AngularJSとは?人気のフレームワークを徹底解剖!
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おいとま
しーそー
JavaScript開発に携わっている人の中には「AngularJSとはどのようなフレームワークなのだろう?」と思う人がいるでしょう。
この記事では、AngularJSの特徴やメリット・デメリットなどを解説しています。
この記事を読んで、AngularJSの理解を深める一助としてください。
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- 【この記事を読んでわかること】
- AngularJSを利用すれば保守性や再利用性の強いプログラミングができる
- 単一ページアプリケーション(SPA)の構築が可能
- AngularJSのサポートは2021年12月31日に終了している
- 新規開発の場合はAngularの利用を検討すべき
AngularJSとは|JavaScriptのフレームワーク
しーそー
AngularJSは、Googleによって開発された、JavaScriptベースのオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。
JavaScriptは、さまざまなアプリケーションやシステムで利用されている、プログラミング言語です。
そのフレームワークであるAngularJSは、フロントエンド開発で利用されるフレームワークです。
AngularJSは、SPA(Single Page Application)を開発するためのツールや機能を提供します。
SPAとは、Webアプリケーションを単一のページで構成する設計構造のことです。
ページ全体を再読み込みせずに、動的なコンテンツの表示ができます。
AngularJSを利用すれば、MVCアーキテクチャに基づいた構造を容易に構築できるでしょう。
AngularJSのおもな特徴
しーそー
AngularJSは、SPAを構築するのに便利なフレームワークですが、ほかにもさまざまな特徴があります。
ここでは、AngularJSのおもな特徴を以下5つ解説します。
- 双方向データバインディング
- MVCアーキテクチャで構築できる
- テンプレートを利用できる
- 単体テストのサポート
- 依存性の管理ができる
それぞれみていきましょう。
双方向データバインディング
AngularJSでは、双方向データバインディングを利用できます。
データバインディングとは、ソフトウェア開発の、データモデルとユーザーインターフェースのあいだでデータの同期を取る仕組みや概念のことを指します。
AngularJSは、双方向のデータバインディングを用いて、モデル(データ)とビュー(ユーザーインターフェース)を同期します。
この仕組みを用いれば、一方の変更が自動的に他方に反映されます。
双方向データバインディングの例として、たとえば、掲示板に書き込んだ内容が他方の掲示板で読み込みを行うことなく表示される、というようなものです。
MVCアーキテクチャで構築できる
MVCアーキテクチャでアプリケーションを構築できるのは、AngularJSの特徴です。
MVCアーキテクチャは、ソフトウェア開発のアプリケーションの設計やコードの構造を組織化するためのパターンやアーキテクチャのことを指します。
MVCの3つの主要なコンポーネントは、「Model」「View」「Controller」です。
AngularJSでは、このMVCアーキテクチャを利用して、保守性の高いアプリケーションやシステムを構築できます。
テンプレートを利用できる
AngularJSではテンプレートの利用が可能です。
HTML内に埋め込まれたテンプレートを使用して、動的なコンテンツの作成が可能です。
テンプレート内では、「ディテクティブ」「データバインディング」「コントローラ」の構文や概念が使われます。
テンプレートを利用すれば、ビューの構築が簡略化でき、さらに記述内容の統一化もできるでしょう。
単体テストのサポート
単体テストのサポートが利用できるのも、AngularJSの特徴の一つです。
AngularJSは、テスト可能なコードを書きやすくするために設計されているフレームワークです。
この機能を利用すれば、単体テストや結合テストを容易に行えるでしょう。
依存性の管理ができる
AngularJSでは、コンポーネント依存関係の効率的な管理が可能です。
依存関係の強いプログラム構造の場合、何か不具合が起きると、依存関係が強いために連鎖するように不具合が発生する可能性があります。
依存関係を管理すれば、依存が弱い疎結合な状態となり、再利用性やテストの容易性が向上します。
保守性や再利用性の強いプログラミングができる
ここまで、AngularJSのおもな特徴をみてきました。
AngularJSを利用すれば、保守性や再利用性の強いプログラミングができます。
ほかにも、さまざまな機能を利用できるため便利です。
次に、AngularJSを学習・使用するメリットをみていきます。
AngularJSを学習・使用する4つのメリット
しーそー
AngularJSには便利に利用できる、さまざまな機能があることがわかりました。
