PMOはなぜ募集されるのか|役割とメリットから見える実態を解説
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じょう
PMOの経験を積み、自身のキャリアの幅を広げていく人は非常に多いです。
そんなPMOですが、もともとはただのエンジニアだったり、前職のプロジェクトマネージャーの経験を活かして活躍している人が多数を占めます。
本記事ではどのようなPMOに募集がかかるか、職務内容や求人を掘り下げていきます。
これからPMOになりたい、PMOとしての独立を目指している人はぜひ参考にしてください。
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- 【この記事を読んでわかること】
- PMOはプロジェクト管理の仕事人、コントロール型、支援型、指揮型と3つに大別できる
- PayPayなど大手企業もPMOを募集、分業制やナレッジ蓄積などPMO利用には多くのメリットがある
- PMO正社員の平均年収は860万円超、英語や専門分野があれば1,000万越えも十分可能
PMO求人の募集要項に多い3つのポジション・仕事内容
じょう
まずは、PMO求人でよく見かける需要の高いポジションを紹介します。
対象は以下の3つです。
- コントロール型PMO
- 支援型PMO
- 指揮型PMO
それぞれ確認していきましょう。
コントロール型PMO
まずはコントロール型PMOです。
コントロール型PMOはプロジェクトマネージャーやステークホルダーから情報収集を行い、その情報群を整理したうえで課題対応に向けて関係者への改善要求をおもな業務とします。
多くの人は、PMOといえばこの形式を想像するのではないでしょうか。
コントロール型PMOはプロジェクトマネージャーなど現場メンバーからは一定の距離をとりつつも、そのプロジェクトにしっかりとコミットする絶妙な距離感が必要です。
PMOは製品やプロジェクトそのものの責任は負わないため、ともすれば”それなりに関与しておけばいいや”と他人事な目線に立ってしまう人もいます。
コントロール型PMOは、現場メンバーともしっかりとコミュニケーションをとって関係性を築きながら、ときにはポジショントークで毅然と改善要求を求めることも必要です。
つかず離れずプロジェクトをコントロールして成功に導く、重要なミッションが課せられています。
支援型PMO
アドバイザー的な立ち位置でプロジェクトを支援するのが支援型PMOです。
支援型PMOは常時そのプロジェクトにコミットするのではなく、助言を求められた際に適切な回答を行うための機構となります。
そのため支援型PMOは、プロジェクトの難易度にもよりますが複数掛け持つことが可能であり、非常にコストパフォーマンスの良いPMOかもしれません。
しかし、適切な助言をタイムリーに返す必要がある以上、かなりの専門知識と高度なコミュニケーション能力は不可欠です。
いままでの知見を活かした有識者ポジションとしてのPMOを目指すのであれば、支援型が1番適合する形態となるでしょう。
指揮型PMO
最後は指揮型PMOです。
PMOとしてはプロジェクトに最大にコミットするのがこの形態になります。
プロジェクトで課題が起きたときはその原因分析から対策立案、実行にいたるまでを陣頭に立って指揮するのが指揮型PMOです。
指揮型はその分野の知見や慣習に加え、プロジェクトマネージャーとしての資質も高いレベルで求められるため、課題発生時は実質的なプロジェクトリーダーとなります。
フルコミットのPMOを担当したい人は指揮型のPMOを目指すのがおすすめです。
以上、PMOで需要の高い3つの形態を紹介しました。
続いては実際にPMOがどのように募集されているのか、いくつか事例をみていきましょう。
PMOを募集している企業|事例を3つ紹介
じょう
PMOは実際にどのような求人募集があるのか、いくつか事例を挙げてみていきましょう。
取り上げるのは以下3つの求人です。
募集会社名 | 報酬 | 募集概要 |
---|---|---|
PayPay株式会社 | 最大年収900万円 | 新規サービスにともなう会計システムの企画PMO |
日鉄ソリューションズ | 最大年収1,000万円 | リスク管理プロセスの企画・設計・改善などのPMO |
