
PMOコンサルタントとPMOの違いは?|PMOコンサルタントの役割を解説
PMOコンサルタントを目指す人には「PMOコンサルタントとPMって何が違うの?」と思う人がいるかもしれません。
PMOコンサルタントの役割はプロジェクト管理を行うPMのサポートです。この記事ではPMOコンサルタントの仕事内容などを解説しています。
この記事を読めばPMOコンサルタントとPMの違いが理解できるでしょう。
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- 【この記事を読んでわかること】
- PMOコンサルタントは組織全体のプロジェクトの管理と問題解決を行う
- 企業からの需要は高まり続けておりPMOコンサルタントの将来性は高い
PMOコンサルタントとは

PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)コンサルタントは、PMOの構築や改善を支援する専門家です。
組織内のプロジェクトを管理してベストプラクティスを統一する役割を担っています。
ここでは、以下3つの観点でPMOコンサルタントについて見ていきます。
- PMOコンサルタントの役割
- PMOコンサルタントとPMOの違い
- PMOコンサルタントと戦略コンサルタントの違い
それぞれ解説していきます。
PMOコンサルタントの役割
PMOコンサルタントの主な役割は、組織内PMOの構築や改善の支援をしてプロジェクトの成功に貢献することです。
具体的には以下7つの役割があります。
役割 | 説明 |
PMOの設計と構築 | 組織のニーズと要件に基づいてPMOの設計と構築を計画する |
プロジェクト管理フレームワークの確立 | 組織内での一貫したプロジェクト管理手法の確立を支援する |
プロジェクト管理プロセスの改善 | プロジェクトの管理プロセスを評価して効率を高める改善点を提示する |
PMのサポート | PMやプロジェクトチームメンバーに対してトレーニングやベストプラクティスを提供する |
プロジェクト進行状況の監視 | プロジェクトの進行状況を監視してリスクや問題を早期発見する |
ポートフォリオマネジメント | 組織全体のプロジェクトポートフォリオを管理して戦略的な優先順位付けをサポートする |
関係者とのコミュニケーション | 経営層や関係者とのコミュニケーションを通じて組織全体での理解と透明性を確保する |
このように、PMOコンサルタントはPMをサポートするPMOを支援し、組織におけるプロジェクト全体の成功率アップに貢献する役割を担います。
次に、PMOコンサルタントとPMOの違いについて見ていきます。
PMOコンサルタントとPMOの違い
PMOコンサルタントはプロジェクトマネジメントの専門家であり、組織に対してPMOの構築や改善のコンサルティングを行う立場となります。
一方で、PMOは組織のプロジェクト管理を横断的に行い、プロジェクトの進行と組織目標の達成をサポートする部署です。
また、近年ではPMOコンサルタントのことをPMOと呼ぶこともあります。
大型のプロジェクトが多数進行していく中で、プロジェクトに関連する部署をつなぎプロジェクトを成功に導くためにはPMOが必要不可欠です。
そして、そのPMOが効率よく機能するよう、PMOコンサルタントがPMOの構築や改善を支援します。
次にPMOコンサルタントと戦略コンサルの違いについて見ていきます。
PMOコンサルタントと戦略コンサルタントの違い
PMOコンサルタントはプロジェクト管理に対してアドバイスする専門家ですが、戦略コンサルタントは、組織の戦略に対してアドバイスする専門家です。
戦略コンサルタントは、組織の戦略的な課題や目標に関連して経営層やクライアント企業に対して戦略的アドバイスを提供します。
組織の経営層と協力して戦略的なビジネス上の意思決定を行って競争力を強化し、企業の成長拡大を促進することを目標とします。
戦略コンサルタントは経営戦略やビジネス戦略といった企業全体に関わる戦略にアプローチするため、PMOコンサルタントよりもさらに戦略的なレベルでのコンサルティングが求められるでしょう。
ここまでで、PMOコンサルタントは組織内のPMOの構築や改善を行う職種であることがわかりました。
次は、PMOコンサルタントの仕事内容について詳しく見ていきます。
PMOコンサルタントの仕事内容

ここでは、PMOコンサルタントの仕事内容の一例を以下4つに分けて詳しく解説します。
- プロジェクトを成功に導くサポート
- プロジェクトの内部基準や指標を作成
