40代転職の現実をミドル転職成功実績豊富なエージェントが解説

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「40代の転職は厳しい」「40代の転職の現実はどうなのか」など、40代で転職をするか悩んでいる方は多いと思われます。

40代の転職では特有の難しさも有利な点もあります。また転職市場はここ数年で大きく変化し、40代でも好条件で転職できる可能性が高まっています。

そこで40代の転職における現実を、実績豊富なエージェントが解説します。

こやま けいこ

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • スキルと経験が十分な40代の転職は今後も需要が高まる可能性がある
  • 40代の転職は現実を受け止めてこだわりを排除し、謙虚な姿勢で臨むことが重要なポイント
  • 40代の転職ではアンラーニング(学習棄却)の姿勢や学習意欲を示すと効果的
  • 40代転職の面接は「簡潔さ」「若さ」「清潔感」が大事
  • 40代の転職はキャリアの棚卸しやキャリアプラン・ライフプランの構築が大切

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/

特化型エージェント
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【公式】https://se-navi.jp/

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約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
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40代の転職の現実とは|転職市場の変化

40代をめぐる転職市場は2020年から始まった新型コロナの影響で、企業の採用には一時消極的な動きが見られましたが、その反動で2023年から上昇傾向に変わりました。

出典:「労働力調査(詳細集計)2022年|総務省


特に20代や30代はそもそもの人口が少なく、40代から50代にかけてのスキルや経験を持つ人材に対する採用を重視する企業が増加しています。
 
かつて転職市場に見られた、35歳以上の転職は難しいという「35歳限界説」は消えつつあるとの指摘もあり、40代での転職にも明るい展望を期待できそうですね。
 
また総務省の「労働力調査」では2022年に転職した人は全体で303万人。このうち34~44歳は56万人、45~54歳では54万人と、25~34歳に次いで多い数になっています。
 
出典:「労働力調査(詳細集計)2022年|総務省

一方ハローワークを利用した就職件数の推移を表したグラフからも、近年では35歳以上の件数が35歳以下よりも多くなる現象が見られます。

※2020年以降はコロナ禍の影響で相対的な就職件数は減少しています。

出典:「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)|厚生労働省」より作成

転職エージェントなどを活用したケースについて、一般社団法人日本人材紹介事業協会が人材紹介会社大手3社に調査した報告書によると、2023年度上半期の前年度比は36~40歳は126.7%、41歳以上でも126.3%と35歳以下の世代よりも多く、40歳前後からの転職活動が活発に行われていることが分かります。

さらに40代と言えば「就職氷河期世代」。

社会人生活のスタートから厳しい就職活動を強いられてきた世代が40代になり、さらにキャリアアップを目指して転職しようとして苦しい状況に陥らないため、国もさまざまな施策を打ち出しています。

国はハローワークでの相談窓口設置やスキルや知識を身につけるサポート、面接指導などのほか、地域で就職氷河期世代への支援に取り組む自治体に対する交付金事業を行っています。

各データなどから40代の転職状況は年々向上していることが確認できましたが、求人数などは20代や30代に比べると相対的に少ない現状には変わりありません。

40代の転職で失敗しないためには、40代ならではのポイントを押さえることが大切です。

40代の転職ではプレイヤーとしてのスキル以外に、若手の育成・指導などマネージャーとしての資質も企業が求める重要なポイント。

そこで、40代の転職で考えておきたい項目について解説していきます。

次は40代で転職が成功する人の特徴を確認しましょう。

40代で現実的に転職が成功する人の特徴

40代が転職で成功するためには、企業がどのようなポイントを求めているかを把握することが重要です。

経験に基づくスキルや専門性に加えて、自分の強みがどこにあるかを見極めてアピールすると説得力を増します。

40代の転職では次の項目を自分なりに整理してみましょう。

  • 高い専門性やマネジメント経験、実績・スキルがある
  • 課題解決力・分析力を持つ
  • 市場価値を理解している
  • 新しい環境や人に対する柔軟性
  • アンラーニングの姿勢を持っている

