SESは40代がターニングポイント?キャリアアップの方法とは
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おいとま
十河幸恵
40代にさしかかり「このままSESで働き続けていいのか?」と悩んでいるエンジニアの人も多いのではないでしょうか。漠然とした不安を抱えたままでは、何も変わりません。
おいとま
この記事では、SESで働く40代が今後のキャリアについて考えるべき理由と、キャリアアップの方法について解説します。
- 【この記事を読んでわかること】
- 40代SESでもアピールできる強みがあれば転職、キャリアアップ可能
- SESで働く40代は専門性スキルを高めていくか、マネージメント業務などに携わっていくか、自身のキャリアプランを明確にする必要がある
- 転職する際は専門のエージェントにサポートしてもらうと効率的
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SESの40代SEが考えるべきこと
40代を迎え、このままSESで働き続けていいものか、将来的なキャリアプランに悩む人も多いでしょう。今後のキャリアプランに悩んだとき、40代SEが考えるべきことについて説明します。
おいとま
システムエンジニア(SE)の年収相場は?年収UPの秘訣や役立つ資格を解説※年収の参考記事は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429)としてください。 ※参考記事ブロックの使い方は、以下のマニュアルを参考にお願いします(21~23P)。 https://docs.google.com/presentation/d/1LEtu8GEK1Y0HqXcTPSzPmMIQgtrDsfnWksb9tL0LKgA/edit#slide=id.g25b2866373e_0_30 ・今いる職場環境や商流は問題ないか ※ホワイトかブラックかの話は、職場環境と商流の見出し内に記載をお願いします。
現在の年収が平均年収とくらべて妥当か
システムエンジニア(プログラマーも含む)の平均年収は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の令和4年版によると、515.9万円です。年代別でみると、40代では613.0万円が平均値となります。
自身のスキルレベルや専門知識、仕事の難易度、担当しているプロジェクトの規模や重要性なども考慮した上で、現在の年収が平均年収と比較して妥当であるか確認してみましょう。
平均と比較して大幅に低い場合は、自身のポテンシャルが適切に評価されていない可能性があります。
atsumimoritani
今いる職場環境や商流は問題ないか
職場の環境が問題ないか否かは、コミュニケーションの流れ、労働条件、給料など、さまざまな条件に基づき判断されます。
長時間労働・休日出勤・手取りが少ないなど、いわゆるブラックと呼ばれる過酷な状態での業務が続いている場合は、健康や精神的な面を考慮して転職を考えることも大切です。
また、携わっている案件の商流が深いか浅いかも確認してみてください。
商流が深いとは、依頼元の直接のクライアントではなく、数段階にまたがった間接的なルートで仕事が発生することを指します。
商流の深い案件は、エンジニアの手にする報酬が少なくなりがちです。
あわせて、組織間のコミュニケーション不足から、評価基準や業務の目指す方向性が曖昧になってしまうことがあります。これは自身のキャリア形成やスキルの向上に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
自身の給与やキャリアに不満を感じ、自己改善の機会が感じられない場合には、新たな職場探しや転職を視野に入れることも必要と言えます。
自分の専門性と強みを知る
おいとま
40代になっても、自分の専門性や強みを明確に提示できない場合は市場価値が低くなります。
エンジニアとして業務を開始する年齢は人それぞれですが、40代と聞けば、少なくとも10年以上の経験を積んできたと解釈されることが多いでしょう。
それだけの時間を使って専門性を確立できていないということは、スキルが乏しく向上力がないと判断されてしまう可能性が高いです。
一方、「これなら誰にも負けない」といった技術を身につけていれば、エンジニアとして市場価値が高く、安定的に案件を獲得できます。
自己成長とキャリアプラン
40代から定年退職するまでの間、どのようなキャリアプランを歩んでいきたいか明確に思い浮かべられますか。