レバレジーズ株式会社 | 月給85万円 | 商社向けセキュリティ支援PMO |
それぞれ見ていきましょう。
PayPay株式会社 / 最大年収900万円 / 会計システム企画PMO
まずは、バーコード決済業界の雄、PayPay株式会社のPMO募集です。
ユーザー数5,800万人を超えるQR決済最大手であり、2021年度の取扱高は5.4兆円を超えるスケールの大きい事業を展開しています。
決済を商材にする会社の会計システムの企画PMOが募集されており、小規模の人数ながらプロジェクトチームの監督者として円滑な推進を行っていくのがおもな業務となりそうです。
PayPayは世界40カ国以上からの社員で組成されているため、この会社で働くことができれば決済の専門家になれるだけでなく、英語やダイバーシティも深く体得できるのは間違いありません。
最大年収も900万円と十分な水準であり、非常に魅力的な求人です。
日鉄ソリューションズ / 最大年収1,000万円 / リスク管理プロセスPMO
続いては、ユーザー系SIerでは著名な日鉄ソリューションズ(NSSOL)です。
同社は日本製鉄の子会社として独立したユーザー系SIerであり、売上高3,000億円弱を誇る大企業となっています。
同社組織そのもののリスク管理を再構成するためのPMO募集であり、NSSOL全体のリスク管理プロセスの企画や設計を行うためのPMO募集です。
そのため社内ルールやコンプライアンス関連の組織設計を行った経験があれば親和性が高く、また効果的にバリューを発揮できると思われます。
大規模な組織の改革に携わりたい人であれば、年収も1,000万越えが狙える垂涎ものの求人ではないでしょうか。
レバレジーズ株式会社 / 月給85万円 / 商社向けセキュリティ支援PMO
3つ目はCMでもおなじみの求人系企業、レバレジーズの求人募集です。
レバレジーズは、レバテックやフリーランスハブなどTech系のサービスをメインに展開しています。
日系でありながらベトナムやメキシコなど海外展開も行う精力的な企業です。
同社のSES事業の一環で同募集が為されていると推測されます。
商社はグローバルに事業を展開していることも多く、国をまたいだデータ授受やネットワーク構成などのソフトやハード面の知識が求められそうです。
現在セキュリティはどの企業も注目している分野のため、高月給を得ながらフリーランスとしての実績を積みたい人は検討できる求人となっています。
以上、PMOの求人例を3件紹介しました。
続いてはなぜPMOが求められるのか、その内実に迫っていきます。
企業がPMOを募集する3つの理由
じょう
PMOがなぜ企業から求められるのか、以下3つの理由で説明がつきます。
- 分業制を敷き意思決定スピードを上げるため
- 外部の知見を取り込んで自社人材を育成するため
- 中立な立場でプロジェクト本来の目的遂行を推進できるため
それぞれ解説します。
分業制を敷き意思決定スピードを上げるため
PMO導入の最大のメリットは分業制を明確化し、仕事のスピードを速められる点です。
システム開発ではPMを筆頭に各人が役割を与えられます。
しかし課題の発生などで当初の計画が崩れ、PMが課題の棚卸から関係部の進捗管理・督促をするなど役割を越えた業務を担当せざるを得ない場面がよく発生します。
こうなると本業ではない部分にリソースを取られ、本業部分がおろそかになりやがてプロジェクトが炎上するというのがよくある流れです。
PMOが入ることでこの悪循環が解消され、各人が自身の役割に専念できることで仕事を円滑に進めることができ、プロジェクト全体に資する活動が可能となります。
交通整理を行うPMOがいるだけで見違えるほど進捗が良くなるプロジェクトは、枚挙に暇がありません。
外部の知見を取り込んで自社人材を育成するため
PMOは外部から調達されることが多い役割です。
そのため外部のPMOスペシャリスト的な人材のノウハウを自社内に取り込むことも、PMO調達の大きなメリットとなります。
PMOも自社内のリソースで賄うことができれば、余計な調達の手間や契約負荷も下がるのは自明です。
企業としては自社に有形無形のノウハウをため込み、自社社員に還元できれば高い投資対効果を見込めます。
