Goエンジニアの仕事内容とは?年収相場や転職事情について解説
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Goとは、Googleが開発したオープンソースのプログラミング言語です。特にシンプルなコードと高いパフォーマンス性が魅力で、国内外でGo言語を用いた開発が広がっている需要も高い注目の分野です。
本記事では、Goエンジニアの仕事内容や収入・転職事情を紹介しているので、Goエンジニアとしての今後のキャリアを考える参考にしてください。
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- 【この記事を読んでわかること】
- Goは、短くシンプルなコードで高いパフォーマンス性があり、国内でも人気が出始めている言語
- Goエンジニアの正社員の年収相場は約627万円と高い
- Go言語は並列処理・並行処理ができるため、大規模で複雑な開発案件も多い
Goエンジニアの仕事を知る
Goエンジニアへの転職を考える上で、その仕事を詳しく理解することはとても重要です。
こちらでは、以下の観点でGoエンジニアについて解説しています。解説を元に、Goエンジニアに関する理解を深めましょう。
- Webエンジニア内でのGoエンジニアの立ち位置
- Goエンジニアの役割と業務範囲
- Goエンジニアに求められるスキル
それぞれ詳しく解説します。
Webエンジニア内でのGoエンジニアの立ち位置
GoエンジニアはWebエンジニア内において、主にWebアプリケーションやクラウドアプリケーションの開発に携わるエンジニアです。
使用するGo言語は、TIOBEプログラミング言語ランキングによると、Go言語は全世界のプログラミング言語の中で10位の人気があり、今後も発展が見込まれます。
こちらでは、GoエンジニアのWebエンジニア内での立ち位置を理解するために、Goエンジニアの特徴や、仕事の流れについて解説していきます。
参考:TIOBE|TIOBE Index for March 2023
Goエンジニアとは
Goエンジニアとは、Googleが開発したオープンソースのプログラミング言語であるGo言語を用いて、主にサーバーサイド開発やソフトウェア開発を行うエンジニアです。
Go言語は、2009年のリリースと比較的にも歴史の浅いプログラミング言語です。コードが簡潔に記述できることが特徴で、Googleをはじめとした、世界の多くの企業でも利用が広がっています。
WindowsやMacOS、Linuxと主要なOSだけでなくスマートフォン用OSにも対応しています。並列処理への適正や高い拡張性がプログラムの処理速度を高めてくれるため、Goエンジニアは大手からベンチャーまでの幅広いIT企業で人気です。
Goエンジニアの仕事の流れ
Goエンジニアの基本的な仕事の流れとして以下のようなフローが考えられます。
- 要件定義
- 設計
- システム開発
- テスト
- リリース
- 運用・保守
Goエンジニアは、まず顧客のニーズや問題をヒアリングし要件定義書を作成します。要件定義書は、顧客との要件すり合わせを何度も行い、クライアントと開発者側での認識のずれを修正していくため、コミュニケーションスキルが必要です。
次に要件定義書を基にシステムやアーキテクチャの詳細な設計書を作成し、システム開発を進めます。システム開発を行う際にはチームでの開発が一般的なため、チーム全体の進捗などを意識した開発が必要です。
システム構築が完了するとテストを行い、バグなどの修正を行います。コードレビューやバグに注意して、開発したシステムの品質を保つことでGoエンジニアとしての評価もあがりやすいです。
テストが完了して品質が担保された状態になれば、開発完了となりリリースされます。Goエンジニアはシステムのリリース後にも、開発したシステムの運用・保守作業が必要です。
Goエンジニアの役割と業務範囲
Goエンジニアは、Googleが開発したオープンソースのプログラミング言語であるGo言語を用いてサーバーサイド開発やソフトウェア開発を中心に行います。具体的な役割や業務範囲として以下があげられます。
- Web開発
- 業務システム開発
- マイクロサービスアーキテクチャの開発
- クラウドコンピューティングの開発
- パフォーマンスが求められるシステムの開発
