PM(プロジェクトマネージャー)案件にはどんなものがある?単価相場も解説
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じょう
おいとま
これからフリーランスのPMとして活躍したいと考えている人の中には「フリーランス向けにはどのような案件があるの?」と思う人もいるでしょう。
PMのフリーランス案件には、単価が100万円を超える案件も掲載されています。
この記事では、PMのフリーランス案件のメリット・デメリットや注意点などを解説しています。
フリーランスにおすすめの案件探し方法
フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。
①Tech Stock
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
【公式】https://tech-stock.com/
②エイジレスフリーランス
年齢不問/上流商流のハイクラス案件に特化したエージェント。
SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
【公式】https://freelance.ageless.co.jp/
- 【この記事を読んでわかること】
- PMのフリーランス案件は、単価が100万円を超える案件も掲載されている
- PMにはプロジェクトに関わるさまざまな仕事がある
- 多様なプロジェクト経験や自由な働き方ができる一方で、収入が不安定になる可能性も
- PMのフリーランス案件には、技術力やパーソナルスキル以外のスキルも必要
- PMのフリーランス案件獲得には、フリーランスエージェントの活用がおすすめ
PMのフリーランス案件からおすすめ3選を紹介
じょう
PM(プロジェクトマネージャー)とは、プロジェクトの責任者としてチームをまとめる役割を担う職種です。
フリーランスでもPM案件は多く掲載されていますが、どのような案件がよいのでしょうか。
ここでは、弊社エイジレスが運用している「エイジレスフリーランス」より、おすすめの案件3選を紹介します。
なお、紹介する案件は執筆時点のものであり、掲載時点のものではないためご注意ください。
- サーバー増強・移設などインフラ案件マネジメント支援
- 国内大手電子決済サービス事業者加盟店向けポイントプログラム移行支援
- 自動車関連の組込開発プロジェクト推進
それぞれみていきましょう。
サーバー増強・移設などインフラ案件マネジメント支援
単価(万円) | 案件概要 | 求められるスキル |
---|---|---|
80 | サーバー増強・移設などインフラ案件 | <歓迎要件> ・ストレージの設計・構築経験 (NetAppだと尚良い) |
サーバー増強と移設などのインフラ案件マネジメントの支援案件です。
インフラ案件の設計・構築経験が5年以上必要で、PL(プロジェクトリーダー)またはPMの経験が必須となっています。
国内大手電子決済サービス事業者加盟店向けポイントプログラム移行支援
単価(万円) | 案件概要 | 求められるスキル |
---|---|---|
90 | 国内大手電子決済サービス事業者の加盟店向けポイントプログラム移行プロジェクト | <必須要件> ・IT業界での業務経験(SEなど) ・プロジェクトマネージャーの経験 ・プロジェクト関係者との各種調整事の経験 ・ベンダーコントロール経験 <歓迎要件> ・小売業、飲食業などの「店舗管理」や「売上管理」システム開発、もしくは運用の経験 ・基本情報技術者、ITILファンデーションの資格保有 ・顧客の折衝経験 ・提案・設計・構築・導入・運用・移行といったシステム導入プロジェクトの経験 ・決済業界、小売業、飲食業のシステム部門での経験 ・JavaまたはSQLの実務経験 |
国内大手電子決済サービス事業者加入店向けポイントプログラムにて、PMを募集しています。
PMの経験だけでなく、小売業や飲食店などの店舗管理や売上管理の知識があると、なおよいとされています。
自動車関連の組込開発プロジェクト推進
単価(万円) | 案件概要 | 求められるスキル |
---|---|---|
100 | 自動車関連の組込開発 プロジェクト | <必須要件> ・PMとして、顧客要件の整理も含め、仕切り役として対応できること ・プロジェクトマネジメント業務の経験 (PMまたはPMOとして3年以上) ・ウォーターフォールまたはアジャイル開発における一連のフェーズ経験 <歓迎要件> ・アジャイル(スクラム)開発でのスクラムマスターを経験している ・自動車業界の組込み系開発PM経験者 ※組込み言語としてRUSTを使用 (C、C#が扱えれば良い) ・RUSTを利用した開発経験 ・Redis(データベース管理システム)を使用したアプリ開発の経験 ・Dapr(分散アプリケーションランタイム)でのアプリ開発の経験 ・Azureへのデータ送信をAPIを利用し実施するためAzureの深い部分での知識があること |
