COBOLの学習サイトにはどんなものがある?|無料で利用できるサイトを徹底解説!
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しーそー
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COBOLを学習しようと考えている人の中には、「COBOLの学習サイトにはどのようなものがあるの?」と思う人もいるでしょう。
COBOLの学習サイトには、無料で利用できるサイトがあります。
この記事では、COBOLの学習サイトや、無料で利用できるCOBOLの実行環境などを解説しています。
この記事を読んで、これからCOBOLを学習する際の参考にしてみてください。
- 【この記事を読んでわかること】
- COBOLの学習に役立つサイトも少ないながらある
- 無料で学べるCOBOLの学習サイトには基礎からしっかり学べるものがある
- 無料で気軽に利用できるCOBOLの実行環境がある
- 学習サイトで学ぶ以外の方法は一長一短な特徴がある
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プログラミングスクールでは、将来の転職を見据えて実践的なカリキュラムや、転職活動のサポートも行っています。
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この記事の監修者
▼神戸大学工学部情報知能工学科を卒業後、日本電気株式会社に入社。20年勤務して退職後、独立起業
▼YOULAB(ユウラボ)代表。事業内容は組み込みソフトウェア開発、市販書籍執筆
▼著書は31冊
COBOLの学習に役立つサイトも少ないながらある
しーそー
COBOL(Common Business Oriented Language)はプログラミング言語のひとつで、事務処理に向いている言語です。おもに、金融案件で使われています。
レガシーシステム(過去の技術や仕組みで構築されているシステム)の代表的な言語であり、60年以上の歴史を持っています。
JavaやPythonなどの人気言語は、公式ドキュメントやチュートリアルをはじめ、Web上で無償から有償まで学習教材の提供が豊富です。
しかし、このように古い言語であるCOBOLには体系的にまとめられたドキュメントが少なく、学習サイトもかぎられているのが現状です。
ただ、それでもいくつかの学習サイトは存在しているので、ここではこれら学習サイトをそれぞれ解説していきます。
監修者コメント
COBOLといえば、日本だと金融案件でまだ現役として残っています。ただ、さすがに古すぎるのでJavaなどへの置き換えが進められています。金融に限らず、ミッションクリティカルな案件では10年単位で長くシステムの運用が続けられる傾向があります。
多くのエンジニアが関わり、何年かすると案件から去っていき、世代交代も進みます。ベテランエンジニアにしか開発や保守ができないと困るので、開発言語の見直しも必要でしょう。
IPAの情報処理技術者試験でCOBOLが廃止されたのは、2019年秋期以降のことなので、もうそろそろ役目を終えるのかなという感じがしますね。
COBOLが学べる学習サイト7選
しーそー
COBOLの学習サイトは少ないと解説しましたが、以下7つの学習サイトでは、COBOLの基礎をしっかりと学べるサイトばかりです。
ここでは、各学習サイトの学習形式・特徴・学べる内容などをまとめています。
それぞれの学習サイトの解説をみて、COBOL学習の参考にしてみてください。
- ドットインストール
- COBOLプログラミング入門
- サルでもわかるCOBOL入門
- Schoo
- Udemy
- COBOL入門
- ITエンジニアの定時退社Tips
それではみていきましょう。
ドットインストール
学習形式 | 動画 |
無償or有償 | 無償 |
サイトURL | https://dotinstall.com/lessons/basic_cobol |
ドットインストールは、プログラミング言語を動画で学べる学習サイトです。
初心者向けに作られているうえ、無料で見られる動画がたくさんあるため、独学でプログラミングを勉強する人に人気があります。
ドットインストールでは、COBOLがそもそもどういった言語なのかという説明から始まり、基本構造・変数の扱い・配列・各種関数などひととおりの基礎知識が学べます。
動画を視聴しながら学習できるため、不明な点は何度も見直すことができるので便利です。
COBOLプログラミング入門
