アビームコンサルティングの年収は751万円｜SAP×グローバルで価値を創出

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直近で前期比30%超の成長を実現しているアビームコンサルティング、今非常に注目されています。

日本発の総合コンサルティングファームの草の根的存在である同社で働けば、いったいどれほどの年収を手に入れることができるのでしょうか。

本記事ではアビームコンサルティングの基本情報から年収、福利厚生まで詳しく解説します。

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下記は本記事の要約になります

アビームコンサルティングの年収は？

大手クチコミサイトをリサーチしたところ、アビームコンサルティングの直近の平均年収は751万円です。

アビームコンサルティングの役職別年収は？

役職	年次	年収
アナリスト	1~2年目	550～700万円
コンサルタント	3~4年目	600~800万円
シニアコンサルタント	5~8年目	800~1,100万円
マネージャー	8~13年目	1,200~1,500万円
シニアマネージャー	14~17年目	1,500~2,000万円
プリンシパル	18年目以降	2,000万円～

アビームコンサルティングはアナリストから始まりコンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、プリンシパルと昇格していきます。

アビームコンサルティングの中途入社時の年収は？

職種	コンサルタント	シニアコンサルタント	マネージャー	シニアマネージャー以上
IT系(テクノロジーコンサルタント、AIストラテジストなど)	500～700万円	700～1,000万円	1,000~1,500万円	1,500~2,000万円
専門職系(戦略コンサルタント、会計財務コンサルタントなど)	450~650	700～1,000万円	1,000~1,500万円	1,500~2,000万円

アビームコンサルティングの中途採用時の年収は500～2,000万円です。

2024年2月時点ではコンサルタント職の募集が行われており、産業やサービスラインなど各分野で求人が掲示されています。

アビームコンサルティングの新卒入社時の年収は？

職種/学歴	学部卒	修士・博士了
コンサルタント職	592万円	640万円
プランニング&オペレーション職	501万円	543万円

アビームコンサルティングの新卒年収は最高で640万円です。

アビームコンサルティングは、新卒をコンサルタント職とオペレーション&プランニング職の2つで募集しており、それぞれ年収が異なります。

以上、アビームコンサルティングの要約を紹介しました。

では実際にアビームコンサルティングのことを詳しく確認していきましょう。

アビームコンサルティングの企業概要

出典：アビームコンサルティング

アビームコンサルティングはデロイトトーマツを源流に持つ総合コンサルティングファームです。

現在は特に資本関係はありません。

非上場企業のため売上などの詳細は分かりませんが、まずは基本情報を確認していきましょう。

社名	アビームコンサルティング株式会社
社名(英名)	ABeam Consulting Ltd.
代表者名	山田 貴博
資本金	62億円
本社所在地	東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー

おもな国内事業所として大阪、名古屋、仙台、沖縄を有しています。

ほかにもニューヨークや香港など、世界各都市で計28拠点を設け巨大なネットワークを構築中です。

アビームコンサルティングの事業

会計年度	売上計
2023年度	1,217億円
2022年度	991億円
2021年度	906億円

アビームコンサルティングの直近年間売上は1,217億円です。

非上場企業かつ詳細な売上を公表していませんが、経営戦略からサプライチェーン、ITマネジメントなど多くのサービスラインを取り揃えています。

特にSAPを用いたDX支援は業界内でも定評があり、その点で大きく売上を稼いでいる見込みです。

以上、アビームコンサルティングの基本情報を紹介しました。

続いてアビームコンサルティングの年収を確認していきましょう。

アビームコンサルティングの年収

アビームコンサルティングの年収を以下の観点から分析します。

• アビームコンサルティングの平均年収
• アビームコンサルティングの役職とグレード別年収
• アビームコンサルティングの評価制度と昇格・賞与
• アビームコンサルティングの中途採用時の年収
• アビームコンサルティングの新卒の年収
• アビームコンサルティングの転職難易度
• アビームコンサルティングの新卒での就職難易度
• アビームコンサルティングの年収偏差値

