ネットワンシステムズの平均年収は766万円｜役職別年収や評判も解説

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ネットワンシステムズは日本の独立系システムインテグレーターです。

独立系システムインテグレーターの中でも平均年収が高い、ネットワンシステムズの年収についてこの記事では解説していきます。

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本記事の要約

下記は本記事の要約になります

ネットワンシステムズの年収は？

ネットワンシステムズのIR情報を確認すると、2023年度の平均年収は722万円、平均年齢は39.8歳となっています。

年度	平均年収（万円）	平均年齢（歳）
2023年3月期	766	39.7
2022年3月期	870	39.7
2021年3月期	826	39.7
2020年3月期	837	40.0
2019年3月期	780	39.8

ネットワンシステムズの役職別年収は？

ネットワンシステムズの役職年収は下表のとおりです。

役職	年次	年収レンジ
A職	1～2年目	400～500
J職	3～8年目	500～700
S職	8～15年目	700～900
E職 （課長・部長クラス）	15年目以降 （評価によって前後）	1,000～

ネットワンシステムズの新卒年収は？

ネットワンシステムズの新卒募集要項より、新卒年収は以下のとおりです。

日本人全体の新卒平均年収が約220～270万程度であることを踏まえると、高水準なのがわかります。

最終学歴	月給（万円）	想定年収（万円）
修士卒	27.5	330
学士・高度専門士・専門・高専卒	26.0	312

ネットワンシステムズの中途入社時の年収は？

同社中途採用の募集要項を確認すると、月給の下限が新卒同程度、上限が+10～15万前後のようです。

シンプルに12ヶ月で換算すると、経験・スキルが豊富な人材であれば100万以上の年収増加が期待できます。

募集ポジションや勤務地によっても差異は出ますが、キャリア経験が豊富で企業側の求めるスキルを十分に備えている人は応募してみるといいでしょう。

次にネットワンシステムズの企業概要を見ていきます。

ネットワンシステムズの企業概要

ネットワンシステムズは、大手民間企業・公共機関・通信事業者などに向けて、情報通信ネットワーク基盤や機器、データセンターでのクラウド基盤およびサイバーセキュリティシステム等を提供している企業です。

また、グループ企業であるネットワンパートナーズを主幹として大手企業との協業を行い、ソリューション販売～運用保守までを提供するサービスも手がけています。

ネットワンシステムズの会社概要

社名	ネットワンシステムズ株式会社
英語名	Net One Systems Co., Ltd.
代表者名	竹下 隆史
資本金	122億79百万円
本社所在地	東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー
事業所	北海道支店、東北支店、つくばオフィス、中部支社、中部支社、豊田オフィス、北陸オフィス、関西支社、高松オフィス、中国支店、九州支店、沖縄オフィス、刈谷サテライトオフィス、松山サテライトオフィス、テクニカルセンター品質管理センター、西日本品質管理センター

ネットワンシステムズの事業概要

主要事業(22年度(IRより引用))	売上（百万円）
エンタープライズ事業	49,457
通信事業者事業	49,005
パブリック事業	61,684
パートナー事業	46,357

ネットワンシステムズは大きく4つのセグメントで事業を展開しており、以下の形式で市場を分類しながら事業を展開しています。

事業セグメント	顧客と事業概要
エンタープライズ事業	顧客：製造業（自動車・電機等）、非製造業（運輸・サービス等）、金融、外資 大規模ICTシステムやIoTによる時間やコストの削減
通信事業者事業	顧客：固定通信・移動体通信事業者 固定・移動体通信事業者向けにビジネスを展開しています。 インフラとしてのネットワーク基盤や、ネットワークにかかわるサービスを提供しているお客様と共に社会基盤の整備を行っています。
パブリック事業	顧客：中央省庁・自治体、文教及び社会インフラを提供している企業 パブリック市場では、官公庁・自治体、文教、社会インフラを提供している企業（ケーブルテレビ、電力等）向けにビジネスを展開しています。 全国に整備された情報通信インフラの活用、学内情報基盤の整備、さらには官民共同事業への技術支援を行っています。
パートナー事業	パートナー事業（主幹：ネットワンパートナーズ株式会社）では、新規市場開拓を図るため、直接販売はせず再販ビジネスモデルを原型にパートナー企業との協働事業により、新たな付加価値ソリューションを展開しています。 新たな顧客獲得に向け、当社グループ内のリソースとパートナー企業が得意とするシステムソリューションを融合させ、より広範囲な市場に進出します。