大手自動車関連の組込開発プロジェクトでの、PM募集案件です。
仕切り役としての期待と、開発をひととおり経験していることが求められています。
単価が100万円を超える案件も掲載中
ここまで、PMのフリーランス案件のおすすめをみてきました。
今回ご紹介した案件は、ごく一部であり、ほかにも多くのPM案件を掲載しています。
最新情報を知りたい人は、弊社エイジレスが運用する「エイジレスフリーランス」にて、PM案件を探してみてください。
次に、PMのフリーランス案件のおもな仕事内容をみていきます。
PMのフリーランス案件のおもな5つの仕事内容
じょう
PMのフリーランス案件には、高単価なものが多数あることがわかりました。
では、その仕事内容にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、PMのフリーランス案件のおもな仕事内容を、以下5つ解説します。
- プロジェクト計画・予算の作成
- プロジェクトチームの編成・管理
- リスク・品質管理
- ステークホルダーとのコミュニケーション
- プロジェクトの評価・レビュー
それぞれみていきましょう。
プロジェクト計画・予算の作成
プロジェクト計画と予算の作成は、PMのおもな仕事内容の一つです。
クライアントと契約を結んだら打ち合わせを行い、開発の目的・予算・納期を確認しながら、調整や交渉を行います。
仕様を確定していき、開発に必要なシステムの構成要素やプロセスから、作業工数を算出していきます。
このとき、同時に人員計画も詳細に決定して行くのがポイントです。
このような内容をクライアントと交渉し、納期・予算・開発内容を最終決定します。
プロジェクトチームの編成・管理
プロジェクト計画書を作成したら、その内容に基づいて、人員の確保や開発環境を整えていきます。
人員確保は、自社内だけでなく、外部のパートナー企業に協力を求める場合もあるでしょう。
プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、必要となる人員も増えていきます。
人員調整が終わり、開発がスタートすると、プロジェクトの管理を行っていきます。
各部署へ定期的な進捗確認を行い、トラブルが発生した際は解決策を検討し、仕様変更が発生すればクライアントへの交渉が必要となるでしょう。
このようなプロジェクトで起こるさまざまなイベントに対処するのが、PMの仕事の一つです。
リスク・品質管理
リスクと品質管理もPMの重要な仕事の一つです。
リスク管理では、プロジェクトのリスクを発見・評価してリスク軽減策を立案し、必要な場合に備えます。
品質管理では、プロジェクトの品質を確保して、品質基準に従った成果物を提供します。
プロジェクトの管理だけでなく、リスクや品質も管理すれば、円滑なプロジェクト進行が可能です。
ステークホルダーとのコミュニケーション
ステークホルダーとのコミュニケーションは、PMの仕事内容の一つです。
PMにとってのステークホルダーは、プロジェクト内部に限らず、クライアントとの関係も重要となります。
クライアントやほかの利害関係者とのコミュニケーションを円滑に行い、それぞれの期待に応えるために調整や報告を行います。
プロジェクトの評価・レビュー
開発が無事に完了し、プロジェクトが終了すると、PMはそのプロジェクトの評価やレビューを実施します。
プロジェクトの評価やレビューの結果、そこから導き出されたプロジェクトの問題点や考えられる回避方法などを取りまとめて、今後のプロジェクトに役立てます。
PMのフリーランス案件では、プロジェクトの評価が、今後の案件につながる重要な要素となります。
つまり、クライアントからプロジェクトで良い評価が得られなければ、次の案件につなげられない可能性もあるのです。
クライアントから次の案件を受注するためにも、プロジェクトの評価やレビューは、PMの重要な仕事の一つです。
PMにはプロジェクトに関わるさまざまな仕事がある
ここまで、PMのフリーランス案件のおもな仕事内容をみてきました。
PMは、プロジェクトの計画から実行・管理に加え、プロジェクト終了後の評価やレビューまでさまざまな仕事があります。
