ネットワークエンジニアにおすすめなスキルアップできる資格を紹介!

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ネットワークエンジニアは、インターネットや企業内ネットワークの設計・構築・運用を担当するエンジニアです。 この記事ではネットワークエンジニアが資格を取得すると得られるメリットと、スキルと市場価値を高める上でおすすめの資格を紹介します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • 資格はネットワークエンジニアとしてのスキルの証明・昇給のチャンスにつながる
  • 国家資格の「ネットワークスペシャリスト試験」やグローバルで通用する「シスコ技術者認定」などの資格がおすすめ
  • 基礎知識の学習後は、ネットワーク機器を動かしながら実践的な学習を進める方法がおすすめ
CTACTA

ネットワークエンジニアが資格を取得する4つのメリット

ネットワークエンジニアが資格を取得する4つのメリットが箇条書きされた図

ネットワークエンジニアの業務をする上で、国家資格などの資格は必須ではありません。資格は無くても実務で経験を積み、ネットワークエンジニアとして活躍しているエンジニアも大勢います。

しかし、ネットワークエンジニアとしてのキャリアプランを踏まえると、資格を取得することで以下4つのメリットを得られます。

  • スキルの証明になる
  • 転職や昇進のチャンスにつながる
  • 資格手当などで給与の増加につながる
  • 継続的な学習の機会が得られる

具体的に4つのメリットを見ていきましょう。

スキルの証明になる

ネットワークエンジニアとしての資格を取得すると、客観的にスキルと知識を持っていることを証明できます。日々複雑化するIT技術の中で、ネットワークエンジニアには多くのスキルと深い専門知識が求められます。

このような状況で、特定の資格を持つことは自身が専門的な知識を持ち、その複雑な技術を理解してることの証明に繋がるでしょう。

転職や昇進のチャンスにつながる

資格を持つことは、転職市場で自身の価値を高めることにつながります。IT業界の転職市場では実務経験が基本的に重要視されます。しかし、ネットワークエンジニアとしての経験が少ない場合や、SEなどのソフトウェアのエンジニアからキャリア転向を目指している場合は資格はほかの未経験者と戦う大きな武器です。

企業の中には、ネットワークエンジニアの採用で特定の資格取得を条件にしている場合もあります。難易度の高いネットワーク資格を取得しておけば、クライアント企業からの信頼も得やすくなり、将来フリーランスなどで独立する際にも役に立ちます。

資格手当などで給与の増加につながる

一部の企業では、特定の資格に対し手当を支給しているケースもあります。このような企業で働く場合は、資格取得は給与の増加に直接つながるメリットがあります。

また、転職する際にも特定の資格を持つネットワークエンジニアは、同等の経験を持つが資格を持たないエンジニアと比較して、より高い給与を得ることが可能です。

継続的な学習の機会が得られる

資格を取得するための受験勉強は、新しいスキルを学ぶ絶好の機会です。ネットワークエンジニアの一部の資格では、定期的な更新が必要な資格があり、これにより技術の変化に対応するための継続的に学習をする機会を得られます。

ネットワークエンジニアに役立つ資格には多くの種類があり、どのような資格と難易度が適当なのか十分に調査・検討するのが重要です。

▼ネットワークエンジニアのそもそもの仕事内容などについて詳しく知りたい人はこちら

次の章では、ネットワークエンジニアにおすすめな資格を紹介します。

ネットワークエンジニアにおすすめな資格ランキング

ネットワークエンジニアにおすすめな資格ランキング6つが箇条書きされた図

ネットワークエンジニアにおすすめな資格は、ネットワーク関連の国家資格と、多くの企業に広く認知されているベンダー資格です。ネットワークエンジニア向けの資格の種類はは多くあり、難易度も初級者レベルから深い専門性を証明する上級者向けの資格までさまざまです。

ここでは、ネットワークエンジニアにおすすめな次の6つの資格をランキング形式で紹介します。

  • ネットワークスペシャリスト試験
  • シスコ技術者認定
  • LinuC(リナック)
  • LPIC(エルピック)
  • 情報処理安全確保支援士
  • 基本情報技術者試験

1位:ネットワークスペシャリスト試験

「ネットワークスペシャリスト試験」は、ネットワーク技術の幅広い知識を証明する国家資格です。多くのエンジニアや企業に広く認知され、ネットワークエンジニアとしての高いスキルを証明します。