昨今、テクノロジーは急速な進化を遂げています。この状況下において40代のSEが自己成長を達成し、自身のキャリアを活性化させるためには、常に学び続ける姿勢が必要です。
あわせて、自分自身が望むキャリア形成についてしっかり考えをまとめておくこ必要があります。
おいとま
技術的な専門性をより深める道を選ぶか、あるいは管理やリーダーシップの役割にシフトするか、どちらを望んでいるのか明確にしておく必要があります。
前者は技術者としてのスキルを最大限に活かし、後者はチームやプロジェクトの管理を通じ、より大きな影響力を持つことができる道です。
その上で、これまでの経験やスキルを生かしつつ、未来の職業形態や市場の変化に対応できるような計画を立てることが大切です。
具体的には、上流工程へのシフトやマネージメントへのステップアップ、あるいは専門性を深めて技術エキスパートを目指すなどです。
自分自身が活躍できる領域を見つめ直しつつ、新たな目標を設定するのが理想です。
おいとま
エンジニアとして生き残るためには、新たな技術やツールを学ぶための時間を設け、自己研鑽に積極的に取り組む姿勢が求められます。
ここまでは、SESの40代SEが考えるべきことについて解説しました。
次では、SESを40代で辞めたいと考える人が増える理由について詳しく見ていきましょう。
おいとま
SESを40代で辞めたいと考える人が増える理由
40代に突入すると、SESで働くことを辞めたいと考えるようになる人が多いのはなぜでしょう。その理由について解説していきます。
給与や待遇の不満
SESに求められるスキルは複雑化、高度化し続けています。
そのうえ、長時間労働も強いられることが多いのが現実です。
しかし、それに見合った給与ではないことに不満を感じる人が多く、SESをやめたいと考える原因のひとつとなっています。
SESのキャリア初期段階では、技術力を身につけることで収入が上がる傾向にあります。しかし、40代になると今後技術面で大きな伸びしろを期待できず、昇給も見込めないケースは想像に難くないです。
そのうえ、長時間の労働をせざるを得ない状況であってもプロジェクトの予算は限られているため、給与を据え置かれてしまうこともあります。
働いた分に対して適切な報酬を得られないことから、不満を感じるケースが多くみられます。
自分が今いるSESの商流が浅いのか深いのかや、ブラック企業であるか否かにもよるでしょう。
おいとま
また、忙しい現場に配属されれば、ワークライフバランスが崩れてストレスを感じる人が増えます。
仮に組織の上層部に昇進できれば、待遇が改善される可能性はあるでしょう。
しかし、限られたポジションしかないうえ競争も激しいため、必ずしも昇進できるわけではありません。
これらの理由から、40代での退職を考える人が増えているのです。
案件の不安定性と競争激化
SES業界は客先に常駐して業務を実施し、ひとつのプロジェクトが終了すれば次の案件に移る、という流れが一般的です。
しかし、次の案件が見つからない場合や予想外の予算削減があった場合など、安定した仕事の確保が困難になることがあります。とくに中小企業のSESではこのリスクが高く、それは経済状況の変動に大きく影響を受けることがあるからです。
案件が決まらなければ、最悪の場合クビになる可能性もゼロではありません。
同レベルの技術力であれば40代のエンジニアよりも、素直なイメージがあって指示を出しやすい20代を採用する可能性が高くなります。
つぎに、競争の激化についてです。
情報技術の発展に伴い、SESの需要は高まっている一方で、供給側も増えています。結果として、より良いスキルや経験を持つエンジニアを求める競争が激化しているのです。
そのため定年まで働き続けられる保証がなく、給与や昇進も厳しくなり、仕事の安定感や将来に対する不安を感じるようになる人が多くなっています。
技術進化への適応の難しさ
年齢にかかわらず生涯エンジニアとして活躍し続けるには、新しい知識を常にインプットし続ける努力が必要不可欠です。
次々と台頭してくる新しい技術や考え方についての情報をキャッチアップし、自分の中に落とし込んでいく作業は、年を重ねるごとに体力的にも精神的にも負担が大きくなります。
若く新しい知識を持ち、伸びしろも期待される20代エンジニアと比較されたとき、勝てる武器を持ち続けられるかどうかが重要なポイントです。
新しい技術を学び続けなければ、すでに身に付けた技術が陳腐化してしまう可能性もあります。自己成長が常に求められる世界です。
SESにいて40代からでも転職や高待遇が可能な理由
40代からの転職にネガティブなイメージを持っていませんか?
