PwCコンサルティングの年収は899万円｜年収偏差値100超の実態とは

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PwCコンサルティングは、世界的な監査法人であるPwCグループに属するコンサルティングファームです。

外資系ならではの高年収が魅力的な同社ですが、近年は業界内でも地位を確立しつつあります。

本記事ではそんな伸び盛りのPwCコンサルティングの基本情報や年収、福利厚生を詳しく解説します。

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下記は本記事の要約になります

PwCコンサルティングの年収は？

大手クチコミサイトを調査したところ、PwCコンサルティングの年収は899万円です。

PwCコンサルティングの役職別年収は？

PwCコンサルティングのグレード別年収は下表のとおりです。

アソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、パートナーと昇格していきます。

役職	年次	年収
アソシエイト	1~3年目	600~900万円
シニアアソシエイト	4~7年目	900~1,200万円
マネージャー	8~11年目	1,200~1,600万円
シニアマネージャー	12~15年目	1,600~2,000万円
ディレクター	16~19年目	2,000~2,500万円
パートナー	20年目以降	2,500万円～

PwCコンサルティングの中途入社時の年収は？

PwCコンサルティングは2024年2月現在でIT系、専門職系でキャリア募集を行っています。

中途入社の年収は600～2,200万円のレンジで提示されており、応募者の経歴に応じてオファーがかかる形式です。

職種	アソシエイト	シニアアソシエイト	マネージャー	シニアマネージャー以上
IT系(SAP、ITSS、ITコンサルタントなど)	600～900万円	900～1,300万円	1,300～1,800万円	1,800～2,200万円
専門職系(戦略、リスクコンサルタントなど)	600～900万円	900～1,300万円	1,300～1,800万円	1,800～2,200万円

PwCコンサルティングの新卒入社時の年収は？

PwCコンサルティングの新卒年収は550万円です。

大卒以上の学歴であれば院卒や博士課程などの区別はなく、標準年収として550万円が設定されています。

以上、PwCコンサルティングの年収を要約してお伝えしました。

ここからPwCコンサルティングの企業や年収詳細を解説していきます。

PwCコンサルティングの企業概要

出典：PwCコンサルティング

PwCコンサルティングの企業概要を確認していきましょう。

PwCコンサルティングは、ロンドンに本拠地を置くPwCグループのコンサルティングファームです。

外資系企業の日本法人に位置しており、非上場かつ決算も日本法人単独では公表していません。

社名	PwCコンサルティング合同会社
社名(英名)	PwC Consulting LLC
代表者名	大竹 伸明
資本金	非公開
本社所在地	東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー

東京大手町に本拠地を置くほか、名古屋や大阪、福岡にも事業所を有しています。

PwCコンサルティングの事業

会計年度	売上計
2023年度	2,506億円
2022年度	2,279億円
2021年度	2,056億円
2020年度	1,867億円

PwCコンサルティングの売上は上表のとおり、毎年10%程度の成長を遂げています。

各事業セグメントの売上詳細は公表されていませんが、おもな事業分野は以下の3つです。

①アシュアランス事業

大元であるPwC有限責任監査法人と提携しての事業です。

PwCがワンチームとなって会計監査から事業アドバイザリーを行う橋渡し的な事業となっています。

②コンサルティング・ディールアドバイザリー

2つ目はコンサルティング・ディールアドバイザリー事業です。

いわゆるDXや戦略コンサルティングなど、クライアントの経営戦略に資するアドバイスを行う事業を行っています。

年々売上を拡大している稼ぎ頭です。

③税務/法務サービス

3つ目は税務・法務のサービスです。

会計監査と連携し、税務や法務に関連したアドバイザリーを行う事業となっています。

派手さはありませんが、毎年着実に顧客を獲得している点はさすがの実力です。

以上、PwCコンサルティングの基本情報を確認してきました。

続いてPwCコンサルティングの年収を見ていきましょう。

PwCコンサルティングの年収

PwCコンサルティングの年収を以下の観点から紹介していきます。

• PwCコンサルティングの平均年収
• PwCコンサルティングの役職とグレード別年収
• PwCコンサルティングの評価制度と昇格・賞与
• PwCコンサルティングの中途採用時の年収
• PwCコンサルティングの新卒の年収
• PwCコンサルティングの転職難易度
• PwCコンサルティングの新卒での就職難易度
• PwCコンサルティングの年収偏差値