これらの仕事ができないと、プロジェクトがうまく進行せず、失敗に終わってしまう可能性もあるでしょう。
それぞれの仕事を円滑に進められるよう、PMには多くのスキルが求められます。
次に、PMのフリーランス案件からみた年収相場をみていきます。
PMのフリーランス案件からみる年収相場は1,155万円
じょう
PMのフリーランス案件での仕事内容には、プロジェクトに関わるさまざまな仕事があることがわかりました。
次に、PMのフリーランス案件の年収相場がどのようになっているかをみていきます。
PMのフリーランス案件の年収相場は、1,155万円です。
これは、一般的な労働者の平均年収である433万円と比べて、高水準です。
ここでは、フリーランス・正社員・派遣の場合で、それぞれ年収相場がどのようになっているかを解説します。
なお、執筆した時点の求人から算出した平均年収であるため、記事の掲載時点のものとは異なる可能性があります。
- フリーランスPMの年収相場は1,155万円
- 正社員PMの年収相場は678万円
- 派遣社員PMの年収相場は620万円
それぞれみていきます。
フリーランスPMの年収相場は1,155万円
フリーランスの大手求人サイトから、PM案件を20件ほどランダムにピックアップし、週5勤務で12ヶ月稼働したとして平均的な年収を算出しました。
この方法で平均年収を算出した結果、PMの平均年収は1,155万円となりました。
これは、一般的な平均年収よりも高水準です。
PMに求められる知識やスキルは高度なものが多く、難易度の高い案件が多いため、比例して単価も高くなる傾向があります。
正社員PMの年収相場は678万円
次に、転職の大手求人サイトからPM案件を20件ほどランダムにピックアップし、平均年収を算出しました。
この結果、正社員のPM案件の平均年収は、678万円となりました。
この数値は、一般的な平均年収である、433万円よりも高水準です。
フリーランス案件よりも低い年収ではあるものの、ほか職種と比べて高単価であり、これはPMの仕事内容の難しさを物語っています。
派遣社員PMの年収相場は620万円
最後に、同じく転職の大手求人サイトから、PM案件を派遣社員に限って20件ほどランダムにピックアップし、平均年収を算出しました。
結果、派遣社員のPM案件の平均年収は、620万円でした。
一般的な平均年収である433万円よりは高く、高水準ではあるものの、フリーランス案件と比べると高単価な案件が少ない印象です。
PMのフリーランス案件では、年収が1,000万円を超える案件も
ここまで、PMのフリーランス案件から見る年収相場をみてきました。
PMのフリーランス案件の平均年収は1,155万円と、一般的な労働者の平均年収をはるかに上回る年収となっています。
これは、PMに求められる知識やスキルの高さを物語っており、誰でも簡単にPMとしての活躍ができるわけではないことを指し示しています。
このような高単価なPM案件を獲得するためには、自身のスキルをしっかりと磨いておく必要があるでしょう。
次に、PMのフリーランスの将来性をみていきます。
PMのフリーランスは将来性が明るい3つの理由
じょう
PMのフリーランス案件の年収相場は、一般的な労働者の平均年収よりも高水準であることが分かりました。
年収面では、将来性が明るいフリーランスPMですが、ほかの側面からみても将来性は明るいです。
ここでは、PMのフリーランスの将来性が明るい理由を以下3つ解説します。
- IT業界の人材不足
- 企業のDXへの取り組みが加速している
- 企業とフリーランスをつなぐプラットフォームが充実している
それぞれ解説していきます。
IT業界の人材不足
IT業界では人材が不足しているのが、PMのフリーランスの将来性が明るいとする理由の一つです。
後述しますが、企業ではDXへの取り組みが加速しており、IT業界の人材不足が叫ばれています。
DXを実現するために、新技術を活用したさまざまなプロジェクトが動き出しており、これら案件に対応できるPMの確保が急務となっています。
PMに求められる知識やスキルはレベルが高く、企業が求めるだけの人材が見つからないのも、人材不足の理由の一つでしょう。
PMのフリーランスは、企業が人員を抱えることなくスポット的にアサインできるため、正社員よりも需要が高いです。
このような人材不足から、PMのフリーランスの将来性は明るいです。
企業のDXへの取り組みが加速している
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術によってビジネスモデルや業務、組織などを変革し、企業の競争力や企業価値を高めることです。