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Web開発
Goエンジニアの主な役割としてWeb開発、特にWebアプリケーション開発があげられます。Go言語には、GinやEcho、RevelなどWebアプリケーション開発に便利なフレームワークが多く存在しており、手軽にアプリケーション開発が行えることがポイントです。
またGo言語はPCの主要OSだけでなく、AndroidやIOSなどのスマートフォン用OSにも対応しているため、PC、スマホ問わずさまざまなWeb開発案件が求人サイト等に掲載されています。
業務システム開発
Goエンジニアは、業務システム開発も業務範囲に含まれます。Go言語は実行速度の速さや並行処理への強さ、拡張性の高さなど汎用性が高い言語です。
言語としてC言語に近いですが、C言語で問題視されていたメモリの安全性がGo言語では考慮されており、エラーが発生しやすい「ポイント演算」機能がないため、メモリの安全性の高さも魅力です。システムのバージョンアップ対応もシンプルな言語の特性から安定して行えます。
他の言語と比較しても開発に利用しやすく安全性も高いため、さまざまな会社で業務システム開発に利用されています。
マイクロサービスアーキテクチャの開発
Goエンジニアは、マイクロサービスアーキテクチャの開発も行います。マイクロサービスアーキテクチャとは、複数の小さなサービスを組み合わせて構成されるアプリケーション構造のことをさします。
マイクロサービスアーキテクチャは、小さいサービスを複数組み合わせる特性上、小さなサービス1つ1つが軽量であることが重要です。また、マイクロサービスアーキテクチャは小さなサービスそれぞれを同時に動作させる必要があります。
Go言語は、少ないコードで開発ができることから各サービスの軽量化に適しており、また実行速度の速さや並列処理への強さがマイクロサービスアーキテクチャ開発との親和性が高いです。そのため、Goエンジニアの案件や求人にはマイクロサービスアーキテクチャの開発案件も含まれています。
クラウドコンピューティングの開発
Goエンジニアは、クラウドコンピューティングの開発にも広く携わります。クラウドコンピューティングとは、データやソフトウェアをネットワーク経由で提供するサービスです。一般的にはクラウドサービスと称されており、昨今では、業務システムをクラウドコンピューティングサービスを利用して開発する企業も多くなってきています。
Go言語は、クラウドコンピューティング開発を念頭に置いて作成された背景もあり、クラウドコンピューティングでの開発に最適です。そのため、クラウドコンピューティングの開発需要が高まっています。
パフォーマンスが求められるシステムの開発
Goエンジニアは、パフォーマンスが求められるシステムの開発も役割の1つです。パフォーマンスが求められるシステムでは、高い処理速度や安全性などのパフォーマンスが求められる場合があります。Go言語は並行処理と分散処理に特化しており、高い安全性と簡潔なコードで開発できる特性上、パフォーマンスを求められる複雑なシステム開発に適していることが特徴です。そのためGoエンジニアの案件では、複雑なパフォーマンスを要件として求められるケースが少なくありません。
Goエンジニアに求められるスキル
こちらでは、Goエンジニアに求められるスキルとして、以下の4つのスキルについて紹介していきます。
- Go言語(golang)のプログラミングスキル
- その他Webサイト、Webアプリケーション開発スキル
- OSやデータベースの知識
- コミュニケーション能力
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Go言語(golang)のプログラミングスキル
Goエンジニアには、Go言語のプログラミングスキルが求められます。Go言語は、シンプルで短いコードでの開発ができるため、比較的習得しやすい言語です。ただシステム開発をする際には、Go言語の基本構文やデータ型、制御構造などの基礎知識だけでなく、ライブラリやフレームワークの知識が必要になります。