順を追って確認していきましょう。

PwCコンサルティングの平均年収

PwCコンサルティングの平均年収は899万円です。

PwCコンサルティングは外資系の日本法人で、非上場となっています。

そのため有価証券報告書など公的な書類の公表を行っておらず、平均年収や平均年齢などの具体的な情報は公開されていません。

そこで、各大手クチコミサイトの情報を表にまとめてみました。

全体平均	899万円
ライトハウス	933万円
OpenWork	954万円
転職会議	809万円
indeed	–

少し幅はありますが、年収はおおむね900万円前後です。

日本人の平均年収が458万円のため、倍額ほどの年収を稼ぐことができており、十分高い年収となっています。

PwCコンサルティングの役職とグレード別年収

役職	年次	年収
アソシエイト	1~3年目	600~900万円
シニアアソシエイト	4~7年目	900~1,200万円
マネージャー	8~11年目	1,200~1,600万円
シニアマネージャー	12~15年目	1,600~2,000万円
ディレクター	16~19年目	2,000~2,500万円
パートナー	20年目以降	2,500万円～

PwCコンサルティングではアソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、パートナーと昇格していきます。

シニアアソシエイトまでは横並びで昇格していき、マネージャー以降は売上など個人のパフォーマンスによって前後する状態です。

パートナーともなれば年収3,000万円も目指せる環境になっており、非常に魅力的な年収帯です。

PwCコンサルティングの評価制度と昇格・賞与

項目	概要
評価手法	プロジェクトリーダーによる評価
賞与の支給頻度	年1回
賞与の支給額	固定賞与＋業績連動賞与50～100万円

PwCコンサルティングでは半期に1回、アサインされているプロジェクトリーダーによって個人評価が行われます。

定量・定性の両面で評価が行われ、数字の結果とクライアントへのインパクトの両面で評価される形式です。

賞与および昇給は年次で行われており、7月に人事異動とともに実施されます。

賞与は職位に応じた固定分の賞与に加え、自身のパフォーマンスや業績に依存する連動賞与の2階建てです。

良いパフォーマンスを出せた場合、100万円以上の上乗せもあるのはうれしいポイントです。

PwCコンサルティングの中途採用時の年収

職種	アソシエイト	シニアアソシエイト	マネージャー	シニアマネージャー以上
IT系(SAP、ITSS、ITコンサルタントなど)	600～900万円	900～1,300万円	1,300～1,800万円	1,800～2,200万円
専門職系(戦略、リスクコンサルタントなど)	600～900万円	900～1,300万円	1,300～1,800万円	1,800～2,200万円

PwCコンサルティングの中途入社の年収は、600万円～2,200万円が目安です。

IT系の各種コンサルタントから、戦略コンサルタントなどの専門職系でいずれも同じ年収レンジでの募集となっています。

応募者の職務経歴に応じて年収が決定されますが、SAPやITSSは専用の求人募集が設けられている状況です。

そのため、その領域の専門知識があれば、メンバー相当でも800万円など高いレンジを狙っていくことができるでしょう。

マネージャーなどの管理職クラスになれば2,000万円でのオファーもあり得るため、非常に高い年収が期待できます。

東京以外にも名古屋や大阪営業所の募集もあるため、地域にとらわれずに応募してみるのがおすすめです。

PwCコンサルティングの新卒の年収

PwCコンサルティングの新卒年収は550万円です。

大卒以上の学歴であれば院卒や博士課程などの区別はなく、標準年収として550万円が設定されています。

個人の業績によって多少の前後はありますが、550万円から大きくズレることはないでしょう。

日本人の平均年収が458万円のため、1年目からそれを100万円ほど上回る年収が得られるのは魅力的です。

PwCコンサルティングの転職難易度

年度	年間採用数	中途採用実績	総社員数
2021年度	約400人	約230人	9,400人
2020年度	約900人	約650人	9,000人
2019年度	約800人	約670人	8,100人

PwC Japanグループの中途採用は直近3年の実績で517人が平均値です。

中途転職難易度は年間採用数に対して、30%以上かどうかがボーダーとなります。

PwC Japanグループは年間採用数に対して、中途採用比率が58～84%ほどときわめて高いです。

そのためPwC Japanグループは転職者の比重が高く、転職難易度は低めと判断できるでしょう。

PwC Japanグループの転職難易度は上記の通りですが、あなたがPwC Japanグループだけでなく、類似企業や上流商流の企業にどれくらいの可能性で転職できるか気になりませんか？

