RPAコンサルタントになるには?RPA資格保持者が解説!

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「RPAコンサルタントになりたい」

「PRAコンサルタントの業務内容や年収について知りたい」

RPAコンサルタントは、PPAを使った業務効率化を提案するプロフェッショナルで、求人・案件も年々増えてきている業種です。

この記事では、RPAコンサルタントの業務内容・年収、転職・就職に有利な資格や求人・案件例を解説しています。

RPAコンサルタントとしての業務内容や年収イメージがつかめるはずです。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
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さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
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特化型エージェント
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  • 【この記事を読んでわかること】
  • RPAコンサルタントとは、企業に対してRPAを使った業務効率化を提案・支援する仕事である
  • RPAコンサルタントに転職・就職するためにはRPAの資格を取得しておくと有利になる
  • RPAの資格はRPAツールごとに異なるが、いずれかの資格を取得しておけば知見があるとみなされる
  • RPAコンサルタントの転職・就職では、法人営業経験が活かされることもある
CTACTA

そもそもRPAコンサルタントとは?

そもそもRPAコンサルタントとは、なにをする人なのでしょうか。

結論を言うと、RPA(Robotic Process Automation)という種類のソフトを使って、企業の業務効率化を支援する専門家のことを言います。

たとえば、ある企業が日々の業務の中で、特定の繰り返し作業に時間がかかっていて困っているとしましょう。

その繰り返し作業は人の手で行われているため、時間がかかったり時々ミスが起こったりしていることが問題となっています。

RPAコンサルタントはそのような企業から相談を受け、RPAソフトを使って特定の繰り返し作業の自動化の提案を行うことが仕事です。

RPAを有効活用できれば、業務効率化だけでなく人件費削減も実現できます。

世の中の企業が行っている業務の中には、RPAで代替できそうなものが多く存在します。

たとえば、「経理」業務で行われる「仕訳・請求書発行」「請求書・領収書の発行」などの作業も、RPAで効率化できる可能性がある作業です。

経理業務とAIやRPAの関連については、以下の記事で詳しく解説しておりますので参考にしてみて下さい。

RPAを使って企業の課題を解決するためには、RPAコンサルタントが具体的な業務内容を理解し、PPAを使って課題解決が可能かを見極めることが大切です。

また、顧客の課題を的確に汲み取り適切な提案を行う必要があるため、コミュニケーションスキルも重要です。

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【エイジレス様指示内容】 見出し2:RPAコンサルタントの年代別平均年収 ここは、表形式で見やすく年代別にまとめてください。 20,30,40,50年代の前半と後半で分けるくらいの項目数で、 全体としての平均年収は表の一番上に持ってきて見やすいようにしてください。 ⇒データがないため、見出しとコンテンツを下記に差し替え(福岡様連絡済み)

RPAコンサルタントの年収相場

企業の業務効率化の提案を行うRPAコンサルタントですが、年収相場はどのくらいになるのでしょうか。

さまざまな求人サイトから「RPAコンサルタント」の正社員求人で明示している年収を10件ほど調べたところ、年収の下限と上限が下記のようになりました。

  • 年収の下限:350万円~700万円
  • 年収の上限:500万円~2,000万円

下限・上限それぞれ金額にかなり大きな開きがありますが、同じRPAコンサルタントでも、大手企業ほど高めの年収となる傾向にあります。

続いて、RPAコンサルタントの転職・就職に有利な資格を見ていきましょう。

RPAコンサルタントに転職・就職するのに有利になる資格5選

RPAコンサルタントとして働くのであれば、RPAに関する資格を取っておくと転職・就職に有利になります。

RPAコンサルタントとして転職・就職するのに有利になる資格としては、下記の5つがあります。

  • RPA技術者検定
  • UiPath RPA資格試験
  • BizRobo!検定
  • Automation Anywhere RPA認定試験
  • BluePrism認定資格

RPAの資格の特徴は、「RPAソフトそれぞれに対して資格が存在する」ということです。

しかし、違うRPAソフトの資格を取得していたとしても「RPAの知見がある」とみなされることもあるので、上記いずれかを取得しておいて損はないです。

それぞれの資格について順番に解説します。

RPA技術者検定

「RPA技術者検定」とは、「WinActor」というNTTアドバンステクノロジ株式会社の開発したRPAソフトのスキルを認定する検定試験です。

WinActorは、パソコンに行わせたい作業をフローチャート形式で順を追って細かく指定することで自動化を行うツールです。

基本的にノーコードでシナリオを作成できますが、より細かい処理を行いたいときにVisual Basicを組み込めます。

また、操作したいアプリケーションに対して直接的な命令を出せないときに、「画像マッチング」という機能を使って表示画面に対する柔軟なアクションを指示できるのもポイントです。

