独立できる資格7選!専門知識を身につけて起業を成功させよう

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独立できる資格を取って起業を成功させたいと考えている人は、資格を持っている人しか従事できない独占業務資格の取得がおすすめです。専門性の高さが証明できる資格は、独立時に大きな強みとなるでしょう。本記事では、独立しやすい資格7選をご紹介します。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • 社会保険労務士や調理師など独占業務ができる資格は独立に強い
  • 資格の取得と独立後の活躍のためには一定の実務経験も必要
  • 独立は知識だけではなく営業力やコミュニケーション力も大切

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独立に資格取得がおすすめな理由

独立に資格取得がおすすめな3つの理由

独立する際に資格を取得するのがおすすめな理由は、以下の恩恵を受けられるからです。

  • 専門性の証明となり顧客から信頼を得られる
  • 高収入が見込めるため独立後も生計を立てやすい
  • 他者が簡単に参入できないためライバルが少ない

資格の中には該当する資格を保持している人でないと業務ができない、独占業務資格もあります。独立を成功させたい人は独占業務資格を取得することも検討してみてください。

独立しやすい資格7選

独立しやすい資格7選

独立に有利になる資格を7つ紹介します。試験の難易度は高めのものが多いですが、一度取得するとプロフェッショナルを名乗れます。資格を取って独立したあとのキャリアパスもお伝えしますので、独立を考えている人は参考にしてください。

法律系|試験の難易度は高いが高収入で社会的地位も高い

法律に関する資格はどれも難易度が高いですが、資格保持者でないと業務ができない独占業務資格のため独立に強いでしょう。たとえば、法律系の独立しやすい資格は以下のとおりです。

  • 弁護士:裁判の弁護から債務整理の相談まであらゆる問題をサポートする法律界のトップ
  • 税理士:税の申告を納税者に代わっておこなう国が認めた税務の専門家
  • 司法書士:登記を中心とした法律事務をおこなう不動産登記の専門家
  • 行政書士:官公署に提出する許認可が必要な申請書類を作成する行政手続きの専門家
  • 弁理士:特許や商標などを特許庁に出願して登録する知的財産の専門家

どの資格も一流のものばかりですが、今回は日常生活に欠かせない登記に強い司法書士を紹介します。

司法書士

司法書士は、おもに登記を中心とした法律事務をおこなう不動産登記の専門家です。たとえば家を購入するとき、土地や建物が自分のものであることを主張するために所有権に関する不動産登記は欠かせません。ほかにも相続時の不動産の名義変更や、企業の事業譲渡にともなう不動産の権利移転登記なども司法書士の仕事です。

参考:「こんなときは司法書士‐日本司法書士会連合会」

また、法律系のおもな資格の中で、弁護士が唯一試験なしで登録できない資格が司法書士です。合格率は5%前後と決して簡単な道ではありませんが、取得すると日常のあらゆる法務事務を請け負えるため独立には強いでしょう。地域に根差した活動が中心となるため、Uターン就職を目指す人にもおすすめです。

平均年収 約47%が1,000万円以上
受験資格 誰でも受験可能
試験形式 筆記試験
口述試験
合格率 5.2%(令和4年度)
受験料 8,000円
公式サイト 法務省

参考:「司法書士白書2021|日本司法書士会連合会」

経営系|企業の経営に携わりたい人は必見

企業の経営に興味がある人は、経営に関する資格を取ると独立時に有利になるでしょう。たとえば、経営系の独立しやすい資格は以下のとおりです。

  • 社会保険労務士:人事、労務管理、社会保険の専門家として活躍できる総務のスペシャリスト
  • 中小企業診断士:企業の財務や生産など経営全般にわたって調査分析をおこなう経営コンサルタント
  • 公認会計士:企業の会計業務に不正がないか監査をおこなう会計資格の最高峰

今回は上記のうち、独立している人の割合がもっとも高い社会保険労務士を紹介します。

社会保険労務士

社会保険労務士は、企業の人事や労務管理のスペシャリストです。たとえば就業規則などの各種規定の作成や、健康保険や厚生年金などの社会保険に関する手続き、ワークライフバランスなど、あらゆる相談を受けつけます。

参考:「社労士の仕事‐全国社会保険労務士会連合会」

企業の経営に関する資格の中でも、社会保険労務士の独立割合は66.9%と高いのが特徴です。社会保険労務士として独立するには難関試験の合格に加え、2年の実務経験が求められます。実務経験は事務指定講習の修了も代替可能ですが、ノウハウや人脈なしではなかなか顧客の獲得には至りません。はじめは企業に勤務するなどして、十分な準備をしたうえで独立するのが良いでしょう。

参考:「会保険労務士の業務展開についてのアンケート調査‐大阪大学」

平均年収 約400万円~500万円(中央値)
受験資格 ①学歴(大学や専門学校)
②実務経験
③国家試験の合格
上記いずれかひとつに該当し、証明書類を提出できること
試験形式 選択式
択一式
合格率 5.3%(令和4年度)
受験料 8,000円
公式サイト 社会保険労務士試験オフィシャルサイト

