Webエンジニアの将来性は?|年収事情や市場価値の高い人材について解説
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Webエンジニアは、昨今のDX推進によるWebサービスの普及で人気の職種ですが、『将来性がない』と世間では一部ささやかれています。
この記事では、Webエンジニアの将来性をはじめ、年収事情や市場価値の高い人材の特徴について現役PMが詳しく解説します。
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- 【この記事を読んでわかること】
- Webエンジニアは、他の同業種と比べても求人数や平均年収が高い職種である。
- Webエンジニアがよく使っているプログラミング言語が人気かつ、Webエンジニアが活躍するWeb・IT企業が世界的にも活況であることから今後の需要と将来性についても高いと言える。
- Webエンジニアは将来性があるが、一部『将来性がない』と世間でささやかれているのは確かで、いくつかの顕在リスクや潜在リスクがあることが要因となっている。
- Webエンジニアの中でも特に市場価値が高い人材には3つの特徴がある。
じょう
Webエンジニアの需要と将来性
じょう
『将来性がない』と世間では一部ささやかれているようですが、結論から言うと、今現在需要もあり将来性も期待できる職種のうちの一つです。
それでは、以下のポイントで需要について見ていきましょう。
- 求人数推移の比較
- 平均年収の比較
それぞれ解説します。
求人数推移の比較
それでは、組み込みエンジニアとWebエンジニアの求人数推移について比較してみましょう。
『大手求人サイト』によると、組み込みエンジニアの求人数が25,378件であることに対して、Webエンジニアの求人数は354,088件となっています。
さらに、1年間の平均求人数の上昇倍率を比較すると、組み込みエンジニアが2.91倍であることに対してWebエンジニアは4.7倍という結果となりました。
以上により、今現在のWebエンジニアの需要は高いと言えるでしょう。
平均年収の比較
次に、ITエンジニアとWebエンジニアの平均年収について比較してみましょう。
『大手求人サイト』によると、ITエンジニアの正社員の平均年収が481万円であることに対してWebエンジニアは549万円となっており、平均年収から見ても今現在のWebエンジニアの需要が高いことがわかります。
以上、求人数と平均年収の両側面から見た場合、今現在のWebエンジニアの需要は高いことがわかりました。
一方で、将来性についてはどうでしょうか?
2020年2月ごろからコロナ禍の状況で一気に在宅ワークへとシフトすることで、あらゆる企業においてWeb経由でのビジネスが確立してきました。さらに、その状況に加え各企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが加速しており、Webサービスに対する需要は高まるばかりです。
つまり、Webエンジニアの将来性についても高いと言えるでしょう。
それでは、Webエンジニアの将来性が高いと言える理由について、さらに掘り下げてみましょう。
Webエンジニアの将来性が高いと言える2つの理由
じょう
Webエンジニアの需要や将来性が高いと言われていますが、実際どのような理由があるのでしょうか?
その理由として2つ挙げられます。
- Webエンジニアがよく使うプログラミング言語の人気が高い
- 世界の時価総額ランキングTOP10のうち6社がWeb・IT企業
それぞれ解説します。
Webエンジニアがよく使うプログラミング言語の人気が高い
まず1つ目は、Webエンジニアがよく使うプログラミング言語の人気が高いという点ですが、具体的にどんな言語があるのか見てみましょう。
- HTML
- CSS
- Java
- JavaScript
- PHP
- Python
- Ruby
- C#
- Swift
以上のように、Webエンジニアでよく使うプログラミング言語は全部で9つありますが、それを踏まえて下記の表を見てみましょう。
こちらは、『TIOBE』が定期的にアップデートしている『2023年のプログラミング言語の人気ランキング』で、上位7つのうち5つがWebエンジニアがよく使う言語となっています。
つまり、Webエンジニアがよく使うプログラミング言語の人気が高いことがわかります。
次に、2つ目の理由について見てみましょう。
世界の時価総額ランキングTOP10のうち6社がWeb・IT企業
こちらは、『Statista』の『2023世界の企業時価総額ランキング』ですが、上位10社のうち6社がWeb・IT企業となっています。
これからもわかるように、Webエンジニアが活躍するWeb・IT企業が世界的にも活況な状況であることがわかります。
ここまで、Webエンジニアの将来性が高いと言える理由を詳しく解説しました。
次に、Webエンジニアの将来性を考えるうえでのリスクについて詳しく解説します。