学習形式 | テキスト |
無償or有償 | 無償 |
サイトURL | http://tallercolibri.com/ |
COBOLプログラミング入門は、COBOLの概要から基礎までを学べる学習サイトです。
COBOLに関する内容が章ごとにテキスト形式でまとめられており、順番に読み進めるとCOBOLの基礎知識を学べます。
図解や実際のコード例を示すなどして詳しく解説しているため、初心者でもわかりやすい内容となっています。
サンプルコードを実際に組み込んで実行すれば、COBOLの動きを目で見ることができ、より知識を身につけやすくなるでしょう。
IF文や繰り返し文など基礎的なことを解説しているため、COBOLだけでなくプログラミング言語を学習したことがない人にもおすすめです。
サルでもわかるCOBOL入門
学習形式 | テキスト |
無償or有償 | 無償 |
サイトURL | http://www16.plala.or.jp/hiyokogumi/top.html |
サルでもわかるCOBOL入門は、楽しくCOBOLを学べる学習サイトです。
サイトの名前のとおり、サルでもわかるようにと、とても簡単にCOBOLに関することを解説しています。
COBOLだけでなく、プログラムがそもそもどういうものかということも解説しているため、初めてプログラムを学習する人にもおすすめです。
サンプルプログラム集が用意されているため、COBOLの基礎を学んだあとにそれぞれプログラミングしてみると、COBOLの理解がより深まるでしょう。
Schoo
学習形式 | 動画 |
無償or有償 | 有償 |
サイトURL | https://schoo.jp/course/4943 |
Schooは、「みんなで学べる」ライブ動画学習サービスです。
1時間ごとの講義が全10回に分けて受講でき、COBOLの概要からコーディングまでひとつひとつ丁寧に教えてくれます。
SchooのCOBOLの授業は、有償であるため月額980円のプレミアムプランに加入する必要があります。
ほか学習サイトと違い有償とはなりますが、その分しっかりとCOBOLを学習できるでしょう。
どのような授業か気になる人は、「おためし受講」がおすすめです。
あらかじめどんな授業か見た上で、プレミアム会員になるか決められるため、自身にあった内容かどうか判断してから利用するか決めるとよいでしょう。
Udemy
学習形式 | 動画 |
無償or有償 | 有償 |
サイトURL | https://www.udemy.com/courses/search/?src=ukw&q=cobol |
Udemyは、プログラミングだけでなくITやビジネスに関するさまざまな学習ができる学習サイトです。
1つのジャンルに特化したスクールやオンラインサロンとは違って、幅広いジャンルの講座があるのが特徴的です。
講師として、自分のスキルを動画講座にして出品できることも、Udemyの特徴の一つです。
COBOLの授業は、こうした出品されている動画講座のなかから、値段を見て好きな講座を受講できます。
膨大な数の動画がありますが、その中から、自身のレベルにあったCOBOLの講座が見つかるでしょう。
デメリットとしては、出品が海外からのものが多く、英語での講座が多いことです。
英語での講座が苦にならない人は問題ないですが、英語が苦手な人にはおすすめできません。
COBOL入門
学習形式 | テキスト |
無償or有償 | 無償 |
サイトURL | https://www.cobol.co.jp/cobol-nyuumon/ |
COBOL入門は、株式会社COBOLが掲載しているCOBOL学習サイトです。
株式会社COBOLは、COBOL技術者100%で構成されているシステム会社です。
会社の公式サイトのコンテンツのひとつであるCOBOL入門ですが、内容がとても充実しているのが特徴です。
COBOLの基礎から応用、さらにはCOBOLの勉強方法なども、詳細に解説が掲載されています。
このコンテンツをひととおり読み解くだけで、COBOLのすべてがわかるようになっており、COBOL初心者はもちろん熟練者も納得のいく内容となっています。
COBOLをこれから始める人だけでなく、COBOLを使って活躍している人にもおすすめの学習サイトです。
ITエンジニアの定時退社Tips
学習形式 | テキスト |
無償or有償 | 無償 |
サイトURL | https://www.early2home.com/blog/category/programming/cobol |
