
PMをやりたくないと思うのはなぜ?|理由を徹底解説
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おいとま
エンジニアの中には「PMになるのは嫌だなぁ」と思う人がいるのではないでしょうか。
このような人は、PMの役割を理解せずにPMをやりたくないと思っていることが多いです。
この記事ではPMをやりたくないと思う理由や、PMをやることのメリットデメリットを解説しています。
この記事を読んで自身がどちらの道に進みたいか考えてみてください。
- 【この記事を読んでわかること】
- PMをやりたくないエンジニアは、PMの役割を知らないことが多い
- 今後プロジェクトに深く関わる人は、PMの役割も知っておいたほうが良い
- エンジニアとしてスキルを磨きたい人は、必ずしもPMになる必要はない
- PMが必要とされる業界や環境ばかりではない
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PMをやりたくないエンジニアは多い

プロジェクトのスケジュール管理・計画の立案・進捗状況に応じた修正など、プロジェクト全体の管理がPMの役割ですが、やりたくないと思っているエンジニアは多いです。
エンジニアはおもに技術的な仕事に情熱を持ち、システム開発や技術的課題の解決に興味があります。
このため、PMの役割である非技術的な仕事に対しては消極的となり、PMをやりたくないと思ってしまいます。
ただし、業界や業種によって求められるPMの役割は変わり、PMへのチャレンジが自身のキャリアを築いていく上で大きなメリットとなる場合もあるでしょう。
では、PMをやりたくないエンジニアにはどんな理由があるのでしょうか。
次では、PMをやりたくない5つの理由をみていきます。
PMをやりたくないエンジニアの理由5つ

エンジニアは技術的な仕事に興味を持っているため、PMをやりたくないと思う人が多いです。
ここでは、PMをやりたくないと思う5つの理由を解説します。
- 経験がなくイメージが湧きづらい
- 開発者としてのキャリアがなくなる
- プレッシャーやストレスが増加する
- 自由な作業スタイルで仕事をしたい
- テクニカルスキルを磨きたい
経験がなくイメージが湧きづらい
「何をやるのか」「どういった役割が求められるのか」がよくわからないものに対して不安を抱き、PMをやりたくないと思うエンジニアは多いです。
しかし実は知らないだけで、PMとしての役割の一部をすでに担っている場合があります。
以下はPMのおもな役割ですが、チームをまとめる役割をすでに経験している場合、この中にいくつかあてはまるものがあるでしょう。
- プロジェクト立ち上げ時の計画立案・見積り作成
- プロジェクトのスケジュール・リソース管理
- ステークホルダー(利害が一致する関係者)とのコミュニケーション
- プロジェクトの円滑な進行
- 完成物に対するレビューや顧客への報告
自身の作業を振り返り、同じような作業をすでにおこなっているのであれば、PMとして活躍できる可能性はあります。
開発者としてのキャリアがなくなる
これまでエンジニアとして技術的なスキルを磨いてきた人の中には、PMになると技術的なことに関われずに経験が無駄になると考え、PMをやりたくないと思っている人がいます。
しかしながら、エンジニアとPMは相反する関係ではなく、PMとして活躍するためには技術的なスキルや経験を活用できる場面が多いです。
たとえば開発工数の見積りやスケジュールは、エンジニアとしての経験があれば、より精度の高いものを作成可能です。
PMにシステム開発のスキルや経験を求めるケースもあるので、案件を選べば、今までのエンジニア経験を活かせる機会は十分にあります。
プレッシャーやストレスが増加する
PMはプロジェクトの責任者としてスケジュール・予算・リソースの管理を行うため、過度なプレッシャーやストレスを抱える可能性があり、これを嫌うエンジニアはPMをやりたくないと思っています。
特に責任感の強いPMは、プロジェクト状況によっては精神的に追い詰められ、病気になるケースもあります。
PMに対して精神的に過酷なイメージの強いエンジニアは、その分拒否感が強くなるでしょう。
ただし、エンジニアとしての経験があれば、これらのプレッシャーやストレスを軽減できます。
たとえば、技術的な問題が発生してもその解決策を導くための手段を熟知しているので、落ち着てい対応することが可能です。
自由な作業スタイルで仕事をしたい
エンジニアは独自の作業スタイルで問題を解決することが多い一方、PMはチーム全体を統制して問題を解決しなければならないため、独自のスタイルで作業を続けたい人はPMをやりたがりません。
ただし、プロジェクトは一人で進行するものではなくメンバーと共に作業を行うものです。独自の作業スタイルだけでは、そもそもメンバーとうまく関われない可能性があります。