特にフレームワークは、Go言語の作業効率の向上やチーム開発時のコードの統一性の保持、バグの減少とメリットが多いです。案件によっては特定のフレームワークが使えることが求められる場合があるため、Goエンジニアとして活躍したい人は、Go言語の基礎知識だけでなくライブラリやフレームワークなどのスキルも磨くとよいでしょう。
その他Webサイト、Webアプリケーション開発スキル
Goエンジニアは、案件によってはGo言語以外のWebサイト、Webアプリケーション開発スキルを求められる場合があります。求められる開発スキルの例として、フロントエンド開発で利用されるHTML、CSS、Javascriptやクラウド開発で利用されるGo Cloudなどの開発ツールの利用方法などです。
その他にも、サーバー開発で使用されるPHPやRuby、Pythonなど案件によって求められる言語が変わります。Go言語以外のプログラミング言語開発スキルをみにつけておくことでより高単価の案件を受注することもできます。
OSやデータベースの知識
Goエンジニアには、OSやデータベースの知識も求められます。Go言語は前述の通り、PCの主要OSやスマートフォン用OSに対応した開発が可能です。各OSに合わせた開発を行う必要があるため、OSの知識が求められます。
またGoエンジニアはサーバーサイド開発やソフトウェア開発においてデータベースの操作が求められます。具体的には、GoとMySQLの操作を行うことや、リレーショナルデータベース、テーブルの設計などへの理解が必要です。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力はGoエンジニアに限らず、ほとんどの職業で求められるスキルです。エンジニアにはコミュニケーション能力は必要ないと考える人も少なくありません。しかしGoエンジニアの開発プロセスでは、要件定義するために顧客とのコミュニケーションは必須です。またチームで開発することも多いためGoエンジニアにはコミュニケーション能力が必要不可欠と言えるでしょう。
Goエンジニアの気になる収入事情
Goエンジニアへ転職を考える際に、収入事情を理解することは重要です。正社員やフリーランス、未経験者の収入相場を理解して、今後の転職先を選ぶ際の基準にしましょう。また収入事情を理解することで、Goエンジニアになった後のロードマップを考える際にもより現実的に考えることができます。
こちらではrailsエンジニアの収入事情として、正社員、フリーランス、未経験の収入相場を紹介していきます。
正社員Goエンジニアの年収相場は約627万円
正社員のrailsエンジニアの年収相場は、パーソルキャリアが運営する求人要件作成支援サービス「HR forecaster」の2022年発表の「【保存版バンドブック】スキル年収マップ:ITエンジニア編」にて、プログラミング言語別年収ランキングで7位の約627万円(2023年3月現在)となっています。比較的高い平均年収ですが、個人のキャリアやスキル、資格なども年収に大きく影響します。
案件によってはGo以外のプログラミング言語などが求められたり、フレームワークが指定されたりするため、Goエンジニアとして収入アップを目指す場合は、スキルや実績を積むことが必要です。
参考:HR forecaster|【保存版バンドブック】スキル年収マップ:ITエンジニア編
フリーランスGoエンジニアの月収相場は約78.4万円
フリーランスGoエンジニアの月収相場は、フリーランスエンジニア向け求人・案件サイトのフリーランススタートによると2023年3月時点で78.4万円となっています。こちらはフリーランス案件の月額平均単価となるため、フリーランスGoエンジニア案件は高めに設定されている案件が多いことが分かります。
また、フリーランスGoエンジニアの場合、案件の単価によっては高額なものもあるため、月収相場以上の収入も可能です。フリーランススタートではフリーランスGoエンジニアで最高単価200万円の案件もあります。案件単価によっても大きく変動しますが、上手く案件受注ができると正社員Goエンジニアよりも高い年収を稼ぐことが可能です。
未経験のGoエンジニアの年収相場は約400万円から500万円
未経験でGoエンジニアになる場合、年収相場は、正社員やフリーランスの相場から推測して350万円から450万円程度です。就職先や、転職前の実績、地域などによっても年収が前後します。