ネットワンシステムズの概要をお伝えしました。次は平均年収を見てみましょう。

ネットワンシステムズの平均年収

次に、ネットワンシステムズの平均年収を、会社全体と役職ごとにみていきます。

ネットワンシステムズの会社全体での平均年収

ネットワンシステムズの会社全体での平均年収は、同社の有価証券報告書にて公開されています。

年度	平均年収（万円）	平均年齢（歳）
2023年3月期	766	39.7
2022年3月期	870	39.7
2021年3月期	826	39.7
2020年3月期	837	40.0
2019年3月期	780	39.8

有価証券報告書によれば、2023年3月期の平均年収は766万円で、平均年齢が39.7歳です。

国税庁の調査結果である「令和4年分　民間給与実態統計調査」によると、一般的な労働者の平均年収が458万円であることから、ネットワンシステムズの平均年収は非常に高い水準と言えます。

ネットワンシステムズの役職とグレード別年収

ネットワンシステムズでの役職とグレード別年収を以下の表にまとめました。

役職	年次	年収レンジ
A職	1～2年目	400～500
J職	3～8年目	500～700
S職	8～15年目	700～900
E職 （課長・部長クラス）	15年目以降 （評価によって前後）	1,000～

ネットワンシステムズでは、「A職」「J職」「S職」「E職（課長・部長クラス）」という順番で昇進していきます。

一番の下位職である「A職」でも年収は「400～500万円」と非常に高水準です。

「S職」になると年収は「700～900万円」の値に達し、これは、ネットワンシステムズでの平均年収と同等です。

「E職」は部長等を含む管理職で平均年収が1000万円以上となっています。

ただし誰でも昇進できるわけではなく、上司からの推薦などが必要となり、「E職」へ昇進できるのは全体の約4割程度となっています。

それではネットワンシステムズの評価制度や昇格・賞与はどのようになっているのか、次で見ていきましょう。

ネットワンシステムズの評価制度と昇格・賞与

ネットワンシステムズの役職とグレード別年収では、一般職の上位職である「S職」にまでなると、ネットワンシステムズの平均年収に達することがわかりました。

ネットワンシステムズでは、「A職」「J職」「S職」「E職（課長・部長クラス）」という順番で昇進していきますが、どのような評価制度なのでしょうか。

ネットワンシステムズのボーナスは、年に2回支給されます。

期初に立てた目標の達成度合いを半期ごとに上長と評価面談で確認し「S・A・B・C・D・E」の相対評価をもって評価されます。

E職は管理職であるため相対評価だけでは昇格できません。相対評価とは別に、上長からの推薦などが必要となります。

では、ネットワンシステムズの転職や新卒就職難易度はどのくらなのでしょうか。次で解説します。

ネットワンシステムズの転職・新卒就職難易度

ネットワンシステムズの新卒入社難易度

ネットワンシステムズの、過去3年間の採用人数の目安は以下のとおりです。

年度	採用人数（人）
2023	78
2022	90
2021	106

また、2023年度のネットワンシステムズの従業員数は、2,548人となっています。

総社員数100人に対し、採用人数のうちの新卒が3名であるとすると、同じ比率で計算した場合のネットワンシステムズの新卒採用数は75名程度となります。

この数値を一般的な採用人数だとすれば、2023年度の採用人数が66人であることから、ネットワンシステムズの新卒入社の難易度は標準レベルといえるでしょう。

ネットワンシステムズの中途入社難易度

ネットワンシステムズの中途採用者数は、以下のとおりです。

採用年度	中途採用者数（人）
2021	146
2020	168
2019	104

これらのデータをもとに、中途採用比率を算出したところ、以下のような結果となりました。

採用年度	中途採用比率（%）
2021	73.3
2020	56.5
2019	47.1

中途採用比率は30%を超えると難易度が低く、下回れば難易度が高い傾向にあります。