また、クライアインとや所属会社の規定範囲内でという制限つきですが、PMであれば自分の考えでプロジェクトの進め方や方針を決めることができます。
特に経験豊富なエンジニアであれば、設計や開発の方針で自分なりの成功論を持っているものです。
独自の作業スタイルや方法であっても、エンジニア経験を根拠にすれば関係者も説得しやすいでしょう。
テクニカルスキルを磨きたい
エンジニアは専門的なテクニカルスキルを磨くことに興味を持ち、PMの役割に対して興味がないため、PMをやりたがらない人が多いです。
PMの専門的なスキルを磨くよりも、エンジニアとしての専門的なテクニカルスキルに特化したいと思っています。
ただし、PMになってもエンジニアとしてのスキルは必要とされます。
エンジニア経験を経てPMになった人は、設計・プログラミングの知識が豊富なため、技術的な課題が発生しても適切なスケジュール管理・タスクフォロー・顧客との調整が可能です。
一方で、エンジニア経験がないPMは設計やプログラミングの知識が薄いため、メンバーからの技術的な課題に対して理解できない場合があります。
メンバーからの深刻な課題に対して悩みや不安を理解でないと、場合によってはメンバーから慕われないこともあるでしょう。
このように、PMになってもエンジニアとしてのスキルは十分活用できます。
おいとま
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さらに、業界によってはPMになることでエンジニアのときよりも高度なテクニカルスキルが求められる場合もあるため、PMでもテクニカルスキルを磨ける機会があります。
PMをやりたくないエンジニアはPMの役割を知らないことが多い
ここまで、PMをやりたくない理由をみてきました。
PMをやりたくない人は、PMの役割をよく知らずにPMをやりたくないと思っている人が多いです。
PMの役割を正しく理解できれば、エンジニアとしてのスキルも必要であることを知り、今までの経験が活かせることを知るでしょう。
今までの経験を活かせれば、エンジニアとしての経験は無駄にならず更なるキャリアアップを目指せます。
次では、PMをやらないエンジニアのメリットとデメリットをみていきましょう。
PMをやらないエンジニアのメリット・デメリット

ここでは、PMをやらないエンジニアのメリットとデメリットを2つずつ解説します。
メリット
PMをやらないエンジニアのおもなメリットは、以下の2つです。
- 専門的なテクニカルスキルを磨ける
- システム開発に集中できる
専門的なテクニカルスキルを磨ける
PMの役割から解放されることで、エンジニアはより専門性のある技術的なスキルを磨けます。
新しい技術やツール情報の研究や開発に時間を割けるので、より高度な専門スキルを獲得できるでしょう。
特にIT業界では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の技術を扱えるエンジニアが不足しています。
DXの知識やスキルを身にけつれば、専門的な技術力を持つエンジニアとしてのキャリアアップを目指せるでしょう。
システム開発に集中できる
PMの役割は、プロジェクトの管理・進行・課題解決など非技術的な側面が多く含まれますが、PMをやらなければエンジニアはこれらの作業から解放されます。
非技術的な作業から解放されたエンジニアは、システム開発に集中できます。
インフラ構築・DB設計・プログラミングのような技術に興味があるエンジニアは、集中して自身のスキルを高められるので、専門性の高いエンジニアとして活躍できるでしょう。
このようなエンジニアは、PMを目指すよりもエンジニアとしてスキルをさらに磨くほうが、自身の力を発揮できます。
おいとま
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デメリット
一方、PMをやらないエンジニアのおもなデメリットは、以下の2つです。
- コミュニケーションスキルが欠如してしまう
- リーダシップをとる経験ができない
コミュニケーションスキルが欠如してしまう
PMにはチームとの円滑なコミュニケーション能力が不可欠なので、コミュニケーションスキルを磨くことが必要です。
しかしながら、PMをやらないエンジニアは、コミュニケーションスキル向上の機会を失う可能性があります。
プロジェクトでは、複数人のチームで協力しながら作業を進めることがほとんどです。
コミュニケーションスキルが欠如していると、チームメンバーと良好な関係を築けず、周りからの信頼や評価を失いかねません。
リーダシップをとる経験ができない
PMには、プロジェクトメンバーを指導するリーダーシップが求められます。
PMを続ければリーダーシップスキルを養えますが、PMになるのを避けてしまうとこの機会を得られません。
