客先常駐でストレスを感じたら?元客先常駐エンジニアが対処法を解説
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じょう
「客先常駐でストレスを感じており、なんとかしたい」
客先常駐でストレスを感じる原因はさまざまあり、その対処方法は各個人の置かれている状況によって異なります。
この記事では、客先常駐でストレスを感じた場合の対処方法を解説します。
ストレスへの対処方法がわかるはずです。
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- 【この記事を読んでわかること】
- 客先常駐はストレスを感じやすく、そのおもな原因には、人間関係・スキル不足・待遇などがある
- 客先常駐でストレスを感じたら、一時的に回避するほかに、転職や独立して回避する方法もある
- 客先常駐でストレスを感じ転職や独立を考えたらエイジレスがおすすめ
客先常駐はストレスが大きい
じょう
客先常駐はストレスが大きい働き方のため、悩んでいる人が多いです。
その原因は、客先常駐という働き方の特性にあります。
客先常駐は、客先(クライアント先)へ出勤し、客先の職場内で同じ就業スタイルで働く働き方です。
自社を離れて、客先の文化やルールにあわせながら働くため、必然的に自社と比べて気を遣うことも多くなります。
自社内であれば、環境や人間関係に悩んだときも、比較的柔軟に対応してもらうこともできます。
しかし、客先常駐となるとそのようにはいきません。
客先常駐では、自分は客先の社員ではないため、客先と同等の社員と同じ配慮をしてもらうのは難しいです。
また、社内の人間関係というよりもサービスの発注者・受注者という関係であるため、客先からは「どんな状況下でも仕事をしてもらって当たり前」と思われやすいです。
そのため、自社で働く場合に比べて、ストレスを感じやすくなります。
ここまでで、客先常駐はストレスを感じやすい働き方であることを説明しました。
次に、客先常駐でストレスを感じる理由としてよくあるものを解説します。
客先常駐でストレスを感じる6つの理由
じょう
客先常駐でストレスを感じる主な理由には、下記の6つがあります
- 現場が遠い
- リモートワークしにくい
- 人間関係が難しい
- スキルに見合った報酬が得られないことがある
- 自分の意見や提案が通らない
- 単調な業務や雑務をさせられることがある
それぞれ順番に解説します。
現場が遠い
客先常駐では、自宅から遠い現場に常駐しなければならないこともあり、通勤にストレスを感じることがあります。
入社した時は自宅からストレスなく通える現場へ通勤していたとしても、次の案件では自宅から遠い現場へ行かされることもあります。
SES(System Engineering Service)では、ひとつの案件が終わった後に、すぐに希望の勤務地の案件があるとは限りません。
SES企業としては、自社のエンジニアの希望を聞いて待機させるよりも、すぐにでも需要がある現場へ出向いて働いてもらいたいものです。
そのため、希望と異なる勤務地へ常駐せざるを得なくなり、特に遠方の現場となれば通勤ストレスも大きくなります。
リモートワークしにくい
客先常駐でストレスを感じる理由として、「リモートワークがしにくい」という点があります。
基本的に客先に「常駐」する働き方のため、リモートワークでも十分成り立つような業務内容であっても、リモートワーク出来ないことが多いです。
「リモートワークできるかどうか」については、常駐先企業のルール次第です。
常駐先企業の社員であればリモートワークできるが、SES企業のエンジニアとして働きに来ている自分には同じ制度が適用されず、リモートワークできないというケースもあります。
子育てや介護をする必要がある社員にとっては、「もしリモートワーク出来たら仕事と家事を両立できるのに」と感じるため、ストレスを感じることもあります。
人間関係が難しい
客先常駐という働き方の特性として、「人間関係が難しい」という点があり、ストレスの原因となることがあります。
自社の人間であれば、すでに人間関係が構築されており、社員という立場でモノが言えます。
しかし客先常駐の場合は、現場にいるのは「お客様」です。
そのため、自社の社員よりも気を遣って仕事をすることになります。
