Javaエンジニアの仕事内容とは?IT経験者が知りたい年収も解説
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Javaは数あるプログラミング言語の中でも、長い間、人気上位を維持している言語です。高い汎用性を持つJavaは、WEBアプリケーションから業務システム、モバイルアプリ、ゲーム、組み込みシステムなど幅広く活用されています。
この記事では、Javaエンジニアのおもな仕事内容や必要なスキル・年収・将来性を詳しく解説していきます。Javaエンジニアへの転向や転職を考えているIT業界経験者の人は必見です。
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- 【この記事を読んでわかること】
- Javaエンジニアの仕事はJava言語を使った、分野のアプリケーション開発
- Javaエンジニアの年収相場は、正社員で380万円〜630万円
- キャリアアップには、Javaスキルに加えてプラスαのスキルや上流工程の経験が重要
- Javaは幅広い分野で活用されており、Javaエンジニアは今後も高い需要が見込まれる
Javaエンジニアの仕事を知る
Javaエンジニアへの転向や転職を考えるにあたって、まずはJavaエンジニアの仕事内容を詳しく知っておきましょう。
下記の3つのポイントを解説します。
- Javaの特徴
- Javaエンジニアの役割と業務範囲
- Javaエンジニアに求められるスキル
Javaの特徴
Javaは1995年にサン・マイクロシステムズが開発し、現在はデータベースで有名なオラクル社が提供しています。
そんなJavaには、主に下記のような特徴があります。
- オブジェクト指向
- OSを問わず実行可能
- ライブラリ・フレームワークが充実
それぞれ簡単に見てみましょう。
オブジェクト指向
「オブジェクト指向」とは、現実世界のモノをモデル化して設計・開発する手法のことです。プログラムの変更や再利用、大規模開発などがしやすい特徴があります。
一方、オブジェクト指向は、初めてプログラミングを学ぶ人や、従来の「手続き型言語」に慣れた人には、概念の理解が難しいともいわれています。
OSを問わず実行可能
Javaは「Java Virtual Machine(JVM)」という仮想マシン上で動作します。そのため、一度作ったプログラムは、JVMをインストールしていれば、OSを問わず実行可能です。従来のようなOSに依存する言語と比べて、開発の負荷が小さく、移植も容易にできます。
ライブラリ・フレームワークが充実
Javaは開発を容易にしてくれるライブラリやフレームワークが充実しています。ライブラリやフレームワークに汎用的な処理をまかせることで、独自部分の開発に専念でき、開発効率を大幅に向上させることが可能です。
このような高い汎用性と使い勝手の良さを持つJavaは、WEBアプリケーションから業務システム、モバイルアプリ、ゲームなど幅広い分野で活用されています。
Javaエンジニアの役割と業務範囲
Javaエンジニアの役割は、Javaを用いてさまざまな分野のアプリケーションを開発することです。
Javaは下記のような幅広い分野で活用されています。
- サーバサイドのWEBアプリケーション開発
- 企業の基幹システムやERP、CRMなどの業務システム開発
- モバイルアプリ開発(主にAndroid向け)
- ゲーム開発
- データ分析や機械学習(AI)開発
- IoTシステム開発
Javaエンジニアは上記のような開発プロジェクトで、システムの設計、コーディング、テストなどのシステム開発を行います。また、構築したシステムの維持保守を担うのも役割です。
開発経験を積むことで、要求分析・要件定義といった上流工程や、プロジェクトマネジメントなどを担える上級エンジニアにキャリアアップする道もあります。
Javaエンジニアに求められるスキル
Javaエンジニアが身につけるべき4つのスキルを解説します。
- Javaの開発スキル
- オブジェクト指向開発のスキル
- フレームワークの活用スキル
- IDEの活用スキル
Javaの開発スキル
Javaに関する知識やプログラミング能力は、Javaエンジニアに必須のスキルです。Javaは比較的、習得の難易度が高めの言語といわれていますが、人気が高く書籍やネット上の情報は充実しているため、独学でも基礎知識を習得可能です。C言語やC++に文法がよく似ているため、経験があれば比較的習得しやすいかもしれません。
オブジェクト指向開発のスキル
オブジェクト指向には、前述したようにプログラムの変更や再利用、大規模開発がしやすいといったメリットがあります。ただし、これらのメリットはオブジェクト指向で適切に設計されていることが前提です。
オブジェクト指向の概念は理解が難しく、設計や開発にきれいに落とし込めるエンジニアは決して多くありません。オブジェクト指向をしっかりと理解し、設計やプログラミングに適用できれば、価値の高いエンジニアになれるでしょう。
フレームワークの活用スキル
Javaには、開発を容易にするためのフレームワークが多数提供されています。
主なJavaのフレームワークは、「Spring Framework」「Jakarta EE(旧Java EE)」「Struts」「Play Framework」などです。
フレームワークによって、搭載されている機能や小規模向け・大規模向けなど特徴があります。
自身の得意分野や、参画したい分野でよく採用されるフレームワークのスキルを高めるのがおすすめです。
IDEの活用スキル
Javaの開発は、一般的にIDE(統合開発環境)を使って行われます。IDEとは開発に必要な機能が統合されたツールのことです。主に下記のような機能で構成されています。
- エディタ
- デバッグ
- コンパイル・ビルド
- リファクタリング
Java開発では、「Eclipse」「NetBeans」「IntelliJ IDEA」などが多く使われています。IDEを使いこなせれば、開発効率が向上しエンジニアとしての価値もアップするでしょう。
Javaエンジニアの気になる収入事情
Javaエンジニアになった場合、どのくらいの収入が見込まれるのでしょうか?