ひとつずつ解説します。

高い専門性やマネジメント経験、実績・スキルがある

40代は一定程度の社会人経験を持ち、高い専門性やスキル、またマネジメント経験があるかどうかなどが、企業側の採用要件の重点項目に挙げられます。

民間が2021年に行った企業への調査では、若手世代へ期待する点は「労働力」がトップでしたが、ミドル世代では経験値・スキルが54.9%と半数を超えています。

出典:マイナビキャリアリサーチラボ

またこちらの調査では「技術や知識の継承」も30.1%と高く、40代の人材には若手の育成なども期待されているようです。

一方企業側からすると、40代には高い経験値に見合う報酬を支払わなくてはならず、人件費の面から「労働対価(給与)」が懸念点のトップでした。

つまり40代はスキルや実績を求められる代わりに、転職後は高い報酬を得ることができる可能性も高いと言えるのです。

課題解決力・分析力を持つ

40代の転職では企業の問題に対する分析力や解決能力などが求められます。

また、新しい事業やプロジェクトを実現する点も重要項目とされ、企画力や提案力なども大事なポイント。

これまでの経歴の中で企画したプロジェクトの内容や提案、さらに実績などをアピールできるように準備しておくと良いでしょう。

市場価値を理解している

市場価値とは、企業が求める要件と自分のスキルや実績とのバランスで決まります。業界が変わり自分のスキルの需要が高くなれば市場価値も上がるなど、さまざまな背景により変化します。

この需給バランスを知っておくことで、ミスマッチを減らし転職先企業が早く見つかるなどのメリットがありますので、自分の市場価値をしっかりと把握するようにしましょう。

市場価値には以下の4つのポイントをチェックしてください。

  1. スキル
  2. 経験
  3. 実績
  4. 専門性

市場価値を自分で判断することはなかなか難しいため、webサイトや転職エージェントなどで用意されたツールを利用すると便利です。

新しい環境や人に対する柔軟性

40代は一定の社会人経験や実績を持つ人材のため、職務上の期待値が高い反面、扱いづらいのではないかと懸念される場合があります。

積極的に同僚や部下などとのコミュニケーションをはかり、自分のやり方や価値観を押し付けるような姿勢は避けるべきです。

事業を推進するためには柔軟性を持って対応していくことも重要。チームマネジメントの面からもより良い環境づくりに努めていくことが大切です。

アンラーニングの姿勢を持っている

アンラーニングとはこれまでの経験で身につけた知識や経験・スキルをいったん捨てて、新しい環境で新たに取り入れていくこと。

変化に対して柔軟に対応できる姿勢とも言われています。

社内ルールや社風、仕事の進め方などは企業ごとに違いがあるため、現職企業でのマインドをいったんリセットすることが必要です。

40代は現職で高い実績や成果を挙げている人も多いと思われます。成功体験が多いほどアンラーニングを忘れずに、謙虚な姿勢で受け入れていくと良いでしょう。

転職先での同僚などからフィードバックをもらいながら、自分が企業にしっかりと貢献できているか振りかえってみることが重要です。

では40代の転職が成功しない人の特徴を確認してみましょう。

40代で現実的に転職が成功しない人の特徴

40代の転職がなかなかうまく行かずにみじめな思いをしないよう、失敗しがちな点も理解しておきましょう。

以下5つのポイントについて説明します。

  • 「市場価値」を把握せずに企業を選ぶ
  • 年収やポジションなどの条件にこだわりが強い
  • 同業界・同職種にこだわりすぎる
  • 学習意欲が低い
  • 謙虚な姿勢が見えない