ITエンジニアの定時退社Tipsは、入社当時にプログラミングに苦労したサイト管理者が、初心者にわかりやすく書いた学習サイトです。
プログラミングが初めての人でもわかりやすいように、という思いで、初心者向けにプログラミングだけでなくITに関するさまざまなジャンルの記事を掲載しています。
COBOLに関するさまざまなTIPSが並んでおり、COBOLで困った時に参考にする、などの利用方法がおすすめです。
このため、COBOLを使っていて困ったことや、わからないことが出てきた場合は参考にするとよいでしょう。
基礎からしっかり学べる学習サイトが多い
ここまで、COBOLの学習サイトをみてきました。
公式ドキュメントが少なく、参考情報が少ないとされるCOBOLですが、いくつかの学習サイトが存在します。
無償の学習サイトでもCOBOLの基礎からしっかりと学べるため、これからCOBOLを始めようという人は、学習サイトでの学習から始めてみてはいかがでしょうか。
次に、無料で使えるCOBOLの実行環境を解説します。
手を動かして学ぶ|無料で使える2つのCOBOL実行環境
しーそー
COBOLのプログラムを実行するためには、プログラムコードを書いてコンパイルし、実行する必要があります。
このCOBOLの実行環境は、一般的には有償なものが多いです。
しかしながら、以下2つのサイトであれば無償でCOBOLの実行環境が準備できるのでおすすめです。
COBOL学習の際に、ご活用ください。
- paiza.io
- OpenCobolIDE
それぞれ解説します。
paiza.io
paiza.ioは、オンライン上ですぐにプログラミングが始められる、オンライン実行環境です。
C・C++・Java・PHP・Ruby・Pythonなどさまざまな言語に対応しています。
COBOLにも対応しており、プログラミングしたプログラムファイルをアップロードすれば、プログラムを実行できます。
無料で利用できるため、いつでも気軽にCOBOLのプログラムを実行できるでしょう。
プログラムファイルだけでなく、データファイルもアップロードできるため、データ入力が必要なプログラムも実行が可能です。
OpenCobolIDE
OpenCobolIDEは、自身のパソコンにインストールして使うフリーソフトです。
IDE(総合開発環境)とは、プログラム開発に必要なツールを同じ操作画面から操作できるようにした、GUI画面を持ったプログラム開発環境のことを指します。
プログラミングごとにいろいろなIDEが存在しますが、COBOLではOpenCobolIDEが無料で利用できるため便利です。
Windows版だけでなくLinux版もあり、OpenCobolIDEの公式サイトからダウンロードすれば利用できます。
OpenCodeIDE上でCOBOLのプログラミングを行い、コンパイルして、そのまま実行ができます。
ソフトウェアをインストールする手間がありますが、自身のローカルな環境でプログラムを実行できるためおすすめです。
無料で気軽に利用できる実行環境がある
ここまで、COBOLを無料で実行できる環境をみてきました。
一般的には有償でしか利用できないCOBOLの実行環境ですが、無料で利用できるものもあります。
無料だからといって、機能が不十分ではなく、COBOLの学習に十分に役立つものばかりです。
COBOLを学習する際は、これら実行環境を利用して、COBOLを学習するとよいでしょう。
監修者コメント
本記事はCOBOLにフォーカスをあてた内容になっていますが、COBOL以外のプログラミング言語の学習にも役立つサイトが紹介されているので、参考になると思います。
むかしはプログラミングを学ぶには雑誌か書籍しかなく、あとは職場の先輩方の指導をうけるしかありませんでした。しかし、今の時代はネットに無料で記事や動画が配信されており、大変独学がしやすくなりました。
なお、paiza.ioのようなオンライン環境は、勤務している会社の社内から利用すると情報漏洩の可能性があるので、社内での利用を禁止している企業もあります。取り扱いに十分に注意したほうがよいと思います。
次に、COBOLを学習サイト以外で学ぶ方法をみていきます。
COBOLを学習サイト以外で学ぶ3つの勉強法
しーそー
学習サイトを利用しなくてもCOBOLを学習する方法はないのでしょうか。
ここでは、学習サイト以外でCOBOLを学ぶ、以下3つの勉強法を解説します。
- 書籍で学ぶ
- 実務で習得する
- 研修を受講する
それぞれ解説します。
書籍で学ぶ
COBOLを学習する方法として、書籍で学ぶ方法があります。