たとえばエンジニアであっても、下位メンバーをまとめる際にはリーダーシップが必要です。
技術的な課題を抱えたメンバーに信頼してもらったり、指示に従ってもらったりするためには、リーダーシップを発揮してメンバーを導かなければなりません。
メンバーを統率する力があれば任される案件の幅が広がり、単価アップも期待できますが、プロジェクトマネージャーのようなリーダー職を避けているとその機会も失ってしまいます。
おいとま
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ここまでで、PMをやらないエンジニアのメリットデメリットを見てきました。
エンジニアとして専門的なスキルを磨きたいと思いつつも、今後プロジェクトに深く関わる可能性がある人は、PMとしての役割も理解した上で必要なスキルを磨くことをおすすめします。
一方でエンジニアとしてのスキルだけをこれから先も磨いていきたい人は、PMではなく、より専門的なエンジニアを目指すと良いでしょう。
次に、PMをやらないことで得することが多い環境や業界を解説します。
PMをやらないことで得することが多い環境や業界

ここでは、PMをやらないことで得することが多い環境や業界を4つ解説します。
- スタートアップ企業
- アジャイル開発環境
- 研究開発部門
- クリエイティブ産業
それぞれ詳細にみていきましょう。
おいとま
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スタートアップ企業
スタートアップ企業ではリソースが限られている場合が多く、小規模なチームが多い傾向にあります。
さらにPMが存在せず、エンジニアがPMの役割を兼務してコミュニケーションの効率化やスケジュールの調整を行なっている場合があります。
このような環境でPMがメンバーを厳しく管理してしまうと、メンバーがやりづらさを感じて嫌われてしまう可能性があるでしょう。
エンジニアとして一緒に開発に参加した方が、プロジェクトの進行がうまくいく場合が多いです。
アジャイル開発環境
アジャイル開発では、フレキシブルなスケジュールとチーム内での密なコミュニケーションが重視され、エンジニア自身が自己のタスクを管理する必要があります。
このような環境ではプロジェクト全体の進捗が効果的に管理できているため、PMの役割は必要とされない場合があります。
逆にPMがいると邪魔になる可能性があるため、エンジニアとしてプロジェクトに参加する方が良いでしょう。
研究開発部門
研究開発部門では、技術の革新や新製品の開発に重点が置かれるため、技術力のあるエンジニアの需要が高まっています。
PMとして参加しても研究に関する技術的な知見がないと、メンバーへのフォローアップを正しくできず、信頼されなくなるでしょう。
研究に対する十分な知見があるならば、エンジニアとして専門的な知識とスキルを発揮したほうがプロジェクトに貢献できます。
クリエイティブ産業
創造性や自由な発想が求められるクリエイティブ産業では、デザインやコンテンツ制作が中心となるため、PMをやるよりもエンジニアとして活躍したほうが評価される傾向にあります。
特にデザインやコンテンツ制作に知見がないPMの場合、数字を管理するだけのPMと認識され、メンバーから信頼を得ることも難しくなります。
マネジメント中心のPMを担当するよりは、デザインやコンテンツ制作を担当するエンジニアのほうが、仕事のモチベーションを維持しやすいでしょう。
必ずしもPMが必要とされる業界や環境ばかりではない
ここまで、PMをやらないことで得することが多い環境や業界をみてきました。
PMとしての管理能力よりもエンジニアとしての技術力が求められる業界や環境では、PMをやるよりもエンジニアをやるほうが得することが多いです。
自身が今後どのようなキャリアアップを目指したいかによって、携わる業界や環境を決めると良いでしょう。
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まとめ|PMをやりたくないエンジニアはPMの役割を知らない
今回は、エンジニアがPMをやりたくないと思う理由やメリット・デメリットを解説しました。
- PMをやりたくないエンジニアは、PMの役割を知らないことが多い
- 今後エンジニアとしてプロジェクトに深く関わる人は、PMの役割を知っておいたほうが良い
- エンジニアとしてスキルを磨きたい人は、必ずしもPMになる必要はない
- PMが必要とされる業界や環境ばかりではない
PMをやりたくないエンジニアは、PMの役割を正しく理解していないことが多いです。
そのためPMの役割を正確に把握できれば、今後PMとエンジニア、どちらの道に進むべきかを適切に判断できるでしょう。
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