WinActorの検定レベルには下記の2つがあります。

種類内容
アソシエイトWinActorの基本知識と基本操作の基準の知識を有することを認定する
エキスパートシナリオの作成と運用の技能を認定する

私も、業務でWinActorを利用することがあるため、アソシエイトの認定を取得しております。

RPAコンサルタントとして業務を行うのであれば、アソシエイトは取得しておいたほうが無難です。

試験対策はNTTデータが提供しているe-learningによる学習がおすすめです。

私の場合は勤め先の会社でWinActorの利用環境があるため、実際の機能を確認しながら学習できました。

もし利用環境がない方は、学習者向けに60日間無料でライセンスを発行しているので、インストールして利用しながら学習するとより理解が深まります。

UiPath RPA資格試験

UiPath RPA資格試験は、「UiPath」というRPAツールに関する知識や技術を認定する資格試験です。

UiPathは、ルーマニアが発祥のRPAソフトウェア開発企業で現在はアメリカに本社を置いています。

UiPath RPA資格試験には、下記の2種類があります。

種類内容
アソシエイト資格試験業務プロセスにおける問題解決力とシンプルな自動化ソリューションを構築する能力を認定
デベロッパー上級資格試験REFramework を含む RPA 開発の専門知識と、複雑な業務プロセスを効率的に自動化する RPA ソリューションの構築能力を認定

UiPathは株式会社アイ・ティ・アールが、2023年7月に発行した「ITR Market View:RPA/iPaaS/ワークフロー市場2023」という市場調査レポートで、国内RPA市場の売上シェア6年連続で第1位を獲得しています。

RPAコンサルタントの求人でもUiPathに関するスキルを求める企業が多いため、RPAコンサルタントを目指すのであれば取得をおすすめします。

BizRobo!検定

BizRobo!検定とは、RPAテクノロジーズ株式会社が開発した「BizRobo!」というRPAソフトの知識や技術を認定する検定試験です。

BizRobo!検定には、下記の2種類があります。

種類内容
DS検定Design Studio (DS)での基礎的な開発能力を測るための試験
DA検定Desktop Automatioin/Device Automation (DA)検定での基礎的な開発能力を測るための試験

Design Studio (DS)は、RPA動作のフローを作るためのソフトで、主にデスクトップアプリの操作の自動化に向いています。

しかし、画面上で人が行う操作の自動化には向いていません。

そのため、機能補完としてDesktop Automatioin (DA)というソフトが使われます。

検定は、上記の各ツールに対して設けられています。

BizRobo!は、使いやすいRPAツールとしての定評があり、多くの企業で導入されているため求人も多いです。

Automation Anywhere RPA認定試験

Automation Anywhere RPA認定試験とは、「Automation Aniwhere」というRPAツールに関する知識や技術を認定する試験です。

Automation Anywhereは、アメリカのRPA開発会社のツールで、クラウド型とオンプレミス型の両方での提供があります。

特徴的なのは、「Discovery Bot」という機能により人が行う作業の中で自動化するのが望ましいものを見つけ出し、自動化に最適なBotを自動構築していくことです。

Automation Anywher RPA認定試験には、下記の3種類があります。

種類対象内容
エッセンシャルRPA
プロフェッショナル
学生向けビジネスの課題を解決する RPA 技術の価値や利用方法を説明する能力を検証する認定試験
アドバンスド RPA
プロフェッショナル
社会人向けAutomation Anywhere Enterprise RPA プラットフォームに関する知識に関する認定試験
マスター RPA
プロフェッショナル
社会人向けAutomation Anywhere Enterprise RPA 製品を使用して Bot を作成する能力に関する認定試験

「エッセンシャルRPAプロフェッショナル」は学生向けなので、社会人の皆さんは「アドバンスド RPA プロフェッショナル」を受けることになります。

「アドバンスド RPA プロフェッショナル」の受験には、「Bot Developer (Automation 360) 学習トレイル(6 時間) 」の全コースを修了することが必要です(無料)。

上位認定の「マスター RPA プロフェッショナル」の受験には、「アドバンスド RPA プロフェッショナル」の認定を取得していなければなりません。

他のRPAツールと比べて高度なITリテラシーが必要とされます。

BluePrism認定資格

BluePrism認定資格とは、アメリカのBluePrism社が提供しているRPAツール「BluePrism」の知識や技術に関する認定資格です。

BruePrismには、下記の7つの認定資格があります。

種類内容試験対応言語
アソシエイト開発者
認定資格
シンプルなBluePrismプロセス自動化ソリューションを構成するために必要な基本的なスキルと知識を認定英語
開発者認定資格BluePrism開発者としての必須の知識・スキルを認定英語、ドイツ語、スペイン語、日本語、ロシア語、簡体字中国語
プロフェッショナルディベロッパー認定資格BluePrimの幅広い知識、経験、スキルを認定英語、日本語、簡体字中国語
ソリューションデザイナー認定資格BluePrismで安全かつ効果的なソリューション設計ができるスキルを認定英語、日本語、簡体字中国語
インストールエンジニア認定資格BruePrismの環境を構築し実装するためのスキルを認定英語、日本語
テクニカルアーキテクト認定資格BruePrismに関するすべての技術的な知識・スキルを認定英語、日本語
ROMアーキテクト
認定資格
組織内で構築されたBruePrismを管理するスキルを認定英語、日本語

