フリーランスの職務経歴書で重要なポイントを解説|用途やサンプルも

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フリーランスは、案件受注の際などに職務経歴書の提出を求められることがあります。職務経歴書は印象や評価に影響を与えるため、フリーランスにとっても重要です。この記事では、フリーランスの職務経歴書で重要なポイントや用途、一部サンプルを紹介します。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • 職務経歴書は経験やスキルの証明となる
  • フリーランスは就職活動・案件の受注・フリーランスエージェントサービスへの登録時に職務経歴書を利用する
  • 職務要約・職務経歴・自己PRはわかりやすくまとめる

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職務経歴書は経験やスキルの証明となる応募書類

職務経歴書を手に持っている様子

職務経歴書では、自身の経験やスキルを証明できます。どのような仕事を受注し納品してきたのか、携わった業務内容や経験、または所有する資格などをアピールできる応募書類です。

WebエンジニアやWebライター、イラストレーターなど、フリーランスの職種はさまざまです。また、フリーランスとして各職種で携わってきた経験はもちろん、それ以外の職務経験を持つ人もいるでしょう。経験してきた職務を詳しく記載することによって、クライアントや企業などの受け手が即戦力となる人物かを判断しやすくなります。

特にフリーランスの場合は、履歴書よりも職務経歴書を注視する傾向があります。業務委託契約を交わして単発で案件を受注することもあるためです。こうした案件への対応の可否を判断するためにも利用されるので、職務経歴書の正しい書き方を覚えておくといいでしょう。

職務経歴書と履歴書は目的が異なる

職務経歴書が即戦力となる能力、履歴書では記載者の人柄や特性をアピールします。

履歴書の記載項目には職歴のほか氏名・生年月日・学歴などが設けられており、どの地域で育ちどのような教育課程を経験してきたのか、記載者の「人となり」を把握できます。クライアントがフリーランスに依頼する際など、適正を見極めるための重要な書類です。

業務委託の単発案件では、職務経歴書を注視する傾向があるものの、継続案件においては履歴書も重要です。職務経歴書と履歴書では目的が異なることを理解したうえ、アピールする部分を差別化し、責任感や信頼性を伝えられるように作成しましょう。次の項目では、フリーランスが職務経歴書を利用する用途を解説します。

案件受注時などフリーランスが職務経歴書を利用する3つの用途

職務経歴書の用途3つが箇条書きされた図

職務経歴書の用途は、おもに次の3つです。

  1. 就職活動
  2. 案件受注・業務委託の契約締結
  3. フリーランスエージェントサービスへの登録

それぞれ解説します。

1.就職活動

フリーランスが職務経歴書を利用する用途の1つは、就職活動時です。フリーランスをやめて企業に就職する、またはフリーランスを続けながら企業に就職するなど、さまざまなケースがあります。副業や兼業が推進される今、職務経歴書を作成するスキルは重要だといえます。

専門の業界に特化したフリーランスは、同業界または類似した業界・職種に就職しやすいでしょう。他業界に挑戦する場合には、共通するスキルを証明できれば採用される可能性もあります。就職活動の成功には、職務経歴書を書くスキルが重要です。

転職時には職務経歴書と履歴書をあわせて提出する

転職時には、職務経歴書と履歴書をあわせて提出して採用者にアピールしましょう。企業が応募者を判断する際、即戦力となるスキルの有無だけでなく、企業理念やコンプライアンスへの適性などを注視します。こうした適性を判断するには、職務経歴書と履歴書が必要です。

提出する際は、記載方法の違いにも注意しましょう。履歴書では記載項目が定型化されている場合が多い一方、職務経歴書は履歴書ほど定型化されていません。基本の雛形はあるものの、職歴など記載項目も重複する部分もあります。履歴書には要点をシンプルにまとめ、職務経歴書には詳しい内容を記載します。書式が自由な場合は受け手が見やすい、または印象に残るように工夫して記載するのも1つのアピール手段です。

2.案件受注・業務委託の契約締結

案件の受注時、および業務委託契約の締結時に職務経歴書が必要になる場合もあります。クライアントが依頼する際、提出した職務経歴書をもとにフリーランスを書類選考することもあるためです。職務経歴書に記載されている経験をもとに、スキルのレベルや得意分野を見極めて、業務に対応できるかを判断します。

フリーランスとして安定した活動を続けるためには、案件の受注は必須です。効率的に案件を取得するためにも質の高い履歴書を作成しましょう。

3.フリーランスエージェントサービスへの登録

フリーランスエージェントサービスへの登録時は、職務経歴書と履歴書を提出します。フリーランスエージェントサービスとは、フリーランスの案件取得を、営業から契約締結までを代行してくれるサービスです。企業が求める人材と、フリーランスが希望する条件をマッチングする仲介役を担います。

フリーランスエージェントサービスが取り扱う案件で割合が高いのは、エンジニアやITコンサルタント、PMなどIT系に特化したものです。営業が苦手なフリーランスはフリーランスエージェントの活用によって、スムーズに案件を取得できるうえ、事業の根幹となるコア業務に集中できます。

エイジレスフリーランスでは、エンジニアやIT系に特化した業務委託案件を豊富に取り扱っています。中には、実績になるような大規模なシステム開発などに関わる案件もあり、これまでの経験を活かして働けます。ぜひ1度ご相談してみてください。

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次は、フリーランスにおける職務経歴書の書き方を解説します。

フリーランスの職務経歴書で押さえておきたい3つのポイント

職務経歴書で抑えておきたいポイント・職務要約・職務経歴・自己PR

職務経歴書は、A4で2枚に収まるように作成するのが一般的です。また、提出先企業の職務に合致した能力を示す必要があります。ここでは、フリーランスが職務経歴書を記載する際に押さえておきたいポイントを3つ解説します。

