セキュリティエンジニアの年収はどのくらい？年収アップの方法も紹介
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※当サイトは人材関連サービスを展開する株式会社エイジレスが運営しています。本ページは自社および提携先のPRを含む場合があります。
近年、企業のセキュリティ対策の強化にともないセキュリティエンジニアの需要が高まっています。そのため、セキュリティエンジニアの年収は比較的高く、1,000万円も夢ではありません。 この記事ではセキュリティエンジニアの年収・年収アップの方法・年収アップに役立つ資格を紹介します。
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- 【この記事を読んでわかること】
- セキュリティエンジニアの年収相場は654万円
- セキュリティエンジニアは売り手市場で需要が高まっている
- 資格を取得しスキルを証明することで年収アップが可能である
セキュリティエンジニアの年収相場は654万円
弊社エイジレスが大手競合サイト3社を調査したところ、セキュリティエンジニアの平均年収は654万円でした。
| 会社名 | 所在地 | 年収 |
|---|---|---|
| C社 | 大阪府大阪市北区 | 600万円 |
| D社 | 愛知県名古屋市中村区 | 550万円 |
| M社 | 神奈川県横浜市神奈川区 | 700万円 |
| N社 | 東京都千代田区 | 800万円 |
| C社 | 東京都千代田区 | 750万円 |
| S社 | 沖縄県沖縄市 | 550万円 |
| N社 | 東京都江東区 | 720万円 |
| C社 | 東京都港区 | 550万円 |
| T社 | 東京都新宿区 | 650万円 |
| E社 | 東京都港区 | 670万円 |
それでは、セキュリティエンジニアの年収は、国内全体・アメリカ・フリーランスと比較するとどうなのか解説していきます。
セキュリティエンジニアの年収相場は国内全体の平均給与の1.5倍
なお、「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、国内全体の平均給与は443万円です。このため、セキュリティエンジニアの給与は国内全体の平均給与に比べて約1.5倍と比較的高い傾向にあります。
アメリカのセキュリティエンジニアの年収は日本の約2倍
経済産業省が2016年に公表した「IT人材に関する各国比較調査」によると、日本とアメリカの年収の差は約2倍です。
そのため、アメリカにおけるセキュリティエンジニアの年収も日本の2倍であると推測されます。
| 年代 | 日本 | アメリカ |
|---|---|---|
| 20代 | 413万円 | 1,023万円 |
| 30代 | 526万円 | 1,238万円 |
| 40代 | 646万円 | 1,159万円 |
| 50代 | 754万円 | 1,041万円 |
| 全体 | 598万円 | 1,157万円 |
参考：「令和3年分 民間給与実態統計調査｜国税庁」
参考：「我が国におけるIT人材の動向｜経済産業省」
フリーランスのセキュリティエンジニアの年収は正社員の約1.5倍
弊社エイジレスが大手求人サイト3社のセキュリティエンジニアのフリーランスの案件を調査したところ、年収換算すると996万円でした。（平均月単価83万円 × 12か月）
| 案件名 | 所在地 | 月単価 |
|---|---|---|
| R社 | 東京都渋谷区 | 75万円 |
| V社 | 東京都千代田区 | 125万円 |
| 大手ドラッグストア向け | 東京都品川区 | 75万円 |
| 大手通信事業者向け | 東京都港区 | 75万円 |
| クライアント向け障害対応 | 東京都千代田区 | 70万円 |
| IT企業向けセキュリティ推進 | 東京都千代田区 | 85万円 |
| A社 | 東京都品川区 | 65万円 |
| ネットワークセキュリティプロジェクト管理業務 | 東京都千代田区 | 80万円 |
| 社内セキュリティ企画導入支援 | 東京都台東区 | 95万円 |
| セキュリティツール運用管理支援 | 東京都調布市 | 85万円 |
このため、フリーランスであれば、会社員に比べて高い年収を得られる見込みがあります。
ただし、正社員との待遇の違いなどもあるため、一概に年収が上がるとは言えないことにもご留意ください。
次では、セキュリティエンジニアが年収アップする方法を解説していきます。
セキュリティエンジニアが年収アップするには
セキュリティエンジニアは努力次第ではさらに年収アップが可能です。ここではセキュリティエンジニアが年収をアップする以下3つの方法を紹介します。
- セキュリティエンジニアのスキルを高める資格を取得する
- 高収入が期待できる企業に転職する
- フリーランスになる
セキュリティエンジニアのスキルを高める資格を取得する
セキュリティエンジニアに求められるスキルは幅広いため、スキルを証明することが難しい実情があります。しかし、資格を持っていれば、セキュリティエンジニアとしてのスキルをアピールできます。
特にセキュリティエンジニアとしてのスキルを証明するには、次の5つの資格にチャレンジするとよいでしょう。
- CompTIA Security+
- シスコ認定技術者
- 情報セキュリティマネジメント試験（SG）
- 情報処理安全確保支援士試験（SC）
- CISM（Certified Information Security Manager 日本語名：公認情報セキュリティマネージャー）
これらの資格の概要は後述の「セキュリティエンジニアの年収アップにつながる資格5選」をご覧ください。
高収入が期待できる企業に転職する
高収入が期待できる企業に転職することも年収アップにつながる有効な手段です。特に外資系企業の場合は国内企業に比べてセキュリティエンジニアの年収が高い傾向にあります。