では、AngularJSを学習したり使用したりすると得られるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、AngularJSを学習・使用すると得られる以下4つのメリットを解説します。
- 単一ページアプリケーション(SPA)の構築が可能
- 豊富なディレクティブが利用できる
- コミュニティと資源が豊富
- テストが容易にできる
それぞれみていきましょう。
単一ページアプリケーション(SPA)の構築が可能
AngularJSは、SPAに特化した構築が可能なフレームワークです。
SPAを利用すれば、ページの再読み込みを最小限に抑えつつ、リッチなユーザーエクスペリエンスの提供が可能となっています。
豊富なディレクティブが利用できる
AngularJSでは、豊富なディレクティブが利用できます。
AngularJSのディレクティブを利用すれば、HTMLに新しい構文や機能を追加して、動的な動作を実現できます。
動的な動作が実現できれば、コードがよりモジュール化されて、保守性の向上が可能となります。
コミュニティと資源が豊富
コミュニティと資源の豊富さは、AngularJSのメリットの一つです。
AngularJSはGoogleが開発したフレームワークであり、広範なコミュニティや豊富なドキュメントが存在します。
ほかにも、トレーニング資料や説明サイトが豊富であるため、学習がしやすいのもメリットの一つです。
学習リソースやサポートが豊富であるため、JavaScriptやAngularJSを初めて触る人でも学習がはじめやすいです。
テストが容易にできる
先述したように、AngularJSは単体テストのサポートが豊富で、単体テストや結合テストが容易に実施できます。
単体テストや結合テストが容易に実施できるため、コードの品質が向上し、バグを早期に発見できるでしょう。
情報量が豊富で学習しやすい
ここまで、AngularJSを学習・使用することで得られるメリットを見てきました。
SPAをはじめ、便利な機能が多いAngularJSですが、その情報量も豊富です。
このため、ほかの情報が少ないフレームワークと比べて学習しやすくなっています。
次に、AngularJSを学習・使用するデメリットをみていきます。
AngularJSを学習・使用する4つのデメリット
しーそー
AngularJSにはさまざまなメリットがあることがわかりましたが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、AngularJSを学習・使用する際の以下4つのデメリットを解説します。
- 開発コミュニティが移行しつつある
- パフォーマンスの制約がある
- 学習コストの割高さがある
- 構文とコンセプトが複雑
それぞれみていきましょう。
開発コミュニティが移行しつつある
AngularJSの開発コミュニティは移行しつつある点が、デメリットの一つです。
後述もしますが、AngularJSは新しいAngular(Angular2以降)の登場にともなって、サポートが終了しています。
特に、新規プロジェクトにおいては、AngularJSではなくAngularが選択されることが多いです。
このような状況であるために、将来的なサポートや新機能の導入においては、AngularJSが新しいAngularに比べて劣る可能性があります。
パフォーマンスの制約がある
AngularJSには、パフォーマンスの制約があります。
初期のSPAフレームワークとして登場したAngularJSは、新しいフレームワークに比べて、パフォーマンス面で劣る場合があります。
特に、大規模で複雑なアプリケーションの構築にAngularJSを採用している場合、パフォーマンスの最適化が課題となる可能性があるでしょう。
学習コストの割高さがある
先述では、情報の豊富さから学習しやすいことが、AngularJSのメリットであるとお伝えしました。
しかしながら、AngularJSは学習コストの割高さがあり、これがデメリットでもあります。
ディレクティブや依存性注入のような、独自の概念や構文があり、これらを理解するためには時間や労力がかかるでしょう。
情報量は豊富でも、覚えることが多かったりそもそもの概念や構文が難しいことが、AngularJS学習のデメリットです。
構文とコンセプトが複雑
AngularJSは、構文やコンセプトが複雑であることがデメリットです。
構文やコンセプトが複雑であるために、特に初めてAngularJSやJavaScriptを触る人にとって直感的ではなく、理解が難しいでしょう。
動的なデータバインディングや、ディレクティブへの理解を深めなければ、AngularJSを使いこなすことが難しいです。
Angularの登場でAngularJSのサポートが終了している
ここまで、AngularJSを学習・使用する際のデメリットをみてきました。
AngularJSは後継であるAngularの登場で、その影が薄くなっており、サポートは終了しています。
これからAngularJSを学ぼうと考えている人は、Angularを学ぶかどうかの検討もするとよいでしょう。
次に、AngularJSのサポートを詳しくみていきます。
AngularJSのサポートは2021年12月31日に終了
しーそー