働き方や経験によって収入は異なるため、「正社員」「フリーランス」「未経験」の3つに分けて見ていきましょう。
正社員Javaエンジニアの年収相場は600万円〜1000万円
エイジレスエージェントで紹介される案件によると、Javaエンジニアの平均年収は738万円です。他言語と比較してみましょう。
平均年収 | |
---|---|
Java | 738万円 |
Python | 811万円 |
PHP | 780万円 |
JavaScript | 730万円 |
C#.NET | 830万円 |
Python | 811万円 |
Ruby | 950万円 |
他言語と比較すると平均年収は低めです。しかし、エンジニアの単価は経験年数やスキルによって変動するため年収は上下します。業務内容によっても変化するため目安として考えておくのがおすすめです。
また、「日経XTECH」の2019年の調査では、Javaエンジニアの平均年収は573万円でした。国税庁による「民間給与実態統計調査」によると、全給与所得者の平均年収は443万円となっており、Javaエンジニアは130万円ほど高いことがわかります。
▼案件例
・ITエンジニア:400万〜600万円/年
【募集内容】ソフトウェア開発
・ソフトウェアエンジニア:400万〜600万円/年
【募集内容】取引先の開発現場にて開発業務に従事するエンジニア
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。
参考:日経XTECH
参考:国税庁「民間給与実態統計調査」
フリーランスJavaエンジニアの月収相場は50万円台〜90万円以上
エイジレスフリーランスの調査によると、フリーランスのJavaエンジニアの月収相場は平均69万円です。スキルによる月収の幅は大きく、50万円台から90万円と差があります。
ほかのWEB開発言語の平均月収と比べてみましょう。
言語 | 平均月収 |
---|---|
Java | 69万円 |
PHP | 66万円 |
JavaScript | 80万円 |
C# | 63万円 |
Python | 71万円 |
Ruby | 73万円 |
平均月収は、他言語と比較しても平均的な価格となっています。しかし、案件の単価はトレンドやスキルによって変動するため、単価ではなく自身の経験を活かせる案件を選ぶのがおすすめです。
▼案件例
・サーバーサイドエンジニア:600,000円/月
【募集内容】Webアプリケーションの設計から本番移行を担当するエンジニア
・サーバーサイドエンジニア:700,000円/月
【募集内容】Webアプリケーションの設計〜テストまでを担当するエンジニア
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。
参考:エイジレスフリーランス
未経験のJavaエンジニアの年収相場は300万円〜450万円以上
Java経験1年未満のエンジニアの月収相場は25万円〜30万円で、年収に換算すると300万円〜450万円です。正社員やフリーランスと比較すると最初は収入が低いですが、実践でスキルを高めていけば、比較的短期間での収入アップが可能です。
▼案件例
・ソフトウェア開発職:372万〜450万円/年
【募集内容】ソフトウェア開発業務
・開発エンジニア:301万〜378万/月
【募集内容】開発案件
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。
Javaエンジニアとしての収入水準を知るためには
ここまでは統計的な数値をもとに紹介しました。具体的に、自身の経歴を踏まえた収入の目安を知りたい場合には以下のようなサービスを利用してみましょう。
- 手軽に知りたい|市場価値診断サービス
- 詳しく知りたい|転職エージェント
それぞれ詳しく解説します。
手軽に知りたい|市場価値診断サービス
市場価値診断サービスは、ネット上で自身のスキルや経験に関するいくつかの質問に答えると、適正年収などを提示してくれるサービスです。会員登録すると、より詳しい分析や企業からのオファーを受けられます。エイジレスフリーランスではヒアリングをもとに市場価値を見出します。
詳しく知りたい|転職エージェント
より正確な自身の市場価値を知りたい方は、転職エージェントに登録すると良いでしょう。自身の詳しい経歴や希望の職種、働き方などを伝えると、豊富な企業情報の中から最適な転職先を紹介してくれます。実際の求人情報を知ることで、正確な収入水準を知ることが可能です。
収入水準は、「エイジレスエージェント 」でもご相談いただけます。
エイジレスフリーランスは、年齢不問の求人のみを扱い、キャリアコンサルタントがひとりひとりの経験やスキルに合わせて企業・案件を紹介するサービスです。
Javaエンジニアのキャリアを考える
Javaエンジニアの働き方やキャリアアップ方法などを見てみましょう。
Javaエンジニアの多様な働き方
Javaエンジニアには、下記のような働き方があります。
- 企業の正社員として働く
- 派遣やアルバイトで働く
- フリーランスとして働く
広く普及しているJavaはIDE(統合開発環境)が充実しており、チーム開発のための環境構築が容易です。近年はリモートでチーム開発を進める事例も増えているため、Javaエンジニアはテレワークやフリーランスなど自分に合った働き方を選びやすくなりました。
また、汎用性の高いJava言語のエンジニアはスキルによって、システム開発からアプリ開発、データ分析、研究、教育などさまざまな分野から、自分に合った仕事を選ぶことができ、多様な働き方の実現が可能です。
Javaエンジニアがキャリアアップする手段
Javaエンジニアが未経験や初級者から、上級エンジニアへキャリアアップするための、4つの手段を紹介します。
- 資格を取得する
- Javaに加えてプラスαのスキルを身につける
- 上流工程やマネジメントスキルを身につける
- 業務知識を身につける
資格を取得する
資格があれば自身の知識やスキルを客観的に証明することが可能です。特に転職時やフリーランスの場合には、他者との差別化で有利になることも多いでしょう。
Javaエンジニアにおすすめの資格は「Oracle認定Javaプログラマ」です。Javaの開発元であるOracle社が主催する資格で、Bronze、Silver、Goldの3つのランクがあります。Bronzeは初級者の知識を確かめるのに最適で、Goldを取得すれば高度なスキルを証明できます。
また、Javaに限らず、エンジニアとしての汎用的な知識やスキルを証明するには、国家資格であるIPAの情報処理技術者資格を取得するのも有効です。
Javaに加えてプラスαのスキルを身につける
Javaで開発されるアプリケーションも、Javaだけで動くわけではありません。土台となるサーバー環境や、データベース、フロントエンドの開発言語などが組み合わさって、一つのシステムができています。これらに関連する技術に関するスキルを高めることで、開発プロジェクト全体を見渡せるようになりエンジニアとしての幅が広がるでしょう。
また、Javaと互換性がありJVM上で実行できるScalaやKotlinを扱うエンジニアにキャリアアップする道もあります。Scalaは堅牢性と実行速度、Kotlinは簡潔さと安定性が特徴です。
上流工程やマネジメントのスキルを身につける
一般にエンジニアが担う工程は、開発やテストといった下流工程から、要求分析・要件定義・設計といった上流工程へとキャリアアップしていきます。また、その上にはリーダーとして開発メンバーを取りまとめてプロジェクトを推進する、プロジェクトマネジメントの役割もあります。上流工程やマネジメントには手法や理論もありますが、現場で経験して身につけていくことも重要です。常に1段上の役割での仕事に挑戦していくことで、キャリアアップを図れるでしょう。
業務知識を身につける
上流工程を担うには、参画するプロジェクトに関する業務知識が欠かせません。顧客からニーズを引き出したり、ビジネス要件をシステム設計に落とし込むには、技術力に加えて、業務的な背景やルールの理解が必要です。たとえば、証券会社で株式発注システムの要件定義や設計をする場合、株式取引のルールや制度、関連する法令の知識は欠かせないでしょう。
業務知識を蓄積していくことで、上流の工程からプロジェクトに参画できる価値の高いエンジニアになれます。
未経験のJavaエンジニアが技術を磨く方法
開発経験のないJavaエンジニアがスキルを向上させていくための、4つの方法を紹介します。
- Javaの基礎知識を身につける
- 実際に手を動かしてみる
- フレームワークの知識を身につける
- 実践経験を積む
Javaの基礎知識を身につける
Javaは人気の高い開発言語のため、書籍やネット上の情報が充実しています。Javaの文法やオブジェクト指向の設計・開発手法など、開発に必要な基礎知識は独学でも一定レベルまで身につけられるでしょう。Javaは比較的習得難易度が高い言語であるため、独学で挫折してしまう場合は、プログラミングスクールの講座を受講するのもおすすめです。
実際に手を動かしてみる
Javaは基本的に無償で使用できるため、開発キット(JDK)をパソコンにインストールすれば実際にプログラミングすることが可能です。自分だけの環境でいろいろ試したり調べたりすることで、スキルアップにつながります。基礎知識の学習と並行して手を動かせば、より理解が深まるでしょう。あわせて、EclipseなどのIDE(統合開発環境)も利用すると、より実践的なスキルが身に付きます。
フレームワークの知識を身につける
実際の開発現場では、フレームワークを使った開発が行われます。フレームワークには多くの種類があるため、参画する(したい)プロジェクトで使われるフレームワークを学ぶと良いでしょう。フレームワークの学習は難易度が高いため、最初からすべてを理解しようとせず、まずは大まかな機能や使い方を学ぶのがおすすめです。
実践経験を積む
身につけた知識やスキルを、Javaエンジニアの仕事として使えるようにするには実践経験を積まなくてはなりません。実際に企業で開発をする場合、さまざまなルールや制約、関係者とのコミュニケーションなどが発生します。初めて案件に挑戦する場合には、クラウドソーシングなどで「未経験可」の案件に応募するのが良いでしょう。まずは仕事としてのJava開発を体験し、徐々にレベルアップしていくことで、実践的なスキルが身についていきます。
Javaエンジニアの転職ノウハウ
Javaエンジニアへの転職を成功させるための3つのポイントを解説します。
- スキルや開発実績を整理する
- フレームワークを確認する
- 転職サイトや転職エージェントを活用する
スキルや開発実績を整理する
転職市場では即戦力が求められるため、自身のスキルや開発実績をアピールすることが重要です。過去に経験したプロジェクトの規模や内容、役割、保有するスキルなどをできるだけ詳細に洗い出しましょう。
Javaエンジニアとしての実務経験がない場合には、Java関連の資格取得や自身で作成したアプリケーション(ポートフォリオ)を見せるなどで知識と熱意をアピールすることも重要です。
フレームワークを確認する
企業でのJava開発では、利用するフレームワークが重要です。転職希望先で使用しているフレームワークの知識や経験があれば、採用で有利に働く場合があります。
また、実務での利用経験がなくても、事前に学習することで知識を身につけることも可能です。
転職サイトや転職エージェントを活用する
転職サイトは、企業の求人情報をまとめて閲覧できるサービスです。履歴書などの提出もできるため、効率的に転職活動が進められます。
転職エージェントは、転職活動をサポートするサービスです。一般に出回っていない求人情報を持っていることもあり、希望の企業が見つかる可能性も高まります。
転職サイトや転職エージェントを利用することで、効率的な転職活動が可能です。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!
- 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
- 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう
さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。
大手転職エージェント
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≫エイジレスエージェント
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約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
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Javaエンジニアの求人や案件
Javaエンジニアがどのような企業やプロジェクトで活躍しているかを見てみましょう。
Javaエンジニアを求める企業
Javaは幅広い分野で活用されているため、Javaエンジニアを求める企業も多岐にわたります。
Javaエンジニアが転職する際の候補となる主な転職先は、下記のとおりです。
- ソフトウェア開発会社
- 一般企業の社内SE
- メーカー
ソフトウェア開発会社
企業から案件を受託して、開発を請け負うソフトウェア開発会社では、多くの企業の案件に参画できます。特にJavaはWEBアプリケーションや業務システム、モバイルアプリなど活用範囲が広いため、さまざまな分野で開発経験を積み、スキルアップすることも可能です。
一般企業の社内SE
Javaは金融機関や流通業など幅広い企業の基幹システムや社内システムでも活用されています。一般企業の社内SEとして、Javaによるシステムの構築や維持保守を担う人材の需要も豊富です。プロジェクト管理やベンダーコントロールといったマネジメントスキルが求められるケースも多いでしょう。
メーカー
家電や電子機器などの組み込みシステムもJavaの主な活用分野の一つです。近年は、あらゆるものがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)の浸透で、Javaを利用して制御プログラムを開発するケースも増えています。
Javaが使われる開発プロジェクト
Javaを活用した主な開発プロジェクトの例を紹介します。
Javaは幅広い分野で活用されているため、開発プロジェクトも多岐にわたるのが特徴です。
- ECサイトや動画配信などのWEBサービス開発
- 企業の基幹システム開発
- Android向けアプリ開発
ECサイトや動画配信などのWEBサービス開発
JavaはECサイトや動画配信などのWEBサービスで、サーバーサイドのアプリケーション開発に多く利用されています。処理速度の速さに定評のあるJavaは、大量のアクセスを処理する必要のあるWEBサービスにも適しているのです。
企業の基幹システム開発
Javaは大規模開発に向いているため、企業のコアビジネスを支える基幹システムにも多く使われています。従来はCOBOLなどのレガシーな言語が使われていた金融機関の勘定系システムでも、Javaを採用する事例も増えました。
Android向けアプリ開発
Android向けアプリの大半はJavaで開発されています。Android向けアプリ開発用にGoogleが提供している開発キット「Android SDK」がJavaでできているため、必然的にJavaが活用されているのです。
一方、iOS向けアプリには、主にSwiftやObjectiv-Cといった言語が使われます。
Javaエンジニアが業務委託案件を見つける方法
フリーランスのJavaエンジニアは自身で案件を見つけなくてはなりません。業務委託案件を見つける主な方法を3つ紹介します。
- フリーランスエージェント
- クラウドソーシング
- SNS
フリーランスエージェント
フリーランスエージェントを利用することで、スキルや経験に合った案件を紹介してもらえます。エージェントは多数のクライアントとコネクションを持っているため、適した案件を素早く見つけることが可能です。また、事務処理や交渉などさまざまなサポートも受けられ、案件探しにかかる手間を削減できます。
フリーランスの案件探しは、弊社の「エイジレスフリーランス」をご利用ください。
年齢不問の求人のみを取り扱っているため、年齢を理由に断られる心配がなく、安心してご利用いただけます。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは「クラウドワークス」や「ランサーズ」などの、企業とワーカーをインターネット上でマッチングするサービスです。幅広い分野で利用されているJavaは、募集されている開発案件の数も豊富なので、初心者から上級者まで、スキルレベルにあった案件を見つけることができるでしょう。
SNS
TwitterやFacebookなどのSNSで自身のプロフィールを作成し、スキルや経験を紹介することで、Javaエンジニアを探している企業の目に留まる場合があります。企業がSNSでエンジニアを募集していることもあるため、情報収集としても使えるでしょう。
SNS上でのつながりから、新しいクライアントや案件の紹介につながることもあります。
Javaエンジニアの将来性
最後に、Javaエンジニアの将来性を見てみましょう。
結論から言うと、Javaは長い期間、幅広い分野で使用されており、将来的にもJavaエンジニアへの需要は高いと見込まれます。
プログラム言語の人気を測定する「TIOBE Index」によると、Javaは20年以上に渡って高い人気を誇っていることがわかります。
2023年 | 2018年 | 2013年 | 2008年 | 2003年 | 1998年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Java | 3位 | 1位 | 2位 | 1位 | 1位 | 17位 |
参考:TIOBE Index
従来からあるWEBアプリケーションや業務システムの開発に加えて、近年ではAndroidアプリの開発においてもJavaが広く使われています。モバイルファーストの浸透に伴って、アプリ開発の需要もますます高まるでしょう。
これらのことから、Javaの将来性は高いと考えられます。
今からJavaエンジニアを目指すべき?
下記の点から、Javaエンジニアへの転職や転向は将来性のある選択と言えるでしょう。
- Javaは幅広い分野で活用されており、選択肢が多い
- Javaを使った開発は活発で、案件や求人が豊富
- Javaは習得難易度が比較的高く、上級エンジニアは高待遇
しかし、Javaは人気言語でありエンジニアの数が多いため、スキルアップしないとほかのエンジニアと差別化できずに埋もれてしまいます。より価値の高いJavaエンジニアになるには、Javaのスキルに加えて、サーバー環境やデータベース、上流工程・マネジメントなどプラスαのスキルを身につけていく努力を常に欠かさないことが大切です。
Javaエンジニアは幅広い領域で活躍できる需要の高い職種
Javaエンジニアは、幅広い分野でシステム開発を行う職種です。
Javaエンジニアの正社員の年収相場は380万円〜630万円で、年代が上がるほどほかのプログラム言語と比べて優位な傾向が見られます。
Javaは習得難易度が比較的高い言語ですが、スキルと経験を備えたJavaエンジニアは高い報酬が期待できるでしょう。
未経験からJavaエンジニアになるには、まずはJavaの知識・スキルの習得が第一歩です。その先の付加価値の高いJavaエンジニアを目指すなら、Javaに加えてプラスαのスキルを身につけていきましょう。
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