もし年収アップを目的で転職を考えているのであれば、外資系企業やセキュリティベンダーなど、セキュリティエンジニアが優遇される企業への転職がおすすめです。
フリーランスになる
フリーランスになることも年収アップにつながる有効な手段の一つです。
上述のとおり、フリーランスのセキュリティエンジニアの年収は1,000万円前後と高い年収が期待できます。
しかし、その一方で、フリーランスの場合は案件を確保できなければ収入を得ることができないリスクがあります。企業にとって必要な人材となり、常に案件を確保できるように、セキュリティエンジニアとしてのスキルアップと自己研鑽が必要です。
フリーランスにおすすめの案件探し方法
フリーランスエージェントは、それぞれ保有している案件が異なるため、2〜3社に登録しておくと収入が途絶えるリスクを軽減できます。
迷った場合は、実績が豊富な『Tech Stock』や、年齢不問/ハイクラス案件特化の『エイジレスフリーランス』がおすすめです。
①Tech Stock
20年目の実績があるフリーランス案件紹介サイト。これまでに築いた信頼により月80万円をこえる高単価案件も多数あります。
スキルアップや税務関連のサポートなど、フリーランス向け福利厚生サービスも利用可能なため、まだどこにも登録していない人でも安心して利用できます。
【公式】https://tech-stock.com/ 
②エイジレスフリーランス
年齢不問/上流商流のハイクラス案件に特化したエージェント。
SIer・コンサル・大手SESなどの案件を多数保有しており、ユーザーからの評判が良く誠実な対応も強みです。
【公式】https://freelance.ageless.co.jp/
セキュリティエンジニアの年収が高い理由
セキュリティエンジニアの仕事内容は多岐にわたり、比較的激務な仕事です。しかし、セキュリティエンジニアの年収が高い理由は激務というだけではありません。その理由を解説します。
セキュリティエンジニアの需要が高まっている
インターネットの発展、そしてそれに伴う各種サービスの拡大に伴う企業のIT化の進展により、サイバー攻撃を受けるリスクが高まっています。また、サイバー攻撃も増えており、企業はシステムの安全性を確保することが急務です。
そして、サイバー攻撃はただ増加しているだけではありません。サイバー攻撃の手口も複雑かつ巧妙化しているのです。具体的には不正アクセス・データ改ざん・情報漏洩・ランサムウェアによる金銭搾取などです。
たとえば、札幌日本大学中学校は2023年7月5日、学園中学校・高等学校の学内サーバーがランサムウェアに感染した可能性があると発表しました。
また、世界最大の貨幣処理機メーカーであるグローリー株式会社は2023年7月5日にグループ内のサーバーへの不正アクセスがあったと発表しました。
2023年7月5日だけでもランサムウェアによる感染や不正アクセスなどの被害の発表が行われています。
このような情況のもと、企業のセキュリティ対策を担うセキュリティエンジニアの確保が急務となっており、それにともないセキュリティエンジニアの需要が高まっています。
参考：「札幌日本大学学園・中学高校がランサムウェア感染か、生徒情報流出の可能性も｜札幌日本大学中学校・高等学校」
参考：「当社グループのサーバへの不正アクセス発生について｜グローリー株式会社」
セキュリティエンジニアには高い専門性が必要
セキュリティエンジニアの仕事内容には「企業のセキュリティ戦略の策定」「セキュリティに配慮したシステム設計・構築」などがあります。そして、これらに対応するためには以下の知識とスキルを持つ高い専門性が必要です。
- 情報セキュリティマネジメント
- ウイルスの特性
- サイバー攻撃や不正アクセスの手口
- 法令・規格
しかし、これらの知識や対応できるスキルを持ったセキュリティエンジニアはなかなかいません。そのため、これらのスキルを持つセキュリティエンジニアの年収は高い傾向にあります。
セキュリティエンジニアは市場拡大に伴う売り手市場
「令和4年版 情報通信白書」によると、2020年のセキュリティ市場の規模は530億ドル（5兆6,591億円）、そして2021年は前年比16.8%増の602億ドル（6兆6,072億円）になると予測されています。
| 年 | 市場規模（億ドル） |
|---|---|
| 2017 | 336 |
| 2018 | 366 |
| 2019 | 482 |
| 2020 | 530 |
| 2021 | 602（予測値） |
（総務省「情報通信白書 第2部 情報通信分野の現状と課題」より）
このようにセキュリティ市場は拡大傾向です。特にサイバー攻撃は複雑化しており、企業はサイバー攻撃からシステムの安全性を確保するために、今後もセキュリティ市場の拡大が見込まれます。
しかし、その一方でセキュリティエンジニアの数が不足している状態です。このため、セキュリティエンジニアの年収は高い傾向にあります。
とはいえ、年収を高めるためにはスキルアップが必要です。次にセキュリティエンジニアの年収アップに役立つ資格を5つ紹介します。
セキュリティエンジニアの年収アップに役立つ資格5選
セキュリティエンジニアとしてのスキルをアピールするには資格の取得が有効です。ここではセキュリティエンジニアの年収アップに役立つ資格を5つ紹介します。
CompTIA Security+
CompTIA Security+はCompTIA社が実施するセキュリティエンジニアとしての知識やスキルを証明できる資格です。国際的に認知度が高く、米国国防総省ではセキュリティを担う人材の取得が必須となっています。
CompTIA Security+の出題範囲はセットワークセキュリティ・脅威と脆弱性・アクセスコントロール・認証・暗号化などで、これらの知識を幅広く習得する必要があります。
参考：「CompTIA Security+｜CompTIA」