最近のサービスでいうと、たとえば、タクシー配車サービス・オンラインスクール・デジタル家電などが分かりやすい例でしょう。
各企業では、これらDXへの取り組みを積極的に行おうとしています。
しかしながら、DXに対応するためには最新のIT技術を扱える必要があり、それは容易ではありません。
このため、DXを実現するためにIT技術の知識が豊富なPMを外部から招き、プロジェクトを推進していこうとする動きがあります。
PMのフリーランスは、プロジェクト単位に契約するためアサインがしやすく、需要が高いです。
このような動きはこれからも活発化することが予想されるため、PMのフリーランスの将来性は明るいです。
企業とフリーランスをつなぐプラットフォームが充実している
企業とフリーランスをつなぐプラットフォームが充実しているのも、PMのフリーランスの将来性が明るい理由の一つです。
フリーランスは、企業と直接契約してプロジェクトに参画し、報酬を得る働き方です。
企業と直接やりとりするのは簡単ではありませんが、プラットフォームを利用すれば、容易に企業との接触がはかれます。
たとえば、フリーランスの求人サイトでは、各企業が求める職種や業務内容を詳細に記載した求人が数多く掲載されています。
フリーランスで働きたい人は、これらの情報を見て、自身にあった案件を探すことが可能です。
弊社エイジレスが運用している「エイジレスフリーランス」では、高単価なPM案件を多数掲載しているため、ご活用ください。
PMのフリーランスはプラットフォームを活用できるため将来性が明るい
ここまで、PMのフリーランスの将来性が明るい理由をみてきました。
PMのフリーランスは、IT業界の人材不足や企業のDX促進の波にのって、需要が高まっています。
さらに、フリーランスと企業を結ぶプラットフォームの存在が、各々の需要と供給を叶えています。
PMのフリーランスは、さまざまな企業が掲載している求人情報から、自身が働きたいと思える案件を容易に見つけられるでしょう。
弊社エイジレスが運用している「エイジレスフリーランス」でも、高単価なPM案件を多数掲載しているため、PM案件を探す際はぜひご活用ください。
次に、PMがフリーランスとして独立するメリット・デメリットをみていきます。
PMがフリーランスとして独立するメリット・デメリット
じょう
PMのフリーランスの将来性は明るく、フリーランスの求人サイトでPM案件を探せば、豊富に案件が見つかることがわかりました。
では、フリーランスとして独立すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ以下2つずつ、解説していきます。
【メリット】
- 多様なプロジェクト経験ができる
- 自由な働き方ができる
【デメリット】
- 収入が不安定になる
- 契約管理や法的問題を自身で解決しなければならない
それぞれみていきましょう。
【メリット】多様なプロジェクト経験ができる
多様なプロジェクト経験ができるのは、PMがフリーランスとして独立するメリットの一つです。
フリーランスでは、会社に所属せずに、企業と直接交渉して契約しプロジェクトに参画します。
会社員の場合だと、所属している企業の中でしかプロジェクトに関われません。
フリーランスの場合、仕事をする企業を自身で選べるため、さまざまなプロジェクトを経験できます。
多種多様なプロジェクト経験が、自身のPMとしての知識やスキルの蓄積につながるでしょう。
【メリット】自由な働き方ができる
PMがフリーランスとして独立するメリットに、自由な働き方ができる、というものがあります。
企業に属していると、平日は朝から夜まで仕事をして週末に休む、というようなサイクルの働き方になるでしょう。
フリーランスでは、この働き方を自由に選択できます。
たとえば、午前中だけ働いて午後からはプライベートな時間を過ごしたり、週末だけでなく平日も休みを作ることが可能です。
企業は働き方よりも働いた成果を求めることが多いため、企業の要望に応えられるようであれば、働き方を厳しく問う企業はありません。
自身に無理のない、自由な働き方を選べるのがPMのフリーランスのメリットであり、魅力の一つでもあります。
【デメリット】収入が不安定になる
収入が不安定になるのが、PMがフリーランスになるデメリットの一つです。
会社員の場合、毎月固定の収入があり、場合によってはボーナスがもらえることもあるでしょう。
フリーランスになると、収入が固定ではなくなります。
フリーランスは、企業と直接契約してプロジェクトに参画し、その結果で報酬が得られます。
プロジェクトが良い結果に終われば、続いて次のプロジェクトへの参画ができる可能性がありますが、必ずではありません。
