働く中でスキル不足を感じると自分そのものを否定されてるようで辛いですよね。
しかし、実際にはスキル不足であったとしても、それをサポートしない環境の問題や、そもそも案件側に問題がある可能性もあります。
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- 【この記事を読んでわかること】
- SESでスキル不足を感じて辞めたいと思ったたら、まずはスキルアップに取り組む
- SESエンジニアのスキル不足には、職場での質問の仕方やコミュニケーション不足などが原因の場合もある
- SESでスキル不足を感じて辞めたいと思ったら、現場変更や転職も考えてみる
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SESエンジニとしてスキル不足に感じ辞めたいと思った時の対処法3選
SESエンジニアの方で、もしスキル不足を理由に辞めたいと考えている人は、どのような対処をすれば良いでしょうか。
結論を言うと、SESエンジニアの置かれている状況によって対処法が異なります。
スキル不足と感じるエンジニアの状況には下記の3点があります。
【スキル不足と感じるエンジニアの状況】
- 詳細設計書に応じたコーディングができない
- 理解できないところを他のエンジニアに質問しても、まともに答えてもらえない
- コーディングのスキルがいらなら業務ばかりしかさせてもらえない
どちらの状況も、開発未経験からSESに入社したエンジニアに多いです。
そして、スキル不足に対しては、筆者の経験から下記の3つの対処法が考えられます。
- 勉強する
- 現場変更を依頼する
- 転職する
それぞれ順番に解説します。
勉強する
上記【スキル不足と感じるエンジニアの状況】の1・2の場合は、開発言語に対する根本的な知識が不足しているため、自分で勉強してスキルをつける必要があります。
なぜなら、現場のほかのエンジニアやクライアントは、あなたを「スキルがある人」として来てもらっていると思っているからです。
そのような中スキル不足で業務がなかなか進まなかったり、ほかのエンジニアへレベルの低い質問をしていたりすると、周囲も不安を感じてしまい、本人も自信がなくなります。
これを解決するには、業務とは別に、自分でも勉強することが大切です。
勉強した結果スキルが付いて、SESエンジニアとして業務についていければ、スキル不足で辞めたいという気持ちは少なくなっていきます。
現場変更を依頼する
上記【スキル不足と感じるエンジニアの状況】の3の場合、SES担当営業へ現場変更の依頼をお願いしてみるのも一つの方法です。
SESでスキル不足により辞めたいというエンジニアは、まず自社のSES営業に相談してみましょう。
なぜなら、自社の中でほかにも自分に合った現場案件を持っている可能性があるからです。
SES営業としては客先との関係から、そのままエンジニアに今の現場で活躍してもらいたいところですが、このまま継続することにより現場にも本人にも悪影響となるのであれば現場変更も仕方がありません。
現場変更は、原則SES と客先との契約期間終了のタイミングで行います。
まずは担当のSES 営業に理由を正直に話して相談してみましょう。
転職する
SESでスキル不足により辞めたいというエンジニアの最後の対処策は「転職」です。
上記【スキル不足と感じるエンジニアの状況】の1〜3すべての状況において、SESエンジニアを辞めたいと感じる可能性があります。
転職を考える場合も、まずはSES営業へ相談です。
ただし、上記の現場変更と同様に、転職する場合も客先との契約期間を考慮して退職時期を決める必要があります。
SESエンジニアのスキル不足を補うためにできること
SESエンジニアとしてスキル不足に感じて辞めたいと思った時の対処法を解説してきましたが、できれば「今の現場でスキル不足を克服」できるのが理想的です。
なぜなら、スキル不足が克服できれば自信につながり、現場でも仕事がしやすくなるからです。
また、仮に後々転職する場合でも、ある程度のスキルと実績ができているため有利となります。
今の現場にいながら、SESエンジニアがスキル不足を補うためにできることは下記の通りです。
- 質問の仕方を見直す
- システムの目的を考えながら仕事をする
- 周囲の人と積極的にコミュニケーションをとる
- 休日などにスキルアップの勉強をする
それぞれ順番に解説します。
質問の仕方を見直す
SESでスキル不足により辞めたいと感じているエンジニアの方に、まず振り返っていただきたいのが、「職場で適切な質問の仕方をしているか」ということです。
なぜなら、本来なら職場のメンバーから適切にアドバイスいただけそうなことにも、まともに回答してもらえなくなる可能性があるからです。
まともに回答してもらえなくなるから、なかなかスキルが付かなくなり、嫌になって辞めたいと感じるようになってしまいます。
コーディングで分からないことがあったときに調べもせず、職場のメンバーにいきなり質問していると、聞かれたほうは「何も考えていないのでは」と思うものです。
たとえば、「このフィールドに入っている日付データがうまく画面に反映されません。どうしたらいいですか。」という抽象的な聞き方をしたところで、聞かれたほうは次のように感じます。