前述の正社員や、フリーランスの年収相場と比較しても半分ほどの金額ですが、経験をつみ実績を積んだり、独学やスクールなどでスキルを身につけることで年収アップは可能です。未経験からrailsエンジニアを目指す場合は、スキルや実績を積んで自身の市場価値を高めるようにしましょう。
Goエンジニアとしての収入水準を知るためには
Goエンジニアとしての収入水準を知る方法はいくつかあります。比較的実践に移しやすいのが、求人情報や転職サイトのGoエンジニアの平均収入を確認することです。
その他にも、プロフェッショナルサービスや人材紹介会社の専門のコンサルタントのサービスを活用すると、自分にあった仕事を紹介してくれるだけでなく、収入水準に関してもアドバイスをくれます。一般には公表していない収入水準もこれらのサービスを活用すれば知ることが可能です。
弊社サービス「エイジレスフリーランス」では収入水準の相談も受け付けています。 エイジレスフリーランスは、年齢不問の求人のみを扱い、キャリアコンサルタントが一人ひとりの経験やスキルに合わせて企業・案件を紹介するサービスです。
Goエンジニアのキャリアを考える
Goエンジニアになった場合のキャリアについて考えることは、Goエンジニアになるべきか決めるうえで重要な要素の1つです。Goエンジニアのキャリアとしてどんな働き方があるのか、キャリアアップの手段、技術の磨き方、転職ノウハウについて紹介していきます。
Goエンジニアの多様な働き方
Goエンジニアは、企業に就職して会社員として働く方法と、フリーランスGoエンジニアとして働く方法の2つに大きく分けられます。会社員のGoエンジニアは、自社や出向先顧客企業でフルタイムで働く場合が多いです。また、昨今は働き方改革の影響で、リモートワークが取り入れられている場合があります。
フリーランスGoエンジニアの場合は、クラウドソーシングサービスやエージェントサービスを利用して案件を受注することが多いため、基本的にリモートワークが中心ですが、場合によっては出社もあります。働き方改革で多様な働き方が推奨されており、中には副業が解禁された企業もあるため、自分がどんな働き方をしたいか考えることが重要です。
Goエンジニアがキャリアアップする手段
キャリアアップのために、Goエンジニアを選択した人は少なくないでしょう。こちらでは、Goエンジニアになった後のキャリアアップする手段について紹介していきます。
Goエンジニアからのキャリアアップ先として「プロジェクトマネージャー」、「スペシャリスト」、「マルチエンジニア」などがあげられます。Goエンジニアがキャリアアップするための主な手段は以下の通りです。
- GO言語(golang)関連資格を取得する
- マネジメントスキルを磨く
- その他プログラミング言語を学習する
それぞれ詳しく解説します。
Go言語(golang)関連資格を取得する
Goエンジニアがキャリアアップする上で、目に見える実績として提示しやすいのがGo言語(golang)関連資格を取得することです。Go言語(golang)関連資格として「Google Cloud Certified – Professional Cloud Developer」があります。
Google Cloud Platformでの開発を対象とした資格で、GO言語を含む複数のプログラミング言語の知識が必要な資格です。オンラインで受験ができるため日本国内で資格を取得することができます。
Go言語に特化した資格は、現在ありません。ただし将来的に作られる可能性もあるため、その際には取得しておくことでGoエンジニアとしての市場価値を高めることができるでしょう。
マネジメントスキルを磨く
Goエンジニアがキャリアアップする上で、マネジメントスキルを磨くことはとても重要です。Go言語の開発では、チームでの開発が少なくありません。Go言語は、シンプルで短いコードがかけるため、チームでコードの統一性を保持しやすいですが、開発を進めるうえでコードの統一性をマネジメントすることが必要です。
またマネジメントスキルを磨くことでチーム全体の進捗を把握し、開発を進めるためにスケジュールを立てることができます。そのため特に開発チームをけん引するプロジェクトマネージャーを目指す場合は必須のスキルです。
その他プログラミング言語を学習する