「市場価値」を把握せずに企業を選ぶ

前段で40代の転職では市場価値を把握することが、転職を成功させるポイントの一つとお話しました。

逆に市場価値を見極めずに企業を選ぶとミスマッチを繰り返すなど、苦労の多い転職活動になってしまう可能性があります。

自分のスキルや実績、経験値を具体的に知ることで、現職とはまったく違う業界への転職も考えられますね。

さらに市場価値を理解すると待遇面などでも客観的な判断材料ができ、面接での年収交渉などもスムーズに行うことができます。

年収やポジションなどの条件に対するこだわりが強い

40代は住宅ローンや子供の教育費などにお金がかかる世代。できれば年収は落としたくないと思う人がほとんどです。

ただし年収や休日などの待遇にこだわりすぎると、ほかの条件面が見えなくなり、入社後に後悔してしまうケースが多く見られます。

転職直後に一時期年収が下がったとしても、入社してから成果を挙げ認められるようになれば、将来的には納得のいく年収や待遇になる可能性は大いにあります。

また年収などの待遇以外にも、長く勤められる条件として、自分とその企業とがマッチしているかどうかという点です。

企業の考え方や社風、事業の進め方など多角的に見極めることが大切です。

同業界・同業種にこだわりすぎる

ある転職サイトの調査によると、40代での異業界転職は全体の約60%にものぼり、一方で異職種への転職は7%ほどだったそうです。

この調査からも異職種への転職は難しい反面、職種が変わらなければ違う業界への転職は可能性が高いことが分かります。

これまでと同じ業界や業種にこだわりすぎていると、そもそも求人が少ない上に転職活動が長引いてしまうことも考えられます。

自分のスキルや経験を活かしながら、これまでとはまったく違う業界で新しい人材と出会うことができるなど、異業界への転職はかなり現実的だと捉えた方が良いでしょう。

学習意欲が低い

転職するだけでも同僚のことや仕事の進め方など、新たに覚えなくてはならないことが多く、なかなか学びについて考える余裕は作れないかもしれません。

最初から無理に学ぶことを意識しすぎると、自分を追い込んでしまうので気をつけましょう。

だからといって意欲を失わないことがとても大事です。

アンラーニングが大切だとお話したように、一度自分の経験をリセットして、新たなスタートを切るつもりで、分からないことは素直に質問するなど、頭の切り替えが重要です。

また業務上必要だと思うスキル習得については、転職後もなるべく早い段階からリスキリングなどに取り組みましょう。

謙虚な姿勢が見えない

40代で転職する人には高い専門性やスキル、これまでの経験があります。

企業側も40代には経験を活かした活躍を期待して採用していますが、職務の面だけではなく重要なポイントとして人柄を挙げる企業が多いのも実情です。

これまでの経験から同僚や部下のやり方を認めずに自分の手法を押し通してしまうなど、謙虚な姿勢が見えない場合は、転職後も成果を挙げることは難しくなります。

新しい職場・同僚に対して、新人のような気持ちで馴染んでいくことが大切です。

経験やスキルを新しい部下に伝えていくことも大事な仕事のひとつですが、関係性が悪い場合は受け入れてもらえないことも考えられます。

40代で転職した際は、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。

次は40代の就活のコツを解説します。

40代で転職を成功させる就活のコツ

40代で転職する場合、20代30代と比べると求人数が少ない、求められる要件ハードルが高くなるなど、うまく進まない場合も多く見られます。

40代で転職を成功させるためには、自分なりの「転職軸」を明確にしておくことが重要です。転職軸を理解するためにも、いくつかのコツがありますのでご紹介しましょう。

企業選び

企業選びで重要な点は、実は自己分析。

自己分析をしっかりと行うことで譲れない条件などが明確になり、転職先企業を選ぶ時に絞り込みやすくミスマッチを減らすことにもつながります。

自己分析には以下のような効果が期待されています。

  • 自分にマッチする仕事や企業を見つけられる
  • 企業の要件定義と自分の希望が合っているかが明白になる
  • 自分の強みが明らかになる
  • 書類や面接でのアピールポイントを把握することができる

自己分析にはwebでもツールが公開されていますので、ぜひ活用してみてください。

自己分析が終わったらより具体的な企業選びを始めましょう。

ポイントは「伸びている業界を選ぶ」こと。

下図は大手転職エージェントが2023年11月に公開した、サービス利用者の実態から分かった職種別求人倍率のデータです。

出典:転職求人倍率レポート|doda

直近の2023年8月を見ると、もっとも高かったのは人材サービス、次いでIT・通信、3位がコンサルティングとなりました。

この3業種が他に差をつけて求人倍率が高いことが、グラフからも分かります。

求人倍率が高い職種は人が足りていないことが考えられ、管理職ポジションでの採用も多くなる傾向にあります。さらにポストに就くことができれば、年収のアップにもつながりますね。

職務経歴書

職務経歴書で重要なことは、転職先でいかに活躍することができるかを伝えることです。

作成する際には以下の点に注意しましょう。

  • 携わったプロジェクトや転職先企業に関わる職務内容を中心に端的に成果を書き込む
  • 自分の専門性や強みを明確にする
  • 転職先で活躍する準備ができていることや意欲を伝える

まずは、テンプレートを作り応募する企業に合わせて最適化しましょう。

また、転職エージェントを活用すると、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントに協力してもらえます。一度はエージェントの添削を受けた方が有利です。

弊社エイジレスは書類通貨にも実績がありますので、ぜひ一度ご相談してください。

面接

ここ数年はWEB面接も増えていますので、リモートと対面、それぞれのポイントをご紹介します。

リモート編

下の図は、転職者の実態について民間が行った調査の結果です。この中でWEB面接を受けた割合は40代男性が55%、40代女性で39.2%。全体の割合では2021年に55.6%、2022年も52.6%と半数を超えています。