外部の知見も得られて自社のケイパビリティも向上する、PMO調達にはこういった狙いも存在します。
中立な立場でプロジェクト本来の目的遂行を推進できるため
最後はPMOの第3者性を目的とした募集理由です。
システム開発時、組織のさまざまなしがらみから思うようにプロジェクトが進んでいかないことはよくあります。
こういった場面で外部から調達されたPMOは一時的な存在であり、互いにしがらみを意識せずに発言やプロジェクト推進が行えるのは調達側として非常に大きなメリットです。
“プロジェクトが完了すればいなくなるPMOは使い勝手がよい”、PMO募集にはこういったニーズがあることも覚えておきましょう。
以上、企業がPMOを調達する理由3選でした。
続いてはPMOの年収を細かく見ていきましょう。
PMO募集の平均年収を契約形態別に調査|正社員の年収相場は861万円
じょう
PMOの契約形態それぞれで年収はどの程度になるのか、それぞれの立場から数字を追っていきましょう。
- 正社員PMOの平均年収は861万円
- 派遣社員PMOの平均年収は557万円
- フリーランスPMOの平均年商は1,107万円
個別に分析していきます。
※正社員・派遣社員・フリーランスの情報は、大手求人サイトからそれぞれランダムに求人情報を20件抽出して平均値を算出(2023年XX月時点の情報)
正社員PMOの平均年収は861万円
正社員の場合、860万円前後がPMO募集の平均年収となりそうです。
日本の平均年収である約460万円から見ると約1.8倍となり、高年収を獲得できることが分かります。
正社員PMOの場合は、比較的大きな企業で多数のプロジェクト群を束ねるPMOになるのがメインで、部署間の利害調整を行うクッション役としての機能が求められることが多いです。
外部調達PMOよりも社内の力関係などを子細に分析でき、キーパーソンへのアクセスも容易になるため会社から重用される人材となります。
板挟みでつらい場面も多くなりますが、それ相応の年収も約束されているのは魅力的でしょう。
派遣社員PMOの平均年収は557万円
派遣社員の年収は557万円と少し抑えめの数字となりました。
時給だと2,000円前後の募集がボリューム層で、時折4,000円越えの求人もあるなど高スキルの派遣人材を望む企業もある形です。
派遣契約は互いにすぐに契約を打ち切れるのが最大のメリットです。
募集元もたとえば3カ月だけピンポイントでPMOが欲しければ雇えますし、被雇用者もたとえば育休から復帰する前の短期間だけ助走の意味も込めて参画する、そんな柔軟さが魅力となります。
その手軽さを鑑みての数字となっていますが、それでも一般的な平均年収を越えられるのはPMOの需要の高さゆえでしょう。
フリーランスPMOの平均年商は1,107万円
フリーランスは唯一1,000万円を超える結果となりました。
月100万円を超える案件も多くあり、各企業からのPMOニーズの高さが随所に現れています。
しかしフリーランスの場合、単価×月数がそのまま年収にはならない点に注意が必要です。
当然ですが、自身で社会保険料などの税金を納める必要がありますし、諸経費や会計関連の事務作業を含めると年商のおよそ5~7掛けくらいの水準で見るのが無難でしょう。
この場合600~700万円ほどの見込み年収となります。
以上、正社員・派遣社員・フリーランスそれぞれの求人年収を見てきました。
次はPMOとして市場価値が高まるスキルを紹介します。
PMO募集要項から見る市場価値が高い3つのスキル
じょう
PMOの募集要項を参考にすると、以下のスキルを持っていると市場価値を高めていけそうです。
- ビジネスレベルの英語力
- 特定製品や分野の深い知見
- 十数人規模のプロジェクト管理経験
それぞれ中身をみていきましょう。
ビジネスレベルの英語力
PMO募集で特に重宝されるスキルがビジネス現場で活躍できる英語力です。
ITの現場ではグローバル化が進んでおり、オフショア開発現場だけでなくプロパーとしてシステム開発に携わっているメンバーも多く存在します。
ポケトークなど同時通訳デバイスも普及しつつありますが、やはりその場その場で英語を用いて外国人とスムーズにコミュニケーションが取れるのは非常に強いです。