- ポートフォリオのマネジメント
- 関係者とのコミュニケーション
それぞれ解説します。
プロジェクトを成功に導くサポート
PMOコンサルタントは、PMの後方支援としてプロジェクト進行のサポートを行います。
以下、3つを詳細に見ていきます。
- プロジェクト計画の策定
- プロジェクトの進捗管理と報告
- リスク管理と問題解決
プロジェクト計画の策定
プロジェクトの目標を明確化してスケジュールを管理し、PMが行うリソースの割り当てやタスクのスケジューリングを支援します。
また、必要に応じてプロジェクトの優先付けや実現可能性の判断も行わなければなりません。
適切な判断を行い、プロジェクトが円滑に進行できる計画を策定するのがPMOコンサルタントの重要な仕事となります。
プロジェクトの進捗管理と報告
プロジェクトの進捗状況や課題の特定及びリスクの識別などを行う、プロジェクトの進捗管理がPMOコンサルタントの仕事内容となります。
プロジェクトの進行を管理するために、プロジェクトチームと連携してタスクの完了状況やマイルストーン(作業の中間目標地点)の達成度を定期的に確認しなければなりません。
また、報告書を作成して組織の上層部に適切な情報提供を行うことも重要な仕事です。
リスク管理と問題解決
リスク管理は、プロジェクトの成功に欠かせない重要な要素であり、PMOコンサルタントにおいても重要な仕事となります。
また、プロジェクトで発生する問題の対応策を立案し、解決に向けてチームをサポートする場面もあるでしょう。
PMOコンサルタントの適切な対応がプロジェクト成功のカギを握ると言えます。
このように、PMOコンサルタントはプロジェクトの計画から遂行まで一貫してサポートすることが仕事内容となります。
プロジェクトの内部基準や指標を作成
PMOコンサルタントは複数のプロジェクトをまたいで、統一した基準や指標を作成することが求められます。
プロジェクトは複数のメンバーで進めることが多く、コミュニケーションや意思決定を迅速に行うためには、プロジェクトの内部で統一された基準や指標を作成する必要があります。
PMOコンサルタントは、この指標を定量的に表現して、メンバー同士で認識を合わせられるようにしなければなりません。
ほかには、プログラミングの指標をPMOコンサルタントが決める場合があります。
プログラミングは、開発者同士でソースコードの記述方法が異なるとメンテナンスが困難となるため、コーディングルールが必要です。
この、コーディングルールをPMOコンサルタントが制定する場合があります。
ポートフォリオのマネジメント
ポートフォリオのマネジメントとは「戦略的目標を達成するために組織されているプログラムやプロジェクト、もしくは関連業務の集合を管理する」ということです。
PMOコンサルタントにおけるポートフォリオのマネジメントとは、戦略的な観点から社内のリソース配分を行い、プロジェクトを成功に導くことを指します。
関係者とのコミュニケーション
関係者とのコミュニケーションもPMOコンサルタントには重要な仕事です。
ここでいう関係者とは、プロジェクト内部だけに限りません。
組織の上層部やプロジェクト間のPM同士など、組織全体の関係者と良好なコミュニケーションをとり、プロジェクトの管理と調整を行う必要があります。
ここまで、PMOコンサルタントの仕事内容を見てきました。
プロジェクト管理のサポートだけでなく、組織内のプロジェクト全体における内部基準や指標の作成、および全体のコミュニケーションの調和もPMOコンサルタントの仕事内容となります。
これらの仕事を問題なくこなすことでプロジェクトの成功に貢献できるでしょう。
続いて、PMOコンサルタントの年収について見ていきます。
PMOコンサルタントの年収

国税庁の調査によると、PMOコンサルタントの平均年収は1,000万円を超えるものが多く、一般的な給与所得者の平均年収(433万円)よりも高水準であることがわかります。
これは、PMOコンサルタントの需要の高騰と専門的な知識や高いスキルを要求されることが理由です。
ここでは、正社員、フリーランス、未経験の年収についてそれぞれ見ていきます。
参考:「1.平均給与:国税庁」
正社員の平均年収は1,184万円
弊社にて大手求人サイトの求人サイトをリサーチして平均年収を算出した結果、PMOコンサルタントの正社員の平均年収は1,184万円となっており、かなりの高水準であると言えます。
また、同じ調査方法でPMの平均年収をリサーチした結果、平均年収が712万円となっておりPMOコンサルタントの平均年収の水準の高さがわかります。