難易度は情報処理技術者試験制度(国家資格)で区分されているレベル1〜4のうち、最高難易度のレベル4に設定されている資格です。

取得する際のハードルが高い資格ですが、その分だけ職場での評価は高まります。さらに、複雑なネットワーク環境の設計や運用能力を証明できるため、昇給や昇進の可能性にも繋がるでしょう。

受験要領

受験資格 誰でも受験可能
受験日程 年1回(4月)
出題形式 午前I:多肢選択式(四肢択一)
午前II:多肢選択式(四肢択一)
午後I:記述式
午後II:記述式
費用 7,500円
目安勉強時間 300~400時間
資格維持要件 一度取得すれば、資格は永続的に有効

参考:「ネットワークスペシャリスト試験 | 情報処理推進機構」

2位:シスコ技術者認定

「シスコ技術者認定」は、ネットワーク機器の最大手である「シスコシステムズ」の製品に関するスキルを証明するベンダー資格です。

試験は難易度ごとに分かれており、業務に必要な基本的スキルを証明する「CCNA」、プロフェッショナルレベルの「CCNP」、最も難易度が高いエキスパートレベルの「CCIE」などがあります。

シスコ技術者認定は国際的な認知度も高く、海外でもその価値は認められています。

受験要領

受験資格 誰でも受験可能
受験日程 認定試験センターまたはオンラインで随時
出題形式 出題形式は選択問題です。一部の資格ではシミュレーション問題も含まれます。CCIEに関しては、シスコ支店で8時間のラボ試験にも合格する必要があります。
費用 CCNA:39,000円
CNPC:筆記試験 44,800円 、選択試験:33,600円
CCIE:筆記試験 44,800円 、ラボ試験:約20万円
目安勉強時間 CCNA:約100〜200時間
CCNP:約200〜300時間
CCIE:約1000〜2000時間
資格維持要件 資格の有効期限は一般に3年です。その間に別のシスコの高度な認定を取得するか、リサーティフィケーション試験を受けることで資格を維持できます。

参考:「シスコ認定 | CISCO」

3位:LinuC(リナック)

「LinuC」は、クラウド時代のLinuxのネットワーク運用やサーバー管理の知識を証明する資格です。

LinuCは、Linuxの普及を目指すNPO団体の「LPI-Japan」が実施している認定試験です。試験は3段階のレベルに分かれており、レベル1はLinuxの基本的な運用能力を、レベル2はシステム管理者としての実践的なスキルを、レベル3は上級システム管理者としての高度な技術力を証明します。

Linuxは、オンプレミス・クラウド問わず多くのシステムで採用されているOSです。特に仮想マシン・コンテナ技術はクラウドを支える技術領域であり、それらの領域を試験範囲としてカバーするLinuC試験は注目を集めています。

受験要領

受験資格 誰でも受験可能
受験日程 年1回(4月)
出題形式 選択式と記述式
費用 16,500円(2023年5月現在)
目安勉強時間 レベル1:1か月~3か月程度
レベル2:3か月~半年程度
レベル3:半年~1年程度
資格維持要件 認定日から5年以内に同一レベルの認定の再取得または上位レベルの認定の取得が必要

参考:「LinuC | LPI JAPAN」

4位:LPIC(エルピック)

LPICもまたLinuxに関するスキルを証明する資格の一つです。世界150ヶ国以上で展開されている国際的にも認知度が高い資格です。試験は3つのレベルに分けられており、各レベルでの専門知識を証明できます。

Linux資格のデファクトスタンダードな資格で、ネットワークエンジニアのみならず、Linuxを利用したシステムの開発や運用に携わるエンジニアすべてにおすすめの資格です。

受験要領

受験資格 LPIC-1は誰でも受験可能です。LPIC-2以降は前のレベルの資格を取得している必要があります。
受験日程 随時(ピアソン社が提供しているテストセンターで受験)
出題形式 選択または入力よる回答
費用 15,000円(2023年5月現在)
目安勉強時間 LPIC-1:100時間程度
LPIC-2:150時間程度
LPIC-3:150時間程度
資格維持要件 資格の有効期限はないが、有意性の期限が5年に定められている