グローバル企業でのPMOポジションともなれば海外の現地法人とやり取りをしたり、現地への開発進捗確認もよくあります。
英語が使えるとPMOとして参画できるプロジェクトの幅も広がるため、高単価を実現するための強力なツールとなるでしょう。
特定製品や分野の深い知見
自身がスペシャリストである分野を持っていることも大きな武器になります。
たとえば、OracleやSAPなど世界的にシェアの高いミドルウェアのスペシャリストであれば、プロジェクトに困ることはまずないでしょう。
ほかにもAWSやAzureなどのクラウド系分野に強かったり、dockerやKubernetesのようなコンテナ技術に明るいなど、分野は問いません。
PMOとしてプロジェクトに参画したときも、対象となる製品や技術の知識があるとないとでは進行に大きな差が生まれます。
課題が発生した場面などで有識者として進言し、交通整理ができればPMOとしての価値をぐっと高めることができるでしょう。
スペシャリスト技能を持ったPMOはどこにいっても活躍できます。
十数人規模のプロジェクト管理経験
プロジェクトをリードした経験も大きなアピールポイントです。
分野を問わず数十人規模のプロジェクトをリードした経験を持っている場合、PMOとしての評価がかなり高まります。
PMOはさまざまな関係者がいる場面で、プロジェクトをどのように進めるか全体最適を考えるポジションです。
中規模程度のプロジェクトを管理した経験はそのままPMOとして活用できるため、初期学習コストなどのリードタイムを圧縮できるのが採用側にも魅力となります。
以前プロジェクトマネージャーだった人はPMOになっても価値が高い可能性があると覚えておきましょう。
以上、PMOとして市場価値が高いスキルを3つ紹介しました。
続いてはPMOおすすめの資格にも触れていきます。
PMOの募集や案件獲得でアピールできる3つの資格
じょう
PMOが持っていると武器になる資格3選は以下のとおりです。
- PMP(Project Management Professional)
- PMOスペシャリスト
- プロジェクトマネージャ
順番に中身を紹介します。
PMP(Project Management Professional)
まずはPMPです。
米国発のプロジェクト管理を扱う資格で、近年特にITコンサルティング界隈で評価が高まっている資格です。
PMBOKに基づいたプロジェクト管理知識を問われる試験のため、保有しているとプロジェクト管理に一家言あると見なされやすくなります。
受験費用は一般会員の場合555ドルと1ドル150円換算で83,250円と高額ですが、合格率が50~60%と比較的高いため1発で受かるために集中的に勉強するのがよいでしょう。
PMOとして持っていて損のない資格となっています。
PMOスペシャリスト
続いてはPMOスペシャリストです。
日本PMO協会が主催する資格で、シングルスターとダブルスターの2つのレベルで受験可能となっています。
国際プロジェクトマネジメント規格であるISO21500に準拠した内容で出題される試験です。
PMPはPMBOKをベースとした現場で役立つ知識の詰まったもので、ISO21500は1つ視座の高いプロジェクトマネジメントがどうあるべきかの枠組みを示しているイメージとなります。
PMOスペシャリストとPMPをあわせて持っておけば、PMOとして必携の資格は取れていると思ってよいでしょう。
プロジェクトマネージャ
3つ目はプロジェクトマネージャ資格です。
IPAが主催する高度情報処理に属する試験であり、今回の中で唯一の国家資格です。
プロジェクト管理を行う人向けの資格で、合格率は15%前後となかなかの難易度となっています。
IPAが設定するシラバスに則った出題範囲となり、かつ午後Ⅱ試験では論文もあるため合格には計画的な学習が必要です。
しかし1度取ってしまえば更新などは不要で永年有効となるため、コスパの良い資格にもなっています。
以上、PMOにおすすめの資格3つを紹介しました。
いずれもプロジェクト管理の知識を証明する試験であり、PMOは持っていて損のない資格です。
続いてはPMOになるためのステップを解説します。
未経験からPMOになるための3つのステップ
じょう