平均年収の水準が高いのは、PMOコンサルタントの需要が高まっているためです。
さらに、PMOコンサルタントの豊富な知識とスキルを持ち合わせた人材が不足しているのも需要の高まりに拍車をかけてます。
このような理由から、PMOコンサルタントの平均年収は日々高まっています。
フリーランスの平均年収は1,208万円
弊社にて大手フリーランスサイトの求人情報を10社リサーチした結果、フリーランスPMOコンサルタント平均年収は1,208万円となっています。
これは、正社員の平均年収と比較しても高水準な年収額です。
しかしながら、フリーランスの案件は、その規模や難易度によって大きく年収額が異なります。
これは正社員PMOコンサルタントへの転職にも言えることですが、企業から求められる専門知識やスキルは高いため、自身のレベルにあった案件を選ぶことがポイントです。
年収が高く設定されている案件はそれだけ難易度も高いと言えるため、案件を選ぶ際には注意が必要でしょう。
未経験からPMOコンサルタントになる平均年収は1,211万円
弊社にて、未経験でも問題ないとする求人情報10社から平均年収をリサーチした結果、PMOコンサルタントになる場合の平均年収は1,211万円となりました。
年収額が高水準であるのは、未経験だとしても専門的な知識やスキルが求められるためであると考えます。
このため、必要な知識やスキルがなければ未経験からPMOコンサルタントになるのは難しいでしょう。
ここまで各キャリアパスでの平均年収を見てきて、PMOコンサルタントはどのようなキャリアパスでも高水準な年収が設定されていることがわかりました。
一方で、この高い年収設定はそれだけ専門的な知識とスキルを企業が求めていることを意味します。
このため、企業が求めている知識とスキルを有していなければ、PMOコンサルタントになることは難しいでしょう。
次に、PMOコンサルタントの将来性を解説します。
PMOコンサルタントの将来性

PMOコンサルタントの将来性は高く、現在も需要が高まり続けています。
ここでは、数値から見るPMOコンサルタントの将来性と、業界動向から見る将来性について見ていきます。
PMOコンサルタントの求人件数は約1.67倍
エイジレス保有のデーターベースと今回調査を行った大手求人サイトではどちらも、PMOコンサルタントの求人件数は上昇トレンドにあり、2022年5月と2023年6月とを比較すると約1.67倍(※)に増えています。
※大手求人サイトが公開しているグラフデータや実際の求人数を数値化して算出
経済産業省の調査によると、DXを活用したIT施策の活発化によってIT人材の不足が進んでいることがわかっています。
参考:「IT人材需要に関する調査|経済産業省」
同じく、経済産業省の調査によると、今後は DXを推進していかなければ業務効率や競争力の低下は避けられません。
このIT人材の不足とDX推進の急務がPMOコンサルタントの需要を高めていると言えるでしょう。
DXを活用したシステム開発にはPMOコンサルタントの存在が不可欠で、PMOコンサルタントの需要は高まり続けているため、将来性は高いといえます。
次に、PMOコンサルタントの需要が高まっている理由を詳しく見ていきます。
業界動向から見るPMOコンサルタントの将来性
プロジェクトにはPMをはじめ、さまざまなメンバーが参画しますが、中でもPMを支援するPMOコンサルタントの需要は高いです。
これは、ITプロジェクトの成功率の低さや大規模案件の増加が理由であると考えられています。
PMOが一般化する前は、実力のあるPMを確保したり自社内で育てたりするのが一般的でした。
しかしながら、先の話のように大規模案件の増加に伴いひとりひとりのPMがプロジェクトの重責に追われるようになり、PM育成の時間を確保することが難しくなってしまいました。
このような状況では、実力のあるPMを企業内に確保することができません。
このため、PMが担当するプロジェクトの品質向上サポートを目的とした部署としてPMOが設立され、その専門家としてPMOコンサルタントが採用されるようになりました。
現在、大手・中小に限らずさまざまな企業で何らかのITシステム開発の需要が高まっており、PMOコンサルタントの助けを求めています。
このような背景でPMOコンサルタントの需要は高まり続けているため、将来性は高いと言えるでしょう。
続いて、PMOコンサルタントに必要なスキルを解説します。
PMOコンサルタントに必要なスキル