不動産系|土地建物の取引に欠かせない不動産のスペシャリスト

不動産に関する資格は安定的な需要があるため、独立に向いています。建物を新築したり土地の所有権を移転したりと、土地建物の取引が起こる際の手続きには以下の資格を持つ人が必須です。

  • 建築士:建物の設計や工事監理をおこなう建築のプロフェッショナル
  • 不動産鑑定士:土地や建物の鑑定評価をおこなう不動産の専門家
  • 土地家屋調査士:土地建物の調査や測量をとおして登記手続きをする実務に秀でた専門家

上記の中でも、登記簿謄本を作成するのに必須資格である土地家屋調査士を紹介します。

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、土地や建物の調査や測量をとおして他人の土地建物との境界線をはっきりさせ、登記手続きをする専門家です。不動産の登記は表題部と権利部にわかれますが、土地家屋調査士は表題部への登記が独占業務として認められています。なお、権利部への登記は司法書士の独占業務であるため、合わせて取得すると不動産登記のスペシャリストとしてより活躍の場が広がるでしょう。

参考:「土地家屋調査士とは‐日本土地家屋調査士会連合会」

土地家屋調査士の試験は未経験でも合格できますが、独立するには実務経験が必須です。機材を使用した測量や図面ソフトの使い方など、試験では習得できない実務は事務所などに就職して経験を積みましょう。独立後は測量器材などを自分でそろえる必要があるため、開業資金として100万円程度は貯めておくと安心です。

平均年収 統計データなし
受験資格 誰でも受験可能
試験形式 筆記試験
口述試験
合格率 9.6%(令和4年度)
受験料 8,300円
公式サイト 法務省

IT系|エンジニアで活躍するフリーランス多数

近年IT系フリーランスとしてエンジニアなどで独立する人が増えています。独立する際に必ず資格が必要となるわけではありませんが、案件に応募する際には以下の資格を記載すれば通過率が上がるでしょう。

  • 応用情報技術者試験:情報システム開発全般に関する知識が求められる中級資格
  • システムアーキテクト試験:システム開発の上流工程を主導する上級エンジニア向けの資格
  • プロジェクトマネージャ試験:システム開発プロジェクトの最高責任者向けの資格

上記はいずれも情報処理推進機構が実施する試験の一部で、知名度の高い資格です。今回はプロジェクトを統括するPMO案件が多いエンジニアに有利な、プロジェクトマネージャ試験を紹介します。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験に合格すると、IT系プロジェクトの全体統括スキルを証明できます。エンジニアはプロジェクトを統括するPMO案件が多くあるため、プロジェクトマネージャ試験の合格は案件獲得に有利に働くでしょう。

たとえば、エンジニア求人サイトであるエイジレスフリーランスの実際の募集案件をみてみると、PMO案件が数多く取り揃えられています。プロジェクト統括スキルが求められるため、このような案件に応募する際はプロジェクトマネージャの資格を活かせるでしょう。

資格の難易度は最高レベルの「4」とされており、ほかの試験に比べても高度な知識が求められますが、エンジニアで独立して成功したい人はチャレンジする価値があります。

平均年収 統計データなし
受験資格 誰でも受験可能
試験形式 筆記試験
合格率 14.1%(令和4年度秋期)
受験料 7,500円
公式サイト (独)情報処理推進機構

医療系|高度な専門知識が重宝される医療のプロフェッショナル

人体に影響を与える医療系の資格は、高いレベルの知識と技能が要求されます。医療系の資格といえば医師や看護師がまず想像されますが、試験のレベルが高すぎる、または独立に不向きなどの理由から選択肢に入らない人も多いでしょう。そこで以下では、医療系で独立に向き、かつ難易度が高すぎない資格をご紹介します。

  • 柔道整復師:骨折や捻挫などの怪我に対して治療をおこなう外傷のエキスパート
  • あん摩マッサージ指圧師:マッサージや指圧で健康増進を図る医療系専門職
  • 鍼灸師:針やお灸を使って治療する伝統的な東洋療法を扱うプロ

一例として上記があげられますが、今回は施術の裁量権がもっとも大きい柔道整復師を紹介します。

柔道整復師

柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫などの外傷に対して整復や固定などをおこない、手術ではなく人間の治癒能力を引き出して回復に導く医療スペシャリストです。脱臼・骨折以外の施術は医師の同意がなくても治療できるため、柔道整復師の裁量は大きく独立開業に向いています。

参考:「柔道整復師とは‐日本柔道整復師会」

介護施設や訪問介護など、介護業界からの需要も高まっており、5年間の実務経験を積めばケアマネージャーの受験資格も与えられます。介護分野に親和性が高い柔道整復師は、日本の高齢社会において今後ますます需要が高まるでしょう。

参考:「介護支援専門員(ケアマネジャー) ‐厚生労働省」

ただし、柔道整復師になるには、まず所定の学校や施設で3年以上の修業をしなければなりません。そのうえで国家試験に合格して独立開業を目指すため、根気強く学ぶ姿勢が必要です。