プロジェクトの評価が良くなかったり、そもそも次のプロジェクトがなければ、企業から仕事が得られない場合もあります。
このような状態が続くと、収入がなくなる可能性もあります。
会社員とは違い、収入管理も、PMのフリーランスとしての重要な仕事の一つです。
【デメリット】契約管理や法的問題を自身で解決しなければならない
PMがフリーランスとして独立すると、契約管理や法的問題を自身で解決しなければなりません。
フリーランスでは、企業と直接契約してプロジェクトに参画するため、契約も自身が行う必要があります。
このとき、契約の内容が自身に不利にならないか、法的に問題がないかなどをチェックする必要があります。
契約管理や法的問題を適切に処理できなければ、大きな問題に発展する場合もあるでしょう。
このようなことにならないよう、企業との契約の際は、専門家に法的なアドバイスを受けることをおすすめします。
多様なプロジェクト経験や自由な働き方ができる一方で収入が不安定になる可能性も
ここまで、PMがフリーランスとして独立するメリット・デメリットをみてきました。
PMがフリーランスとして独立すると、さまざまな企業とやり取りができるため、多様なプロジェクト経験が得られます。
会社員とは違い、時間に縛られることもなく、自由な働き方ができるのもメリットです。
一方で、企業と直接契約を結んでプロジェクトに参画するため、契約が結べなければ報酬が得られずに収入が不安定になります。
契約に関するさまざまな問題を自身で解決しなければならないのも、デメリットとなるでしょう。
次に、PMのフリーランス案件に求められるスキルをみていきます。
PMのフリーランス案件に求められる3つのスキル
じょう
PMがフリーランスとして独立すると、メリットやデメリットがさまざまあることがわかりました。
では、PMのフリーランス案件に求められるスキルには、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、PMのフリーランス案件に求められる、以下3つのスキルを解説していきます。
- プロジェクトマネジメントスキル
- リスク管理と問題解決能力
- コミュニケーションスキル
それぞれみていきましょう。
プロジェクトマネジメントスキル
プロジェクトマネジメントスキルは、フリーランスにかかわらずPMに必須のスキルです。
PMは、プロジェクトの計画・実行・管理・監視・評価と、プロジェクトの開始から終了までを一気通貫して担当します。
これらのタスクを全うするために、プロジェクトマネジメントスキルが必要です。
スケジュール管理・予算管理・リスク管理・スコープ管理など、さまざまなスキルがクライアントから求められるでしょう。
これらのスキルを有していないと、プロジェクトを円滑に進行できなくなり、スケジュールの遅れや品質低下などの問題が起きる可能性があります。
特に、リスク管理とコミュニケーションスキルは重要なスキルであるため、後述でさらに詳しく解説します。
リスク管理と問題解決能力
プロジェクトマネジメントのスキルの中に、リスク管理があります。
リスク管理は、PMに求められるスキルの中でも重要なスキルの一つで、プロジェクト内に起きる問題や課題を管理するスキルです。
たとえば、クライアントの要望による仕様変更や、システム開発の中で発生した問題によるスケジュール遅延などが該当します。
これらリスクをあらかじめ管理しておき、その解決策の準備をしておくことが重要です。
解決策の準備をするためには、問題解決能力が必要となるでしょう。
問題解決のためには、そのシステムに精通した知識やこれまでの経験が必要となります。
問題解決能力を発揮して解決策を編み出し、プロジェクトメンバーに指示して解決するのがPMの役目です。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、PMのフリーランス案件に必要となる重要なスキルです。
正社員のPMは、コミュニケーションをプロジェクト内で発揮しますが、フリーランスはその限りではありません。
PMのフリーランス案件では、クライアントとの価格交渉の際にも、コミュニケーションスキルが必要となります。
参画したプロジェクトの評価を、正しくクライアントに伝えられないと、良い評価をクライアントからもらえない可能性があります。
良い評価をもらえないと、自身がもらう報酬にも影響する場合があります。
正当な評価で報酬をもらうためにも、プロジェクトの結果を正しく伝えられるコミュニケーションスキルが必要です。
