プリセールスへの転職がアツい？年収や転職活動のポイントを解説

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プリセールスという職種をきいたことはあるでしょうか？

元々は外資系企業から派生された職種であり、日本ではあまり馴染みのないプリセールス。

しかし、近年の日本でも徐々に需要が高まり、年収も一般的なエンジニアより高くなっています。

今回はそんなプリセールスの仕事内容・将来性・キャリアパスなどを解説します。

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プリセールスとは｜ITの技術的知識で営業をサポートする仕事

プリセールスはエンジニアレベルのITスキルを活用し、営業の製品説明や商談をサポートする仕事です。

プリセールスは営業では対応できない、ITの専門知識が必要な製品説明を行います。

たとえばシステム導入の商談において、「顧客の要望に合わせたカスタマイズが可能か」などの回答は営業では困難です。

そのような専門的な知識が求められる商談においてプリセールスは活躍します。

よく似た職業にセールスエンジニアがあります。

セールスエンジニアは契約後のフォローや導入支援が含まれるのに対して、プリセールスは商談に特化した営業を行います。

プリセールスの意味（PRE：ある処理の前段階）を考えると違いが分かりやすいでしょう。

プリセールスの詳しい仕事内容は以下のとおりです。

• 顧客の抱える問題点のヒアリング
• 自社製品・サービスの技術的説明
• 自社製品・サービスのデモンストレーション
• コンペでのプレゼンテーション

それぞれ見ていきましょう。

仕事内容①｜顧客の抱える問題点のヒアリング

プリセールスは顧客の抱える問題点のヒアリングを行います。

ヒアリングは営業でも可能だと思われそうですが、IT知識を有したプリセールスのほうが顧客の要望を過不足なくヒアリングできます。

またIT技術に詳しいため、顧客の潜在ニーズに対する最適解の提案が可能です。

仕事内容②｜自社製品・サービスの技術的説明

プリセールスは自社の製品を使って

• どんなことが実現できるのか
• 顧客の課題をどのように解決できるのか
• 期待できる効果

というポイントをエンジニア視点で説明します。

ITの専門スキルに裏付けられた製品説明を行うことで、顧客からの信頼に繋がり商談をスムーズに進めることができます。

仕事内容③｜自社製品・サービスのデモンストレーション

プリセールスは顧客がソフトウェア導入を検討している段階で、デモンストレーションを交えた製品紹介を行います。

製品イメージを伝えることが目的ですが、顧客の要望に合わせたカスタマイズ製品が求められることもしばしば。

このようなケースでは、プリセールスが製品にカスタマイズをかけてデモンストレーションを行います。

デモンストレーションは、技術力を備えたプリセールスが活躍できる仕事のひとつです。

仕事内容④｜コンペでのプレゼンテーション

プリセールスは顧客企業側が行うプロポーザルやコンペに対して、

• 技術的な部分のプレゼンテーション
• ITの専門知識が必要な質問への回答

を行います。

特に質問への回答は専門知識のない営業や、顧客と関係性の希薄なエンジニアでは答えられないため、プリセールスに任されます。

続いてプリセールスの需要と転職市場を見ていきましょう。

プリセールスの需要と転職市場

ここからはプリセールスの需要と転職市場をみていきましょう。

プリセールスの需要は高い

システムの高度化にともない、プリセールスの需要が高まっていくと思われます。

現在日本の多くの企業では、顧客との商談は営業の仕事です。

しかしIT化がいっそう進み、より高度なシステムが浸透した場合、営業の知識だけでは対応が困難となるでしょう。

そのため、プリセールスの需要は今後高まることが予想されます。

プリセールスの求人推移

弊社が大手求人サイトからプリセールスの求人数をリサーチしたところ、2023年12月時点の求人数は12,429件でした。
求人動向の詳しい状況を
①地域別の求人
②雇用形態別の求人
に分けて見ていきましょう。