Go言語の開発では、開発するシステムの外観開発のためのHTMLやCSS、JavaScriptなどの知識が必要になります。またデータベースを扱うためのMySQLなども使えると案件の幅が広がります。 その他のプログラミング言語に関しても、今後Goエンジニアとしての市場価値を上げたり、マルチエンジニアを目指したりする場合に役に立つため学習しておくと良いでしょう。
未経験のGoエンジニアが技術を磨く方法
短くシンプルなコードで回春ができるGoですが、未経験から始める場合、ある程度の習熟度が必要です。またGoにはさまざまなフレームワークやライブラリが提供されているため、それらの知識も重要です。未経験から案件を取得するためにも、Goエンジニアとしての技術を磨く必要があります。
未経験のGoエンジニアが技術を磨く方法として以下の方法があげられます。
- 本で学習する
- 学習サイトを利用
- サンプルプログラムの模写
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本で学習する
技術書などは、プロのエンジニアが監修のもと、体系的にGo言語の知識をまとめられています。そのため情報の信憑性が高いことがメリットです。ただし、本で学習する場合は、内容やレベルにばらつきがあるため、自分に合った本を選ぶ必要があります。
またGo言語は定期的にバージョンアップされており、その内容次第で、今のバージョンに合わない内容になることがあります。本で学習する場合は直近でアップデート予定がないか確認しましょう。
学習サイトを利用
学習サイトはGo言語の基礎的な部分を勉強するのに適しており、無料で利用できることがポイントです。有名な学習サイトとしては、Go公式サイトに用意されたオンラインチュートリアルである「Go Tour」、Go言語の公式サイトでドキュメントやリファレンスが掲載された「Golang.org」があげられます。基礎的なものだけでなく、定期的なバージョンアップの情報も提供してくれるためおすすめです。
その他にもさまざまなGo言語学習サイトがあるため、自分に合ったサイトを見つけてGo言語の技術を磨きましょう。
参考:Go Tour
参考:Golang.org
サンプルプログラムの模写
サンプルプログラムの模写をすることで、Go言語の実践的な学習が可能になります。座学だけでなく実務レベルでの実践経験を積むことができ、プログラミングの開発手順についても理解できます。サンプルプログラムは本や学習サイトなどから活用でき、体感的にGo言語の使い方を学ぶことができるため、勉強後にサンプルプログラムの模写をしてみるのもおすすめです。
Goエンジニアの転職ノウハウ
Goエンジニアに転職する際に、何から始めるべきか悩む人は少なくありません。こちらではGoエンジニアに転職する際のノウハウについて紹介していきます。
ポートフォリオを作成することは、Goエンジニアの転職ノウハウの1つです。ポートフォリオはその人のエンジニアとしてのスキルや経験をアピールするためのもので、必須ではありませんが即戦力を求める転職市場において重要です。Goエンジニアの場合は、Goのフレームワークやライブラリを用いて開発することが多いため、フレームワークやライブラリを活用したポートフォリオを作成しておくと有利に働くでしょう。
ただし、ポートフォリオはスキルや経験をアピールする特性上、その出来次第で逆に不利に働く可能性があります。ポートフォリオがない場合や、ポートフォリオが古くて自信がない場合は、時間をかけてでも作成することがおすすめです。
転職サービスへの登録を行うことも転職ノウハウの1つです。転職サービスに登録すると条件にあった求人を探せるほか、登録情報から、その人にあった求人情報を提案してくれます。そのためさまざまな求人情報を見ることができ、自分にあった職場を探しやすいです。
Goエンジニアの求人や案件
Goエンジニアへの転職を考える場合、どんな企業が求人を出しているのか、どんなプロジェクトがあるのかについて理解することも重要です。またフリーランスGoエンジニアを目指す場合の業務委託案件の探し方を理解する必要があります。
こちらではGoエンジニアを求める企業やGo言語が使われる開発プロジェクト、業務委託案件の探し方について紹介していきます。
Goエンジニアを求める企業
Goエンジニアは、主にWebサービス開発やクラウドサービス開発に携わるエンジニアです。Go言語の開発元であるGoogleを始めとして、AmazonやUberなどのIT企業や、Go言語は短くシンプルなコードで開発ができることから、スタートアップ企業でも求められます。