順を追ってみていきましょう。

アビームコンサルティングの平均年収

アビームコンサルティングの年収は751万円です。

アビームコンサルティングは非上場企業のため有価証券報告書を開示しておらず、平均年収は非公開となっています。

そこで、大手クチコミサイトの情報を下表にまとめました。

全体平均	751万円
ライトハウス	745万円
OpenWork	812万円
転職会議	695万円
indeed	–

各クチコミサイトの年収を平均した結果、751万円となっています。

日本人の平均年収が458万円のため、倍額ほどの年収を稼ぐことができており、十分高い年収となっています。

アビームコンサルティングの役職とグレード別年収

役職	年次	年収
アナリスト	1~2年目	550～700万円
コンサルタント	3~4年目	600~800万円
シニアコンサルタント	5~8年目	800~1,100万円
マネージャー	8~13年目	1,200~1,500万円
シニアマネージャー	14~17年目	1,500~2,000万円
プリンシパル	18年目以降	2,000万円～

アビームコンサルティングはアナリストから始まりコンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、プリンシパルと昇格していきます。

シニアコンサルタントまではおおむね横並びで昇格していき、マネージャー以降はプロジェクトでの実績によって左右される形式です。

アビームコンサルティングはみなし残業制度がないため、残業した分の残業代が付与されます。

しかしマネージャー以上になると残業代がなくなるので、その点は注意しておきましょう。

アビームコンサルティングの評価制度と昇格・賞与

項目	概要
評価手法	能力評価+業績評価
賞与の支給頻度	年2回(夏季・冬季)
賞与の支給額	マネージャー以下：基本給*4カ月分 マネージャー以上：基本給*2カ月分

アビームコンサルティングでは半期に1度評価を行い、年次の通年評価で昇格や昇給が決定される形式です。

評価指標は期初に自身で設定した目標で、期末に目標の達成度を確認して評価を行います。

評価者はプロジェクトでの上長、カウンセラーと呼ばれる直属ではない上司、統括するプリンシパルの3段階です。

これらの評価をもとに昇格や賞与が決定されていきます。

賞与は職位によって少し異なりますが、基本給*2～4ヶ月分がベースとなり、そこに業績連動のプラスアルファが計上される格好です。

職位が上になるほど業績の比率が高まるため、その点は留意しておきましょう。

アビームコンサルティングの中途採用時の年収

職種	コンサルタント	シニアコンサルタント	マネージャー	シニアマネージャー以上
IT系(テクノロジーコンサルタント、AIストラテジストなど)	500～700万円	700～1,000万円	1,000~1,500万円	1,500~2,000万円
専門職系(戦略コンサルタント、会計財務コンサルタントなど)	450~650	700～1,000万円	1,000~1,500万円	1,500~2,000万円

アビームコンサルティングの中途採用時の年収は500～2,000万円です。

2024年2月時点ではコンサルタント職の募集が行われており、産業やサービスラインなど各分野で求人が掲示されています。

年収はあくまで目安で応募者の経歴によって提示額は変動します。

同社はSAP領域を強みとしているため、SAPに強ければ若年層でもよい年収を提示してもらえる可能性が高いです。

またAI関連は個別に職種が設けられているため、ここでも高年収を狙える可能性があります。

最高で2,000万円の年収となっているため、魅力を感じる人はぜひチャレンジしてみるのがおすすめです。

アビームコンサルティングの新卒の年収

職種/学歴	学部卒	修士・博士了
コンサルタント職	592万円	640万円
プランニング&オペレーション職	501万円	543万円

アビームコンサルティングの新卒年収は最高で640万円です。

アビームコンサルティングは新卒をコンサルタント職とオペレーション&プランニング職の2つで募集しており、それぞれ年収が異なります。

また学部卒よりも大学院卒の方が高い傾向にあり、その差はだいたい40万円です。

いずれの象限でも500万円以上の年収となっているため、1年目から日本人の平均年収である458万円を越えられる高水準なことがわかります。

アビームコンサルティングの転職難易度

年度	年間採用数	中途採用実績	総社員数
2022年度	413人(※1)	237人(※2)	6,898人
2021年度	–	–	6,485人
2020年度	–	–	–

アビームコンサルティングの中途採用は直近の推測値で237人です。

中途転職難易度は年間採用数に対して、30%以上かどうかがボーダーとなります。

アビームコンサルティングは年間採用数に対して、中途採用比率が57%ほどになっており、高い水準です。

そのためアビームコンサルティングは転職者の比重が高めになっており、転職難易度は低いと判断できるでしょう。

アビームコンサルティングの転職難易度は上記の通りですが、あなたがアビームコンサルティング社だけでなく、類似企業や上流商流の企業にどれくらいの可能性で転職できるか気になりませんか？