①地域別の求人

地域別の求人をみていきましょう。
求人数12,461件のうち、都市部（東京・大阪・愛知・北海道・福岡・宮城）の求人数が11,084件です。
都市部の内訳は

• 東京　7,965件
• 大阪　1,359件
• 愛知　　992件
• 北海道　220件
• 福岡　　385件
• 宮城　　163件

という結果になっています。
また首都圏は

• 東京　7,965件
• 神奈川　691件
• 千葉　　237件
• 埼玉　　286件

となっており、首都圏に求人が集中していることが分かります。

②雇用形態別の求人

雇用形態も確認してみましょう。
求人数12,461件の内訳は、

• 正社員　10,126件
• 派遣社員　277件
• 契約社員　825件
• その他 　1,233件

という結果になっています。

プリセールスの求人例

ここからは大手求人サイトから選んだ、プリセールスの求人例を紹介します。

プリセールスの求人例①｜実務経験を問われるプリセールス求人

実務経験が問われるプリセールス求人は、以下のようなものがあります。

仕事内容	自社開発ITプラットフォームのセールス
仕事内容詳細	・セールスの商談同行 ・サービス導入に際するマテリアル整備（導入要件定義、スケジュール提案） ・セールス、プロジェクトマネージャと連携した円滑なプロセス進行
必須スキル	・ITサービスに関わる技術職もしくは営業職の従事経験 ・電話、メール、チャットを使った顧客とのコミュニケーション経験
歓迎スキル	・SaaS／CRMサービスなどのプロダクトに従事した経験 ・SQLを使ったデータベース操作、Linuxコマンドや監視システムを使ったログ調査の経験 ・メンバーマネジメント経験 ・ITコンサル経験 ・マーケティング経験
給料（年収）	500～1,500万円
そのほか	雇用形態：正社員 勤務地：東京都 勤務時間：週5日

プリセールスの求人例②｜高年収なプリセールス求人

次に高年収なプリセールス求人として以下のものを紹介します。

仕事内容	船舶管制システムの開発、運用サービスに関するセールス
仕事内容詳細	・営業やコンサルタントと連携しながら顧客と折衝、顧客課題に対するソリューション立案、合意形成 ・要件定義から設計、開発、テスト、導入、運用までの推進 ・計画、工数管理、進捗レポート ・ドキュメント作成
必須スキル	・プリセールスSE / セールスエンジニアの経験 5年以上 ・ソフトウェア開発経験 ３年以上 ・開発プロジェクトマネジメント経験 1年程度 ・担当プロジェクトに対するオーナーシップ
歓迎スキル	・業務システムの要件定義あるいはコンサルティングの経験 ・ソリューションビジネスの経験 ・新規案件獲得の経験 ・アップセルの経験
給料（年収）	1,100～1,800万円
そのほか	雇用形態：正社員 勤務地：東京都 勤務時間：週5日（リモート勤務OK、フレックス制導入）