結論からいえば、40代からでも高待遇を狙って転職することは可能です。その理由について説明していきます。
経験とスキルの評価
この業界で活躍するためには、IT技術だけでなく、ビジネスやマネジメントの知識も求められます。そのため、これらの知識を身に付けている経験豊富な40代は重宝される可能性が高いです。
また、SESの業務内容はプロジェクトごとに異なり、その都度新しい知識やスキルを習得する必要があります。40代であれば柔軟な思考や学び直す力を求められますが、これらは経験と年齢を重ねることで得られるスキルです。そのため40代からでも新しい分野に挑戦することは十分可能で、その結果、待遇改善につながることもあります。
経験に裏打ちされたスキルや知識は市場で高く評価されるため、新たな道を開くことも可能です。
エンジニア自体の需要増加
デジタルトランスフォーメーションが進んでいる現代社会で、ITのスキルを持つエンジニアのニーズは一層高まっていることから、経験とスキルを持つベテランエンジニアの市場価値は高くなっています。
企業はシステムの安定運用と長寿命化を図るために、新規開発だけでなく既存システムの保守・運用にも手間をかけなければなりません。これにはシステムの全体像を把握し、判断や対応を的確に行える経験豊富なエンジニアが求められるため、40代からの転職も十分に可能です。
さらに、SESはプロジェクトごとの契約がおもなため、その実績やスキルによって待遇が決まります。そのため、経験やスキルがある40代であれば冒頭から高待遇を得ることも可能なのです。
スキルと経験を武器にすることで、SESにおいては年齢を問わず、転職や高待遇が可能となります。
高度な問題解決力
難易度の高い課題に立ち向かう能力や、チーム全体を高めるリーダーシップを発揮できるSESは、40代でも転職や高待遇が可能なケースがあります。40代は多様なプロジェクトや問題に対処した経験があるため、高度な問題解決力を持つと評価されることがあるためです。
また、40代のSESは企業から見たとき、安定感や信頼性が見込め、高待遇を得やすい場合もあります。とくに、大規模なシステム改善や開発プロジェクトでは、その経験と知識を活かし、確実に結果を出すための信頼が手厚い待遇につながります。
SESを40代までに脱出するべき人の特徴
40代以降もSESで働くことが苦でなければ、現状の仕事を続けていくのもよいでしょう。しかし、転職を検討したほうがいい人もいます。それはどのような人かについて解説していきます。
キャリアの将来に不満を抱いている人
将来に対して不満を抱いている人やキャリアの方向性に疑問を持っている人は、40代までにSESから脱出を考えるべきかもしれません。
SESではクライアントの要望に応じたシステム開発が多く、自身のアイデアや創造力を発揮する機会は少なくなります。技術的なスキルを磨ける一方で、自己実現の欲求が物足りなく感じる人は、自分の能力を存分に発揮できる職場への転職を考えるべきです。
また、スキルセットを特定の領域に集中して深めたいと考える人も、SESを卒業すべきでしょう。SESではクライアントの要望に応じ、幅広い業務に対応するスキルが求められます。これがスペシャリストを目指す障壁になることもあります。
新たな挑戦への意欲が高い
SESは、企画提案から設計・製造・運用・保守まで一貫して携わることが難しいため、幅広い経験を積んだり、新しいスキルを身につけるのは困難な場合があります。
そのため、「自分の技術を深めたい」「全く新しい領域に挑戦してみたい」と考える人は、SESを40代前半で脱出して新たなキャリアの追求を検討してみても良いかもしれません。
ワークライフバランスを重視する人
ワークライフバランスを重視している人は、SESから脱出すべきかもしれません。過酷な業務時間やプロジェクト間での高い移動頻度、即戦力とされるプレッシャー等により、プライベートの時間が削られがちです。
自身の時間をしっかり持つことが重要と感じるのであれば、より時間の融通が利く職種の検討をおすすめします。
ここまでは、SESを40代までに脱出するべき人の特徴を見てきました。
次では、SESの40代からキャリアや年収のアップを狙う方法について見ていきましょう。
SESの40代からキャリア/年収アップを狙う方法
40代からキャリアアップを狙うなら専門のエージェントを利用し、転職活動をしてみるのもひとつの手です。
自分の市場価値を客観的に示してくれるだけでなく、業界の事情に詳しく、適切なアドバイスがもらえます。
年齢不問で転職活動をサポートしてくれるエイジレスフリーランスなら、100万円程度の案件を豊富に取り扱っているため、一人で転職活動を行うよりはるかに効率的に年収アップが狙えます。
商流の浅い案件にこだわっているので上流工程にかかわる機会も増え、年収アップとキャリアアップの両立を実現させることも可能です。
まとめ|40代SESでもキャリアアップを狙える
この記事では、SESで働いている40代のエンジニアやこれから働こうとしているエンジニアに向けて、SESで働きながらキャリアアップを狙う方法についてまとめました。
- SESで働く40代は、目標を明確にして業務を選択していくと、キャリアアップや年収アップが狙える
- 専門的なスキルを身に付けていることや、マネージメント業務、また管理業務をこなせるなど付加価値の高いエンジニアは需要が高い
- 転職を検討する際は、自身の市場価値を客観的な目線で判断してもらうことも重要。40代からでも年収アップが十分狙える。
おいとま
SESで働き続けることも選択肢のひとつですが、少しでも悩みや不安がある場合、キャリアアップについて考えてみましょう。
エイジレスフリーランスでは、年齢不問の求人・案件の検索が可能です。
商流の浅い案件を多数取り扱っており、40代からのキャリアアップも十分狙えます。
ご経験やスキルに合わせた案件をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!
- 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
- 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう
さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。
大手転職エージェント
≫リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
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特化型エージェント
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社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
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