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アビームコンサルティングの新卒での就職難易度

年度	年間採用数	新卒採用実績	総社員数
2022年度	413人(※1)	176人	6,898人
2021年度	–	184人	6,485人
2020年度	–	316人	ｰ

アビームコンサルティングの直近の新卒採用実績の平均は約225人です。

新卒での就職難易度は社員数100人あたり3人、3%が平均となります。

アビームコンサルティングの新卒採用では約207人がボーダーです。

直近で176人の新卒採用を行っていることを踏まえれば、アビームコンサルティングはあまり積極的な新卒採用を行っていないことがわかります。

そのためアビームコンサルティングは経験者採用比率が高く、新卒で入社する難易度は高いと判断できるでしょう。

アビームコンサルティングの年収偏差値

国民全体との比較で見るアビームコンサルティングの年収偏差値

年代	アビームコンサルティングの平均年収	年収偏差値
~25歳	700万円	85.4
～28歳	800万円	80.7
～30歳	1,100万円	91.5
～35歳	1,500万円	95.6
～40歳	2,000万円	104.4
41歳～	2,500万円	119.9

アビームコンサルティングの年収偏差値は上表のとおりです。

偏差値80～120と振れ幅はありますが、最低でも80.7と非常に高水準です。

出世コースにのって最年少プリンシパルを目指せば偏差値100越えも可能となっており、魅力的な給与体系だとわかります。

なお年収偏差値の計算には以下を用いています。

年収偏差値算出ツールは以下を参考に制作されています。

同業他社・競合との比較で見るアビームコンサルティングの年収偏差値

企業名	平均年収	年収偏差値	出典
アビームコンサルティング	751万円	35.0	上述のとおり
シンプレクス	956万円	50.0	有価証券報告書
電通総研	1,128万円	62.0	有価証券報告書
オービック	1,005万円	53.0	有価証券報告書

アビームコンサルティングの年収偏差値を同業他社と比較して上表にまとめてみました。

売上が1,000億円程度の企業と比較したところ、アビームコンサルティングは比較的低い水準です。

ほかの3社は年収を公表していますが、アビームコンサルティングは非公表のため偏った数字になっていると推測されます。

上でも述べたとおり、アビームコンサルティングが募集している中途採用の年収レンジは500～2,000万円となっているため、他社に見劣りするものではありません。

ぜひこの点も考慮し、アビームコンサルティングと自身のマッチング度を確かめるのがおすすめです。

以上、アビームコンサルティングの年収を多角的に解説してきました。

続いてアビームコンサルティングの福利厚生を確認していきましょう。

アビームコンサルティングの福利厚生

制度	概要
退職金	退職金制度あり。3年以上勤務者に給付。
家賃補助	なし
各種社会保険	完備
企業型確定拠出年金	あり
カフェテリアプラン	年5万円分支給
出産祝金	第3子以降100万円
マタニティ休暇	あり
配偶者出産休暇	あり
子育て支援休暇	あり

アビームコンサルティングの福利厚生を上表にまとめました。

十分なラインナップとなっていますが、中でも2つピックアップして紹介します。

カフェテリアプラン

まずは年に5万円分支給されるカフェテリアプランです。

ベネフィットステーションなどで利用できるカフェテリアポイントを付与される福利厚生で、さまざまな物品やサービスと交換可能になっています。

旅行や映画鑑賞などのレジャー、本や雑貨の購入など、そのまま現金の代わりに利用できるためうれしい福利厚生です。

出産祝金

2つ目は最大100万円支給される出産祝金です。

第3子以降と条件付きですが、社員の家庭を大事にする姿勢がうかがえる制度となっています。

ほかにも、マタニティ休暇や配偶者出産休暇など、ライフイベントに関わる休暇制度が充実している点にも注目です。

安心して子どもを持てるサポートをしてくれるうれしい福利厚生ですね。

以上、アビームコンサルティングの福利厚生を紹介しました。

続いてアビームコンサルティングの評判を確認していきます。

アビームコンサルティングの評判｜やばい？厳しい？激務ってホント？

企業名	平均点	ライトハウス	OpenWork	転職会議	indeed
アビームコンサルティング	4.0	3.7	4.4	4.2	3.5
シンプレクス	3.9	4.0	4.2	3.6	–
電通総研	4.0	3.7	4.5	4.1	3.5
オービック	3.5	3.7	3.7	3.6	3.0

アビームコンサルティングと同業他社のクチコミサイト評価を上表にまとめました。

いずれの企業も高い評点となっており、やりがいをもって働ける企業です。

アビームコンサルティングはアジアから世界へ打って出ることを社是としており、海外案件の比重が高い傾向があります。

そのため若手のうちから海外出張経験ができるなど、グローバルに活躍したい人にはうってつけです。

ビジネス英語スキルがあれば市場価値もぐっと上昇するため、今後を見越しても有意義な経験が積めるのは魅力的なポイントとなっています。

アビームコンサルティングはやばい？厳しい？激務ってホント？

アビームコンサルティングは、激務が恒常化している企業ではありません。

コンサルティング職の性質上、一定期間での成果を求められることから残業時間が月に50時間など伸びるタイミングはどうしても発生します。

しかしそれも何カ月も継続するものではなく、プロジェクトが落ち着けば月5時間程度の残業になるなどのクチコミもあるほどです。

プロジェクトワークになるため業務の繁閑は発生しますが、近年は適正な労務管理も社会から重要視されていることを考えれば、長時間労働は時代に即していません。

合理的思考を是とするコンサルティング業界であれば、前時代的な激務は避けるべきだと判断するでしょう。

以上、アビームコンサルティングの評判を解説しました。

続いてアビームコンサルティングに入社するための対策を紹介します。

アビームコンサルティングに転職するには？採用フローや面接対策

アビームコンサルティングの転職フローは以下のとおりです。

　書類選考　➡　1次面接　➡　最終面接

面接回数は2回と標準的であり、早ければ2週間ほどで内定獲得も可能となっています。

面接内容も一般的な質疑に終始し、雰囲気も穏やかで互いのミスマッチを減らすことを目標とした建設的な形式です。

今までの職務経歴上、もっともと頑張った経験を深掘りしてエピソードを仕込んでおくのがよいでしょう。

逆質問の時間も多く設けられるため、疑問をすべて出し尽くして面接に臨むことが求められます。

1点注意したいこととして、ケース面接が行われる場合があります。

フェルミ推定を要するなどコンサルティング業界特有の面接となるため、未経験の人は事前に練習しておくのがおすすめです。

以上、アビームコンサルティングの転職対策を紹介しました。

続いて転職に向けて活用したいサービスの紹介です。

SIer・ITコンサルへの転職ならエイジレス

SIerやITコンサルティング業界への転職や独立を考えている人は、ぜひエイジレスをご活用ください。

エイジレスでは、”エイジレスエージェント”と”エイジレスフリーランス”の2つのサービスを提供しています。

それぞれ多数の案件を取り揃えており、あなたの志向にあったものが見つかるはずです。

また、年齢を問わずチャレンジできる環境を整備するため、大手企業と確かな関係を築きながら多種多様なエンジニアをサポートする体制を整えています。

低単価の案件は取り扱わないポリシーのため、高収入・高単価案件の獲得が可能です。

今後どういったキャリアを考えているにせよ、多くの案件を見ておくことは確実にプラスにはたらきます。

自身のキャリアをしっかりと検討したい人、年収アップを狙いたい人は、ぜひエイジレスサービスの活用をご検討ください。

おすすめの転職エージェント

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まとめ：アビームコンサルティングの平均年収は751万円

本記事をとおして、以下のことがわかりました。

• アビームコンサルティングの平均年収は751万円
• 業界内でも有数のSAPエヴァンジェリスト、グローバル商圏拡大で業績も上向き
• 平均年収は上昇基調、プリンシパルになれば年収2,000万円越えも見込める

アビームコンサルティングはSAP領域に強みを持つ、特色ある総合コンサルティングファームです。

今後はDXがますます勢いを増していき、デジタル領域のコンサルタントも数を増していくと見込まれます。

そんな中で差別化を図るうえでも、SAPなど世界的に強い製品に特化するのは有効な戦略です。

アビームコンサルティングは世界的にも商圏を広げている企業なため、勤めたらきっとコンサルタントとしての価値も上昇していくことでしょう。

もしアビームコンサルティングに興味があれば、ぜひエイジレスのサービスをご活用ください。

新しいキャリア形成を進めていきましょう。