ここまでの説明のとおりプリセールスは東京などの大都市に集中していることが分かります。

求められている経験としては、

• ITエンジニアとしての開発経験
• プロジェクトマネジメントの経験
• マーケティングや営業の経験
• コンサルティング経験

などです。

次にプリセールスの年収をみていきましょう。

プリセールスの年収相場（正社員／派遣社員／フリーランス）

さてここまでプリセールスの転職市場での需要を説明しましたが、年収相場も詳しく見てみましょう。

以下の場合に分けてプリセールスの年収相場を説明します。

• 現在プリセールスとして働いている場合
• 正社員で転職する場合
• 派遣社員で転職する場合
• フリーランスで転職する場合

それぞれ見ていきましょう。

現在プリセールスとして働いている場合｜平均年収は636万円

dodaによると、現在プリセールスとして働いている人の平均年収は635.8万円です。

同社によると「IT／通信系エンジニア」の平均年収は451万円であることから、年収水準はかなり高いといえます。

正社員で転職する場合｜年収相場は568万円

弊社が大手求人サイトからランダムに20求人を選び平均値を求めたところ、プリセールスの正社員は平均年収568万円でした。

同様にエンジニアの正社員を調査したところ平均年収は519万円であり、プリセールスは好待遇であることが分かります。

プリセールスの正社員求人では、年収400～600万円の求人が大半でしたが、年収1,100万円で求人を出している企業もありました。

派遣社員で転職する場合｜年収相場は502万円

正社員と同様の方法で派遣社員の平均年収を調査したところ502万円となりました。

同様にエンジニアの派遣社員を調査したところ、平均年収は411万円となりました。

プリセールス派遣社員の求人では、時給2,000円前後の求人が大半でしたが、時給3,500円で求人を出している企業もありました。

フリーランスで転職する場合｜年収相場は829万円

大手フリーランスマッチングサイトからランダムに20求人を選び平均値を求めたところ、フリーランスのプリセールスは平均年収829万円でした。

同様にフリーランスのエンジニアを調査したところ、平均年収は768万円となりました。

フリーランスの求人では、月給50～70万円の求人が大半でしたが、月給105万円で求人を出している企業もありました。

ここまでの説明のとおりプリセールスの年収は、一般的なエンジニアの年収と比べ

• 正社員求人の場合は49万円高い
• 派遣社員求人の場合は91万円高い
• フリーランス求人の場合は61万円高い

となっており、かなり高めの年収設定となっています。

フリーランスにおすすめの案件探し方法

フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。

①Tech Stock　
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
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②エイジレスフリーランス
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SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
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プリセールスに転職する4つのメリット

プリセールスに転職するメリットは以下のものです。

• メリット①｜頑張った分、給料に反映される
• メリット②｜幅広いキャリアパスが開かれる
• メリット③｜最新のIT技術に触れられる

それぞれ見ていきましょう。

メリット①｜頑張った分、給料に反映される

プリセールスは仕事の成果に応じて、給料に反映されやすい仕事です。

エンジニアの場合は、営業成績のような出来高要素が少ないため、出世により給料を上げることが一般的です。

一方プリセールスは顧客に対して営業を行うため、上手く契約に繋がった場合は給料やボーナスに反映されます。

成果が報酬に反映される働き方は、大きなインセンティブとなるでしょう。

メリット②｜幅広いキャリアパスが開かれる

プリセールスはエンジニアと営業、両方のスキルを磨くことができます。

このようなポジションでは、幅広い見識を得ることができ多様なキャリアパスにつながるでしょう。

キャリアパスの具体的な内容は後述しますが、

• 会社内で出世するキャリアパス
• 技術職としてのキャリアパス
• 営業職としてのキャリアパス
• フリーランスになるキャリアパス

が広がります。

メリット③｜最新のIT技術に触れられる

プリセールスは最新のITトレンドや自社製品の知識が身につきます。

通常エンジニアは、関係する技術分野以外に疎くなりがちですが、プリセールスは商品を売り込むため広く知識を習得します。

常に学び続ける必要がありますが、一般的なエンジニアが知らない情報をいち早く得ることができるでしょう。

続いてプリセールスに転職するデメリットを見ていきましょう。

プリセールスに転職する４つのデメリット

プリセールスへの転職は以下のデメリットがあります。

• デメリット①｜ノルマがプレッシャーになる
• デメリット②｜ITスキルと営業スキルの両立が必要
• デメリット③｜プログラミングを使った開発に携われない
• デメリット④｜クライアントと開発チームの板挟みになる