平均年収 統計データなし
受験資格 学校教育法第90条の規定により大学に入学する事のできる者で、3年以上文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した養成施設(いわゆる専門学校)で知識および技能を修得した者
試験形式 マークシート方式
合格率 49.6%(令和4年度)
受験料 16,500円
公式サイト 公益財団法人柔道整復研修試験財団

飲食系|食に関する仕事で独立したい人には必須の資格

飲食店や料理教室など、食に関する仕事で独立を考えている人は飲食系の資格を取ると良いでしょう。実務経験が必要なためすぐに独立できるわけではありませんが、以下の資格を取得しておくと安全な料理を提供できる人材であることを証明できます。

  • 調理師:安全な料理を作る能力を認められた調理のプロ
  • 管理栄養士:おもに病人や高齢者に栄養指導や給食管理をおこなう栄養学の専門家
  • 製菓衛生師:洋菓子やデザート作りをマスターしたパティシエ

独立の目的ごとに取得すべき資格は異なりますが、今回は飲食経営に幅広く携われる調理師を解説します。

調理師

調理師は、調理の業務に従事できる者として都道府県知事の免許を受けた調理のプロです。独立して飲食店を開業を目指す場合、顧客からの信頼を得るためにも取得しておきましょう。調理師は国家資格ですが、メジャーで合格率も比較的高い資格のため、競合は多いです。開業を成功させたいのであれば、経営やマーケティングの知識も求められます。

調理師になるには、調理師試験に合格するか、調理師養成施設を卒業する必要があります。調理師試験は2年以上の実務経験が必要ですが、調理師養成施設は中学校を卒業した人であれば誰でも入学資格があります。時間をかけて実務経験を積み試験に挑むか、学費を払って最短1年程度で卒業して資格を取得するか、自分に合った方法で資格を取得しましょう。

平均年収 3,395,200円(10人以上の規模を持つ企業に就職している調理師の場合)
受験資格 ・中学校卒業以上の者
・調理師法施行規則第4条に定める施設で2年以上調理業務に従事した者
試験形式 マークシートによる四肢択一方式
合格率 65.6%(令和3年度)
受験料 東京都の場合は6,400円(都道府県により異なる)
公式サイト 調理技術技能センター

参考:「令和3年度 調理師試験実施状況‐厚生労働省」
参考:「令和4年賃金構造基本統計調査‐e-Stat」

美容系|指名が増えると独立開業も可能

美容系の職種で独立を考えている人は、資格を持っていると専門性をアピールできます。自分の顧客ができる段階になると独立が見えてくるため、資格は業務と並行して取得するのが良いでしょう。美容系の資格の一例としては、以下が挙げられます。

  • 美容師:ヘアスタイルを中心としたさまざまな美容術を業とする国家資格
  • 認定エステティシャン:マッサージのレベルの高さが証明されたエステティシャン
  • ネイリスト技能検定:ネイルケアやネイルアートで指先を美しくする専門家

今回は、上記の中でも比較的挑戦しやすい、ネイリスト技能検定を紹介します。

ネイリスト技能検定

ネイリストは、爪を健康的に育てるためのネイルケアや、爪を美しく飾るネイルアートを施す指先のスペシャリストです。ネイリストとして独立するのであれば、実力を証明するためにネイリスト技能検定を受けておくと良いでしょう。1級から3級がありますが、プロを名乗るのであれば2級か1級を取得するのが望ましいです。

ネイリスト技能検定は民間資格であるため、資格を取得したからといって独立が成功するとは限りません。ネイリストの技術やセンスはもちろん、既存のネイルサロンで接客技術を磨いて自分のお客様を増やすことも大切です。

平均年収 統計データなし
受験資格 3級:義務教育を修了した者
2級:3級合格者
1級:2級合格者
試験形式 筆記試験
実技試験
合格率 3級:90.6%
2級:59.9%
1級:51.2%
(2022年秋期)
受験料 3級:6,800円
2級:9,800円
1級:12,500円
公式サイト 日本ネイリスト検定試験センター

独立する際の注意点

パソコンの前で頭を抱えている女性の様子

資格を取って独立を目指す場合、資格を取得しただけでは稼げないことを念頭に置いておく必要があります。実際の業務では、資格以外にも営業力やコミュニケーション力が求められるからです。資格に甘んじずに、常に技術の向上を図り、お客様を集める工夫もおこないましょう。

また、フリーランスは収入が安定しないことから、ローンの審査にとおりにくい点にも注意が必要です。住宅ローンは安定した収入を数年証明しなければならない場合もあるため、独立して軌道に乗るまでは借り入れがしにくいことも覚えておきましょう。

資格を身につけて独立後も有利に働こう

独立を成功させたい人は、資格を持っている人しか従事できない独占業務に関する職種がおすすめです。社会保険労務士や調理師など、独占業務資格を取得すると独立の道が開けるでしょう。ただし、資格を取得するには実務経験が必要なものも多く難易度も高いため、取得は容易ではありません。時間をかけて地道にスキルアップする覚悟を持つことが大切です。

CTACTA

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フリーランスにおすすめの案件探し方法

フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。

Tech Stock 
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
【公式】https://tech-stock.com/

エイジレスフリーランス
年齢不問/上流商流のハイクラス案件に特化したエージェント。
SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。