コミュニケーション能力が高く、常駐先のお客様ともフレンドリーに接することができるのであれば問題ないですが、出来ない人にとっては大きなストレスになります。
スキルに見合った報酬が得られないことがある
客先常駐で感じるストレスの原因として、「スキルに見合った報酬が得られない」という理由を挙げる人もいます。
SES企業に所属し客先常駐業務を行っているエンジニアの中には、優れたスキルを持つエンジニアもたくさんいます。
私がSES企業に所属していた時も、常駐先に同じ会社の先輩でスキルの高い人がいらっしゃいましたが、待遇面で不満を感じていました。
当時私の勤めていたSES企業は、客先からすると「4次請け」の会社でした。
しかし開発現場では、「2次請け」「3次請け」の人も一緒に仕事をしており、4次請けの私達の報酬は、その人達と比べると少なくなります。
私の先輩は、2次請け・3次請けの人よりもスキルが高かったため、「私のほうが仕事ができるのに給料が低い」と不満を言っていました。
エンジニアからSES企業の営業に交渉したり、SES企業の営業からもクライアントへ交渉してみたそうですが、報酬アップにはつながりませんでした。
スキルの高い人からすると、客先常駐エンジニアは割に合わなくなり、そのことでストレスを感じることもあります。
自分の意見や提案が通らない
客先常駐では、なかなか自分の意見や提案が通らず、ストレスを感じることがあります。
自社であれば、自由闊達な意見や提案ができ、それを成果物に反映させられる可能性も高いです。
自分の考えが反映された成果物が出来上がるのは、とても誇らしいことですし、やりがいも出ます。
しかし、客先常駐では、客先の意向が優先されます。
そのため、いくら自分がエンジニアとして最適な提案をしたとしても、その提案が通らないことも多いです。
「自分のスキルでプロジェクトに貢献したい」と考えているエンジニアにとっては、自分のスキルを十分に発揮できないことにストレスを感じてしまいます。
単調な業務や雑務をさせられることがある
客先常駐業務でありえることですが、単調な業務や雑務ばかりさせられて、それが原因でストレスを感じることがあります。
客先常駐で単調な業務や雑務をさせられる理由として考えられるのは、「下請けには責任の高い業務を任せられない」「スキルが足りない」などです。
しかし、だからと言ってそのような業務ばかりをやらされていると、モチベーションも下がりストレスを感じやすくなります。
ここまでは、客先常駐でストレスを感じる理由について解説しました。
次に、私が客先常駐業務でストレスを感じた経験を紹介します。
客先常駐でストレスを感じた経験談
じょう
私も、客先常駐のエンジニアとして仕事をしていたことがありますが、以下のような点でストレスを感じていました。
- 業務で困っていても気兼ねなく相談できない
- 自社の社員と疎遠な関係になる
- 待機時に開発と全く関係のない仕事をさせられる
それぞれ順番に解説します。
業務で困っていても気兼ねなく相談できない
私が客先常駐で感じたストレスとして、「業務で困ったときに気兼ねなく相談できない環境」に対するストレスがありました。
SES企業に所属して客先常駐でプログラマーをしていたとき、私は同じ会社に属する2人の先輩と一緒に常駐していました。
SESによる客先常駐業務では、同じ会社から複数の社員を常駐させることが決まりとなっています。
本来なら同じ会社の先輩が一緒に常駐しているのであれば、安心して業務ができるはずなのですが、私はこの2人の先輩がとても苦手でした。
そのため、業務上困ったことがあったときに気兼ねなく相談できず、毎日ストレスを感じていました。
「常駐先の他のメンバーに相談してみればいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、他のメンバーは私たちとは別のプロジェクトに入っているため、私が困っていることに対してはアドバイスできません。
業務が進まないと困るため、いやいやながらも同じ会社の先輩を頼りながら業務を進めていたわけですが、当時は心の逃げ場のようなものがなく辛かったのを覚えています。
同じ会社から常駐するメンバー次第ですが、自分が合わない人と一緒に常駐することになった場合は、ストレスがかかることもあります。
自社の社員と疎遠な関係になる