ここまでで、PMOコンサルタントの将来性が高いことがわかりましたが、企業はどのようなスキルをPMOコンサルタントに求めているのでしょうか。
以下5つのスキルを解説します。
- プロジェクトマネジメント
- コミュニケーション
- 分析力
- 専門的な知識
- 問題解決能力
それぞれ解説します。
プロジェクトマネジメント
PMOコンサルタントには、プロジェクトの計画から進行管理や問題解決、さらにはリスク管理などのプロジェクトマネジメントのスキルが求められます。
また、これらの業務をPMが担う場合は、PMOコンサルタントがPMのサポートをします。
コミュニケーション
PMはプロジェクトに関係するステークホルダーとコミュニケーションをとりますが、PMOコンサルタントの関係者はプロジェクト内だけにとどまりません。
組織内の上層部や複数プロジェクトにまたがったPM同士のコミュニケーションも求められます。
これら関係者と円滑なコミュニケーションが取れなければ、PMOコンサルタントとして十分に力を発揮できているとはいえないでしょう。
分析力
PMOコンサルタントにはプロジェクトの進捗状況や問題点を分析して適切な対策を考案することが求められます。
さらに、分析から得た数値をもとに判断した適切な意思決定がプロジェクトの円滑な進行には必要です。
専門的な知識
一般的な技術力だけでなく、そのプロジェクト特有の専門的な知識についてもPMOコンサルタントには求められます。
PMOコンサルタントはシステムの一般的な技術力とプロジェクトの専門的な知識を持ってプロジェクトを進行します。
プロジェクトに関する専門的な知識がないと、課題が発生した際に適切な判断ができず、プロジェクトを円滑に進行できないでしょう。
問題解決能力
プロジェクトで発生する課題に対する問題解決能力がPMOコンサルタントには求められます。
また、PMOコンサルタントに求められているのはただ解決するのではなく、迅速かつ適切に解決できる能力です。
PMOコンサルタントは、プロジェクトの課題を迅速かつ適切に解決してプロジェクトを円滑に進めます。
ここまで、PMOコンサルタントに必要なスキルを見てきました。
これらのスキルはプロジェクトの状況によって求められるものが変わってきますが、どのスキルも重要です。
自身に足りないスキルを補うことでより能力の高いPMOコンサルタントを目指せるでしょう。
続いて、PMOコンサルタントのキャリアパスを解説します。
PMOコンサルタントのキャリアパス

PMOコンサルタントは豊富な知識とスキルが必要な職種ですが、以下のキャリアパスであればPMOコンサルタントを目指すことができます。
- 社内のPMOコンサルタントを目指す
- 転職してPMOコンサルタントを目指す
- 異業種やITベンダーやファームのPMOコンサルタントを目指す
- 独立してフリーランスのPMOコンサルタントを目指す
ここでは、各キャリアパスを詳細に見ていきます。
社内のPMOコンサルタントを目指す
これからPMOコンサルタントを目指す人は、まずは社内でPMOコンサルタントになれるか確認してみると良いでしょう。
社内の給与体系によってどれだけ年収アップが見込めるかは変わりますが、現在の職種からPMOコンサルタントにキャリアアップできれば年収がアップする可能性は高いです。
(PMOコンサルタントの正社員の平均年収は1,184万円 ※3)
また、PMやPLとしてプロジェクトに深く関わっていれば、PMOコンサルタントとしての経験を積んでいる可能性が高く、PMOコンサルタントへのキャリアパスは明るいと言えます。
社内でのプロジェクトの進め方や課題に対してやり方を変えていきたいと思う人は、社内でのPMOコンサルタントを目指すことをおすすめします。
転職してPMOコンサルタントを目指す
転職してPMOコンサルタントを目指すキャリアパスは以下のような人におすすめです。
- 社内でPMOコンサルタントが必要とされておらずPMOコンサルタントになれない
- スキル不足で社内のPMOコンサルタントを目指せない
転職でPMOコンサルタントを目指す場合、必要なスキルや知識を自身がどれだけ持っていて、何がたりないかを理解することが重要です。
知識であれば自分だけでも習得できますが、コミュニケーション能力など一人で習得が難しいスキルは、現職でスキルアップを目指すのも良い方法です。
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転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!