未経験の状態からPMOを目指すにはどうすればよいか、以下3つのステップに分けて考えてみましょう。
- 若手のうちからプロジェクトリーダーを任せてくれる会社を選ぶ
- システム開発プロセスが成熟している企業で経験を積む
- 得意分野を見つけて磨きをかける
それぞれ解説します。
若手のうちからプロジェクトリーダーを任せてくれる会社を選ぶ
まずは会社選びのステップです。
新卒や第2新卒であれば、若年時から小規模でよいのでプロジェクトを任せてもらえる企業を選ぶようにしましょう。
PMOとして最も必要なのはプロジェクト管理能力です。
会社によっては入社3年目以降にならないとリーダーを任せてくれないところもあれば、入社半年でリーダーとしてプロジェクトを率いさせる会社も存在します。
この段階で前者の人は2年以上のハンデを負った状態でのスタートとなり、その後のスキルの伸びも変わってくるでしょう。
プロジェクト管理は実地で学べる領域も広いため、まずはプロジェクトリーダーとして早く経験を積める会社選びが重要となります。
システム開発プロセスが成熟している企業で経験を積む
システム開発を幾度も経験している企業を選ぶのも戦略的なポイントです。
システム開発は体系立てられた集合知があり、その中でも多くの人が正解だと感じているものがエッセンスとしてPMBOKやその会社の開発プロセスガイドラインなどにまとめられています。
これらはいわば王道のプロセスであり、ここを押さえておくのはとても大切です。
PMOとしてプロジェクト管理をするとき、王道を知らなければ邪道を選ぶこともできません。
自身の核となるプロセスやフローを持っておくためにも、一定程度システム開発プロセスが成熟した企業を選ぶのがよいでしょう。
得意分野を見つけて磨きをかける
最後は、”この分野なら誰にも負けない”と思える領域を作ることです。
上でも述べたとおり、PMOとしてプロジェクト管理をする際に技術的な知識や経験は大きく活きてきます。
そのため、担当してきたプロジェクトや自己学習した分野などで面白そうなものをピックアップし、仕事や自学をとおして知識を深めておくのがよいでしょう。
なにか得意分野があると採用側も採りやすくなるため、武器となる得意を見つけて研磨していくと将来の助けとなります。
以上、未経験からPMOになるための戦略的なステップを3つ紹介しました。
続いてはキャリアプランを描くためのサポート情報をお伝えします。
PMOのキャリアプランを描くなら「エイジレス」
じょう
PMOへの転職を考えている人は、ぜひエイジレスをご活用ください。
エイジレスでは、”エイジレスエージェント”と”エイジレスフリーランス”の2つのサービスを提供しています。
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またエイジレスでは、年齢を問わずチャレンジできる環境を整備するため、大手企業と確かな関係を築きながら多種多様なエンジニアをサポートする体制を整えています。
低単価の案件は取り扱わないポリシーのため、高収入・高単価案件の獲得が可能です。
今後どういったキャリアを考えているにせよ、多くの案件を見ておくことは確実にプラスにはたらきます。
自身のキャリアをしっかりと検討したい人、年収アップを狙いたい人は、ぜひエイジレスサービスの活用をご検討ください。
まとめ|PMO募集は高需要で狙い目、チャンスを逃さずハイキャリアをつかみ取ろう
じょう
この記事をとおして、以下のことがわかりました。
- PMOはプロジェクト管理の仕事人、コントロール型、支援型、指揮型と3つに大別できる
- PayPayなど大手企業もPMOを募集、分業制やナレッジ蓄積などPMO利用には多くのメリットがある
- PMO正社員の平均年収は860万円超、英語や専門分野があれば1,000万越えも十分可能
PMOはプロジェクト管理のスペシャリストであり、これからのIT市場でも需要の高い職種です。
プロジェクトメンバーが自身の役割にしっかりとコミットし、プロジェクト全体を円滑に推進するうえでPMOは欠かせません。
これからもPMO募集の求人はしばらく途絶えることはないでしょう。
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