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定はネットワーク機器ベンダーであるシスコ社がネットワークやセキュリティに関する知識やスキルを認定するベンダー資格です。
試験は難易度別に分かれており、テクノロジー・エントリー・アソシエイト・プロフェッショナル・エキスパートの5つで試験が実施されています。以下はシスコ技術者認定の中でセキュリティに関する資格です。
- CyberOps Associate
- CyberOps Professional
- CCNP Security
- CCIE Security
情報セキュリティマネジメント試験（SG）
情報セキュリティマネジメント試験（SG）は国家試験である「情報処理技術者試験」の1つです。
情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善といった一連の流れの中で、さまざまな脅威から情報システムを守り、セキュリティ確保に必要な知識やスキルを認定します。
情報セキュリティマネジメント試験は情報処理技術者試験のスキルレベル2に分類されており、合格率も50〜70%と比較的チャレンジしやすい試験です。企業の評価も高い資格なので、セキュリティエンジニアになりたい人はチャレンジするとよいでしょう。
参考：「情報セキュリティマネジメント試験（SG）｜独立行政法人 情報処理推進機構」
情報処理安全確保支援士試験（SC）
情報処理安全確保支援士試験（SC）は先述の情報セキュリティマネジメント試験（SG）と同じ国家試験である「情報処理技術者試験」の1つです。2016年の情報処理の促進に関する法律の改正にともない新設されました。
サイバーセキュリティのリスクを分析・評価し、組織・事業・情報システムの安全性を確保するセキュリティエンジニアや技術・管理の両面から経営層に助言や提言をするセキュリティコンサルタントの育成を目的とした試験です。
情報セキュリティマネジメント試験（SG）より上位に位置づけられているため、難しい試験です。このため、まずは情報セキュリティマネジメント試験に合格し、その上で挑戦するとよいでしょう。
参考：「情報処理安全確保支援士試験（SC）｜独立行政法人 情報処理推進機構」
CISM（Certified Information Security Manager）
CISM（Certified Information Security Manager 日本語名：公認情報セキュリティマネージャー）は情報セキュリティの管理や運用に関する知識やスキルを認証する国際的な資格として認知されています。
情報セキュリティ管理者を対象としており、認定には情報セキュリティマネジメントに関する実務経験が5年以上必要です。ただし実務経験が問われるのは、CISM合格後に認定を申請するときであり、CISM受験の際には実務経験なしでも受験できます。
参考：「CISM（Certified Information Security Manager）｜ISACA」
まとめ｜セキュリティエンジニアで年収1000万円以上も夢じゃない
- セキュリティエンジニアの平均年収は589万円
- セキュリティエンジニアは売り手市場で需要は高まっている
- 資格を取得しスキルを証明することで年収アップも可能である
サイバー攻撃や情報漏洩に対する対策など、セキュリティエンジニアの需要が高まっています。そのため、セキュリティエンジニアの年収は他の職種のエンジニアに比べて高い傾向にあり、年収1,000万円超えも夢ではありません。
その一方でセキュリティエンジニアが年収1,000万円を達成するためには、資格の取得などでスキルを証明し、セキュリティエンジニアとしての実績を積み重ねることが必要です。
このようにセキュリティエンジニアは高収入も期待できる職種なので、セキュリティエンジニアになりたいと考えている人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか？エイジレスフリーランスでは「年齢不問のみの取り扱い」をコンセプトにし、専任のエージェントがフリーランス向けの年齢不問の直請け案件を多く紹介しています。
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転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです！
- 大手：業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
- 特化型：希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう
さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。
大手転職エージェント
≫リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
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≫社内SE転職ナビ
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社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
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≫ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/
≫エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80％が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp