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大手転職エージェント
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異業種やITベンダーやファームのPMOコンサルタントを目指す
現在の業種で自身にあうPMOコンサルタントの案件が見つからない場合は、異業種、または、ITベンダーやファームのPMOコンサルタントを目指すキャリアパスもあります。
業種によって平均年収は異なりますが、高単価案件を多数募集している業種もあるため年収アップが狙えるでしょう。
また、ITベンダーやファームのPMOコンサルタントであれば、さまざまな業種のPMOコンサルタントを経験できるためおすすめです。
ただし、異業種でのPMOコンサルタント業務となるため、一般的な知識やスキルだけでなく、その業種での専門的な知識やスキルが必要となる場合があるため注意です。
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独立してフリーランスPMOコンサルタントを目指す
独立してフリーランスPMOコンサルタントを目指すキャリアパスもあります。
フリーランスPMOコンサルタントの平均年収もほか職種と比べ高水準であるため、年収アップが狙えるでしょう。(フリーランスPMOコンサルタント平均年収は1,208万円 ※3)
フリーランスPMOコンサルタントは正社員PMOコンサルタントと違ってさまざまな企業で経験できることがメリットです。
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続いて、PMOコンサルタントにおすすめの資格を解説します。
PMOコンサルタントにおすすめの資格

PMOコンサルタントになるために資格が必要というわけではありませんが、資格を取得することでスキルを身につけられるためおすすめです。
以下、3つの資格についてみていきます。
- P2M
- PMP(Project Management Professional)
- プロジェクトマネージャ試験
それぞれ解説します。
P2M
P2Mは、プロジェクトマネジメントの実践的なスキルを認定する資格となっています。
日本プロジェクトマネジメント協会が主催する資格で、以下4種類の資格が存在します。
- PMC
- PMSプログラム
- PMS
- PMR
このうち、「PMC」の合格率は70%ほどであると言われているため、難易度は高くないと言えるでしょう。
勉強時間は平均120時間程度で、試験の内容は、「PMS」がITスキル標準のレベル4、「PMR」がレベル6となっているため、高度なスキルが要求される資格試験となっています。
この資格を有することで、プロジェクトマネジメントの実践的なスキルを有することを企業にアピールできるため、未経験の人におすすめの試験であると言えるでしょう。
参考:「P2M資格制度について|日本プロジェクトマネジメント協会」
PMP(Project Management Professional)
PMPは、プロジェクトマネジメントに関する知識やスキルなどをはかる国家資格であるため、グローバルにPMOコンサルタントとして活躍したい人におすすめの資格です。
試験は、200問の選択式問題のうち、25問が採点されないダミーテストが含まれた内容となっています。
勉強時間は平均100時間程度で合格率は60%となっているものの、昨今は試験内容が難しく合格率は若干下がると言われています。
国家資格であるPMPを取得することで、国内だけでなく海外の企業に対しても自身のスキルをアピールすることができるため、PMOコンサルタントが未経験の方にもおすすめの資格です。
参考:「PMP®資格について|一般社団法人 PMI日本支部」
プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトマネジメントに関するスキルを証明できる国家試験です。
試験は4部構成となっており、午前Ⅰ・Ⅱは多肢選択式(四肢択一)で午後Ⅰは記述式、午後Ⅱは論述式で出題されます。
勉強時間は平均120時間程度で、合格率は15%程度となっているため、難易度が高い試験であると言えるでしょう。
PMOコンサルタントとして活躍している人が、自身のスキルアップやスキルの証明のためにこの資格を取得するのがおすすめです。
難易度の高いこのスキルを取得することで、プロジェクトマネジメントのスキルを各企業へアピールでき、年収アップが狙えるでしょう。
参考:「プロジェクトマネージャ試験|独立行政法人 情報処理推進機構」
プロジェクトマネジメントに関する資格を有することで、実績や経験が足りなくても自身のスキルを企業にアピールできるため、資格取得はPMOコンサルタントになるためにおすすめです。
次に、PMOコンサルタントに向いている人の特徴を解説します。
PMOコンサルタントに向いている人の特徴