いずれの年度も40%を超えていることから、数字から見るネットワンシステムズの中途採用難易度は低めです。

中途採用者数が年々増加していることから、近年は採用に積極的であることもうかがえます。

「中途採用者が周りに多く、馴染みやすい環境」という口コミもあるので、希望の職種と年収にマッチする募集があれば、転職先の候補に加えて検討してみるのもいいでしょう。

ネットワンシステムズの転職難易度は上記の通りですが、あなたがネットワンシステムズだけでなく、類似企業や上流商流の企業にどれくらいの可能性で転職できるか気になりませんか？

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次では年収偏差値（競合比較）を見ていきます。

ネットワンシステムズの年収偏差値(競合比較)

ネットワンシステムズの年収偏差値を確認していきます。

ここでは、日本人の平均年収と競合他社の平均年収を比較対象とし、独自ツールを用いてネットワンシステムズの年収偏差値を算出しました。

日本人の平均年収と競合他社は、以下の基準で選定しています。

• 「賃金構造基本統計調査」をベースとした日本成人の平均年収（男女・年齢問わない）
• 競合他社は事業セグメントの類似度が高い企業

結果、ネットワンシステムズの年収偏差値は、国民の平均年収と比較した場合は70、競合他社と比較した場合は50と算出されました。

国民全体の一般労働者よりは高年収である一方、競合他社と比較した場合は標準レベルのようです。

企業名	ネットワンシステムズ	大塚商会	JBCCホールディングス	リンクレア	TIS
年収	766	843	769	743	714

ネットワンシステムズの年収偏差値は、競合他社と比べると、平均的であることがわかりました。

では、新卒の年収はどのようになっているのかを次で解説します。

ネットワンシステムズの新卒の年収

ネットワンシステムズの新卒の月給と、年2回のボーナスや残業代などを含めずに、年12回働いたとする年収を算出して一覧表にしました。

最終学歴	月給（万円）	想定年収（万円）
修士卒	27.5	330
学士・高度専門士・専門・高専卒	26.0	312

算出した結果の年収は、修士卒で330万円で、それ以外でも312万円となります。

厚生労働省の「令和４年賃金構造基本統計調査」によると、新卒の平均年収は高専卒で約210万円、学部卒で約230万円、院卒で約270万円です。

この数値から、ネットワンシステムズの新卒の年収は、一般的な新卒の年収と比べて高水準であることがわかります。

また、この数値に残業代や賞与などが付加されるため、想定年収はさらに高額となるでしょう。

それでは福利厚生はどのようになっているのかを見ていきましょう。

ネットワンシステムズの福利厚生

ネットワンシステムズの新卒年収は、修士卒で330万円と、一般的な新卒の年収と比べて高水準であることがわかりました。

ここでは、ネットワンシステムズの公式の情報を参考に、ネットワンシステムズの福利厚生を以下の一覧にまとめてみました。

項目	詳細
各種制度	企業年金基金、育児介護短時間勤務制度、社員持株会奨励金、財形貯蓄 総合福祉団体定期保険、バースデイギフト、職場懇親会補助（年4回）、同好会活動補助、保養施設および各種福利厚生（ITS･JJK）ほか
保険	雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険
休日休暇	完全週休2日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、年次有給休暇、慶弔休暇、看護休暇、ワクチン接種休暇　ほか
諸手当	資格取得、通勤手当、時間外勤務、通勤手当、ワークライフバランス手当、BYOD補助金　ほか
住環境	住宅融資制度、借上社宅（勤務先最寄駅までの公共交通機関を使用した通勤時間が1.5時間以上であれば、入寮可能）
健康促進	健康推進室（産業医常駐）、健康診断/人間ドック、マッサージルーム、24時間相談窓口(健康・医療・メンタルヘルスなど)、全国保養所・旅行・スポーツイベント・アミューズメント施設などの利用補助
コミュニケーション	Family Day、フットサル大会