プロジェクトマネジメントスキルだけでなくコミュニケーションスキルも重要
ここまで、PMのフリーランス案件に求められるスキルをみてきました。
PMには、プロジェクトを円滑に進めるためのプロジェクトマネジメントスキルだけでなく、ほかにも求められるスキルがあります。
リスク管理や問題解決能力は、プロジェクトを遅延させないための重要なスキルとなるでしょう。
コミュニケーションスキルは、プロジェクト内だけでなく、契約の価格交渉にも必要となるスキルです。
さまざまなスキルを磨いておけば、高単価なPMのフリーランス案件を獲得できるでしょう。
次に、PMのフリーランス案件の中で需要の高いスキルを解説します。
PMのフリーランス案件で特に需要が高い3つのスキル
じょう
PMのフリーランス案件に必要とされるスキルをみてきましたが、需要の高いスキルとはどのようなものなのでしょうか。
ここでは、PMのフリーランス案件の中で、特に需要の高いスキルを以下2つ解説します。
- 外国語のビジネス経験
- 上流のビジネス経験
それぞれみていきます。
外国語のビジネス経験
PMのフリーランス案件では、外国語のビジネス経験が求められることが多いです。
このような案件では、海外展開している企業が多く、高単価な案件が多い傾向にあります。
外国語といえば、英語を思い浮かべますが、英語以外にも中国語などが求められる案件もあります。
もちろん、会話レベルではなく、ビジネスレベルの会話力が必要です。
システム開発の技術力やプロジェクトのマネジメントスキル以外にも、ビジネス会話ができる程度の外国語のスキルを身につけておくと良いでしょう。
上流のビジネス経験
上流のビジネス経験があると、高単価な案件を獲得しやすいでしょう。
ここでの上流のビジネス経験とは、企業の中期戦略や提携スキーム検討などの経験のことを指します。
会社員のPMではなかなか経験できませんが、PMのフリーランス案件であれば、企業の命運に関わるような案件もあります。
このような案件に携わった経験があれば、そのときの経験を活かして、高単価な案件で活躍ができるでしょう。
技術力やパーソナルスキル以外のスキルも重要
ここまで、PMのフリーランス案件で特に需要の高いスキルをみてきました。
外国語のビジネス経験があれば、海外展開を狙っているような企業の案件に携わることができ、高単価な案件を獲得できる可能性があります。
上流のビジネス経験があれば、企業の命運を左右するような案件に関われる可能性があり、こちらも高単価な案件の場合が多いです。
このように、技術力やパーソナルスキル以外のスキルを活かせれば、高単価な案件を獲得できるでしょう。
次は、PMがフリーランス案件で独立する前に知っておきたいことをみていきます。
PMがフリーランスとして独立する前に知っておきたい2つの注意点
じょう
PMがフリーランスとして独立するとメリットが多くある一方で、注意すべき点もあります。
ここでは、その注意すべき点を以下2点、解説します。
- 地方にはPM案件が少ない場合がある
- 資格や知識だけでは案件獲得につながらない
それぞれみていきましょう。
地方にはPM案件が少ない場合がある
PM案件は、地方には少ない場合があることに注意が必要です。
IT技術に関連した企業は都心に集中しているため、掲載されているPM案件は、都心のものが多くなります。
コロナ禍を経て、リモートワークが活発になってきたものの、直接会って会話をするために企業へ出向く場合もあるでしょう。
直接会って会話をするためには、地方から都心へ移動する必要があり、ほかにもリモートワークができない場合だと移住が必要となる可能性もあります。
都心での仕事が難しい人は、掲載されている案件がどこで行うものなのか、リモートワークが可能なのかを確認するようにしましょう。
資格や知識だけでは案件獲得につながらない
PMのフリーランスとして独立する場合、資格や知識だけでは案件獲得につながらない場合があります。
資格や豊富な知識があれば、企業にスキルのアピールはできます。
ただ、企業は契約する人の資格や知識だけをみて、その人と契約するかどうかを判断していません。
その人が持つ技術スキルやパーソナルスキルも見て、契約するかどうかを判断します。
特に、コミュニケーションがうまくとれないと、クライアントである企業と良好な関係が作れず、案件獲得とならない場合が多いです。
契約の価格交渉にもコミュニケーションスキルは必要であるため、さまざまなプロジェクトを経験してスキルを磨いておくと良いでしょう。
働く場所の考慮とクライアントとのコミュニケーションが必要なことに注意
ここまで、PMがフリーランスとして独立する前に知っておきたい注意点をみてきました。