  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 自己PR

職務要約

職務経歴書の冒頭には職務要約を記載します。職務要約とは、職務経歴の要点をまとめた内容のことです。社会人として初めて携わった仕事から現在に至るまでをわかりやすくまとめましょう。

フリーランスとして活動してきた業界・携わったプロジェクト・成果・これから成し遂げたいことなどを記載し、受け手に好印象を与えることが重要です。職務要約は、職務経歴書ではじめに目を通す項目であり、ここで興味をもってもらえると以降の項目もすべて読み通してもらえる可能性が高まります。提出先のニーズを明確に把握して、それぞれに合う内容を記載しましょう。

職務要約のサンプル

株式会社〇〇に入社後、約△年間、WebデザイナーとしてコーポレートサイトやECサイトなどのUIデザイン・イラスト制作を担当。おもにHTML・CSSのコーディングやキャンペーンLP制作に従事しました。2000年3月に株式会社〇〇を退職後、2000年4月に個人事業主として〇〇を開業。建築資材商社のWebメディア立ち上げなど5つのメディアに携わった経験があります。おもにデザイン提案やWebディレクションを行い、Web集客売上〇〇アップに貢献。デザインによる企業の課題解決を意識して業務に取り組んでいます。

職務経歴

職務経歴には、職務に携わった期間や所属部署・役職・職務内容・実績などを詳しく記載します。携わった仕事についてわかりやすいように「2000年3月~2005年4月」のように月単位で記載し、プロジェクトや業務の名称もあわせて書きましょう。続けて、プロジェクトの規模がわかるように予算や期間、ポジションなども書いておくとわかりやすいです。

実績は、携わった職務におけるわかりやすい成績を記載します。たとえば、作成したWebサイトのPV数やCV数など、職務経歴書の提出先と関連する実績を記載しましょう。

また、企業での勤務経験がある場合は企業名や資本金などコーポレートサイトに記載されている企業概要のほか、就業時の雇用形態・在籍期間などを記載します。各項目は箇条書きを活用するなど、工夫して作成しましょう。

職務経歴のサンプル

〇〇年〇月~現在 株式会社〇〇正社員として勤務
事業内容 Webメディア制作・運営およびマーケティング事業
資本金 〇〇円(〇〇年〇月)
売上高 〇〇円(〇〇年〇月)
従業員数 〇〇人 
上場 未上場
〇〇年〇月~現在
・食品メーカーのコーポレートサイト制作
担当業務:サイトデザイン・UIデザイン
プロジェクト概要 株式会社〇〇(サイトURL)
案件規模:約〇〇円
作成してからしばらく管理されておらず、
新しい商品やサービスも更新されていませんでした。
新商品や定番商品などを盛り込み、
サイト全体を以前よりやわらかい印象にリニューアルしました。
意図・目的 情報が更新されておらず、サイト自体も古い印象だったため、
新商品を記載し、気風を新しくしたい。
業務内容・取り組み 新商品のイラストを掲載してビジュアルでインパクトを与えた。
成果・実績 問い合わせ件数が約〇〇増えた。
使用ツール Adobe Photoshop・Adobe Illustrator

自己PR

自己PRも職務経歴と同様、相手が知りたいことを伝えるのが重要です。フロントエンジニアとしてのスキルが求められる仕事なら、HTMLやCSSでのコーディングはもちろん、JavaScriptやPHPなどの言語スキルの証明となるエピソードを盛り込みます。加えて、所有するスキルによってどのように貢献できるのかをPRすると熱意や仕事内容への理解度が伝わるでしょう。

また、企業やクライアントの名前を出せると強いPRとなります。大規模なプロジェクトや大手企業の案件であればなおさらです。ただし、業務委託案件では秘密保持で、会社名などが明かせない場合もあるため、公表できる範囲でわかりやすく記載しましょう。

企業やクライアントが求めているのは、あくまで即戦力となるスキルです。自分がPRしたい内容では相手に伝わらない可能性があります。スキルの棚卸しを行ったうえ、的を得たPRを記載します。

次の項目は、混同しがちな志望動機と自己PRの書き分けについてです。

志望動機と自己PRは書き分ける

バインダーに挟んだ職務経歴書を提出している様子

職務経歴書には、志望動機と自己PRの項目が別々に設けられている場合があります。志望動機にはその仕事を志望した理由やきっかけを、自己PRにはその仕事に活かせる自分の強みを記載しましょう。

たとえば志望動機では、「プロジェクトに携わった3年以上のプログラマー経験によってノウハウを取得できたため、プロジェクトリーダーとして挑戦したくなった」というきっかけや意気込みを伝えます。そのうえで、これまで培ったノウハウをどのように活かせるのか、自己PRにつながるといいでしょう。

まとめ

  • 職務経歴書は経験やスキルの証明となる
  • フリーランスは就職活動・案件の受注・フリーランスエージェントサービスへの登録時に職務経歴書を利用する
  • 職務要約・職務経歴・自己PRはわかりやすくまとめる

フリーランスにとって職務経歴書は、案件の獲得を左右する重要な応募書類です。職務要約・職務経歴・自己PRをわかりやすくまとめることによって案件を取得しやすくなるでしょう。

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執筆者
エイジレスメディア編集部
エイジレス社会の専門誌として、すべての人が何歳でも豊かな暮らしを紡げるよう有益な情報を発信していきます。主に、エイジレスなビジョンを体現している人物や組織へのインタビュー記事を執筆しています。