ドリームインキュベータの年収は1776万円｜1年で年収700万円増加の詳細

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少数精鋭コンサルティング企業の代表格といえば、ドリームインキュベータが筆頭に挙がるでしょう。

社員数120名ほどでありながら東証プライム市場で資金調達を行える、日本でも指折りの優良企業です。

本記事ではそんなドリームインキュベータの基本情報や突出した年収、福利厚生などを詳細に解説します。

戦略コンサルティングやM&Aに興味のある方、必見です。

• ドリームインキュベータへの転職を検討されている
• ドリームインキュベータへ転職した場合の想定年収を正確に知りたい
• ドリームインキュベータの年収事情についてもっと知りたい
• ドリームインキュベータでの働き方について直接生の声が知りたい

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下記は本記事の要約になります

ドリームインキュベータの年収は？

ドリームインキュベータの平均年収は1,776万円、平均年齢は37.1歳です。

直近5年間の下限から800万円、去年度から約700万円増加するなど、大きく年収が増加していることがわかります。

年度	平均年収	平均年齢
23年3月期	1,776万円	37.1歳
22年3月期	1,086万円	36.1歳
21年3月期	976万円	36.0歳
20年3月期	1,034万円	35.1歳
19年3月期	1,150万円	34.3歳

ドリームインキュベータの役職別年収は？

ドリームインキュベータではいわゆるコンサルタント職において、ジュニア、ミドル、シニア、アソシエイトマネージャー、マネージャー、シニアマネージャー、オフィサーと昇格していきます。

各職位で高い年収を獲得可能です。

役職	年次	年収
ジュニア	1~3年目	~700万円
ミドル	4~6年目	~1,000万円
シニア	7~9年目	~1,200万円
アソシエイトマネージャー	10~12年目	~1400万円
マネージャー	13~15年目	~1,600万円
シニアマネージャー	16~18年目	~2,000万円
オフィサー	19年目以降	2,000万円~

ドリームインキュベータの中途入社時の年収は？

ドリームインキュベータは2024年2月現在、ビジネスプロデュース系、投資運用系、コーポレート部門の3職種で求人を行っています。

各職種で年収は広く幅をとっており、最大で1,200万円での提示です。

職種	ミドル	アソシエイトマネージャー	マネージャー
ビジネスプロデュース系(戦略コンサルタント、会計コンサルタント)	600～800万円	800～1,000万円	1,000~1,200万円
投資運用系(M&A、ファンドマネージャー職)	600～800万円	800～1,000万円	1,000~1,200万円
コーポレート部門	380～500万円	–	–

ドリームインキュベータの新卒入社時の年収は？

ドリームインキュベータの新卒年収は最高620万円です。

学部卒と院卒で20万円ほど差があり、600～620万円の幅となっています。

学歴	年収
大学卒	600万円
院卒	620万円

以上、ドリームインキュベータの概要情報をお伝えしました。

ではドリームインキュベータの企業詳細を確認していきましょう。

ドリームインキュベータの企業概要

出典：ドリームインキュベータ

ドリームインキュベーターは2000年に創業した戦略コンサルティングやM&Aを得意とする企業です。

2005年には当時のプライム市場である東証一部に上場を果たし、2021年には電通グループと資本提携を行っています。

ドリームインキュベータの企業概要は以下のとおりです。

社名	株式会社 ドリームインキュベータ
社名(英名)	Dream Incubator Inc.
代表者名	三宅 孝之
資本金	5,019百万円
本社所在地	東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング4F・6F（受付：6F）

東京本社以外にもベトナムに現地法人を構えています。

ドリームインキュベータの事業

会計年度	売上計	主要セグメント①：ビジネスプロデュース事業	主要セグメント②：インキュベーション事業
2023年度	301.3億円	38.3億円	19.1億円
2022年度	355.6億円	28.3億円	328億円
2021年度	277.7億円	23.1億円	254.8億円
2020年度	227.5億円	26.8億円	199.1億円

ドリームインキュベータの直近の事業成績は上表のとおりです。

各事業の詳細をみていきましょう。

①ビジネスプロデュース事業

ビジネスプロデュース事業は、いわゆる戦略コンサルティングやM&Aなどのコンサルティング事業です。

企業の経営戦略に対して、自社の知見を用いてアドバイスを行う事業となっています。

②インキュベーション事業

インキュベーション事業は、有望な成長企業に対して投資や経営の補助を行う事業です。

直近ではアイペット損保の経営にインキュベーターとして参画しており、年20%ほどの増益を達成するなど目覚ましい成績をあげています。

ドリームインキュベータの労働環境

2024年1月時点	記載
従業員数	120人
平均継続年数	3.7年
有給取得率	非公開
平均年齢	37.1歳
女性比率	23.8%
受賞	–

ドリームインキュベータの基本情報を解説しました。

続いてドリームインキュベータの年収を確認していきましょう。

ドリームインキュベータの年収

ドリームインキュベータの年収事情を以下の観点から解説します。

• ドリームインキュベータの平均年収と平均年齢
• ドリームインキュベータの役職とグレード別年収
• ドリームインキュベータの評価制度と昇格・賞与
• ドリームインキュベータの中途採用時の年収
• ドリームインキュベータの新卒の年収
• ドリームインキュベータの転職難易度
• ドリームインキュベータの新卒での就職難易度
• ドリームインキュベータの年収偏差値

順を追ってみていきましょう。

ドリームインキュベータの平均年収と平均年齢

年度	平均年収	平均年齢
23年3月期	1,776万円	37.1歳
22年3月期	1,086万円	36.1歳
21年3月期	976万円	36.0歳
20年3月期	1,034万円	35.1歳
19年3月期	1,150万円	34.3歳

ドリームインキュベータの平均年収は1,776万円で、平均年齢は37歳です。

ドリームインキュベータは上場企業のため、有価証券報告書で各種情報が公開されています。

日本人の平均年収が458万円のため、3倍以上の年収を稼ぐことができており、十分高い年収となっています。

ドリームインキュベータの役職とグレード別年収

役職	年次	年収
ジュニア	1~3年目	~700万円
ミドル	4~6年目	~1,000万円
シニア	7~9年目	~1,200万円
アソシエイトマネージャー	10~12年目	~1400万円
マネージャー	13~15年目	~1,600万円
シニアマネージャー	16~18年目	~2,000万円
オフィサー	19年目以降	2,000万円~

ドリームインキュベータではいわゆるコンサルタント職において、ジュニア、ミドル、シニア、アソシエイトマネージャー、マネージャー、シニアマネージャー、オフィサーと昇格していきます。

標準的には3年で次の職位に昇格していく形式で、給与は年俸制です。

実力があれば1年で昇格を果たす人もおり、さらにオフィサー（パートナー）クラスになれば5,000万円以上の役員報酬を獲得できる可能性があります。

実力主義の会社ですが、挑戦し甲斐のある給与体系です。

ドリームインキュベータの評価制度と昇格・賞与

項目	概要
評価手法	マネージャー以上による評価
賞与の支給頻度	年俸制のため無し
賞与の支給額	年俸制のため無し

ドリームインキュベータではプロジェクトの終了時、および年次で評価が行われます。

プロジェクトの上司やマネージャー職位者によって評価が為され、通年の評価時に次年度の年俸が決定される形式です。

評価がよければ100万円単位で年俸が上昇するため、非常に働きがいのある環境です。

一方で年俸制で賞与もないことを考えると、長く標準評価でいるにはつらい環境かもしれません。

みずからを成長させる意欲に満ちている人にはうってつけでしょう。

ドリームインキュベータの中途採用時の年収

職種	ミドル	アソシエイトマネージャー	マネージャー
ビジネスプロデュース系(戦略コンサルタント、会計コンサルタント)	600～800万円	800～1,000万円	1,000~1,200万円
投資運用系(M&A、ファンドマネージャー職)	600～800万円	800～1,000万円	1,000~1,200万円
コーポレート部門	380～500万円	–	–

ドリームインキュベータの2024年２月時点では、コンサルタント系、投資運用系、コーポレート部門で募集が行われています。

コンサルタント職は未経験歓迎として広く門戸が開かれており、提示額は最大で1,200万円です。

MBAや投資銀行などで勤務経験がある場合、M&Aやベンチャー企業への投資部門での採用も検討対象となるでしょう。

ほかにも役員秘書の募集などコーポレート部門もあり、レベルの高い環境に身を置きたい人におすすめです。

ドリームインキュベータの新卒の年収

ドリームインキュベータの新卒年収は最高で620万円です。

学歴	年収
大学卒	600万円
院卒	620万円

ドリームインキュベータは大卒か院卒かで若干異なりますが、新卒年収は600～620万円です。

新卒平均年収が学部卒で210万円ほどのため、約3倍の年収を稼ぐことができます。

非常に高い水準の新卒年収と判断できるでしょう。

ドリームインキュベータの転職難易度

年度	年間採用数	中途採用実績	総社員数
2023年度	24人(※1)	21人(※2)	120人
2022年度	6人(※1)	–	96人
2021年度	–	–	90人

ドリームインキュベータの中途採用は直近の推測値で237人です。

中途転職難易度は年間採用数に対して、30%以上かどうかがボーダーとなります。

ドリームインキュベータは年間採用数に対して、中途採用比率が88%となっており、高い水準です。

さらに有価証券報告書でも中途採用比率の目標値を80%以上と掲げているため、中途採用に積極的なことがわかります。

そのためドリームインキュベータは転職者の比重が高めで、転職難易度は低いと判断できるでしょう。

ドリームインキュベータの転職難易度は上記の通りですが、あなたがドリームインキュベータ社だけでなく、類似企業や上流商流の企業にどれくらいの可能性で転職できるか気になりませんか？

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気になる方は以下より是非無料登録してみてくださいね。

ドリームインキュベータの新卒での就職難易度

年度	年間採用数	新卒採用実績	総社員数
2023年度	24人(※1)	3人(※2)	120人
2022年度	6人(※1)	–	96人
2021年度	–	–	90人

ドリームインキュベータの直近の新卒採用実績の平均は約3人です。

新卒での就職難易度は社員数100人あたり3人、3%が平均となります。

アビームコンサルティングの新卒採用では3～4人がボーダーです。

直近で3人の新卒採用を行っていることを踏まえれば、ドリームインキュベータは標準的な人数を新卒で採用していることがわかります。

そのためドリームインキュベータは新卒で入社する難易度は標準程度と判断できるでしょう。

ドリームインキュベータの年収偏差値

国民全体との比較で見るドリームインキュベータの年収偏差値

年代	ドリームインキュベータの平均年収	年収偏差値
~25歳	700万円	85.4
~28歳	1,000万円	94.1
~32歳	1,200万円	89.9
~35歳	1,400万円	87.0
~38歳	1,600万円	93.4
~41歳	2,000万円	102.5
42歳~	2,500万円	117.4

ドリームインキュベータの年収を日本人全体と比較して偏差値を算出したのが上記の表です。

ドリームインキュベータは職位や年代にもよりますが、85～118の間で推移しており非常に高い偏差値だとわかります。

なお年収偏差値の計算には以下を用いています。

年収偏差値算出ツールは以下を参考に制作されています。

同業他社・競合との比較で見るドリームインキュベータの年収偏差値

企業名	平均年収	年収偏差値	出典
ドリームインキュベータ	1,776万円	67.0	有価証券報告書
経営共創基盤	1,097万円	42.0	OpenWork
電通総研	1,128万円	43.0	有価証券報告書
野村総研	1,242万円	47.0	有価証券報告書

ドリームインキュベータの年収偏差値を競合他社と比較して算出したのが上表です。

高年収で名高い企業たちの年収を優に勝る年収で、高偏差値の67をたたき出しています。

ドリームインキュベータの高い年収偏差値が浮き彫りになった結果です。

以上、ドリームインキュベータの年収を多様な観点からひも解いてきました。

続いてドリームインキュベータの福利厚生を確認していきましょう。

ドリームインキュベータの福利厚生

制度	概要
退職金	あり。通常の給与を退職金として積み立てる方式。
家賃補助	借上社宅制度あり。家賃が若干割安となる。
各種社会保険	完備
慶弔見舞金制度	あり
就業不能所得補償制度	あり
従業員持株会	あり
健康管理（人間ドック補助）	あり
入社準備金前借制度	あり
健康保険組合	あり

ドリームインキュベータは上表の福利厚生を制度として有しています。

中でも気になる福利厚生をピックアップしてみていきましょう。

退職金制度

まずは退職金制度です。

コンサルティング業界は退職金を年収に充てる制度が一般化している中で、退職金をみずから積み立てていける珍しい制度を採用しています。

みずからの裁量で選択できる余地があるのはうれしいポイントです。

借上社宅制度

借上社宅制度があるのも特徴的です。

詳細は非公表なのでわかりませんが、会社として社宅を借り上げており、それを社員へ提供しているものと思われます。

各種税制面での優遇や、割安の家賃で良い住宅に住める制度です。

若手など給料が心もとない時期にはとてもありがたい制度となっています。

以上、ドリームインキュベータの福利厚生でした。

続いてドリームインキュベータの評判を確認していきましょう。

ドリームインキュベータの評判｜激務でやばい？クビになることもある？

企業名	平均点	ライトハウス	OpenWork	転職会議	indeed
ドリームインキュベータ	3.7	3.7	4.0	3.4	–
経営共創基盤	3.8	3.6	4.3	3.4	–
電通総研	4.0	3.7	4.5	4.1	3.5
野村総研	3.8	3.6	4.3	3.4	3.9

ドリームインキュベータと競合他社のクチコミサイト評点を上表にまとめました。

いずれの企業も3点台後半以上となっており、評価が高いです。

いずれの企業でも企業の経営に資するコンサルティング事業を行っており、やりがいや社会的な影響度も大きいです。

そのような背景から仕事をとおしての社会貢献度を感じ取り、評点が高くなっている状況です。

ドリームインキュベータは激務でやばい？クビになることもある？

ドリームインキュベータは残業が多い会社です。

あるクチコミサイトでは平均残業時間が60時間以上となっていますが、この背景には業績の伸びと成果主義のコンサルタントワークがあります。

ビジネスプロデュース事業、およびインキュベーション事業いずれも伸びており、それにともない業務が増えます。

会社としては中途を積極的に採用しつつ、直近では給与体系を見直し大幅な給与増を実現して社員還元を実施中です。

また企業がどうしたら業績を上げられるのかを徹底的に伴走して考え抜くことから、ビジネスマンとして大きく成長できます。

まさに夢を持って成長できる環境となっており、仕事にフルコミットしたい人にはこれ以上ない環境です。

以上、ドリームインキュベータの評判を解説しました。

続いてドリームインキュベータへの転職方法を紹介します。

ドリームインキュベータに転職するには？採用フローや面接対策

ドリームインキュベータの転職フローは以下のとおりです。

　書類選考　➡　1次面接　➡　2次面接　➡　最終面接

面接回数は2～3回と標準的です。

面接内容も一般的な質疑に終始し、雰囲気も穏やかで互いのミスマッチを減らすことを目標とした建設的な形式となっています。

フレンドリーな面接官が多いですが、時折核心を突く質問をされるので油断しないようにしましょう。

1点注意したいのがケース面接です。

フェルミ推定を要するなどコンサルティング業界特有の面接となるため、事前の練習は欠かさないようにしましょう。

最近のドリームインキュベータは未経験者も広く採用しているため、エージェントを活用しての反復練習がおすすめです。

以上、ドリームインキュベータの転職対策を紹介しました。

続いて転職に向けて活用したいサービスの紹介です。

SIer・ITコンサルへの転職ならエイジレス

SIerやITコンサルティング業界への転職や独立を考えている人は、ぜひエイジレスをご活用ください。

エイジレスでは、”エイジレスエージェント”と”エイジレスフリーランス”の2つのサービスを提供しています。

それぞれ多数の案件を取り揃えており、あなたの志向にあったものが見つかるはずです。

また、年齢を問わずチャレンジできる環境を整備するため、大手企業と確かな関係を築きながら多種多様なエンジニアをサポートする体制を整えています。

低単価の案件は取り扱わないポリシーのため、高収入・高単価案件の獲得が可能です。

今後どういったキャリアを考えているにせよ、多くの案件を見ておくことは確実にプラスにはたらきます。

自身のキャリアをしっかりと検討したい人、年収アップを狙いたい人は、ぜひエイジレスサービスの活用をご検討ください。

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まとめ：ドリームインキュベータの平均年収は1,776万円

本記事をとおして、以下のことがわかりました。

• ドリームインキュベータの平均年収は1,776万円と超高額
• 質の高いコンサルティングやM&Aが売上をけん引、少数精鋭コンサルティング部隊で利益率を拡大
• 平均年収は直近で約700万円増加、好調な業績を背景に今後も伸長見込み

ドリームインキュベータは直近の1年で平均年収を1,086万円から1,776万円と約700万円も上昇させています。

給与体系の改定も含め社員還元を行っており、その改定を可能にするほど成長できている企業です。

ビジネスプロデュース事業とインキュベーション事業の両方を手掛ける企業は少なく、社内で大きなシナジーを生み出しているユニークな業態となっています。

質の高い唯一無二なコンサルタントになれる特異な環境であり、そのぶんハマる人には最高でしょう。

ぜひエイジレスのサービスも活用しながら、ドリームインキュベータでのキャリア形成を目指していきましょう。