それぞれ見ていきましょう。

デメリット①｜ノルマがプレッシャーになる

プリセールスは常に売上目標が課されます。

売上目標が達成できない場合は、営業とともに責任を問われることになります。

このようなノルマを課されることは、働くうえで大きなプレッシャーとなるでしょう。

デメリット②｜ITスキルと営業スキルの両立が必要

プリセールスはITスキルと営業スキルの両立が必要であり、通常のエンジニアより努力が必要です。

営業スキルはビジネス知識やマーケティング知識を心得る必要があります。

またITスキルも日々技術が進歩していくため、取り残されないよう知識の習得が必要になるでしょう。

デメリット③｜プログラミングを使った開発に携われない

プリセールスはプログラミングを使った開発に携わりにくくなります。

仕事は顧客を相手にした売り込みであり、ITスキルの知識習得は行うものの、開発機会は多くありません。

よってプログラミングによる開発が好きな人はつまらなく感じるでしょう。

デメリット④｜顧客と開発チームの板挟みになる

プリセールスは顧客と開発チームの板挟みになるケースがあります。

顧客の要求を安請け合いした場合は、開発チームに負担がかかり文句をいわれます。

逆に顧客の要求に応えられない場合は、失望されるかもしれません。

このような営業現場と開発現場からの板挟みになることは、プリセールスのプレッシャーとなるでしょう。

次はプリセールスのやりがいや仕事の魅力を解説します。

プリセールスのやりがいや仕事の魅力

プリセールスのやりがいについては以下のとおりです。

• 顧客の悩みを解決できる
• 会社の利益に直接貢献できる
• 多くの人と達成感を共有できる

それぞれ見ていきましょう。

やりがい①｜顧客の悩みを解決できる

プリセールスは顧客の抱えている問題を直接ヒアリングし、解決策を提案します。

提案により問題解決に貢献できれば、顧客の役に立っていることが実感できます。

このようにマーケットの最前線で顧客の問題解決に携われることは、大きなやりがいにつながるでしょう。

やりがい②｜会社の利益に直接貢献できる

プリセールスは販売活動をつうじて会社の利益に直接貢献するため、会社内で花形として活躍できます。

このような花形としての働き方は、会社を支える重要な存在であることが実感できます。

自身が会社を支えているという実感は、プリセールスの大きなやりがいにつながるでしょう。

やりがい③｜多くの人と達成感を共有できる

プリセールスは顧客・営業担当・開発担当など多くの人と関わりながらプロジェクトを進めます。

プロジェクトが達成し顧客の業務改善につながった場合は、多くの人と喜びを分かち合うことができるでしょう。

このように喜びを分かち合える点は、プリセールスの大きなやりがいにつながります。

次にプリセールスの転職で役に立つ資格をご紹介します。

プリセールスの転職で役立つ3つの資格

ここではプリセールスの転職で役に立つ資格として、以下3つの資格をご紹介します。

• 応用技術者試験
• ITストラテジスト
• システムアーキテクト

それぞれ見ていきましょう。

なおプリセールスの仕事は資格必須ではありませんが、IT系資格取得者であれば顧客からの信頼につながります。

また、資格手当が用意されている会社もあるため、取得しておいて損はないでしょう。

役立つ資格①｜応用情報技術者

資格の概要

応用情報技術者は情報処理推進機構（IPA）が主催する国家資格です。

ITに関する応用レベルの知識が幅広く出題されます。

具体的な試験内容として、ITストラテジ・ITマネジメント・ITテクノロジの3つの分野から出題されます。

試験情報

試験情報は以下のとおりです。

受験料	7,500円
対象者	中･上級者向け
合格率	20~25%
アピールできるスキル	IT全般

プリセールスへの転職に役立つ理由

プリセールスは顧客との商談において、幅広いIT知識が求められます。

システムやネットワークなどのテクノロジはもちろん、マネジメントやストラテジ（戦略）も知識が必要です。

応用情報技術者はこのような幅広いIT知識が備わっていることの証明になるでしょう。

役立つ資格②｜ITストラテジスト

資格の概要

ITストラテジストも情報処理推進機構（IPA）が主催する国家資格です。

IT戦略に関する専門知識が問われ、情報処理技術者試験の最高難易度試験のひとつです。

具体的な試験内容は、事業戦略・マネジメント・テクニカルスキルなど多岐に渡ります。