参考:「LPIC」

5位:情報処理安全確保支援士

「情報処理安全確保支援士」は、情報システムの安全性を確保するための専門的な知識と技術を証明する国家資格です。廃止された「情報セキュリティスペシャリスト」の後継資格として設置されました。

難易度は「ネットワークスペシャリスト試験」と同じ最高難易度のレベル4に設定されています。

情報処理安全確保支援士の資格維持には、1年に1回・3年に1回の講習を受講する必要があり、3年間に15万円の費用が発生するため注意が必要です。

そのため、ネットワークエンジニアを目指すなら、同じ国家資格の「ネットワークスペシャリスト試験」からの取得をおすすめします。

受験要領

受験資格 誰でも受験可能
受験日程 年2回(4月、10月)
出題形式 午前I:多肢選択式(四肢択一)
午前II:多肢選択式(四肢択一)
午後:記述式
費用 7,500円(2023年5月現在)
目安勉強時間 600時間程度
資格維持要件 1年に1回・3年に1回の講習を受講する必要があります

参考:「情報処理安全確保支援士試験 | 情報処理推進機能」

6位:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IT全般に関する基礎的な知識を問う資格です。ネットワークエンジニアをはじめとするエンジニアにとって、最初のステップとなる資格となります。

資格取得はそれほど難しくないため、ネットワークエンジニアのキャリアをスタートするための一歩としておすすめです。

受験要領

受験資格 誰でも受験可能
受験日程 随時
出題形式 科目A試験:四肢択一式
科目B試験:多肢択一の長文読解式
費用 7,500円(2023年5月現在)
目安勉強時間 200時間程度
資格維持要件 一度取得すれば、資格は永続的に有効

参考:「基本情報技術者試験 | 情報処理推進機能」

次は、ネットワークエンジニアの資格取得やキャリアアップにおすすめの勉強法を紹介します。

ネットワークエンジニアとしてキャリアアップするためにおすすめの勉強法3つ

ネットワークエンジニアとしてキャリアアップするための勉強法3つが箇条書きされた図

ネットワークエンジニアとしてのスキルを磨きキャリアアップするには、効率的で継続可能な学習方法が必要不可欠です。

ここでは、ネットワークエンジニアを目指す方々へ、効果的な勉強法を3つ紹介します。

ネットワークの基礎知識を身につける

参考書やネットを活用して、TCP/IP・OSI参照モデルなどの基礎知識を身につけることから始めます。基礎知識は、資格試験への対策だけでなく、日々の業務での問題解決や新たな技術の習得にも役立ちます。

実践的な学習をする

基礎知識だけでなく、実際にネットワーク機器の設定作業を行ってみるのもおすすめです。

しかし、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器は高額であるため気軽に購入はできません。身近に触ることができる機器がない場合は、Cisco Packet Tracerなどのネットワークシミュレーションツールなどを用いて、仮想的な環境でネットワークの動作確認をする方法もあります。

CCNAなどの資格取得に取り組む

資格取得という目標に向かって学習を進めることで、高いモチベーションで効率よく学習ができます。CCNAなどの、ネットワークエンジニアとしての基本的なスキルを証明する資格を取得すれば、組織内での評価向上や転職活動にも有利に働きます。

まとめ|資格を取得してネットワークエンジニアを目指そう

本記事を通して、以下のことが分かりました。

  • 資格はネットワークエンジニアとしてのスキルの証明になる
  • 国家資格の「ネットワークスペシャリスト試験」やグローバルで通用する「シスコ技術者認定」などの資格がおすすめ
  • 基礎知識の学習後は、ネットワーク機器を動かしながら実践的な学習をするのがおすすめ

Webアプリケーションなどを作るソフトウェアエンジニアなどとは異なり、ネットワークエンジニアの成果物はクライアントに伝わりづらい部分があります。ネットワークエンジニアの資格は、クライアントからの信頼性を高め、自身の市場価値を高め転職活動を有利にサポートします。

この記事を参考に、資格を取得してネットワークエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

CTACTA

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

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執筆者
サトシ
オープン系を中心に、SEとして長年、システム開発プロジェクトに従事。現在は要件定義・設計などの上流工程や、開発チームのプロジェクトマネジメントを担当。予算や納期などの制約があるなか、ヒアリングを重ね満足できるシステムを提供するように努めている。趣味はプログラミングで自作アプリ制作と、技術ネタをブログ発信すること。