昨今ではセキュリティ重視のために金融企業の大規模システム開発やゲーム企業のオンラインゲームのサーバー開発などでもGo言語が利用されます。
Go言語(golang)が使われる開発プロジェクト
こちらでは、Go言語が実際に使われる開発プロジェクトの一例を紹介していきます。Go言語を用いた開発プロジェクトとして人気なのが、アプリケーション開発です。Go言語はPCだけでなくスマートフォンのOSにも対応しているため、Webアプリケーションやスマートフォンアプリの開発に活用できます。
またGo言語は、高速で効率的なプログラミングが可能です。大規模なアプリケーションにも対応しており、並列処理や並行処理も可能なため、サーバー開発プロジェクトにも利用されています。
その他にもクラウドサービスの開発でGo言語が使用されており、近年需要が高まっている分野です。
Goエンジニアが業務委託案件を見つける方法
業務委託案件は企業と雇用契約を結ばずに行う案件のため、個人事業主(フリーランス)扱いになることが特徴です。Goエンジニアがフリーランスの案件を見つける方法には主に以下のような方法があります。
- フリーランスエージェントを利用
- クラウドソーシングの利用
こちらではGoエンジニアが業務委託(フリーランス)案件を見つける方法について紹介していきます。
フリーランスエージェントを利用
フリーランスエージェントはフリーランスが対象の案件の紹介から契約交渉まで行うサービスです。エンジニア向けのフリーランスエージェントサービスはさまざまなプログラミング言語の案件を持ち、担当エージェントが希望の案件を紹介してくれます。
フリーランスの場合自分で営業を行い案件を受注する必要がありますが、フリーランスエージェントに自分が提供できるスキルや経験を登録することで、案件の獲得を任せることができます。
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クラウドソーシングの利用
Goエンジニアの業務委託案件を受注できるクラウドソーシングサービスの代表的なものとして、クラウドワークスやランサーズがあげられます。クラウドソーシングサービスで受注できる案件には未経験でも可能なものが多いため、Goエンジニアに転向を目指している人はクラウドソーシングで案件を受注して実績を作ることがおすすめです。
Goエンジニアの将来性
Go言語はGoogleによって開発されたプログラミング言語として、そのシンプルなコードと高い処理速度によってWeb開発の分野で人気の開発手法です。またプログラミング言語としての需要も高まっており、特に昨今はクラウドサービス分野での需要が高いです。
Go言語は、プログラミング言語としてスピーディーな開発ができるので、開発工数を削減できます。そのため、スタートアップ企業やベンチャー企業などでも人気が高く、案件や求人が出されています。大規模アプリケーション開発での需要も高く、今後はGoエンジニアの需要が高まっていくことでしょう。
今からGoエンジニアを目指すべき?
Goエンジニアは将来性が高く、国内でも需要が高まっている分野で、今からGoエンジニアを目指すことは非常に有益です。前述の通り、Goエンジニアはプログラミング言語別年収ランキングで7位と他のプログラミング言語エンジニアと比較しても高い年収を誇ります。
また、Go言語自体は短くシンプルなコードで開発ができるようになっており、比較的習得しやすい言語と言えます。国内ではGo言語自体まだあまり広まっていませんが、海外の大手企業なども利用を始めているため、今からGoエンジニアを目指しておくことで、今後Go言語開発がより活発になった際に役立つでしょう。
まとめ
本記事ではGoエンジニアの年収や仕事内容・転職事情について解説してきました。Go言語は短くシンプルなコードで開発でき、処理速度が速いという特徴をもち、Webアプリケーション開発やサーバー開発などで活用されています。プログラミング別の年収ランキングも上昇傾向にあり、国内でもGo言語を利用した開発案件が増えていくことが推測されます。
そのためGoエンジニアへの転職を考えている人は、今からGo言語の知識やスキルを磨いて実践経験を積み重ねていきましょう。