- 問題に対して自分で調査しようとせず、手っ取り早く他人に任せようとしているのではないか
- このエンジニアは自分の力で解決しようとしないので、成長の余地がないのではないか
分からないところを聞くのであれば、まず自分で問題の原因を調べて、次のように質問するのが礼儀です。
「このフィールドに入っている日付データが画面に反映されなくて困っています。フィールドのデータ形式も合っており、ログのエラーメッセージも確認しましたが、エラーに関係するメッセージはありませんでした。デバッグも試したのですが不自然なところが見当たりません。一度ロジックを確認してもらえないでしょうか。」
このように聞くことで、相手に次のような印象を与えます。
- 自力で真剣に問題に取り組んでいる
- 具体的なアドバイスを求めいてる
答える側も、上記のような姿勢や聞き方であれば、力になってあげようと思うものです。
職場における質問の仕方一つで、分からないことが分かるようになり、業務がスムーズに進むことも多いです。
職場の人に気負わず質問できて回答が得られるようになれば、困難を解決できるようになってくため、スキルもどんどん身に付いていきます。
システムの目的を考えながら仕事をする
SESでスキル不足を感じ辞めたいと感じているエンジニアの特徴として、「システムの目的を考えながら仕事をしていない」という点が挙げられます。
いわゆる「言われたことだけやる」という仕事のスタイルです。
たとえば、海外出張旅費システムの開発において詳細設計書に「”社員単独”か”家族帯同”かをラジオボタンで選び、入力欄に家族氏名と旅費を入力する」という指示があったとします。
この場合、「誰が誰に対して何の目的でこのシステムを使うのか」というシステムの目的を踏まえてコーディングすることが大切です。
もしシステムの目的が理解できていれば、「社員単独」のラジオボタンを選択した時に社員の旅費のみを入力できる入力欄をつくり、家族分は表示しないかグレーアウトさせて入力できないように作ります。
なぜなら、必要のない家族分の入力欄を残すことで誤入力・不具合の原因となるからです。
しかし、システムの目的を理解せず詳細設計書どおりに作ると、ラジオボタン選択による表示制御を含めずに作ってしまいます。
結果的にクライアントから修正を依頼され、余分に稼働がかかることになり、クライアントや職場のメンバーに迷惑をかけることになります。
このあたりの挙動は詳細設計書に指示がないこともあるので、エンジニアが気づいて臨機応変に対応すべきです。
筆者の場合、自分が開発に携わっているシステムを誰がどのように使うものなのか理解しないまま不自然なコーディングを行い、先輩エンジニアに怒られた経験が何度かありました。
システムの目的を考えながら仕事をすることで、不自然な質問や作業が減り、スキル習得もしやすくなります。
SESでスキル不足を感じて辞めたいと考えるエンジニアは、常駐先のほかのエンジニアとのコミュニケーションがうまく取れているか考えてみてください。
なぜなら、エンジニア同士で良好なコミュニケーションが取れていれば、わからないことも気軽に相談できたり新しい情報が入ってきたりしやすいからです。
結果的にスキルが付きやすくなり、業務がスムーズに進みます。
一方、コミュニケーションが取れていないと、独断で仕事を進めてミスを多発したり、なかなか情報交換ができなかったりしてスキルアップが遅れます。
その結果、スキル不足を感じて辞めたいと思うようになるのです。
常駐先のほかのエンジニアとのコミュニケーションも積極的にとっていきましょう。
休日などにスキルアップの勉強をする
SESでスキル不足を感じて辞めたいと考える理由には、「そもそもスキルアップにつながる仕事をさせてもらえない」という状況が原因の場合もあります。
たとえば、「テスト作業しかさせてもらえない」「要件定義のような上流工程の仕事をさせてもらえない」などがあります。
このような状況では、「スキルがないから、今の会社は辞めて他の会社に転職したほうが良いのでは」とも考えがちです。
しかし、今の会社を続ける場合も辞めてほかの会社に転職する場合も、スキルアップは必須です。
SESエンジニアとして働きながら時間を作るのは大変かもしれませんが、休日などを使って業務に直結する言語や資格の勉強をするなど、スキルアップをはかっていきましょう。
おすすめのプログラミングスクール
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プログラミングスクールでは、将来の転職を見据えて実践的なカリキュラムや、転職活動のサポートも行っています。
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SESでスキル不足を理由に辞めたいと感じているエンジニアに向けて、スキル不足を補う方法を解説してきました。
さらに加えて、それでもスキル不足を感じて辞めたいと感じてしまうのであれば、業務外でスキルを獲得するためにできることを考えてみましょう。
業務外でスキルを獲得するためにできることは下記のとおりです。
- 独学で学ぶ
- スクールに通う
- 仕事の休憩時間に検証してみる
それぞれ順番に解説します。
独学で学ぶ