財形貯蓄や保養施設などのほかに、資格取得にも補助が出るのは、メリットでしょう。

借上社宅もあるため、上京してネットワンシステムズに就職や転職する人も安心して会社に勤めることができます。

健康促進では、マッサージルームの利用やさまざまな施設の利用補助があるため、プライベートも充実させることができるでしょう。

ネットワンシステムズの評判｜やばい？潰れる？激務？

ここでは、各口コミサイトでのネットワンズシステムの評判を、以下の一覧表にまとめました。

企業名	ライトハウス	openwork	転職会議	indeed
ネットワンシステムズの評判	3.3/5	3.4/5	3.5/5	3.4/5
CTCテクノロジーの評判	3.6/5	4.0/5	3.6/5	3.5/5
富士通ネットワークソリューションズの評判	3.4/5	3.4/5	3.3/5	3.5/5

ネットワンシステムズに転職するには？採用フローや面接対策

ネットワンシステムズに転職するためのポイントは、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、ネットワンシステムズへ転職するための採用フローや面接対策を以下の項目に分けて、解説します。

• 採用フロー
• 面接対策

それぞれみていきましょう。

採用フロー

ネットワンシステムズの採用フローは新卒と中途採用で異なります。

新卒の場合の採用フローは以下のとおりです。

• 1次選考　➡　2次選考　➡　3次選考　➡　最終選考

WEB適性検査とWEB履歴書による1次選考から始まり、2次選考ではグループディスカッションが行われます。

3次選考の面接を通過すると最終選考ですが、ネットワンシステムズの最終選考では、面接に加えて3分程度のプレゼンテーションが必須です。

2022年度採用時のテーマは「企業理念を体現するために、入社後に挑戦したいこと」でした。

テーマは事前に与えられるので、何度か練習して慣れておくなど、事前準備を入念に行う必要があるでしょう。

中途採用の場合は以下のフローとなります。

• 書類選考　➡　1次面接　➡　適性試験受検　➡　二次面接

選考はすべてオンラインで実施され、技術職の場合、1次面接後の適性試験でITスキルテストの受験もあわせて必要です。

場合によっては3次面接が行われることもあり、応募から内定までは3週間～4週間のようです。

面接対策

ネットワンシステムズでは、英語力が必要となる場合があります。

とくに、外資系企業担当・マーケティング担当・技術職全般では英語が必要とされているため、注意が必要です。

ほかには「なぜネットワンシステムズに転職したいのか」を明確化するために、他社も研究するようにしましょう。

ネットワンシステムズの面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜネットワンシステムズなのか」というものがあります。

この質問をとおして面接官が知りたいのは、自身がやりたいことを当社で実現させることが可能なのか、ということだけではありません。

「なぜネットワンシステムズに転職したいのか」という質問から、「本当に当社のことを理解しているか」ということも知りたいのです。

ネットワンシステムズのことを理解するためには、競合となりやすい企業の他社研究も怠らないことが重要です。

他社研究では、以下のような企業を調べておくと良いでしょう。

• 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
• ユニアデックス株式会社

転職がうまくいくかいかないかは、個人のスキルももちろんありますが、それだけではなく、面接や書類の書き方などテクニック的な部分も大きく影響します。

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まとめ｜ネットワンシステムズの平均年収は766万円で経営も安定している

今回は、ネットワンシステムズの会社概要などをみてきて、以下のことがわかりました。

• ネットワンシステムズは、日本有数のシステムインテグレーターである 
• ネットワンシステムズの平均年収は766万円で平均年齢は39.7歳 
• 福利厚生でマッサージルームの利用ができるため快適な仕事ができる 
• ネットワンシステムズは安定した経営をおこなっているため倒産の心配はない 

ネットワンシステムズは、日本有数のシステムインテグレーターです。

ネットワンシステムズの平均年収は766万円で、一般的な労働者の平均年収よりも高水準です。

ネットワンシステムズには「やばい」「潰れる」などの口コミがありますが、安定した経営をおこなっているため決してそのようなことはありません。

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おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです！

• 大手：業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
• 特化型：希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

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