Webエンジニアの将来性を考えるうえでの3つのリスク
じょう
Webエンジニアに将来性があることがわかった一方、『将来性がない』と世間で一部ささやかれていることも事実です。ここでは、その要因を掘り下げていきましょう。
- 顕在化リスク:Webエンジニア人気が急増している
- 潜在リスク:技術トレンドの変遷が激しくてついていけなくなる
- 潜在リスク:ノーコードツールやAIの発展により需要が減る
それぞれ解説します。
顕在化リスク:Webエンジニア人気が急増している
まず1つ目の要因は、Webエンジニア人気が急増している点です。
ここで見ていただきたいグラフがあります。
今後未経験でITエンジニアを志望する20代会社員106名を対象に、『ITエンジニアとして最も希望する職種』についてのアンケート結果です。
見ていただくとわかるとおり、半分以上にあたる55.6%が『Webエンジニア』と回答しています。
さらにもう一つの調査結果を見てみましょう。
こちらは、現役エンジニア100名に『未経験者が最初に学ぶべきおすすめのプログラミング言語』について、2021年と2023年にそれぞれ調査したときのアンケート結果です。
2021年は69票中54票、2023年は89票中65票がWebエンジニアがよく使うプログラミング言語と言う結果になっています。
順位 | プログラミング言語 | 取得票数 |
---|---|---|
1位 | Python | 19票 |
2位 | Java | 16票 |
3位 | C言語 | 15票 |
4位 | JavaScript | 10票 |
5位 | PHP | 9票 |
順位 | プログラミング言語 | 取得票数 |
---|---|---|
1位 | Java | 30票 |
2位 | Python | 27票 |
3位 | C言語 | 15票 |
4位 | VBA | 9票 |
5位 | JavaScript | 8票 |
以上の結果により、『Webエンジニア』の人気の高さは明らかな一方、それによりWebエンジニア人口が増えすぎる可能性があることも懸念として考えられます。
ただ、前述の『Webエンジニアの需要と将来性』でWebエンジニアの求人数について解説したとおり、求人数も爆発的に増えていることからそれほど心配する必要はないのかもしれません。
潜在リスク:技術トレンドの変遷が激しくてついていけなくなる
2つ目の要因は、技術トレンドの変遷が激しくついていけなくなるリスクがある点です。
こちらは、『TIOBE』の1988年から現在に至るまでの『プログラミング言語の人気ランキング推移』になります。
現在『Webエンジニア』がよく使うプログラミング言語として、Python・Java・C#・JavaScriptなどが人気ですが、25年前の1998年ごろはこれらの言語は上位にはほとんどいませんでした。
現在人気のプログラミング言語でも、いずれは高機能な言語に置き換わる可能性があります。たとえばJavaScriptは上位互換であるTypeScriptが出てきたことにより、シェアが低下していく可能性が指摘されているようです。
つまり、エンジニアにとって新たなプログラミング言語を学ぶことは負担になるため、その変化についていけず挫折する人も少なからず出てくるでしょう。
ただ、実際に企業でシステムを構築すると、プログラミング言語を変更するような大規模な修正はそれほど頻繁には行われないでしょう。
したがって、そこまで気にする必要はないのかもしれません。
潜在リスク:ノーコードツールやAIの発展により需要が減る
3つ目の要因は、ノーコードツールやAIの発展によりWebエンジニアの需要低下リスクがある点です。
ノーコードツールのなかには、RPA(Robotic Process Automation)と呼ばれる日々のパソコン上でのルーチンワーク作業などを自動化するツールがあります。つまり、ノーコードツールやAIにより業務が自動化されることは、人の判断を介さなくてもできるような単純作業などが多いです。
Webエンジニアの仕事の内容が、今後ノーコードツールや自動化ツールを使って開発するようなやり方に代わっていくことは十分に考えられます。しかし、自動化できない部分についてはこれまでどおりの開発スタイルのままとなるでしょう。
よって、一部仕事の内容が変わるだけで、Webエンジニアの需要自体が減るとは言い難い状況です。
以上、Webエンジニアが一部において『将来性がない』と世間でささやかれている要因について詳しく解説しました。
次に、Webエンジニアの中で特に市場価値が高い人材の特徴について見ていきましょう。
Webエンジニアの中でも特に市場価値が高い人材の3つの特徴
じょう
『大手求人サイト』にて、Webエンジニアの人で『高年収の求人』と『人月単価が高いフリーランス』について10社検索したところ、以下の3つは需要が高くて市場から求められるスキルとして多い状況でした。
- Webアプリケーションの設計・開発経験がある
- フロントエンド or バックエンドの開発経験がある