試験情報

試験情報は以下のとおりです。

受験料	7,500円
対象者	上級者向け
合格率	15%前後
アピールできるスキル	IT戦略・立案

プリセールスへの転職に役立つ理由

プリセールスは会社の経営層を相手に商談を行うことがあり、経営課題の解決に向けた提案を求められる場合があります。

企業課題の解決に向けて、問題の抽出やIT戦略立案ができると良い商談につながりやすいでしょう。

このようなIT戦略を含めた提案ができるようになるためにも、ITストラテジスト取得をおすすめします。

役立つ資格③｜システムアーキテクト

資格の概要

システムアーキテクトも情報処理推進機構（IPA）が主催する国家資格です。

システム設計に関する専門知識が問われ、情報処理技術者試験の最高難易度試験のひとつです。

システム設計とは具体的に、システム企画・要件定義・基本設計・詳細設計など開発の上流工程を指します。

具体的な試験内容は、コンピュータ・システム・データベース・ネットワーク・セキュリティ・開発手法などから出題されます。

試験情報

試験情報は以下のとおりです。

受験料	7,500円
対象者	上級者向け
合格率	12~15%
アピールできるスキル	システム開発（上流工程）

プリセールスへの転職に役立つ理由

プリセールスは顧客と商談するにあたり、営業では答えられないテクニカルな質問に応える必要があります。

たとえばシステムを導入する際は、ネットワーク・セキュリティ・データベースなど技術的な面を説明できる必要があるでしょう。

また商談が成立した後は設計書作成に携わるため、システム開発の手法は抑える必要があります。

このようなシステムに関わる知識を証明できる資格として、システムアーキテクトの取得をおすすめします。

プリセールスの転職市場で特に需要が高い4つのスキル

続いて、プリセールスに転職するうえで需要が高いスキルとして以下のものをご紹介します。

• コミュニケーションスキル
• プレゼンテーションスキル
• 交渉スキル
• 英語力

それぞれ見ていきましょう。

スキル①｜コミュニケーションスキル

プリセールスは営業活動を行うため、コミュニケーションスキルが重視されます。

基本的に営業と同行して顧客と商談を行うプリセールスですが、営業をとおさず顧客と会話するケースは多々あります。

コミュニケーションスキルは相手への説明力のみならず、顧客ニーズを汲み取るヒアリング力も重視されるでしょう。

スキル②｜プレゼンテーションスキル

プリセールスはプレゼンテーションスキルも重視されます。

顧客に自社製品をアピールするうえで、IT知識に裏付けられたプレゼンテーションが求められます。

自社製品について顧客に興味を持ってもらうため

• 他社製品との差別化ポイント
• 顧客にとってのメリット

について論理立てて説明する技術が必要です。

なお説明を行う際は、相手に応じて専門用語を使い分けられると良いでしょう。

スキル③｜交渉スキル

プリセールスは交渉力も重要です。

商談で顧客の要求を全て呑んだ場合、予算オーバーや製品開発チームへの負担が大きくなり、プロジェクト炎上につながるリスクが高まります。

顧客の要求レベルと自社の開発リソースを適切に見極め、お互いが納得できる落とし所を探る交渉スキルが求められるでしょう。

スキル④｜英語力

英語力を備えている場合はプリセールスの転職活動において有利に働きます。

IT技術の情報は海外発信のものが多く、英語を原文のまま理解できることは大きな強みになるからです。

またシステムを導入する際、外資系企業とパートナーを組むケースが多々あるため英語力が

重視されます。

プリセールスの4つのキャリアパス

プリセールスのキャリアパスは、大きく分けて以下の4つがあります。

• 会社内で出世する
• IT技術職として転職する
• 営業職として転職する
• フリーランスになる

それぞれ見ていきましょう。

キャリアパス①｜会社内で出世する

会社内で出世するキャリアパスは具体的に以下のものがあります。

• マネージャ職
• CIO
• CTO

プリセールスは開発現場と営業現場の知見がある貴重な人材として、会社内で待遇の良いポジションに就くことができます。

マネージャ職になることはもちろん、仕事を頑張り続ければCIOやCTOなどの経営層に就くことができるかもしれません。

キャリアパス②｜IT技術職として転職する

IT技術職として転職するキャリアパスは具体的に以下のものがあります。

• ITコンサルタント