SESエンジニアとしてスキルを獲得するためにすぐに取り組めるのが、参考書などで独学する方法です。
現場で使われる基本的な開発言語のスキルが足りていない人は、参考書で体系的に学んで基礎を身に付けることにつとめてください。
まずは、参考書で学んだことと実際の業務で書こうとしている処理が、自分なりに頭の中でリンクできるようになるレベルを目指しましょう。
ある程度のレベルまで知識が付いたら、「やりたい処理」を中心にネットで調べてみて下さい。
また、YouTubeなどの動画で調べてみることもおすすめです。
スクールに通う
SESエンジニアとしてスキル不足を感じて辞めたいと考えている人には、独学の他にプログラミングスクールに通ってスキルアップをはかるのも一つの方法です。
スクールでは、独学では理解できない部分を講師に質問できるため、より理解が深まります。
最近では、動画配信で受講できるスクールもあり、時間と場所を選ばずに動画を視聴できることから忙しいエンジニアにもおすすめです。
ただし、独学と比べて費用がかかる点がデメリットです。
仕事の休憩時間に検証してみる
SESでスキル不足により辞めたいと感じているエンジニアには、できれば休憩時間も職場で動作検証してみるなど、時間と環境を有効活用しましょう。
なぜなら、自宅やスクールなどで、現場と同じ開発環境の下で動作検証を行うのが難しい場合があるからです。
システム開発の環境によっては、開発に使用しているツールが高額なため、とても個人では用意できないことがあります。
その場合、「家でもロジックの動作検証をしてみよう」というわけにはいきません。
休憩時間がなくなるため少々キツイですが、少しでも現状を何とかしたいのであれば、自主的に取り組んでみましょう。
SESエンジニアとしてスキル不足を感じた時の転職のススメ
ここまで、SESエンジニアとしてスキル不足を感じている人に向けてスキルをつけるための方法を解説してきました。しかし、それでも辞めたいと感じる場合は、転職することも考えてみましょう。
転職することにより、自分の持っているスキルに合った業務ができたり、新たなスキルを身に付けられる可能性もあります。
SESエンジニアの転職先としては、以下のようなところが考えられます。
- 自社開発企業
- SIer
- 社内SE
- 他のSES企業
- フリーランスエンジニア
- 異業種
SES エンジニアからの転職については以下の記事でも解説しておりますので参考にしてみてください。
SESからの転職!転職先事例や失敗しないポイントを経験者が徹底解説
「SESから転職してキャリアアップをはかりたい」「結婚や育児をきっかけに、SESの働きかたを見直したい」「SESから転職したいけど、次の就職
転職や独立でお悩みの場合はエイジレスにご相談ください
おいとま
もし、SESエンジニアの方でスキル不足を感じてやめたいと思っている方は、一度エイジレスまでご相談ください。
エイジレスでは、転職者向けの「エイジレスエージェント」とフリーランス向けの「エイジレスフリーランス」という2つのサービスを運営しております。
特徴としては 年齢不問の求人のみを扱っており、60代以上の 転職成功実績も多数あることです。
エイジレスエージェントでは、人材業界に10年以上経験のあるベテランのキャリアコンサルタントが担当となり、求人のご紹介だけでなく、リスキリングについてもサポートしています。
そもそも開発の経験すらない人でもIT系のセールス・PM・PMO・PL・コンサル等の求人を紹介できることもあるので、元SESエンジニアの方であれば、サポートもさせていただきやすいです。
さらにエイジレスフリーランスでは、フリーランスとして独立したいエンジニア向けの案件を紹介しております。
元SESエンジニアの方でも、フリーランスエンジニアへの転職をお考えであれば、スキルやご希望に合わせて案件を紹介できます。
「転職したいけど今のスキルに自信がない」「もう50代になってしまったので採用してくれそうな会社がない」と感じている方も是非ご相談ください。
まとめ|SESにてスキル不足で辞めたいと感じたら、まずはスキルアップを
おいとま
この記事を読んで、以下のことがわかりました。
- SESでスキル不足を感じて辞めたいと思ったたら、まずはスキルアップに取り組む
- SESエンジニアのスキル不足には、職場での質問の仕方やコミュニケーション不足などが原因の場合もある
- SESでスキル不足を感じて辞めたいと思ったら、現場変更や転職も考えてみる
「エンジニアになりたい」と思ってSES企業に入社したにもかかわらず、スキル不足を感じて辞めたいと思うエンジニアは珍しくありません。
エンジニアになる前に独学でプログラムを勉強していたとしても、独学で学べるスキルと実務で要求されるスキルには、大きなレベルの差があります。
「こんなはずじゃなかった」と思うところですが、まずはこの記事も参考にしながらスキルを付ける方法を考えてみてください。
ただし、どうしても今の現場についていけないのであれば、現場変更や転職も検討してみましょう。
今の現場を続ける場合も、現場変更や転職をする場合も、スキル不足を補う営みは決して無駄にはなりません。
SESエンジニアとしてスキル不足を感じて辞めたいとお悩みの方は、この記事も参考にしながら、スキル不足克服に向けて取り組んでみてください。