客先常駐業務をしていた時のストレスとして、自社の社員に対するストレスがありました。
客先常駐業務では、自社の社員よりも常駐先のクライアントや他社のSES企業のエンジニアと一緒に働く時間のほうが圧倒的に長くなります。
そのため、自社の社員よりも常駐先の人との関係が深くなり、自社の社員との関係は希薄になります。
私がいたSES企業では、ゴルフやバーベキュー、忘年会といった定期的なイベントがありました。
しかし、普段からあまり接点がない人間が集まっている感じがあり、私もいまいち馴染めませんでした。
客先での長時間勤務により、自社の同僚との交流の機会が限られて、自然なコミュニケーションが難しくなることがストレスの一因となることもあります。
待機時に開発と全く関係のない仕事をさせられる
客先常駐スタイルの会社で感じるストレスとして、待機時に全く関係のない仕事をさせられるストレスがありました。
私の場合、自分が努めるSES企業で常駐先がなくなったとき、社長の知り合いの会社の引っ越し作業のお手伝いをさせられていました。
ほかにも市議会議員選挙投票所の設営のお手伝いをしたこともあります。
待機時は「エンジニアなのに、自分はなにをやっているんだろう」という気持ちになり、望まない業務をさせられる日々にストレスを感じていました。
以上が、客先常駐で私がストレスを感じた事例です。
次に、客先常駐は本当にダメなのか、そのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
客先常駐はダメなの?メリットとデメリット
じょう
客先常駐には、次のようなメリット・デメリットがあります。
- メリット|さまざまな現場を経験できる
- メリット|未経験でも採用されやすい
- デメリット|業務に対する正当な評価が得られにくい
それぞれ順番に解説します。
メリット|さまざまな現場を経験できる
客先常駐の働き方には、さまざまな現場を経験できるメリットがあります。
自社と客先との契約期間が終われば、次の契約先で仕事をするスタイルなので、定期的に現場が変わります。
自社に在籍しつつも、さまざまな会社の業務や社風に触れられるのは、客先常駐スタイルの働き方の良いところです。
さまざま現場を経験することで視野が広がり、その後のキャリア形成に大きく役立ちます。
メリット|未経験でも採用されやすい
客先常駐を行っている会社では、業務未経験者でも採用されやすい特徴があります。
特にIT業界においては、人手不足なのに社員を採用して育成する余力がなく、人材確保をSES企業に頼っている傾向にあります。
本来SES企業から即戦力となる経験者に来てもらいたいところですが、未経験者でもSES企業の人間が面倒を見ることを条件に、業務をさせてもらえるケースも多いです。
実際私も未経験でしたが、先輩社員に付いて業務を行うことを条件に採用されました。
デメリット|業務に対する正当な評価が得られにくい
一方、客先常駐のデメリットとして、業務に対する正当な評価が得られにくいという点があります。
なぜなら、自社の直属の上司が、部下の働きぶりを実際に見ることが出来ないからです。
何をもって評価するかは、客先からの報告をもとにします。
そのため、実際はもっと評価できる仕事をしていたとしても、報告次第で評価されなくなってしまうのです。
上記以外にも、客先常駐にはさまざまなメリット・デメリットがあります。
以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
客先常駐はやめとけってホント?理由やメリット・デメリットを解説!
SNSやインターネットの記事では、「客先常駐はやめとけ」という意見を見かけることがあります。客先常駐には長所と短所の両面があり、理解を深める
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客先常駐が向いている人の3つの特徴
じょう
客先常駐が向いている人の特徴は下記の3つです。
- 好奇心旺盛な人
- ストレスの耐性が高い人
- プレーヤーとしてのスキルを高めたい人
それぞれ順番に解説します。
好奇心旺盛な人
好奇心旺盛な人は、客先常駐に向いています。
なぜなら、さまざまなプロジェクトや業界に携わる機会が豊富にあり、変化に富んだ環境で働けるからです。