AngularJSのサポートは2021年12月31日に終了しており、後継のAngularや、ほかフレームワークの採用が活発になってきています。
ここでは、以下3つの項目に分けて、AngularJSのサポート状況を解説します。
- 後継のAngularとは
- AngularJSとAngularの違い
- そのほかのおすすめフレームワーク|React・Vue
それぞれみていきましょう。
後継のAngularとは
Angularは、初期のバージョンであるAngularJSの後継としてGoogleによって開発された、JavaScriptフレームワークです。
AngularJSと同じく、Webアプリケーションを構築するためのツールやライブラリを備えています。
AngularJS(Angular1.x)からAngular2以降が登場し、大規模な変更や改修が行われました。
これ以降のバージョンも、Angularと呼ばれているのが特徴的です。
Angularは大規模な企業やプロジェクトで広く使用されており、モダンなWebアプリケーションを開発するための強力なツールとして使用されています。
AngularJSとAngularの違い
AngularはAngularJSの後継として登場したと先述お伝えしましたが、おもに以下の違いがあります。
- アーキテクチャ
- 言語
- 双方向バインディングの改善
- モジュール性と依存性注入の進化
- ディレクティブの改善
- RxJSの統合
- パフォーマンスの向上
- 開発ツールの進化
さまざまな要素で変更や改善がある中、注目すべきポイントは、言語の違いです。
AngularJSでは純粋なJavaScriptがベースでしたが、AngularではTypeScriptを使用します。
おいとま
TypeScriptは、JavaScriptを拡張して開発されたプログラミング言語で、JavaScriptの上位互換言語です。
構文や使用するライブラリは同じなので、JavaScriptに慣れていれば習得は簡単な一方、静的型付け言語のためコンパイルを必要とする点がJavaScriptとは異なります。
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ほかにも、Angularではパフォーマンスの向上が実現できており、大規模なアプリケーションでも優れたパフォーマンスが発揮できる点も大きな変化です。
そのほかのおすすめフレームワーク|React・Vue
AngularはAngularJSから進化したフレームワークですが、JavaScriptには、ほかにもフレームワークがあります。
ここでは、以下2つのおすすめなフレームワークを簡単に解説します。
- React
- Vue
それぞれみていきましょう。
React
React(React.js)は、Facebookによって開発されたJavaScriptライブラリです。
ユーザーインターフェースを構築するための、主要なツールとして利用されています。
Reactは、コンポーネントベースのアーキテクチャを採用しており、再利用可能でメンテナンスしやすいUIコンポーネントの構築を容易にしています。
Vue
Vue(Vue.js)は、Evan You によって開発された、JavaScriptのフレームワークです。
ほかのフレームワークと同じく、ユーザーインターフェースを構築するために使用されます。
Vueの特徴は軽量かつ柔軟な設計ができることであり、単体での使用でも、ほかライブラリや既存のプロジェクトへの統合でも容易に対応が可能です。
今後はAngularの利用を検討すべき
ここまで、AngularJSのサポート状況をみてきました。
AngularJSのサポートは、2021年12月31日に終了しており、今後はAngularの利用が主流となってくるでしょう。
今後、AngularJSを利用して新規にアプリケーションやシステム構築を検討している人は、Angularの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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しーそー
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まとめ|AngularJSの後継であるAngularの利用を検討すべき
しーそー
今回は、AngularJSに関して、以下のことがわかりました。
- AngularJSを利用すれば保守性や再利用性の強いプログラミングができる
- 単一ページアプリケーション(SPA)の構築が可能
- AngularJSのサポートは2021年12月31日に終了している
- 新規開発の場合はAngularの利用を検討すべき
AngularJSは、SPAでのシステムが構築でき、保守性や再利用性の強いプログラミングができるフレームワークです。
しかしながら、AngularJSのサポートは、2021年12月31日に終了しています。
このため、新規開発の場合は、AngularJSの後継であるAngularの利用を検討すべきでしょう。
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