出典:「転職動向調査2023年版(2022年実績)|マイナビ

さらに、こちらは企業のWEB面接実施率を調べたグラフです。

出典:マイナビキャリアリサーチラボ

すでにWEB面接のみの企業が8.5%。WEB面接が多めとの答えは42.3%となり、企業でもオンラインでの面接が増加していることが分かります。

右のグラフでもWEB面接を増やす予定が31.8%となり、今後はWEB面接への対策は必須となりそうですね。

WEB面接の場合、画面越しのため表情や声の張りなどが伝わりにくく、接続トラブルなどが起きる可能性があることにも注意しましょう。

では、オンラインでの面接で注意すべき点をご紹介します。

  1. 画面をできるだけ明るくする
  2. 背景を整理してきれいにする
  3. 若々しい印象を与えるためライトを購入する
  4. マイクの音量をチェックしておく
  5. 安定したwi-fi環境やLAN接続などを事前に準備

特に画面上の見え方は要チェック。

顔が若く見えるためのライト効果で、面接突破率がかなりアップするとのデータもあり、コスパの良い対策になりそうです。

対面編

対面での面接でもっとも気を付ける点は身だしなみ。

また話し方にも注意すべきポイントがあります。

  1. スーツはジャストサイズを準備する
  2. 若い印象を与えるためにはヘアカラーも
  3. 香りは極力使わない
  4. 明るくはっきりと端的に話す
  5. 結論から伝える

長々と説明することは基本的にはNGです。聞かれたことには簡潔に答えられるようにしておきましょう。

対面での面接対策では転職エージェントに相談すると、客観的にフィードバックをもらえるため、通過率が高くなると言われています。

WEBでも対面でも大切なことは、応募先企業の事業内容や応募の要件などをしっかりと理解し、最終的には自分が入社することで企業にとってプラスになることを伝えることです。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/

特化型エージェント
社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/

ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/

エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp

40代の転職を成功させるポイント

40代の転職ではこれまでに培った経験や実績、スキルや高い専門性が求められるため、転職活動は決して簡単ではありません。

一方で転職市場での40代人材はチームを牽引する存在として、年々需要が高まってきているのも実情です。

市場や企業からの期待に応え、40代の転職を成功させるためのポイントをまとめてみました。

  • キャリアの棚卸しで自分の強みを把握する
  • 自分のキャリアプランを構築する
  • 転職軸を見極める
  • 市場動向、業界、職種などの情報収集
  • 転職のプロからアドバイスをもらう

ではひとつずつ説明します。

キャリアの棚卸しで自分の強みを把握する

豊富な経験と知識は40代にとって最大の強みと言えます。その中でも特にアピールできるポイントがあると、さらに説得力を増すことになりますね。

そこで誰にも負けない強みを洗い出すために、キャリアの棚卸しをしっかりと行ってください。

キャリアの棚卸しは以下の項目を振り返りましょう。

  1. 直近の1日の業務内容:目的とプロセスを大切に
  2. 取り組みの姿勢:工夫した点と成果
  3. 1と2を繰り返す:一覧にする
  4. エピソードを思い出す:経験から得たことや学んだこと

ここからさらに自分の強みを整理することが必要です。

以下の項目で「はい:2点」「どちらでもない:1点」「いいえ:0点」として合計点数を出してみると、自分の強みを明確に把握することができます。

出典:マイナビミドルシニアより作成

自分のキャリアプランを構築する

40代はマネジメントや管理職への昇進や、プライベートでは子育てや親の介護が始まるなど意外と変化の多い世代です。

40代のキャリアプランの構築では仕事のキャリアだけではなく、将来的なライフプランも含め幅広い視野で行うことが大切です。

そのためにも、40代でキャリアプランを考える際は以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. これまでの人生における印象的な出来事や成功・失敗した経験を振り返る
  2. 仕事上での実績や成果、困難を乗り越えた経験を思い出す
  3. やりたいこと・やりたくないこと・できること・できないことを洗い出す
  4. 将来ありたい姿を具体化する
  5. 4で思い描いた姿を具現化するためのアクションを考える

このようなステップを実践することで、自分のキャリアプランが少しずつ明確になり、自分の将来へと続く地図を描くことができますよ。

転職軸を見極める

「転職軸」とは「志望動機」と同じような意味合いを持ち、自分が転職先を選ぶ際の優先事項のことを言います。

転職軸には以下のような項目が考えられます。

  • 専門性をさらに高める仕事に就きたい
  • 管理職に就きたい
  • 正社員で働きたい
  • 65歳以上まで働きたい
  • 将来独立につながる仕事をしたい
  • 転勤のない企業で働きたい
  • 通勤時間が短い企業に転職したい
  • 残業が少ない企業
  • スキルアップにつながる仕事に就きたい
  • 休日が多く家族との時間が取れる職場
  • 収入をアップしたい
  • プロジェクトを任せてもらえる企業
  • 自分のライフスタイルを大事にしたい