以下4つの特徴を持つ人はPMOコンサルタントに向いていると言えるでしょう。
- コミュニケーション能力が高い
- 分析力と論理的思考を持つ
- 柔軟性と適応力がある
- 責任感とプレッシャーへの対応力がある
それぞれ見ていきます。
コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人は、PMOコンサルタントに向いていると言えます。
PMOコンサルタントの業務は、プロジェクト内部だけでなく、組織内の上層部やほか関係者ともコミュニケーションを取る必要があります。
これら関係者とうまくコミュニケーションをとって良好な関係を続けなければ、プロジェクトを円滑に進行できません。
相手の話を理解し、自分なりに解釈した上で相手を否定せずに意見を述べることができる人は、コミュニケーション能力が高いと言えるでしょう。
相手とのコミュニケーションが苦手な人は、まずは相手の意見をしっかりと聞くことで相手の意見を理解することができるためおすすめです。
分析力と論理的思考を持つ
PMOコンサルタントには、プロジェクトの進行状況や課題に対しての分析力が求められるため、分析力がある人はPMOコンサルタントに向いています。
また、分析した結果に対して適切な対策を考える必要があり、このときに論理的思考が役立ちます。
論理的に問題を把握し、効果的な解決策を打ち出す力がある人は、PMOコンサルタントに向いている人です。
柔軟性と適応力がある
全てが順調に進むプロジェクトはあまりなく、プロジェクトの状況は常に変化します。
このような変化に対応できる柔軟性と適応力を持つ人は、PMOコンサルタントに向いていると言えるでしょう。
例えば、スケジュールの遅れが発生したりシステム要件の変更が発生したりした場合、柔軟な対応力が求められます。
また、自身が経験したことのない業種のプロジェクトであれば、専門的な事項に対する適応力が求められるでしょう。
PMOコンサルタントはどのような変化にも対応することが求められるため、柔軟性と適応力は重要な要素となります。
責任感とプレッシャーへの対応力がある
PMOコンサルタントには、プロジェクトへの責任感とプレッシャーへの対応力が求められるため、この2つの特徴を持つ人はPMOコンサルタントに向いています。
プロジェクトはスケジュール通りに進行する必要があり、PMOコンサルタントはこのスケジュールに責任を持ちます。
また、プロジェクト進行中に発生する課題には、多くのプレッシャーを感じることがあるでしょう。
このプレッシャーへの対応ができないと課題を解決できず、プロジェクトを円滑に進められません。
筆者は、過去のプロジェクト経験を活かしてこのプレッシャーに打ち勝ってきました。
色々と経験を積めば、発生する課題のプレッシャーに負けずに対応できるようになるでしょう。
ここまで、PMOコンサルタントに向いている人の特徴を見てきました。
全ての特徴をあわせ持つ人はなかなかいないですが、どれか一つでもあてはまる人がいれば、PMOコンサルタントを目指すことをおすすめします。
次に、未経験からPMOコンサルタントになるための3つのステップを解説します。
未経験からPMOコンサルタントになるための3つのステップ

ここでは、未経験の人がPMOコンサルタントになるための3つのステップを見ていきます。
- プロジェクトマネジメントの基礎知識を学ぶ
- 資格取得や研修を受ける
- プロジェクト経験を積む
それぞれどんな内容か見ていきましょう。
プロジェクトマネジメントの基礎知識を学ぶ
PMOコンサルタントになるために、まずはプロジェクトマネジメントの基礎知識を学びましょう。
プロジェクトの計画・進行管理・リスク管理・コスト管理など、プロジェクトマネジメントの基本的な概念を学び、PMOコンサルタントの業務に必要なスキルを習得します。
また、PMOコンサルタントには前述したようなスキルや特徴を持つ人が向いていることも知っておくと良いでしょう。
資格取得や研修を受ける
資格を取得することで、プロジェクトマネジメントに関するスキルを習得し、スキルを持つことを企業にアピールできます。
P2MやPMPなどのプロジェクトマネジメントに特化した資格を取得するのがおすすめです。
また、プロジェクトマネジメントに関する研修を受けることで、独学で学ぶよりも多くの知識を得られるでしょう。
プロジェクト経験を積む
知識とスキルを習得できたら、次はプロジェクト経験を積むと良いでしょう。
未経験の場合は、プロジェクトに参加する機会を探すか、プロジェクト管理に関連した職種からはじめるのをおすすめします。
プロジェクトチームの一員としてプロジェクトの流れや課題に慣れることで、PMOコンサルタントの理解が深まるでしょう。
また、現職でプロジェクト経験が積めないようであれば、PMOコンサルタントの経験がなくても問題ない企業に転職したりフリーランス案件を探したりするのも良い方法です。
ここまでで、未経験からPMOコンサルタンになるための3つのステップを見てきました。