- AWSを利用した開発経験がある
それぞれ解説します。
Webアプリケーションの設計・開発経験がある
10社全ての求人において必須条件として指定されていたのが、『Webアプリケーションの設計・開発経験がある』でした。つまり、プログラミング言語スキルということになりますが、言語の指定はPHP・Java・C#・Pythonなど各社ばらばらの状況でした。
必ずしも全ての言語を習得する必要はありませんが、文法と言うよりプログラムがどのように動作するかなど、プログラミングの本質部分を把握できるよう意識することが重要です。
とはいえどの言語から勉強したらよいのかどうかの回答は、現在の需要状況を踏まえると、人気プログラミング言語ランキングで上位に挙がっているPython・Java・C#がおすすめとなります。
各社の求人内容次第で選択されると良いですが、私のプロジェクト経験ではC#の実務経験を求めることが多く、Javaは少ない傾向にあります。Pythonの需要は増えていますが、活用範囲がある程度絞られるため、そういった意味でも私のおすすめはC#です。
今後の学習の参考にして頂ければ幸いです。
フロントエンド or バックエンドの開発経験がある
歓迎要件として多かったのが、『フロントエンド or バックエンドの開発経験がある』でした。
これは、求人を出している企業が、どちらに重きを置いたシステム開発を行っているかどうかで傾向が異なります。たとえば画面系だとフロントエンド、サーバーやデーターベース周りだとバックエンドの開発経験を求める傾向にあります。
求人件数から読み解くと、ややフロントエンドの方が多い傾向にありますが、バックエンドも求人件数としては多い状況です。それぞれ使用言語が異なるので、まずはどちらかに絞って学習することをおすすめします。
そして、段階的に両方の開発経験を積めば、フロントエンドもバックエンドも対応できる貴重なWebエンジニアになり市場価値もかなり高くなるでしょう。
役割 | 求人件数 | 使用言語 |
---|---|---|
フロントエンド | 49,085件 | HTML、CSS、JavaScript |
バックエンド | 33,472件 | C#、Java、Python、Ruby、PHP、Node.js |
AWSを利用した開発経験がある
必須要件ではありませんが、歓迎要件として多かったのが『AWSを利用した開発経験がある』でした。以前は、サーバー・ネットワーク・データベースなどをインフラを自社で構築するオンプレ環境が主流でしたが、AWSのようなクラウドサービスを利用する企業が増えてる現状を如実にあらわした歓迎要件と言えます。
そのため、市場シェアの高いクラウドサービスに関する開発経験があると、担当できるプロジェクトの幅を広げられるでしょう。
以上、Webエンジニアの中でも特に市場価値が高い技術要件について解説しました。フリーランスの場合はいずれの要件も必須要件となっており、自走できるレベルを求められていることがわかったのではないでしょうか。
つづいては、エンジニアの案件を豊富に取り扱っている、弊社エイジレスのサービスを紹介させていただきます。
Webエンジニアのキャリアプランも「エイジレス」
じょう
エイジレスでは、エンジニア向けのキャリア相談や独立時の案件紹介をさせて頂いております。
以下のような人向けに、手厚くサポートさせていただきます。
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エイジレスのサービスはすべて無料で利用可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ|Webエンジニアの将来性は高く今後も活躍が期待できる職種
じょう
この記事を通して、以下の4つのことがわかりました。
- Webエンジニアは、他の同業種と比べても求人数や平均年収が高い職種である。
- Webエンジニアがよく使っているプログラミング言語が人気かつ、Webエンジニアが活躍するWeb・IT企業が世界的にも活況であることから今後の需要と将来性についても高いと言える。
- Webエンジニアは将来性があるが、一部『将来性がない』と世間でささやかれているのは確かで、いくつかの顕在リスクや潜在リスクがあることが要因となっている。
- Webエンジニアの中でも特に市場価値が高い人材には3つの特徴がある。
これまで解説したように、同業種と比べても求人数や平均年収が高く、現在も需要や将来性も十分な魅力ある職種です。そのため、Webエンジニアになりたいと考えている人は、積極的に就職・転職することをおすすめします。
Webエンジニアへの就職や転職を考える際は、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
また、IT転職や独立の際には、IT業界に詳しいエージェントの活用がおすすめです。
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