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転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです！

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さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
≫リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
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特化型エージェント
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社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/

≫ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/

≫エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80％が平均年収150万円アップの実績あり。
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PwCコンサルティングの新卒での就職難易度

年度	年間採用数	新卒採用実績	総社員数
2021年度	約400人	176人	9,400人
2020年度	約900人	257人	9,000人
2019年度	約800人	137人	8,100人

PwC Japanグループの直近の新卒採用実績の平均は190人です。

新卒での就職難易度は社員数100人あたり3人、3%が平均となります。

PwC Japanグループの新卒採用では282人がボーダーです。

直近で176人の新卒採用を行っていることを踏まえれば、PwC Japanグループはあまり積極的な新卒採用を行っていないことがわかります。

PwCコンサルティングを含め経験者採用を重要視しているように見えるため、新卒で入社する難易度は高いです。

今後の新卒採用人数に注目しましょう。

PwCコンサルティングの年収偏差値

国民全体との比較で見るPwCコンサルティングの年収偏差値

年代	PwCコンサルティングの平均年収	年収偏差値
~25歳	900万円	103.0
26歳~30歳	1,200万円	97.3
31歳~35歳	1,600万円	99.8
36歳~38歳	2,000万円	108.7
39歳~41歳	2,500万円	119.9
42歳以降	2,800万円	127.5

PwCコンサルティングの年収は上表のとおりです。

各年代・役職の最高値で算出したところ、最低でも97.3と驚愕の偏差値となっています。

順調に出世コースにのっていけば十分あり得る年収のため、PwCコンサルティングがいかに高年収を出す企業かが浮き彫りになった格好です。

なお年収偏差値の計算には以下を用いています。

年収偏差値算出ツールは以下を参考に制作されています。

同業他社・競合との比較で見るPwCコンサルティングの年収偏差値

企業名	平均年収	年収偏差値	出典
PWCコンサルティング	899万円	43.0	上述のとおり
デロイトトーマツコンサルティング	947万円	67.0	OpenWork
EYストラテジーアンドコンサルティング	905万円	46.0	OpenWork
KPMGコンサルティング	900万円	44.0	OpenWork

PwCコンサルティングの年収偏差値は、同業他社と比較してもほぼ横並びの水準です。

列挙した企業はいずれもBIG4に属するコンサルティング企業であり、他の企業を強く意識した給与体制になっていることがわかります。

そのためもし4社の中で悩んでいる場合、各企業が手掛けている案件や親会社の社風などを考慮して検討するのがおすすめです。

年収はほぼどの企業でも遜色ない状況になっています。

以上、PwCコンサルティングの年収を詳細に解説しました。

続いて福利厚生を確認していきましょう。

PwCコンサルティングの福利厚生

制度	概要
退職金制度	確定拠出年金、公認会計士企業年金基金
家賃補助	なし
リモートワーク	2021年5月時点でクライアント先での業務を含む出社率30％未満を毎月維持しています。
フレックスタイム制	コアタイムなしのフレックス制を採用
各種社会保険	完備
団体生命保険	あり
長期所得補償保険	あり
契約施設・ホテル・スポーツクラブなど割引利用	あり
ベビーシッター補助	あり
保活支援サービス	「保活」に有用な情報やノウハウの提供、「保活」がうまくいかない場面での心理的サポートなどを保活コンシェルジュから受けられるサービスを導入し、産休、育休からのスムーズな職場復帰をサポートしています。

PwCコンサルティングのおもな福利厚生は上表のとおりです。

基本的なものがひととおり揃っていますが、中でも特徴的なものをピックアップして紹介します。

退職金制度

PwCコンサルティングには退職金制度があります。

確定拠出年金制度などを利用しているため、いわゆる退職金とは少し毛色は異なるものの、企業側として用意されているのはありがたいです。

監査法人を母体とする同社らしく、公認会計士企業年金基金があるのも特徴的となっています。

保活支援サービス

保活支援サービスもPwCコンサルティングならではの福利厚生です。

子育て世代の大きな悩みとなっている保育園探し、いわゆる保活を企業としてサポートしてくれるユニークな制度となっています。

実用的なものから精神面でのサポートまでカバーしており、社員を大事にする姿勢が伺えます。

以上、PwCコンサルティングの福利厚生を紹介しました。

続いてPwCコンサルティングの評判を確認していきましょう。

PwCコンサルティングの評判｜激務でやばい？

企業名	平均点	ライトハウス	OpenWork	転職会議	indeed
PwCコンサルティング	4.0	3.8	4.2	4.0	–
デロイトトーマツコンサルティング	4.1	3.8	4.3	4.1	–
EYストラテジーアンドコンサルティング	3.8	3.6	3.9	3.8	4.0
KPMGコンサルティング	3.8	3.7	3.8	3.5	4.0