書籍でCOBOLを学ぶ場合、言語の基本から応用まで総合的に学べることがメリットです。
学習サイトでは基本的なことしか学べないサイトが多いですが、書籍であれば、応用できる内容も解説されている書籍があるためしっかりと学べるでしょう。
一方で、書籍で学ぶ場合は孤立してしまうことがデメリットです。
学習サイトでは、必要に応じて問合せなどで質問ができる可能性がありますが、書籍の場合は読んでわからない場合は自身で調べなければなりません。
理解しやすい書籍であれば問題ありませんが、読み解くのに時間がかかる書籍の場合は、学習サイトを利用したほうが効率良く学べるでしょう。
自身が理解しやすい内容となっているかが、書籍でCOBOLを学ぶ際のポイントです。
実務で習得する
実務で習得する方法も、COBOLを学ぶ方法の一つです。
実務で習得するさいのメリットは、実務経験を得られることが大きいでしょう。
実際のプロジェクトでCOBOLの知識を学べることは、自身の実務経験にもなるので有益です。
デメリットは、レガシーシステムでの開発に依存してしまうことです。
COBOLは、使用されているシステムが限定されるため、そのシステムの知識しか身につきません。
このような知識は、幅広く活用できるものではなく、同じくレガシーシステム限定の知識となってしまう可能性が高いです。
今後もCOBOLエンジニアとして活躍していくのであれば問題ありませんが、COBOLだけでなくほかの言語でも活躍を検討している人にはおすすめできません。
研修を受講する
研修を受講して学ぶことは、COBOLを学習するのに有効な方法です。
COBOLの研修は、経験豊富なインストラクターから専門知識を教えてもらうことができ、基礎から応用までしっかりと学べるでしょう。
研修はカリキュラム化されており、COBOL未経験の人でも理解しやすくなっているため、初心者の人にもおすすめです。
学習サイトでは動画視聴でしか情報を収集できませんが、研修はインストラクターに質問ができるため、この点も大きなメリットでしょう。
一方で、研修を受けるためには費用がかかるのがデメリットです。
無料で利用できる学習サイトをいくつか紹介しましたが、これらとは違い、研修を受けるためにはいくらかの費用を支払う必要があります。
研修はカリキュラムで進むため、スケジュールに合わせて学習を行わなければなりません。
仕事をしながらの学習は時間の制約が多いため、スケジュールとの調整が必要となるでしょう。
学習サイトであれば自身の都合に合わせて学習できますが、研修はカリキュラムにそって進むため、スケジュールの都合がつけられない人にはおすすめできません。
どの学習方法も学習サイトで学ぶことと比べて一長一短な特徴がある
ここまで、学習サイト以外でCOBOLを学ぶ方法をみてきました。
それぞれの学習方法には、学習サイトでの学習と比べてメリット・デメリットがあり、一長一短な特徴があります。
学習サイトでの学習も含めて、自身にあった学習方法を選択するとよいでしょう。
おすすめのプログラミングスクール
「ITスキルを身につけて年収をあげたい」とお考えなら、プログラミングスクールがおすすめです。
プログラミングスクールでは、将来の転職を見据えて実践的なカリキュラムや、転職活動のサポートも行っています。
現在は多くのプログラミングスクールがありますが、迷ったらコースが豊富な『DMM WEBCAMP 』を選ぶと良いでしょう。
- コースが豊富で自分の目的にあった学習を選びやすい
- 未経験者を徹底サポート
- 補助金最大70%給付
- 【公式】https://web-camp.io
COBOLエンジニアとしてのキャリアアップを目指すならエイジレスへ
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まとめ|COBOLの学習には学習サイトの利用がおすすめ
しーそー
今回は、COBOLの学習サイトをみてきました。
- COBOLの学習に役立つサイトも少ないながらある
- 無料で学べるCOBOLの学習サイトには基礎からしっかり学べるものがある
- 無料で気軽に利用できるCOBOLの実行環境がある
- 学習サイトで学ぶ以外の方法は一長一短な特徴がある
COBOLの学習サイトは数が少ないと言われながらも、無料で学べるサイトがあり、基礎からしっかりと学べるものがあります。
COBOLを実行するためには、実行環境が必要ですが一般的には有償であるものの、無償でも利用できるものがあります。
COBOLを学習する方法として、学習サイト以外にも方法はあるので、自身にあった方法を選択すると良いでしょう。