これらの項目の他にもワークライフバランスを考えた、自分なりの優先事項を考えてみると良いかもしれませんね。

その中で優先順位をつけていくと、自分の転職軸が明確になります。

市場動向、業界、職種などの情報収集

自分のキャリアプランや転職軸が明確になったら、次は転職したい業界や職種などについて、さらに市場動向や企業について徹底的な情報収集をしましょう。

さまざまな情報に触れることで、これまで知らなかった業界などの知識が増え、幅広い企業の中から転職先企業を探すことができるようになります。

選択肢が広がることは、単純に転職が成功する可能性も高くなるということです。

さらに近年、40代50代の転職では「異業界」への越境転職が増加しているのが現状。

職種は変えずにスキルを活かしつつ、違う業界の企業へ転職する人が増えていることを表しています。

業界が変わると人材も変わり新しい出会いや人脈を広げることもでき、新しい価値観を得ることにもつながりますので、できるだけ多くの業界や企業について積極的に情報を集めてみましょう。

転職のプロからのアドバイスをもらう

40代の転職でなかなかうまく結果が出せない、または自信がないなどの場合は、転職のプロからアドバイスをもらいましょう。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントなどの専門家が、みなさんの転職活動をサポートしてくれます。

企業に提出する職務経歴書の書き方から、将来設計、転職軸、自分の市場価値診断、キャリアの棚卸し、さらには面接でのマナーなど、転職活動に関わることならすべての相談に乗ってもらうことができます。

転職エージェントはそれぞれのサービスにより、業界や職種、年代などの得意分野がありますので、自分に合ったサービスをセレクトすることが大切です。

40代などのミドル世代の方には、ミドル転職に強みを持つエイジレスがおススメです。

次はエイジレスについてご紹介します。

40代で転職するなら年齢不問のエイジレスがおススメ

40代の転職では、転職エージェントを活用すると有利に進められる場合があります。

弊社エイジレスは、年齢に関係なく誰でも現役で活躍できる社会を目指し、年齢不問求人に特化した人材サービスです。

40代という人生の転機に転職を考えている方は、ぜひエイジレスにご相談ください。

エイジレスは得意先企業や保有する求人・マッチング力などの点で、特にミドル・シニア層へのサポートに強みを持っています。年代的に厳しい転職活動を強いられがちなミドル・シニア層の方は、職種や年代など得意とする分野を見極め、適切な転職エージェントを選ぶことも重要なポイントです。

弊社の正社員転職支援サービス「エイジレスエージェント」の魅力は以下のとおりです。

  • ミドル・シニアの採用に積極的な「IT業界」「コンサルティング業界」をはじめ、幅広い業界に対応
  • 大手企業をはじめとするクライアントと信頼関係があり、高い面接突破力と内定率を実現
  • 年収大幅アップでの内定実績多数

フリーランスエージェントサービスも手がけており、「転職」「フリーランス」どちらの相談にも対応可能です。

経験豊かなコーディネーターが、理想のキャリアの実現をお手伝いいたします。

CTACTA

まとめ|40代は謙虚さや新しいことを受け入れる姿勢が転職成功へのカギ

40代の転職について、ここまでで以下のことがわかりました。

  • スキルと経験が十分な40代の転職は今後も需要が高まる可能性がある
  • 40代の転職は現実を受け止めてこだわりを排除し、謙虚な姿勢で臨むことが重要なポイント
  • 40代の転職ではアンラーニング(学習棄却)の姿勢や学習意欲を示すと効果的
  • 40代転職の面接は「簡潔さ」「若さ」「清潔感」が大事
  • 40代の転職はキャリアの棚卸しやキャリアプラン・ライフプランの構築が大切

40代はチームマネジメントや管理職を経験している人も多く、人手不足に悩む企業にとっても非常に魅力的な存在です。

一方人生の後半を迎える前の40代は、将来的なライフプランなども考慮しつつ、プライベートも含めた充実したキャリアを進めるような転職を実現させることが大切です。

転職エージェントなどのサポートも適宜活用しながら、より良いミドル転職を実現していただきたいと思います。

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執筆者
こやま けいこ
ライター/ディレクター/カメラマン(フォト&ムービー) 雑誌のフリーディレクター、 報道記者兼カメラマンを経て、現在はwebを中心に執筆。HR系のSEOライ ティングやセミナー記事化、コンサルカンパニーのCEO、COOクラスへのインタビューなどオールマイティに取材している。