PwCコンサルティングと競合他社の評判を上表にまとめました。

いずれの企業も評点が高く、やりがいを持って働ける企業です。

コンサルタントとして業務に臨むため、若手のうちから実力を伸ばしたい人にとっては魅力的な環境となっています。

近年はIT系の案件がかなり多くなっており、各社ともにPMスキルなどシステム開発スキルも求められるようです。

PwCコンサルティングは戦略に加えてテクノロジーの研修も厚く用意されているため、DX領域で活躍したい人にはもってこいの企業になっています。

DXコンサルタントに特化していきたい場合、PwCコンサルティングは有力候補となるでしょう。

PwCコンサルティングは激務でやばい？

全体平均	46.0時間
ライトハウス	49.0時間
OpenWork	47.1時間
転職会議	41.8時間
indeed	–

PwCコンサルティングの残業時間を上表にまとめました。

平均して46時間の残業となっており、これは36協定のボーダーである45時間を少し超える結果です。

高付加価値を是とするコンサルタント業を営んでいるため、稼働時間が長くなるのは業界全体の傾向として存在します。

PwCコンサルティングも例にもれず長時間残業はありますが、プロジェクトによって残業の多寡は異なります。

長期休暇も取りやすい環境なため、働くときはがっつり働いて、休むときもしっかり休むワークライフバランスがデザイン可能です。

仕事を頑張りつつもメリハリをつけて働きたい人にはおすすめの企業となっています。

続いてPwCコンサルティングへの入社に向けた対策を見ていきましょう。

PwCコンサルティングに転職するには？採用フローや面接対策

PwCコンサルティングへ転職する際のフローは以下のとおりです。

　書類選考　➡　1次面接　➡　2次面接　➡　(3次面接)　➡　最終面接

人によっては面接が4回あるなど、かなり面接が多いフローとなっています。

前半ではケース面接も行われるため、コンサルティング業界未経験の場合は事前の対策が必要です。

ケース面接が2回行われる場合もあるため、エージェントを利用して練習しておくなど、未経験の人ほど計画的に対策するのをおすすめします。

通常形式の面接では逆質問の時間が多く取られる場合があるため、会社への質問や自身の思いをストックして面接に臨むのがベターです。

逆に、質問は事前の調査力と思考力が顕著に表れるため、準備不足を見抜かれないよう油断せず対策していきましょう。

続いてPwCコンサルティングに転職する際におすすめのサービスを紹介します。

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また、年齢を問わずチャレンジできる環境を整備するため、大手企業と確かな関係を築きながら多種多様なエンジニアをサポートする体制を整えています。

低単価の案件は取り扱わないポリシーのため、高収入・高単価案件の獲得が可能です。

今後どういったキャリアを考えているにせよ、多くの案件を見ておくことは確実にプラスにはたらきます。

自身のキャリアをしっかりと検討したい人、年収アップを狙いたい人は、ぜひエイジレスサービスの活用をご検討ください。

まとめ：PwCコンサルティングの平均年収は899万円

本記事をとおして、以下のことがわかりました。

• PwCコンサルティングの平均年収は899万円
• 年収水準は高く、コンサルティング・アドバイザリー領域で売上を大幅拡大中
• 平均年収は業界全体で上昇基調、毎年10%成長を受けて今後も上がっていくと見込まれる

コンサルティング業界の活況は沈静化傾向にありますが、それでもなお勢いのある業界です。

BIG4に属するコンサルティング企業であれば、仮にその後どこかに転職しても転職先企業から一目置かれることは間違いありません。

企業内のナレッジが蓄積していることを考えれば、転職して名実ともに立派なコンサルタントになることも十分可能です。

ぜひエイジレスの転職サポートをご利用いただき、新しいキャリアをつかむ1歩を踏み出していきましょう。