各プロジェクトの契約期間が終わると別の環境で働きそれを繰り返していくので、現場が変わる都度楽しみがあります。
好奇心旺盛な人は、これらの新しいチャレンジに興味津々で取り組むことができ、結果的に幅広い業務経験も積めます。
「いろいろやってみたい」という人にはおすすめな働き方です。
ストレスの耐性が高い人
ストレスの耐性が高い人は、客先常駐に向いています。
なぜなら、前述のとおり、客先常駐はストレスの大きい働き方だからです。
ストレスをもろともせず、客観的に見て悲惨な状況でも、それを楽しむくらいの余裕がある人は客先常駐の働き方でもイキイキと働けます。
そのような人は、ストレスに対して客観的な視点を持っていて冷静です。
大変な状況を前向きなエネルギーに変えており、結果的にプロジェクトの中での協力関係や効果的なコミュニケーションを築きやすくしています。
周囲のメンバーにも良い影響を与え、自身の仕事もよりスムーズに進みます。
プレーヤーとしてのスキルを高めたい人
プレーヤーとしてのスキルを高めたい人も、客先常駐に向いています。
なぜなら、さまざまな常駐先を経験することで、自らの専門性やスキルが高まっていくからです。
「組織を管理するよりも、エンジニアとしての腕を磨きたい」という人には、理にかなった働き方であると言えます。
また、異なる業界や企業での経験を積むことで、広い視野が養われます。
経験を積むことで磨かれたスキルは、将来のキャリアにおいて大きな強みにもなります。
以上、客先常駐が向いている人の特徴について解説しました。
次は、客先常駐が向いていない人の特徴について見ていきましょう。
客先常駐が向いていない人の3つの特徴
じょう
客先常駐が向いていない人の特徴は下記の3つです。
- コミュニケーションが苦手な人
- ストレスの耐性が低い人
- 環境の変化に適応するのが苦手な人
それぞれ順番に解説します。
コミュニケーションが苦手な人
コミュニケーションが苦手な人は、客先常駐には向いていません。
なぜなら、クライアントやプロジェクトメンバーとの意思疎通に苦労し、ストレスを抱えてしまいやすいからです。
客先常駐の現場では、クライアントのニーズの把握や、提案の調整などにコミュニケーション能力が必要となります。
クライアントとのスムーズなコミュニケーションがとれないと、クライアントの期待に応えられず、プロジェクト全体の成功に向けた協力が得られません。
クライアントやプロジェクトメンバーの意図を汲み取る工夫が必須ですが、もともとコミュニケーション能力が高い人と比べて現場で苦労します。
ストレスの耐性が低い人
ストレスの耐性が低い人も、客先常駐には向いていません。
なぜなら、前述の通り客先常駐にはストレスを感じる要因がたくさん存在するからです。
そのため、もともと開発スキルを持っている人でも、ストレスが原因でプロジェクトに悪影響を与えてしまうことがあります。
私が客先常駐でプログラマーとして働いていたときに、別のSES企業から派遣されたとてもスキルの高いエンジニアの方がいらっしゃいました。
その方は、プログラミングスキルはもちろんコミュニケーション能力もそれなりに高い人でした。
客観的にも「この人は即戦力だな」と感じる人だったのですが、ある日を境に精神疾患を患い出社しなくなってしまったのです。
その人にとっては重いストレスを感じる何かがあったようですが、客先常駐ではストレスに対処できるメンタルの強さも必要になります。
環境の変化に適応するのが苦手な人
環境の変化に適応するのが苦手な人は、客先常駐には向いていません。
なぜなら、客先常駐スタイルで働く場合契約期間によって常駐先が変わっていくため、その都度現場に適応する力が必要になるからです。
どんな現場でもすぐに馴染んで業務ができる人は、客先常駐に向いています。
しかし、環境の変化に適応するのが苦手な人は、この変化に対してストレスを感じるものです。
もし、新しい状況になかなか慣れない場合は、業務そのものにも悪影響が出てしまいます。
そのため、客先常駐で働くには、変化に動じない適性も必要です。
以上、客先常駐に向いていない人の特徴を解説しましたが、上記以外にも、客先常駐に向いていない人の特徴はさまざまあります。
詳しくは以下の記事でも解説していますので、参考にしてみて下さい。
客先常駐はやめとけってホント?理由やメリット・デメリットを解説!