BluePrismは海外のツールでありながら日本語対応もしており、日本でも多く導入されています。

スキルや役割に応じた認定試験が用意されており、アソシエイト開発者認定資格以外は日本語にも対応しております。

RPAコンサルタントに転職・就職するのに有利な資格を解説してきました。

次は、これらの資格を活かして、どのような求人に応募できるかを実例をもとに見ていきましょう。

RPAコンサルタントの求人・案件例

RPAコンサルタントの求人・案件には、主に下記の2つのタイプがあります。

  • RPAの導入・提案経験を求める案件
  • RPA経験よりも、営業やコンサルティング経験を求める案件

それぞれ順番に解説します。

RPAの導入・提案経験を求める案件

RPAコンサルタントの求人では、RPA関連の資格取得を条件としているものがあります。

たとえば、下記のような求人です。

仕事内容業務ボリュームの大きなプロセスに対して、業務の自動化・効率化を図るためにRPAの導入を提案を実施。RPA化対応業務の提案やプロジェクト管理が主な業務。※RPAの開発からテストまではRPAエンジニアが対応。
取扱RPA製品UiPath
応募条件【必須条件】
 UIPath等RPAシステムの導入提案及びプロジェクトマネジメント経験
【歓迎する条件】
 AI-OCRの活用経験、UIPath認定資格

RPA導入・開発の実務経験を活かして、RPAのコンサルタント業務を行ってほしいという案件です。

この案件では「UiPath」を使った提案を行いますが、UiPathの導入・開発経験は必須ではなく、何らかのRPAツールの導入・開発経験があれば応募できます。

ここで、UiPath認定資格などを持っているとRPAに関する知見があるとみなされて、より信頼度が上がります。

RPAコンサルタントという業種の歴史がまだ浅いため、特定のRPAツールの経験者に絞った求人はまだ少ないです。

RPA経験よりも、営業やコンサルティング経験を求める案件

RPAコンサルタントの求人・案件のもう1のタイプとして、営業やコンサルティング経験を求める案件があります。

たとえば、下記のような求人情報です。

仕事内容「BizRobo!」を利用を検討している新規顧客に対する導入提案〜契約まで(RPAの基本的な知識や扱い方は、別途研修あり)。以下が主な業務・導入検討顧客への提案・実証実験や導入の検証及び実施・RPAビジネスパートナーのサポート(施策立案実施、案件同行)
取扱RPA製品BizRobo!
応募条件【必須】・新規法人営業経験3年以上 ・IT業界での営業経験

RPAには詳しくなくてもいいですが、「コンサルタント」なので「法人営業経験」を重視している求人です。

RPAコンサルタントとして顧客の潜在ニーズを上手く汲み取り、建設的な提案を行うためには、法人営業経験があることは有利になります。

この求人には特にRPAの認定資格の要件はありませんが、取得しておくと「RPAを分かっている人」という印象は与えられます。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/

特化型エージェント
社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/

ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/

エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp

まとめ|RPAコンサルタントになるにはRPA資格取得や法人営業経験が有利

この記事を読んで、以下のことが分かりました。

  • RPAコンサルタントとは、企業に対してRPAを使った業務効率化を提案・支援する仕事である
  • RPAコンサルタントに転職・就職するためにはRPAの資格を取得しておくと有利になる
  • RPAの資格はRPAツールごとに異なるが、RPAコンサルタント案件では、いずれかを取得しておけば知見があるとみなされる
  • RPAコンサルタントの転職・就職では、法人営業経験が活かされることもある

RPAコンサルタントは、RPAツールを使って企業の業務効率化支援を行う専門家です。

RPAに関する資格はさまざまありますが、それらの資格はRPAツールごとに存在します。

しかし、実際にRPAコンサルタントの求人・案件例を見てみると、「RPAの導入経験」とあるように特定のRPAツールの経験を求めていないものが多いです。

さらには、RPAの知識・経験が無くても「法人営業経験が必須」としているところもあります。

そのため、法人営業経験がある人で、RPAに興味がある方も転職・就職時に有利であると言えます。

法人営業経験がない方は、RPAの知見を深めるために、まずはこの記事で紹介しているRPAに関するいずれかの資格を取得してみましょう。

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CTACTA
執筆者
そるふ
客先常駐プログラマーとして、総合商社でLotus Notes/Domino(グループウェア)を利用したシステム開発を経験。社内向け海外出張旅費申請システムや、フォルダのアクセス権管理システムなどの改修に携わる。現在は大手通信会社のコールセンターへ転職し、VBA、RPAを利用した社内業務効率化ツールの作成を行いながら、Webライターとしても活動中。