これらのステップを踏んでいけば、PMOコンサルタントの知識やスキルを身につけられ、PMOコンサルタントを目指すことができます。
未経験の場合、ゼロからはじめることになるため地道な努力が必要ですが、着実に成長できれば高案件獲得につながる可能性はあります。
続いて、PMOコンサルタントが活躍する企業の実例を3つ紹介します。
PMOコンサルタントが活躍する企業の実例3つ

PMOコンサルタントになるキャリアパスが見えてきたところで、PMOコンサルタントが活躍する企業の実例を以下3つ紹介します。
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- みずほ証券株式会社
- 日本電気株式会社(NEC)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
株式会社バンダイナムコエンターテイメントでは、PMOコンサルタントとしてゲーム開発プロジェクトと共同しながらスケジュール管理・課題管理を中心としたプロジェクト計画の遂行をできる人材を探しています。
さらに、PMOコンサルタントならではの視点で、業務フローとシステムの改善と運用を通じて、全社的な開発プロジェクト進行の強化が求められています。
ゲーム開発はお客様(ユーザー)との距離が近く、プロジェクトの成功が生のユーザーの声で届くため、とてもやりがいのある仕事となるでしょう。
平均年収は650万円〜850万円と今まで紹介してきた事例よりは若干低いものの、一般的な年収よりも高水準であるため十分にチャレンジする価値のある案件となっています。
みずほ証券株式会社
個人でも資産を増やそうとする動きが加速し、今後ますます資産運用のニーズが高まると想定されているため、証券業界の動きは活発に進化しています。
このような背景の中、みずほ証券株式会社では、ITインフラ基盤領域におけるPMOコンサルタントの人材を募集しています。
社内の関係部署・サブプロジェクトのIT担当者・システム子会社などとコミュニケーションをとりながらプロジェクト全体の品質や納期を管理することが担当業務です。
金銭を扱う業種であるため、他業務よりも正確で繊細な立ち回りの要求が予想されますが、通常の案件では体験することのできない良質なプロジェクト経験が得られるでしょう。
平均年収は400万円〜1200万円と幅広く、成果次第で大幅な年収アップを狙うことができます。
参考:「みずほ証券株式会社」
日本電気株式会社(NEC)
NECでは、2019年10月からDX専任組織を始動し、全社横断でデジタルビジネスを推進する体制を確立しています。
このような動きの中で、クライアントの顧客戦略や顧客体験戦略の策定及びマーケティング・セールス・サポートといったフロント業務の変革を推進し、クライアントの更なる成長に貢献できる人材を募集しています。
現在募集している案件は、クライアント企業のフロントシステム(POSやECサイトなど)のシステム構築プロジェクトにおける、上流の構想策定・要件定義のコンサルティング・後続フェーズのPMOコンサルタント業務です。
大規模システムのプロジェクトであるため、豊富な知識とスキルが求められますが、NEC全体のシステムに関わることができるやりがいのある仕事と言えるでしょう。
平均年収は680万円〜800万円となっており、ほかPMOコンサルタント案件と比較しても遜色ない高水準な高単価案件となっています。
参考:「日本電気株式会社(NEC)」
このように、大手企業でPMOコンサルタント人材の需要が高まっています。
自身の知識やスキルを磨くことで、このような大手企業でもPMOコンサルタントとして活躍できるでしょう。
PMOコンサルタントの独立や転職はエイジレスにお任せください

現在PMOコンサルタントとして就業されている人や、PMOコンサルタントを目指したい人向けに、エイジレスではキャリア相談や独立時の案件紹介をさせて頂いております。
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まとめ|仕事内容は多岐にわたるが未経験からでもPMOコンサルタントになれる
今回はPMOコンサルタントの仕事内容などについて解説しました。
- PMをサポートすることがPMOコンサルタントの役割である
- PMOコンサルタントは組織全体のプロジェクトの管理と問題解決を行う
- PMOコンサルタントの平均年収は1,184万円と高水準である
- 企業からの需要は高まり続けておりPMOコンサルタントの将来性は高い
- 未経験からPMOコンサルタントを目指すことができる
- 「エイジレスエージェント」と「エイジレスフリーランス」ではPMOコンサルタントの高単価案件を多数紹介している
PMOコンサルタントはプロジェクト管理を行うPMをサポートする重要な役割であり、豊富な知識やスキルが求められる職種です。
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