SNSやインターネットの記事では、「客先常駐はやめとけ」という意見を見かけることがあります。客先常駐には長所と短所の両面があり、理解を深める
次に、客先常駐でストレスを感じる時にするべきことについて見ていきましょう。
客先常駐でストレスを感じる時にするべきこと
じょう
客先常駐でストレスを感じるときにするべきことには、大きく分けて「ひとまず取り組むべきこと」と「根本対策として取り組むべきこと」があります。
ひとまず取り組むべき対処法は、下記のようなことが考えられます。
- 派遣元の営業担当に相談する
- 休暇をとる
- 物事のとらえ方を変えてみる
また、根本対策として取り組むべきことは下記2点です。
- 転職する
- フリーランスとして独立する
ひとまず取り組むべきことから順番に解説していきます。
派遣元の営業担当に相談する
客先常駐でストレスを感じているのであれば、まずは派遣元の営業担当に相談してみましょう。
SES企業であれば、SESの営業担当へ、つらいと感じていることを相談します。
問題がすぐに解決するとは限りませんが、客先と交渉してくれて状況が改善することもあります。
状況が変わらなくても、第三者へ話すことで気が楽になる部分もあるため、自分の現状を知ってもらうためにも相談してみましょう。
休暇をとる
客先常駐でストレスを感じているのであれば、思い切って休暇を取ってみましょう。
休みが取れるかどうかは、プロジェクトの状況にもよりますが、本当にキツいと感じているのであれば1日でも休んだほうがよいです。
一時的な対処ではありますが、客先常駐を長く続けていくためには、ストレスを発散しなければ続かないです。
まずは心・体・頭を休めて、リフレッシュしてみましょう。
物事のとらえ方を変えてみる
客先常駐でストレスを感じた場合、「物事のとらえ方」を変えてみることも有効です。
たとえば、クライアントから成果物に対して厳しい指摘を受け落ち込んでいたとします。
この受けた指摘に対して「成長するチャンスだ」「新しい視点を学べた」など、プラスに捉えることで、多少ストレスを緩和できます。
精神医療分野で「認知行動療法」と呼ばれているもので、事象に対して別の捉え方がないかを分析し、ストレスを緩和する方法です。
ストレスの原因のすべてを取り除けるわけではありませんが、ものによっては効果があるのでおすすめです。
次に、根本対策として取り組むべきことについて順番に解説します。
転職する
客先常駐でのストレスを回避する手段として「転職」があります。
転職すれば、環境も人間関係もリセットできますので、今の現場で抱えているストレスからは確実に開放されます。
ただし、「転職してみたら今よりもひどかった」ということになる可能性も含んでいます。
そのリスクをできるだけ回避するために、転職エージェントを利用することをおすすめします。
フリーランスとして独立する
客先常駐でのストレスを回避するもう一つの根本対策として、フリーランスとして独立する方法もあります。
フリーランスエンジニアの場合、リモートワークが可能な案件も多くあるため、人間関係のストレスや通勤のストレスを軽減できます。
「いきなりフリーランスエンジニアになれるの?」「どうやって案件を探せばいいの?」と考える方もいるかもしれませんが、フリーランスエンジニア向けの転職エージェントサービスを利用すれば自分に合った案件を探しやすいです。
以上、客先常駐のストレスを感じるときにするべきことを解説してきました。
次に、転職やフリーランス向けのエージェントサービスである「エイジレス」について紹介します。
客先常駐の経験を活かした転職・独立なら「エイジレス」
じょう
客先常駐のストレスへの根本対策として、転職・独立を考えるなら、「エイジレス」の利用がおすすめです。
「エイジレス」では、転職者向けのエージェントサービスである「エイジレスエージェント」と、フリーランス向けのエージェントサービスである「エイジレスフリーランス」の2つのエージェントサービスを運営しています。
転職をしたい人にも、フリーランスとして独立を考えている方にも、自分にあった案件のマッチングができるようにサポートしています。
どちらのエージェントサービスにも共通しているのは「年齢によるしがらみをなくす」という点を重視していることです。
「年齢が高いという理由で不採用になる」「若いという理由だけで報酬が低い」といった、年齢がネックとなる採用の差をなくして、どの年齢からでもその人が活躍できるステージを用意することを大切にしています。
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もし、客先常駐の仕事にストレスを感じて転職や独立を考え始めたのであれば、エイジレスまでご相談ください。
まとめ|客先常駐によるストレスはとにかく減らそう
じょう
この記事を通して、以下のことがわかりました。
- 客先常駐はストレスを感じやすく、そのおもな原因には、人間関係・スキル不足・待遇などがある
- 客先常駐でストレスを感じたら、一時的に回避するほかに、転職や独立して回避する方法もある
- 客先常駐でストレスを感じ転職や独立を考えたらエイジレスがおすすめ
コミュニケーションが苦手な人・環境の変化に対応するのが苦手な人にとって、客先常駐はストレスの多い働き方です。
そして、そのストレスを解消するのはなかなか難しいものです。
自分で上手くストレスをコントロールできれば問題ありませんが、どうしても解決できない場合は、思い切って転職や独立することも考えてみましょう。