• PM（プロジェクトマネージャ）
• 社内SE

プリセールスがキャリアチェンジする場合、ITコンサルタント・PM・社内SEのように幅広いIT知識を必要とする職種と相性が良いでしょう。

特にITコンサルタントは、これまで培ったプレゼンテーションスキルを存分に活かすことができ、おすすめのキャリアパスです。

キャリアパス③｜営業職として転職する

営業職として転職するキャリアパスは具体的に以下のものがあります。

• IT分野以外の営業職
• セールスマネージャ

プリセールスで培った営業スキルを武器に、IT分野以外の営業職に就くことが可能となるでしょう。

またセールスマンの責任者であるセールスマネージャとなるキャリアパスもあります。

キャリアパス④｜フリーランスになる

最後にフリーランスになるキャリアパスがあります。

先述したとおり、フリーランスのプリセールスに転職した場合の平均年収は829万円と高額です。

また商談成立の実績を積んでいけば、より好待遇の報酬での契約が可能です。

会社員を超えた高年収を望む場合は、フリーランスへのチャレンジをおすすめします。

フリーランスにおすすめの案件探し方法

フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
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プリセールスへの転職を成功させるための3つのコツ

最後にプリセールスへの転職を成功させるためのコツをご紹介します。

• マネジメントの実務経験をアピールする
• システム開発・導入の実績を作る
• 転職エージェントを利用する

それぞれ見ていきましょう。

コツ①｜マネジメント経験をアピールする

ひとつ目のコツは、マネジメント経験のアピールです。

プリセールスは顧客・営業・開発チームなど、さまざまな関係者と調整して仕事を進める必要があります。

そのためマネジメント経験などをアピールし、関係者とスムーズな調整ができる能力の証明ができると採用につながりやすいでしょう。

コツ②｜システムなどの開発・導入実績をアピールする

ふたつ目のコツは、システムなど開発実績のアピールです。

プリセールスは営業職では答えられないITの専門知識が必要であり、エンジニアレベルの知見が求められます。

そのようなITスキルが備わっていることを証明するため、システム開発・導入実績をアピールできると採用につながりやすいでしょう。

コツ③｜転職エージェントに相談する

3つ目のコツは、転職エージェントへの相談です。

日本においてプリセールスの職種は認知度が低く、自力での情報収集は困難です。

採用者が転職者に求めているスキルや経歴など、ネットで得られる情報では不足していることが多いでしょう。

後述するエイジレスエージェントのような実績あるサービスにより、転職サポートを受けることを強くおすすめします。

プリセールスへの転職はエイジレスにお任せください！

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• 企業様の信頼により高い面談／内定率を確保
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• 上流工程に特化した案件を中心に、高単価案件を紹介
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まとめ｜プリセールスへの転職で高年収を狙おう！

本記事をまとめると、以下のとおりです。

• プリセールスはITの専門知識を用いて自社製品の販売活動を行う
• プリセールスは将来性が高く、年収もIT職のなかで高い傾向にある
• エンジニアと営業のスキルが身につくため、幅広いキャリアパスが開かれる

ここまで解説したようにプリセールスはITスキルと営業スキルを身につけることができます。

スキルの習得は人一倍の努力が必要ですが、それに見合う高い年収と幅広いキャリアパスが期待できるでしょう。

コミュニケーションスキル・プレゼンテーションスキルに自信がある方は、プリセールスへのキャリアチェンジをおすすめします。

プリセールスのキャリアに興味がある方は、弊社エイジレスの「エイジレスフリーランス」や「エイジレスエージェント」をご活用ください。

あなたの理想のキャリアを全力でサポートさせていただきます。

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