PM案件は地方では少ない場合があり、企業によっては、今の場所から移住しなければならない可能性があることに注意が必要です。
PM案件獲得には、自身の経験・資格・知識だけでなく、その力をアピールするためのコミュニケーションスキルも必要であることを覚えておきましょう。
これら点に注意して、高単価なPM案件獲得を目指してみてください。
次に、PMのフリーランス案件の獲得方法を解説します。
PMのフリーランス案件3つの獲得方法
じょう
ここでは、PMのフリーランス案件の獲得方法を以下3つ、解説します。
- 正社員のときに信頼のある同僚や顧客からのリファラル(紹介)
- SNSなどの発信ツールで自身のポートフォリオをアピール
- 案件紹介をフリーランスエージェントに依頼する
それぞれみていきます。
正社員のときに信頼のある同僚や顧客からのリファラル(紹介)
PMのフリーランス案件の獲得方法として、信頼のある人からのリファラルがあります。
正社員のときに信頼を得た同僚や顧客から依頼される案件は、質の高い案件である場合が多いです。
これは、信頼のある人たちは自身のことをよく知っており、どのような案件であれば対応できるかを理解しているためです。
このような案件を獲得し、良い評価でプロジェクトを終えられれば、次の高単価案件につなげられる可能性もあるでしょう。
SNSなどの発信ツールで自身のポートフォリオをアピール
SNSなどの発信ツールで、自身のポートフォリオをアピールするのは、案件獲得方法として良い方法の一つです。
X(Twitter)・Instagramなどの発信ツールで、自身のアカウントを作成し、ポートフォリオを発信しましょう。
ポートフォリオには、自身の今までに経験したプロジェクト経歴・獲得したスキル・所有資格などを掲載するとよいです。
SNSでポートフォリオを発信すれば、クライアントである企業がその情報を見つけて、直接契約の依頼をしてもらえる可能性があります。
案件紹介をフリーランスエージェントに依頼する
PMのフリーランス案件の紹介は、フリーランスエージェントに依頼するのが効率的です。
フリーランスの求人サイトでは、さまざまな職種の高単価案件を掲載しており、PMの高単価案件もあります。
フリーランスエージェントに案件紹介を依頼すれば、自身のスキルや経歴にあったPM案件を紹介してもらえるでしょう。
そこで、次では弊社エイジレスのサービスを紹介させていただきます。
フリーランスのPM案件ならエイジレスにお任せください
じょう
エイジレスでは、「エイジレスエージェント」と「エイジレスフリーランス」という2つの求人サービスを取り扱っています。
エイジレスエージェントのおすすめポイント
- 年齢不問の求人のみを取り扱い
- 大手企業様と信頼関係があるから高い面談/内定率
- 年収大幅アップでの内定実績多数
エイジレスフリーランスのおすすめポイント
- 年齢不問の求人のみを取り扱い
- 高単価案件が豊富、上流商流の案件しか取り扱っていない
- 40代以上のベテランIT人材の大幅年収アップ事例多数
高単価案件を多数取り扱っているため、求人を探す際はぜひご活用ください。
まとめ|PMのフリーランス案件は高単価なものが多数
じょう
今回は、PMのフリーランス案件に関する内容をみてきました。
- PMのフリーランス案件は、単価が100万円を超える案件も掲載されている
- PMにはプロジェクトに関わるさまざまな仕事がある
- 多様なプロジェクト経験や自由な働き方ができる一方で、収入が不安定になる可能性も
- PMのフリーランス案件には、技術力やパーソナルスキル以外のスキルも必要
- PMのフリーランス案件獲得には、フリーランスエージェントの活用がおすすめ
PMのフリーランス案件には単価が100万円を超える案件も掲載されており、このような案件は平均年収が1,000万円を超えます。
多様なプロジェクト経験ができる一方で、収入が不安定になる可能性があるデメリットもあります。
PMのフリーランス案件獲得には、資格やスキルだけではなく、クライアントとの価格交渉のためのコミュニケーションスキルも必要となります。
フリーランスエージェントを活用して、PM案件を獲得するのがおすすめです。
弊社エイジレスが運用している「エイジレスフリーランス」を活用して、高単価なPM案件を探してみてください。
フリーランスにおすすめの案件探し方法
フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
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